JP2998099B2 - 連結搬送機械 - Google Patents

連結搬送機械

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JP2998099B2
JP2998099B2 JP1607090A JP1607090A JP2998099B2 JP 2998099 B2 JP2998099 B2 JP 2998099B2 JP 1607090 A JP1607090 A JP 1607090A JP 1607090 A JP1607090 A JP 1607090A JP 2998099 B2 JP2998099 B2 JP 2998099B2
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、幅の狭い通路や階段に設置可能な軽便な連
結搬送機械に関するもので、建物内や歩道橋に設置する
エスカレーターや動く歩道に適用され、歩行者の負担の
軽減に役立つことを狙いとする。
(従来の技術) ステップ上に搭乗者が立っている形式の連結搬送機械
として、従来のエスカレーターや動く歩道では、ステッ
プの左右幅として、通常、一ステップ一人式では500m
m、二人式では1000mmとされ、移動手すりを含めると、
横幅1200mm程度の狭い階段では、往復エスカレーターは
もとより、上昇だけをエスカレーターとし下降を階段と
するエスカレーター化も実現不可能である。
以下「ステップ」はいわゆる「踏み段」を意味する
が、その寸法を言うときは「踏み段の上面」すなわち
「踏み面」を意味するものとする。
(発明が解決しようとする問題点) 進行方向に直角な方向の幅が狭く、移動手すりを含め
て横幅600mm程度の片道エスカレーター及び動く歩道
と、全横幅1200mm程度の往復エスカレーター及び動く歩
道とを実現可能とすると共に、搭乗者が安定して立つこ
とが可能なステップ構造を主たる問題点とする。
(問題を解決するための手段) 各搭乗者が進行方向を向いて、一ステップ上に両足を
載せるという従来の方式を改め、各ステップの大きさを
従来の一人式の半分程度とし、平面図において進行方向
に対し第5図の角αに等しい角度を成す方向を体正面と
して、隣接する二つのステップにまたがって立つと共
に、ステップ駆動機構設置側に移動手すり連動機構を設
けるものとし、これに適したステップと移動手すりの構
造を定める。
その際、搭乗者が安定して立つことができるように、
隣接する一対のステップのうち、傾斜走行部において下
側にあるステップの一部を二段構造とし、その段差をス
テップの階差と等しくして、その上段と上側のステップ
とが、同一水平面上に在るようにして搭乗領域を構成す
る。なお,これは必須ではないが、上側ステップの一部
に載物台として利用可能な狭い段部を設け、上記上段と
段部の下側に駆動機構の一部を収納して、横方向の寸法
の節約を図るのがよい。
(作用と実施例) 上記手段による作用を実施例により説明する。
第1図平面図において、進行方向を前後方向、それに
直角な水平方向を左右方向と定義し、まず左右幅が600m
mに限定された上昇エスカレーターについて、構造・寸
法例と作用を説明する。
左右方向のステップ1の長さAは概ね300〜450mmの範
囲にとる。Aは水平走行部におけるステップのピッチP
に概ね等しい。前後方向の長さBは概ね200〜300mmの範
囲にとる。いまA=400mm,B=250mmとするステップの面
積は1000mmになり、各ステップ一人乗りエスカレーター
の標準値の1/2になる。第1,2,3及び5図において、上昇
行程において搭乗者一人の搭乗領域を構成する下側ステ
ップを1、上側ステップを2とし、ステップ1の半部
(図では右半部)11(左右方向の長さCは概ねA/2程度
とし、本例の場合は概ね200mmとし,前後方向の長さD
も200mmとする)を上段とし、その段差をステップ1と
ステップ2との階差Sと等しくする。エスカレーターの
傾斜角θを30゜とすればS=Bsinθ=125mmとなる。ス
テップ2の左寄り部分とステップ1の上段11とにそれぞ
れ片足を載せる。ステップ2の右端部に左右幅Eの狭い
段部21(本例の場合、左右幅E=200mm,前後幅F=200m
mとする)を設け、その階差は段差Sに等しくし、上面
は載物台として利用する。上段11と段部21との下部に駆
動機構の一部を収納する。
搭乗者は総て同じ向きに立つものとすれば、移動手す
り2は進行方向の片側(段のある側)だけに設ければよ
い。
上昇もしくは下降だけのエスカレーターの場合は、従
来形の駆動機構を用いてもよいが、本出願者による特許
