JP2994011B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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【発明の詳細な説明】 〔発明の概要〕 ブロック化したデータを書込まれる書換え可能な不揮
発性半導体記憶装置に関し、 EPROM等が自身でデータブロックの境界を付けること
が出来るようにすることを目的とし、 不揮発性メモリセルを備え、ブロック化したデータを
書込まれる書換え可能な不揮発性半導体記憶装置におい
て、メモリセルの閾値を低、中、高の3値にして、その
2値でデータを、残りの1値でデータブロックのインデ
ックスを表わすようにし、これらのデータとインデック
スの読取り手段を設けた構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ブロック化したデータを書込まれる書換え
可能な不揮発性半導体記憶装置に関する。
EPROM,EEPROMなどの書換え可能な不揮発性半導体記憶
装置においても近年非常に集積度が増大してきており、
記憶容量が益々増加する傾向にある。記憶容量の増大で
EPROM,EEPROMに、従来は計算機のハードディスク、フロ
ッピィディスク等の外部記憶装置に書込んでいたデータ
に近い量のデータを書込むことが可能になり、外部記憶
装置に類した使い方が可能となりつゝある。この場合
は、1個のEPROM,EEPROM内に、多数のブロックからなる
データを書込む場合が出てくる。
〔従来の技術〕
1個のEPROM,EEPROM(以下EPROM等という)内に多数
のブロックからなるデータを書込むとき、各ブロックの
始、終端を示す情報が必要になる。これにはブロック境
界を示す複数ビットからなるコードを挿入することも考
えられるが、該ビットが少数ビットではデータと区別を
付けにくゝ、ブロック判定を誤まる恐れがある。
このため従来方式では、データブロックの区別は自身
では付けにくいので、他のメモリに各データブロックの
境界アドレスを記憶させ、このメモリでブロック境界を
知って、所望ブロックのデータをEPROM等から読出す、
等の方法をとっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように従来方式ではEPROM等は自身でデータブロ
ックの区別を付けられず、データブロック識別用の別の
メモリを設ける等の措置が必要になって、効率的なシス
テムの設計ができない。
本発明はかゝる点を改善し、EPROM等が自身でデータ
ブロックの境界を付けることが出来るようにすることを
目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では不揮発性メモリセルの記憶状態を0,1,2の
3値とし、そのうちの2値例えば0,1をデータ用、他の
1値本例では2をデータブロックのインデックス用にす
る。そして通常の読取り(データリード)モードではデ
ータ用2値を記憶したメモリセルの記憶データが読出さ
れ、インデックスビットのリードモードでインデックス
用1値を記憶したメモリセルの記憶データが読出される
ようにする。
第1図のL1はデータ0,1読取り用の閾値、L2はインデ
ックス読取り用の閾値である。
第2図(a)はEPROMセル、同図(b)はEEPROMセル
の概要を示す。図示のようにこれらはコントロールゲー
トCG、フローティングゲートFG、半導体基板内のソース
領域S、ドレイン領域Dなどからなる。EEPROMセルでは
フローティングゲートFGの一部が突出していて、ドレイ
ンDとの間の絶縁層が極めて薄く、書込/消去に際して
加えられる電圧で電子がFGからDへトンネリングできる
点がEPROMセルとは異なる。
これらのメモリセルは、フローティングゲートFGへ電
子を注入するとMOSトランジスタとしての閾値が高くな
り、電子を注入しないメモリセルと区別できる。これが
通常の使用態様で、電子を注入する/しない、閾値が高
い/低いをデータ1,0に対応させる。インデックス用の
本例では値2は、フローティングゲートFGに多量の電子
を注入して閾値を更に高くしたものに相当する。
〔作用〕
このようにメモリセルの記憶状態を0,1,2の3値と
し、そのうちの1値例えば2をインデックス用に割当て
ると、メモリ自身にデータブロックの境界情報を持たせ
ることができる。例えば0,1をデータ用、2をインデッ
クス用とすると、閾値L1で読むと、このときオンになる
