JP2998779B2 - 斜流ポンプに付帯する真空ポンプの運転制御方法 - Google Patents

斜流ポンプに付帯する真空ポンプの運転制御方法

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JP2998779B2 JP19295194A JP19295194A JP2998779B2 JP 2998779 B2 JP2998779 B2 JP 2998779B2 JP 19295194 A JP19295194 A JP 19295194A JP 19295194 A JP19295194 A JP 19295194A JP 2998779 B2 JP2998779 B2 JP 2998779B2
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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横軸斜流ポンプや斜流
渦巻ポンプ等の斜流ポンプに付帯する真空ポンプの運転
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図2に示すようなポンプ流路系に
おいては、横軸斜流ポンプ1の吸込側に吸込管2を接続
し、吐出側に吐出管内蔵型熱交換器3、吐出弁4を介し
て吐出管5を接続している。吐出管内蔵型熱交換器3は
ポンプ駆動機6の冷媒水を冷却するものであり、内部に
吐出流体のための吐出流路を有し、吐出流路の周囲に伝
熱管を配している。吐出管内蔵型熱交換器3の伝熱管
は、冷却水循環管7を介してポンプ駆動機6の冷却ジャ
ケットの伝熱管に連通している。
【0003】横軸斜流ポンプ1の羽根車1aはポンプ駆
動機6に主軸8を介して接続しており、主軸8は吸込管
2の管壁を主軸貫通部9において貫通している。吸込管
2には横軸斜流ポンプ1の近傍において真空吸引管10
が連通しており、真空吸引管10には真空ポンプ11を
接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成におい
て、通常運転時には、ポンプ駆動機6により主軸7を介
して横軸斜流ポンプ1を駆動し、吸引管2を通して吸引
した流体を吐出管内蔵型熱交換器3および吐出弁4を介
して吐出管5から吐出する。このとき、ポンプの運転中
においては、羽根車より上流側は常に負圧となり、主軸
貫通部9から空気が流入する。しかし、この空気の流入
量は僅かなものであり、吐出弁4を全開する状態の運転
においては、ポンプ内の流速が速く、流入した空気は水
と共に吐出口から排出されるので、問題となることはな
い。
【0005】一方、待機運転時や小水量の管理運転時に
は、吸込管2内の空気を真空吸引管10を通して真空ポ
ンプ11で吸い出し、横軸斜流ポンプ1および吸込管2
内を負圧となし、吸込管2内に水を吸い上げた状態を維
持する。
【0006】このとき、真空ポンプ11は連続運転を行
っており、満水状態になると、真空ポンプ11は吸込管
2内の水を吸い出すことになるので、真空ポンプ11が
連続して水を吸引することになり、真空ポンプが故障す
る原因となる。また、満水検知器等を設けて満水状態を
検知し、この検知により真空ポンプを停止させる方法で
は、ポンプ流路内の空気量を計測し、真空ポンプを再起
動するためのセンサー装置が別途に必要であった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、満水
状態における真空ポンプの過剰な運転を防止する斜流ポ
ンプに付帯する真空ポンプの運転制御方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の斜流ポンプに付帯する真空ポンプの運
転制御方法は、斜流ポンプのポンプ流路内の空気を斜流
ポンプに付帯する真空ポンプにより排出するに際し、前
記ポンプ流路における満水状態を、斜流ポンプのケーシ
ングの頂部に設けた満水検知装置により検出し、満水検
知装置から制御装置に満水状態を知らせる満水信号を入
力し、満水信号を受けた制御装置により真空ポンプの運
転を停止するととに、制御装置に内蔵した可変タイマー
回路を起動し、可変タイマー回路により設定した一定時
間後に、満水検知装置から満水信号を制御装置に入力し
ていない条件下に、制御装置により真空ポンプの運転を
再開する構成としたものである。
【0009】
【作用】上記した構成において、ポンプ流路内には斜流
ポンプの主軸貫通部から空気が流入するので、特に待機
運転時や小流量の管理運転等のようにポンプ流路におけ
る流速がない状態や遅い状態においては、ポンプ流路内
の空気を真空ポンプによって吸い出し、水位を一定高さ
以上に維持する。
【0010】このとき、ポンプ流路内が満水状態となっ
た時点で真空ポンプを停止するので、満水状態における
