JP2984228B2 - エポキシ樹脂成形用金型 - Google Patents

エポキシ樹脂成形用金型

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    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/56Coatings, e.g. enameled or galvanised; Releasing, lubricating or separating agents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エポキシ樹脂をト
ランスファー成形等する際、エポキシ樹脂の離型性に優
れたエポキシ樹脂成形用金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体パッケージやプラスチッ
ク高精度コネクタ等の半導体装置・高精度部品等は、シ
リカ等のフィラーが高充填されたエポキシ樹脂が用いら
れ、ダイス鋼,粉末ハイス鋼,超硬合金等からなる金型
を用いてトランスファー成形やインジェクション成形等
を行うことによってエポキシ樹脂成形品として形成され
る。このような固化エポキシ樹脂は、金型からの離型性
が悪いため、あらかじめエポキシ樹脂材料に離型剤を混
練して離型性の改善を図ることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、エポキシ樹脂材料自体に離型剤を混練しても、
充分に離型性を改善することができていないのが実情で
ある。そして、スプール,ランナー,ゲート,製品等の
一部やバリ等の固化エポキシ樹脂が型面に付着したまま
残存することが問題になっている。このような残存樹脂
は、型面に強固に密着しており、エアブローを行う程度
では除去できず、ヘラ等でかき取らなければ完全に除去
することができない。したがって、残存樹脂の除去を人
手に頼らなければならず、生産性の低下の要因となって
いる。また、連続的に繰り返し成形を行う際に残存樹脂
の除去が不完全であると、それが成形時に剥離してその
剥離した残存樹脂が金型に挟まれ、型締めが充分にでき
ずに不良品が生じたり、エポキシ樹脂材料に混練されて
いるフィラーのために金型自体が破損してしまうという
トラブルが生じる。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、エポキシ樹脂の離型性を向上させた優れたエポ
キシ樹脂成形用金型の提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のエポキシ樹脂成形用金型は、エポキシ樹脂
材料を注入し固化させて所定形状のエポキシ樹脂成形品
を得るエポキシ樹脂成形用金型であって、型面の上記エ
ポキシ樹脂材料と接触する部分に、蒸着法によって窒化
チタン,チタン炭窒化物および炭化チタンをコーティン
グすることにより、窒化チタン皮膜と、この窒化チタン
皮膜の上のチタン炭窒化物皮膜と、このチタン炭窒化物
皮膜の上の炭化チタン皮膜とからなる、固化エポキシ樹
脂に対する3層構造の離型性付与膜を形成させたことを
要旨とする。
【0006】本発明者は、エポキシ樹脂成形用金型の離
型性を改善するために一連の研究を重ねる過程で、つぎ
のようなことを見い出し、本発明に到達した。すなわ
ち、型面の樹脂と接触する部分に、窒化チタン皮膜と、
この窒化チタン皮膜の上のチタン炭窒化物皮膜と、この
チタン炭窒化物皮膜の上の炭化チタン皮膜とからなる3
層構造の離型性付与膜を形成させると、最下層の窒化チ
タン皮膜の材料である窒化チタンと型面の母材とは密着
性がよく、さらに、各層の組成が傾斜配合的に徐々に変
化することになるため、各層間の密着性が良くなり、離
型性付与膜の耐剥 離性や耐久性が高くなることを見い出
したものである
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0008】図1は、本発明の実施の形態を示すエポキ
