JP2988503B2 - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークを位置決めして
保持するための位置決め治具のワーク挟持部分に使用さ
れるクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】位置決め治具は、自動車業界において、
スポット溶接作業などの組立工程において使用されてい
る。ところで、自動車業界では、近年、ユーザニーズが
多様化を極めていることから、自動車の生産方式が多品
種少量生産へと移行してきている。したがって、多車種
の車体を同一ラインで組み立てることが多くなってお
り、位置決め治具も、それに対応させて、各車種のワー
クの異なる形状に対応した複数のクランプ装置と、ライ
ンを流れてくるワークに対応して必要なクランプ装置を
使用位置に配置させる一方で、不要なクランプ装置を作
業の邪魔にならない格納位置に移動させる切換装置とを
備えた構造のものが使用されている。
【0003】上記クランプ装置は、フレーム本体に設け
られた受部と、フレーム本体に回動可能に支持されたク
ランプアームの先端に設けられたクランプ部とで、ワー
クを挟持するもので、この挟持状態でワークの位置がず
れないようにするため、前記受部ならびにクランプ部
は、挟持状態でワークの形状に一致するような形状に形
成されている。また、フレーム本体には、クランプアー
ムを回動させる駆動手段が取り付けられている。
【0004】また、切換装置は、例えば、クランプ装置
に応じた数のシリンダで構成されたものや(昭和60年7
月1日発行「自動車技術 第39巻 第7号」の 793頁図
8参照)、回転インデックスによって構成されたものな
どがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の位置決め治具にあっては、対応させるワークの種類
に応じた数だけクランプ装置が必要になるので、対応で
きるワークの種類を増やす程、設備費がかさむ。また、
複数のクランプ装置の他に切換装置も必要なために、非
常に広い設置スペースが必要になる。さらに、上記設備
費や設置スペースの問題ならび隣り合ったクランプ装置
同士の干渉や、クランプ装置と溶接ガンなどの他装置と
の干渉を避けるため、設置できるクランプ装置の数に限
りがあり、対応可能なワークの種類にも限りが生じる。
【0006】本発明は、上述のような問題点に着目して
なされたもの、単一の装置で多種類のワークに対応させ
ることができるクランプ装置を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のクラン
プ装置では、球形状の受駒とクランプ駒とでワークを挟
持するようにし、かつ、クランプ駒を受駒に対して任意
の位置に移動可能に平行リンク機構で支持して上述の目
的を達成するようにした。
【0008】すなわち、本発明のクランプ装置は、フレ
ーム本体に設けられた球形状の受駒と、前記フレーム本
体に取り付けられた平行リンク機構に設けられた球形状
のクランプ駒とでワークを挟んで位置決め・保持するク
ランプ装置であって、前記平行リンク機構は、第1縦リ
ンクと第2縦リンクと第1横リンクと第2横リンクとを
平行四辺形を形成するようにヒンジで回動可能に結合し
て構成され、かつ、前記第1縦リンクあるいは第1横リ
ンクに前記クランプ駒が設けられているとともに、この
クランプ駒が前記受駒に対向するように配置させて前記
第2縦リンクと第2横リンクとを結合しているヒンジが
フレーム本体に結合され、前記フレーム本体に、前記第
1縦リンクと第2縦リンクとのいずれか一方を回動させ
る縦リンク駆動手段と、前記第1横リンクと第2横リン
クとのいずれか一方を回動させる横リンク駆動手段とが
設けられている構成を採用した。
【0009】
【作用】縦リンク駆動手段を作動させて第1縦リンクと
第2縦リンクのいずれか一方を回動させると、両者は平
行状態を保ちながら連動して回動するとともに、両横リ
ンクが平行状態を保ちながら移動し、クランプ駒が、略
両横リンクの延在方向に移動する。
