JP2996537B2 - 測定方法及び装置 - Google Patents

測定方法及び装置

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JP2996537B2 JP3150046A JP15004691A JP2996537B2 JP 2996537 B2 JP2996537 B2 JP 2996537B2 JP 3150046 A JP3150046 A JP 3150046A JP 15004691 A JP15004691 A JP 15004691A JP 2996537 B2 JP2996537 B2 JP 2996537B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば板ガラス、鉄
板、アルミ板などの板材の厚さを測定する測定方法及び
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来より板材の厚さを測定する装置と
しては、マイクロメータ、ノギス等により、その厚みを
実測する簡単な測定装置の他に、レーザなどを用いて、
光学的にその厚みを計測する測定装置、また超音波等を
利用して厚みを計る装置等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの従来
の測定装置には、以下に示すような欠点があった。ま
ず、マイクロメータやノギス等を用いて測定する装置で
は、被測定物である板の周囲の部分しか正確に測定する
ことができず、例えば面積の広い板材のような場合は、
その中心部分の板厚の測定は相対的な測定に頼らざるを
えない。即ち、このようなマイクロメータ等による測定
では、まず基準面を規定し、その上に被測定物である板
材を載置して、その板の上面と基準面との間の距離を測
定することにより、その板材の厚みを測定している。こ
の場合、この被測定物である板材が歪んでいたり反って
いるような場合は、板材の場所によっては、その板材の
下面と基準面との間に隙間が発生することになる。この
ような隙間が発生すると測定された板厚は実際の板厚と
は異なったものとなってしまうため、信頼性に乏しくな
る。
【0004】一方、レーザ等を用いた光学的な測定装置
は、装置そのものが高価であり、その取扱も複雑なもの
となる。又、レーザを用いて板の上面と下面の反射光の
経路差により板厚を算出するもの装置では、当然のこと
ながら被測定物は透明なものでなければならず、その用
途が限られる。また、透明でない板にレーザを上面、下
面のそれぞれから当てて、それぞれの面よりの反射光に
基づいて、その板厚を測定する方法があるが、光軸の調
整などの操作が複雑になり簡単に測定することができな
いという問題がある。
【0005】また、超音波を利用して板厚を測定する方
式では、被測定物である板材に信号発生源から入射され
た音波が、その板の底面で反射して戻ってくるまでの時
間を計測して板厚を算出している。しかし、この方式で
は、その板厚が薄くなるにつれて入射された超音波信号
が底面で反射されて戻ってくるまでの時間が短くなるた
め、薄い板厚を測定する時には、その戻るまでの時間を
正確に計測するのが困難となる。この問題を解決するた
めには、入射する超音波信号の周波数を十分に高いもの
として分解能を上げる方法等が採られるが、いずれにし
ても限界があり装置自体のコストも高くなるという問題
がある。本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、
振動の印加位置と板波の検出時点までの距離を任意に設
定でき、低コストでしかも簡単に板材の厚みを測定でき
る測定方法及び装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の測定装置は以下のような構成を備える。即
ち、板材の厚みを測定する測定装置であって、前記板材
上の任意の位置で振動を印加して板波を発生させる振動
発生手段と、前記板材の任意の位置に載置され、前記振
動発生手段による振動の印加により前記板材を伝播して
きた板波を検出する検出手段と、前記検出手段により検
出された板波に含まれる少なくとも2つの周波数成分に
対応する群速度とその周波数を抽出する抽出手段と、前
記抽出手段により抽出された群速度を示す各信号の、前
記振動発生手段による振動の印加位置から前記検出手段
までの到達時間を計測する計測手段と、前記計測手段に
より計測された各到達時間と、前記各到達時間に対応す
る前記群速度とその周波数とを基に前記板材の板厚を演
算する演算手段と、を有することを特徴とする。
【0007】上記目的を達成するために本発明の測定方
法は以下のような工程を備える。即ち、板材の厚みを測
定する測定方法であって、被測定物である板材上の任意
の位置で振動を印加して板波を発生させる工程と、前記
板材上の任意の位置に載置され前記板材を伝播してきた
板波を検出するセンサにより検出された板波に含まれる
少なくとも2つの周波数成分に対応する群速度とその周
波数を抽出する工程と、これら抽出された各群速度を示
