JP2995636B2 - 選択呼出装置および選択呼出システムにおける受信可能時間帯の更新方法 - Google Patents

選択呼出装置および選択呼出システムにおける受信可能時間帯の更新方法

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JP2995636B2 JP30275090A JP30275090A JP2995636B2 JP 2995636 B2 JP2995636 B2 JP 2995636B2 JP 30275090 A JP30275090 A JP 30275090A JP 30275090 A JP30275090 A JP 30275090A JP 2995636 B2 JP2995636 B2 JP 2995636B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は選択呼出装置および選択呼出システムにおけ
る受信可能時間帯の更新方法に関する。
[従来技術とその問題点] 選択呼出システムにおける受信機、例えばページング
システムにおける受信機(すなわちページャ)には、携
帯者が、該受信機を使用する時間帯をすぎても、電源停
止のスイッチ操作を忘れ、電源が無駄に消耗されるのを
避けるべく、予め設定された時間帯を経過した後には自
動的に電源供給停止が行なわれ、受信を行なわないタイ
プのものがあった。
しかし、この種の受信機では、発呼者側で、上記の予
め設定された時間帯を覚えておらずにその時間帯外に呼
出しを行なったときには、該受信機の携帯者と連絡がと
れず、かつその原因もわからず各種の混乱が起きるとい
う問題があった。
[発明の目的] 本発明は、上述の如き事情に鑑みてなされたもので、
呼出す相手の受信機の受信可能な時間帯外であるため、
呼出が不可能なときは、その旨を容易に発呼者が認識で
きる選択呼出装置および受信可能時間帯の更新方法の提
供を目的とする。
[発明の要点] 本願の選択呼出装置に係わる発明は、各受信機の呼出
番号とその呼出番号での呼出可能時間帯とを対応して記
憶せしめ、いずれかの受信機の呼出要求が該選択呼出装
置に送られてきたときは、現在時刻がこの呼出要求で呼
出される受信機の呼出番号に対応する呼出可能時間帯外
であると、発呼側に呼出が不可能な旨の応答を行う選択
呼出装置において、上記呼出可能時間帯を更新すること
ができ、かつ呼出可能時間帯が更新されたことをあらわ
す信号を送信するようにしたことを要旨とする。
また、本願の受信可能時間帯の更新方法に係わる発明
は、選択呼出装置に、電話回線を介して、受信機の呼出
番号と更新後の新たな受信可能時間帯を送って、この選
択呼出装置に設定されている受信可能時間帯を更新し、
然る後、この選択呼出装置から新たな受信可能時間帯を
上記呼出番号が与えられている受信機に送り、既に設定
されている受信可能時間帯を上記新たな受信可能時間帯
で更新するようにしたことを要旨とする。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づき本願各発明を具体的
に説明する。
(第1実施例) 先ず、本願発明の第1実施例を説明する。
第1図は、本実施例の回路構成を示す図である。入出
力回路部2は公衆電話回線網1を介して多数の釦式電話
機TL1〜TLnに接続し、いずれかの釦式電話からの呼出し
要求を受けてこの際に送られてく呼出対象受信機の呼出
番号、ファンクションコード、メッセージをそれぞれ、
所定の回路部に送出すると共に、後述の応答回路11から
の応答を公衆電話回線網1を介して呼出し要求を送って
きた釦式電話に送出する回路である。
メッセージレジスタ3は、呼出し要求に際して入出力
回路部2を介して送られてくるメッセージが、一旦、セ
ットされるレジスタであり、信号処理部18からの信号を
受けてセットされているメッセージを信号処理部18に送
出する。ファンクションコード検出部4は、入出力回路
部2を介して送られてくるファンクションコード(終了
コード及び訂正コード)を検出する回路部で、訂正コー
ドを検出したときにはメッセージレジスタ3にリセット
信号Rを送出し、終了コードを検出した時には制御部17
に終了報告信号ENを送出する。呼出番号レジスタ5は、
呼出し要求に際して最初に送られてくる呼出番号がセッ
トされるレジスタで該呼出番号のセットが完了した時点
で制御部17に入力完了信号を送出すると共にセットされ
