JP3001821U - 流体の磁性物除去装置 - Google Patents

流体の磁性物除去装置

Info

Publication number
JP3001821U
JP3001821U JP1994003130U JP313094U JP3001821U JP 3001821 U JP3001821 U JP 3001821U JP 1994003130 U JP1994003130 U JP 1994003130U JP 313094 U JP313094 U JP 313094U JP 3001821 U JP3001821 U JP 3001821U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
magnetic substance
magnetic
magnet body
bar magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994003130U
Other languages
English (en)
Inventor
敏朗 吉川
Original Assignee
敏朗 吉川
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 敏朗 吉川 filed Critical 敏朗 吉川
Priority to JP1994003130U priority Critical patent/JP3001821U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3001821U publication Critical patent/JP3001821U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 永久磁石などを腐食させることなく、流体中
の磁性物を効率よく除去することができるとともに、流
体から除去した磁性物を棒磁石体の周囲から簡単に、か
つ効率よく除去することができるようにする。 【構成】 外パイプ1の両端に接続金具2A,2Bを取
り付け、スペーサ6を介して軸方向に各々が反発するよ
うに複数の永久磁石7を並べて非磁性体8で密閉状態に
覆った棒磁石体5の一端を保持板4に取り付け、棒磁石
体5を外パイプ1の軸方向と平行するように、外パイプ
1内に保持板4で支持した流体の磁性物除去装置におい
て、棒磁石体5を構成する非磁性体8の他端側を、対向
する接続金具2Aに向けて縮閉するように突出させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、各種流体を対象とし、各種流体に混入している磁性物を除去する 流体の磁性物除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種流体を対象とし、各種流体に混入している磁性物を除去する流体の 磁性物除去装置としては、ドーナツ状の複数の永久磁石を円筒内に配列し、永久 磁石の中央部および/または外側に流体を流通させるものや、流体が流通する円 筒内に永久磁石を流体と接触するように配設したものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の流体の磁性物除去装置は、流体と接触するように永久磁石が配設されて いるので、永久磁石が腐食する。 そして、流体が整流となり、混入している磁性物に永久磁石の磁力を効率よく 作用させることができないため、流体中の磁性物を効率よく除去することができ なかった。 さらに、永久磁石の磁力で流体中から除去した磁性物を、永久磁石などの周囲 から簡単に、かつ効率よく除去することができないなどの不都合があった。
【0004】 この考案は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、永久磁 石などを腐食させることなく、流体中の磁性物を効率よく除去することができる とともに、流体中から除去した磁性物を棒磁石体の周囲から簡単に、かつ効率よ く除去することのできる流体の磁性物除去装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
まず、第1の考案は、非磁性の外パイプの両端に接続金具を取り付け、強磁性 のスペーサを介して軸方向に各々が反発するように複数の永久磁石を並べて非磁 性体で密閉状態に覆った棒磁石体の一端を保持具に取り付け、棒磁石体を外パイ プの軸方向と平行するように、外パイプ内に保持具で支持した流体の磁性物除去 装置において、棒磁石体を構成する非磁性体の他端側を、対向する一方の接続金 具に向けて縮閉するように突出させたものである。
