JP2986263B2 - 清掃用繊維集合体 - Google Patents

清掃用繊維集合体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、業務用あるいは家庭用
として用いられる雑巾、モップ等の清掃用繊維集合体に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の清掃用繊維集合体として、不織
布、紙等に天然油、合成油等からなる油剤性分を含浸或
いは塗布したいわゆる化学雑巾が知られている。この化
学雑巾は、床、壁、家具等に沈積し若しくは付着してい
るダストを飛散させることなく拭き取るための清掃用具
として広く用いられている。
【0003】かかる従来の化学雑巾等には、ダスト捕集
性を向上させるために基材に油剤成分が塗布されている
が、繰り返し使用している間に、該油剤成分が、次第に
被清掃面側に移行し、これによって次第にダストの捕集
性が低下するという問題点がある。このようなダスト捕
集性の低下を防止するために、従来の化学雑巾には多量
の油剤成分が塗布されており、被清掃面には多量の油剤
が油膜となって残され、使用者等に不快感を与えるとい
う不都合があった。
【0004】このような問題点を解決するため、特開昭
57ー39825号公報には、鉱物油より高粘度の不乾
燥植物油を油剤として用いることにより、反復使用時の
ダスト捕集性の低下を防止する技術が開示されている。
また、特開昭59ー140282号公報には、ワックス
成分と液状潤滑油とを混合することにより油剤の基材へ
の粘着性を高め、油剤が被清掃面に移行するのを防止す
る技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したこれ
らの技術は、油剤の凝集力を向上させて清掃用繊維から
油剤が脱落するのを防ぐ事により、反復使用の際にダス
トの捕集性が低下しないようにしたものであり、油剤の
移行を完全に押さえることはできない。従って、繰り返
しの払拭等による反復使用時のダスト捕集性が低下する
という問題点がある。
【0006】また、単に油剤の凝集性を向上させただけ
では、ダストに対する濡れ性が低下し、ダスト捕集性に
悪影響を与えることがある。従って、本発明の目的は、
反復使用の際におけるダスト捕集性の低下を防止するこ
とができる清掃用繊維集合体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、繊維質よりな
る基材にゲル状の清掃油剤を保持させた清掃用繊維集合
体であって、上記清掃油剤は、熱可塑性エラストマー
と、天然油及び/又は合成油とからなることを特徴とす
る清掃用繊維集合体を提供することにより、上記目的を
達成したものである。
【0008】
【作用】本発明の清掃用繊維集合体によれば、基材に保
持されるゲル状の清掃油剤が、熱可塑性エラストマー
と、天然油及び/又は合成油とからなることにより、清
掃油剤の凝集力を向上させるとともに、反復使用時に清
掃油剤が被清掃面側に移行するのを防止し、その結果、
反復使用時におけるダスト捕集性の低下を防止するもの
である。
【0009】
【実施例】本発明による清掃用繊維集合体は、繊維質よ
りなる基材にゲル状の清掃油剤を保持させ、該清掃油剤
は、熱可塑性エラストマーと、天然油及び/又は合成油
からなることを特徴としている。上記繊維質よりなる基
材としては、織布、不織布、紙、繊維をより合わせたモ
ップ状のものを用いることができる。更に詳細には、上
記基材(繊維集合体)を構成する繊維として、コット
ン、麻、パルプ等の天然繊維、レーヨン、キュプラ等の
半合成繊維、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミ
ド等の合成繊維を用いることができる。
【0010】上記熱可塑性エラストマーは、SBS(ス
チレンーブタジエンースチレン)、SIS(スチレンー
イソプレンースチレン)、SEBS(スチレンーエチレ
ン/ブチレンースチレン)等のブロックコポリマーが好
適である。上記天然油としては、オリーブ油、ヒマシ
油、なたね油、つばき油等を用いることができる。これ
らの中から被清掃面に対してぬれ性が良く、安定性に優
れたものを用いれば良い。
【0011】上記合成油としては、流動パラフィン、シ
リコーン油等を用いることができ、上記天然油と同様
に、これらの中から被清掃面に対してぬれ性が良く、安
定性に優れたものが用いられる。また、清掃油剤のゲル
を調整する際には、有機溶剤が用いられるが、かかる有
機溶剤は、熱可塑性エラストマー及び油成分の双方に相
溶性のあるものの中から選ぶことができ、例えば、クロ
ロホルム、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン
(MEK)、テトラヒドロフラン(THF)等を用いる
ことができる。
【0012】熱可塑性エラストマーと、上記天然油及び
/または合成油とが有機溶剤により溶解してなる溶液に
は、熱可塑性エラストマー及び天然油及び/または合成
油が任意の割合で含有されているが、被清掃面に対して
良好な清掃状態を示し、清掃用油剤が移行しないために
必要な凝集力を得られるように熱可塑性エラストマーと
天然油及び/又は合成油との割合を選定する。このよう
な熱可塑性エラストマーと天然油及び/又は合成油との
割合は、最終的にゲルとなるものに占める熱可塑性エラ
ストマーの量を基準とした場合、好ましくは0.1〜5
0重量%、特に好ましくは1〜20重量%である。0.
