JP2984586B2 - モールディングの製造方法及びその製造装置 - Google Patents

モールディングの製造方法及びその製造装置

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JP2984586B2
JP2984586B2 JP7248368A JP24836895A JP2984586B2 JP 2984586 B2 JP2984586 B2 JP 2984586B2 JP 7248368 A JP7248368 A JP 7248368A JP 24836895 A JP24836895 A JP 24836895A JP 2984586 B2 JP2984586 B2 JP 2984586B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する属する技術分野】本発明は、モールディ
ングのモール本体から突出する突起片を不要部分におい
てリップ除去手段により除去するようにしたモールディ
ングの製造方法及びその製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】モールディングは種々の装置に用いられ
ているが、例えば、自動車の車体パネルの窓開口部に取
り付けられたウインドガラスの周縁部には、ウインドモ
ールディングが装着されている。より具体的には、ウイ
ンドガラスの周端縁と車体パネルの窓開口縁との間に、
アッパー部からサイド部にかけて細長状の隙間が連続的
に形成されており、その細長状の隙間内に、長尺状のモ
ール本体を嵌挿してシール及び装飾を行うとともに、上
記モール本体からリップ状に突出する突起片を車体パネ
ル側に押圧させてウインドモールの姿勢安定性を高めて
いる。
【0003】一方、上記モールディングにおいては、可
動ダイを用いて押出成形口の形状を変化させ、モールデ
ィングの装着部位によって断面形状を異ならせるように
したものが種々提案されている。またその押出断面形状
の変化に対応して、上述したリップ状の突起片を設けた
り除去したりすることが従来から行われている。例えば
特開平4−303633号公報記載のモールディングの
製造方法においては、モール本体とリップ状突起片とを
一体に押出成形するとともに、リップ状突起片が不要な
部位で可動ダイ(リップ除去手段)を押出成形口内に挿
入することによって、リップ状突起片を根元部分から除
去するように構成している。なおこのものでは、モール
本体の断面形状は全長にわたって一定となるように成形
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
リップ除去手段によってリップ状突起片を不要な部位で
除去するようにした従来の方法及び装置を、モール本体
の押出形状を可動ダイの移動により変化させるようにし
た可変押出形成方法及び装置に適用した場合には、モー
ル本体の押出形状を変化させる可動ダイの動きと、リッ
プ状突起片を除去する可動ダイ(リップ除去手段)の動
きとを別個に操作しなければならず、製造が面倒になっ
てしまうとともに装置の複雑化及び大型化を招来する。
【0005】またモール本体の押出形状を変化させる可
動ダイの一部によって、リップ状突起片を押出成形する
開口を突起片の厚さ方向に徐々に遮蔽していき突起片の
除去を行う等の手段も考えられるが、この場合には、リ
ップ状突起片が完全に除去される前の領域に薄肉状のリ
ップ状突起片が残存することとなり、その薄肉状突起片
を後処理する等の必要が生じ、生産性低下の原因とな
る。
【0006】そこで本発明は、モール本体の押出形状を
可動ダイの移動により変化させつつ押出形成を行うもの
において、リップ状突起片を容易且つ効率的に除去する
ことができるようにしたモールディングの製造方法及び
その製造装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明にかかるモールディングの製造方法は、長尺状の
モール本体と、このモール本体からリップ状に突出する
突起片と、を備えたモールディングを連続的に押出成形
するものであって、上記モール本体の押出形状を可動ダ
イの移動により変化させつつ押出形成を行うとともに、
所定の押出位置でリップ除去手段により前記突起片をモ
ール本体から除去するようにしたモールディングの製造
方法において、上記突起片をモール本体から除去するに
あたって、前記リップ除去手段を可動ダイと一体に移動
させ、当該リップ除去手段を突起片の先端側から根元側
に向かって徐々に移動させることにより、前記突起片を
先端側から根元側に向かって徐々に除去するようにした
