JP2983837B2 - 計算機システム - Google Patents

計算機システム

Info

Publication number
JP2983837B2
JP2983837B2 JP6096412A JP9641294A JP2983837B2 JP 2983837 B2 JP2983837 B2 JP 2983837B2 JP 6096412 A JP6096412 A JP 6096412A JP 9641294 A JP9641294 A JP 9641294A JP 2983837 B2 JP2983837 B2 JP 2983837B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
tool
computer
function
management table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6096412A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07302210A (ja
Inventor
正博 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6096412A priority Critical patent/JP2983837B2/ja
Publication of JPH07302210A publication Critical patent/JPH07302210A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2983837B2 publication Critical patent/JP2983837B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、計算機と、該計算機
の保守管理(メンテナンス)を行う保守管理装置として
のツールを備えた計算機システムに係わり、特に1つの
計算機に複数のツールが接続され、ツール上で複数の機
能画面が実行可能であり、機能画面別に異なる計算機と
接続できる計算機システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図23は例えば三菱プラントコントロー
ラMELTPLAC−IS60に示されるSDTシステ
ム(システム・ディベロップメント・ツール・システ
ム)における計算機のメンテナンスを行うパーソナルコ
ンピュータ等のマシン(以後ツールと呼ぶ)と計算機の
接続を示した機能ブロック図である。図23において1
81,182は所定の処理を行う計算機であり、18
3,184は計算機内のパラメータ変更や、テーブル読
み出しを行うツールである。計算機181,182とツ
ール183,184はネットワーク185により接続さ
れる。各ツール183,184内にはメンテナンス内容
を表示する機能画面183c,184c(機能内容を画
面イメージで表記したもの)と、機能画面183c,1
84cからユーザの処理要求183f,184fを受け
て通信管理部183a,184aに処理要求183d,
184dとして渡す機能画面管理部183b,184b
と、機能画面管理部183b,184bからの要求を受
けて計算機181,182との通信処理を行う通信管理
部183a,184aとがそれぞれ備えられている。各
計算機181,182内には、ツール183,184の
通信管理部183a,184aからの処理要求を受けて
内部処理部181a,182aに渡す計算機内通信管理
部181b,182bと、計算機内通信管理部181
b,182bから処理要求181c,182cを受けて
実際の計算処理を行う内部処理部181a,182aと
がそれぞれ備えられている。ツールの通信管理部は1台
の計算機に対し初期通信し、その後該ツールと該計算機
間で1対1の通信を行う。
【0003】次に動作について、計算機182とツール
183の初期通信を例にとり、図24のフローチャート
を用いて説明する。ツール183内で機能画面183c
が起動され(ST191)、機能画面管理部183bと
通信管理部183aが起動されると(ST192)、機
能画面183cよりユーザからの初期通信処理要求18
3fが機能画面管理部183b経由で通信管理部183
aに送信要求183dとして渡される(ST194)。
通信管理部183aは相手先の計算機182に対して初
期通信処理要求183iを送信する。これを受けた計算
機182の計算機内通信管理部182bは初期通信要求
処理要求182cを内部処理部182aに渡し(ST1
95)、内部処理部182aは初期処理を行い結果を計
算機内通信管理部182bに渡す(ST196)。処理
結果は要求と逆の経路を通り、最終的に機能画面183
cに結果183gが表示される。以上の手順で初期通信
が完了すると、以後はツール183と計算機182間で
1対1の要求と応答の通信が行われる。通信手順は初期
処理と同様となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の計算機システム
の構成では、1台のツールで1つの機能画面しか起動で
きず、また、1台のツールに1台の計算機のみしか接続
できない為、1台のツールで同時に複数台の計算機との
接続を行いメンテナンスを行う事は不可能であった。ま
た、機能画面を表示する表示専用の端末機を当該ツール
に接続して表示処理以外の実行を当該ツールに接続され
た他のツールで行うようにすることにより機能画面の表
示のみを表示専用の端末機で行うようにする機能手段が
ないといった問題点があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、1台のツールにおける複数の
機能画面の起動によって1台のツールに複数台の計算機
の接続を可能にし、また、複数起動された機能画面別に
複数台の計算機との接続をも可能にする計算機システム
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る計算機
システムは、ツールがLANまたはRS232C等のネ
ットワークで複数接続され、上記ツールは、複数起動で
きる機能画面と、同一ツールで実行される機能画面を区
別する為に各機能画面に割り当てられた画面番号として
のツール番号(以下toolNO.という)と、too
lNO.を管理するtoolNO.管理テーブルと、ツ
ール別に機能画面に割り当てる事のできるtoolN
O.を設定したユーザファイルを持ち、toolNO.