【0010】一方、横リンク駆動手段を作動させて第1
横リンクと第2横リンクのいずれか一方を回動させる
と、両者は平行状態を保ちながら連動して回動するとと
もに、両縦リンクが平行状態を保ちながら移動し、クラ
ンプ駒が、略両縦リンクの延在方向に移動する。
【0011】このように、平行リンク機構の作動に基づ
いて、クランプ駒を、平行リンク機構の縦横2方向に移
動可能であるので、フレーム本体を所定の位置に配置さ
せてその受駒でワークを支持した状態で、クランプ駒を
必要な位置に移動させてあらゆる形状のワークを、受駒
とクランプ駒とで挟持することができる。この時、受駒
ならびにクランプ駒を球形状に形成しているから、あら
ゆる形状のワークに対して少なくとも1点を当接させて
挟持することができるとともに、ワークの角部に対し
て、球形状の2点を当接させることができ、これにより
位置決めを確実に行うことができる。
【0012】
【実施例】まず、図1〜図3に基づいて、第1実施例の
クランプ装置の構成を説明する。図3は、本実施例のク
ランプ装置を使用した位置決め治具を示す全体図で、こ
の位置決め治具は、クランプ装置Aとクランプ駆動装置
BとコントローラCとで構成されている。
【0013】前記クランプ装置Aは、図1ならびに図2
に示すように、ベース1と、フレーム本体2と、平行リ
ンク機構3と、縦リンク駆動手段4ならびに横リンク駆
動手段5とで構成されている。
【0014】前記フレーム本体2は、所定の間隔を置い
てベース1上に平行に立設された2枚の同一形状の平板
で構成されている。また、前記フレーム本体2には、図
1中上側の角部において、フレーム本体2を構成する平
板の間の中央部に斜め上向きに1片の突出片21が突設
され、その突出片21の先端に球形状の受駒22が1個
設けられている。
【0015】前記平行リンク機構3は、第1縦リンク3
1と第2縦リンク32と第1横リンク33と第2横リン
ク34を4つのヒンジ35,36,37,38で結合さ
せて構成されており、第1縦リンク31には、外方向に
突出してアーム部311が設けられ、このアーム部31
1の先端に、クランプ駒312が設けられている。ま
た、この平行リンク機構3は、前記フレーム本体2を構
成する2枚の平板間に配設されていて、前記クランプ駒
312が前記フレーム本体2の受駒22に対向して移動
可能となるように、第2縦リンク32と第2横リンク3
4を結合しているヒンジ38がフレーム本体2の上部に
結合されている。さらに、図2に示すように、前記第1
縦リンク31ならびに第2縦リンク32は、前記第1横
リンク33を挟んでその両側に配設されており、前記第
2横リンク34が、前記第1縦リンク31と第2縦リン
ク32を挟んでその両側に配設されている。また、前記
第2縦リンク32は、平面形状が三角のプレートで形成
されており、三角形の一辺が前記第1縦リンク31と平
行になるように設けられている。なお、前記クランプ駒
312は、前記受駒22と対向するように、第1縦リン
ク31,31の間の中央部に1個設けられている。
【0016】前記縦リンク駆動手段4は、第2縦リンク
32に駆動力を入力して両縦リンク31,32を図1中
左右方向に回動させるもので、フレーム本体2の下部に
固定されてフレーム本体2の外面に沿って設けられたア
ーム41と、このアーム41を減速機42を介して回動
させる第1モータ43(図3参照)と、前記アーム41
の先端と第2縦リンク32を連結する第3縦リンク44
とで構成されている。前記第1モータ43は、サーボモ
ータやステッピングモータなどの正逆転式のもので、図
4示すように、矢印イ方向の正転時には、アーム41な
らびに第3縦リンク44を介して第2縦リンク32をク
ランプ駒312側(図面上では左側)に回動させ、矢印
ロ方向の逆転時には、アーム41ならびに第3縦リンク
44を介して前記第2縦リンク32をクランプ駒312
の反対側(図面上では右側)に回動させることができる
ようになっている。なお、前記第3縦リンク44は、2
枚の第2縦リンク32,32の間に一端が配設されてい
る。
【0017】前記横リンク駆動手段5は、第2横リンク
34に駆動力を入力して両横リンク33,34を図1中