【0006】 次に、第2の考案は、第1の考案において、棒磁石体の他端と対向する一方の 接続金具の流通孔の棒磁石体側を、外パイプ側に向けて拡開させたものである。 そして、第3の考案は、第1または第2の考案において、外パイプの内周面に 、一方の接続金具と対向する面が棒磁石体の他端側から一端側へ縮閉するリング 状の収束ガイドを設けたものである。 さらに、第4の考案は、第1から第3の考案のいずれかにおいて、棒磁石体の 外周面に、磁性物を滞留させる凸状または凹状で周回するストッパを設けたもの である。
【0007】 また、第5の考案は、第4の考案において、ストッパをスペーサの近傍に対応 させて設けたものである。 そして、第6の考案は、第1から第5の考案のいずれかにおいて、棒磁石体を 、開放端が保持具に着脱可能に取り付けることができ、底部が一方の接続金具に 向かって縮閉するように突出した非磁性の有底パイプと、スペーサを介して軸方 向に各々が反発するように複数の永久磁石を並べて非磁性体で密閉状態に覆われ 、有底パイプ内に収容される棒磁石体部とで構成したものである。
【0008】 さらに、第7の考案は、第6の考案において、有底パイプの底と棒磁石体部と の間に、棒磁石体部を開放端側へ付勢する付勢部材を設けたものである。 また、第8の考案は、第7の考案において、有底パイプの底側の内周面に係止 部を設け、非磁性体の一端の係止部と対応する部分に、係止部と係脱可能に係合 する被係止部を設けたものである。 そして、第9の考案は、第7の考案において、有底パイプの開放端の内周面に 被係止部を設け、非磁性体の一端の被係止部と対応する部分に、被係止部と係脱 可能に係合する係止部を設けたものである。
【0009】
【作用】
この考案における流体の磁性物除去装置は、一方の接続金具の流入孔から流入 する流体を棒磁石体の他端側および流入孔の周面で外パイプの内周面へ向かうよ うに流すので、流体を外パイプの内周面に衝突させて流体の流れに乱流を発生さ せる。 さらに、収束ガイドで流体の乱流を増大させて流体の外パイプ内における流体 の流通経路を長くし、流体の磁性物に永久磁石の磁力を作用させ、棒磁石体の周 囲、特に、ストッパの近傍に磁性物を吸着して滞留させる。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。 図1はこの考案の第1実施例である流体の磁性物除去装置の構成を側断面図、 図2は図1のA−A線による断面図、図3は図1のB−B線による断面図、図4 は磁気回路および流体の流れを示す説明図である。 これらの図において、1は両端が開放した非磁性の外パイプ、2A,2Bは接 続金具を示し、接続金具2Aは、上流側となる外パイプ1の一端にパッキン3を 介して密閉状態に取り付けられ、流体が流通する流通孔2aの左側部分が外パイ プ1側に向かって拡開している。 そして、接続金具2Bにも、流体が流通する流通孔2bが設けられている。
【0011】 4は保持具としての保持板を示し、下流側となる外パイプ1の他端にパッキン 3を介して接続金具2Bとともに密閉状態に取り付けられ、流体が流通する複数 の流通孔4aが同心円上に設けられている。 5は棒磁石体を示し、強磁性体で形成した複数のスペーサ6と、軸方向に着磁 された複数の永久磁石7と、スペーサ6と永久磁石7とを密閉状態に覆った非磁 性体8とで構成され、永久磁石7は各々が反発するようにスペーサ6を介して密 接させた状態で非磁性体8によって覆われている。 そして、棒磁石体5、すなわち非磁性体8の下流側となる一端は保持板4の外 パイプ1側の面の中心に棒磁石体5が外パイプ1と同軸となるように取り付けら れ、非磁性体8の他端側は接続金具2Aに向かって縮閉するテーパー状に形成さ れている。
【0012】 10は外パイプ1の内周面に設けられたリング状の収束ガイドを示し、接続金 具2Aと対向する面が棒磁石体5の他端(上流)側から一端(下流)側へ縮閉し たテーパー面とされている。 11は凸状のストッパを示し、棒磁石体5を構成する非磁性体8の外周面にス ペーサ6の近傍に対応させ、周回させて設けられ、流体から除去した磁性物を滞 留させる機能を有するものである。 このストッパ11は、非磁性体8と一体的に形成してもよい。
【0013】 次に、作用などについて説明する。 まず、接続金具2Aの流通孔2aから流体を流入させると、図1に示すように 、流通孔2aの左側部分が拡開するテーパー状になっているので、接続金具2A から外パイプ1内に流入する流体に乱流が発生する。 そして、流体が外パイプ1内に流入すると、非磁性体8の先端部分が下流側に 拡開し、外パイプ1の内周面に収束ガイド10が設けられているので、図4に示 すように、流体の乱流は増大され、外パイプ1内に滞在する流通経路(流通距離 )が点線で示すように長くなる。
