JP2992411B2 - 転写用リボンカセット - Google Patents
転写用リボンカセットInfo
- Publication number
- JP2992411B2 JP2992411B2 JP4236669A JP23666992A JP2992411B2 JP 2992411 B2 JP2992411 B2 JP 2992411B2 JP 4236669 A JP4236669 A JP 4236669A JP 23666992 A JP23666992 A JP 23666992A JP 2992411 B2 JP2992411 B2 JP 2992411B2
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- Japan
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- ribbon
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、転写位置に向けて走行
する転写用リボンがコアに巻き付けられ、前記転写用リ
ボンの繰り出し終端側が、粘着テープを介して前記コア
の外周面側に粘着固定されている転写用リボンカセット
に関する。
する転写用リボンがコアに巻き付けられ、前記転写用リ
ボンの繰り出し終端側が、粘着テープを介して前記コア
の外周面側に粘着固定されている転写用リボンカセット
に関する。
【０００２】
【従来の技術】冒記転写用リボンカセットは、転写用リ
ボンがコアに対する粘着固定位置まで繰り出されてしま
うと、その後の転写用リボンに対する強制的な繰り出し
力が、粘着テープをその粘着力に抗してコア外周面から
剥離させる力として作用するから、このときの繰り出し
力を考慮して、粘着テープのコア外周面に対する周方向
の粘着長さ等が設定されている。
ボンがコアに対する粘着固定位置まで繰り出されてしま
うと、その後の転写用リボンに対する強制的な繰り出し
力が、粘着テープをその粘着力に抗してコア外周面から
剥離させる力として作用するから、このときの繰り出し
力を考慮して、粘着テープのコア外周面に対する周方向
の粘着長さ等が設定されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この為、例えば、使用
者が、転写用リボンが既にコアに対する粘着固定位置ま
で繰り出されしまっていることを知らずに、転写用リボ
ンを繰り出そうとして無理に引っ張って、粘着テープが
粘着力に抗してコア外周面から剥離されたり、粘着テー
プのコア外周面に対する粘着力が元々不十分で、転写用
リボンに対する強制的な繰り出し力でその粘着テープが
コア外周面から剥離されて、粘着テープがコア外周面か
ら外れてしまった場合、粘着テープが転写用リボンと共
に走行して、その粘着面が転写用ヘッドやプラテン或い
は記録紙等に粘着し、以後の転写動作に支障をきたす原
因になる。本発明は上記実情に鑑みてなされたものであ
って、転写用リボンのコア外周面に対する粘着固定構造
を工夫することにより、転写用リボンをコアに粘着固定
している粘着テープが、その粘着力に抗してコア外周面
から剥離されるような事態が発生しても、粘着テープの
全部がコア外周面から剥がれてしまう前に、その剥離の
進行を効果的に防止できる転写用リボンカセットを提供
することを目的とする。
者が、転写用リボンが既にコアに対する粘着固定位置ま
で繰り出されしまっていることを知らずに、転写用リボ
ンを繰り出そうとして無理に引っ張って、粘着テープが
粘着力に抗してコア外周面から剥離されたり、粘着テー
プのコア外周面に対する粘着力が元々不十分で、転写用
リボンに対する強制的な繰り出し力でその粘着テープが
コア外周面から剥離されて、粘着テープがコア外周面か
ら外れてしまった場合、粘着テープが転写用リボンと共
に走行して、その粘着面が転写用ヘッドやプラテン或い
は記録紙等に粘着し、以後の転写動作に支障をきたす原
因になる。本発明は上記実情に鑑みてなされたものであ
って、転写用リボンのコア外周面に対する粘着固定構造