シ樹脂成形用金型である。図において、1は型面12に
キャビティ3が凹設された上型であり、2は同じく型面
12にキャビティ4が凹設された下型である。上記上型
1には、樹脂注入穴5が穿設されている。また、下型2
には上記樹脂注入穴5に対応する個所に、樹脂注入ポッ
ト6が凹設され、この樹脂注入ポット6からキャビティ
4に向かって溝状の樹脂注入路7が刻設されている。そ
して、この樹脂注入路7のキャビティ4内への開口部が
ゲート8になっている。また、キャビティ4のゲート8
と反対側の部分には、キャビティ4と樹脂流出路13を
介して連通する樹脂たまり9が形成されている。また、
上記樹脂注入ポット6および樹脂流出路13には、エア
ベント14,15が形成されている。10a,10bは
上型1の型面12に突設された金型嵌合ピンであり、1
1a,11bは、下型2の型面12に凹設され、上記金
型嵌合ピン10a,10bと嵌合して上型1と下型2の
位置合わせをする金型嵌合穴である。
【0009】本発明が対象とするエポキシ樹脂材料は、
エポキシ樹脂(主剤)と、硬化剤と、硬化促進剤と、充
填剤(フィラー),離型剤を所定の配合割合で混合した
ものである。また、必要に応じて着色剤,シランカップ
リング剤,難燃剤,難燃助剤等を混合することもでき
る。
【0010】上記エポキシ樹脂(主剤)としては、1分
子中に2個以上のエポキシ基を有し、エポキシ樹脂材料
として使用されているものであれば、特に限定されるも
のではない。例えば、フェノールノボラック型エポキシ
樹脂、オルソクレゾールノボラック型エポキシ樹脂を代
表とするフェノール類と、アルデヒド類のノボラック樹
脂をエポキシ化したもの、ビスフェノールA,ビスフェ
ノールF,スフェノールS等をジグリシジルエーテル、
フタル酸、ダイマー酸等の多塩基酸とエピクロルヒドリ
ンの反応により得られるグリシジルエステル型エポキシ
樹脂、ジアミノジフェニルメタン、イソシアヌル酸等の
ポリアミンとエピクリルヒドリンの反応により得られる
グリシジルアミン型エポキシ樹脂、オレフィン結合を過
酢酸等の過酸により酸化して得られる線状脂肪族エポキ
シ樹脂、ビフェニル骨格やナフタレン環骨格を有するエ
ポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂等があげられる。これ
らは、単独でもしくは併せて使用することもできる。
【0011】上記硬化剤としては、上記エポキシ樹脂
(主剤)と硬化反応を示すものであれば、特に限定され
るものではなく、各種の硬化剤が使用される。例えば、
トランスファー成形を考慮すると、フェノール樹脂もし
くは酸無水物が好ましい。これらのうち、酸無水物は成
形時に一部が蒸発して金型に付着するため、離型性を考
慮すると、フェノール樹脂が好ましい。上記フェノール
樹脂としては、フェノール、クレゾール、キシレノー
ル、レゾルシン、カテコール、ビスフェノールA,ビス
フェノールF等のフェノール類、または、α−ナフトー
ル,β−ナフトール,ジヒドロキシナフタレン等のナフ
トール類とホルムアルデヒド,アセトアルデヒド,プロ
ピオンアルデヒド,ベンズアルデヒド,サリチルアルデ
ヒド等のアルデヒド類とを酸性触媒下で縮合または共縮
合させて得られるフェノール樹脂、ポリパラビニルフェ
ノール樹脂、フェノール類とジメトキシパラキシレンか
ら合成されるキシリレン基を有するフェノールアラルキ
ル樹脂等があげられ、これらは単独でもしくは併せて用
いられる。上記エポキシ樹脂と硬化剤との配合割合は、
エポキシ樹脂中のエポキシ基の数と硬化剤中のOH基の
数との比が0.7〜1.3になるように配合するのが好
ましい。
【0012】上記硬化促進剤としては、アミン類および
その誘導体またはそれらの塩類、イミダゾール類および
その誘導体またはそれらの塩類、1,8−ジアザビシク
ロ(5,4,0)−7−ウンデセンおよびその誘導体ま
たはそれらの塩類、各種オニウム化合物等を用いること
ができる。
【0013】上記フィラーとしては、特に限定されるも
