JP2999897B2 - キー入力回路 - Google Patents

キー入力回路

Info

Publication number
JP2999897B2
JP2999897B2 JP5012575A JP1257593A JP2999897B2 JP 2999897 B2 JP2999897 B2 JP 2999897B2 JP 5012575 A JP5012575 A JP 5012575A JP 1257593 A JP1257593 A JP 1257593A JP 2999897 B2 JP2999897 B2 JP 2999897B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
circuit
signal
data
scan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5012575A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06230874A (ja
Inventor
宗弘 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP5012575A priority Critical patent/JP2999897B2/ja
Publication of JPH06230874A publication Critical patent/JPH06230874A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2999897B2 publication Critical patent/JP2999897B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器等に使用され
るキースイッチの操作を検出するためのキー入力回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、チューナーやカセットデッキ等
の音響機器には数多くのスイッチが存在する。特に、車
載用の音響機器では、フロントパネル部にキースイッチ
が集中しているので、1つ1つのスイッチに配線した場
合には、本体にあるマイコンとフロントパネルの間の配
線の数が多くなる。そこで、配線数を減少するために、
キースイッチにキーマトリクスを用いていた。例えば、
30個のキースイッチがある時、30本であった配線数
が、キーマトリクスを用いることによって11本に大き
く減少する。
【0003】キーマトリクスを用いた場合、どのキーが
押されたか検出するため、キーマトリクスを常時あるい
は定期的にスキャンしキーデータを得ていた。しかし、
キーマトリクスに供給されるキースキャン信号の立ち上
がり及び立ち下がりエッジによって高調波ノイズが発生
し、チューナー等にノイズ等の悪影響を及ぼしていた。
そこで、キーが押された時、1回だけキースキャンを行
い高調波ノイズの悪影響を減らす工夫がなされていた。
しかし、1回のキースキャンではチャタリングが発生し
た時誤動作する可能性があるので、2回のキースキャン
を行うことによって得られたデータを比較し一致した時
に限りキーデータとしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
キー入力回路では、上述のように30個のキーがあって
5×6のキーマトリクスを用いた場合でも、本体内のマ
イコンとフロントパネル上のキーマトリクスを結ぶ配線
の数は、5+6=11本必要で、大幅に減少されてはい
るが、これでもまだ配線数は多い。
【0005】また、2回のキースキャンやキースキャン
によるデータの比較等の処理はマイコンのプログラムに
よって行われている。そのため、プログラムの負担が多
くなり、キースキャンによるキーデータの記憶等のため
メモリーが不足するという問題が生じていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の点に鑑み
成されたものであり、キーマトリクスと、キーデータが
供給されるキーリターン信号入力回路と、キーリターン
信号入力回路の出力を受けて動作する発振回路と、前記
発振回路の出力に基づいてタイミング信号を発生するタ
イミング発生回路と、前記タイミング信号に基づいて前
記キーマトリクス上を走査するキー走査出力回路と、第
1回目の走査で前記キーリターン信号入力回路に取り込
まれたキーデータが記憶される第1の記憶回路と、第2
回目の走査で前記キーリターン信号入力回路に取り込ま
れたデータが記憶される第2の記憶回路と、前記第1及
び第2の記憶回路のキーデータを比較するデータ比較回
路と、前記データ比較回路の一致検出信号に基づいて第
1の記憶回路のデータを外部に出力させる出力制御回路
を備えたものである。
【0007】
【作用】上述の手段によれば、キーマトリクス上でいず
れかのキーが押された時、タイミング発生回路のタイミ
ング信号に基づいて、キーマトリクスを2回走査しキー
データを得る。得られたキーデータは第1及び第2の記
憶回路に一時記憶され、データ比較回路により2つのキ
ーデータが一致していると検出した場合、出力制御回路
を介して第1の記憶回路に記憶されているキーデータが
出力される。これにより、マイコンが行っていたキース
キャンやキーデータの比較等の処理を軽減することがで