を工夫することにより、転写用リボンをコアに粘着固定
している粘着テープが、その粘着力に抗してコア外周面
から剥離されるような事態が発生しても、粘着テープの
全部がコア外周面から剥がれてしまう前に、その剥離の
進行を効果的に防止できる転写用リボンカセットを提供
することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為の
本発明の特徴構成は、冒記転写用リボンカセットにおい
て、前記転写用リボンの転写位置に向けての走行経路脇
に、前記転写用リボンの走行に伴って前記コアから剥離
された前記粘着テープの粘着面が粘着可能な被粘着部が
設けられ、前記粘着テープの前記コアの外周面側に対す
る周方向粘着長さが、当該コアの外周面と前記被粘着部
とに亘って粘着可能な長さに設定されている点にあり、
かかる構成から次の作用効果を奏する。
本発明の特徴構成は、冒記転写用リボンカセットにおい
て、前記転写用リボンの転写位置に向けての走行経路脇
に、前記転写用リボンの走行に伴って前記コアから剥離
された前記粘着テープの粘着面が粘着可能な被粘着部が
設けられ、前記粘着テープの前記コアの外周面側に対す
る周方向粘着長さが、当該コアの外周面と前記被粘着部
とに亘って粘着可能な長さに設定されている点にあり、
かかる構成から次の作用効果を奏する。
【０００５】
【作用】粘着テープが転写用リボンに引っ張られて、そ
の粘着面が粘着力に抗してコア外周面から剥離されなが
ら走行するにしたがい、その剥離された粘着面が被粘着
部にも粘着し、粘着テープが、コア外周面側と被粘着部
との複数の位置で粘着する状態になる。
の粘着面が粘着力に抗してコア外周面から剥離されなが
ら走行するにしたがい、その剥離された粘着面が被粘着
部にも粘着し、粘着テープが、コア外周面側と被粘着部
との複数の位置で粘着する状態になる。
【０００６】
【発明の効果】従って、粘着テープが粘着力に抗してコ
ア外周面から剥離されるような事態が発生しても、転写
用リボンの繰り出し力に対抗する抵抗力を、コア外周面
側と被粘着部との複数の位置で得ることができるから、
粘着テープの全部がコア外周面側から剥がれてしまう前
に、その剥離の進行を効果的に防止できる。
ア外周面から剥離されるような事態が発生しても、転写
用リボンの繰り出し力に対抗する抵抗力を、コア外周面
側と被粘着部との複数の位置で得ることができるから、
粘着テープの全部がコア外周面側から剥がれてしまう前
に、その剥離の進行を効果的に防止できる。
【０００７】
【実施例】図１〜図３は、転写リボンＡと記録リボンＢ
との二種の転写用リボンを重ね合わせて、プリンターＰ
側に設けてある印字ヘッドＣの作動で記録リボンＢ側に
文字や記号を転写する転写用リボンカセットＤを示す。
前記転写用リボンカセットＤは、プリンターＰ側の印字
ヘッドＣが入り込む印字部１２を形成してあるカセット
ケース１３内に、使用前の転写リボンＡが巻き付けられ
ている転写リボン繰り出しコア３と、印字部１２を通過
した後の転写リボンＡを巻き取る巻き取りコア７と、記
録リボンＢが巻き付けられている記録リボン繰り出しコ
ア１０とを回転自在に支承して構成されている。前記転
写リボンＡは、ベースフィルムＲ１の一側面に感熱イン
ク層Ｒ２が設けられているインクリボンＲと、インクリ
ボンＲの繰り出し終端側に接続されているエンドテープ
１とを設けて構成され、エンドテープ１が固定用片面粘
着テープ２を介して転写リボン繰り出しコア３の外周面
４に粘着固定されて、インク層Ｒ２側を内向きにして当
該転写リボン繰り出しコア３に巻き付けられているとと
もに、その繰り出し方向先端側がリーダーテープを介し
て巻き取りコア７に粘着固定されている。前記記録リボ
ンＢは、剥離ライナー６を張り合わせてある軟質樹脂製
の貼着用片面粘着テープ５と、貼着用片面粘着テープ５
の繰り出し終端側に接続されているエンドテープ８とを
設けて構成され、固定用片面粘着テープ９で記録リボン
繰り出しコア１０の外周面１１に粘着固定されて、貼着
用片面粘着テープ５側を内向きにして当該記録リボン繰
り出しコア１０に巻き付けられている。前記カセットケ
ース１３には、転写リボンＡのベースフィルムＲ１側の
