JP3001853B2 - ねじり振動ダンパを有するロックアップクラッチ - Google Patents

ねじり振動ダンパを有するロックアップクラッチ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概
念に記載のロックアップクラッチ(Ueberbrueckungskupp
lung)に関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ特許出願公開第4135631号
明細書により、軸線方向に偏位可能なピストンを有する
トルクコンバータにおけるロックアップクラッチが知ら
れている。当該ピストンによって、トルクコンバータの
駆動側からその従動側へのトルク伝達が作り出され得
る。このピストンは、ねじり振動ダンパ(Torsionsschwi
ngungsdaempfer)の入力部と連結されている。ねじり振
動ダンパの出力部は、トルクコンバータのタービンホイ
ールに固定されている。その際、ねじり振動ダンパの入
力部が、当該入力部と出力部との間で効力のあるアキュ
ムレータ(力蓄積器、Kraftspeicher)のためのカバー
エレメントとして設けられており、且つ当該アキュムレ
ータの受容のためにねじり振動ダンパの出力部側の側部
が開いている。当該アキュムレータは、当該カバープレ
ート内で、半径方向において二つの半径方向支持部の間
で、且つこれらの半径方向支持部を互いに連結している
軸方向支持部によって軸方向にピストンに向けられた運
動に対して保護可能である。当該カバーエレメントの開
いた側部の側のアキュムレータ領域は、ねじり振動ダン
パの出力部によって軸方向に固定され得る。その際、こ
の部材は、予め定められた深さで、当該カバーエレメン
トの半径方向支持部の間に侵入する。
【0003】外側の半径方向支持部は、分けて引き出さ
れて(herausgeteilt)アキュムレータの方へ曲げられた
ブラケット(Lasche)の形でのコントロールエレメント(A
nsteuerelemente)を有する。それに対して、内側の支持
部は、ピストンにカバーエレメントを固定するために用
いられる部分から曲げて引き出されているブラケットに
よって形成されている。同一の部分からアキュムレータ
のための別のコントロールエレメントが曲げて引き出さ
れている。
【0004】ロックアップクラッチに付属しているその
ように構成されたねじり振動ダンパは、ピストンとター
ビンホイールとの間で半径方向外側の領域で自由になる
軸方向の構造空間を最適に利用する。しかしながら、外
側の半径方向支持部からコントロールエレメントを分け
て引き出すために、これは、アキュムレータによって伝
達される、遠心力により引き起こされる有効な半径方向
力に十分に対抗可能であるために十分にしっかりしてい
ない。それゆえに、カバーエレメントの外側の半径方向
支持部の可塑的な変形を考慮にいれる必要がある。この
理由から、ピストンにその周囲領域に形成されたカラー
部が外側の半径方向支持部を包み込む。ただし、それに
よって、アキュムレータがさらに半径方向内側へよる。
このことは、望ましくない。なぜならば、半径方向最外
側領域にそれを配置する場合にだけ、非常に大きなトル
クが伝達され得る、あるいは望ましい減衰特性を調達す
るようにアキュムレータがロングストローク(langhubi
g)に構成され得るからである。
【0005】ねじり振動ダンパの入力側の部材及び出力
側の部材におけるコントロールエレメントは、自由にな
る空間をなおさらに制限する必要がないように、アキュ
ムレータがその全幅でではなく、領域的にだけ付勢され
得るように短く保たれている。対応するアキュムレータ
箇所における並びにコントロールエレメントにおける面
圧力(Flaechenpressung)は相応に高い。それゆえ、早す
ぎる損耗が予想され得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ロックアッ
プクラッチにおけるねじり振動ダンパを、コンパクトな
軸方向の構造方式且つ所定の高いトルク伝達性の場合に
快適な減衰挙動が同時にわずかな損耗の危険で保証され
ているように構成することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明によ
り、請求項1に記載の構成により解決される。
【0008】
【発明の実施の形態】外側の半径方向支持部の周方向に
中断のない構成によって、これが遠心力により引き起こ
されてアキュムレータを介して導入される半径方向力に
対して高い変形抵抗をもつことが達成される。それによ
って、ピストンの周囲におけるカラー部による補強ある
いはその上さらに補助がこの半径方向支持部のために必
要ない。その結果、アキュムレータの配置が半径方向外
側へ極めて遠くに可能である。特にアキュムレータを収
容するカバーエレメントがねじり振動ダンパの出力部と
して効力があり、それゆえタービンホイールに配置され
ているときに可能である。このことは、ロックアップク
ラッチのピストンが安定性の理由からたいていの場合周
囲領域にすでに述べたカラー部を有し、それによってカ
バーエレメントがこのカラー部の半径方向領域にまで外
側へ移され得るので有利である。以下では、同時に高い
モーメント伝達能力(トルク伝達性能)をもつ相応にロ
ングストロークのアキュムレータである。このような構
成では、もちろん、カバーエレメントに係合しアキュム
レータを別の端部で付勢する部材が、例えばハブディス
クとして構成されており、ねじり振動ダンパの入力側の
部材として効力があり、それゆえピストンに固定されて
いる。
【0009】半径方向支持部が周方向に中断なく延びて
いることに基づいて、アキュムレータのコントロール(A
nsteuerung)のために次のようなコントロールエレメン
トが有利である。すなわち、当該コントロールエレメン
トは、要求に応じて、カバーエレメントの開いた側部か
ら出発して、半径方向支持部を互いに連結する軸方向支
持部の方へ延びており、その際、一方でカバーエレメン
ト内に深く突き出ている突出部(当該突出部のところで
は、付設されたアキュムレータがその全体の広がり幅に
沿ってコントロールエレメントの接触領域でそれに接触
する)を備えているように、しかし他方ではアキュムレ
ータを介してカバーエレメントと協働するねじり振動ダ
ンパの別の部材が係合する箇所にまで侵入することを回
避するように量定されている。つまり、これによって一
方では、アキュムレータが大きな面でコントロールエレ
メントによって付勢され得ることが達成され、その結果
一方ではこれとアキュムレータの対応配置された端部と
の間で相対的に小さい面圧力だけが支配し、それゆえに
損耗現象が比較的わずかである。しかし他方ではコント
ロールエレメントにおける突出部のこの非常に大きい構
成にもかかわらず、ねじり振動ダンパの別の部材が係合
する領域があけておかれ、その結果この部材も少なくと
もアキュムレータの直径に相当する深さでカバーエレメ