す信号の、前記振動の印加時点からの到達時間を計測す
る工程と、これら計測された到達時間と、これら到達時
間に対応する前記群速度とその周波数とを基に演算して
板材の板厚を求める工程と、を有することを特徴とす
る。
【0008】
【作用】以上の構成において、被測定物である板材上の
任意の位置で振動を印加して板波を発生させ、その板材
上の任意の位置に載置され、板材を伝播してきた板波を
検出する検出手段により検出された板波に含まれる少な
くとも2つの周波数成分位対応する群速度とその周波数
を抽出し、それら抽出された各群速度を示す信号の、振
動の印加時点からの到達時間を計測し、その計測された
各到達時間と、この各到達時間に対応する群速度とその
周波数とを基に演算して板材の板厚を求めるように動作
する。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。図1は本実施例の板厚測定装置
の概略構成を示すブロック図である。図1において、1
は演算・制御回路で、この測定装置全体を制御して、被
測定物7である板材7の厚みを測定している。2は演算
・制御回路よりの駆動信号を入力して、振動ペン10の
振動出力アクチュエータ3を駆動する駆動回路である。
この振動出力アクチュエータ3は、内部に圧電素子等か
らなる振動子4を有しており、駆動回路2より入力され
る電気的な駆動信号が、この振動子4によって機械的な
超音波振動に変換される。この超音波振動は、先端が尖
ったホーン部5を介して被測定物である板材7に伝達さ
れる。これにより板材7を伝播した超音波振動は、圧電
素子などの機械−電気変換素子等により構成された振動
センサ6で検出される。この振動センサ6の出力信号
は、波形検出回路8に入力され、演算・制御回路1で処
理可能な検出信号に変換される。こうして、演算・制御
回路1は波形検出回路8で処理された結果を基に、板材
7の厚さを算出する。9は、こうして測定された結果を
表示或いは印刷出力する表示・出力部である。
【0010】以下に、この板厚の求め方を詳しく説明す
る。図2は振動ペン3中の振動子4を駆動する振動子駆
動波形を示している。図2に示すように、本実施例で
は、振動子駆動回路2は、所定周期で振動子4に所定長
さの矩形波パルス列を入力しており、この駆動信号によ
り振動子4が振動して機械的エネルギーに変換されてい
る。この振動は、板材7上を弾性波振動として伝達さ
れ、同じく板材7上に設けられた振動センサ6により検
出される。このようにして、駆動回路2より振動子4に
入力された電気エネルギーは、振動子4で機械エネルギ
ーに変換され、板材7を介して振動センサ6で再び電気
エネルギーに変換されて出力される。この振動センサ6
で検出された信号波形の一例を図3に示す。
【0011】さて、このような電気信号−機械エネルギ
ー、機械エネルギー−電気信号に変換された信号、つま
り振動センサ6で検出される信号は、図4に示すように
単一の周波数のスペクトラムとはならない。これは、振
動子4に入力された電気的な駆動周波数に対して、振動
子4、ホーン部5等を含む振動ペン10の各部がそれぞ
れ固有の振動周波数を有しているため、機械的な応答が
単一周波数とはならず種々の振動モードで応答するため
である。また、振動子4にはホーン部5等が負荷となっ
ているため、振動子4の振動はダンピングされ、全体的
に帯域の広い機械的エネルギーが振動ペン4の先から出
力されている。従って、振動センサ6で検出されて出力
される電気信号は、種々の周波数成分が混じりあった合
成波となっている。
【0012】図4では、横軸に周波数(KHz)、縦軸
に利得(3dB)を取っており、そのピーク値は、25
0KHzで、−40.83dBVとなっている。図5
は、板材上を伝播する弾性波(板波)の一般的な性質を
示した図で、51はVp(位相速度)を示し、52はV
g(群速度)を示している。図5から明らかなように、
板材の材質が同一であれば、板波の位相速度Vp及び群
速度Vgは、板材の厚さdと波の周波数Fの積に依存す
ることが良く知られている。
【0013】また、前述したように、板材7上を伝播し
てくる板波は、電気的な駆動信号(図2)に対してダン
ピングされており周波数帯域の広い信号となっている。
従って振動センサ6で検出される信号波形は、図4に示
すように、時間軸上で比べてみると、信号波形の先頭部
分は伝播速度が速い比較的周波数の高い波で構成されて
おり、時間が経つに連れて徐々に周波数の低い板波が振
動センサ6に到達して電気的に変換され、先に到達して
いた周波数の高い波と重畳して出力されることが分か
る。
【0014】そこで、これらの板波の周波数の差に着目
して、振動センサ6で検出された検出信号の波形を、そ
れぞれ異なる中心周波数を有する帯域フィルタを通して
処理することにより、その板材の厚さを求めるようにし
ている。以下に詳しく説明する。
【0015】図6は、板厚が一定の時に振動センサ6で
出力された同一の電気出力信号を中心周波数の異なるバ
ンドパス・フィルタ(帯域フィルタ:BPF)を通して
処理し、振動ペン4と振動センサ6の間の距離と、その
