JP2007229664A - ストレーナ装置 - Google Patents

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Takuo Ida
卓穂 位田
Keiichi Ueda
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Abstract

【課題】 流体を横切る磁力線の密度を密にして、液体の磁化効率及び鉄粉の吸着効率を向上する。
【解決手段】 流入口2Aからスクリーン取付部2Cを通って流出口2Bへ流体を流動可能な流路2Dを形成したストレーナ本体2と、前記スクリーン取付部2Cに着脱自在に取り付けられるスクリーン3とを備える。前記スクリーン取付部2Cに流体の流動方向に交叉しかつスクリーンの内外方向に磁力線を指向させた磁力線発生手段Gを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体の磁化、除鉄粉等を可能にする液体流通用のストレーナ装置に関する。
この種の従来技術においては、流体の流入口と流出口とスクリーン取付部とを有するストレーナ本体と、前記流入口と流出口の間に配置されて流体に含まれた異物を捕獲する筒形のスクリーンと、非磁性体からなり、基端部が前記ストレーナ本体に支持されて前記スクリーンの内方に挿入された外套部材と、この外套部材の内方に挿入されて、外套部材の先端側へ進出した位置と外套部材の基端部側へ後退した位置とに移動可能に設定されたマグネットと、前記外套部材の基端部の近傍に設けられた異物の排出通路と、この排出通路を開閉する洗浄弁とを備えて構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−117517公報
前記従来技術においては、マグネットは1個の棒状の永久磁石を用いているため、N極とS極とが1極づつしか設けられていなく、両極間に形成される磁力線は径方向に延びるものもあるが、その大半はマグネットと平行な線となる。そのため、外套部材の表面に沿って流動する流体を横切る磁力線の密度は粗く、液体の磁化効率及び鉄粉の吸着効率は低いものとなっている。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにしたストレーナ装置を提供することを目的とする。
本発明は、磁力線発生手段から出る磁力線を、流体の流動方向に交叉しかつスクリーンの内外方向に指向させることにより、流体を横切る磁力線の密度を密にし、液体の磁化効率及び鉄粉の吸着効率を向上できるようにしたストレーナ装置を提供することを目的とする。
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
第1に、流入口からスクリーン取付部を通って流出口へ流体を流動可能な流路を形成したストレーナ本体と、前記スクリーン取付部に着脱自在に取り付けられるスクリーンとを備えたストレーナ装置において、
前記スクリーン取付部に流体の流動方向に交叉しかつスクリーンの内外方向に磁力線を指向させた磁力線発生手段を設けていることである。
第2に、前記磁力線発生手段は、スクリーン内に挿通された棒状のマグネットを有し、このマグネットにはN極とS極とを軸心方向に複数組形成していることである。
第3に、前記磁力線発生手段は、複数個の短寸のマグネットを同極同士対向して固着してN極とS極とを軸心方向に複数組形成していることである。
第4に、前記棒状のマグネットに非磁性材製の外套部材を嵌装し、この外套部材をマグネットとともにスクリーンに対して挿脱可能に形成していることである。
第3に、前記磁力線発生手段は、スクリーン取付部の外周面に嵌装された環状磁性体を有していることである。
本発明は前述した構成によって、次のような作用を奏する。
磁力線発生手段から出る磁力線を、流体の流動方向に交叉しかつスクリーンの内外方向に指向させると、流体を横切る磁力線の密度が密になり、液体の磁化効率及び鉄粉の吸着効率を向上できる。
前記スクリーン内の棒状のマグネットはN極とS極とを軸心方向に複数組形成していることにより、スクリーンの内外方向を指向する強力な磁力線が発生できる。