【0014】 一方、棒磁石体5の永久磁石6は反発する関係に並べられているので、磁気回 路が実線で示すように、外パイプ1内に放射状に形成され、滞在する流通経路が 長くなった流体が磁界をほぼ直角に横切るように流れるため、スペーサ6と同数 の強磁力の中を通過することになり、流体に混入している磁性物は棒磁石体5の 周面に吸着される。 そして、磁力はスペーサ6の部分で最も強くなり、スペーサ6の近傍に対応さ せて設けたストッパ11の作用により、吸着された磁性物は流体に押し流されな いようにストッパ11の前後に多く滞留し、除去される。 このようにして混入していた磁性物が除去された流体は、保持板4の流通孔4 aから接続金具2Bの流通孔2bへと流れる。
【0015】 次に、永久磁石7の磁力で吸着して滞留させた磁性物を棒磁石体5の周囲から 除去する場合は、接続金具2B、パッキン3および保持板4を外パイプ1から取 り外すと、棒磁石体5は保持板4とともに取り外せる。 このようにして取り外した棒磁石体5の周囲に付着した磁性物を拭き取ったり 、より強力な磁石で吸着することによって除去した後、元の状態に組み立てるこ とにより、再度使用することができる。
【0016】 上述したように、この考案の第1実施例によれば、スペーサ6および永久磁石 7が非磁性体8で密閉状態に覆われているので、経時変化によってもスペーサ6 および永久磁石7が腐食しなくなり、流体を飲料水とした場合、衛生状態を良好 に維持することができる。 そして、接続金具2Aの流通孔2a、棒磁石体5の非磁性体8および収束リン グ10で流体に乱流を発生させることができ、ストッパ11で吸着した磁性物を を滞留させることができるので、効率よく流体の磁性物を除去することができる 。
【0017】 なお、この第1実施例において、接続金具2Aの流通孔2aを外パイプ1側に 拡開するテーパー面とせず、収束リング10を設けなかったり、ストッパ11を スペーサ6の近傍に対応させなかったり、ストッパ11を設けなくとも、同様な 効果を得ることができる。 そして、スペーサ6、永久磁石7、収束リング10およびストッパ11の数は 、必要に応じて増減することは言うまでもない。
【0018】 図5はこの考案の第2実施例である流体の磁性物除去装置を構成する棒磁石体 の一部を示す拡大断面図であり、図1〜図4と同一または相当部分に同一符号を 付して説明を省略する。 この図5におけるストッパ11は、凹状とされ、棒磁石体5を構成する非磁性 体8の周面に周回させて設けられている。 この第2実施例のようにストッパ11の形状を凹状としても、第1実施例と同 様な効果を得ることができる。
【0019】 図6はこの考案の第3実施例である流体の磁性物除去装置を構成する保持板お よび棒磁石体を示す拡大断面図であり、図1〜図5と同一または相当部分に同一 符号を付して説明を省略する。 この図6において、棒磁石体5は、開放端が保持板4に、例えば螺着によって 着脱可能に取り付けることができ、底部が接続金具(2A)に向かって縮閉する テーパー状に形成された非磁性の有底パイプ8Aと、複数のスペーサ6、永久磁 石7、スペーサ6と永久磁石7とを密閉状態に覆った非磁性体8Bで構成された 棒磁石体部5aと、スプリング9とで構成されている。
【0020】 そして、棒磁石体部5aは、永久磁石7が各々反発するようにスペーサ6を介 して密接させた状態で非磁性体8Bによって覆われた構成とされ、有底パイプ8 A内に収容され、有底パイプ8Aの底との間に装填したスプリング9によって開 放端から突出するように付勢されている。
【0021】 この第3実施例においても、第1実施例と同様な効果を得ることができる。 そして、有底パイプ8A内に棒磁石体部5aを収容させ、棒磁石体部5aをス プリング9で有底パイプ8Aから突出するように付勢しているので、保持板4を 取り外して棒磁石体5の周囲に吸着した磁性物を除去する場合、有底パイプ8A を保持板4から取り外すと、有底パイプ8A内から棒磁石体部5aをスプリング 9の付勢力によって容易に取り出すことができ、磁性物に磁力を作用させない状 態で除去することができるため、棒磁石体5の周囲から簡単に、かつ効率よく磁 性物を除去することができる。
【0022】 なお、この第3実施例において、スプリング9を同様に機能するもの、例えば ウレタンフォーム、弾性に富むゴムなどとしてもよい。 そして、スプリング9を設けなくとも、同様な効果を得ることができる。
【0023】 図7(a),(b)はこの考案の第4実施例である流体の磁性物除去装置を構 成する棒磁石体の有底パイプ、非磁性体の一部を拡大して示す説明図であり、図 1〜図6と同一または相当部分に同一符号を付して説明を省略する。 この第7図において、8aは有底パイプ8Aの底側の内周面に設けられた係止 部としての係止ピン、8bは非磁性体8Bの一端の係止ピン8aと対応する部分 に設けられた被係止部としてのL字状をした係止凹部を示す。
