JP2987909B2 - トナー補給装置 - Google Patents

トナー補給装置

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JP2987909B2
JP2987909B2 JP2242148A JP24214890A JP2987909B2 JP 2987909 B2 JP2987909 B2 JP 2987909B2 JP 2242148 A JP2242148 A JP 2242148A JP 24214890 A JP24214890 A JP 24214890A JP 2987909 B2 JP2987909 B2 JP 2987909B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置におけ
る現像器へトナーを補給するためのトナー補給装置に関
する。
〔従来の技術〕
この種の現像器に現像用トナーを補給する装置として
は、例えば、米国再発行特許第27876号や、特開昭56−1
21067号公報等に開示されているタイプのトナー補給装
置がよく知られている。
このタイプのトナー補給装置は、少なくとも表層部が
柔軟な多孔質材で形成され、トナー溜まり室からトナー
を供給されるトナー補給ローラを回転させて該ローラ上
のトナーをトナー補給口から落下させるようにしたもの
である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のこの種のトナー補給装置は、ト
ナー溜まり室がトナー補給ローラより上位置に配置され
ており、トナー溜まり室からトナー補給ローラへのトナ
ー供給は、トナーの自重による落下に頼っている。
従って、トナー補給ローラ上のトナーは、絶えず上方
からのトナー圧力を受け、凝集し易い状態となってい
る。凝集したトナーが現像器へ供給されると、トナーの
流動性が悪くなり、二成分現像剤の場合には、キャリア
との摩擦帯電不良が生じ、一成分現像剤の場合でも、現
像器におけるトナー担持供給体に接触するトナー規制部
材との摩擦帯電性が悪化する。
このようにトナー帯電不良が起こると、画像カブリや
トナー飛散といった問題が発生する。
そこでトナー溜まり室をトナー補給ローラより下位置
に配置し、搬送部材にて該ローラへトナー搬送を行うこ
とにより、トナー補給ローラ上のトナーがトナーの自重
による圧力を受けない構成とすることが考えられる。
しかし、この構成であると、トナー溜まり室からトナ
ー補給ローラへのトナー供給量は、該トナー溜まり室に
おけるトナー残量によることになるので、トナー溜まり
室のトナー量が多いときには、トナー補給量が過剰とな
り、少ないときには補給量が不足するという問題があ
る。
そこで本発明は、トナーを収容するトナー溜まり室か
ら供給されるトナーをトナー補給ローラの回転によって
トナー補給口から落下させるようにしたトナー補給装置
であって、このトナー補給装置から現像器へ補給される
トナーの凝集を抑制できるとともに現像器へのトナー補
給量を一定化することができるトナー補給装置を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的に従い、 トナーを収容するトナー溜まり室から供給されるトナ
ーをトナー補給ローラの回転によってトナー補給口から
落下させるようにしたトナー補給装置において、 トナーを収容できるとともにトナー搬送部材を有する
トナー溜まり室と、 表層部が柔軟な多孔質材で形成されたトナー補給ロー
ラおよびトナー補給口を有するトナー補給室とを備え、 前記トナー搬送部材によって前記トナー溜まり室から
前記トナー補給室へのトナー供給を行うとともに、前記
トナー搬送部材とトナー補給ローラとの間の位置に前記
トナー溜まり室からトナー補給室に供給されるトナー量
を規制するトナー供給量規制部材を設けたことを特徴と
するトナー補給装置を提供する。
前記トナー量規制部材は、前記トナー補給室に過剰に
供給されたトナーを前記トナー溜まり室に戻すための開
口を有していてもよい。
〔作 用〕
本発明トナー補給装置によると、トナー溜まり室のト
ナーは、従来のように自然落下によるのではなく、前記
トナー搬送部材の動作にともなってトナー補給室へ供給
される。そして該トナー供給の途中において、前記トナ
ー供給量規制部材によりトナー供給量が規制される。
トナー補給室へ供給されたトナーは、トナー補給ロー
ラの回転にともないトナー補給口から現像器中へ落下す