前記磁力線発生手段を、複数個の短寸のマグネットを磁性材を挟んで同極同士対向して固着して形成することにより、軸心方向複数組のN極とS極とを簡単かつ容易に形成でき、強力な磁力線が発生できる。
棒状のマグネットに非磁性材製の外套部材を嵌装することにより、マグネットによって吸着された鉄粉の清掃が容易になる。
前記スクリーン取付部に環状磁性体を嵌装することにより、スクリーンの内外方向を指向する強力な磁力線が発生できる。
本発明によれば、流体を横切る磁力線の密度が密になり、液体の磁化効率及び鉄粉の吸着効率を向上できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1、2に示す第1実施形態において、ストレーナ装置1はY型であり、流入口2A、流出口2B及びスクリーン取付部2Cを形成したストレーナ本体2と、前記スクリーン取付部2Cに取り付けられるスクリーン3と、このスクリーン3内に配置されていて磁力線を発生する棒状のマグネット4と、弁座5及び弁体6とを備えている。
前記ストレーナ本体2は、流入口2A及び流出口2Bに配管接続具11及び固定具12を介して配管を接続可能になっており、その内部には流入口2Aからスクリーン取付部2Cを通って流出口2Bへ流体を流動可能な流路2Dが形成されている。
ストレーナ本体2のスクリーン取付部2Cは、流入口2Aと流出口2Bとを結ぶ線から曲がり部2EでY字状に分岐しており、その内部にスクリーン3が挿入されキャップ13によって着脱自在に取り付けられている。また、スクリーン3及びキャップ13によってスクリーン取付部2Cからの流体漏れがないように構成されている。
前記スクリーン3は、格子を円筒にした形状のホルダ3Aと、このホルダ3A内に嵌入されたメッシュ状のエレメント3Bとを有し、スクリーン取付部2C内に挿入した状態で、ホルダ3A及びエレメント3Bの先端が弁座5に当接するようになる。この弁座5は曲がり部2E内に配置されていてエレメント3Bの押さえを兼ねている。
前記弁座5はリング形状で、スクリーン取付部2Cの奥の曲がり部2E内に嵌入されており、ストレーナ本体2に装着又はホルダ3Aによって位置固定されている。この弁座5には上流側にテーパ形状の座面5aが形成されており、弁体6が当接可能になっている。
弁体6は座面5aと当接可能な半球部6aと、この半球部6aから上流側へ次第に細くなる円錐部6bとを有しており、磁化されて前記半球部6aと円錐部6bとに磁極が顕れるように形成されている。この弁体6は表面を合成樹脂で形成し、その内部にマグネットを埋め込んで形成してもよい。
前記弁体6は座面5aと当接することにより、流入口2Aからスクリーン取付部2Cへの流体の流入を堰き止め、離隔することにより流路2Dを連通する。この弁体6の開閉は棒状のマグネット4によって行われる。
マグネット4は棒状の磁力線発生手段Gを構成するものであり、スクリーン3のホルダ3Aに外方から挿入されて螺合されており、弁座5の中央の開口と同心に配置される。
棒状のマグネット4は、複数個の短寸のマグネット4aを鉄板等の磁性材4bを挟んで同極同士対向して固着して形成しており、前記磁性材4bはそれと対面する2個の短寸マグネット4aと同一の極が励磁され、2個のマグネット4aの磁力線が1枚の磁性材4bに集中発生する。磁性材4bが1枚の場合は前後のマグネット4aの端部とで3極が形成され、磁性材4bが2枚の場合は4極が形成されることになり、軸心方向に複数組のN極とS極とが形成されている。
前記磁性材4bによる強力な磁力線は、マグネット4の径方向に発生し、スクリーン3の内外方向に指向することになり、スクリーン取付部2C内に入ってきて、スクリーン3とマグネット4との間及びスクリーン3の外側を流れる流体に対して、その流動方向に交叉する方向となり、棒状のマグネット4が2極しかない場合に比して、流体を横切る磁束密度が密になり、流体に対して磁力線が及ぼす影響、即ち、液体の磁化効率及び鉄粉の吸着効率を向上でき、鉄粉等の不純物を除去した磁化水を得るのに最適となる。