きる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図で
ある。1は発振回路、2はタイミング発生回路、3はキ
ー走査出力回路、4はキーマトリクス、5はキーリター
ン信号入力回路、6は第2の記憶回路、7は第1の記憶
回路、8はデータ比較回路、9は出力制御回路である。
キーマトリクス4は図4に示されるように、キー走査出
力回路3に接続された6本のキースキャン信号線とキー
リターン信号入力回路5にキーデータを印加する5本の
キーリターン信号線の間に各々接続された30個のキー
スイッチによって構成されている。第2の記憶回路6は
5個のフリップフロップから構成されたレジスタが6個
設けられて成り、それぞれのレジスタにキーリターン信
号入力回路5からの伝送線路が並列に接続され、各レジ
スタはキースキャン信号KS1〜KS6と同期してタイ
ミング発生回路2から出力されるクロック信号に基づい
て、キーデータを記憶する。また、第1の記憶回路7
は、並列入力形の5ビットのシフトレジスタが6個設け
られて成り、各シフトレジスタの並列入力端子には第2
の記憶回路6の対応するレジスタの出力が接続される。
具体的には図2に示すように構成される。図2のゲート
回路101及び102はパラレル/シリアル切換信号に
基づいてシフトレジスタがシリアル形式かパラレル形式
かを制御する切換ゲートであり、ゲート101は前段の
D−FFの出力と第2の記憶回路6の出力を切り換えて
各々のD−FFの入力端子Dに供給するように接続さ
れ、また、ゲート回路102はシリアルクロックとパラ
レルクロックを切り換えて各々のD−FFのクロック入
力に供給するように接続されている。パラレル制御信号
が印加された時、第1の記憶回路のシフトレジスタは並
列入力形のシフトレジスタとなりキースキャン信号KS
1〜KS6と同期してタイミング発生回路2から出力さ
れるクロックに基づいて、第1の記憶回路のデータをパ
ラレルに取り込み記憶し、シリアル制御信号が印加され
た時、各々のシフトレジスタは直列出力形のシフトレジ
スタに切り換わると共に各々のシフトレジスタのシリア
ル入出力が直列接続され、記憶していた30ビットのキ
ーデータはシリアルクロックに基づいて出力される。
【0009】さらに図1において、出力制御回路9はマ
イコンのような外部接続回路に対して、読み取り要求信
号及びキーデータを伝送するDOと、マイコンからのシ
リアルクロック信号及びチップイネーブル信号がそれぞ
れ供給される入力CL及びCEが設けられ、マイコンか
ら供給されたチップイネーブル信号に基づいて第1の記
憶回路7をパラレル入力からシリアル出力に切り換える
制御信号を出力すると共にシリアルクロック信号を第1
の記憶回路7に出力する。
【0010】また、データ比較回路8は、第1及び第2
の記憶回路よりキーデータを受け取る2入力端子が設け
られ、前記キーデータを比較し一致した時、発振回路1
及びタイミング発生回路2及び出力制御回路9に一致検
出信号を出力する。次に図3に示されたタイミング図を
参照しながら本実施例の動作を説明する。キーマトリク
ス4のキーが押される前の状態では、発振回路1及びタ
イミング発生回路2の動作が停止していると共に、キー
走査出力回路3キースキャン信号は全て“H”レベルに
なっている。キーが押された時、キーリターン信号入力
回路5にキースキャン信号の“H”レベルがキーリター
ン信号線を介して供給される。キーリターン信号入力回
路5は、キーリターン信号KI1〜KI5のいずれかの
信号線が“H”レベルになった時、発振回路1及びタイ
ミング発生回路2に対して“H”レベルの出力を供給
し、発振回路1及びタイミング発生回路2は動作を開始
する。
【0011】発振回路1は発振信号を出力し、前記発振
信号に基づいてタイミング発生回路2はタイミング信号
を生成し、キー走査出力回路3及び第1及び第2の記憶
回路6及び7に対してタイミング信号をそれぞれ同期し
て出力する。前記タイミング信号が供給されたキー走査
出力回路3は、図4のように6本のキースキャン信号線
と5本のキーリターン信号線からなるキーマトリクス4
を走査し始める。図3に示されるように、初めにキース
キャン信号KS1を“H”レベルに上げ一定時間後
“L”レベルに戻す。続いて、キースキャン信号KS2
を“H”レベルに上げ一定時間後“L”レベルに戻す。
この動作がキースキャン信号KS6まで行われた時、第
1回目のキー走査が終了するが、すぐにキースキャン信
号KS1からKS6まで上述した動作を順次行い、第2
回目のキー走査を行う。
【0012】第1回目のキー走査において、キースキャ
ン信号線KS1が走査された時、キーマトリクス4上の
キーK0〜K4の5ビットのキーデータがキーリターン
信号線KI1〜KI5を介してキーリターン信号入力回
路5に取り込まれる。このとき、5ビットのレジスタが
6個設けられて成る第2の記憶回路6の中の第1番目の
レジスタに、キースキャン信号KS1に同期したタイミ
ング発生回路2のクロック信号KSP1に基づいて、キ
ーリターン信号入力回路5に取り込まれたキーデータが
記憶される。このようにして、キースキャン信号線KS
6まで順次走査する度に、キースキャン信号に同期した
クロック信号に基づいて第2の記憶回路6はキーデータ
を順次記憶する。第1回目の走査を終えた時点で、第2
の記憶回路6はキーマトリクス4上のキーK0〜K29
に応じた30ビットのキーデータを記憶する。