ている呼出番号を比較回路6に送出する。
比較回路6は、加入者登録データ記憶部8から、順
次、送られてくる呼出番号と、上記呼出番号レジスタ5
からの呼出番号を比較していき、両呼出番号が一致した
ときに一致検出信号を制御部17に送出する回路である。
加入者登録データ記憶部8は、呼出しサービス契約の
加入者の呼出番号、この呼出番号をコード化した呼出符
号およびこの呼出番号での呼出可能な時間帯すなわち呼
出し要求の受付時間帯を対応づけて、多数記憶し、制御
部17からの信号を受け、記憶しているデータを各種回路
部に送出する回路である。設定手段9は、上記加入者登
録データ記憶部8へ、上記各データを記憶せしめる場合
の入力部である。レジスタ10は、加入者登録データ記憶
部8から送られてきた上記受付時間帯がセットされ、こ
の受付時間帯を応答回路11および比較回路12に送出する
回路である。応答回路11は制御部17からの信号或いはレ
ジスタ10からの受付時間帯を得て、入出力回路部2、公
衆電話回線網1を介して発呼者側に各種応答メッセージ
を送る回路である。比較回路12はレジスタ10からの受付
時間帯と計時部15からの現在時刻を取込んで比較し現在
時刻が受付時間帯内かを調べ、その結果を示す信号を制
御部17に送出する回路である。
発振回路13は、常時、一定周波数の信号を送出してい
る回路部であり、分周回路14は、発振回路13からの上記
信号を各種周波数信号に分周してそれらを計時部15、タ
イミング信号発生部16に送出する回路部である。計時部
15は、分周回路14からの信号を計数して現在時刻を得
て、前述のように、これを比較回路12に与える回路であ
る。タイミング信号発生部16は、発振回路13からの信号
および分周回路14からの信号を得て、これらに基づき各
種タイミング信号を作り、それらを制御部17および信号
処理部18に送出する回路部である。
制御部17は、各回路部からの信号を取込み、それらに
基づき、各回路部に信号を送りそれらを制御する回路部
である。信号処理部18は制御部17からの信号に制御され
加入者登録データ記憶部8から呼出符号を取込むと共
に、メッセージレジスタ3に信号を送って、該メッセー
ジレジスタ3にセットされているメッセージを取込み、
両者をPOCSAG方式等の所定方式で処理し、その信号を送
信機19に送出する回路である。送信機19は送られてきた
上記信号を電波信号としてアンテナ20から送信する回路
である。
次に、以上の如くに構成された本実施例の動作につい
て説明する。
先ず、発呼者は、呼出対象とする受信機の呼出番号を
釦式電話機TL1〜TLnのいずれかから入力することになる
が、これは、公衆電話回線網1、入出力回路部2を介し
て呼出番号レジスタ5にセットされていく。そして呼出
番号レジスタ5へのセットが完了したときは、呼出番号
レジスタ5から制御部17に前述の入力完了信号が送られ
る。制御部17は上記入力完了信号を受けて、加入者登録
データ記憶部8に信号Saを送り、記憶している(すなわ
ち呼出しサービス契約の登録がなされている)呼出番号
を、順次、比較回路6に送出せしめる。このとき、比較
回路6は、呼出番号レジスタ5にセットされている呼出
番号すなわち発呼者側から送られてきた呼出番号を取込
み、これと、加入者登録データ記憶部8から、順次、送
られていくる呼出番号とを比較していく。そして、呼出
番号レジスタ5からの呼出番号が、加入者登録データ記
憶部8に記憶されているいずれの呼出番号とも一致しな
いときには、比較回路6はその旨を示す信号を制御部17
に送出する。このとき制御部17は、上記信号を受けて、
それに応じた所定の信号を応答回路11に送り、応答回路
11は、その信号を受け、発呼者側から送られてきた呼出
番号は、呼出しサービス契約の登録がなされていない旨
のアナウンス信号を入出力回路部2、公衆電話回線網1
を介して発呼者側に送る。
他方、比較回路6が上述の如き比較動作を行なってい
き、送られてきた呼出番号と加入者登録データ記憶部8
からの呼出番号の一致を検出したときには、該比較回路
6はその旨を示す信号を制御部17に送出する。このとき
制御部17は、上記信号を受けて、所定の信号Sbを加入者
登録データ記憶部8に送って、送られてきた呼出番号と
一致した呼出番号に係る受付時間帯をレジスタ10に送出
せしめ、レジスタ10はこれを保持すると共に応答回路1