面に摺接して印字部１２に向けての走行方向を案内する
第１ガイド１５と、記録リボンＢの剥離ライナー６側の
面に摺接して印字部１２に向けての走行方向を案内する
第２ガイド１６と、記録リボンＢの貼着用片面粘着テー
プ５側の面に接して印字部１２に向けての走行方向を案
内するガイドローラー１７と、転写リボンＡと記録リボ
ンＢとが、インク層Ｒ２側の面と貼着用片面粘着テープ
５側の面とが重なり合う姿勢で、印字部１２を走行する
よう案内する第３ガイド１８とが設けられ、転写用リボ
ンＡの印字部１２に向けての走行経路脇の、転写用リボ
ンＡの通常走行時には当該転写用リボンＡに摺接しない
位置に、円柱状の先端部材１４ａを備えた被粘着部１４
が設けられている。そして、プリンターＰ側には、巻き
取りコア７を駆動回転させる駆動軸１９と、駆動軸１９
の回転に連動して回転するプラテンロール２０と、転写
用リボンカセットＤの装着にともなって印字ヘッドＣを
プラテンロール２０側に移動させるガイド板２１とが設
けられ、巻き取りコア７に駆動軸１９を係合させながら
転写用リボンカセットＤをプリンターＰ側に装着する
と、印字部１２に架け渡されている転写リボンＡと記録
リボンＢとがプラテンロール２０と印字ヘッドＣとの間
に入り込んで、印字ヘッドＣが転写リボンＡ側に押し付
けられ、印字ヘッドＣの作動にともなって駆動軸１９が
回転すると、印字部１２を通過した後の転写リボンＡが
巻き取りコア７に巻き取られていくとともに、記録リボ
ンＢが、走行している転写リボンＡと回転しているプラ
テンロール２０とに挟み付けられて走行し、貼着用片面
粘着テープ５側に印字された後の記録リボンＢはカセッ
トケース１３外に送り出される。尚、所定の文字や記号
が印字された記録リボンＢは適宜に切断され、剥離ライ
ナー６を剥がして貼着用片面粘着テープ５側が所望の物
品に貼着される。前記転写リボンＡの固定用片面粘着テ
ープ２は、その粘着面２２をインク層Ｒ２側と同じ側に
向ける状態で、転写リボン繰り出しコア３の外周面４と
エンドテープ１とに亘って粘着しており、図１（イ）に
示すように、転写リボンＡが転写リボン繰り出しコア３
に対する粘着固定位置まで繰り出された状態から、更に
繰り出し方向に無理に引き出されると、転写リボンＡが
最短経路に沿って走行しようとして被粘着部１４の先端
部材１４ａに摺接し、図１（ロ）に示すように、その固
定用片面粘着テープ２が転写リボン繰り出しコア３の外
周面４から引き剥がされても、当該固定用片面粘着テー
プ２の全部が外周面４から剥がれてしまう前に、固定用
片面粘着テープ２の一端側が転写リボン繰り出しコア３
の外周面４に粘着したままで、その引き剥がされた粘着
面２２が被粘着部１４の先端部材１４ａに粘着するよ
う、転写リボン繰り出しコア３の外周面４に対する周方
向粘着長さＬ１が十分長い長さに設定されている。この
ように、転写リボンＡの通常の走行時には当該転写リボ
ンＡが摺接しない状態で被粘着部１４を設けてあると、
通常使用時の転写リボンＡの走行抵抗を軽減できる利点
がある。又、記録リボンＢの固定用片面粘着テープ９
は、その粘着面２３を、記録リボンＢがガイドローラー
１７のガイド面１７ａに接する面と同じ側、つまり、貼
着用片面粘着テープ５側と同じ側に向けて、記録リボン
繰り出しコア１０の外周面１１とエンドテープ８とに亘
って粘着しており、図２（イ）に示すように、記録リボ
ンＢが記録リボン繰り出しコア１０に対する粘着固定位
置まで繰り出された状態から、図２（ロ）に示すよう
に、更に記録リボンＢが無理に繰り出し方向に引き出さ
れて、その固定用片面粘着テープ９が記録リボン繰り出
しコア１０の外周面１１から引き剥がされても、当該固
定用片面粘着テープ９の全部が外周面１１から剥がれて
しまう前に、固定用片面粘着テープ９の一端側が記録リ
ボン繰り出しコア１０の外周面１１に粘着したままで、
その引き剥がされた粘着面２３がガイドローラー１７の
被粘着部としてのガイド面１７ａに粘着するよう、記録
リボン繰り出しコア１０の外周面１１に対する周方向粘
着長さＬ２が十分長い長さに設定されている。
との二種の転写用リボンを重ね合わせて、プリンターＰ