【0024】 この第4実施例のように係止ピン8a、係止凹部8bを設けると、棒磁石体部 (5a)を有底パイプ8A内に収容させる場合、スプリング(9)を縮小させな がら係止凹部8bを係止ピン8aに係止させることにより、棒磁石体部(5a) を有底パイプ8Aから突出しないように係止させることができる。
【0025】 この第4実施例においても、第3実施例と同様な効果を得ることができる。 そして、係止ピン8aと係止凹部8bとによって棒磁石体部(5a)を有底パ イプ8Aから突出しないように係止させることができるので、棒磁石体(5)を 保持板(4)から取り外す場合、棒磁石体部(5a)が飛び出さなくなるため、 安全性を確保することができ、棒磁石体(5)を保持板(4)に取り付ける場合 、スプリング(9)の付勢力が作用しなくなるため、有底パイプ8Aの保持板( 4)への取り付けが容易に行えるようになる。
【0026】 図8(a),(b)はこの考案の第5実施例である流体の磁性物除去装置を構 成する棒磁石体の有底パイプ、非磁性体の一部を拡大して示す説明図であり、図 1〜図7と同一または相当部分に同一符号を付して説明を省略する。 この第8図において、8cは有底パイプ8Aの開放端の内周面に設けられた被 係止部としてのL字状をした係止凹部、8dは非磁性体8Bの一端の係止凹部8 cと対応する部分に設けられた係止部として係止ピンを示す。
【0027】 この第5実施例においても、第4実施例と同様な効果を得ることができる。 そして、係止凹部8cを有底パイプ8Aの開放端の内周面に設け、係止ピン8 dを係止凹部8cと対応する非磁性体8Bの部分に設けると、有底パイプ8Aを 一体構成として成形する場合、第4実施例における係止ピン8aよりも、係止凹 部8cの方が成形し易くなる。
【0028】
【考案の効果】
以上のように、第1、第2および第3の考案によれば、スペーサおよび永久磁 石が非磁性体で密閉状態に覆われているので、経時変化によってもスペーサおよ び永久磁石が腐食しなくなり、流体を飲料水とした場合、衛生状態を良好に維持 することができる。 そして、上流側の接続金具の流通孔、棒磁石体の非磁性体および収束リングで 流体に乱流を発生させることができるので、外パイプ内に滞在する流体の流通経 路が長くなり、流体が磁界をほぼ直角に横切るように流れるため、効率よく流体 中の磁性物を除去することができる。
【0029】 次に、第4の考案によれば、吸着した磁性物を滞留させるストッパを設けたの で、流体で磁性物を押し流されないようにできるため、さらに効率よく流体中の 磁性物を除去することができる。 そして、第5の考案によれば、ストッパを滞留させ易い強磁力部分に設けたの で、一層効率よく流体中の磁性物を除去することができる。 さらに、第6の考案によれば、有底パイプ内から棒磁石体部を取り出せる構成 としたので、流体から除去した磁性物に磁力を作用させない状態で棒磁石体の周 囲から磁性物を除去することができるため、棒磁石体の周囲から簡単に、かつ効 率よく磁性物を除去することができる。
【0030】 また、第7の考案によれば、棒磁石体を有底パイプから突出させる付勢部材を 設けたので、有底パイプを保持板から取り外すと、有底パイプ内から棒磁石体部 が付勢部材の付勢力によって突出するため、棒磁石体部の取り出しが容易にでき る。 そして、第8の考案によれば、係止部と被係止部とによって棒磁石体部を有底 パイプから突出しないように係止させることができるので、棒磁石体を保持具か ら取り外す場合、棒磁石体部が飛び出さなくなるため、安全性を確保することが でき、棒磁石体を保持板に取り付ける場合、付勢部材の付勢力が作用しなくなる ため、有底パイプの保持具への取り付けが容易に行えるようになる。
【0031】 さらに、第9の考案によれば、有底パイプの開放端の内周面に被係止部を設け 、非磁性体の一端の被係止部と対応する部分に係止部を設けたので、有底パイプ を一体構成として成形する場合、第8の考案における係止部を有底パイプの内周 面に設けるよりも、被係止部を設ける方が成形し易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例である流体の磁性物除去
装置の構成を側断面図である。
【図2】図1のA−A線による断面図である。
【図3】図1のB−B線による断面図である。
【図4】磁気回路および流体の流れを示す説明図であ
る。
【図5】この考案の第2実施例である流体の磁性物除去
装置を構成する棒磁石体の一部を示す拡大断面図であ
る。
【図6】この考案の第3実施例である流体の磁性物除去
装置を構成する保持板および棒磁石体を示す拡大断面図
である。