前記棒状のマグネット4の先端は、弁体6の半球部6aと同極に磁化されており、磁力の反発力により弁体6を開放し、洗浄等のためにスクリーン取付部2Cからマグネット4を離脱させることにより弁体6を閉鎖し、洗浄時等に上流側の流体がスクリーン取付部2Cに流出してくるのを堰き止めることができる。
即ち、前記同極に磁化されたマグネット4と弁体6とによって、弁体6の弁体開閉手段Kが構成されている。
前記マグネット4には非磁性材製の外套部材8が嵌装されている。この外套部材8は例えば合成樹脂製で筒状部8Aと基部8Bとが一体成形されており、筒状部8Aは薄肉でマグネット4の外周面に嵌脱自在に嵌合しており、基部8Bにはスクリーン3のホルダ3Aに螺合する外周ネジ部8aと、マグネット4の基端部に螺合する内周ネジ部8bとが形成されている。
前記外套部材8は設けなくともマグネット4による鉄粉の除去には支障はないが、設けることにより、鉄粉は外套部材8の外面に吸着され、外套部材8からマグネット4を抜くとその吸着力がなくなって、外套部材8の外面に吸着されていた鉄粉を簡単に除去できるようになる。
図1に2点鎖線で示すように、クリーン取付部2Cの外周に環状の磁性体14を嵌合することができる。この環状磁性体14に軸心方向に複数組のN極とS極とを形成したマグネットテープを用いて、棒状のマグネット4のN極とS極とに対向して配置すると、両マグネット4、14によって磁力線が倍増されるだけでなく、流体を横切る磁束密度をより確実に高めることができる。
また、前記環状磁性体14はマグネットの代わりに鉄板等の磁性材を筒形状に形成したものでもよい。この場合も、マグネット4の磁力線は磁性材との間に通り易くなり、マグネット4の径方向の磁力線がより強力に発生し、磁化効率及び吸着効率をより向上できる。
前記第1実施形態によれば、スクリーン取付部2C内にスクリーン3及びマグネット4を挿入配置すると、マグネット4の先端の磁力によって弁体6は弁座5から離隔し(図1の実線状態)、流入口2Aからストレーナ本体2内に入った流体は、弁座5の開口を通ってスクリーン取付部2C内のスクリーン3とマグネット4(外套部材8)との間に入り込み、スクリーン3を内側から外側へ貫通し、スクリーン3とスクリーン取付部2Cとの間から流出口2Bへ至る。
流体はスクリーン取付部2C内に入って出ていくまでの間、棒状のマグネット4(外套部材8)の表面に沿って流れるとき、マグネット4が発生する磁力線を横切ることになり、磁化されると共に、その内部の鉄粉がマグネット4(外套部材8)の表面に磁着され、その他の不純物がスクリーン3で濾過されてその内周面側に残る。
マグネット4(外套部材8)の表面に磁着された鉄粉の量が多くなると、マグネット4を外套部材8とともにスクリーン取付部2Cから抜き出し、マグネット4が抜かれることによって弁体6を押し開いていた磁着力がなくなり、弁体6は弁座5に当接して流路2Dを塞ぐ(図1の仮想線状態)。取り出した外套部材8に対してマグネット4を抜いて磁着力を解消し、その後に外套部材8の表面の鉄粉を除去する。
スクリーン3に溜まる不純物の量が多くなったときは、スクリーン3をマグネット4とともにスクリーン取付部2Cから抜き出し、弁体6を弁座5に当接して流路2Dを塞ぎ、取り出した外套部材8に対してマグネット4を抜いて磁着力を解消し、外套部材8の表面に鉄粉を除去する。
図3に示す第2実施形態において、棒状のマグネット4に外套部材8が嵌装されていなく、マグネット4をスクリーン3に装着するために、外套部材8の外周ネジ部8aに相当する取付具15が設けられている。
この第2実施形態においてはマグネット4の先端は裸であるので弁体6により近接することができ、弁体6を磁着力で押動する力も出しやすい。
図4に示す第3実施形態において、弁体6は励磁されていない又は非磁性体製の球体が使用されており、外套部材8の先端には尖り帽子部16が形成されており、この尖り帽子部8cで弁体6を押動可能な位置まで突出している。弁座5の座面5aは開口の周囲のエッジで形成されている。