側に設けてある印字ヘッドＣの作動で記録リボンＢ側に
文字や記号を転写する転写用リボンカセットＤを示す。
前記転写用リボンカセットＤは、プリンターＰ側の印字
ヘッドＣが入り込む印字部１２を形成してあるカセット
ケース１３内に、使用前の転写リボンＡが巻き付けられ
ている転写リボン繰り出しコア３と、印字部１２を通過
した後の転写リボンＡを巻き取る巻き取りコア７と、記
録リボンＢが巻き付けられている記録リボン繰り出しコ
ア１０とを回転自在に支承して構成されている。前記転
写リボンＡは、ベースフィルムＲ１の一側面に感熱イン
ク層Ｒ２が設けられているインクリボンＲと、インクリ
ボンＲの繰り出し終端側に接続されているエンドテープ
１とを設けて構成され、エンドテープ１が固定用片面粘
着テープ２を介して転写リボン繰り出しコア３の外周面
４に粘着固定されて、インク層Ｒ２側を内向きにして当
該転写リボン繰り出しコア３に巻き付けられているとと
もに、その繰り出し方向先端側がリーダーテープを介し
て巻き取りコア７に粘着固定されている。前記記録リボ
ンＢは、剥離ライナー６を張り合わせてある軟質樹脂製
の貼着用片面粘着テープ５と、貼着用片面粘着テープ５
の繰り出し終端側に接続されているエンドテープ８とを
設けて構成され、固定用片面粘着テープ９で記録リボン
繰り出しコア１０の外周面１１に粘着固定されて、貼着
用片面粘着テープ５側を内向きにして当該記録リボン繰
り出しコア１０に巻き付けられている。前記カセットケ
ース１３には、転写リボンＡのベースフィルムＲ１側の
面に摺接して印字部１２に向けての走行方向を案内する
第１ガイド１５と、記録リボンＢの剥離ライナー６側の
面に摺接して印字部１２に向けての走行方向を案内する
第２ガイド１６と、記録リボンＢの貼着用片面粘着テー
プ５側の面に接して印字部１２に向けての走行方向を案
内するガイドローラー１７と、転写リボンＡと記録リボ
ンＢとが、インク層Ｒ２側の面と貼着用片面粘着テープ
５側の面とが重なり合う姿勢で、印字部１２を走行する
よう案内する第３ガイド１８とが設けられ、転写用リボ
ンＡの印字部１２に向けての走行経路脇の、転写用リボ
ンＡの通常走行時には当該転写用リボンＡに摺接しない
位置に、円柱状の先端部材１４ａを備えた被粘着部１４
が設けられている。そして、プリンターＰ側には、巻き
取りコア７を駆動回転させる駆動軸１９と、駆動軸１９
の回転に連動して回転するプラテンロール２０と、転写
用リボンカセットＤの装着にともなって印字ヘッドＣを
プラテンロール２０側に移動させるガイド板２１とが設
けられ、巻き取りコア７に駆動軸１９を係合させながら
転写用リボンカセットＤをプリンターＰ側に装着する
と、印字部１２に架け渡されている転写リボンＡと記録
リボンＢとがプラテンロール２０と印字ヘッドＣとの間
に入り込んで、印字ヘッドＣが転写リボンＡ側に押し付
けられ、印字ヘッドＣの作動にともなって駆動軸１９が
回転すると、印字部１２を通過した後の転写リボンＡが
巻き取りコア７に巻き取られていくとともに、記録リボ
ンＢが、走行している転写リボンＡと回転しているプラ
テンロール２０とに挟み付けられて走行し、貼着用片面
粘着テープ５側に印字された後の記録リボンＢはカセッ
トケース１３外に送り出される。尚、所定の文字や記号
が印字された記録リボンＢは適宜に切断され、剥離ライ
ナー６を剥がして貼着用片面粘着テープ５側が所望の物
品に貼着される。前記転写リボンＡの固定用片面粘着テ
ープ２は、その粘着面２２をインク層Ｒ２側と同じ側に
向ける状態で、転写リボン繰り出しコア３の外周面４と
エンドテープ１とに亘って粘着しており、図１（イ）に
示すように、転写リボンＡが転写リボン繰り出しコア３
に対する粘着固定位置まで繰り出された状態から、更に
繰り出し方向に無理に引き出されると、転写リボンＡが
最短経路に沿って走行しようとして被粘着部１４の先端
部材１４ａに摺接し、図１（ロ）に示すように、その固
定用片面粘着テープ２が転写リボン繰り出しコア３の外
周面４から引き剥がされても、当該固定用片面粘着テー
プ２の全部が外周面４から剥がれてしまう前に、固定用