【図7】(a),(b)はこの考案の第4実施例である
流体の磁性物除去装置を構成する棒磁石体の有底パイ
プ、非磁性体の一部を拡大して示す説明図である。
【図8】(a),(b)はこの考案の第5実施例である
流体の磁性物除去装置を構成する棒磁石体の有底パイ
プ、非磁性体の一部を拡大して示す説明図である。
【符号の説明】
1 外パイプ 2A,2B 接続金具 2a,2b 流通孔 3 パッキン 4 保持板 4a 流通孔 5 棒磁石体 5a 棒磁石体部 6 スペーサ 7 永久磁石 8,8B 非磁性体 8A 有底パイプ 8a,8d 係止ピン 8b,8c 係止凹部 9 スプリング 10 収束ガイド 11 ストッパ

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性の外パイプの両端に接続金具を取
    り付け、強磁性のスペーサを介して軸方向に各々が反発
    するように複数の永久磁石を並べて非磁性体で密閉状態
    に覆った棒磁石体の一端を保持具に取り付け、前記棒磁
    石体を前記外パイプの軸方向と平行するように、前記外
    パイプ内に前記保持具で支持した流体の磁性物除去装置
    において、 前記棒磁石体を構成する非磁性体の他端側を、対向する
    前記一方の接続金具に向けて縮閉するように突出させ
    た、 ことを特徴とする流体の磁性物除去装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の流体の磁性物除去装置
    において、 前記棒磁石体の他端と対向する前記一方の接続金具の流
    通孔の前記棒磁石体側を、前記外パイプ側に向けて拡開
    させた、 ことを特徴とする流体の磁性物除去装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の流体の
    磁性物除去装置において、 前記外パイプの内周面に、前記一方の接続金具と対向す
    る面が前記棒磁石体の他端側から一端側へ縮閉するリン
    グ状の収束ガイドを設けた、 ことを特徴とする流体の磁性物除去装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の流体の磁性物除去装置において、 前記棒磁石体の外周面に、磁性物を滞留させる凸状また
    は凹状で周回するストッパを設けた、 ことを特徴とする流体の磁性物除去装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の流体の磁性物除去装置
    において、 前記ストッパは、前記スペーサの近傍に対応させて設け
    られている、 ことを特徴とする流体の磁性物除去装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の流体の磁性物除去装置において、 前記棒磁石体を、開放端が前記保持具に着脱可能に取り
    付けることができ、底部が前記一方の接続金具に向かっ
    て縮閉するように突出した非磁性の有底パイプと、前記
    スペーサを介して軸方向に各々が反発するように前記複
    数の永久磁石を並べて非磁性体で密閉状態に覆われ、前
    記有底パイプ内に収容される棒磁石体部とで構成した、 ことを特徴とする流体の磁性物除去装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の流体の磁性物除去装置
    において、 前記有底パイプの底と前記棒磁石体部との間に、前記棒
    磁石体部を開放端側へ付勢する付勢部材を設けた、 ことを特徴とする流体の磁性物除去装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の流体の磁性物除去装置
    において、 前記有底パイプの底側の内周面に係止部を設け、 前記非磁性体の一端の前記係止部と対応する部分に、前
    記係止部と係脱可能に係合する被係止部を設けた、 ことを特徴とする流体の磁性物除去装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の流体の磁性物除去装置
    において、 前記有底パイプの開放端の内周面に被係止部を設け、 前記非磁性体の一端の前記被係止部と対応する部分に、
    前記被係止部と係脱可能に係合する係止部を設けた、 ことを特徴とする流体の磁性物除去装置。