構成を有している。
【0008】また本発明にかかるモールディングの製造
装置は、長尺状のモール本体と、このモール本体からリ
ップ状に突出する突起片と、を備えたモールディングを
連続的に押出成形するものであって、上記モール本体の
押出形状を変化させつつ押出成形を行う可動ダイと、所
定の押出位置で前記突起片をモール本体から除去するリ
ップ除去手段と、を備えたモールディングの製造装置に
おいて、上記リップ除去手段は、前記可動ダイと一体に
移動するように設けられているとともに、前記突起片の
先端側から根元側に向かって徐々に移動することによっ
て突起片を先端側から根元側に向かって徐々に除去する
ように配置された構成を有している。
【0009】このような各手段によれば、モール本体の
押出形状を変化させる可動ダイと一体に移動するリップ
除去手段によって突起片が除去されるとともに、そのと
き突起片の肉厚は、薄肉状になされることなく本来の厚
さを維持しながら先端側から根元側に向かって徐々に除
去されていく。従って突起片の除去は、可動ダイの動き
のみを操作・制御するだけで、しかも後処理等の手間を
要することなく行われる。
【0010】さらに本発明にかかるモールディングの製
造方法は、上述した各手段におけるリップ除去手段を逆
方向に移動させる手段、すなわちリップ除去手段を可動
ダイと一体に反対方向に移動させて、当該リップ除去手
段を突起片の根元側から先端側に向かって徐々に移動さ
せることにより、前記突起片を根元側から先端側に向か
って徐々に形成していくようにした手段を有している。
【0011】このような手段によれば、モール本体から
突起片を除去した後に、モール本体の押出形状を変化さ
せる可動ダイと一体に移動するリップ除去手段によって
再びモール本体に突起片が形成され、その形成され始め
の突起片の肉厚が薄肉状になされることなく本来の厚さ
で根元側から先端側に向かって徐々に形成されていく。
従って突起片の再形成も、可動ダイの動きのみを操作・
制御するだけで、しかも後処理等の手間を要することな
く行われる。
【0012】
【実施形態】以下、本発明の実施形態を図面に基づいて
詳細に説明する。まず本発明の製造方法により成形され
る自動車用ウインドモールディングの一例を説明する。
まず図2に表わされているウインドモールディング1は
自動車のフロントウインドガラスの周縁部に装着される
ものであって、図示を省略したウインドガラスの上縁部
とルーフパネルとの間の隙間に装着されるアッパーモー
ルディング1Uと、ウインドガラスの側縁部とピラーパ
ネルとの間の隙間に装着されるサイドモールディング1
Sと、これらアッパーモールディング1Uとサイドモー
ルディング1Sとを湾曲状に連結しているコーナーモー
ルディング1Cと、を有している。これらの各モールデ
ィング1U,1S,1Cは、後述するようにして一体連
続的に押出成形される。
【0013】このようなウインドモールディング1は、
ゴム、合成樹脂等の弾性材料を後述する成形装置によっ
て長尺帯状に一連・一体に押出成形してなるものであ
り、モール本体10を全長にわたって有しているととも
に、当該モール本体10からリップ状に突出する突起片
20を、サイドモールディング1Sからコーナーモール
ディング1Cの途中部分にかけて備えている。
【0014】上記モール本体10は、ウインドウガラス
の周縁部と、車体パネルとの間隙に介挿される脚部11
を有しているとともに、上記隙間を車外側から覆う装飾
部12を備えている。また上記脚部11の装飾部12へ
の連結部分には、芯材としての金属薄板(図示省略)が
埋設されているとともに、脚部11の車内側端縁(下端
縁)には、ウインドガラスの車内側面に圧接する板状の
支持片13が、全長にわたって一定の突出長にて設けら
れている。
【0015】一方、上記装飾部12は、脚部11の車外
側端(図示上端)から、ウインドガラス側に向かってリ
ップ状に延びる内周側装飾部12aと、車体パネル側に
向かってリップ状に延びる外周側装飾部12bとを有し
ており、上記内周側装飾部12aと前記支持片13との
間には、横断面略コ字状のガラス係合溝14が画成され
ている。このガラス係合溝14は、モールディングの全
長にわたって一定の横断面形状に成形されている。また
上記装飾部12の外周側装飾部12bは、モールディン
グの全長にわたって均一な肉厚及び形状に設定されてい
るが、内周側装飾部12aは、コーナー部からサイド部
にかけて徐々に膨肉化されており、その分モールディン
グ全体の高さが増大している。これは、ウインドガラス
の車外側表面と、車体パネルの車外側表面との間に形成
されている段差が、コーナー部からサイド部にかけて拡