1、比較回路12に送出する。比較回路12は、レジスタ10
の受付時間帯と計時部15の現在時間を取込んで比較し、
現在時刻が受付時間帯内かを調べ、その結果に応じた信
号を制御部17に送出する。現在時刻が受付時間帯外であ
り、その旨の信号が比較回路12から制御部17に送られた
ときは、制御部17はその信号に応じた所定信号を応答回
路11に送り、応答回路11はレジスタ10からの受付時間帯
と制御部17からの上記所定信号を得て、「入力された呼
出番号の受信機は、現在、受信を行ないません。次の受
信受付は何時から何時までです」等のアナウンス信号を
入出力回路部2、公衆電話回線網1を介して、発呼者側
に送る。
他方、現在時刻が受付時間帯内であり、その旨を示す
信号が比較回路12から制御部17に送られたときは、制御
部17はその信号に応じた所定信号を応答回路11に送り、
「メッセージを入力し、最後に終了コードとして#印の
釦を2回押して下さい」等のアナウンス信号を、入出力
回路部2、公衆電話回線網1を介して発呼者側に送らし
める。更に、制御部17は、加入者登録データ記憶部8に
所定信号Scを送り、上記呼出しに係る呼出番号の呼出符
号を信号処理部18に送らしめる。そして、発呼者側から
メッセージ等が送られてきたときは、メッセージはメッ
セージレジスタ3にセットされ、最後に送られてきた終
了コード(すなわち##)は、ファンクションコード検
出部4で検出され、これに基づきファンクションコード
検出部4からは所定信号ENが制御部17に送出される。こ
のとき制御部17はファンクションコード検出部4からの
上記所定信号ENを受け信号処理部18に信号Gを送る。信
号処理部18は、この信号Gを受けてメッセージレジスタ
3に信号を送り、セットされているメッセージを取込む
と共に、加入者登録データ記憶部8から送られてきてい
る前記呼出符号を取込み、それらをPOCSAG方式等の所定
方式で処理し、送信機19に送出する。そして送信機19は
送られてきた信号を無線信号としアンテナ20から送出す
る。
(第2実施例) 次に、本願発明の第2実施例を説明する。第2および
3図は、1の選択呼出システムでの選択呼出装置および
受信機の回路構成を示すものである。
まず第2図により、上記選択呼出装置の回路構成を説
明する。第2図から分かるように、上記選択呼出装置の
回路構成は、第1図に示す第1実施例の選択呼出装置の
回路構成と、概ね、同様となっている(第2図において
第1図と同一符号のものは第1図のものと同一機能を有
する回路等となっている)。ただし、第1実施例の場合
と異なり、メッセージレジスタ3へのリセット信号R
は、ファンクションコード検出部4からのみでなく、制
御部17からも送出されるようになっており、これらのリ
セット信号Rはオアゲート3aを介してメッセージレジス
タ3に与えられる構成になっており、また、加入者登録
データ記憶部8に記憶されている特定の呼出番号に係る
受付時間帯を更新すべく、新たな受付時間帯が公衆電話
回線網1、入出力回路部2を介して送られてきたとき
は、一旦、メッセージレジスタ3にセットされ、然る
後、加入者登録データ記憶部8に送られ上記更新に供さ
れるような構成となっている。また、加入者登録データ
記憶部8には、呼出しサービス契約の登録が行なわれて
いる各呼出番号およびそれらの各呼出番号に係る呼出符
号、受付時間帯以外に、上記受付時間帯の更新に際して
照合されるパスワードも記憶されている。更に、比較回
路3bは、上記受付時間帯の更新に際して送られてきてメ
ッセージレジスタ3にセットされているパスワードと、
予め加入者登録データ記憶部8にセットされているパス
ワードを照合し、その結果を示す信号を制御部17に送る
回路である。
次に第3図により前述の受信機の回路構成について説
明する。受信部31はアンテナ30で受信されたFM信号を復
調する回路部である。前段回路部32はID−ROM33、デコ
ーダ部34からなり、ID−ROM33は、当該受信機に個別的
に割当てられている呼出番号等を記憶し、デコーダ部34
の制御の下に、記憶している呼出番号等をデコーダ部34
に送出する回路である。デコーダ部34は受信部31で復調
された受信信号を解読して上記ID−ROM33からのデータ
と照合し、それが自己に対して送られてきたものである
ときは、一致検出信号及び続いて受信されるメッセージ
信号をCPU36に送る回路部である。また、デコーダ部34