1重量%より少ないとゲル化しにくくなり凝集力が低下
することになり、一方、50重量%を越えると清掃油剤
の効果が発揮されるのを阻害するためダスト捕集性が低
下するおそれがあるためである。
【0013】尚、清掃油剤の被清掃面に対するぬれ性を
向上させること等を目的として界面活性剤をゲル状の清
掃油剤に含有させてもよい。基材に保持させる清掃油剤
の量は、基材の重量に対して1〜100重量%の範囲に
あることが好ましく、特に好ましくは1〜50重量%で
ある。1%より少ないとダスト捕集性が充分でなく、1
00重量%を越えると被清掃面との滑り抵抗が大きくな
って清掃しづらくなるからである。
【0014】清掃油剤のゲルの濃度は、油成分と熱可塑
性エラストマーの割合により調節することが望ましい。
また、多孔質な繊維、清掃油剤を吸収するような繊維等
を用いた場合は、保持させる清掃油剤を比較的多くする
ことが好ましい。基材に清掃油剤を保持させるために
は、スプレー若しくはロールコーターを用いる方法で塗
布することができる。この場合、有機溶剤により溶液と
した状態の時に基材に保持させ、その後ゲルを形成させ
るために溶媒の除去をすることが好ましい。
【0015】以下に、本発明の実施品について、比較品
と比較して説明する。 (実施品) 清掃油剤としてSBS(シェルケミカル(株)TR1
101)と流動パラフィン(中央化成(株)350
S)と用い、SBS5重量%に対し、95重量%の流
動パラフィンをクロロホルムで溶解し、これをスプレー
によりポリエステルよりなる不織布(坪量:40g/m
2 )に不織布重量の10重量%を塗布して清掃用繊維集
合体を得た。
【0016】該不織布は次のように作成したものを用い
た。ポリエステル繊維1.5デニール、51mmを常法の
カードで坪量8g/m2 の繊維集合体を形成し、その繊
維集合体を5層(40g/m2 )にラッピング(図示せ
ず)し、網状シートとしてポリプロピレンの2軸収縮す
るネット(線間距離9mm、線径0.2mm)を中間層に該
繊維集合体を上下層に積層した後、ウォーターニードリ
ングで絡合させた。
【0017】(比較品)清掃油剤として流動パラフィン
(中央化成(株)350S)を、ポリエステルよりなる
不織布(坪量:40g/m2 )に不織布重量の10重量
%を塗布して清掃用繊維集合体を得た。尚、該不織布
は、上記実施品と同様にして作成したものを用いた。
【0018】(試験方法)ダスト捕集性の試験に際して
は、試験ダスト(JISZー8901)を用い、化粧板
の上での捕集能力を調べた。その結果を下記表1に示
す。反復使用における捕集能力は、化粧板を払拭した
後、上記試験と同様に調べた。
【0019】清掃油剤の移行性(油剤移行性)は、艶消
し黒板を払拭して清掃油剤による光沢を調べた。ダスト
保持性は、ダスト捕集性で得られた試験布を軽く叩くこ
とにより評価した。上記実施品と比較品とを用いて掃除
をし、それぞれの捕集性等の試験の結果を下記表1に示
す。
【0020】
【表1】 ◎;良好 ○;普通 △;やや劣る ×;劣る 上記表1から明かなように、反復使用後のダスト捕集性
は、比較品では初期使用時より劣っているのに対して、
実施品では使用初期時とほとんどかわらない結果を得る
ことができた。即ち、本実施例によれば、反復使用後に
おいても初期使用時と同様なダスト捕集性を得ることが
できた。
【0021】また、油剤移行性及びダスト保持性におい
ても、実施品は比較品と比べて良好な結果を得ることが
できた。次に、本発明の清掃用繊維集合体を構成する基
材の好ましい具体例を図1〜図5を参照して説明する。
図1は本発明の実施例による清掃用繊維集合体の断面図
であり、図2は本発明の他の実施例による清掃用繊維集
合体の斜視図であり、図3は図2に示す清掃用繊維集合
体をXーX線に沿って切断して状態を示す断面図であ
り、図4は図3に示す清掃用繊維集合体を拡大して示す
断面図であり、図5は網状シートとして用いられるネッ
トの平面図である。
【0022】本実施例による清掃用繊維集合体10は、
図1に示すように、一軸または二軸方向に熱収縮する網
状シート11の片面または両面に第1シート12を積層
した後、水流により網状シート11の片面側にある第1
シート12の繊維と他面側にある第1シート12の繊