のではなく、結晶性シリカ,溶融シリカ,アルミナ,水
酸化アルミニウム,水酸化マグネシウム,硫酸カルシウ
ム,マイカ,ガラス粉,炭酸カルシウム,タルク,二硫
化モリブデン,カオリナイト,炭酸マグネシウム,弗化
カルシウム,マグネタイト等各種のものが用いられる。
これらは単独でもしくは併せて使用される。上記充填剤
の粒径は、特に限定されるものではないが、平均粒径で
1〜150μmのものが好ましい。また、充填剤の形状
も特に制限されない。
【0014】本発明のエポキシ樹脂成形用金型は、例え
ば図1に示す金型の型面12に、蒸着法によって窒化チ
タン,チタン炭窒化物および炭化チタンがコーティング
され、窒化チタン皮膜と、この窒化チタン皮膜の上のチ
タン炭窒化物皮膜と、このチタン炭窒化物皮膜の上の炭
化チタン皮膜とからなる3層構造の離型性付与膜が形成
されている。ここで、型面12のうち、上記離型性付与
膜が形成されるのは、キャビティ3,4内や樹脂注入ポ
ット6内、樹脂注入路7内、樹脂流出路13内,樹脂た
まり9内、樹脂注入穴5内だけでなく、エアベント1
4,15内等のように固化エポキシ樹脂のバリが付着す
る部分等、エポキシ樹脂材料と接触する部分のすべてを
含む。また、型面12のうちエポキシ樹脂材料と接触し
ない面に離型性付与膜を形成させてもよい。
【0015】上記エポキシ樹脂成形金型を構成する材料
としては、特に限定されるものではなく、各種の材料が
用いられる。例えば、ニッケル・クロム鋼,ニッケル・
クロム・モリブデン鋼,クロム鋼,クロム・モリブデン
鋼等の機械構造用合金鋼、高炭素クロム鋼,タングステ
ン・クロム鋼,タングステン・バナジウム鋼等の工具
鋼、タングステン・クロム・バナジウム鋼等の高速度
鋼、クロム・モリブデン・バナジウム鋼等の耐熱鋼の
他、H鋼,窒化鋼,高張力鋼,快削鋼,ダイス鋼,軸受
鋼,ボロン鋼等の各種合金鋼や、機械構造用炭素鋼,各
種鋳鉄,鋳鋼等があげられる。また、炭素鋼,合金鋼等
に浸炭処理や窒化処理を行ったものでもよい。さらに溶
製鋼に限らず、粉末ハイス等のような粉末冶金法によっ
て得られる焼結合金でもよく、超硬合金やサーメットで
もよい。これらのなかでも、SKD,SKT,SKH,
SKS等の合金鋼や、粉末ハイス,超硬合金等が好適に
用いられる。上記鋼材は、必要に応じてあらかじめ焼き
入れ,焼き戻し等の各種熱処理を行ってもよい。
【0016】本発明は、上記材料からなる金型の型面1
2に、蒸着法によって窒化チタン,チタン炭窒化物およ
び炭化チタンがコーティングされる。
【0017】上記蒸着法としては、特に限定されるもの
ではなく、各種の方法が行われる。例えば、真空蒸着
法,スパッタリング法,イオンプレーティング法等の物
理蒸着法(PVD:physical vapor d
eposition)や、熱CVD,プラズマCVD,
光CVD等の化学蒸着法(CVD:chemicalv
apor deposition)等があげられる。
【0018】PVD法とは、真空蒸着法,スパッタリン
グ法,イオンプレーティング法等の総称であり、気相か
らの凝縮で薄膜を形成させる方法である。このうち、真
空蒸着法は、高真空中でコーティング物質を加熱蒸発さ
せ、蒸発原子を型面に凝固させて皮膜を形成させる方法
であり、装置が比較的簡単で皮膜の形成速度が大きい。
スパッタリングは、10-1〜10Pa程度の不活性ガス
(例えばアルゴンガス)等を槽内に流し、電極間に数千
ボルトの電圧をかけてグロー放電を起こさせ、不活性ガ
スイオンを、負に印加したターゲットに衝突させ、飛散
したターゲット物質(コーティング物質)を型面上に凝
固させる方法であり、型面の温度が低くても緻密で密着
性のよい皮膜が得られる。イオンプレーティングは、加
熱蒸発させた蒸発原子(コーティング物質)をアルゴン
グロー放電中でイオン化し、負に印加した型面上に衝突
させて凝固させる方法であり、酸化物,窒化物,炭化物
等の硬質セラミックの緻密で密着性がよい皮膜を形成さ
せることができる。