は当該受信機の呼出し信号が受信される可能性のあるタ
イミング毎にスイッチングトランジスタTr1をオン状態
にして受信部31に電力を供給する制御も行なう。
制御回路部35はCPU36、バッファドライバ37等からな
り、CPU36は内蔵するマイクロプログラムに従って各回
路部を制御する回路である。また、バッファドライバ37
は、後述の表示器43に表示するデータがCPU36から送ら
れてきてセットされると共に表示器43を駆動する回路で
ある。受信時間帯メモリ38は、当該受信機が呼出し信号
を受けることができる時間帯すなわち受信時間帯が記憶
されるメモリである。時計回路部40はCPU36の制御の下
に、現在時刻を計数する回路である。そして判別部39
は、受信時間帯メモリ38から受信時間帯を、時計回路部
40から現在時刻をそれぞれ取込み、現在時刻が上記受信
時間帯内かを判別し、受信時間帯内のときにスイッチン
グトランジスタTr2のゲートに信号を送って、これをオ
ン状態とする回路である。
キー入力部41はスイッチSW1、SW2、SW3のいずれかが
操作されたときに対応するキー入力信号をCPU36に送出
する回路である。RAM42はCPU36の制御の下に、受信した
メッセージ等を記憶する回路である。
表示器43は液晶表示パネル等で構成され、前述の如
く、バッファドライバ37にセットされているデータを表
示する。駆動回路部45はスピーカドライバ46とLEDドラ
イバ47とからなり、スピーカドライバ46はスピーカ48を
駆動する回路で、LEDドライバ47はLED49を駆動する回路
である。スピーカ48はスピーカドライバ46に駆動され呼
出音等を発生するスピーカであり、LED49はLEDドライバ
47に駆動されて点滅或いは点灯し呼出し報知を行なうLE
Dである。電源電池Eは受信部31、前段回路部32、制御
回路部35、駆動回路部45等に電源を供給する電池であ
る。
次に、以上の如く構成された選択呼出装置および受信
機からなる選択呼出システムにおける受付時間帯および
受信時間帯の更新方法について説明する。
受信機の所持者が自己の受信機の受信時間帯を従来の
受信時間帯から新たなものに更新せんとするときは、先
ず、選択呼出装置の加入者登録データ記憶部8(第2図
参照)に既に自己の受信機の呼出番号等と共に記憶され
ている受付時間帯を更新する。この受付時間帯の更新を
行なうときは、第2図に示す釦式電話機TL1〜TLnのいず
れかにより、自己の受信機の呼出番号を入力する。この
とき、入力された呼出番号は、前述の第1実施例の場合
と同様にして、呼出番号レジスタ5にセットされ比較回
路6によって、加入者登録データ記憶部8の各呼出番号
と照合されていく。そして、比較回路6が、入力された
呼出番号と同じ呼出番号を加入者登録データ記憶部8か
ら見付けたときは、第1実施例の場合と同様に、現在時
刻が加入者登録データ記憶部8において該呼出番号に対
応づけて記憶されてる受付時間帯内かが比較回路12によ
り判断される。現在時刻が上記受付時間帯内のときは比
較回路12からの信号に基づき、制御部17は応答回路11に
信号を送り、応答回路11はこれにより「メッセージを入
力し、最後に#印の釦を2回押して下さい」等のメッセ
ージ入力要求のアナウンス信号を、入出力回路部2、公
衆電話回線網1を介して、発呼者側に送る。この場合、
当該発呼者は、上記アナウンスを聴き、受付時間帯更新
用の情報を上記釦式電話機により入力する。この際の情
報は、予め定められたフォーマットとなっており、例え
ば、設定コード(*、0)、パスワード、受付開始時
刻、受付終了時刻、そして最後に終了コード(#、#)
といった順で各データが配列されてなる。当該情報が公
衆電話回線網1を介してこの選択呼出装置に送られてき
たときは、これらの情報がメッセージレジスタ3に取込
まれると共に設定コードおよび終了コードがファンクシ
ョンコード検出部4で検出される。そしてファンクショ
ンコード検出部4は設定コードを検出した旨の信号およ
び終了コードを検出した旨の信号を制御部17に送出す
る。これにより制御部17は加入者登録データ記憶部8に
信号を送って、今回、送られてきた呼出番号と同一の呼
出番号と対応づけて記憶しているパスワードを比較回路
3bに送出せしめる。比較回路3bは、この際、メッセージ
レジスタ3にセットされている送られてきたパスワード
と上記加入者登録データ記憶部8からのパスワードとを
比較し、その結果を示す信号を制御部17に送出する。両