維、及び第1シート12の繊維と網状シート11を絡合
一体化させるのと同時に、各第1シート12、12を絡
合による不織布状の繊維ウェブにしたものを、乾燥と同
時または乾燥工程とは別に熱収縮性の網状シート11を
熱収縮させることにより、該不織布状の繊維ウェブの構
成繊維を波状に***配列させ、基材14の全体として凹
凸形状を付与したものである。
【0023】この実施例の清掃用繊維集合体10によれ
ば、基材14を構成する不織布状の繊維ウェブ自体及び
基材14全体として均一な嵩高性を付与するため、著し
く繊維の自由度を向上させることが可能であり、絡合の
度合いが低くなった不織布状の繊維集合体部分を網状シ
ートにより実用強度を持たせることができる。特に、嵩
高性シートの表面に柔軟な凹凸形状を発現させるため、
清掃用繊維集合体と接するダストを絡め易くすることが
できる。
【0024】他の実施例による清掃用繊維集合体10
は、図2〜図5に示すように、基材14としての繊維集
合体が網状シート11に繊維の絡合により一体化されて
形成されている。該基材14は第1シート12と、該第
1シート12を熱収縮性シートの第2シート15に部分
的に接合されて構成されている。この第1シート12に
は、その表面に比較的小さな多数の第1凹凸部14A、
14Bが形成されており、且つ上記第2シート15に対
して上記第1シート12全体が比較的大きな第2凹凸部
10A、10Bを形成して構成されている。
【0025】第1シート12は、網状シート11の片面
若しくは両面に、繊維の絡合で構成された不織布状の基
材14をその構成繊維間の絡合と共に該網状シート11
に対しても絡合状態で一体化して構成され、該第1シー
ト12には、網状シート11の収縮により比較的小さな
凹凸である第1凹凸部14A、14Bが形成されてい
る。このように、繊維の絡合で形成した不織布は、繊維
を融着のみ或いは接着のみで形成した不織布よりも構成
繊維の自由度が大きくなり、ダスト類と該繊維との絡ま
り保持性が非常に高くなるので、ダスト捕集性に優れて
いる。
【0026】更に、第1シート12は、熱収縮性の第2
シート15の片面若しくは両面(本実施例では片面)に
部分的に接合されており、熱収縮性の第2シート15の
収縮により清掃用繊維集合体全体として第1凹凸部14
A、14Bよりも更に大きな凹凸の第2凹凸部10A、
10Bが第2シート15に形成されている。即ち、清掃
用繊維集合体10には、比較的大きな第2凹凸部10
A、10Bと比較的小さな第1凹凸部14A、14Bと
が形成されている。
【0027】上記網状シート11としての熱収縮性ネッ
ト11aは、図5に示す如く全体として格子状に形成さ
れている。基材14を構成する繊維の坪量、繊度、繊維
長、断面形状、絡合度、強度は、加工性、コスト等を総
合的に勘案して使用目的にあわせて決定される。特に、
坪量は所定の大きさに収縮させる前のものが15〜15
0g/m2 となることが適当である。坪量が15g/m
2 より小さいと必要十分な絡合度、強度が得られにく
く、清掃用繊維集合体として用いた場合、毛羽抜けする
おそれがあり、150g/m2 より大きいと、コストの
面で不利となるからである。
【0028】上記基材14の繊度も絡合に影響するが、
0.5〜6.0デニールが適当である。0.5デニール
より細いとウエブ形成性が非常に悪くなり、6.0デニ
ールより太いと絡合しにくいと共に、ダスト類の保持性
が悪くなるからである。上記網状シート11としては、
熱収縮性のものが用いられるのが好ましく、網状シート
としてネット11aを用いる場合、ポリオレフィン系;
例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン
等、ポリエステル系;例えば、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレート等、及びビニル系、
ビニリデン系;例えば、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニ
リデン、ポリアミド系;例えば、ナイロン6、ナイロン
66等、或いはそれらの変性物、混合物等の熱可塑性ポ
リマーで構成されたネット11aを必要な凹凸形状に応
じて1軸または2軸方向に収縮するもの、若しくは上述