波の到達遅延時間の関係からそれぞれの場合の群速度V
g(千m/sec)を求めた結果を示している。
【0016】図6から明らかなように、バンドパス・フ
ィルタの中心周波数が高ければ群速度Vgは速くなり、
バンドパス・フィルタの中心周波数が低くなれば群速度
Vgはそれと共に低くなっている。従って、振動センサ
6で検出されて出力される信号は同じであっても、その
信号を異なる中心周波数を設定したバンドパス・フィル
タを通して処理することにより、その中心周波数に対応
した特定の速度の板波を検出することが可能となる。
【0017】次に、このような群速度を検出して板厚を
測定するための波形検出回路8の構成を説明する。本実
施例の図1において、この測定装置はバンドパス・フィ
ルタ82と、そのバンドパス・フィルタと中心周波数が
異なるバンドパス・フィルタ83とを用いて、振動セン
サ6より出力される信号を処理している。振動センサ6
よりの出力信号は、前置増幅回路81で増幅された後、
バンドパス・フィルタ82,83に入力されている。こ
こでバンドパス・フィルタ82を用いて処理された信号
波形により算出される波の群速度をVg1、周波数をf
1とし、バンドパス・フィルタ83で処理された信号波
形によって算出された波の群速度をVg2、その周波数
をf2とする。
【0018】また、振動出力アクチュエータ3から出力
され板材7を伝播した超音波振動が振動センサ6に到達
し、バンドパス・フィルタ82で処理されて検出される
群遅延時間をg1、またバンドパス・フィルタ83で
検出される群遅延時間をtg2とする。ここで、図6よ
り群速度を近似すると、 Vgn=α(fn×d)+β …(1) ここで、n=1,2 d:板材7の板厚 α、β:
定数である。
【0019】さて、ここで振動出力アクチュエータ3と
振動センサ6との間の距離をLとすれば、計測される群
遅延時間(g)と群速度(Vg)とを用いて、 L=Vg1・tg1=Vg2・tg2 …(2) 式(1)の関係より {α(f1×d)+β}tg1={α(f2×d)+β}tg2 …(3) 板厚dについて解くと、 d=(β/α)×{(tg2−tg1)/(f1・tg1−f2・tg2)} …(4) このように、板上を伝播する波(板波)の速度が、その
振動周波数に依存していることを利用して、速度の異な
る板波の群遅延時間をそれぞれ検出することによって、
簡単に板厚を測定することができることがわかる。
【0020】演算制御回路1は、測定器の制御を行う他
に、これらの演算を行って被測定物の板厚を算出し、そ
の結果を表示・出力部9に表示したり印刷できるととも
に、外部装置に結果を出力することができる。
【0021】図は、信号検出回路8中で行なわれてい
る信号処理のタイミングを示すタイミング図である。図
において、符号41は振動ペン10中の振動子4を駆動
する駆動波形を示し、符号42は被測定物である板材7
を伝播してきた振動を振動センサ6で検出したときの検
出信号波形を示している。符号42−A、42−Bはそ
れぞれバンドパス・フィルタ82、バンドパス・フィル
タ83で処理した後の信号波形を示し、符号43−A,
43−Bはそれぞれの検出信号波形の包絡線を示してい
る。また、符号44−A,44−Bのそれぞれは、各包
絡線43−A,43−Bのそれぞれの微分波形を示し、
振動センサ6で検出された振動波の遅延時間を決定する
ために微分されており、そのゼロクロス信号(包絡線の
ピークに相当)により各包絡線のピークを検出してい
る。このような処理を行っているのが信号処理回路8
4,85で、各信号処理回路は、包絡線のピークを検出
すると、カウンタ86にカウント停止信号を出力してい
る。
【0022】このカウンタ86は2つのカウンタで構成
されており、演算・制御回路1が駆動回路2に駆動信号
を出力して振動子4の駆動を開始した時点で計数を開始
し、信号処理回路84、85よりのピーク検出信号によ
り、その計数を停止する。このため、演算・制御回路1
がこのカウンタ86の計数値を読み取ることにより、振
動ペン10より振動が発生されて、振動センサ6がその
振動を検出するまでの時間を求めることができる。
【0023】このようにして、波形検出回路8はそれぞ
れの検出信号波形の包絡線のピーク信号に基づいて、そ
れぞれの群遅延時間tgnを、カウンタ86の計数値と
して演算・制御回路1に出力している。図8は本実施例
の演算・制御回路1における板厚測定処理を示すフロー
チャートで、この処理を実行する制御プログラムはこの
演算・制御回路1のROM(図示せず)等に記憶されて
いる。
【0024】この処理は、まずステップS1で、振動子
4を駆動する駆動信号を駆動回路2に出力し、これと同
時にステップS2でカウンタ86を起動して、計時を開
始する。次にステップS3に進み、カウンタ86が計時
動作を停止するのを待ち、カウンタ86が計時を終了す
るとステップS4に進み、その計時値を読み取る。ここ
で読み取られる計時値は、バンドパス・フィルタ84と
85のそれぞれを通過した信号のピーク値を検出するま
での時間であり、それぞれtg1,tg2で表される。