真空ポンプの過剰な運転、つまりポンプ流路内の水を吸
い出すような運転を防止することができ、真空ポンプの
故障を回避でき、しかも真空ポンプは断続的な運転を行
うので、ランニングコストの低減を図ることができる。
さらに、可変タイマー回路における設定時間を調整する
ことにより、真空ポンプの運転を再開する運転水位を任
意に設定できるので、主軸貫通部の摩耗による空気流入
量の変動にも容易に対応することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。本実施例における基本的構成は、先に図2にお
いて説明したものと同様であり、同様の作用を行う部材
は同一番号を付して説明を省略する。
【0012】図1において、横軸斜流ポンプ1の頂部に
は満水検知装置21を設けており、満水検知装置21は
ポンプ流路における満水状態を検出するものである。満
水検知装置21は制御装置22に接続しており、制御装
置22は真空ポンプ11の運転の起動・停止を制御する
ものである。制御装置22には可変タイマー回路23を
設けている。
【0013】上記した構成により、横軸斜流ポンプ1を
駆動する状態において、ポンプ流路をなす吸込管2や横
軸斜流ポンプ1のケーシング内には主軸貫通部9から空
気が流入する。このため、待機運転時や小流量の管理運
転等のようにポンプ流路における流速がない状態や遅い
状態においては、ポンプ流路の空気を真空ポンプ11に
よって吸い出し、水位を一定高さ以上に維持することが
必要である。
【0014】ポンプ流路内の空気を真空ポンプ11によ
り排出すると、空気の排出に伴って水位が上昇して満水
状態となる。このポンプ流路における満水状態を満水検
知装置21により検出し、満水検知装置21から制御装
置22に満水状態を知らせる満水信号を入力する。満水
信号を受けた制御装置22は真空ポンプ11の運転を停
止するととに、制御装置22に内蔵した可変タイマー回
路23を起動する。制御装置22は、可変タイマー回路
23に設定した一定時間後に、満水検知装置21が満水
信号を制御装置22に入力していない条件下で、真空ポ
ンプ11の運転を再開する。
【0015】本実施例においては、横軸斜流ポンプ1に
より構成するポンプ流路を示したが、本発明は斜流渦巻
ポンプにより構成するポンプ流路に適用することも可能
である。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ポ
ンプ流路内が満水状態となった時点で真空ポンプを停止
することにより、真空ポンプの過剰な運転を無くし、真
空ポンプの故障を回避するとともに、真空ポンプの断続
的な運転により、ランニングコストの低減を図ることが
できる。さらに、可変タイマー回路における設定時間を
調整することにより、真空ポンプの運転を再開する運転
水位を任意に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるポンプ流路系を示す
模式図である。
【図2】従来のポンプ流路系を示す模式図である。
【符号の説明】
1 横軸斜流ポンプ 2 吸込管 21 満水検知装置 22 制御装置 23 可変タイマー回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04D 11/00 101 F04D 9/04 F04D 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 斜流ポンプのポンプ流路内の空気を斜流
    ポンプに付帯する真空ポンプにより排出するに際し、前
    記ポンプ流路における満水状態を、斜流ポンプのケーシ
    ングの頂部に設けた満水検知装置により検出し、満水検
    知装置から制御装置に満水状態を知らせる満水信号を入
    力し、満水信号を受けた制御装置により真空ポンプの運
    転を停止するととに、制御装置に内蔵した可変タイマー
    回路を起動し、可変タイマー回路により設定した一定時
    間後に、満水検知装置から満水信号を制御装置に入力し
    ていない条件下に、制御装置により真空ポンプの運転を
    再開することを特徴とする斜流ポンプに付帯する真空ポ
    ンプの運転制御方法。
JP19295194A 1994-08-17 1994-08-17 斜流ポンプに付帯する真空ポンプの運転制御方法 Expired - Fee Related JP2998779B2 (ja)

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JP4822336B2 (ja) * 2006-07-27 2011-11-24 国土交通省中部地方整備局長 立軸ポンプの管理運転方法
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