のポリマーで熱収縮するフィラメントを経糸若しくは緯
糸の少なくとも一方に用いて、製織または編成したネッ
トが好適で、必要とする第1凹凸部14A、14Bによ
り適宜決定する。
【0029】上記網状シート11としてのネット11a
は、格子の大きさ、線径等は、収縮力、収縮率による凹
凸部の形状、度合及び不織布状の繊維集合体との部分的
な絡合性等を考慮して決定する必要がある。具体的に
は、線径は、好ましくは500〜20μ、更に好ましく
は200〜100μ、また格子はその形状を限定しない
が、その開孔面積が4〜900mm2 、更に好ましくは1
0〜200mm2 である。ネット11aの格子、即ち、開
孔面積が大きいと、4mm2 より大きいと、ネット11a
を挟んで両面に存在する繊維集合体の繊維同士がネット
11aの孔を挟んで繊維同士が強く絡合をするため、ネ
ット11aの孔部分に凸部を形成しやすい。一方、格子
が小さかったり、線径が大きい場合には、ネット線上に
存在する表面の繊維同士及び裏面繊維同士の絡合が多く
なるため上記の場合とは逆にネット11aの孔部分に凹
部を形成し易い。
【0030】上記熱収縮性の第2シート15としては、
ポリオレフィン系;例えば、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリブテン等、ポリエステル系;例えば、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート
等、及びビニル系、ビニリデン系;例えば、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド系;例えば、ナ
イロン6、ナイロン66等、或いはそれらの変性物、或
いは混合物等のフィルムシートが好適で、必要な第2凹
凸部10A、10Bの形状に応じて、一軸または二軸方
向に収縮するものを適宜選定する。
【0031】該第2シート15の厚さは、収縮力、収縮
率による凹凸部の形状、度合及び不織布状の繊維集合体
との部分的な接合加工性等を考慮して決定する必要があ
るが、10〜40μm程度のものが妥当である。また、
該第2シート15の樹脂は、接合する不織布状の繊維集
合体14との接合性を勘案して適宜選定すればよい。本
発明は、上述した実施例に限定されることなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0032】例えば、清掃油剤の塗布はスプレーによる
塗布に限らず、溶液等に浸漬して含浸させるものであっ
てもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明の清掃用繊維集合体によれば、反
復使用の際におけるダスト捕集性の低下を防止すること
ができる。更に、本発明によれば、反復使用の際におけ
るダスト保持性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による清掃用繊維集合体の斜視
図である。
【図2】本発明の他の実施例による清掃用繊維集合体の
斜視図である。
【図3】図1に示す清掃用繊維集合体をXーX線に沿っ
て切断して状態を示す断面図である。
【図4】図2に示す清掃用繊維集合体を拡大して示す断
面図である。
【図5】網状シートとして用いられるネットの平面図で
ある。
【符号の説明】
10 清掃用繊維集合体 14 基材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維質よりなる基材にゲル状の清掃油剤
    を保持させた清掃用繊維集合体であって、 上記清掃油剤は、熱可塑性エラストマーと、天然油及び
    /又は合成油とからなることを特徴とする清掃用繊維集
    合体。
  2. 【請求項2】 上記清掃油剤は、その0.1〜50重量
    %が上記熱可塑性エラストマーであることを特徴とする
    請求項1記載の清掃用繊維集合体。
  3. 【請求項3】 上記清掃油剤は、上記基材に対して1〜
    100重量%保持されていることを特徴とする請求項1
    記載の清掃用繊維集合体。
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