ント内へ係合し、それゆえに同様にアキュムレータを大
きな面で付勢し得る。従って、この措置によって、この
部材とアキュムレータとの間でも面圧力がわずかであ
り、それによって損耗がわずかである。
【0010】コントロールエレメントの、このように大
きく構成されてカバーエレメント内へ係合している突出
部は、要求に応じていろいろな方法で実現され得る。従
って、例えば半径方向支持部に比べて突き出ているブラ
ケットが軸方向支持部の方へ曲げることによってカバー
エレメント内へパタンと入り得る(hineinklappbar)。そ
の結果、これらのブラケットが曲げられている箇所に、
コントロールエレメントの横断面狭小部(横断面が狭く
なった部分)が生じる。その際、この横断面狭小部は、
周方向においてこれらの横断面狭小部のそれぞれ二つの
間に配置されているアキュムレータの付勢のために適当
である。これらのブラケットは、半径方向支持部に沿っ
て延在するために、それに従ってアキュムレータの対応
して配置された全領域を付勢できるように、好ましくは
十分に長い必要がある。しかし他方では、ブラケットが
軸方向支持部の領域に本質的でない程度にしか突出しな
いように、ブラケットの大きさが制限されている必要が
あるだろう。その結果、カバーエレメントに係合するね
じり振動ダンパの別の部材は、軸方向支持部にぴったり
まで広がり可能であり、それに従ってアキュムレータの
対応して配置された領域もその全幅にわたって付勢可能
である。
【0011】その代わりに、要求に応じてカバーエレメ
ントの開いた側部からその中へ押し込み可能であり、且
つねじり振動ダンパの別の部材の延在方向に位置する側
で当該別の部材のための自由位置(Freistellung)を有す
るコントロールエレメントが考え得る。当該自由位置
は、カバーエレメントの軸方向支持部の空所に係合す
る。従って、これらのコントロールエレメントは、周囲
の長さに関して部分的にその横断面を狭めるために、且
つそれによってアキュムレータについての付勢可能性を
与えるために付加的な部材としてカバーエレメント内に
挿入される。それによって、前に述べたブラケットの場
合とは異なって、これらのコントロールエレメントは、
好ましくは、それらの両方のコントロール領域の結合箇
所をもつ一体的なエレメントである。この結合箇所は、
ねじり振動ダンパの別の部材がカバーエレメント内へ侵
入する邪魔をするだろう。そのために、それぞれのコン
トロールエレメントが、少なくとも別の部材が係合すべ
き領域に自由位置を有する。当該自由位置は、コントロ
ールエレメントにおける材料が、侵入する別の部材に対
するこの材料の距離が拡大される方向に押しのけられる
という形で、例えば深絞り(Tiefziehen)によって製造さ
れ得る。カバーエレメントの対応する空所内へ押しのけ
られ得るならば、押出し(Materialverdraengung)が特に
有利である。その結果、これによって同時にカバーエレ
メントにおけるコントロールエレメントの固定が行われ
得る。複数のコントロールエレメントの一様な配置、特
にこの場合には一様な侵入深度が、挿入深度の制限のた
めのストッパーを用いてもたらされる。このストッパー
は、好ましくは、カバーエレメントの自由端でその開い
た側部に支持される曲げ部(折り曲げ部)によって形成
される。同時にこれらのストッパーが周方向における各
コントロールエレメントの互いの連結部として用いられ
る。当該ストッパーは、このためにリングとして延在す
る。当該リングには、コントロールエレメントが周方向
に互いに対して予め定められた距離を有して設けられて
いる。ただし、各コントロールエレメントの互いの結合
は、全く同様に別の箇所で、例えば自由位置の相応のデ
ィメンジョニングの場合に、当該自由位置によって行わ
れ得る。
【0012】コントロールエレメントをカバーエレメン
ト内に組み込むことの別の可能性は、後者の軸方向制限
部に空所が設けられていることにある。当該空所は、コ
ントロールエレメントの突出部の貫通のために用いられ
る。したがって、最後に述べたものの場合には、コント
ロールエレメントが、カバーエレメントのそれ自体で閉
じた側部から組み込まれる。その結果、コントロールエ
レメントによってねじり振動ダンパの別の部材について
の侵入深度が限定されないことは、完全に明らかであ
る。それに対して、突出部によってカバーエレメントに
おける貫通横断面が限定され、それによってすでに述べ
たように、アキュムレータのためのコントロール面(Ans
teuerflaeche)が形成される。その際、突出部は、要求
に応じて、有利にはカバーエレメントのそれぞれ付設さ
れた半径方向支持部にほぼ平行に延在する。コントロー
ルエレメントは、カバーエレメントに固定されていてよ
く、例えば溶接点によって物質拘束的に固定されていて
もよいし、また外力拘束的にあるいは形状拘束的に固定
されていてもよい。しかし、全く同様に、コントロール
エレメントとカバーエレメントとの間の相対運動を許す
ことも考えうる。ただしその際、互いに対してのこの相
対運動は、相応のストッパーによって距離に関して制限
されている必要がある。ロックアップクラッチの作動の
際に作用する力の影響で、常に両方のエレメントの間の
最適な相対位置が生じる。
【0013】カバーエレメントの特に簡単な構成では、
すでに述べたように、周方向に中断なしでなければなら
ない外側の半径方向支持部がリングとして形成されてお
り、その内径にコントロールエレメントが設けられてい
る。その際、これらのコントロールエレメントに突出部
が内側の半径方向支持部の形成のために形成されてい
る。後者は、実際的に半径方向内側に向かって遠心力で
引き起こされる力が作用しないので、問題ない。
【0014】タービンホイールにねじり振動ダンパを固
定するために、カバーエレメントにかあるいはコントロ
ールエレメントに、タービンホイールの方へ曲げられ且
つこれに固定されるブラケット形状の一体成形部(Anfor
mungen)あるいは支持部が設けられている。カバーエレ
メントの開いた側部から組み込まれるコントロールエレ
メントを有する構成では、この一体成形部あるいは支持
部は好ましくはカバーエレメントに形成されていること
は明らかである。その際、それに、ねじり振動ダンパの
出力側の部材としての機能が由来する。逆に、カバーエ
レメントの同一の機能の場合に、軸方向支持部のタービ
ンホイール側から貫いて係合するコントロールエレメン
トを有する構成の場合には、当該コントロールエレメン
トへの一体成形部あるいは支持部の取り付けが有利であ
る。
【0015】ねじり振動ダンパの有利な特性曲線推移の
ために、剛性の異なる複数のアキュムレータを使用する
ことが有利である。共同でねじり振動ダンパの一つの弾
性体セットを形成するこれらのアキュムレータの間に
は、要求に応じて中間エレメントが接続されている。当
該中間エレメントは、アキュムレータを大きな面で付勢
することによって、アキュムレータがコントロールエレ