上下方向に回動させるもので、フレーム本体2の下部に
固定されてフレーム本体2の外面に沿って設けられたア
ーム51と、このアーム51を減速機52を介して回動
させる第2モータ53と、前記アーム51の先端と第1
縦リンク31の一端ならびに第2横リンク34の一端を
連結する第4縦リンク54とで構成されている。また、
前記第2モータ53は、サーボモータやステッピングモ
ータなどの正逆転式のもので、図5に示すように、矢印
イ方向の正転時には、アーム51ならびに第4縦リンク
54を介して第2横リンク34を上側に回動させ、矢印
ロ方向の逆転時には、アーム51ならびに第4縦リンク
54を介して前記第2横リンク34を下側に回動させる
ことができるようになっている。なお、前記第4縦リン
ク54は、一端が前記第1縦リンク31の間に配設され
ていて、フレーム本体2には、この第4縦リンク54と
アーム51とを結合させているヒンジ55が摺動するた
めの逃げ孔23が形成されている。
【0018】前記クランプ駆動装置Bは、図3に示すよ
うに、前記クランプ装置Aを水平方向に移動させる水平
駆動機構6と、前記クランプ装置Aを垂直方向に移動さ
せる垂直駆動機構7とで構成されている。
【0019】前記水平駆動機構6は、前記クランプ装置
Aを減速機61を介して回転させる第3モータ62と、
この第3モータ62を支持している第1アーム63と、
この第1アーム63を減速機64を介して揺動させる第
4モータ65と、この第4モータ65を支持している第
2アーム66と、この第2アーム66を減速機67を介
して揺動させる第5モータ68と、この第5モータ68
を支持しているブラケット69とで構成されており、こ
のブラケット69が、基台8に垂直に固定されたガイド
軸81に沿って摺動可能に取り付けられている。
【0020】また、前記第3モータ62は正逆転式のも
ので、クランプ装置Aを任意の方向に回転させることが
できるようになっている。また、第4モータ65ならび
に第5モータ68も正逆転式のもので、第1アーム63
ならびに第2アーム66を任意の方向に揺動させること
ができるようになっている。
【0021】前記垂直駆動機構7は、前記ブラケット6
9と一体に形成された第3アーム71と、この第3アー
ム71に支持された軸受け72と、この軸受け72に垂
直に支持されたボルト73と、このボルト73をベルト
74ならびに減速機75を介して回転させる第6モータ
76と、前記ボルト73と螺合しているナット77とで
構成されている。なお、前記第6モータ76は、第3ア
ーム71に支持され、前記ナット77は、基台8に固定
されている。また、前記第6モータ76は、正逆転式の
もので、正転時には、ナット77に沿ってボルト73を
上昇させ、逆転時には、ナット77に沿ってボルト73
を下降させることができるようになっている。
【0022】つまり、このクランプ駆動装置Bでは、第
3モータ62の作動によってクランプ装置Aを回転させ
ると、クランプ装置Aの向きが変化し、第4モータ65
と第5モータ68の作動によって第1アーム63と第2
アーム66を揺動させると、クランプ装置Aの位置が水
平面上で移動する。ちなみに、クランプ装置Aとブラケ
ット69との間に第1アーム63と第2アーム66が設
けられていることによって、アーム一本の場合と比較し
て移動自由度が高まりクランプ装置Aを直線移動させる
ことも可能になっている。
【0023】また、第6モータ76の作動によってボル
ト73を上昇させると、第3アーム71がガイド軸81
に沿って上方に摺動し、クランプ装置Aの位置がそれに
伴って高くなるし、第6モータ76の作動によってボル
ト73を下降させると、ブラケット69がガイド軸81
に沿って下方に摺動し、クランプ装置Aの位置がそれに
伴って低くなる。
【0024】前記コントローラCは、入力側からの情報
に基づいて、前記第1〜第6モータ43,53,62,
65,68,76の駆動を制御するもので、予め、ライ
ンを流れてくるワークの車種ごとのワーク保持位置が記
憶されており、ラインを流れるワークに取り付けられて
いるコードナンバーを読みとって、クランプ装置Aをワ