【0013】次に、第2回目の走査によるキーデータの
第2の記憶回路6への記憶は、第1回目の走査と同様に
行われる。このとき、5ビットのシフトレジスタが6個
設けられて成る第1の記憶回路7にもキースキャン信号
に同期したタイミング発生回路2のクロック信号が印加
されているので、クロック信号KSP1により、第2の
記憶回路6の第1番目のレジスタに第2回目の捜査によ
るキーK0〜K4のキーデータが記憶されると同時に、
第1の記憶回路7の第1番目のシフトレジスタに第2の
記憶回路6の第1のレジスタに記憶されていた第1回目
の走査時のキーデータが取り込まれ記憶される。順次、
前記クロック信号によって、第2の記憶回路6に新規の
データが、第1の記憶回路7に第2の記憶回路6のデー
タが記憶されていく。第2回目の走査が終わった時、第
2の記憶回路6に第2回目の走査による30ビットのキ
ーデータが、第1の記憶回路7に第1回目の走査による
30ビットのキーデータが記憶されている。
【0014】走査動作が終了した後、データ比較回路8
は第2及び第1の記憶回路6及び7のデータを比較す
る。データが一致していた場合、発振回路1及びタイミ
ング発生回路2及び出力制御回路9に対して、“H”レ
ベルなる一致検出信号を印加する。発振回路1及びタイ
ミング発生回路2は前記一致検出信号に基づいて動作を
終了する。また、出力制御回路9は前記一致検出信号に
基づいて、マイコンのような外部接続回路に“H”レベ
ルの読み取り要求信号を出力DOを介して出力し、マイ
コンにキーデータを読み取るように要求する。その後、
マイコンからのシリアルクロック信号及びチップイネー
ブル信号がそれぞれ入力CL及びCEに印加される。出
力制御回路9は、チップイネーブル信号に基づき、第1
の記憶回路7に“H”レベルのシリアル/パラレル制御
信号を印加し、第1の記憶回路7を並列入力形から直列
出力形のシフトレジスタに切り換えると同時に、入力C
Lに供給されるマイコンのシリアルクロック信号をその
まま第1の記憶回路7に印加する。第1の記憶回路7
は、シリアルクロック信号に同期して30ビットのキー
データを出力制御回路9に対してシリアルに出力し、シ
リアルなキーデータは出力DOを介してマイコンに出力
されていく。シリアルなキーデータが出力し終えた時、
読み取り要求は解除となりキー入力回路は待ち状態とな
る。
【0015】データ比較回路8において、第2及び第1
の記憶回路6及び7のデータが不一致であると検出した
時、キーが押されたままであれば、再び2回のキーマト
リクス4の走査動作が行われ、2回のキーデータの比較
が行われる。
【0016】
【発明の効果】従って、本発明によれば、それまでマイ
コンが行っていたキーマトリクスの走査及び比較等の処
理をマイコンの外の回路で行うことができるので、マイ
コンのプログラム的な負担を軽減しキーデータ等を記憶
することもなくなりメモリーの不足も軽減できる。ま
た、マイコンの設けられている本体とキースイッチの設
けられたパネルを結ぶ配線の数が3本となり大幅に減少
できたことにより電子機器の組み立て工程数を削減でき
コストダウンを計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】第1の記憶回路を示す回路図である。
【図3】本発明の実施例を示すタイミング図である。
【図4】キーマトリクスの構成を示す図である。
【符号の説明】
4 キーマトリクス 101,102 シリアル/パラレル切換ゲート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーマトリクスと、キーデータが供給さ
    れるキーリターン信号入力回路と、前記キーリターン信
    号入力回路の出力を受けて動作する発振回路と、前記発
    振回路の出力に基づいてタイミング信号を発生するタイ
    ミング発生回路と、前記タイミング信号に基づいて前記
    キーマトリクス上を走査するキー走査出力回路と、第1
    回目の走査で前記キーリターン信号入力回路に取り込ま
    れたキーデータが記憶される第1の記憶回路と、第2回
    目の走査で前記キーリターン信号入力回路に取り込まれ
    たデータが記憶される第2の記憶回路と、前記第1及び
    第2の記憶回路のキーデータを比較するデータ比較回路
    と、前記データ比較回路の一致検出信号に基づいて外部
    接続回路に対して読み取り信号を出力する出力制御回路
    とを備えたキー入力回路。
JP5012575A 1993-01-28 1993-01-28 キー入力回路 Expired - Fee Related JP2999897B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5012575A JP2999897B2 (ja) 1993-01-28 1993-01-28 キー入力回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5012575A JP2999897B2 (ja) 1993-01-28 1993-01-28 キー入力回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06230874A JPH06230874A (ja) 1994-08-19
JP2999897B2 true JP2999897B2 (ja) 2000-01-17