メントに対してあるいはねじり振動ダンパの別の部材に
対して間隔をおいてもわずかな面圧力で負荷をかけられ
ることを引き起こす。そのような中間エレメントとして
は、例えば、アキュムレータに中心合わせされたシリン
ダーを考え得る。また、それぞれ二つのアキュムレータ
の間に設けられた球も考え得る。アキュムレータの延在
領域において遠心力に依存した摩擦が望ましいならば、
これらの中間エレメントが外側の半径方向支持部と摩擦
結合状態にされてもよい。それに対して、摩擦欠乏の要
求の際には、これらの中間エレメントは好ましくはその
外径においてアキュムレータより大きくなく形成され
る。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面をもとにして
詳細に説明する。図1には、ハイドロダイナミック・ト
ルクコンバータ(流体力学的なトルクコンバータ)の、
コンバータケーシング1から不図示の出力シャフトへの
トルクの伝達のためのロックアップクラッチ(Ueberbrue
ckungskupplung)15が設けられている領域が抜き出さ
れて描かれている。トルクコンバータは、従来技術によ
り、例えばドイツ特許出願公開第4423640号明細
書により周知であるので、以下では、トルクコンバータ
を全体として集中的に述べることはしない。
【0017】図1に示すトルクコンバータは、その中心
軸線114の領域にシャフトエンド(Wellenstumpf)2を
有する。当該シャフトエンドによって、トルクコンバー
タが、例えば内燃機関のクランクシャフトのような不図
示の駆動装置と回転結合状態にされ得る。シャフトエン
ド2は、溶接結合によってコンバータケーシング1と回
転固定に(相対回転しないように)結合させられてい
る。当該コンバータケーシングは、半径方向外側へ向か
って広がっており、且つ従動側でインペラー(Pumpenra
d)3を受け入れる。当該インペラーは、タービンホイー
ル5及びステーター(Leitrad)7と共同して、流体力学
的なコンバータサーキットを形成する。タービンホイー
ル5は、リベット締め部8によってタービンハブ部10
と結合している。当該タービンハブ部は、不図示の出力
シャフトとの回転固定結合のために内歯部(内部ギア
部)12を有する。
【0018】タービンハブ部には、軸方向に移動可能に
並びに回転可能にロックアップクラッチ15のピストン
14が配設されている。当該ピストンは、半径方向外側
領域に摩擦ライニング17を担持している。当該摩擦ラ
イニングを介して、コンバータケーシング1に接触した
状態でトルクがピストン14へ伝えられ得る。当該ピス
トンは、その周囲領域に軸方向の補強のためにねじり振
動ダンパ22の方へ軸方向に広がっているカラー部18
を有する。
【0019】ねじり振動ダンパ22は、図2に抜き出し
て拡大して示されている。それは、リベット締め部20
によってピストン14に固定されたハブディスク26の
形で入力側の部材24を有し、並びに半径方向の一体成
形部32を介してタービンホイール5に固定されている
カバーエレメント30の形で出力側の部材28を有す
る。カバーエレメントは、互いに対して半径方向のずれ
をもって配置されてほぼ軸方向に広がっている半径方向
支持部38、40と、半径方向においてそれらの間に配
置されたアキュムレータ36とを有する。その際、外側
の半径方向支持部が符号38を、内側の半径方向支持部
が符号40を付されている。両方の半径方向支持部38
及び40は、それらのタービンホイール5側の端部で、
U字形の横断面を持つ軸方向支持部44によって互いに
連結されている。すでに言及した一体成形部32は、内
側の半径方向支持部40から分かれて引き出されてお
り、タービンホイール5の方への湾曲に従ってこれと溶
接されている。
【0020】半径方向支持部38及び40は、それらの
それぞれアキュムレータ36側の側部にアキュムレータ
36のためのコントロールエレメント34を有する。そ
の際、これらのコントロールエレメントは、カバーエレ
メントの開いた側部42を形成して且つピストン14の
方へ向けられている半径方向支持部の自由端76、78
から出発して突出部46、48が半径方向支持部38、
40にほぼ平行に延在することによって形成される。そ
の際、それらは、軸方向において軸方向支持部44にぴ
ったりまで達している。これらの突出部46、48は、
カバーエレメント30にてさしあたって半径方向支持部
38、40の自由端76、78に比べてピストン14の
方へ張り出しているブラケット(Laschen)が曲げ過程
によってほぼ180°変形させられ、その際、カバーエ
レメント30内における図2に示された位置を占めるま
でカバーエレメント30内へ曲げられることによって形
成される。それによって、これらの突出部46、48
は、半径方向にアキュムレータ36の延在領域に突出す
る。その結果、これらの突出部46、48によってトル
ク伝達がアキュムレータ36を介してカバーエレメント
30とタービンホイール5との間で行われ得る。
【0021】アキュムレータ36は、既に言及したハブ
ディスク26に受け入れられている。詳しく言うと、ハ
ブディスク26がその周囲領域に本質的に軸方向に延在
する軸方向突出部49を有し、当該軸方向突出部がほと
んどカバーエレメント30の軸方向支持部44のところ
まで当該カバーエレメント内へ突出している。これらの
軸方向突出部49には、図4からより良く読み取り得る
ように、アキュムレータ36のための軸方向固定部50
が設けられている。当該軸方向固定部は、軸方向突出部
49に由来して本質的に周方向に延在し、このようにし
て半径方向内側で、好ましくはコイルばねとして構成さ
れているアキュムレータ36に係合する。それによっ
て、アキュムレータ36は、軸方向固定部50に基づい
て、軸方向において運動に対して保護されている。ケー
シング1と出力シャフトとの間のトルク接続の橋渡しの
ためのコンバータケーシング1の方へのピストン14の
軸方向運動、あるいは、タービンホイール5の方へのピ
ストン14の運動によるこのトルク接続の解除のための
ピストン14の軸方向運動は、それに従って結果とし
て、アキュムレータ36が軸方向固定部50を介してこ
のピストン運動に関与し得ること、及びその際にカバー
エレメント30を離れることなしに半径方向支持部3
8、40に対して相対的に動かされ得ることを伴う。ア
キュムレータ36の付勢が駆動側からハブディスク26
の軸方向突出部49によって行われることをここで述べ
ておく。
【0022】図2から明白であるように、突出部46、
48はそれらがアキュムレータ36へのそれらの半径方
向の係合領域内で当該アキュムレータをこの係合領域に
おけるその広がり幅全体にわたって付勢することができ
る程度に深くカバーエレメント30内において延在して
いる。全く同様に、ハブディスク26の軸方向突出部4
9は、図2に示されているようにそれらがアキュムレー
タ36の最大の直径領域に係合するときも当該アキュム