大されているのに対応したものであって、内周側装飾部
12aの膨肉化にともなって、前記脚部11の高さが拡
大されているとともに、ガラス係合溝14と装飾部12
の車外側表面との距離が拡大されている。
【0016】より具体的には、アッパーモールディング
1Uにおいて最短高さに設定されている脚部11は、コ
ーナーモールディング1Cの途中部分からサイドモール
ディング1Sにかけて高さが徐々に拡大されており、そ
の分、前記内周側装飾部12aの膨肉化が行われてい
る。そしてこの内周側装飾部12aの膨肉化分だけガラ
ス係合溝14と装飾部12の車外側表面との距離が徐々
に拡大されている。さらに上記内周側装飾部12aの膨
肉部は、サイドモールディング1Sの上端部で最大の肉
厚になされており、その最大肉厚がサイドモールディン
グ1Sの下方側に向かって一定に維持されている。した
がって脚部11の高さも、サイドモールディング1Sの
上端部で最大となり、その最大高さがサイドモールディ
ング1Sの下方側に向かって一定に維持されている。ま
たガラス係合溝14と装飾部12との距離も、サイドモ
ールディング1Sの上端部で最大距離となり、その最大
距離がサイドモールディング1Sの下方側に向かって一
定に維持されている。
【0017】このようにサイドモールディング1Sにお
いて内周側装飾部12aが膨肉化されている部分では、
当該内周側装飾部12aの膨肉厚さに対応して装飾部1
2がウインドガラスの車外側表面から離反され、そこに
所定の立壁面が形成される。この内周側装飾部12aの
膨肉化による立壁面は、ウインドガラス上の雨水に対す
る堰として設けられるか、或は当該立壁面に対して雨水
を受けるための樋が内周側に向かって開口するように凹
設される。この場合の樋は、例えばサイドモールディン
グ1Sの途中部位から下方部位にかけて設けられ、略矩
形等の所定の横断面形状に形成される。
【0018】一方、上述した突起片20は、アッパーモ
ールディング1Uには設けられておらず、コーナーモー
ルディング1Cの途中部分からサイドモールディング1
Sにかけて徐々に伸長するように設けられている。この
突起片20は、サイドモールディング1Sの上端部で最
大の突出長になされており、その最大突出長がサイドモ
ールディング1Sの下方側に向かって一定に維持されて
いる。
【0019】このとき上記突起片20は、後述する図1
中の符号「a」で表されているように、前記脚部11の
壁面に対して所定の角度をなして図示斜め上方向に延出
している。この突起片20の先端側は、図示を省略した
車体パネルの内壁面に対して屈曲するようにして圧接し
ており、その屈曲反発力によってウインドモールの装着
姿勢の安定化が図られるようになっている。
【0020】このような構成の自動車用ウインドモール
ディング1を成形するための本発明にかかる装置の一形
態を次に説明する。すなわち上述した自動車用ウインド
モールディング1は、図1に示されているようなダイ
(押出成形用金型)装置30を通して押出成形される。
当該ダイ装置30は、固定状態に保持された第1ダイ3
1と、この第1ダイ31に対して押出方向と直交する鉛
直方向(Y方向)に平行移動可能に設けられた第2ダイ
32と、を備えており、上記第1ダイ31に設けられて
いる押出成形口31aから吐出される樹脂材の横断面形
状が、上記第2ダイ32の平行移動によって変化される
ように構成されている。
【0021】具体的には、上記第1ダイ31には、押出
成形口31aが前端面側に開口するように形成されてい
るとともに、この押出成形口31aの一部を図示下部側
から遮蔽するようにして、板状部材からなる第2ダイ3
2が、前記第1ダイ31の前面に一対のスライドガイド
31b,31bを介して滑動自在に装着されている。そ
して第1ダイ31の押出成形口31aには、前述したウ
インドモールディング1の装飾部12の車外側表面に対
応した形状の押出仕切辺31bが形成されているととも
に、ウインドモールディング1の突起片20に対応する
形状の押出仕切辺31cが細長穴状に形成されている。
【0022】このとき突起片20に対応する押出仕切辺
31cは、前述したウインドモールディング1の脚部1
1に対する突起片20の設定角度に対応して延在するよ
うに設けられており、具体的には、ウインドモール1の
脚部11の壁面に対応する押出仕切辺31d対して、9
0°よりやや小さい所定の角度「a°」をなして図示斜
め上方向に延出するように形成されている。
【0023】また上記第2ダイ32の移動方向先端縁部
(図示上縁部)には、前述したウインドモールディング
1の装飾部12の車内外側表面(ガラス当接表面)、脚
部11及び支持片13に対応する形状の押出仕切辺32
aが切欠形成されており、第2ダイ32が、上記第1ダ
イ31の押出成形口31a一部を遮蔽することによっ
て、ウインドモールディング1の横断面形状の全体に対
応する押出成形口が画成されるように構成されている。
【0024】さらにこの第2ダイ32には、上記第1ダ
イ31の押出成形口31aに設けられた突起片20に対
応する押出仕切辺31cを遮蔽及び開放するリップ除去
片33が斜め上方に突出するように設けられている。こ
のリップ除去片33は第2ダイ32と一体に設けられて
おり、両者が同一の移動状態となるように設けられてい
る。またこのリップ除去片33に形成されている押出仕
切辺33aは、前記第1ダイ31の押出仕切辺31d対
して所定の角度「b°」をなして図示斜め上方向に延出
するように形成されている。
【0025】この第2ダイ32におけるリップ除去片3
3の押出仕切辺33aの設定傾斜角度「b°」は、上述
した第1ダイ31における突起片20の押出仕切辺31
cの設定傾斜角度「a°」よりやや小さく設定されてい
るとともに(b<a)、リップ除去片33の全突出量
「B」が、突起片20の押出仕切辺31cの突出量
「A」よりやや大きく設定されている(B>A)。すな
わちこのリップ除去片33は、図1の下側から第2ダイ
32が上昇してきたときに、突起片20の押出仕切辺3
1cを先端側(図示右側)から根元側(図示左側)に向
かって徐々に遮蔽していくように構成されており、これ
によって前記突起片20が先端側から根元側に向かって
徐々に除去されるようになっている。
【0026】なお上述したリップ除去片33の押出仕切
辺33aにおける設定傾斜角度「b°」及び突起片20
の押出仕切辺31cにおける設定傾斜角度「a°」は、
前記第1ダイ31の押出仕切辺31d対して必ずしも9
0°以下である必要はなく、b<aなる関係があれば9
0°以上の設定角度を有するものに対しても同様に適用
することができる。
【0027】このような製造装置を用いたモールディン
グ1の製造方法の一実施形態を次に説明する。まずサイ
ドモールディング1Sの押出成形を行う場合には、第2
ダイ32が、図1の状態よりやや下降した位置に保持さ
れ、これによって第1ダイ31の押出成形口31aが最
大状態に開放され、最大高さのサイドモールディング1
Sが押出形成される。またこのとき第2ダイ32のリッ
プ除去片33は、第1ダイ31の突起片20に対応する
押出仕切辺31cを遮蔽することのない位置に下降され
ており、これによって突起片20の押出仕切辺31cが
全開放状態となり、突起片20の全長が一定の断面形状
にて押出成形されていく。
【0028】ついでコーナーモールディング1Cの成形
位置に差しかかったときに上記第2ダイ32が徐々に上
昇し始め、これによって第1ダイ31の押出成形口31
aが縮小されていき、モールディングの成形高さが徐々
に減少されていく。またこの第2ダイ32の上昇によっ
て、第1ダイ31の突起片20に対応する押出仕切辺3
1cは、第2ダイ32のリップ除去片33によって先端
側(図示右側)から根元側(図示左側)に向かって徐々
に遮蔽されていき、これによって突起片20が先端側
(図示右側)から根元側(図示左側)に向かって徐々に
除去されていく。
【0029】そして第1ダイ31の突起片20に対応す
る押出仕切辺31cが、第2ダイ32のリップ除去片3
3によって完全に覆われることによって突起片20がモ
ール本体10側から完全に除去される。この時点でモー
ルディングの押出成形はアッパーモールディング1Uに
移行するが、このとき第2ダイ32は、図1中の破線で
表した最上位置に維持される。これによって突起片20
を有していないアッパーモールディング1Uが一定の形
状で所定長にわたって押出成形される。以後、再びコー
ナーモールディング1C、サイドモールディング1S
が、上述した動作と反対の動作で押出成形される。
【0030】このようなモールディング製造装置によれ
ば、突起片20は、第2ダイ32の動きのみによって除
去されるとともに、そのとき突起片20は、薄肉状にな
されることなく本来の肉厚を維持しながら先端側から根
元側に向かって徐々に除去されていく。従って突起片2
0の除去は、第2ダイ32の動きのみを制御するだけ
で、しかも後処理を要することなく行われることとな
る。
【0031】以上本発明者によってなされた発明を一実
施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施
形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変形可能であるというのはいうまでもない。
例えばリップ除去手段としては、上述した実施形態のよ
うなシャッター形式のものに限定されることはなく、カ
ッター等のあらゆる除去手段を採用することができる。
またこのようなリップ除去手段の配置位置は、上述した
実施形態のように押出成形口に密着して設けてもよい
し、押出成形口から離して配置することもできる。
【0032】更に本発明は、上述した自動車用モールデ
ィング以外の各種モールディングに対しても同様に適用
することができる。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように本発明にかかるモール
ディングの製造方法及び装置は、モールディングのモー
ル本体からリップ状に突出する突起片を、モール本体の
押出形状を変化させる可動ダイと一体に移動するリップ
除去手段によって先端側から根元側に向かって徐々に除
去し、可動ダイの動作のみによって突起片を薄肉状とす
ることなく除去するように構成したものであるから、簡
易な操作及び装置によって後処理等の手間を要すること
なく突起片の除去を効率的に行うことができ、モールデ
ィングの生産性を向上させることができるとともに、モ
ールディングの外観性及び信頼性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における押出成形ダイを表
した正面説明図である。
【図2】図1に表わされた押出成形ダイにより成形され
た自動車用モールディングの押出状態を表わした外観斜
視説明図である。
【符号の説明】
1U アッパーモールディング 1S サイドモールディング 1C コーナーモールディング 10 モール本体 20 突起片 30 押出成形用金型装置 31 第1ダイ 32 第2ダイ 33 リップ除去片
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−306321(JP,A) 特開 平2−34449(JP,A) 特開 平2−34450(JP,A) 特開 平6−144004(JP,A) 特開 平6−270289(JP,A) 特開 平6−312470(JP,A) 特開 平8−197606(JP,A) 特開 平4−303633(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 47/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状のモール本体と、このモール本体
    からリップ状に突出する突起片と、を備えたモールディ
    ングを連続的に押出成形するものであって、 上記モール本体の押出形状を可動ダイの移動により変化
    させつつ押出形成を行うとともに、所定の押出位置でリ
    ップ除去手段により前記突起片をモール本体から除去す
    るようにしたモールディングの製造方法において、 上記突起片をモール本体から除去するにあたって、前記
    リップ除去手段を可動ダイと一体に移動させ、当該リッ
    プ除去手段を突起片の先端側から根元側に向かって徐々
    に移動させることにより、前記突起片を先端側から根元
    側に向かって徐々に除去していくようにしたことを特徴
    とするモールディングの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモールディングの製造方
    法により、モール本体から突起片を除去した後、リップ
    除去手段を可動ダイと一体に反対方向に移動させて、当
    該リップ除去手段を突起片の根元側から先端側に向かっ
    て徐々に移動させることにより、前記突起片を根元側か
    ら先端側に向かって徐々に形成していくようにしたこと
    を特徴とするモールディングの製造方法。
  3. 【請求項3】 長尺状のモール本体と、このモール本体
    からリップ状に突出する突起片と、を備えたモールディ
    ングを連続的に押出成形するものであって、 上記モール本体の押出形状を変化させつつ押出成形を行
    う可動ダイと、所定の押出位置で前記突起片をモール本
    体から除去するリップ除去手段と、を備えたモールディ
    ングの製造装置において、 上記リップ除去手段は、前記可動ダイと一体に移動する
    ように設けられているとともに、前記突起片の先端側か
    ら根元側に向かって徐々に移動することによって突起片
    を先端側から根元側に向かって徐々に除去するように配
    置されていることを特徴とするモールディングの製造装
    置。
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