片面粘着テープ２の一端側が転写リボン繰り出しコア３
の外周面４に粘着したままで、その引き剥がされた粘着
面２２が被粘着部１４の先端部材１４ａに粘着するよ
う、転写リボン繰り出しコア３の外周面４に対する周方
向粘着長さＬ１が十分長い長さに設定されている。この
ように、転写リボンＡの通常の走行時には当該転写リボ
ンＡが摺接しない状態で被粘着部１４を設けてあると、
通常使用時の転写リボンＡの走行抵抗を軽減できる利点
がある。又、記録リボンＢの固定用片面粘着テープ９
は、その粘着面２３を、記録リボンＢがガイドローラー
１７のガイド面１７ａに接する面と同じ側、つまり、貼
着用片面粘着テープ５側と同じ側に向けて、記録リボン
繰り出しコア１０の外周面１１とエンドテープ８とに亘
って粘着しており、図２（イ）に示すように、記録リボ
ンＢが記録リボン繰り出しコア１０に対する粘着固定位
置まで繰り出された状態から、図２（ロ）に示すよう
に、更に記録リボンＢが無理に繰り出し方向に引き出さ
れて、その固定用片面粘着テープ９が記録リボン繰り出
しコア１０の外周面１１から引き剥がされても、当該固
定用片面粘着テープ９の全部が外周面１１から剥がれて
しまう前に、固定用片面粘着テープ９の一端側が記録リ
ボン繰り出しコア１０の外周面１１に粘着したままで、
その引き剥がされた粘着面２３がガイドローラー１７の
被粘着部としてのガイド面１７ａに粘着するよう、記録
リボン繰り出しコア１０の外周面１１に対する周方向粘
着長さＬ２が十分長い長さに設定されている。
【０００８】〔その他の実施例〕 本発明でいう転写用リボンとは、インクや塗膜等の
転写の為に使用するリボン状に巻き付けられている資材
をいい、実施例でも例示したように、転写するべきイン
ク層が設けられている転写リボン（インクリボン）やイ
ンク層が転写されるべき記録リボンの他、人為的に加圧
して記録紙等に塗膜を転写させる文字修正テープや貼着
テープであっても良い。 本発明による転写用リボンカセットは、プリンター
にセットされた記録紙に印字する為のインクリボンカセ
ットであっても良い。 転写用リボンをコアの外周面側に粘着固定する粘着
テープは、両面粘着テープであっても良い。 転写用リボン自体の側面に粘着層を設けて、転写用
リボンをコアの外周面側に粘着固定する粘着テープを構
成しても良い。 転写用リボンをコアの外周面側に粘着固定する粘着
テープは、コアの外周面に対して多重に巻き付ける状態
で粘着されるものであっても良い。 被粘着部は、転写用リボンの走行姿勢を案内する固
定ガイド部材で兼用されていても良い。
転写の為に使用するリボン状に巻き付けられている資材
をいい、実施例でも例示したように、転写するべきイン
ク層が設けられている転写リボン（インクリボン）やイ
ンク層が転写されるべき記録リボンの他、人為的に加圧
して記録紙等に塗膜を転写させる文字修正テープや貼着
テープであっても良い。 本発明による転写用リボンカセットは、プリンター
にセットされた記録紙に印字する為のインクリボンカセ
ットであっても良い。 転写用リボンをコアの外周面側に粘着固定する粘着
テープは、両面粘着テープであっても良い。 転写用リボン自体の側面に粘着層を設けて、転写用
リボンをコアの外周面側に粘着固定する粘着テープを構
成しても良い。 転写用リボンをコアの外周面側に粘着固定する粘着
テープは、コアの外周面に対して多重に巻き付ける状態
で粘着されるものであっても良い。 被粘着部は、転写用リボンの走行姿勢を案内する固
定ガイド部材で兼用されていても良い。
【０００９】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】（イ），（ロ）は作用を示す要部拡大平面図
【図２】（イ），（ロ）は作用を示す要部拡大平面図
【図３】転写用リボンカセットの内部を示す拡大平面図
２ 粘着テープ ３ コア ４ 外周面 ９ 粘着テープ １０ コア １１ 外周面 １４ａ ガイド面 １７ａ ガイド面 ２２ 粘着面 ２３ 粘着面 Ａ 転写用リボン Ｂ 転写用リボン Ｌ１ 粘着長さ Ｌ２ 粘着長さ