【0025】ステップS5では、これら時間データの差
分(tg2−tg1)を求め、次にステップS6で、各
バンドパス・フィルタ(82,83)の中心周波数(f
1,f2)に、それぞれ対応する経過時間(tg1,t
g2)を乗算して、各周波数に対応した群速度(f1・
tg1,f2・tg2)を求める。こうして求められた
時間と群速度とを、前述の(4)式に代入して、被測定
物である板材7の板厚を求める。そしてステップS8に
進み、この求められた板厚を表示・出力部9に出力し
て、表示或いは印刷を行う。
【0026】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発
明により規定された処理を実行するプログラムを供給す
ることによって達成される場合にも適用できることはい
うまでもない。
【0027】以上説明したように本実施例によれば、振
動出力アクチュエータ3と振動センサ6間の距離は、板
厚を算出することなく測定できるので、両者間の距離を
厳密に設定する必要がない。これにより、振動出力アク
チュエータ3、振動センサ6を被測定物の任意の位置に
設置できるので汎用性があり、しかも簡単で、低コスト
に構成できる効果がある。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
動の印加位置と板波の検出時点までの距離を任意に設定
でき、低コストでしかも簡単に板材の厚みを測定できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の板厚測定装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本実施例における振動子の駆動用波形の一例を
示す図である。
【図3】本実施例の振動センサの検出信号波形例を示す
図である。
【図4】振動センサにより検出された検出信号の信号ス
ペクトラムの一例を示す図である。
【図5】板波の一般的性質を説明するための図である。
【図6】本実施例におけるバンドパス・フィルタの中心
周波数と板波の群速度との関係を示す図である。
【図7】本実施例の波形検出回路における信号処理を示
すタイムチャートである。
【図8】本実施例の板厚測定装置の演算・制御回路によ
る板厚測定処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 演算制御回路 2 振動子駆動回路 3 振動出力アクチュエータ 4 振動子 5 ホーン 6 振動センサ 7 被測定物(板材) 8 信号波形検出回路 9 表示・出力部 10 振動ペン 81 前置増幅回路 82,83 バンドパス・フィルタ 84,85 信号処理回路 86 カウンタ
フロントページの続き (72)発明者 吉村 雄一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 時岡 正樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−187609(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 17/00 - 17/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材の厚みを測定する測定装置であっ
    て、 前記板材上の任意の位置で振動を印加して板波を発生さ
    せる振動発生手段と、 前記板材の任意の位置に載置され、前記振動発生手段に
    よる振動の印加により前記板材を伝播してきた板波を検
    出する検出手段と、 前記検出手段により検出された板波に含まれる少なくと
    も2つの周波数成分に対応する群速度とその周波数を抽
    出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された群速度を示す各信号の、
    前記振動発生手段による振動の印加位置から前記検出手
    段までの到達時間を計測する計測手段と、 前記計測手段により計測された各到達時間と、前記各到
    達時間に対応する前記群速度とその周波数とを基に前記
    板材の板厚を演算する演算手段と、 を有することを特徴とする測定装置。
  2. 【請求項2】 板材の厚みを測定する測定方法であっ
    て、 被測定物である板材上の任意の位置で振動を印加して板
    波を発生させる工程と、 前記板材上の任意の位置に載置され前記板材を伝播して
    きた板波を検出するセンサにより検出された板波に含ま
    れる少なくとも2つの周波数成分に対応する群速度とそ
    の周波数を抽出する工程と、 これら抽出された各群速度を示す信号の、前記振動の印
    加時点からの到達時間を計測する工程と、 これら計測された到達時間と、これら到達時間に対応す
    前記群速度とその周波数とを基に演算して板材の板厚
    を求める工程と、 を有することを特徴とする測定方法。
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