JP2991460B2 - 低消費電流型炎検出警報器 - Google Patents

低消費電流型炎検出警報器

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JP2991460B2
JP2991460B2 JP2149448A JP14944890A JP2991460B2 JP 2991460 B2 JP2991460 B2 JP 2991460B2 JP 2149448 A JP2149448 A JP 2149448A JP 14944890 A JP14944890 A JP 14944890A JP 2991460 B2 JP2991460 B2 JP 2991460B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はマッチ、ライター、火災等の炎に含まれる
紫外線を検出して警報を発する警報器、特に消費電流の
少ない低消費電流型炎検出警報器であり、例えば火災の
発生を検知して警報を発する火災警報器に使用されるも
のである。
(従来の技術) 火災の発生を検出するとベル、ブザー等の警報器が鳴
るようにした火災警報器は従来より各種ある。その一つ
として紫外線センサ(UV管)により炎に含まれる紫外線
を検知して火災を検出するものがある。このUV管を利用
した従来の火災警報器は電源に交流電源が使用されてい
た。
そのため従来の火災警報器は商用電源の無い場所では
使用できず、また大型で重いため所望箇所に取付けにく
く、取付け箇所が制約されるという問題があった。
そこで本件出願人は電源に電池を使用するUV管利用の
火災警報器を現在開発中である。しかしUV管の駆動には
DC300〜400V程度の電圧が必要であるため、数Vの電池
電圧をそのまま使用することはできず、DC−DCコンバー
タ回路により昇圧しなければならない。この場合、DC−
DCコンバータ回路の消費電流の大きさがほぼそのまま電
池の寿命になるため、電池の寿命を長くするにはできる
だけ消費電流の少ないDC−DCコンバータ回路を使用する
のが望ましい。
消費電流の少ないDC−DCコンバータ回路としては、従
来は第4図に示すようなプッシュプル型のものや、第5
図に示すような積分波発振回路型のものがあった。この
積分波発振回路型のDC−DCコンバータは、第6図のICイ
ンバータU1の出力(b点)の電圧がHであると、同イン
バータU1の入力(a点)の電圧は抵抗Rr、コンデンサCr
により積分されて第7図のようにLからHに向かい、VP
(スレッショルド電圧Hレベル)に達するとb点の電圧
がHからLに反転する。b点の電圧がLになるとa点の
電圧はVpから0Vに向かい、VN(スレッショルド電圧Lレ
ベル)に達するとb点の電圧がLからHへ反転する。b
点がHになると初期からの動作に戻り、同じ動作を繰返
して第8図のような方形波を発振するようにしたもので
ある。
(発明が解決しようとする課題) しかし、前記プッシュプル型、積分波発振回路型のDC
−DCコンバータ回路は次のような問題があった。
.プッシュプル型のDC−DCコンバータ回路は、一般に
小型蛍光灯や液晶テレビのバックライトの駆動電源に使
用されているものであり、トランジスタが2個使用され
るので消費電流が約30mAと大きい。このため電池の消耗
が激しい。
.積分波発振回路型のDC−DCコンバータ回路は通常、
C・MOSICの消費電流は第6図のVDDとVSS間に電圧を加
えただけの時(動作していない時)は数μA程度の消費
電流にすぎないが、動作してVP、VN付近になると消費電
流がMAXになる。このような積分波発振型のDC−DCコン
バータ回路はVP、VN間(スレッショルド電圧付近)で動
作するので、85μA程度の電池が常時流れ続け、電流の
消耗が激しい。
.また最近の火災警報器は多機能化が進み、それにつ
れて消費電流が多くなってきているので、電源に電池を
使用する場合には、より一層消費電流の少ないDC−DCコ
ンバータ回路が要望される。
(発明の目的) 本発明の目的は前記諸問題を解決すると共に前記要望
に応えるため、消費電流の少ないDC−DCコンバータ回路
を備えた低消費電流型炎検出警報器を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明の低消費電流型炎検出警報器は第1図、第2図
に示されるように、複数のインバータ回路U1〜U3と負帰
還用抵抗Rrと正帰還用コンデンサCrと保護抵抗Rsからな
る無安定マルチバイブレータのパルス発生回路10と、一
個のインバータ回路Unとパルス時定数決定用の抵抗R1
びコンデンサC1とからなる変形単安定マルチバイブレー
タのトリガパルス回路20と、トランジスタTrと抵抗R2
小型トランスTとからなるパルス増幅回路30と、高速ス
イッチングダイオードD2と平滑コンデンサC2とからなる
整流回路40とから構成されるDC−DCコンバータ回路を具
備したものである。
(作用) 本発明の低消費電流型炎検出警報器のDC−DCコンバー
タでは、第1図、第2図のようにパルス発生回路10によ
り微分信号が発振され、同回路10においてそれが方形波
に整形され、この方形波に基づいてトリガパルス回路20
によりトリガパルスが発生され、このトリガパルスが増
幅回路30により所定の中圧電圧(UV管の駆動電圧:DC300
〜400V程度)まで昇圧され、そのパルスが整流回路40に