る。
前記トナー供給量規制部材がトナー補給室への過剰供
給トナーをトナー溜まり室に戻すための開口(トナー戻
し口)を有しているときは、該過剰トナーがその開口
(トナー戻し口)からトナー溜まり室に戻される。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はキャリアとトナーを含む二成分現像剤を使用
する複写機用の現像器2に付設した本発明にかかるトナ
ー補給装置1の断面を示している。第2図は該トナー補
給装置の拡大断面を示している。
このトナー補給装置はトナー溜まり室11とその横に設
けたトナー補給室12を備えている。
トナー溜まり室11にはトナー搬送部材13を設けてあ
る。この搬送部材13は図示しない駆動手段により図中反
時計方向に回転駆動され、室11内のトナーTをトナー補
給室12へ供給することができる。
トナー補給室12にはトナー補給ローラ14を設けてあ
り、このローラは図示しない駆動手段により図中時計方
向に回転駆動される。
ローラ14は発泡合成樹脂からなる多孔質のスポンジロ
ーラ(例えばモルトプレーンと称されているものでよ
い。)であり、供給されるトナーTをその孔に保持する
ことができる。
このローラ14の下部はトナー補給室12底壁のトナー補
給口121に若干食い込んでおり、該補給口に設けた一対
の突起部材15、15がローラ14下部に若干食い込むように
当接している。
トナー溜まり室11の上部とトナー補給室12の上部との
間には上方からトナー搬送量規制部材16が垂下されてお
り、該部材の上部にはトナー戻し口161を設けてある。
このトナー補給装置1によると、トナー溜まり室11に
収容されたトナーTは、トナー搬送部材13の回転によ
り、トナー搬送量規制部材と室11の底壁の隙間10からト
ナー補給室12へ送り込まれ、トナー補給ローラ14上に供
給される。
ローラ14はその孔にトナーTを保持して回転し、トナ
ー補給口における突起部材15、15によるしごき乃至は掻
き取り作用を受ける。かくしてローラ14上に保持された
トナーTはトナー補給口121から現像器中へ落下する。
本実施例によると、トナー溜まり室11内にある程度の
トナーTが収容されていれば、トナー搬送量規制部材16
の規制下に常時ほぼ一定量がトナー補給室12へ供給さ
れ、仮に過剰なトナーが供給されることがあっても、ロ
ーラ14の回転にともなって該過剰のトナーは規制部材16
の上部トナー戻し口161からトナー溜まり室11へ戻され
る。
つまりローラ14上の空間部にトナーが一定量溜まり、
この量の自重のみによってトナー補給ローラ14には常時
ほぼ一定量のトナーが付着し、これによって現像器2へ
供給されるトナー量が一定化する。
また、以上説明したように、トナー補給ローラ14へ供
給されるトナー量がほぼ一定とされるので、トナー補給
ローラ14あるいはその近傍におけるトナーが、トナー溜
まり室から供給されるトナーによってストレスを受ける
ことがなく、したがってストレスによるトナー凝集も殆
ど発生する恐れはない。
現像器2中へ落下したトナーTは、トナー補給口121
直下の撹拌回転羽根21により撹拌を受け、キャリアを含
む現像剤Dと混合されてからバケットローラ22へ落下す
る。
バケットローラ内の現像剤Dはスパイラルローラ23と
上側の現像スリーブ24へ搬送される。
スパイラルローラ23はその両端から中央部へ現像剤D
を送り込むスクリュータイプに構成されており、中央部
にトナー濃度検出センサSが臨んでおり、現像器内現像
剤の平均的トナー濃度をこれによって測定し、その値に
基づきトナー補給ローラ14を必要に応じ駆動し、現像器
2内のトナー濃度を一定に維持する。
上側の現像スリーブ24へ搬送された現像剤は、穂高規
制板25により一部が進行を阻止され、撹拌回転羽根21へ
戻され、再びトナー補給を受ける。一方、規制板25を潜
り抜けた現像剤Dは、図中点線で示す矢印方向へ進行
し、静電潜像担持体である感光体ドラムPCと対向する現
像領域へ搬送され、さらに下側の現像スリーブ26へ移行
して再び該現像スリーブと感光体ドラムPCとが対向する
現像領域を通過し、余分なものがバケットローラ22へ戻
っていく。
なお、現像スリーブ24内には固定磁石体24aが、現像
スリーブ26内には固定磁石体26aが内蔵されており、各
現像スリーブは図示しない駆動手段により図中時計方向
に回転駆動され、現像剤は各現像スリーブ上に穂の形で
保持されて、現像スリーブの回転とともに現像領域へ運
