JP3001430U - 舗装用ブロック - Google Patents

舗装用ブロック

Info

Publication number
JP3001430U
JP3001430U JP1994002501U JP250194U JP3001430U JP 3001430 U JP3001430 U JP 3001430U JP 1994002501 U JP1994002501 U JP 1994002501U JP 250194 U JP250194 U JP 250194U JP 3001430 U JP3001430 U JP 3001430U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
metal plate
rubber
anchor
base layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994002501U
Other languages
English (en)
Inventor
稔 田中
豊 長澤
Original Assignee
北海道スプリットン工業株式会社
株式会社北海道ゴム工業所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 北海道スプリットン工業株式会社, 株式会社北海道ゴム工業所 filed Critical 北海道スプリットン工業株式会社
Priority to JP1994002501U priority Critical patent/JP3001430U/ja
Priority to JP1994006860U priority patent/JP3011287U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3001430U publication Critical patent/JP3001430U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表層のゴム厚板が剥れることがないと共に、
滑り易くて危険な圧雪状態、凍結状態を作り出すことが
ない舗装用ブロックを得る。 【構成】 一定の平面形状を有し、複数の孔3を有する
金属板製のアンカー2を下面に垂直に溶接した金属板プ
レート1と、上面に多数の平行な溝6を有し、前記金属
板プレートと同形で金属板プレートの上面上に下面を接
着されたゴム厚板5と、前記金属板プレートと同形で、
金属板プレートのアンカー2を埋めて上面に金属板プレ
ート1を固定した分厚なコンクリート基層7とからな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は敷き並べて車道や、歩道を舗装するための舗装用ブロックに関する 。
【0002】
【従来の技術】
平面形状が長方形のゴム板を、同形状のコンクリート基層の上面に接着剤で固 定した舗装用ブロックは特開平5−285914号公報により公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のブロックはゴム板をコンクリート基層の上面に接着しているがゴム とコンクリートの接着剤による接着強度は低いため、交叉点など自動車が頻繁に 左折、右折する道路部分に敷き並べて舗装すると、左折、右折する車のタイヤが 偏荷重の摩擦力でゴム板を擦るためゴム板はコンクリート基層から剥れてしまう 。又、ゴム板の表面は平らであるため、寒冷地ではその上に降った雪が自動車の タイヤで押し固められ、非常に滑り易い圧雪状態になり、自動車はスリップして 事故を起したり、横断歩行者は転倒して怪我をしたりする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、従来の舗装用コンクリートブロックの上述の問題点を解消するため に開発されたのであって、一定の平面形状を有し、複数の孔を有する金属板製の アンカーを下面に垂直に固定した金属板プレートと、上面に多数の平行な溝を有 し、前記金属板プレートと同形で金属板プレートの上面上に下面を接着されたゴ ム板と、前記金属板プレートと同形で、金属板プレートのアンカーを埋めて上面 に金属板プレートを固定した分厚なコンクリート基層とからなることを特徴とす る。
【0005】
【実施例】 図示の実施例において、1は金属板プレート、2はその下面に垂直に溶接され た金属板のアンカーを示し、アンカーには幾つかの孔3が離して開設してある。 金属板プレート1、アンカー2は、この実施例では鉄板製で、金属板プレート1 は厚さが、例えば2.5mm、平面形状は長辺が約200mm、短辺が約100 mmの長方形である。又、アンカー2は厚さ3mmの金属板からなり、金属板プ レートの下面に長辺に沿って金属板プレートを二分する状態で下向きに溶接され ている。アンカー2の下向き長さは約40mm、両端に2つの半円形の切欠き4 を有し、両端の切欠きの間に2つの孔3を等間隔で有する。2つの孔3の直径、 及び両端の二つの切欠き4の直径は約30mmである。
【0006】 5は前記金属板プレート1上に強力な接着剤で固定された同大の長方形のゴム 厚板で、厚さは約15mmである。ゴム厚板のゴムの材質は天然ゴムと、合成ゴ ムを混合した耐摩耗性が高く、引裂き強度が優れたものを使用する。ゴム厚板の 上面には溝幅約7mm、深さ約7mmの溝6が約10mmの間隔で平行に多数設 けてある。溝6はゴム厚板の長辺に対し角度αが約60°になっているが、この 角度は任意である。
【0007】 7は金属板プレートと同大の長方形で、厚さ約65mmのコンクリート基層を 示し、金属板プレートのアンカー2を埋め、上面に金属板プレートを固定して成 形されている。基層7のコンクリート8は埋まったアンカー2の孔3や切欠き4 の中を満たして固まっているため、金属板プレート1とコンクリート基層7の取 付強度は頗る大である。
【0008】 この舗装用ブロックを成形するには、アンカー2を溶接した金属板プレート1 の上面に溝6を上にしてゴム厚板5を接着剤で接着し、図3に示すようにコンク リート基層7を成形する型枠11の上下に貫通した型孔12の底を塞ぐパレット 13上にゴム厚板5を下にして収め、アンカー2が起立する型孔12中にスラン プ値0の硬練りコンクリートを振動機14,14による振動下に所定量、投入し て充填し、充填後に振動を続けたまゝプレス装置15を降下し、下端のプレス板 16で型孔中のコンクリート、金属板プレート、ゴム厚板を圧迫してコンクリー トの密度を高めると共に、製品の高さを規定通りにし、それから振動機の運転を 止め、プレス装置を更に降下すると共に、パレット13も同時に下降し、製品を パレット上に脱型する。
【0009】 図示の実施例では金属板プレート、ゴム厚板、コンクリート基層の平面形状は 長方形で、道路1m2 当りの敷設数は40個の大きさにしてあるが、その平面形 状や、大きさは任意である。
【0010】
【考案の効果】
ゴムと金属板の接着には、ゴムが金属板から剥れることがない強力な接着剤が 市販されている(商品名Chemlok、メーカー名Lord far Eas t Inc.)。本考案の舗装用ブロックのゴム厚板5はそのような接着剤で金 属板プレート1の上面に接着されているため、交叉点などに敷設されて自動車の タイヤが偏荷重の摩擦力でゴム厚板を擦ってもゴム厚板は剥れることが絶対にな い。
【0011】 金属板プレート1は、下面に垂直に溶接した金属板製のアンカー2をコンクリ ート基層7中に埋めて基層の上面に固定されている。アンカーには孔3が複数個 開設され、基層のコンクリート8は孔3の中を満たす。従って、金属板プレート 1とコンクリート基層7の取付強度も頗る強い。
【0012】 ゴム厚板5は上面に多数の平行な溝6を有する。この溝6は、自動車のタイヤ 、歩行者の靴の滑り止めとして作用するほか、冬期に雪が降り、凍結した場合、 その上を走る自動車のタイヤから受ける偏荷重で溝6を隔てる凸条6´が変形し 、且つゴムの弾力性と、歪により溝6のなかに詰った雪を圧迫して破砕し、溝の 外に押し出す。従って、ゴム厚板上の雪の層は簡単に剥れて砕かれるため、滑り 易く危険な圧雪状態、凍結状態になることがない。これにより自動車のスリップ 事故、歩行者の転倒事故が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基層コンクリートを断面にしたブロックの側面
図である。
【図2】図1のブロックの斜視図である。
【図3】ブロックの成形状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 金属板プレート 2 アンカー 3 孔 4 切欠き 5 ゴム厚板 6 溝 6´ 凸条 7 コンクリート基層 8 コンクリート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の平面形状を有し、複数の孔を有す
    る金属板製のアンカーを下面に垂直に固定した金属板プ
    レートと、上面に多数の平行な溝を有し、前記金属板プ
    レートと同形で金属板プレートの上面上に下面を接着さ
    れたゴム厚板と、前記金属板プレートと同形で、金属板
    プレートのアンカーを埋めて上面に金属板プレートを固
    定した分厚なコンクリート基層とからなることを特徴と
    する舗装用ブロック。
JP1994002501U 1994-02-25 1994-02-25 舗装用ブロック Expired - Lifetime JP3001430U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994002501U JP3001430U (ja) 1994-02-25 1994-02-25 舗装用ブロック
JP1994006860U JP3011287U (ja) 1994-02-25 1994-05-23 舗装用ブロック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994002501U JP3001430U (ja) 1994-02-25 1994-02-25 舗装用ブロック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3001430U true JP3001430U (ja) 1994-08-30