より整流されて直流化される。その電圧がUV管に印加さ
れる。
(実施例) 本発明の低消費電流型炎検出警報器の実施例を第1図
〜第3図に基づいて説明する。
第1図において10は無安定マルチバイブレータのパル
ス発生回路であり、これは抵抗Rs及びRrとコンデンサCr
とインバータU1、U2から構成されている。前記抵抗Rr及
びコンデンサCrは帰還素子である。
第1図の20は変形単安定マルチバイブレータのトリガ
パルス回路であり、これは抵抗R1とコンデンサC1とイン
バータU3により構成されている。
第1図の30は増幅回路であり、これは抵抗R2とトラン
ジスタTrと小型トランスTにより構成されている。D1
前記トランジスタTrの保護ダイオードである。
第1図の40は整流回路であり、これはダイオードD2
コンデンサC2とにより構成されている。
第2図は本発明の第2の実施例を示すものであり、こ
れは第1図に示される実施例のパルス発生回路10にイン
バータU1、U2、U3の3個を用いたものであり、他の回路
は第1図の場合と同じである。
次に第1図の低消費電流型炎検出警報器の動作を第3
図を参照して説明する。
第1図のパルス発生回路10において、インバータU
1(発振用IC)の出力(b点)がローレベレ(以下Lと
記す)であればインバータU2(反転用IC)の出力(c
点)はハイレベル(以下Hと記す)となり、それがコン
デンサCrにより微分されて第3図AのVa波形(微分波
形)になる。従ってインバータU1の入力にはVDDから0V
に向かう微分波が入力される。インバータU1の入力イン
ピーダンスはほぼRrであるため、このときの時定数はCr
・Rrとなる。
前記微分波が電圧Vn(インバータU1のスレッショルド
電圧Lレベル)に達すると、インバータU1の出力(第1
図b点)は第3図BのVb波形のようにLからHへと反転
し、インバータU2の出力(第1図c点)は第3図CのVc
波形のようにHからLへと反転する。
これにより再びコンデンサCrによって微分され、イン
バータU1の入力には0VからVDDに向かう微分波(第3図
AのVa波)が入力される。また、その電圧が第3図Aの
Vp(スレッショルド電圧Hレベル)に達するとインバー
タU1の出力はHからLになって初期状態に戻るので、以
後発振が継続する。
次に、第1図のトリガパルス回路20においてインバー
タU2の出力がHからLに反転すると、インバータUnの入
力にはコンデンサC1により波形整形されたVDDから0Vに
向かう非常に短いパルスが加わる。これによりインバー
タUnの出力(第3図d点)には0VからVDDに向かう(+
の)トリガパルス(第3図DのVd波形)が発生する。
この+のトリガパルスはトランジスタTrにより増幅さ
れ、更に小型トランスTの巻数比に応じたレベルまで昇
圧されて、ダイオードD2のアノードに高電圧のパルスを
発生する(第3図EのVe波形)。その後、同ダイオード
D2のカソードにコンデンサC2により平滑された直流電圧
(第3図FのVf波形)が出力される。
第2図の低消費電流型炎検出警報器も同様に動作す
る。
(発明の効果) 本発明の低消費電流型炎検出警報器によれば次のよう
な効果がある。
.微分波形でスレッショルド電圧を使用してタイミン
グをとってトリガパルスを発生しているので、第3図の
AのVP、VN間の動作が時間的に短い。このため第7図の
ように常にVP、VN間で動作している積分波発振と比較し
て消費電流が少なく、電流が常時25μA程度しか流れな
い。従ってインバータをスレッショルド電圧付近で使用
する従来の積分波形発振型回路のDC−DCコンバータ回路
に比して消費電流が著しく少ないDC−DCコンバータ回路
となる。
.DC−DCコンバータ回路の消費電流が少ないので、警
報器に使用される電池の寿命が長持ちする。
.消費電流が少なくなる分だけ警報器に他の回路を搭
載できるので、より一層多機能をもった火災警報器を提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の低消費電流型炎検出警報器の
異なる例を示すブロック回路図、第3図は第1図の警報
器の動作を示す電圧チャート図、第4図は従来のプッシ
ュプル型DC−DCコンバータのブロック回路図、第5図は
従来の積分波形発振型DC−DCコンバータのブロック回路
図、第6図は積分波発振回路の説明図、第7図、第8図
は同積分波発振回路の動作を示す電圧チャート図であ
る。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のインバータ回路と負帰還用抵抗と正
    帰還用コンデンサ及び保護抵抗とからなる無安定マルチ
    バイブレータのパルス発生回路と、一個のインバータ回
    路とパルス時定数決定用の抵抗及びコンデンサとからな
    る変形単安定マルチバイブレータのトリガパルス回路
    と、トランジスタと抵抗と小型トランスとからなるパル
    ス増幅回路と、高速スイッチングダイオードと平滑コン
    デンサとからなる整流回路とから構成されるDC−DCコン
    バータ回路を具備したことを特徴とする低消費電流型炎
    検出警報器。
JP2149448A 1990-06-07 1990-06-07 低消費電流型炎検出警報器 Expired - Lifetime JP2991460B2 (ja)

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