レータをその全幅にわたって付勢できる程度に深くカバ
ーエレメント30内へ引き入れられている。このことの
結果、アキュムレータ36が、ねじり振動ダンパ22の
入力側の部材としてのハブディスク26によってもねじ
り振動ダンパ22の出力側の部材28としてのカバーエ
レメント30の突出部46、48によっても大きな面で
付勢され得る。それによって、わずかな面圧力が与えら
れる。軸方向突出部49の深い係合は、例えば、突出部
46、48が単に半径方向支持部38及び40と軸方向
支持部44との間の移行領域にまで突出し、しかし当該
軸方向支持部の延在領域には突出しないことによって容
易ならしめられる。それによってカバーエレメント30
にて、カバーエレメント30自体内へのハブディスク2
6の軸方向突出部49の深い軸方向の係合にもかかわら
ず、ピストン14がタービンホイール側の終端ポジショ
ンを占めるべきときに軸方向突出部49と軸方向支持部
44との接触が生じない可能性が達成される。
【0023】図6に示すねじり振動ダンパ22は、本質
的に図2に示すものに相当する。ただし、軸方向突出部
49はさらに半径方向内側へ引き入れられている(すな
わち、図6に示す軸方向突出部が図2に示すものに比べ
て半径方向内側に向かって位置する)。その際、周方向
に見て、これらの軸方向突出部49のそれぞれ二つの間
に、一つずつの空所62が周方向に予め定められたあそ
びを有して内側の半径方向支持部40におけるそれぞれ
一つの延長部60の係合のために生じる。それによっ
て、ねじり振動ダンパ22の入力側の部材24としての
ハブディスク26と出力側の部材28としてのカバーエ
レメント30との間の回転角度限定がもたらされる。
【0024】同一の機能に、図7に示された構成が役立
つ。その際、カバーエレメント30が、その軸方向支持
部44にハブディスク26の軸方向突出部49における
延長部64の通過のための空所66を有する。ハブディ
スク26の延長部64は、周方向にあそびをもってカバ
ーエレメント30の空所66内で導かれている。その結
果、ここでもこのあそびによってねじり振動ダンパ22
の出力側の部材28に対する入力側の部材24の回転角
度限定がある。
【0025】ねじり振動ダンパ22に設けられたアキュ
ムレータ36は、それぞれ二つの軸方向突出部49の間
に一体的に構成されている。しかし全く同様に、複数の
アキュムレータ36を設けることが可能である。その
際、好ましくはしばしば交代する特性曲線傾斜の特性曲
線推移のために異なる剛性のアキュムレータ36が組み
込まれてよい。これらのアキュムレータの接続は、好ま
しくは、図8Aに示すように中間エレメント112を用
いて行われる。当該中間エレメントは、例えば、半径方
向により大きな中央部分によって二つのアキュムレータ
を互いに対して距離を置いて保持し、且つその半径方向
により小さい端部分によって隣接するアキュムレータに
係合するシリンダー116として構成されているとよ
い。これらのシリンダー116が、半径方向に十分に大
きく形成されているならば、アキュムレータ36の変形
の際に特に遠心力の影響で半径方向外側でカバーエレメ
ント30をこする。その結果、中間エレメント112
は、遠心力に依存する摩擦装置として効力があり得る。
それに対して、これらのシリンダーの半径方向に比較的
小さい構成では、そのような摩擦作用が妨げられる。こ
のことは、シリンダー116の代わりに球120(図8
B)が両方のアキュムレータ36の端部の間に配置され
たとしても全く同様に該当するだろう。
【0026】図9〜図12は、カバーエレメント30の
別の構成を示す。そのカバーエレメントの場合には、開
いた側部42からコントロールエレメント34が挿着さ
れる。これらのコントロールエレメントは、半径方向に
延びる曲げ部(屈曲部)82、84を有する。当該曲げ
部は、カバーエレメント30内へのコントロールエレメ
ント34の相応の差し込み深度で当該カバーエレメント
の自由端76、78に当接する。その結果、これらの自
由端がコントロールエレメント34のためのストッパー
80として効力をもつ。好ましくは、これらの曲げ部8
2、84は、カバーエレメント30の全周にわたって延
在し、それによって各コントロールエレメント34を互
いに連結するリング86として構成されている。それに
よってコントロールエレメント34の互いに対してのポ
ジショニングが行われる。
【0027】コントロールエレメント34は、できるだ
け大きな剛性にとって有利な結果になるようにカバーエ
レメント30の軸方向支持部44に対応する側部で閉じ
られて構成されている。それにもかかわらず十分な軸方
向の空間を準備されており、それによってハブディスク
26の軸方向突出部49が係合できるように、コントロ
ールエレメント34は軸方向突出部49のためのそれぞ
れ一つの自由位置70を有している。当該自由位置は、
コントロールエレメント34が係合する箇所にカバーエ
レメント30の軸方向支持部44が空所72を備えてい
ることによって作り出される。当該空所には、コントロ
ールエレメント34のスクィージング部(squeezing)7
4が押し込まれる。これによって獲得される利点に加え
て、カバーエレメント30内でのコントロールエレメン
ト34の回転固定も獲得される。
【0028】すでに述べた機能では、このコントロール
エレメント34の場合にも半径方向支持部38及び40
に本質的に平行に延びる突出部46、48がアキュムレ
ータ36のコントロールのために効力がある。
【0029】図13〜図16に示すカバーエレメントの
構成では、本質的に、図9〜図12の構成の場合と同一
の原理が追求される。しかしながら、ここでは、各コン
トロールエレメント34の互いに対する連結がリング8
7によって行われる。当該リングは、カバーエレメント
30の半径方向支持部38と40との間の半径方向中心
に、その軸方向支持部44における対応する凹所72内
において延在する。このリング87は、それぞれ、コン
トロールエレメント34が設けられている箇所に、当該
コントロールエレメントについて周方向に中断部を与え
られる。当該リング87は、カバーエレメント30の軸
方向支持部44における対応するスクィージング部91
内へ押し込まれることによって、安定性を獲得する。こ
れによって、それに加えて、ハブディスク26の付設さ
れた軸方向突出部49の侵入のための望ましい自由位置
70がうみだされる。
【0030】図17は、カバーエレメント30の別の構
成を示している。このカバーエレメントの場合には、タ
ービンホイール側からのコントロールエレメント34の
挿入が行われる。詳しく言うと、その突出部46、48
が軸方向支持部44における空所88、89を通って、
突出部46と48との間の横向結合部96が半径方向に
軸方向支持部44における空所88と89との間に設け
られたウエブ(Steg)100に接触するまで押し込まれる
ことによって行われる。それゆえに、タービンホイール
5に支持部94を介して固定されたコントロールエレメ