パスワードが一致していない旨の信号が制御部17に送ら
れた場合には、制御部17はオアゲート3aを介してメッセ
ージレジスタ3にリセット信号Rを送ってこのメッセー
ジレジスタ3をクリアすると共に応答回路11に信号を送
って「パスワードが異なります。再度、受付時間帯更新
用の情報を入力して下さい」等のアナウンス信号を発呼
者側に送らしめる。他方、両パスワードが一致している
旨の信号が制御部17に送られた場合には、制御部17は、
今回、送られてきてメッセージレジスタ3にセットされ
ている新たな受付開始時刻と受付終了時刻とからなる新
たな受付時間帯で、上記呼出番号と対応づけて加入者登
録データ記憶部8に記憶されている受付時間帯を書替え
る。然る後、制御部17から信号処理部18に信号が送ら
れ、第1実施例で説明したと同様の動作がなされ、今
回、送られてきた呼出番号の呼出符号およびメッセージ
レジスタ3にセットされている設定コード、受付開始時
間帯、受付終了時間帯等に係る無線信号が、順次、アン
テナ20から送出される。
以上の如くして、選択呼出装置から送出された無線信
号は、回路構成を第3図に示す前述の受信機(この場
合、前記発呼者が所有している受信機となる)に受信さ
れる。すなわち、当該受信情報は、先ず、デコーダ部34
において呼出番号により、当該受信機へ送られてきたも
のであることが確認され、CPU36に取込まれる。CPU36
は、上記設定コードにより該受信情報が受信時間帯更新
の指令情報であることを検出し、送られてきた受付開始
時刻で受信時間帯メモリ38の受信開始時刻を書替え、更
に、送られてきた受付終了時刻で受信終了時刻を書替え
る。然る後CPU36は、所定の信号をスピーカドライバ46
に送って、スピーカ48により通常の呼出音とは異なる音
色の報知音を発生せしめる。これにより、前記発呼者
は、選択呼出装置の受付時間帯および自己の受信機の受
信時間帯が新しいものに更新されたことを認識できる。
なお、更新後の上記各時間帯が発呼者の意図した時間帯
になっているかを調べるには、例えば、第3図のスイッ
チSW3を操作する。このときCPU36は該操作に基づくキー
入力信号を得て受信時間帯メモリ38に新たにセットされ
た受信時間帯をバッファドライバ37にセットするが、こ
れにより、当該受信時間帯が表示器43に表示され、これ
により、発呼者は上記各時間帯が意図したものになって
いるかが確認できる。
(第3実施例) 次に、本願発明の第3実施例を説明する。なお、本実
施例は、工場内或いは病院内等で使用する構内選択呼出
システム(すなわち選択呼出サービス会社を介在させな
い呼出システム)において用いられる選択呼出装置であ
る。
第4図は、当該選択呼出装置の回路構成を示すもので
あり、同図から分かるように、本実施例の構成は、概
ね、第2図に示す第2実施例における選択呼出装置と同
様の構成となっている(なお、第4図において第2図と
同一符号が付されている回路部は、第2図における回路
部と同一機能を有しているものである)。ただし第2図
における公衆電話回線網1は、上述の理由により、必然
的に構内電話回線網51になっており、また、加入者登録
データ記憶部8においては呼出符号が記憶されておら
ず、更に、第2図の設定手段9に相当する回路も取除か
れている。なお、上述のように当該選択呼出装置は構内
用であるので、加入者登録データ記憶部8には、必ずし
も使用する総ての受信機の呼出番号を登録する必要がな
く、呼出時間帯の制限を希望する者の受信機の呼出番号
およびその受付時間帯のみが登録されることになる。
また、本実施例では呼出番号レジスタ5の呼出番号、
メッセージレジスタ3の受付時間帯が加入者登録データ
記憶部8に送られ記憶される構成となっている。
以上の如くに構成された選択呼出装置においては、釦
式電話機TL1〜TLnのいずれかからの呼出し要求があった
とき、送られてきた呼出番号は、呼出番号レジスタ5に
セットされ、加入者登録データ記憶部8に記憶されてい
る各呼出番号と比較され、送られてきた呼出番号が既に
加入者登録データ記憶部8に記載されているものかが比
較回路6において判断され、その結果を示す信号が制御
部17に与えられる。そして既に加入者登録データ記憶部
8に設定しているものであるときは、前述の第1実施例
の場合と同様の動作により、現在、その呼出番号の受付
時間帯内かを調べ、該時間帯内のときは送信機19により