【0019】CVD法とは、ガス状の化合物を型面表面
で熱分解もしくは還元し、コーティング物質を析出被覆
させる方法である。組成の制御が容易で膜厚の制御が厳
密にでき、欠陥の少ない皮膜が得られる。化学反応を高
温加熱により促進させる熱CVD法と、プラズマ反応を
利用して比較的低温でも処理できるプラズマCVD法等
がある。
【0020】本発明においては、これらのうちいずれの
方法でコーティングを行ってもよく、特に限定されるも
のではないが、PVD法では、密着性がよい皮膜が得ら
れるため、スパッタリング法,イオンプレーティング法
が好適であり、CVD法では、低温で処理できて金型の
変形が少ないため、プラズマCVD法が好適である。
【0021】また、型面12にTiN,TiC,Ti
(C,N)によって離型性付与膜を形成した場合には、
固化エポキシ樹脂との密着力が低下して離型性が向上す
るだけでなく、金型の型面の表面硬度が飛躍的に向上し
(TiNの硬度がmHv2000程度、TiCの硬度が
mHv3200程度である)、エポキシ樹脂材料に充填
されるフィラーよりも硬くなる(例えば、結晶性シリカ
の硬度はmHv1100程度である)。このため、エポ
キシ樹脂材料がキャビティ内に注入される際フィラーと
の摩擦によって起こる金型の摩耗が防止され、型面に密
着して残存しやすいバリの発生が防止されるうえ、連続
成形を行ったときの金型の塑性変形も防止される。
【0022】TiN,TiC,Ti(C,N),によっ
て3層の離型性付与膜を形成させる場合には、上記Ti
C,Ti(C,N)は、母材との密着性がTiNと比べ
て劣るため、例えば、図2に示すように、型面12に、
まず、母材との密着性がよいTiNからなる第1層20
を形成させる。
【0023】さらに、型面12に形成したTiN層20
の上にTi(C,N)層22を形成させ、さらにその上
にTiC層24を形成させる3層構造にするのが最も好
適である。このようにすることにより、各層20,2
2,24の組成が傾斜配合的に徐々に変化することにな
るため、各層20,22,24間の密着性が良くなり、
離型性付与膜の耐剥離性や耐久性が高くなる。なお、上
記3層構造の離型性付与膜を形成させる場合には、3段
階の蒸着処理工程で、それぞれTiN層20,Ti
(C,N)層22,TiC層24をそれぞれ形成させて
もよいし、TiNを蒸着したのちTiCを蒸着する2段
階の蒸着処理工程で、各蒸着処理工程の間で雰囲気を混
合させてTi(C,N)を生成させ、TiN層20とT
iC層24との界面にTi(C,N)層22を形成させ
るようにしてもよい。
【0024】上記離型性付与膜の厚みとしては、0.5
〜30μm程度が好ましく、1〜10μm程度がさらに
好適である。すなわち、0.5μm以下では、離型性向
上の効果が充分得られないほか、皮膜の耐久性に乏し
く、30μmを越えると、蒸着処理にかかるコストが高
くなるほか、離型性付与膜自体が割れてしまうというト
ラブルが発生する可能性があるからである。
【0025】また、上記離型性付与膜として、TiC,
TiN,Ti(C,N)のような金型材料よりも硬いセ
ラミック等の離型性付与膜を形成させた場合には、エポ
キシ樹脂材料に充填するフィラーの種類の制限を受けな
くなるという利点がある。すなわち、従来の離型性付与
膜を形成させない金型の場合には、金型硬度よりも硬い
フィラーを充填させると、フィラーの硬度に金型が負け
て摩耗したり傷が付いたりするため、使用するフィラー
の種類が硬度の比較的低いものに限られていた(最高で
もmHv1000〜1100程度のシリカである)。し
かし、本発明において、金型材料よりも硬いセラミック
等による離型性付与膜を形成させた場合には、上記のよ
うな制限がなくなり、各種のフィラーを使用することが
できるようになるのである。
【0026】なお、本発明が対象とする成形方法は、ト
ランスファー成形に限らず、インジェクション成形や圧
縮成形等各種の成形方法を含むものとし、成形条件も特
に限定されるものではない。
【0027】つぎに、実施例について説明する。
【0028】
【実施例1】高速度鋼を金型材料に用いて切削加工,放
電加工でキャビティ等を形成し、所定の金型を得る(図
1参照)。つぎに、上記金型の型面に下記の工程,条件
でプラズマCVD法によりTiNを蒸着したのちTi
(C,N),TiCを順次蒸着し、母材側から厚み1μ
mのTiN層,厚み1μmのTi(C,N)層,厚み2
μmのTiC層を形成させ、合計で厚み4μmの3層構
造の離型性付与膜が形成された樹脂成形用金型を得た。
【0029】〔蒸着工程〕 有機溶剤(アセトン)による超音波洗浄工程 TiN層形成工程 条件:真空到達圧力 :0.13Pa TiCl4 ガス流量:20SCCM N2 ガス流量 :50SCCM H2 ガス流量 :200SCCM 反応圧力 :133Pa 高周波電力 :1kW 成膜時間 :20分 膜厚 :1μm Ti(C,N)層形成工程 条件:TiCl4 ガス流量:20SCCM CH4 ガス流量 :20SCCM N2 ガス流量 :50SCCM H2 ガス流量 :200SCCM 反応圧力 :133Pa 高周波電力 :1kW 成膜時間 :20分 膜厚 :1μm TiC層形成工程 条件:TiCl4 ガス流量:20SCCM CH4 ガス流量 :30SCCM H2 ガス流量 :200SCCM 反応圧力 :130Pa 高周波電力 :1kW 成膜時間 :40分 膜厚 :2μm
【0030】
【比較例1】超硬合金を金型材料に用いて、切削加工,
放電加工でキャビティ部等を形成し、所定の金型を形成
した(図1参照)。離型性付与膜は形成させなかった。
【0031】
【比較例2】高速度鋼を金型材料に用いて切削加工,放
電加工でキャビティ部等を形成し、所定の金型を形成し
た(図1参照)。離型性付与膜は形成させなかった。
【0032】
【比較例3】SKD11を金型材料に用いて切削加工,
放電加工でキャビティ部等を形成し、所定の金型を形成
した(図1参照)。離型性付与膜は形成させなかった。
【0033】
【比較例4】実施例1で用いたのと同様の金型の型面
に、下記の工程,条件でイオンプレーティング法(PV
D)により、厚み3μmのTiN層からなる離型性付与
膜が形成された樹脂成形用金型を得た。
【0034】〔蒸着工程〕 有機溶剤(アセトン)による超音波洗浄工程 Arイオンボンバード処理工程(基材(型面)の汚れを除去) 条件:真空到達圧力 :2.6×10-3Pa 処理温度・時間:150℃×1加熱後10分間処理 Tiスパッタクリーニング工程(基材との密着力を向上) Ti基板に−1000Vのバイアス電圧を印加し、Tiカソードよりアーク放 電する。 条件:アーク放電電流:60A 放電時間 :2分間 蒸着処理工程 条件:バイアス電圧 :−250V アーク放電電流:60A N2 ガス流量 :25SCCM 反応圧力 :0.13Pa 成膜時間 :1時間 膜厚 :3μm
【0035】
【比較例5】実施例1で用いたのと同様の金型の型面
に、下記の工程,条件でイオンプレーティング法(PV
D)によりTiNを蒸着したのちTi(C,N)を蒸着
し、母材側から厚み0.7μmのTiN層,厚み2.3
μmのTi(C,N)層を形成させ、合計で厚み3μm
の2層構造の離型性付与膜が形成された樹脂成形用金型
を得た。
【0036】〔蒸着工程〕 有機溶剤(アセトン)による超音波洗浄工程 Arイオンボンバード処理工程(基材(型面)の汚れを除去) 条件:真空到達圧力 :2.6×10-3Pa 処理温度・時間:150℃×1加熱後10分間処理 Tiスパッタクリーニング工程(基材との密着力を向上) Ti基板に−1000Vのバイアス電圧を印加し、Tiカソードよりアーク放 電する。 条件:アーク放電電流:60A 放電時間 :2分間 TiN層形成(蒸着処理)工程 条件:バイアス電圧 :−250V アーク放電電流:70A N2 ガス流量 :25SCCM 反応圧力 :4.0Pa 成膜時間 :10分間 膜厚 :0.7μm Ti(C,N)層形成(蒸着処理)工程 条件:バイアス電圧 :−350V アーク放電電流 :70A N2 ガス流量 :16SCCM C2 2 ガス流量 :15SCCM 反応圧力 :6.0Pa 成膜時間 :40分間 膜厚 :2.3μm
【0037】
【比較例6】実施例1で用いたのと同様の金型の型面
に、下記の工程,条件でイオンプレーティング法(PV
D)によりTiNを蒸着したのちTiCを蒸着し、母材
側から厚み0.7μmのTiN層,厚み2.3μmのT
iC層を形成させ、合計で厚み3μmの2層構造の離型
性付与膜が形成された樹脂成形用金型を得た。
【0038】〔蒸着工程〕 有機溶剤(アセトン)による超音波洗浄工程 Arイオンボンバード処理工程(基材(型面)の汚れを除去) 条件:真空到達圧力 :2.6×10-3Pa 処理温度・時間:150℃×1加熱後10分間処理 Tiスパッタクリーニング工程(基材との密着力を向上) Ti基板に−1000Vのバイアス電圧を印加し、Tiカソードよりアーク放 電する。 条件:アーク放電電流:60A 放電時間 :2分間 TiN層形成(蒸着処理)工程 条件:バイアス電圧 :−250V アーク放電電流:70A N2 ガス流量 :25SCCM 反応圧力 :4.0Pa 成膜時間 :10分間 膜厚 :0.7μm TiC層形成(蒸着処理)工程 条件:バイアス電圧 :−350V アーク放電電流 :70A CH2 ガス流量 :25SCCM 反応圧力 :4.0Pa 成膜時間 :40分間 膜厚 :2.3μm
【0039】
【比較例7】実施例1で用いたのと同様の金型の型面
に、下記の工程,条件でイオンプレーティング法(PV
D)により蒸着を施し、厚み3μmのCrN層からなる
離型性付与膜形成さた樹脂成形用金型を得た。
【0040】〔蒸着工程〕 有機溶剤(アセトン)による超音波洗浄工程 Arイオンボンバード処理工程(基材(型面)の汚れを除去) 条件:真空到達圧力 :2.6×10-3Pa 処理温度・時間:150℃×1加熱後10分間処理 Crスパッタクリーニング工程(基材との密着力を向上) Cr基板に−1000Vのバイアス電圧を印加し、Crカソードよりアーク放 電する。 条件:アーク放電電流:60A 放電時間 :2分間 CrN層形成(蒸着処理)工程 条件:バイアス電圧 :−250V アーク放電電流:50A N2 ガス流量 :25SCCM 反応圧力 :1.3Pa 成膜時間 :40分間 膜厚 :3μm
【0041】上記実施例1および比較例1〜7の金型の
表面硬度測定結果を下記の表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】上記表1から明らかなように、実施例1の
金型では、比較例1〜7の金型よりも表面硬度が高く、
樹脂材料に充填されるフィラー(シリカ)よりも高い硬
度が得られていることがわかる。
【0044】上記実施例1および比較例1〜7の金型を
使用し、下記の成形条件で樹脂の成形を行った。 〔成形条件〕 樹脂材料:主 剤 オルソ−クレゾール ノボラックエポキシ樹脂 100重量部 難燃剤 臭素化ノボラックエポキシ樹脂 25重量部 硬化剤 フェノールノボラック樹脂 50重量部 硬化促進剤 トリフェニルフォスフィン 2重量部 充填剤 シリカ(球状+破砕) 800重量部 シランカップリング剤 γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン 8重量部 難燃助剤 三酸化アンチモン 5重量部 離型剤 カルナバワックス 2重量部 着色剤 カーボンブラック 1重量部 成形方法:トランスファー成形,連続成形(10回) 成形機 :東海ゴム工業社 オリジナル品 成形温度:175℃ 成形圧力:100kg/cm2 成形時間:5min
【0045】また、上記実施例1および比較例1〜7の
金型を使用し、あらかじめ型面にフッ素系離型剤を塗布
してから成形を行った。
【0046】上記のようにして成形した樹脂をつぎの方
法で離型性の評価を行った。すなわち、樹脂材料を注入
し固化させ、成形品を取り出したのち、まず、残存樹脂
にエア(圧力:1.5kg/cm2 )を吹き付け、つぎ
に、図3に示すように、下型2の型面12に密着してエ