ント34の横向結合部96は、カバーエレメント30の
ための軸方向ストッパー98として効力がある。このよ
うな構造の場合には、カバーエレメント30及びコント
ロールエレメント34が図18に示すように軸方向にウ
エブ100と横向結合部96との間に溶接継目90を有
してよい。しかし、結合のために全く同様に図19及び
図20に示すような形状拘束も考え得る。その際、図1
9では、カバーエレメント30の外側の半径方向支持部
38が空所104を有する。当該空所にコントロールエ
レメント34の突起部102が半径方向に押し込まれて
いる。全く同様に、図20では、半径方向の押し込み部
として、カバーエレメント30の内側の半径方向支持部
40に隣接するコントロールエレメント34の突出部4
8が利用され得る。そのために、すでに述べた半径方向
支持部40が、対応する領域で外側の半径方向支持部3
8に比べて短く形成されている。
【0031】図21では、コントロールエレメント34
におけるカバーエレメント30の固定は考慮にいれられ
ていない。コントロールエレメント34は、タービンホ
イール5に一体成形部94を用いて固定されている。こ
の構成では、コントロールエレメント34に対してのカ
バーエレメント30の軸方向の相対運動可能性を許容す
ることが考慮に入れられている。この場合には、コント
ロールエレメント34の突出部46と48との間の横向
結合部96がタービンホイール側のストッパー108と
して効力をもち、図21に示すようにハブディスク26
の対応配置された側部あるいはピストン14の対応する
側部がそのつどストッパー106として効力をもつ。こ
れらの両方のストッパー106と108との間では、特
にピストン14の運動によって引き起こされて、カバー
エレメント30の軸方向運動が行われ得る。
【0032】図22では、屈曲部(Kroepfung)に基づい
てカバーエレメント及びコントロールエレメントの配置
を半径方向に可能な限り大きく外側に可能にするピスト
ン14が示されており、カバーエレメント30並びにコ
ントロールエレメント34は、そのほかは図18に示す
ものと同一の構成をもつ(すなわち、図22では、ピス
トンがアキュムレータ36のコントロールのために用い
られる。それによって付加的なハブディスクは設けなく
てよい。その結果、図22に示すピストン14は、その
軸方向のアキュムレータ側の端部を、アキュムレータも
付勢できる程度に半径方向内側へ引き込まれていなけれ
ばならない。同時に、大きなトルクを伝達できるよう
に、図2に示された摩擦ライニング17ができる限り半
径方向外側でピストン14に固定されている必要がある
ときには、当該ピストンは図22に示す屈曲部を備えて
いなければならない)。それによって、高いトルク伝達
性の場合に剛性の小さいロングストロークのアキュムレ
ータが使用され得る。その結果、当該ねじり振動ダンパ
22は非常に低い振動数をフィルターにかけて取り除く
(Ausfilterung)ためにも適している。
【0033】図23は、カバーエレメント30がリング
110だけによって形成される構成の図である。当該リ
ングは、外側の半径方向支持部38としての効力をも
ち、その結果として回転数とともにアキュムレータ36
に発生する遠心力を吸収する能力がある。このリング1
10の内側部には、突出部46、48を有するコントロ
ールエレメント34が固定されている。その際、内側の
突出部48の領域には、相応の分割及び半径方向内側に
向かっての押圧によって内側の半径方向支持部40が形
成される。それによって、その安定性は外側の半径方向
支持部38の安定性よりも確かに小さいが、しかしその
遠心力によって引き起こされる負荷が同様にはるかに小
さい。それによって、本発明に係るカバーエレメント3
0は、できるだけわずかな技術的な経費で実現可能であ
る。
【0034】図24に示すように、カバーエレメント3
0は、タービンホイール5側の側部におけるその湾曲並
びに当該タービンホイールの湾曲に基づいて回転軸心1
14のまわりに延びる接触線122に沿ってタービンホ
イール5に接触する。この線の半径方向内側では、カバ
ーエレメント30とタービンホイール5との間の間隙幅
が湾曲により引き起こされる拡大を受ける。この間隙構
成に基づいて、前述の接触線122の半径方向内側で、
図24に図式的に描かれているレーザー溶接装置124
から放出されるレーザー光線についての集束部(Fokussi
erung)118が生じる。これによって、それぞれの場合
に、カバーエレメント30がその接触線122の領域で
だけ、しかしどんな場合でもそこではタービンホイール
5と溶接されることが保障される。それゆえに、熱せら
れる溶接領域は、最小のサイズに限定されている。その
結果、タービンホイール5における及び(あるいは)カ
バーエレメント30における変形現象(焼結ひずみ現
象、distorsion phenomenon)がほとんど発生せず、場
合によって起こり得る熱による焼入れ・焼戻し(quenchi
ng and tempering)に関してもこれらの部材の少なくと
も一つについての不都合を予想する必要がない。
【0035】図25に示すように、出力側の部材として
効力のあるハブディスク26についての別の構成が考え
得る。その際、ハブディスク26のそれぞれの軸方向突
出部49は、出力側の部材28、つまりカバーエレメン
ト30内への最大の侵入深度を有する箇所に曲げ部12
6を備えている。当該曲げ部によってこの軸方向突出部
の自由端128が、ハブディスク26の本質的に半径方
向に延びる部分に向けられているように曲げられてい
る。その際、曲げ部126は、好ましくは、自由端12
8が軸方向突出部49に本質的に平行に延びるように構
成されている。自由端128は、軸方向突出部49と全
く同様にそれぞれアキュムレータ36のための少なくと
も一つの軸方向固定部50を担持する。その際、当該ア
キュムレータは、ハブディスク26のこの造形に基づい
て特に大きな面で付勢され得る。したがって、ハブディ
スク26のこのような構成は、特に大きな直径のアキュ
ムレータ36の場合に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ねじり振動ダンパを介してタービンホイールと
連結されているロックアップクラッチを有するトルクコ
ンバータの縦断面の上半分の図である。
【図2】図1において枠で囲まれて描がかれた領域の部
分拡大図である。
【図3】ねじり振動ダンパのアキュムレータの平面図で
ある。
【図4】ねじり振動ダンパのハブディスクの部分図であ
る。
【図5】アキュムレータのためのコントロールエレメン
トを有するねじり振動ダンパのカバーエレメントであ
る。
【図6】ハブディスクとカバーエレメントとの間の回転
角度制限のためにハブディスクにストッパーを有する場
合の、図2と同様の図である。
【図7】カバーエレメントに当該ストッパーを有する場
合の、図6と同様の図である。
【図8】(A)は、それぞれ二つのアキュムレータの間