管理機能として機能画面の起動時にtoolNO.管理
テーブルを生成し初期化する生成/初期化手段と、to
olNO.管理テーブルから空きtoolNO.を検索
するtoolNO.検索手段と、toolNO.検索手
段からのtoolNO.登録要求を受けてtoolN
O.管理テーブルの該当toolNO.を使用登録する
toolNO.登録手段と、機能画面の終了時に機能画
面からのtoolNO.クリア要求を受けて該当too
lNO.を空き登録するtoolNO.クリア手段と、
起動画面が接続された計算機がローカル(RS232C
またはLAN等で計算機と直接接続されている事を示
す)かリモート(計算機同士を接続する為のバス(以後
基幹バスと呼ぶ)を経由して計算機と接続されている事
を示す)かをアドレス(IPアドレス)から判定しto
olNO.管理テーブルの該当toolNO.にローカ
ル/リモートを登録するローカル/リモート判定手段を
備え、計算機側は、ツールからの初期接続要求時に接続
されるツールのアドレスを登録する接続情報管理テーブ
ルを備え、計算機でツールに表示する計算機重故障等の
メッセージが発生したとき計算機は接続情報管理テーブ
ルを参照し登録されているアドレスにメッセージを送信
し、メッセージを受け取った該当アドレスのツールはt
oolNO.管理テーブルを参照しローカル登録されて
いる機能画面のみにメッセージを表示するものである。
【0007】第2の発明に係る計算機システムでは、第
1の発明の計算機システムに加え、機能画面が正常動作
をしている事を定周期にチェックする機能画面監視部を
備え、該機能が定周期に各機能画面をチェックし、その
結果正常動作していない場合、toolNO.管理テー
ブルの該機能画面に割り当てられたtoolNO.をク
リアする手段を設けたものである。
【0008】第3の発明に係る計算機システムでは第2
の発明で示した計算機システムに加え、機能画面を起動
時にユーザの入力するオプションを受け付けチェックす
るオプション入力受け付け手段と、受け取ったオプショ
ンによりtoolNO.管理テーブルのtoolNO.
を全てクリアし、toolNO.管理テーブルに機能画
面が全く登録されていない状態から機能画面を立ち上げ
toolNO.管理テーブルへの登録を可能にするto
olNO.管理テーブルAllクリア手段を設けたもの
である。
【0009】第4の発明に係る計算機システムでは、第
1の発明で示した計算機システムにおいて、ツール側
は、複数起動できる機能画面と、各機能画面に割り当て
られたtoolNO.を持ち、計算機側は、toolN
O.と接続されるツールのアドレス(IPアドレス)
管理するtoolNO.管理テーブルを持ち、第1の発
明のツール側のtoolNO.管理機能と同期能を備
え、計算機でツールに表示する計算機重故障等のメッセ
ージが発生したとき計算機は計算機toolNO.管理
テーブルを参照し登録されているローカルのアドレスの
ツールにtoolNO.をつけてメッセージを送信し、
メッセージを受け取った該当アドレスのツールは計算機
から指定されたtoolNO.が割り当てられている機
能画面にメッセージを表示する手段を設けるとともに、
toolNO.管理テーブルにハードウェアのレジスタ
を用い、toolNO.に対応するビットをtoolN
O.が使用されている時は論理1にし、空きの時は0と
して管理するtoolNO.管理レジスタを持ち、機能
画面からのtoolNO.取得要求を受けてtoolN
O.管理レジスタから昇順に1ビットずつ取り出し、取
り出したビットからtoolNO.の使用/空きを判定
して、空きの場合は該toolNO.を機能画面に返
し、全toolNO.が使用中の時はエラーを返す判定
手段と、該判定手段からのビットON要求を受けてto
olNO.管理レジスタの該ビットをONにし、機能画
面終了時のtoolNO.クリア要求を受けて該当to
olNO.のビットをOFFにするビットON/OFF
手段とを備えたものである。
【0010】第5の発明に係る計算機システムでは、第
1の発明で示した計算機システムにおいて、toolN
O.管理テーブルにハードウェアのレジスタを用い、t
oolNO.に対応するビットをtoolNO.が使用
されている時は論理1にし、空きの時は0として管理す
るtoolNO.管理レジスタを持ち、機能画面からの
toolNO.取得要求を受けてtoolNO.管理レ
ジスタから昇順に1ビットずつ取り出し、取り出したビ
ットからtoolNO.の使用/空きを判定して、空き
の場合は該toolNO.を機能画面に返し、全too
lNO.が使用中の時はエラーを返す判定手段と、該判
