JP2999079B2 - バリ取り装置 - Google Patents

バリ取り装置

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JP2999079B2
JP2999079B2 JP4292581A JP29258192A JP2999079B2 JP 2999079 B2 JP2999079 B2 JP 2999079B2 JP 4292581 A JP4292581 A JP 4292581A JP 29258192 A JP29258192 A JP 29258192A JP 2999079 B2 JP2999079 B2 JP 2999079B2
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JP
Japan
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cylindrical body
path
discharge port
work
abrasive grains
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JP4292581A
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JPH06143123A (ja
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正巳 高木
康夫 三宅
幸久 建部
久司 柘植
貢 片山
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数のワークをバリ取
りしながら連続して供給するバリ取り装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、多数のワークaをバリ取りするバ
リ取り装置としては図3に示されるようなものが提供さ
れている。このものはモータ等の駆動体20を備えた基
台21上に容器22が着脱自在に設置されており、容器
22内に多数のワークaと共に研磨砥粒を入れた状態で
容器22を駆動体20によって回転させることでワーク
aのバリ取りを行なうようになっている。そして、バリ
取りが終了すると容器22を基台21より取り外して容
器22内よりワークaを取り出すようにしており、ワー
クaが取り出された容器22は次のバリ取りに備えて再
度基台21上に設置されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、バリ取りが終了した時点でその都度
容器22を基台21より取り外す必要があり、また、基
台21より取り外した容器22を再度基台21上に設置
する必要があり、容器22の脱着時にはバリ取り作業が
止められることとなり、連続してワークaのバリ取りを
行なうことができず、バリ取り作業が効率の悪いものと
なっていた。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、効率良く連続的にワークのバリ取りを行なう
ことができるバリ取り装置を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のバリ取り装置で
は、上記目的を達成するために、(図1参照)底部中央
を上方に突出させてワークaを投入する投入部1を形成
すると共に上部に排出口2を備え、内側壁に沿って投入
部1から排出口2に向けてスパイラル状に搬出路4が設
けられた筒体3と、筒体3が載設される基台5と、筒体
3に円周及び上下方向の合成振動を加えて筒体3内に入
れられた研磨砥粒bと共にワークaを搬出路4に沿って
搬出する振動器6とで構成され、排出口2の近傍に位置
する搬出路4に研磨砥粒bを排出するための多数の通孔
7を穿設し、通孔7が穿設された搬出路4の下側に通孔
7を介して搬出路4より振るい落とされた研磨砥粒bを
投入部1に落とすためのガイド板8を備えたことに特徴
を有している。
【0006】
【作用】しかして、振動器6による振動によって投入部
1に投入されたワークaは研磨砥粒bと共に搬出路4を
通って排出口2に向けて移動させられるものであり、振
動器6による振動によって搬出路4を通る際にワークa
は研磨砥粒bと共擦りされることでバリ取りが施され、
上部の搬出路4より連続的に排出される。そして、ワー
クaのバリ取りを行なう研磨砥粒bは排出口2の近傍に
位置する搬出路4に設けられた通孔7より振るい落とさ
れるものであり、通孔7を介して搬出路4より振るい落
とされた研磨砥粒bはガイド板8によって投入部1に落
とされることとなり、排出口2より筒体3外に出ていく
ようなことがない。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。バリ取り装置は、図1に示されるように振動
器6を備えた基台5と、基台5上に設置される有底筒状
の筒体3とによって主体が構成されている。筒体3の底
部中央は上方に向けて突出しており、ワークaを投入す
るための投入部1が形成されている。筒体3の上部には
筒体3の側壁を開口させて排出口2が形成されている。
筒体3の内側壁に沿って上記投入部1からは排出口2に
向けてスパイラル状に搬出路4が設けられている。この
搬出路4の内側の端部には搬出路4の長手方向に沿って
立ち上げ片4aが設けられている。筒体3の内面及び搬
出路4の表面にはゴムライニングまたはポリエチライニ
ング等の可撓性材料のライニングを施してある。
【0008】排出口2に近接する搬出路4の上部には図
1に示されるように多数の通孔7が搬出路4の長手方向
に沿って穿設されており、通孔7が穿設された搬出路4
の下側には先端側が下方に向けて傾斜するガイド板8が
設けられている。ここで、通孔7が設けられる搬出路4
は多数の通孔7が設けられたパンチングメタルまたはス
クリーン等によって形成されている。排出口2からは筒
体3外に向けて供給路9が導出されており、供給路9に
よってワークaを次工程に送るようになっている。ここ
で、当然ながら通孔7の大きさは、ワークaがはまり込
まない大きさ以下で研磨砥粒bが落下(通過)する大き
さのものである。
【0009】振動器6を備えた基台5は、振動器固定ベ
ース5a上に複数の板バネ5bを立設し、板バネ5bの
上部に筒体3が設置されることとなる振動器可動台5c
を設置して主体が構成されている。振動器6は振動器固
定ベース5a上に設置された鉄心と電磁コイル6a及び