前記外套部材8の尖り帽子部16は弁体6に直接的に当接するものであり、弁体開閉手段Kを構成しており、マグネット4とともにスクリーン取付部2C内に挿入することにより、弁体6を押動して弁座5から隔離して通路2Dを開通し(図4の実線状態)、スクリーン取付部2Cから抜き出すことにより、前記押動を解消して流体圧により弁体6を弁座5に当接可能にする(図4の仮想線状態)。
この第3実施形態においては、弁体6は励磁されていないので、弁体6自体に鉄粉が吸着されることがなく、弁体6の清掃が不要である。
図5、6に示す第4実施形態において、前記第3実施形態の棒状のマグネット4に外套部材8が嵌装されていない状態のものであり、マグネット4の先端に尖り帽子部16(弁体開閉手段K)が形成されており、マグネット4をスクリーン3に装着するために、外套部材8の基部8Bに相当する取付具15が設けられている。
図7、8に示す第5実施形態において、T型でかつ逆流洗浄型を例示しており、流入口2Aからスクリーン取付部2Cを通って流出口2Bへ流体を流動可能な流路2Dを形成したT型のストレーナ本体2と、前記スクリーン取付部2Cに着脱自在に取り付けられるスクリーン3と、このスクリーン3内に配置されていて流体に磁力線を通す棒状のマグネット4とを備え、前記スクリーン取付部2Cに流出口2Bから逆流入した洗浄流体を排出する排出口2Fを形成している。
前記ストレーナ本体2は流入口2Aと流出口2Bとの間の本体部分内にスクリーン取付部2C側へ流体の流れ方向を変更する流路仕切り部2Gが形成されている。
前記スクリーン取付部2Cは分割可能な構造になっており、流入口2A及び流出口2Bを形成した本体部分から突出している第1取付け部20に筒体21の一端を着脱自在に取付け、この筒体21の他端に排出口2Fを形成したエンドキャップ22を着脱自在に取付けている。
スクリーン3はホルダ3Aの外周にエレメント3Bが嵌装されており、前記ホルダ3Aには、第1取付け部20と筒体21とに挟持されることによりそれらに固定されるフランジ部3aと、前記流路仕切り部2Gに嵌入してスクリーン3の内外を仕切る一端部のシール部3bと、反対側の端部の閉鎖部3cとが形成されている。
前記反対側の端部の閉鎖部3cは、排出口2Fとマグネット4の先端との中間に位置してそれらと対向する連通口3dが形成されている。この連通口3dはスクリーン3内から洗浄流体の一部を排出するためのものであり、開閉する洗浄弁23が設けられている。
洗浄弁23は筒状部材の内部にマグネット23aが設けられ、外周部の一端の当たり部23bに環状パッキン24が装着され、外周部の他端に周方向複数ヶ所の抜け止め具23cが設けられ、連通口3dに軸心方向摺動自在に挿入されている。前記洗浄弁23が摺動して環状パッキン24が閉鎖部3cに当接することにより連通口3dを閉鎖し、環状パッキン24が閉鎖部3cから離隔することにより連通口3dを開放できるようになっている。
前記ストレーナ本体2は、第1取付け部20と反対側に第2取付け部25が本体部分から突出形成されており、この第2取付け部25にスピンドルケース26の一端を着脱自在に取付け、このスピンドルケース26の他端にスピンドル27を摺動自在に支持する支持キャップ28を着脱自在に取付けている。
棒状のマグネット4は前記スピンドル27の先端に着脱自在に取り付けられており、スピンドル27をその基端を持って押し引き操作することにより、スクリーン取付部2C内のスクリーン3に対して挿脱できるようになっている。
このマグネット4の先端の磁極は前記洗浄弁23のマグネット23aと反対になっており、マグネット4をスクリーン3内に挿入することにより、洗浄弁23を吸引して連通口3dを閉鎖する。従って、前記マグネット4及びマグネット23aによって、洗浄弁23を連通口3d開放可能状態から閉鎖状態にする洗浄弁開閉手段Hを構成している。
外套部材8はスピンドルケース26と別個に形成することができるが、ここではスピンドルケース26と合成樹脂により一体成形されている。
また、この第5実施形態においても、前記第1〜4実施形態と同様に、筒体21の外周に環状磁性体14を設けてもよい。