定手段からのビットON要求を受けてtoolNO.管
理レジスタの該ビットをONにし、機能画面終了時のt
oolNO.クリア要求を受けて該当toolNO.の
ビットをOFFにするビットON/OFF手段とを備え
たものである。
【0011】
【作用】第1の発明における計算機システムは、too
lNO.管理手段として、機能画面の起動時に1画面目
ならユーザファイルから自ツールのtoolNO.を取
得しtoolNO.管理テーブルを生成し、全ての項目
を空として初期化する。次にtoolNO.管理テーブ
ルからtoolNO.の昇順に空きtoolNO.を検
索し、空きをみつけると該toolNO.を機能画面に
返し、全てのtoolNO.が使用中で有れば機能画面
にエラーを返す。計算機はツールで起動された機能画面
からツールのアドレスを含んだ初期通信要求を受信後、
自計算機の接続情報管理テーブルのアドレスを検索し、
該アドレスがあれば何もせず、無ければテーブルの空き
を検索し、空きがあれば該アドレスを空きエリアに登録
し、ツールに正常応答を返し、無ければテーブルFUL
Lエラーを返す。toolNO.クリア手段として、t
oolNO.クリア部が機能画面の終了時の機能画面ク
リア要求を受けtoolNO.管理テーブルの対応to
olNO.を空きにする。計算機で発生した計算機重故
障等のメッセージをローカル接続の機能画面上に表示方
法として、計算機で計算機重故障等のメッセージが発生
すると、自計算機の接続情報管理テーブルを参照し、登
録されているアドレスに全てメッセージを送信する。対
応アドレスを持つツールはメッセージを受信し、その後
自ツール内のtoolNO.管理テーブルを参照しロー
カル登録されているtoolNO.の機能画面上にメッ
セージを表示する。以上の様な方法により、ローカル接
続の機能画面にはメッセージを表示するが、リモート接
続の機能画面にはメッセージは不要として非表示にする
といった機能画面毎の区別が可能となる。
【0012】第2の発明における計算機システムは、機
能画面正常動作監視部が定周期に起動後toolNO.
管理テーブルから使用toolNO.を取得し、取得し
た各toolNO.の全てについて、正常動作を問い合
わせ、各機能画面はこの問い合わせに対し、一旦処理を
中断し正常/エラー等のステータスを返すが、異常終了
した場合は応答を返せない。監視部は応答の有無を判断
し、無い場合は機能画面が正常動作していないと判断し
て該toolNO.をクリアするようにtoolNO.
クリア部にクリア要求を出し、それを受けたtoolN
O.クリア部は該toolNO.を空き登録する。これ
により、機能画面の異常終了により異常終了した機能画
面のtoolNO.がクリアされずに使用中として残
り、次から起動される機能画面が該toolNO.を使
用できず、これが繰り返され、最終的に全てのtool
NO.が使用中となり機能画面が立ち上がらなくなるこ
とを防止できる。
【0013】第3の発明における計算機システムは、A
LLクリア判定部がユーザからの起動自オプション入力
を受け付けチェックし、チェック後の起動オプションを
得て、オプションがALLクリアかどうかを判定し、A
LLクリアならtoolNO.管理テーブルのtool
NO.を全て空きにクリアする。これにより、機能画面
正常動作監視部、及び機能画面の異常終了によりtoo
lNO.管理テーブルがFULL状態で機能画面が全く
起動できなくなる事を防ぐ事ができる。
【0014】第4の発明における計算機システムは、ツ
ールで実行された機能画面は接続する計算機に対し実行
されているツールのアドレスを含む初期接続要求を計算
機に送信し、初期接続要求を受信した計算機側は、自計
算機内のtoolNO.管理テーブルを検索し、全ての
toolNO.が使用中ならツール側にエラーを送信
し、空きが有れば該toolNO.を使用中とし、受け
取ったアドレスからローカル、リモートを判定し該to
olNO.に登録する。計算機で発生した計算機重故障
等のメッセージのツールへの表示方法として、計算機内
でメッセージが発生すると、計算機内の計算機tool
NO.管理テーブルを参照し、登録されているアドレス
に対しtoolNO.をつけてメッセージを送信する。
メッセージを受け取ったツールは、受け取ったtool
NO.を割り当てた機能画面に対し、該メッセージを表
示する。以上の方法により、toolNO.管理テーブ
ルを計算機側で管理する事を可能とし、結果として計算
機に接続されるツールのtoolNO.を一元管理し、
ユーザがツール上でユーザファイルを設定する等の手順
を省略し、ユーザの管理が容易となる。また、リモート
接続のツールへの基幹バス経由のメッセージ転送を行わ