願1−230458「連結式搬送機械」又は特許願1−241770
「連結式搬送用機械」を用いれば、第4図に示すよう
に、上昇と下降を一連のステップ列で構成でき、移動手
すりも一連のものが使用でき、装置全体の深さが小さい
ので、在来の階段に簡単な施工で設置することが可能に
なる。またステップの前後方向の幅が小さいので、転回
部の半径を小さくでき、各移動体(ステップ及び移動手
すりユニット)に設けたピン状歯(ステップの歯は第1,
2,3,6及び7図の33、移動手すりユニットの歯は第7図
の41)とかみ合う駆動歯車(ステップ駆動用は第5及び
7図の5、移動手すりユニット駆動用は第7図の6)を
小さくでき、機構的に無理がない。第7図は構造を簡単
にするため、自在継手で連結した移動手すりユニット4
のピッチをステップのピッチPに等しくし、かつステッ
プ駆動歯車5と移動手すりユニット駆動歯車6とのピッ
チ円直径及び歯形を同じくして、同一の歯車駆動垂直軸
7で、電動機8、減速機81、傘歯車8を経て駆動してい
る。
往復エスカレーターの場合、第6図に示すように、各
ステップに設けた駆動用ピン状歯33の歯形中心と駆動用
リンク31の屈折部のピン310の中心とを、共に各ステッ
プの右端からG(この例では50mm)だけ左に寄せて設け
ることとし、歯数12枚のステップ駆動歯車5で駆動する
ものとすると、該歯車の中心と前記ピン310の中心との
距離Hは、ステップのピッチP(駆動リンクのピッチに
等しく、ステップの前後幅Bに概ね等しい)に等しいか
ら、歯車5の中心からステップ左端までの距離KはA+
B−G=400+250−50=600mmとなり、往復エスカレー
ターの総横幅は2Kとして1200mmとなり、当初掲げた条件
を満足する。
階上及び階下の直進部では、ステップの段の無い部分
が端末で櫛状の部品(コーム)にかみ合った後、床下に
入るが、段の部分は床上に露出したままでよい。
傾斜走行部の無い動く歩道では、各ステップに段を設
けない。
(発明の効果) 本発明は幅の狭い階段や通路に適用できるので、比較
的小さなビルディングや歩道橋にも応用でき、老人や病
弱者にとって救いとなる。とりわけ利用者が少なくてほ
とんど無用の長物と化しつつある歩道橋の利用を高める
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は傾斜行程(上昇もしくは下降)におけるステッ
プを示す平面図、第2図は同じく側面図、第3図は同じ
く正面図、第4図は上昇と下降を一連のステップで構成
したエスカレーターのステップ及び移動手すりのレール
の概観斜視図、第5図は上昇行程におけるステップと移
動手すりと搭乗者との関連を示す概形斜視図、第6図は
階下転回部に設けた駆動機構の平面図、第7図は駆動機
構の概形側面図で、主なる記号は下記の通りである。 0……搭乗者、1,2……搭乗者一人の搭乗領域を構成す
るステップ(1は下、2は上)、11……ステップ1の上
段、21……ステップ2の段部、31,32……平行リンク、3
3……ステップ駆動用ピン状歯、4……移動手すり、5
……ステップ駆動歯車、6……移動手すり駆動歯車、7
……歯車駆動垂直軸、8……電動機、81……減速機、82
……傘歯車。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つ置きのステップを進行方向に対し左右
    の方向に二段構造とし、その段差をステップの段差と等
    しくし、その上段と上方に隣接するステップとにまたが
    って搭乗者一人分の搭乗領域を構成する構造としたこと
    を特徴とする連結搬送機械。
JP1607090A 1989-09-07 1990-01-29 連結搬送機械 Expired - Fee Related JP2998099B2 (ja)

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EP90913248A EP0443039B1 (en) 1989-09-07 1990-09-07 Conveying machine
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DE69028089T DE69028089T2 (de) 1989-09-07 1990-09-07 Beförderungsmaschine
US07/684,940 US5170875A (en) 1989-09-07 1990-09-07 Conveyor machine

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