セルの記憶データは例えば0、オフになるセルの記憶デ
ータは本例では1または2であり、また閾値L2で読む
と、このときオンになるセルの記憶データは0または1
(つまりデータ)、オフになるセルの記憶データは2
(つまりインデックス)となり、簡単確実にインデック
ス即ちブロック境界を知ることができ、これを除いた0,
1としてデータを取出すことができる。
インデックスには0を割当て、データに1,2を割当て
ることも可能である。この場合は、L1で読んでオンにな
るセルがインデックスセル、L2で読んでオン/オフにな
るセルがデータセル(オンセルにはインデックスセルが
含まれるからこれを除く)である。
〔実施例〕
第3図に本発明の実施例回路を示す。3値はFGに電子
を注入しない/する/多量にするで表わすから、ワード
線電位を変えることで実現でき、この例を第3図(a)
に示す。pチャネルMOSトランジスタQ4とnチャネルMOS
トランジスタQ5はCMOSインバータを構成し、ローデコー
ダRDの出力でオン/オフ状態を変えて、ワード線WLを選
択/非選択する。即ちRDがLであればQ4オン、Q5オフで
WLは選択、RDがHであればQ4オフ、Q5オンでWLは非選択
である。このCMOSインバータの電源を読取り時、データ
書込み時、インデックス書込み時で変える。即ち読取り
時RではトランジスタQ1をオンにしてCMOSインバータの
電源をVCCとし、データ書込み時WではトランジスタQ2
をオンにしてCMOSインバータの電源をVPPにし、インデ
ックス書込み時IWではトランジスタQ3をオンにしてCMOS
インバータの電源をVPP′にする。勿論、VCC<VPP<V
PP′である。これで選択時のワード線WL(これはコント
ロールゲートCGにつながる)の電位がVCC,VPP,またはV
PP′になり、VCCでリード、VPPでデータライト、VPP′
でインデックスライトになる。
第3図(b)は他の書込み方法を示す図である。本例
では書込みはインデックスも通常データも同じ回路で行
ない、ベリファイ(データが書けているかどうか読んで
みる動作)時にセンスアンプのロードトランジスタを変
えて、各々で読めるように書込みを繰り返し、書込み深
さを制御する。
即ち書込み時には、トランジスタQ10をオンにして高
電圧VPPをメモリセルMCのドレインへ、コラムデコーダC
Dの出力でオンになるトランジスタQ18を介して加え、書
込みを行なう。然るのちベリファイモードでトランジス
タQ10はオフにし、通常データのライト時ならトランジ
スタQ12をオンにし、インデックスライトIW時ならトラ
ンジスタQ13をオンにし、通常リードならトランジスタQ
11をオンにする。これらのトランジスタQ11〜Q13は読取
り回路の負荷トランジスタであり、Q11は大電流、Q12
中電流、Q13は小電流を供給し、ディメンジョンはQ11
大、Q12が中、Q13が小である。感度で言えばQ11のとき
が大、Q12のときが中、Q13のときが小である。
トランジスタQ14〜Q17はノードaの電流を一定にする
回路である。即ち、ノードaの電位が高い(予定値よ
り、であり、以下同じ)とトランジスタは低抵抗、トラ
ンジスタQ14,Q15は高抵抗になり、ノードaを下げる。
逆にノードaの電位が低いとトランジスタQ17は高抵
抗、トランジスタQ15,Q14は低抵抗になりノードaを上
げる。
メモリセルMCはこのような回路のトランジスタQ14
およびコラムデコーダCDの出力でオンになるトランジス
タQ18を介して負荷トランジスタQ11〜Q13のいずれかに
接続される。インデックスライト時には感度が低いの
で、通常のデータライトされた程度のセルでは読出し出
力Doutが得られない(MCがオンになって、Doutが立上っ
てこない)。そこでライトを繰り返し、充分書込めたと
き(閾値が充分高くなったとき)MCはオフでDoutが立上
り、読出し出力が得られるから、これでインデックスラ
イトを終了する。
通常のデータライトではベリファイ時にトランジスタ
Q12を選択し、これでDoutが得られるまで書込みを繰り
返す。データリードではトランジスタQ11を選択し、高
感度読出しを行なう。インデックスリードではトランジ
スタQ13を選択し、これでDoutがHになるセルがインデ
ックスセルである。
第3図(c)は同図(b)の変形で、トランジスタQ
11を省略している。データリードでトランジスタQ12とQ
13を選択すると、トランジスタQ11を選択したのと同じ
になり(各トランジスタが流す電流をそのように選定す
る)、高感度読出しが行なえる。データライト、インデ