ないので、基幹バスの通信トラフィックを減少できる。
さらに、toolNO.管理方法として、機能画面が起
動されるとtoolNO.管理レジスタビットの1ビッ
ト目から昇順にビットの空きを検索し、ビットがOFF
のものが有れば取り出し、空toolNO.と自ツール
の割当てtoolNO.を加えたtoolNO.を機能
画面に返し、該toolNO.のtoolNO.管理レ
ジスタのビットをONにする。検索の結果ビットOFF
toolNO.が無い場合、テーブルFULLエラーを
機能画面に返す。以上の方法により、toolNO.管
理テーブル管理処理速度を向上させ、toolNO.管
理の為のオーバーヘッドを減らす事ができ、結果として
ツール内のスループットを増加させる事ができる。
【0015】第5の発明によれば、第1の発明におい
て、toolNO.管理方法として、機能画面が起動さ
れるとtoolNO.管理レジスタビットの1ビット目
から昇順にビットの空きを検索し、ビットがOFFのも
のが有れば取り出し、空toolNO.と自ツールの割
当てtoolNO.を加えたtoolNO.を機能画面
に返し、該toolNO.のtoolNO.管理レジス
タのビットをONにする。検索の結果ビットOFFto
olNO.が無い場合、テーブルFULLエラーを機能
画面に返す。以上の方法により、toolNO.管理テ
ーブル管理処理速度を向上させ、toolNO.管理の
為のオーバーヘッドを減らす事ができ、結果としてツー
ル内のスループットを増加させる事ができる。
【0016】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の実施例を図を用いて説明する。図1は
この発明の実施例1に係る計算機システムの構成を示す
ブロック図である。図1において、14,15は所定の
データ処理を行う計算機、11,12,13は計算機1
4,15のパラメータを変更したり、計算機14,15
で発生した計算機重故障等のメッセージを表示するEW
S等の保守管理装置としてのツールである。特にツール
12は機能画面が実行される他のツールとLAN17で
接続され、接続先ツール上で実行される機能画面を表示
する表示専用端末装置としての例えばXターミナルであ
る。接続装置として、16は計算機同士を結ぶ基幹バ
ス、18は計算機15とツール13を1対1で接続する
例えばRS232C、17は計算機とツールを多対多接
続するLANであり、計算機とツールはこれら接続装置
を経由して、初期通信やメッセージ表示要求等の通信を
行う。特にLAN17による計算機とツールの接続はイ
ンターネットプロトコルを用いて行われ、ツール11は
IP(InternetProtocol)アドレスA、ツール13はI
PアドレスBを割り当てている。ツール12は上記の様
に他のツール11で実行されている機能画面を表示する
Xターミナルであるためツール12のIPアドレスはツ
ール11と同様のAとなる。各ツール11,12,13
内の11c,11d,12a,13cはツールの機能を
実行する機能画面を制御する機能ブロックをウィンドウ
の画面イメージで表記しているもので機能画面と呼ぶこ
とにする。機能画面は各ツール上で複数起動可能であ
り、各機能画面は1台の計算機と接続され、接続された
計算機のパラメータ変更やメッセージ表示を行う。特
に、機能画面12aはXターミナルであるツール12上
に表示されている機能画面であるが、実行はツール11
で行われている。図1ではツール11上で表示、実行さ
れている機能画面11cが計算機14と、機能画面11
dが計算機15と、ツール12で表示されている機能画
面12aが計算機14と、ツール13で表示、実行され
ている機能画面13cが計算機15と接続されている。
機能画面12aはツール11上で実行され、ツール12
上に表示されている。同一ツール上の機能画面を区別す
る為に各機能画面毎にtoolNO.と呼ぶ画面番号を
つけるが、11aはツール11で実行されている機能画
面に割り当てられたtoolNO.を管理するtool
NO.管理テーブル(画面番号管理テーブル)で、13
aはツール13のtoolNO.管理テーブルであり、
詳細を図2と図3に示す。
【0017】図2のtoolNO.管理テーブル11a
は、ツール11に割り当てられた21から25のtoo
lNO.について、toolNO.21は使用中(機能
画面11cが使用)で、ローカル(計算機14と接続)
接続である事を示し、toolNO.22も使用中(機
能画面11dが使用)で、リモート(計算機15と接
続)接続である事を示し、toolNO.23は使用中
(機能画面12aが使用)で、ローカル接続である事を