ークに対応した位置に移動させることで、受駒22をワ
ークを支持すべく所定の位置に配置させるとともに、ク
ランプ駒312を所定の位置に移動させることで受駒2
2で支持したワークを挟持して位置決めを行うものであ
る。
【0025】次に、図1,4,5に基づいて、上述のよ
うに受駒22とクランプ駒312とによりワークを挟持
するためにクランプ駒312を移動させる際の作動につ
いて説明する。
【0026】すなわち、受駒22に対するクランプ駒3
12の移動は、縦リンク駆動手段4あるいは横リンク駆
動手段5を作動させることで行うもので、縦リンク駆動
手段4の第1モータ43を駆動させてアーム41を右側
(あるいは左側)に回動させると、それに連動して第3
縦リンク44で連結された第2縦リンク32が図中右側
(あるいは左側)に回動し、これに伴って、第1横リン
ク33が図中右側(あるいは左側)にスライドし、クラ
ンプ駒312の位置が、受駒22に対して図中右側(あ
るいは左側)に移動する。
【0027】一方、横リンク駆動手段5の第2モータ5
3を駆動させてアーム51を図中右側(あるいは左側)
に回動させると、それに連動して第4縦リンク54を介
して連結された第2横リンク34が右側(あるいは左
側)に回動し、これに伴って、第1縦リンク31が上側
(あるいは下側)にスライドし、クランプ駒312の位
置が、受駒に対して上側(あるいは下側)に移動する。
【0028】縦リンク駆動手段4の第1モータ43の駆
動を停止すると、第2縦リンク32が固定されることに
なり、横リンク駆動手段5の第2モータ53の駆動を停
止すると、第2横リンク34が固定されることになるの
で、クランプ駒312はその停止位置に固定される。
【0029】以上のように、受駒22ならびにクランプ
駒312は、球形状に形成され、かつ、クランプ駒31
2は、受駒22に対して、図1,4,5中、上下左右方
向に自在に移動できるため、ワークのあらゆる形状に対
応してワークの挟持ならびに位置決めを行うことができ
る。
【0030】すなわち、図6は、位置決め状態を示す説
明図であって、図中(a)〜(k)は、両駒22,31
2により、それぞれ形状の異なるワークwのフランジを
挟持した例で、この場合、各駒22,312は、それぞ
れの球状の部分の2点をワークwに当接させることで、
それぞれの1点で挟持するのに比べてワークwの移動規
制をより確実に行って位置決めを確実に行っている。ま
た、図中(m)〜(s)は、受駒22の2点をワークw
に当接させ、その状態でクランプ駒312の1点を当接
させた状態で挟持した例である。なお、(m)は、受駒
22のみでなしに突出片21も利用してワークwに対し
て当接させている。また、(t),(u)は、両駒2
2,312のそれぞれ1点でワークwを挟持した例であ
る。なお、クランプ駒312は、図1,4,5中の略上
下,左右方向にスライドするから、両図に示すように、
ワークwの近傍に障害物sがあっても、この障害物sに
邪魔されることなくクランプ駒312を移動させること
ができる。
【0031】次に、図7〜図10に基づいて、第2〜第
5実施例のクランプ装置の構成を説明する。なお、各実
施例を説明するにあたり、第1実施例と同じ構成には同
じ符号をつけて説明を省略する。また、作用について
も、第1実施例との共通点は説明を省略して、相違点の
みを説明する。
【0032】図7に示した第2実施例のクランプ装置
は、第1横リンク33と第2横リンク34が、第1縦リ
ンク31と第2縦リンク32よりも長さの長い寸法の部
材で形成されている。そのため、クランプ駒312を、
水平方向よりも垂直方向に広い範囲で移動させることが
できるようになっている。
【0033】図8に示した第3実施例のクランプ装置
は、第1縦リンク31と第2縦リンク32が、第1横リ
ンク33と第2横リンク34よりも長さの長い部材で形
成されており、そのため、クランプ駒312が、垂直方
向よりも水平方向に大きく移動できるようになってい
る。なお、本実施例では、平行リンク機構3の第2横リ
ンク34が、リンクならびにアームを介さずに横リンク
駆動手段5のモータ53によって直接回動されるように