アブローでは除去されなかった残存樹脂32を、プッシ
ュプルゲージ(アイコーエンジニアリング社製,950
1)33を取り付けた竹ベラ34(φ2.5)でかき取
り、そのときのプッシュプルゲージ33に表示された値
を残存樹脂の密着力として評価した。その結果を下記の
表2および表3に示す。
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】
【0049】上記表2および表3から明らかなように、
いずれの金型も、成形を繰り返すに伴い、樹脂材料中の
離型剤の転写により徐々に密着力が低下していることが
わかる。しかし、比較例1〜7に比べて、実施例1の方
が、密着力の低下が大きい(少ない繰り返し数で密着力
が低下する)ことがわかる。また、比較例1〜3では、
密着力が小さくなっているものの、薄いバリが残って完
全には除去できなかった。すなわち、比較例1〜3にお
ける樹脂材料に離型剤を混練するだけの方法では、残存
樹脂を完全になくすことができないことが再確認され、
比較例4〜7では、比較例1〜3よりも離型性が向上し
ていることがわかる。これに対し、TiN,Ti(C,
N),TiCの3層構造の離型性付与膜を形成させた実
施例1では、樹脂がまったく残存しないか、あるいは、
残存してもエアブローのみで除去することができた。
【0050】また、比較例1〜3では、離型性が悪いた
め、図4に示すように、成形後の脱型時に、固化エポキ
シ樹脂が上型1の樹脂注入穴5の開口部分(直径が絞ら
れている)において2〜5mm程度を残して折れてしま
い、自動的な連続成形が不可能になるというトラブルが
発生する場合があった。これに対し、比較例4〜7およ
び実施例1では、離型性が改善されたため、このような
トラブルは発生せず、生産性が阻害されるようなことが
なかった。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明のエポキシ樹脂成
形用金型によれば、型面のエポキシ樹脂材料と接触する
部分に、窒化チタン皮膜と、この窒化チタン皮膜の上の
チタン炭窒化物皮膜と、このチタン炭窒化物皮膜の上の
炭化チタン皮膜とからなる3層構造の離型性付与膜が形
成されていると、最下層の窒化チタン皮膜の材料である
窒化チタンと型面の母材とは密着性がよく、さらに、各
層の組成が傾斜配合的に徐々に変化することになるた
め、各層間の密着性が良くなり、離型性付与膜の耐剥離
性や耐久性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のエポキシ樹脂成形用金
型を示す斜視図である。
【図2】3層構造の離型性付与膜を示す拡大断面図であ
る。
【図3】残存樹脂の密着力の測定方法を示す説明図であ
る。
【図4】固化エポキシ樹脂が樹脂注入穴で折れて残存し
た状態を示す説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 33/38 B29C 45/02 B29C 45/37

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エポキシ樹脂材料を注入し固化させて所
    定形状のエポキシ樹脂成形品を得るエポキシ樹脂成形用
    金型であって、型面の上記エポキシ樹脂材料と接触する
    部分に、蒸着法によって窒化チタン,チタン炭窒化物お
    よび炭化チタンをコーティングすることにより、窒化チ
    タン皮膜と、この窒化チタン皮膜の上のチタン炭窒化物
    皮膜と、このチタン炭窒化物皮膜の上の炭化チタン皮膜
    とからなる、固化エポキシ樹脂に対する3層構造の離型
    性付与膜を形成させたことを特徴とするエポキシ樹脂成
    形用金型。
  2. 【請求項2】 離型性付与膜の厚みが0.5〜30μm
    である請求項1記載のエポキシ樹脂成形用金型。
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