の中間エレメントとしてのシリンダーを有する場合の、
図3と同様の図である。(B)は、中間エレメントとし
ての球を有する場合の、(A)の部分図である。
【図9】開いた側部から差し込まれたコントロールエレ
メントを有するカバーエレメントの図である。
【図10】図9における切断線X−Xによる断面図であ
る。
【図11】別の部分での、図9と同様の図である。
【図12】図11における切断線XII−XIIによる
断面図である。
【図13】コントロールエレメントの互いの結合の別の
構造的な構成を有する場合の、図9と同様の図である。
【図14】図13における切断線XIV−XIVによる
断面図である。
【図15】別の部分での、図13と同様の図である。
【図16】図15における切断線XVI−XVIによる
断面図である。
【図17】閉じた側部からコントロールエレメントを挿
入した場合のカバーエレメントの図である。
【図18】コントロールエレメントとカバーエレメント
との間の溶接部を有する場合の、図17と同様の図であ
る。
【図19】コントロールエレメントとカバーエレメント
との間の形状拘束的な結合を有する場合の、図17と同
様の図である。
【図20】コントロールエレメントの自由端での形状拘
束的な結合の構成を有する場合の、図19と同様の図で
ある。
【図21】コントロールエレメントに対しての相対的な
軸方向の運動可能性を有するカバーエレメントの配置の
図である。
【図22】付設された折り曲げられたピストンを有する
場合の図18と同様の図である。
【図23】コントロールエレメントを取り囲むリングと
してのカバーエレメントの図である。
【図24】タービンホイールへのカバーエレメントの有
利な固定の図である。
【図25】ハブディスクにおける付加的な曲げ部の図で
ある。
【符号の説明】
1 コンバータケーシング 2 シャフトエ
ンド 3 インペラー 5 タービンホ
イール 7 ステーター 8 リベット締
め 10 タービンハブ部 12 内歯部 14 ピストン 15 ロックア
ップクラッチ 17 摩擦ライニング 18 カラー部 20 リベット締め 22 ねじり振
動ダンパ 24 入力側の部材 26 ハブディ
スク 28 出力側の部材 30 カバーエ
レメント 32 一体成形部 34 コントロ
ールエレメント 36 アキュムレータ 38 半径方向
支持部 40 半径方向支持部 42 カバーエ
レメントの開いた側部 44 軸方向支持部 46 突出部 48 突出部 49 軸方向突
出部 50 軸方向固定部 56 ブラケッ
トの自由端 58 ブラケットの自由端 60 延長部 62 空所 64 延長部 66 空所 70 自由位置 72 空所 74 スクィー
ジング部 76 自由端 78 自由端 80 ストッパー 82 曲げ部 84 曲げ部 86 リング 87 リング 88 空所 89 空所 90 溶接継ぎ
目 91 スクィージング部 94 支持部 96 横向結合部 98 軸方向ス
トッパー 100 ウエブ 102 突起部 104 空所 106 ストッ
パー 108 ストッパー 110 リング 112 中間エレメント 114 中心軸
線 116 シリンダー 118 中心合
わせ 120 球 122 接触線 124 レーザー溶接装置 126 曲げ部 128 自由端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウーヴェ デールマン ドイツ連邦共和国 デー・97076 ヴュ ルツブルク インドゥストリーシュトラ ーセ 10 (72)発明者 ローラント イリヒ ドイツ連邦共和国 デー・97618 ホイ シュトロイ トーアシュトラーセ 20 (72)発明者 ホルスト ブライアー ドイツ連邦共和国 デー・97456 ディ ッテルブルン アカーツィエンシュトラ ーセ 15 (56)参考文献 特開 平10−169757(JP,A) 特開 平4−83954(JP,A) 特開 昭57−54770(JP,A) 特開 平10−238611(JP,A) 実開 平2−138261(JP,U) 特表 平9−507903(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 45/02

Claims (28)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に偏位可能なピストンであって、
    トルクコンバータの駆動側からその従動側へのトルク伝
    達を作り出し得るピストンと、 入力部材を介して前記ピストンに連結しており且つ出力
    部材を介して前記トルクコンバータのタービンホイール
    に連結しているねじり振動ダンパであって、当該ねじり
    振動ダンパの前記入力部材かあるいは前記出力部材が前
    記入力部材と前記出力部材との間で効力のあるアキュム
    レータのためのカバーエレメントとして設けられてお
    り、それが前記アキュムレータの収容のために当該ねじ
    り振動ダンパの前記の別の部材の側の側部で開いており
    且つこの別の部材を前記アキュムレータのための二つの
    半径方向支持部の間に予め定められた深さで侵入させる
    ねじり振動ダンパと、 前記半径方向支持部を前記の開いた側部とは反対側のそ
    れらの端部で互いに連結する軸方向支持部とを備えるト
    ルクコンバータにおけるロックアップクラッチにして、 前記の支持部のうちの少なくとも一つに、前記アキュム
    レータのための少なくとも一つのコントロールエレメン
    トが、分けて引き出されて前記アキュムレータの方へ曲
    げられた突出部として設けられているロックアップクラ
    ッチにおいて、 前記外側の半径方向支持部(38)が周方向に中断なし
    に延びていること、 前記外側の半径方向支持部(38)と前記内側の半径方
    向支持部(40)とが前記コントロールエレメント(3
    4)を受けるために用いられ、前記コントロールエレメ
    ント(34)が前記カバーエレメント(30)の開いた
    側部(42)と前記軸方向支持部(44)との間に延び
    ていること、 前記コントロールエレメント(34)が、一方では前記
    の付設されたアキュムレータ(36)が前記のコント
    ロールエレメント(34)の接触領域におけるその全広
    がり幅に沿って当該各コントロールエレメント(34)
    に接触する深度で前記カバーエレメント(30)内へ突
    出しているように、しかし他方では、少なくとも、前記
    アキュムレータ(36)を介して前記カバーエレメント
    (30)と協働する前記ねじり振動ダンパ(22)の別
    の部材(24)が係合する箇所への侵入を回避している
    ように、前記コントロールエレメント(34)が量定さ
    れていること、 この係合が、軸方向に延びており且つ前記アキュムレー
    タ(36)のための軸方向固定部(50)を前記アキュ
    ムレータ(36)を受けるために担持している突出部