ばれる。
以上説明したようにトナー補給装置1におけるトナー
補給ローラ14は、現像器2におけるトナー濃度検出セン
サSからのトナー補給信号を受けてその都度回されるの
であるが、このトナー補給装置によるトナー溜まり室11
内のトナー残量に対する単位時間当たりのトナー補給量
の関係を調べた結果、第3図に示すグラフの通りとなっ
た。このときのトナー補給ローラの回転数は22rpmであ
った。
第3図において実線は本実施例におけるトナー溜まり
室内トナー残量に対するトナー補給量を示しており、破
線は前記トナー搬送量規制部材16を取り去ったときのト
ナー補給量(比較例)を示している。
このグラフから分かるように、本実施例トナー補給装
置によると、トナー残量が35〜50gの間ではトナー補給
量がほぼ一定している。従って、この間でトナー溜まり
室11内のトナー残量のレベル検出を行い、順次トナーを
室11に補給すれば、極めて安定したトナー補給を行うこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によると、トナーを収容す
るトナー溜まり室から供給されるトナーをトナー補給ロ
ーラの回転によってトナー補給口から落下させるように
したトナー補給装置であって、このトナー補給装置から
現像器へ補給されるトナーの凝集を抑制できるとともに
現像器へのトナー補給量を一定化することができるトナ
ー補給装置を提供することができる。
トナー供給量規制部材に過剰供給トナーをトナー溜ま
り室へ戻すための開口を設けてあるときは、たとえトナ
ー溜まり室からトナー搬送部材にてトナー補給室へ過剰
のトナーが供給されても、その過剰のトナーは該トナー
戻し用開口からトナー溜まり室に戻り、トナー補給室、
ひいてはトナー補給ローラ上のトナー量は略一定に保た
れ、これによって一層トナー凝集が抑制される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例をこれを付設した現像器とと
もに示す断面図、第2図は第1図に示すトナー補給装置
の拡大断面図、第3図はトナー溜まり室内トナー残量と
トナー補給量との関係を示すグラフである。 1……トナー補給装置 11……トナー溜まり室 12……トナー補給室 13……トナー搬送部材 14……トナー補給ローラ 121……トナー補給口 15……突起部材 16……トナー供給量規制部材 161……トナー戻し口 T……トナー 2……現像器
フロントページの続き (72)発明者 清水 保 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 松浦 昌彦 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (56)参考文献 特開 平2−135476(JP,A) 特開 平1−172879(JP,A) 特開 昭62−80678(JP,A) 実開 平1−59266(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/08 - 15/095

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナーを収容するトナー溜まり室から供給
    されるトナーをトナー補給ローラの回転によってトナー
    補給口から落下させるようにしたトナー補給装置におい
    て、 トナーを収容できるとともにトナー搬送部材を有するト
    ナー溜まり室と、 表層部が柔軟な多孔質材で形成されたトナー補給ローラ
    およびトナー補給口を有するトナー補給室とを備え、 前記トナー搬送部材によって前記トナー溜まり室から前
    記トナー補給室へのトナー供給を行うとともに、前記ト
    ナー搬送部材とトナー補給ローラとの間の位置に前記ト
    ナー溜まり室からトナー補給室に供給されるトナー量を
    規制するトナー供給量規制部材を設けたことを特徴とす
    るトナー補給装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のトナー補給装置において、
    前記トナー供給量規制部材が前記トナー補給室に過剰に
    供給されたトナーを前記トナー溜まり室に戻すための開
    口を有していることを特徴とするトナー補給装置。
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