アンテナ20から呼出しの電波信号を送出するが、該時間
帯外のときにはその旨のアナウンスを発呼者側に送る。
他方、今回、送られてきた呼出番号が加入者登録データ
記憶部8に記憶されていないものであるときは、現在時
刻に拘わらずに、その呼出番号に拘る呼出符号を信号処
理部18で作成した上で送信機19によりアンテナ20より呼
出しの電波を送出する。
また、受信機の所有者がその受信機についての加入者
登録データ記憶部8の受付時間帯を更新する場合、或い
は、新たに加入者登録データ記憶部8にその受信機の呼
出番号および受付時間帯等を設定するときは、第2実施
例において説明したと概ね同様に、呼出番号の入力した
後の設定コード、パスワード、受付開始時刻、受付終了
時刻、終了コードの各データをこの順序で入力する。
この場合、選択呼出装置では、送られてきた呼出番号
が既に加入者登録データ記憶部8に設定されているもの
であるときは、第2実施例と同様に、比較回路3bにより
パスワードの一致を確認した後、加入者登録データ記憶
部8でその呼出番号を対応づけて記憶されている受付時
間帯を新たに送られきてメッセージレジスタ3にセット
されている受付時間帯で書替える。他方、送られてきた
呼出番号が未だ加入者登録データ記憶部8に設定されて
いないものであるときは、その旨を示す比較回路6から
の信号が制御部17に与えられ、制御部17は、この信号を
受けて加入者登録データ記憶部8に信号を送り、加入者
登録データ記憶部8はこれにより呼出番号レジスタ5お
よびメッセージレジスタ3から、それぞれ送られてきた
呼出番号および受付時間帯、パスワードを取込み記憶す
ることになる。
また、以上の如くして加入者登録データ記憶部8の受
付時間帯が変更された場合および加入者登録データ記憶
部8に新たな呼出番号および受付時間帯が設定されたと
きは、第2実施例と同様にして、発呼者が所持している
受信機に新たな受付時間帯等が送られて、これにより受
信時間帯が変更或いは設定される。
なお、選択呼出装置に設定した受付時間帯を消去でき
るようにする必要がある場合は、ファンクションコード
検出部に所定の消去コードを検出する手段を設け、発呼
者からの消去コード、パスワード、終了コードを入力
し、選択呼出装置側ではパスワードの一致を確認した
後、消去対象とした呼出番号、受付時間帯、パスワード
を消去するようにしてもよい。
なお、この発明は上記実施例に限定されず、この発明
を逸脱しない範囲内において種々変形応用可能である。
[発明の効果] 本願の選択呼出装置に係わる発明は、各受信機の呼出
番号とその呼出番号での呼出可能時間帯とを対応して記
憶せしめ、いずれかの受信機の呼出要求が該選択呼出装
置に送られてきたときは、現在時刻がこの呼出要求で呼
出される受信機の呼出番号に対応する呼出可能時間帯外
であると、発呼側に呼出が不可能な旨の応答を行う選択
呼出装置において、上記呼出可能時間帯を更新すること
ができ、かつ呼出可能時間帯が更新されたことをあらわ
す信号を送信するようにしたため、発呼者が所望の受信
機の呼出し要求を行った際に、その受信機が受信可能な
時間帯外であった場合には、呼出しが不可能なことを容
易に発呼者が認識できると共に、受信機の所有者がこの
受信可能な時間帯を更新する際には、この更新が正常に
行われたか否かを容易に且つ正確に知ることができると
いう優れた効果を奏する選択呼出装置の提供を可能とす
る。
また、本願の受信可能時間帯の更新方法に係わる発明
は、選択呼出装置に、電話回線を介して、受信機の呼出
番号と更新後の新たな受信可能時間帯を送って、この選
択呼出装置に設定されている受信可能時間帯を更新し、
然る後、この選択呼出装置から新たな受信可能時間帯を
上記呼出番号が与えられている受信機に送り、既に設定
されている受信可能時間帯を上記新たな受信可能時間帯
で更新するようにした受信可能時間帯の更新方法に係る
ものであるから、受信機の受信可能時間帯を制限する選
択呼出システムの当該受信可能時間帯の容易な更新方法
の提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本願の選択呼出装置に係わる発明の一実施例
の回路構成を示す図、第2図は、本願の選択呼出装置に
係わる発明の他の実施例の回路構成を示す図、第3図
は、本願発明の受信機の回路構成を示す図、第4図は、
本願の受信可能時間帯の更新方法に係わる発明の一実施