可動片6bから構成されており、可動片6bの上部は上
記振動器可動台5cに連結されている。ここで、振動器
6は図1のような電磁駆動方式の他に、可動台に振動モ
ータを設置し、振動モータによる不つり合いウェイトの
回転による加振方式(偏心加振による方式)も採用でき
る。
【0010】しかして、振動器6を作動させると振動器
6にて筒体3に円周及び上下方向の合成振動が加えら
れ、筒体3内に入れられた研磨砥粒bとワークaは振動
によって投入部1から搬出路4に移動し、搬出路4に沿
って上方に移動するものであり、搬出路4に沿って移動
する際にワークaは研磨砥粒bと共擦りされることでバ
リ取り加工が施されるものである。そして、搬出路4の
上部側まで移動した後にバリ取り加工が施されたワーク
aは排出口2より順次連続的に排出されるものであり、
ワークaと共に移動する研磨砥粒bは図2に示されるよ
うに搬出路4に設けられた通孔7より振るい落とされる
こととなり、ガイド板8によって投入部1に落とされて
排出口2より筒体3外に出ていくことがなく、投入部1
に落ちた後に再度ワークaと共にワークaのバリ取りを
行ないながら搬出路4に沿って移動するものである。つ
まり、バリ取り加工が施されたワークaのみが排出口2
から筒体3外に出るようになっており、研磨砥粒bはワ
ークaのバリ取りをした後に再度投入部1に戻されるよ
うになっている。ここで、ワークaのバリ取り効果は振
動器6による振動の強さ及び加工時間により可変に制御
できるものである。加工時間の制御は排出口2手前の搬
出路4に可動式のシャッター(図示せず)を設け、一定
時間になるまでの間は搬出路4を登ってきたワークa及
び研磨砥粒bを底部中央近くへ落とし、タイムアウトと
共にシャッターが解除されてワークaを排出口2へ送る
ことにより実施できる。そして、ワークaのバリ取りは
投入部1にワークaを投入するだけで順次バリ取りが施
された後に連続して排出口2より排出されるものであ
り、投入部1にワークaを投入するだけで器械の動作を
止めたりするようなことなく効率良く連続的にワークa
のバリ取りを行ないながら排出口2より筒体3外に供給
できるようになっている。
【0011】
【発明の効果】本発明のバリ取り装置は上述のように、
底部中央にワークを投入する投入部を備えると共に上部
に排出口を備え、内側壁に沿って投入部から排出口に向
けてスパイラル状に搬出路が設けられた筒体と、筒体が
載設される基台と、筒体に円周及び上下方向の合成振動
を加えて筒体内に入れられた研磨砥粒と共にワークを搬
出路に沿って搬出する振動器とで構成され、排出口の近
傍に位置する搬出路に研磨砥粒を排出するための多数の
通孔を穿設し、通孔が穿設された搬出路の下側に通孔を
介して搬出路より振るい落とされた研磨砥粒を投入部に
落とすためのガイド板を備えているので、投入部にワー
クを投入するだけで研磨砥粒によってバリ取りを行いな
がら連続してワークを排出口より搬出することができる
ものであり、効率良く連続的にワークのバリ取り作業を
行なうことができるものである。またワークを投入する
投入部を、筒体の底部中央部を突出させて形成すること
により、筒体に振動を加えた際に、投入部のワーク及び
研磨砥粒を速やかに筒体の内周付近に移動させて搬出路
に導くことができ、ワークのバリ取り作業を効率良く行
うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであり、(a)は
一部破断した正面図、(b)は平面図である。
【図2】同上の作用を示す部分断面図である。
【図3】従来例の一部破断した正面図である。
【符号の説明】
a ワーク b 研磨砥粒 1 投入部 2 排出口 3 筒体 4 搬出路 5 基台 6 振動器 7 通孔 8 ガイド板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 建部 幸久 北海道帯広市西25条北1丁目2番1号 帯広松下電工株式会社内 (72)発明者 柘植 久司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 片山 貢 三重県津市片田志袋町57番地の1 中勢 化成工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−312809(JP,A) 特開 昭57−107769(JP,A) 特公 昭53−41400(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24B 31/06 B24B 31/073

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部中央を上方に突出させてワークを投
    入する投入部を形成すると共に上部に排出口を備え、内
    側壁に沿って投入部から排出口に向けてスパイラル状に
    搬出路が設けられた筒体と、筒体が載設される基台と、
    筒体に円周及び上下方向の合成振動を加えて筒体内に入
    れられた研磨砥粒と共にワークを搬出路に沿って搬出す
    る振動器とで構成され、排出口の近傍に位置する搬出路
    に研磨砥粒を排出するための多数の通孔を穿設し、通孔
    が穿設された搬出路の下側に通孔を介して搬出路より振
    るい落とされた研磨砥粒を投入部に落とすためのガイド
    板を備えて成ることを特徴とするバリ取り装置。
JP4292581A 1992-10-30 1992-10-30 バリ取り装置 Expired - Lifetime JP2999079B2 (ja)

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JPH06143123A JPH06143123A (ja) 1994-05-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FI53464C (fi) * 1973-11-13 1978-05-10 Lennart Eino Olavi Suominen Foerfarande foer framstaellning av en ovaevd fibermaterialbana
JPS6033623B2 (ja) * 1980-11-06 1985-08-03 株式会社チップトン 自動選別装置付円筒バレル研摩機

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