Family

ID=43137410

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994002501U Expired - Lifetime JP3001430U (ja) 1994-02-25 1994-02-25 舗装用ブロック
JP1994006860U Expired - Lifetime JP3011287U (ja) 1994-02-25 1994-05-23 舗装用ブロック

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994006860U Expired - Lifetime JP3011287U (ja) 1994-02-25 1994-05-23 舗装用ブロック

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP3001430U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3469203B2 (ja) * 1999-04-07 2003-11-25 日本興業株式会社 舗設用ブロック構造体及びその施工方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3469203B2 (ja) * 1999-04-07 2003-11-25 日本興業株式会社 舗設用ブロック構造体及びその施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3011287U (ja) 1995-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2199700A (en) Rubber coated plywood for road material
JP3001430U (ja) 舗装用ブロック
JP3486222B2 (ja) 舗装用ブロックの製造方法
KR20050021776A (ko) 도로 포장용 블록의 제조 방법
KR200337281Y1 (ko) 도로 포장용 블록
JP3020637U (ja) 舗装用ブロック
JPH08105006A (ja) 路面表層材
JP7485306B2 (ja) 防滑用レール状ブロック体及び道路構造
JP3020579U (ja) 路面敷設ブロックおよびこれを用いた横断歩道路面構成体
KR100433654B1 (ko) 도로의 미끄럼방지구간의 시공방법 및 그 구조물
US3038392A (en) Pavement construction
JPH09209303A (ja) 舗装ブロック
CN211689744U (zh) 一种弯道防滑路面
JP3014205U (ja) 滑止め装置
JPS5851203Y2 (ja) コンクリ−ト舗装体
JP3706308B2 (ja) すべり抵抗改善弾性舗装材
JPH0144561Y2 (ja)
KR200324315Y1 (ko) 변형 및 균열방지를 위한 노면
KR200232865Y1 (ko) 도로의 미끄럼방지구간의 구조물
JPH073709A (ja) 路面表層材
JPS6256283B2 (ja)
JPH1046511A (ja) 古タイヤを利用した路面凍結道路用ブッロク
JPS5925923Y2 (ja) 道路継目伸縮装置
JPH08333705A (ja) 凍結防止用路面ブロックおよびその敷設工法
JPH1121807A (ja) スリップ防止用コンクリート舗装平板