Family

ID=11809162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5012575A Expired - Fee Related JP2999897B2 (ja) 1993-01-28 1993-01-28 キー入力回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2999897B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06230874A (ja) 1994-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3183260B2 (ja) スキャンフリップフロップ回路
JP2999897B2 (ja) キー入力回路
EP0915566A2 (en) Reset circuit for flipflop
EP0284985B1 (en) Semiconductor memory device
US4864401A (en) Synchronization signal generator without oscillator
US6842052B2 (en) Multiple asynchronous switching system
US5473387A (en) Field decision circuit
US5856794A (en) Method and apparatus for scanning keyboard and diode option
JPH05189990A (ja) データ保持装置
US5481753A (en) I/O device having identification register and data register where identification register indicates output from the data register to be an identifier or normal data
EP0190743A2 (en) Control signal generation circuit for wireless remote control signal transmitter
US5027354A (en) Electronic memory testing device
JPH07234747A (ja) 出力信号ドライバ及びその駆動方法
US5724240A (en) Method for automatically resetting a microcomputer in a video cassette recorder
JP2849007B2 (ja) 半導体集積回路
JP2644798B2 (ja) 信号処理回路の自己診断方式
JPH06314148A (ja) キースキャン回路
JPH01295319A (ja) キー入力装置
JP2767794B2 (ja) マイクロコンピュータ
JP3263655B2 (ja) キー入力回路
JP2867480B2 (ja) メモリ切替回路
JP2615471B2 (ja) キーボード装置
JP2964799B2 (ja) 半導体集積回路
JPH01194014A (ja) クロック切換装置
JP2894395B2 (ja) 映像信号切替装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081105

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091105

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees