JP2990360B2 - 感光型マイクロカプセル方式のプリント用紙を用いるプリンタ及びプリントシステム - Google Patents

感光型マイクロカプセル方式のプリント用紙を用いるプリンタ及びプリントシステム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光型マイクロカ
プセルが塗布された特殊プリント用紙を複数種類の色の
発光素子を備えたプリントヘッドによって露光して潜像
を形成させ、潜像が形成された前記特殊プリント用紙に
プリントローラにより機械的圧力を加えて現像するプリ
ンタに関し、特にそのプリントヘッドの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は先に出願した特願平9−1
52719に、感光型マイクロカプセルが塗布された特
殊プリント用紙を赤色と緑色と青色の三種類の発光素子
を備えたプリントヘッドで走査して潜像を形成させ、潜
像が形成された前記特殊プリント用紙にプリントローラ
により機械的圧力を加えて現像するプリンタの具体的な
構成並びに作用効果を詳細に開示している。このプリン
タは、画像データをフロッピーディスク等の記憶媒体に
蓄積するデジタルカメラ用のハンディタイプのプリンタ
に特に適した装置である。前記特殊プリント用紙は基紙
に直径約4ミクロンの感光型マイクロカプセルを均一に
塗布し、その上に顕色剤を含む受像層を塗布し、更にそ
の上にポリエステルフィルムをラミネートしたものであ
る。マイクロカプセル自体は光透過性を有し、且つプリ
ントローラの機械的圧力で破壊される程度の強度を有す
る単なる透明なゼラチンの微小容器である。
【0003】マイクロカプセルに封入される発色物質は
無色のロイコ染料で、顕色剤を含む受像層と接触して発
色する物質である。発色物質は光の三原色、即ち赤
(R)、緑(G)、青(B)に対応して絵具の三原色、
即ちマゼンタ(M)、イエロー(Y)、シアン(C)の
三種類が用意されている。発色物質と抱き合わせてマイ
クロカプセルに封入される光硬化物質は、発色物質が受
像層と接触反応して呈する色と補色関係にある色の光、
即ち特定波長の光によって硬化する物質が選ばれてい
る。即ち緑を吸収して赤紫色を呈するマゼンタ(M)用
の発色物質には緑色光(G)が照射されると硬化する光
硬化物質が選ばれている。同様に、青紫を吸収するイエ
ロー(Y)用の発色物質には青色光(B)が照射される
と硬化する光硬化物質が、また赤を吸収して青紫色を呈
するシアン(C)用の発色物質には赤色光(R)が照射
されると硬化する光硬化物質がそれぞれ選ばれている。
従って、感光型マイクロカプセルはM、Y、Cの三種類
がある。それ故、特殊プリント用紙には一種類の感光型
マイクロカプセルのみを塗布したモノカラー用と三種類
の感光型マイクロカプセルを塗布した256階調のフル
カラー用があり、更にそれぞれに高感度用と低感度用が
ある。このような特殊プリント用紙の発色の原理は次の
通りである。
【0004】例えば三種類の感光型マイクロカプセルを
塗布したフルカラー用特殊プリント用紙にR、G、Bの
中の一種類の光、即ち単色光を選択して照射した場合、
M、Y、C三種類の感光型マイクロカプセルの中、前記
選択された単色光と補色関係にある光硬化物質が封入さ
れた感光型マイクロカプセルのみが光に反応して硬化
し、他の二種類は硬化しない。即ちRの光を照射した場
合、Cの感光型マイクロカプセルは、その光硬化物質が
赤色光に反応して硬化し、他の二種類即ちMとYの感光
型マイクロカプセルは硬化しない。この状態で特殊プリ
ント用紙にプリントローラの圧力を加えると、MとYの
感光型マイクロカプセルは完全に破壊されるが、Cの感
光型マイクロカプセルは破壊されないか又は硬化の程度
に応じて不完全に破壊される。このため、MとYの発色
物質が特殊プリント用紙の受像層に接触し、その領域は
MとYを混ぜた赤色に発色する。前記のMとYを混ぜた
赤色は、Cの感光型マイクロカプセルの硬化の程度によ
って色調が変化する。不完全ではあるがCの感光型マイ
クロカプセルは破壊されるので、C用の発色物質が受像
層と接触するからである。同様にGの光を照射した場合
はYとCを混ぜた緑色に発色し、更にBの光を照射した
場合はMとCを混ぜた青色に発色する。
【0005】要するに、三種類の感光型マイクロカプセ
ルを塗布したフルカラー用特殊プリント用紙にR、G、
Bの中の一種類の光を選択して照射した場合、当該選択
された光が照射された領域はMとY、YとC又はCとM
をそれぞれ混ぜた色に発色する。また、前記フルカラー
用特殊プリント用紙にR、G、Bの中の二種類の光を選
択して照射した場合、当該選択された二種類の光が照射
された領域はM、Y又はCの一つに対応した色に発色す
る。いずれの種類の光も照射されなかった領域は、M、
Y、C全てに対応した発色が行われるから、黒色を呈す
る。印刷の色調、彩度、明度は照射光の強さと照射時間
を調節することによって行われる。
【0006】フルカラー用特殊プリント用紙に印刷する
のに用いられるプリンタの従来のプリントヘッドは、図
3に示す如くヘッド部材21の端面に固着されたヘッド
基板22に一定距離を隔てて取り付けられた三種類の発
光素子、即ち赤色発光素子23R、緑色発光素子23G
及び青色発光素子23Bと、1個のアパーチャ部材25
を含む。これらの発光素子は超小型の発光ダイオードで
あり、具体的にはLEDである。ヘッド基板22は、表
面に絶縁層24が形成されたアルミニウム基板である。
前記アパーチャ部材25は、複数のピンホール25hが
設けられた板材であり、これら発光素子の発光端面に近
接してヘッド部材21に取り付けられている。発光素子
が発する光はアパーチャ部材25のピンホール25hを
通過することによって光径が絞られるから、特殊プリン
ト用紙に塗布されている感光型マイクロカプセルの中で
特定対象のものを的確に照射する。
【0007】ところで赤色LED23R、緑色LED2
3G、青色LED23Bは、それぞれの素子のサイズが
定められているが、これら三種類のLEDのサイズは必
ずしも同一ではない。このため、ヘッド基板22に三種
類のLEDを取り付けた場合、図3に示す如く赤色LE
D23Rは他の二種類のものよりも背が低く、その発光
端面から特殊プリント用紙までの距離が最も長くなって
いる。また青色LED23Bは2番目に背が低く、その
発光端面から特殊プリント用紙までの距離が赤色LED
23Rに次いで長くなっている。光量は距離の二乗に反
比例するから、このような構成のプリントヘッドでは赤
色の光の照射量が緑色や青色の光に比べて小さくなって
しまう。同様に青色の光の照射量も緑色に比べると小さ
い。
【0008】そこで、ヘッド基板22に緑色LED23
Gと青色LED23Bは3個それぞれ配置されているの
に対し、赤色LED23Rは4個配置されている。また
は、赤色LEDは他のLEDよりも駆動電流を大きくし
ている。しかしながら、このような従来の方法には、発
光素子の数が1個余分に増えることによる部品代、組立
工数、消費電流の増加という問題があった。しかも、素
子数を調整するだけでは、特殊プリント用紙への三種類
全てのLEDの照射量を最大にすることは不可能である
という問題は相変わらず残っている。また、駆動電流を
発光端面とプリント用紙までの距離に応じて増減させて
いるので、色によって消費電流が大きくなり効率が悪い
という問題もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のプリ
ンタの有する上記問題を解決するためになされたもの
で、その課題は、感光型マイクロカプセルが塗布された
特殊プリント用紙を複数の種類の発光素子を備えたプリ
ントヘッドで露光して潜像を形成させ、潜像が形成され
た前記特殊プリント用紙にプリントローラにより機械的
圧力を加えて現像するプリンタにおいて、部品代、組立
工数、消費電流の増加を生じさせないで、複数の種類の
全ての発光素子から特殊プリント用紙への光の照射量を
最大にし、印刷の質の向上を図ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、感光型マイクロカプセル方式のプリント
用紙上を、複数種類の色の発光素子を備えたプリントヘ
ッドによって露光して潜像を形成させ、潜像が形成され
た前記プリント用紙にプリントローラにより機械的圧力
を加えて現像するプリンタにおいて、前記複数種類の発
光素子を、前記プリント用紙表面の垂線方向における位
置を変えて前記プリントヘッドに取り付けてプリンタを
構成した。
【0011】また本発明では、感光型マイクロカプセル
方式のプリント用紙上を、複数種類の色の発光素子を備
えたプリントヘッドによって露光して潜像を形成させ、
潜像が形成された前記プリント用紙にプリントローラに
より機械的圧力を加えて現像するプリンタにおいて、前
記複数種類の発光素子を、発光端面の位置を揃えて前記
プリントヘッドに取り付けてプリンタを構成した。
【0012】上記各構成におけるプリンタでは、前記プ
リントヘッドは前記発光素子を取り付けるための基板を
有するものとし、この基板の発光素子取り付け領域に個
々の発光素子の背の高さに対応した深さの凹部を設けて
発光素子を取り付けるように構成することができる。ま
た、前記基板の発光素子取り付け領域に個々の発光素子
の背の高さに対応した高さの凸部を設けて発光素子を取
り付けるように構成することができる。
【0013】前記凹部または凸部は、前記基板を金属に
よる基材とその上に形成される絶縁層とによって構成す
るとき、基材または絶縁層のいずれかに形成すればよ
い。さらに本発明では、前記各構成のいずれかによるプ
リンタと画像処理装置とを接続し、該画像処理装置と前
記プリンタとの間で画像信号を授受し、前記プリント用
紙に画像を生じさせるようにプリントシステムを構成し
た。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例のプリン
トヘッドの要部拡大断面図で、ヘッド部材21の端面に
固着されたヘッド基板22に一定距離を隔てて取り付け
られた三種類のLED、即ち赤色LED23R、緑色L
ED23G及び青色LED23Bと、1個のアパーチャ
部材25を含む。ヘッド基板22は表面に絶縁層24が
設けられたアルミニウム基板である。絶縁層24には最
も深い堀り込みの第1凹部24aと次に深い堀り込みの
第2凹部24bが形成されている。第1凹部24aには
最も背の高い緑色LED23Gが、第2凹部24bには
次に背の高い青色LED23Bが、更に凹部も凸部もな
い部分には最も背の低い赤色LED23Rがそれぞれ配
置されている。これら三種類のLEDのヘッド基板22
への取り付けは、例えば接着剤を用いて絶縁層24に接
着することにより行われている。
【0015】このように構成することによって、背の高
さが異なる三種類のLEDの発光端面を揃えることがで
きる。複数のピンホール25hが設けられたアパーチャ
部材25は、これらピンホール25hをLEDの発光端
面に近接させてヘッド部材21に取り付けられている。
要するに、図1の実施例においては、背の高さの異なる
三種類の発光素子即ち赤色LED23R、緑色LED2
3G及び青色LED23Bを、そのいずれの発光端面と
特殊プリント用紙との距離を揃えるために、プリントヘ
ッド基板22にそれぞれの背の高さに対応した深さの凹
部を設けて取り付けたものである。
【0016】
【実施例】図2は本発明の他の実施例のプリントヘッド
の要部拡大断面図で、ヘッド部材21の端面に固着され
たヘッド基板22に一定距離を隔てて取り付けられた三
種類のLED、即ち赤色LED23R、緑色LED23
G及び青色LED23Bと、1個のアパーチャ部材25
を含む。ヘッド基板22は表面に絶縁層24が設けられ
たアルミニウム基板である。絶縁層24には最も高い盛
り上げの第1凸部24cと次に高い盛り上げの第2凸部
24dが形成されている。第1凸部24cには最も背の
低い赤色LED23Rが、第2凸部24dには次に背の
低い青色LED23Bが、更に凹部も凸部もない部分に
は最も背の高い緑色LED23Gがそれぞれ配置されて
いる。これら三種類のLEDのヘッド基板22への取り
付けは、例えば接着剤を用いて絶縁層24に接着するこ
とにより行われている。
【0017】このように構成することによって、背の高
さが異なる三種類のLEDの発光端面を揃えることがで
きる。複数のピンホール25hが設けられたアパーチャ
部材25は、これらピンホール25hをLEDの発光端
面に近接させてヘッド部材21に取り付けられている。
要するに、図2の実施例においては、背の高さの異なる
三種類の発光素子即ち赤色LED23R、緑色LED2
3G及び青色LED23Bを、そのいずれの発光端面と
特殊プリント用紙との距離を揃えるために、プリントヘ
ッド基板22にそれぞれの背の高さに対応した高さの凸
部を設けて取り付けたものである。
【0018】図4は、一方向に送られている特殊プリン
ト用紙1に対して、これと直角方向にプリントヘッド2
とプリントローラ3を往復動させるキャリッジの要部概
要図である。図4に示すキャリッジは、略箱形のキャリ
ッジ部材20と、このキャリッジ部材20をレールの如
きキャリッジガイド28上を走行させる駆動モータ及び
力伝達機構を含む駆動機構29からなる。プリントヘッ
ド2は、キャリッジ部材20の一部を構成しているヘッ
ド部材21に取り付けられている。また、プリントロー
ラ3はキャリッジ部材20の下部に取り付けられてい
る。
【0019】図5は感光型マイクロカプセルが塗布され
た特殊プリント用紙を用いるプリンタの構成を示すブロ
ック図で、プリントヘッド2、プリントローラ3、紙送
り機構4、コントローラ5、駆動部6、各種パラメータ
の設定等を行う設定手段7、及びFDや伝送信号で与え
られるデジタルカメラ等の影像機器の画像データを入力
するための入力手段8とから構成されている。コントロ
ーラ5はCPU51、所定の手順に従って各種の処理を
行わせるプログラムが格納されたROM52、印刷すべ
き画像データや各種パラメータ等の関連データが格納さ
れるRAM53、入出力回路I/O54及びバス55か
ら構成されている。駆動部6の紙送り駆動部61とヘッ
ド駆動部63はプリントヘッド2の光走査機構を形成し
ている。即ち、紙送り駆動部61は紙送り機構4を駆動
して特殊プリント用紙1を所定の速度で一方向に移動さ
せ、同時にヘッド駆動部63は図4に示す如きキャリッ
ジを特殊プリント用紙1の移動方向に対して直角に所定
の速度で往復動させるから、キャリッジに取り付けられ
たプリントヘッド2は特殊プリント用紙を光で走査して
潜像を形成させることができる。
【0020】駆動部6の感光制御回路64は、入力手段
8を介して入力されコントローラ5のRAM53に格納
された入力画像データに各種の補正の処理を施して得た
印刷データに基づいて、プリントヘッド2に備えられて
いる発光素子23の光の照射量を制御し、入力画像デー
タに対応した潜像を特殊プリント用紙1に形成させる。
潜像が形成された特殊プリント用紙1は、駆動部6のロ
ーラ駆動部62で駆動されたプリントローラ3によって
機械的圧力が加えられ、感光型カプセルが選択的に破壊
されることによって、現像が行われる。現像及び定着を
促進するために、図示されていないヒータが用いられ
る。
【0021】なお、図1において第1凹部24aと第2
凹部24bはヘッド基板のアルミニウム基板22の表面
に設けられている絶縁層24に形成されたが、アルミニ
ウム基板22自体に形成しその上に絶縁層24を設ける
ようにしてもよい。同様に図2において第1凸部24c
と第2凸部24dはヘッド基板のアルミニウム基板22
の表面に設けられている絶縁層24に形成されたが、ア
ルミニウム基板22自体に形成しその上に絶縁層24を
設けるようにしてもよい。
【0022】上記実施例は、プリントヘッドをプリント
用紙の送り方向と垂直な方向に走査することによってプ
リントする、いわゆるシリアルプリンタに実施したもの
であるが、本発明はシリアルプリンタに限定されず、プ
リント用紙の幅方向に発光素子を複数並べた、いわゆる
ラインプリンタに実施しても同様に有効である。
【0023】
【発明の効果】本発明は、複数種類の発光素子を、プリ
ント用紙表面の垂線方向における位置を変えてプリント
ヘッドに取り付けたものである。特に、発光素子の背の
高さが異なる場合に、背の低い発光素子を背の高い発光
素子の発光端面の位置を揃えてプリントヘッドに取り付
けた。
【0024】従って、赤色と緑色と青色の三種類の発光
素子のいずれも、その発光端面は特殊プリント用紙に許
容範囲内で最も接近しており、従って特殊プリント用紙
への光の照射量を最大にすることができた。同時に消費
電流を最小化することができた。背の低い発光素子を背
の高い発光素子の発光端面の位置を揃えてプリントヘッ
ドに取り付ける方法は、ヘッド基板の所定の領域に凹部
又は凸部を形成することによって行うものであり、これ
らはプリント回路製造技術を適用できるので従来方法に
よる場合よりも製造コストを削減できた。また、背の低
い発光素子も背の高い発光素子と同数にすることができ
たので、部品代、組立工数及び消費電流が減少した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリントヘッドの一実施例の要部
拡大断面図である。
【図2】本発明に係るプリントヘッドの他の実施例の要
部拡大断面図である。
【図3】従来のプリントヘッドの要部拡大断面図であ
る。
【図4】プリントヘッドとプリントローラを取り付けた
キャリッジの要部概要図である。
【図5】感光型マイクロカプセルを塗布した特殊プリン
ト用紙を用いるプリンタの構造を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 特殊プリント用紙 2 プリントヘッド 3 プリントローラ 4 紙送り機構 5 コントローラ 6 駆動部 7 設定手段 8 入力手段 20 キャリッジ部材 21 ヘッド部材 22 ヘッド基板 23R 赤色LED 23G 緑色LED 23B 青色LED 24 絶縁層 24a 第1凹部 24b 第2凹部 24c 第1凸部 24d 第2凸部 25 アパーチャ部材 25h ピンホール 28 キャリッジガイド 29 キャリッジ駆動機構 51 CPU 52 ROM 53 RAM 54 I/O 55 バス 61 紙送り駆動部 62 ローラ駆動部 63 ヘッド駆動部 64 感光制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−356978(JP,A) 特開 平9−277593(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/44 B41J 2/45 B41J 2/455 G03F 7/004 514 G03F 7/26 521

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光型マイクロカプセル方式のプリント
    用紙上を、複数種類の色の発光素子を備えたプリントヘ
    ッドによって露光して潜像を形成させ、潜像が形成され
    た前記プリント用紙にプリントローラにより機械的圧力
    を加えて現像するプリンタにおいて、 前記複数種類の発光素子を、前記プリント用紙表面の垂
    線方向における位置を変えて前記プリントヘッドに取り
    付けたことを特徴とする感光型マイクロカプセル方式の
    プリント用紙を用いるプリンタ。
  2. 【請求項2】 感光型マイクロカプセル方式のプリント
    用紙上を、複数種類の色の発光素子を備えたプリントヘ
    ッドによって露光して潜像を形成させ、潜像が形成され
    た前記プリント用紙にプリントローラにより機械的圧力
    を加えて現像するプリンタにおいて、 前記複数種類の発光素子を、発光端面の位置を揃えて前
    記プリントヘッドに取り付けたことを特徴とする感光型
    マイクロカプセル方式のプリント用紙を用いるプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 前記プリントヘッドは前記発光素子を取
    り付けるための基板を有し、 前記複数種類の発光素子を、前記基板にそれぞれの背の
    高さに対応した凹部を設けて取り付けたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の感光型マイクロカプセ
    ル方式のプリント用紙を用いるプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記プリントヘッドは前記発光素子を取
    り付けるための基板を有し、 前記複数種類の発光素子を、前記基板にそれぞれの背の
    高さに対応した凸部を設けて取り付けたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の感光型マイクロカプセ
    ル方式のプリント用紙を用いるプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4いずれか一項に
    記載のプリンタと画像処理装置とを接続し、該画像処理
    装置と前記プリンタとの間で画像信号を授受し、前記プ
    リント用紙に画像を生じさせるように構成したことを特
    徴とするプリントシステム。
JP35041798A 1998-03-20 1998-12-09 感光型マイクロカプセル方式のプリント用紙を用いるプリンタ及びプリントシステム Expired - Fee Related JP2990360B2 (ja)

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