フロントページの続き (72)発明者 都野守 裕二 大阪府大阪市西淀川区歌島４丁目８番43 号 フジコピアン株式会社 大阪工場内 (56)参考文献 特開 昭64−75275（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−23765（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−196283（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−108378（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−64155（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−128861（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B41J 31/12 B41J 35/00
Claims (2)
- 【請求項１】 転写位置に向けて走行する転写用リボン
（Ａ，Ｂ）がコア（３，１０）に巻き付けられ、前記転
写用リボン（Ａ，Ｂ）の繰り出し終端側が、粘着テープ
（２，９）を介して前記コア（３，１０）の外周面
（４，１１）側に粘着固定されている転写用リボンカセ
ットにおいて、前記転写用リボン（Ａ，Ｂ）の転写位置
に向けての走行経路脇に、前記転写用リボン（Ａ，Ｂ）
の走行に伴って前記コア（３，１０）から剥離された前
記粘着テープ（２，９）の粘着面（２２，２３）が粘着
可能な被粘着部（１４ａ，１７ａ）が設けられ、前記粘
着テープ（２，９）の前記コア（３，１０）の外周面
（４，１１）側に対する周方向粘着長さ（Ｌ１，Ｌ２）
が、当該コア（３，１０）の外周面（４，１１）と前記
被粘着部（１４ａ，１７ａ）とに亘って粘着可能な長さ
に設定されていることを特徴とする転写用リボンカセッ
ト。 - 【請求項２】 前記被粘着部（１７ａ）が、前記転写用
リボン（Ｂ）に接して当該転写用リボン（Ｂ）の転写位
置に向けての走行方向を案内するガイド面で兼用されて
いる請求項１記載の転写用リボンカセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4236669A JP2992411B2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 転写用リボンカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4236669A JP2992411B2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 転写用リボンカセット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0679957A JPH0679957A (ja) | 1994-03-22 |
| JP2992411B2 true JP2992411B2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=17004034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4236669A Expired - Lifetime JP2992411B2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 転写用リボンカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2992411B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-04 JP JP4236669A patent/JP2992411B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0679957A (ja) | 1994-03-22 |
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