    (49)によって行われること、及び前記アキュムレー
    タ(36)の付勢が前記突出部(49)の延在方向にて
    前記アキュムレータの全幅にわたって保証されているよ
    うに、前記突出部(49)が大きさを定められているこ
    とを特徴とするロックアップクラッチ。
  2. 【請求項2】 前記コントロールエレメント(34)が
    突出部(46、48)を有し、当該突出部が、前記カバ
    ーエレメント(30)の開いた側部(42)から出発し
    て、前記軸方向支持部(44)の方へ延びており、しか
    し、当該突出部(46、48)が当該軸方向支持部を少
    なくとも前記ねじり振動ダンパ(22)の前記別の部材
    (24)が係合する箇所では覆わないことを特徴とす
    る、請求項1に記載のロックアップクラッチ。
  3. 【請求項3】 前記コントロールエレメント(34)の
    前記突出部(46、48)が、最初は前記カバーエレメ
    ント(30)の開いた側部(42)で前記半径方向支持
    部(38、40)に比べて張り出しており且つ曲げによ
    ってそれぞれ隣接する半径方向支持部(38、40)に
    対するこれに平行な延在方向での方向づけを獲得するブ
    ラケットによって形成されていることを特徴とする、請
    求項2に記載のロックアップクラッチ。
  4. 【請求項4】 前記突出部(46、48)がそれらの自
    由端(56、58)によって前記軸方向支持部(44)
    への前記半径方向支持部(38、40)の移行領域に達
    することを特徴とする、請求項3に記載のロックアップ
    クラッチ。
  5. 【請求項5】 前記内側の半径方向支持部(40)にそ
    の前記カバーエレメント(30)の開いた側部(42)
    に対応する端部に一体成形部(32)が設けられてお
    り、当該一体成形部が前記タービンホイール(5)の方
    への曲げに従って前記タービンホイールに固定されるこ
    とを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のロッ
    クアップクラッチ。
  6. 【請求項6】 前記ねじり振動ダンパ(22)の前記部
    材(24、28)のうちの一つが前記の別の部材(2
    4、28)へ向けられた延長部(60、64)を有し、
    当該延長部が当該別の部材(24、28)に形成された
    空所(62、64)に周方向に予め定められたあそびを
    有して係合することを特徴とする、請求項1、2、また
    は3に記載のロックアップクラッチ。
  7. 【請求項7】 軸方向に偏位可能なピストンであって、
    トルクコンバータの駆動側からその従動側へのトルク伝
    達を作り出し得るピストンと、 入力部材を介して前記ピストンに連結しており且つ出力
    部材を介して前記トルクコンバータのタービンホイール
    に連結しているねじり振動ダンパであって、当該ねじり
    振動ダンパの前記入力部材かあるいは前記出力部材が前
    記入力部材と前記出力部材との間で効力のあるアキュム
    レータのためのカバーエレメントとして設けられてお
    り、それが前記アキュムレータの収容のために当該ねじ
    り振動ダンパの前記の別の部材の側の側部で開いており
    且つこの別の部材を前記アキュムレータのための二つの
    半径方向支持部の間に予め定められた深さで侵入させる
    ねじり振動ダンパと、 前記半径方向支持部を前記の開いた側部とは反対側のそ
    れらの端部で互いに連結する軸方向支持部と、 前記アキュムレータのための、突出部を有する少なくと
    も一つのコントロールエレメントとを備えるトルクコン
    バータにおけるロックアップクラッチにおいて、 前記コントロールエレメント(34)が、前記カバーエ
    レメント(30)の開いた側部(42)から前記カバー
    エレメント内へ差し込まれることが可能であり、且つそ
    の前記ねじり振動ダンパ(22)の前記別の部材(
    )の延在方向に位置する側部に前記別の部材(24
    のための自由位置(70)を有し、当該自由位置が前記
    カバーエレメント(30)の前記軸方向支持部(44)
    の空所(72)に係合することを特徴とするロックアッ
    プクラッチ。
  8. 【請求項8】 前記コントロールエレメント(34)に
    おける前記自由位置(70)が、それぞれ前記カバーエ
    レメント(30)の前記空所(72)へのスクィージン
    グ部(74)によって形成されていることを特徴とす
    る、請求項7に記載のロックアップクラッチ。
  9. 【請求項9】 前記コントロールエレメント(34)
    が、前記カバーエレメント(30)内へのその差し込み
    深度の制限のためにそれぞれストッパー(80)を有す
    ることを特徴とする、請求項7に記載のロックアップク
    ラッチ。
  10. 【請求項10】 前記ストッパー(80)が曲げ部(8
    2、84)によって形成され、当該曲げ部が前記カバー
    エレメント(30)の開いた側部(42)の自由端(7
    6、78)に支持されることを特徴とする、請求項9に
    記載のロックアップクラッチ。
  11. 【請求項11】 前記ストッパー(80)が、各コント
    ロールエレメント(34)を周方向に互いに連結するリ
    ング(86)として形成されていることを特徴とする、
    請求項9または請求項10に記載のロックアップクラッ
    チ。
  12. 【請求項12】 軸方向に偏位可能なピストンであっ
    て、トルクコンバータの駆動側からその従動側へのトル
    ク伝達を作り出し得るピストンと、 入力部材を介して前記ピストンに連結しており且つ出力
    部材を介して前記トルクコンバータのタービンホイール
    に連結しているねじり振動ダンパであって、当該ねじり
    振動ダンパの前記入力部材かあるいは前記出力部材が前
    記入力部材と前記出力部材との間で効力のあるアキュム
    レータのためのカバーエレメントとして設けられてお
    り、それが前記アキュムレータの収容のために当該ねじ
    り振動ダンパの前記の別の部材の側の側部で開いており
    且つこの別の部材を前記アキュムレータのための二つの
    半径方向支持部の間に予め定められた深さで侵入させる
    ねじり振動ダンパと、 前記半径方向支持部を前記の開いた側部とは反対側のそ
    れらの端部で互いに連結する軸方向支持部と、 前記アキュムレータのための、突出部を有する少なくと
    も一つのコントロールエレメントとを備えるトルクコン
    バータにおけるロックアップクラッチにおいて、 前記コントロールエレメント(34)が、前記カバーエ
    レメント(30)の前記タービンホイール(5)側の側