ックスライト、インデックスリードの態様は第3図
(b)と同じである。
リード時にワード線電位を変えてデータリード、イン
デックスリードしてもよく、その例を第3図(d)に示
す。電源VCC′は電源VCCより高くしておくと、データ
リードRのときトランジスタQ21をオンにして選択ワー
ド線WLをVCCにすると、FGへ電子を注入しないセルはオ
ン、電子を注入した及び多量に注入したセルはオフにな
り、またインデックスリードIRのときトランジスタQ22
をオンにして選択ワード線WLをVCC′にすると、電子を
注入しない及びしたセルはオン、多量に注入したセルは
オフになり、こうしてデータリード、インデックスリー
ドができる。このVCC,VCC′は第1図のL1,L2に対応す
る。
インデックスリードして得られる出力Doutは、そのと
きのメモリアドレスの形で使用しても、または単なるH
レベルである該出力Doutのまゝで使用してもよい。、メ
モリ(EPROM,EEPROM)のi番目のブロックをリード、に
対しては後者で充分で、例えばメモリアドレスをインク
リメントしながらインデックスリードし、3番目の出力
Doutで以後データリードに切換えればよい。勿論、所望
データは何番目のブロックに入っているかを、知ってい
る必要はある。
インデックスセルに後続させて当該データブロックの
IDコードなどを、普通データと同様にして、書込んでお
いてもよい。この場合はインデックスリードでブロック
境界を知り、データリードに変更して後続のIDコード等
を知り、これより所望ブロックか否かを知り、所望ブロ
ックのデータを読出すことができる。
インデックスライトIWなどの信号は内部発生させるこ
とができる。例えば第3図(a)ではVPP端子に高電圧
検出回路を設けておき、インデックスライトでは該VPP
端子にVPP′を印加し、これを高電圧検出回路が検出し
てIWを発生する、ようにすることができる。この場合
は、Q3のドレインをVPPへ接続しておく。
3値書込みにおける深い書込みには、上述のワード線
電位を変える、深い書込みになるまで通常書込みを繰り
返す他、ドレイン電圧を変える、方法も可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、従来のEPROM,EE
PROMの機構を殆んど変える事なく、セルの値を3値にす
ることで、データブロックにインデックスを付けること
が可能になり、かゝるEPROM等を用いることにより、イ
ンデックス用メモリは不要な、効率的なシステムの設計
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図はメモリセルの構造説明図、 第3図は本発明の実施例を示す回路図である。 第1図で0,1,2はメモリセルの3値、L1,L2はこれを識別
する閾値を示す。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不揮発性メモリセルを備え、ブロック化し
    たデータを書込まれる書換え可能な不揮発性半導体記憶
    装置において、 メモリセルの閾値を低、中、高の3値にして、その2値
    でデータを、残りの1値でデータブロックのインデック
    スを表わすようにし、 これらのデータとインデックスの読取り手段を設けたこ
    とを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】メモリセルへの3値書込み回路は、選択ワ
    ード線の電位を高電圧(VPP)にする手段(Q2,W)と、
    該高電圧より高い高電圧(VPP′)にする手段(Q3,I
    W)を備えることを特徴とする請求項1記載の半導体記
    憶装置。
  3. 【請求項3】メモリセルへの3値書込み回路は、データ
    リードより低い感度で読出す手段(Q12,W)、それより
    更に低い感度で読出す手段(Q13,IW)を備え、 これらの手段で読出せるまでデータライトを繰り返すよ
    うにしてなることを特徴とする請求項1記載の半導体記
    憶装置。
  4. 【請求項4】インデックスの読取り手段は、選択ワード
    線を電源電圧(VCC)にする手段(Q21,R)と、選択ワー
    ド線をそれより高い電圧(VCC′)にする手段(Q22,I
    R)を備えることを特徴とする請求項1記載の半導体記
    憶装置。
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