なっている。
【0034】図9に示した第4実施例のクランプ装置
は、縦リンク駆動手段4のアーム41を、第1実施例と
は逆に横リンク駆動手段5の方向に向けて設けた例であ
る。
【0035】図10に示した第5実施例のクランプ装置
は、縦リンク駆動手段4を、平行リンク機構3と横リン
ク駆動手段5との間に配置させ、第3縦リンク44と第
2縦リンク32とを連結する第3横リンク45を設定し
た例である。この5実施例では、クランプ装置全体の図
中左右方向の寸法を小さくした例である。
【0036】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本発明に含まれる。例えば、実施例で
は、第1縦リンク31と一体にクランプ駒312を設け
た例を示したが、クランプ駒は、第1横リンク33と一
体に形成してもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のクランプ
装置にあっては、球形状の受駒とクランプ駒とでワーク
を挟持するようにし、かつ、クランプ駒を受駒に対して
任意の位置に移動可能に平行リンク機構で支持したた
め、クランプ駒を、フレーム本体の受駒に対して任意の
位置に移動させて固定することができ、これにより、単
一のクランプ装置で多種類のワークを保持することがで
き、クランプ装置自体ならびにクランプ装置を移動させ
る装置が1つで済み、設備費ならびに設置スペースの削
減を図ることができるという効果が得られ、また、クラ
ンプ装置同士の干渉や、クランプ装置と溶接ガンなどの
他の装置との干渉を避けることができ、作業性が向上す
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のクランプ装置を示す側面図であ
る。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】第1実施例のクランプ装置を使用した位置決め
治具を示す図である。
【図4】第1実施例のクランプ装置の作動説明図であ
る。
【図5】第1実施例のクランプ装置の作動説明図であ
る。
【図6】第1実施例のクランプ装置によるワーク位置決
状態を示す説明図である。
【図7】第2実施例のクランプ装置の構造説明図であ
る。
【図8】第3実施例のクランプ装置の構造説明図であ
る。
【図9】第4実施例のクランプ装置の構造説明図であ
る。
【図10】第5実施例のクランプ装置の構造説明図であ
る。
【符号の説明】
2 フレーム本体 22 受駒 3 平行リンク機構 31 第1縦リンク 32 第2縦リンク 33 第1横リンク 34 第2横リンク 35,36,37,38 ヒンジ 312 クランプ駒 4 縦リンク駆動手段 5 横リンク駆動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23Q 3/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム本体に設けられた球形状の受駒
    と、前記フレーム本体に取り付けられた平行リンク機構
    に設けられた球形状のクランプ駒とでワークを挟んで位
    置決め・保持するクランプ装置であって、 前記平行リンク機構は、第1縦リンクと第2縦リンクと
    第1横リンクと第2横リンクとを平行四辺形を形成する
    ようにヒンジで回動可能に結合して構成され、かつ、前
    記第1縦リンクあるいは第1横リンクに前記クランプ駒
    が設けられているとともに、このクランプ駒が前記受駒
    に対向するように配置させて前記第2縦リンクと第2横
    リンクとを結合しているヒンジがフレーム本体に結合さ
    れ、 前記フレーム本体に、前記第1縦リンクと第2縦リンク
    とのいずれか一方を回動させる縦リンク駆動手段と、前
    記第1横リンクと第2横リンクとのいずれか一方を回動
    させる横リンク駆動手段とが設けられていることを特徴
    とするクランプ装置。
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