例の回路構成を示す図である。 1……公衆電話回線網、2……入出力回路部、3……メ
ッセージレジスタ、4……ファンクションコード検出
部、5……呼出番号レジスタ、3b、6、12……比較回
路、8……加入者登録データ記憶部、9……設定手段、
10……レジスタ、11……応答回路、13……発振回路、14
……分周回路、15……計時部、16……タイミング信号発
生部、17……制御部、18……信号処理部、19……送信
機、20、30……アンテナ、31……受信部、32……前段回
路部、33……ID−ROM、34……デコーダ部、35……制御
回路部、36……CPU、37……バッファドライバ、38……
受付時間帯メモリ、39……判別部、40……時計回路部、
41……キー入力部、42……RAM、43……表示器、45……
駆動回路部、46……スピーカドライバ、47……LEDドラ
イバ、48……スピーカ、49……LED、51……構内電話回
線網、TL1、TL2、TLn……釦式電話機、Tr1、Tr2……ス
イッチングトランジスタ、E……電源電池、SW1、SW2
SW3……スイッチ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の受信機の各々に割当てられている各
    呼出番号と該各受信機を当該呼出番号により呼出すこと
    ができる呼出可能時間帯とを対応付けて記憶手段に記憶
    し、 受信機の呼出要求があったとき、呼出要求があった受信
    機の呼出番号が上記記憶手段に記憶されている呼出番号
    であると共に、該呼出番号に対応する呼出可能時間帯外
    であると判別したとき、発呼側に呼出が不可能な旨の応
    答を行う選択呼出装置において、 上記記憶手段に記憶されている呼出番号と新たな呼出可
    能時間帯とを含む時間帯更新指令を受信する更新指令受
    信手段と、 上記記憶手段に呼出番号と対応付けて記憶されている呼
    出可能時間帯を、上記更新指令受信手段により受信した
    時間帯更新指令の新たな呼出可能時間帯に書替える書替
    手段と、 この書替手段により呼出可能時間帯が書替えられたと
    き、書替えられた呼出可能時間帯に対応付けられて記憶
    されている呼出番号の受信機に、呼出可能時間帯が書替
    えられたことを表す信号を送信する手段と、 を備えていることを特徴とする選択呼出装置。
  2. 【請求項2】上記時間帯更新指令には、パスワードが付
    加されており、 上記記憶手段は、更に各呼出番号に対応付けてパスワー
    ドを記憶し、 上記書替手段は、上記時間帯更新指令に付加されている
    パスワードと上記記憶手段に記憶しているパスワードと
    が一致したときのみ、呼出可能時間帯を書替えることを
    特徴とする請求項1記載の選択呼出装置。
  3. 【請求項3】呼出可能時間帯が書替えられたことをあら
    わす前記信号は、書替えられた呼出可能時間帯を表す信
    号であることを特徴とする請求項1又は2記載の選択呼
    出装置。
  4. 【請求項4】受信可能時間帯および呼出番号がそれぞれ
    設定されており、上記受信可能時間帯においてのみ上記
    呼出番号を含む呼出信号を受信する複数の受信機と、各
    受信機に設定されている受信可能時間帯と呼出番号とを
    対応付けて記憶し、各受信機の呼出しをそれぞれ当該受
    信機の呼出番号に対応付けて記憶されている受信可能時
    間帯内のときにのみ行う選択呼出装置とを備えた選択呼
    出システムにおける上記受信可能時間帯の更新方法であ
    って、 先ず、少なくとも呼出番号と新たな受信可能時間帯を含
    む時間帯情報更新指令を上記船タック呼出装置に送り、 次いで、上記選択呼出装置をして、送られてきた呼出番
    号と同一の呼出番号に対応付けて記憶している受信可能
    時間帯を送られてきたあたら名受信可能時間帯に更新し
    て記憶せしめると共に、上記呼出番号に係る受信機に該
    呼出番号および新たな時間帯情報を送信せしめ、 而る後、上記呼出番号に係る受信機をして、設定されて
    いる受信可能時間帯を送られてきた新たな受信可能時間
    帯で更新せしめるようにしたことを特徴とする受信可能
    時間帯の更新方法。
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