JP1994003130U 1994-03-08 1994-03-08 流体の磁性物除去装置 Expired - Lifetime JP3001821U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994003130U JP3001821U (ja) 1994-03-08 1994-03-08 流体の磁性物除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994003130U JP3001821U (ja) 1994-03-08 1994-03-08 流体の磁性物除去装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3001821U true JP3001821U (ja) 1994-09-06

Family

ID=43137793

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994003130U Expired - Lifetime JP3001821U (ja) 1994-03-08 1994-03-08 流体の磁性物除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3001821U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05178097A (ja) * 1991-12-27 1993-07-20 Hashimoto Forming Ind Co Ltd 車両用ウエザーストリップモールディングと製造方法
JP3485301B2 (ja) 1999-07-14 2004-01-13 ニッカ電測株式会社 磁性体除去装置
JP2011020078A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Sanyo Electric Co Ltd 磁性不純物分離装置
KR20210073073A (ko) * 2019-12-10 2021-06-18 한국가스공사 배관 내부 칩 제거 장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05178097A (ja) * 1991-12-27 1993-07-20 Hashimoto Forming Ind Co Ltd 車両用ウエザーストリップモールディングと製造方法
JP3485301B2 (ja) 1999-07-14 2004-01-13 ニッカ電測株式会社 磁性体除去装置
JP2011020078A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Sanyo Electric Co Ltd 磁性不純物分離装置
KR20210073073A (ko) * 2019-12-10 2021-06-18 한국가스공사 배관 내부 칩 제거 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3001821U (ja) 流体の磁性物除去装置
JP2009078269A (ja) 燃料フィルタダイバータ
JP2004108580A (ja) 電磁弁
KR960038217A (ko) 밸브의 필터링 유동장치 및 방법
JPS6011781A (ja) じや口装置
JPH02167634A (ja) 部品等のつかみ装置
JP3120813U (ja) マグネットフィルター
JP2007229664A (ja) ストレーナ装置
EP3666373B1 (en) A mixer for a food product
JP2003328901A (ja) 燃料噴射弁
JPH08135859A (ja) プラスチック製フランジの接続構造
JP2016221483A (ja) フィルタ装置
KR200422940Y1 (ko) 고자력 수처리 장치
EP0626090A1 (en) Automotive vehicle tone generator
JP2542551Y2 (ja) フィルタ容器
CN214389129U (zh) 滤清器
JP4523737B2 (ja) ダンパ装置
JPH0493004A (ja) ソレノイド装置
CN221268162U (en) Pipeline fixed mobile phase bottle cap and mobile phase reagent bottle
RU99116779A (ru) Затвор с устройством, предотвращающим разбрызгивание, для контейнеров для жидкостей
JPH0722510U (ja) 電磁弁
JPH1163272A (ja) 全溶接形ボールバルブとその溶接部の放射線試験方法
JP3027115U (ja) 挿入可能な磁化ユニットを有する水磁化装置
JPH0536659Y2 (ja)
JPH10122135A (ja) 電磁ポンプの構造