前記第5実施形態によれば、スクリーン取付部2C内のスクリーン3内にスピンドル27を介してマグネット4を挿入配置すると、マグネット4によって洗浄弁23は連通口3dを閉鎖し、流入口2Aからストレーナ本体2内に入った流体は、流路仕切り部2Gに案内されてスクリーン3の外側から内側に入り、スクリーン3とマグネット4の外側の外套部材8との間を通りって流出口2Bへ至る。
流体はスクリーン取付部2C内に入って出ていくまでの間、外套部材8(マグネット4)の表面に沿って流れるとき、マグネット4が発生する磁力線を横切ることになり、磁化されると共に、その内部の鉄粉が外套部材8の表面に磁着され、その他の不純物がスクリーン3で濾過されてその外内周面側に残る。
外套部材8の表面に磁着された鉄粉の量が多くなると、また、スクリーン3に溜まる不純物の量が多くなると、マグネット4を外套部材8及びスクリーン取付部2Cから抜き出し、マグネット4が抜かれたことによって外套部材8の表面の磁着力は消滅し、表面の鉄粉を除去容易状態になる。また、磁着力の消滅は洗浄弁23に対する吸着力も消滅し、洗浄弁23は閉鎖力がなくなって開放可能状態になる。
その状態で、流出口2B側から流体を逆流させると、その流体はスクリーン3と外套部材8との間に流れ込み、一部は外套部材8の表面の鉄粉を洗い流して、洗浄弁23を押動して連通口3dを開放しかつこの連通口3dから抜けだし、残余はスクリーン3を貫通して外周に至り、スクリーン3外周面に溜まった不純物を洗い流し、全量が排出口2Fから排出される。
なお、本発明は前記実施形態における各部材の形状及びそれぞれの前後・左右・上下の位置関係は、図1〜8に示すように構成することが最良である。しかし、前記実施形態に限定されるものではなく、部材、構成を種々変形したり、組み合わせを変更したりすることもできる。
例えば、スクリーン3をマグネット4に装着し、そのマグネット4の基端部をスクリーン取付部2Cに装着する形状にしてもよい。また、弁座5はストレーナ本体2の曲がり部2E内に一体成形してもよい。
本発明の第1実施形態を示す断面正面図である。 同第1実施形態を示す分解した断面正面図である。 第2実施形態を示す断面正面図である。 第3実施形態を示す断面正面図である。 第4実施形態を示す断面正面図である。 同第4実施形態を示す分解した断面正面図である。 第5実施形態を示す断面正面図である。 同第5実施形態のスクリーン及びマグネットの分解した断面正面図である。
符号の説明
1 ストレーナ装置
2 ストレーナ本体
2A 流入口
2B 流出口
2C スクリーン取付部
2D 流路
2E 曲がり部
3 スクリーン
3A ホルダ
3B エレメント
4 マグネット
4a 短寸マグネット
4b 磁性材
5 弁座
5a 座面
6 弁体
8 外套部材
14 環状磁性体
G 磁力線発生手段

Claims (5)

  1. 流入口からスクリーン取付部を通って流出口へ流体を流動可能な流路を形成したストレーナ本体と、前記スクリーン取付部に着脱自在に取り付けられるスクリーンとを備えたストレーナ装置において、
    前記スクリーン取付部に流体の流動方向に交叉しかつスクリーンの内外方向に磁力線を指向させた磁力線発生手段を設けていることを特徴とするストレーナ装置。
  2. 前記磁力線発生手段は、スクリーン内に挿通された棒状のマグネットを有し、このマグネットにはN極とS極とを軸心方向に複数組形成していることを特徴とする請求項1に記載のストレーナ装置。
  3. 前記磁力線発生手段は、複数個の短寸のマグネットを磁性材を挟んで同極同士対向して固着してN極とS極とを軸心方向に複数組形成していることを特徴とする請求項2に記載のストレーナ装置。
  4. 前記棒状のマグネットに非磁性材製の外套部材を嵌装し、この外套部材をマグネットとともにスクリーンに対して挿脱可能に形成していることを特徴とする請求項2又は3に記載のストレーナ装置。
  5. 前記磁力線発生手段は、スクリーン取付部の外周面に嵌装された環状磁性体を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のストレーナ装置。
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