    部から前記軸方向支持部(44)に形成された空所(8
    8、89)を介して、その突出部(46、48)によっ
    て前記カバーエレメント(30)に係合することを特徴
    とするロックアップクラッチ。
  13. 【請求項13】 周方向にそれぞれ二つのコントロール
    エレメント(34)の間で少なくとも一つの支持部(9
    4)が分けられ、前記タービンホイール(5)へ向かっ
    ての曲げにより前記タービンホイールに固定されること
    を特徴とする、請求項12に記載のロックアップクラッ
    チ。
  14. 【請求項14】 前記コントロールエレメント(34)
    の前記突出部(46、48)が、前記カバーエレメント
    (30)のそれぞれ対応配置された半径方向支持部(3
    8、40)に平行に延びていることを特徴とする、請求
    項1、2、または12に記載のロックアップクラッチ。
  15. 【請求項15】 前記コントロールエレメント(34)
    の前記突出部(46、48)が、それぞれ横向結合部
    (96)によって互いに連結させられており、当該横向
    結合部が軸方向ストッパー(98)として効力のある前
    記カバーエレメント(30)のウエブ(100)に接触
    することを特徴とする、請求項12または請求項14に
    記載のロックアップクラッチ。
  16. 【請求項16】 前記コントロールエレメント(34)
    が物質拘束的に前記カバーエレメント(30)と結合さ
    れていることを特徴とする、請求項12に記載のロック
    アップクラッチ。
  17. 【請求項17】 前記コントロールエレメント(34)
    の少なくとも一つの突出部(46、48)に、前記カバ
    ーエレメント(30)の隣接した半径方向支持部(3
    8、40)の方へ突き出ている突起部(102)が設け
    られており、当該突起部が前記半径方向支持部(38、
    40)の対応する空所(104)に形状拘束的に係合す
    ることを特徴とする、請求項12に記載のロックアップ
    クラッチ。
  18. 【請求項18】 前記カバーエレメント(30)が、そ
    のときどきの運動方向に対応配置されたストッパー(1
    06、108)のうちの一つに到達するまで前記コント
    ロールエレメント(34)に対して相対運動を行う能力
    があることを特徴とする、請求項12に記載のロックア
    ップクラッチ。
  19. 【請求項19】 軸方向に偏位可能なピストンであっ
    て、トルクコンバータの駆動側からその従動側へのトル
    ク伝達を作り出し得るピストンと、 入力部材を介して前記ピストンに連結しており且つ出力
    部材を介して前記トルクコンバータのタービンホイール
    に連結しているねじり振動ダンパであって、当 該ねじり
    振動ダンパの前記入力部材かあるいは前記出力部材が前
    記入力部材と前記出力部材との間で効力のあるアキュム
    レータのためのカバーエレメントとして設けられてお
    り、それが前記アキュムレータの収容のために当該ねじ
    り振動ダンパの前記の別の部材の側の側部で開いており
    且つこの別の部材を前記アキュムレータのための二つの
    半径方向支持部の間に予め定められた深さで侵入させる
    ねじり振動ダンパと、 前記半径方向支持部を前記の開いた側部とは反対側のそ
    れらの端部で互いに連結する軸方向支持部と、 前記アキュムレータのための、突出部を有する少なくと
    も一つのコントロールエレメントとを備えるトルクコン
    バータにおけるロックアップクラッチにおいて、 前記カバーエレメント(30)の前記外側の半径方向支
    持部(38)がリング(110)によって形成され、当
    該リングの内径に前記コントロールエレメント(34)
    が設けられており、当該コントロールエレメント(3
    4)の前記突出部(46、48)のうちの一方の突出部
    (48)が前記内側の半径方向支持部(40)の形成の
    ために用いられることを特徴とするロックアップクラ
    ッチ。
  20. 【請求項20】 前記カバーエレメント(30)と協働
    する、前記ねじり振動ダンパ(22)の前記別の部材
    24)が、前記ピストン(14)に固定されているハ
    ブディスク(26)によって形成されることを特徴とす
    る、請求項1に記載のロックアップクラッチ。
  21. 【請求項21】 前記ピストン(14)が、外周に、軸
    方向に延在するカラー部(18)を有することを特徴と
    する、請求項1に記載のロックアップクラッチ。
  22. 【請求項22】 前記ねじり振動ダンパ(22)が複数
    のアキュムレータ(36)を有し、当該アキュムレータ
    が中間エレメント(112)を介して互いに連結されて
    いることを特徴とする、請求項1に記載のロックアップ
    クラッチ。
  23. 【請求項23】 前記中間エレメント(112)が前記
    アキュムレータ(36)に中心合わせされたシリンダー
    (116)によって形成されていることを特徴とする、
    請求項22に記載のロックアップクラッチ。
  24. 【請求項24】 前記中間エレメント(112)が前記
    アキュムレータ(36)に中心合わせされた球(12
    0)によって形成されていることを特徴とする、請求項
    22に記載のロックアップクラッチ。
  25. 【請求項25】 前記カバーエレメント(30)が、レ
    ーザー溶接によって前記タービンホイール(5)に固定
    されていることを特徴とする、請求項1に記載のロック
    アップクラッチ。
  26. 【請求項26】 前記カバーエレメント(30)が、前
    記タービンホイール(5)と一緒に、互いに対してのそ
    れらの配置に基づいてレーザー光線のための集束部(1
    18)を形成することを特徴とする請求項25に記載の
    ロックアップクラッチ。
  27. 【請求項27】 前記カバーエレメント(30)と協働
    する前記別の部材(24)が軸方向固定部(50)を有
    し、当該軸方向固定部の自由端(128)が前記カバー
    エレメント(30)内への最も深い侵入位置の到達に従
    って予め定められた角度での曲げ部(126)を有する
    ことを特徴とする、請求項1に記載のロックアップクラ
    ッチ。
  28. 【請求項28】 前記曲げ部(126)が前記自由端
    (128)の延在を前記アキュムレータ(36)の延在
    領域における前記曲げ部(126)の手前での前記部材
    24)の軸方向突出部(49)に平行に有することを
    特徴とする、請求項27に記載のロックアップクラッ
    チ。
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