示し、toolNO.24から25は空きであり、次に
ツール11上で起動された機能画面には図2で空である
若い方のtoolNO.の24が割り当てられることに
なる。ツール13も同様のtoolNO.管理テーブル
13aを持つ。
【0018】図1に戻り、11b,13bは各ツール上
で割当可能なtoolNO.を各ツール内に保持するユ
ーザファイルであり、ツール毎に異なる値を割り当てる
為の情報を格納する。これらの詳細を図4と図5に示
す。ツール11のユーザファイル11bにはtoolN
O.21からtoolNO.25と設定され、ツール1
3のユーザファイル13bにはtoolNO.26から
toolNO.30が設定されている。例えばツール1
1においては1画面目の機能画面の起動時に、このユー
ザファイル11bを参照し、toolNO.管理テーブ
ル11aをtoolNO.21から25として初期化/
生成する。
【0019】図1において、11e,13eはtool
NO.管理部であり、toolNO.管理部11eの詳
細ブロック図を図7に示す(toolNO.管理部13
eも同様のものとなる)。図7において、生成/初期化
部41は機能画面の起動時、起動された機能画面が1画
面目ならツール内のユーザファイル11bから自ツール
の割当てtoolNO.46を取得し(図1のツール1
1には図4の様にユーザファイル11b中にtoolN
O.21から25と定義されており、この情報が渡され
る)、toolNO.管理テーブル11aを該tool
NO.とtoolNO.管理テーブル用のメモリ等の初
期化情報47で生成し、図2のtoolNO.管理テー
ブル11aにおいて使用/空、ローカル/リモートの項
が全て空で初期化する。図7のリモート/ローカル判定
部42は機能画面の起動時、起動画面のIPアドレス4
8(起動されている自ツールのIPアドレス)と相手先
計算機のIPアドレス418から接続先の計算機がロー
カル接続かリモート接続かを判定し、toolNO.管
理テーブル11aの該当toolNO.にリモート/ロ
ーカル49を登録する。toolNO.検索部43は機
能画面の起動時、toolNO.管理テーブル11aの
toolNO.を昇順に検索し空toolNO.412
を発見したら該toolNO.の登録要求をtoolN
O.登録部44に渡すとtoolNO.登録部44はt
oolNO.管理テーブル11aの該toolNO.を
使用中にした後各機能画面に空toolNO.413を
返す。起動された機能画面が1画面目なら、toolN
O.管理テーブル11aは全て空なのでtoolNO.
21が渡される事になる。toolNO.検索部43が
空toolNO.を発見できない時はtoolNO.管
理テーブルFULLエラー(空きtoolNO.無しの
エラー)410を機能画面に返し、機能画面はエラーを
表示し起動を中止する。toolNO.クリア部45は
機能画面終了時に機能画面から出される自toolN
O.のクリア要求415を受けてtoolNO.管理テ
ーブル11aの該toolNO.416を空きにする。
以上の動作が各機能画面において行われる。
【0020】図1に戻り、各計算機14,15の14
a,15aは接続された機能画面の実行されているツー
ルのIPアドレスが登録される接続情報管理テーブルで
あり、それらの詳細を図8と図9に示す。計算機14の
接続情報管理テーブル14aは、IPアドレスAのツー
ル11と接続されている事を示し、計算機15はIPア
ドレスAのツール11と、IPアドレスBのツール13
と接続されている事を示す。Nは登録可能なIPアドレ
スの最大数であり、接続可能ツールの最大数となる。
【0021】次に本実施例1における動作をフローチャ
ートを用いて説明する。なお、TCP/IP(Transmis
sion Control Protocol over Internet Protocol)
は、ワークステーション間の通信において、事実上の標
準として認められている通信プロトコルの名称であり、
ネットワークインターフェース間の入出力に使用される
ものである。図6はtoolNO.管理テーブルの管理
のフローチャートである。まず機能画面が起動され(S
T51)、この画面が1画面目かを判定し(ST5
2)、1画面目ならユーザファイルから自ツールのto
olNO.を取得し(ST53)、toolNO管理テ
ーブル11aを生成/初期化する(ST54)。次にt
oolNO.管理テーブル11aからtoolNO.昇
順に空きtoolNO.を検索し(ST55)、too
lNO.の空をチェックし(ST56)、空きをみつけ
ると該toolNO.を機能画面に返し(ST59)、
全てのtoolNO.が使用中で有れば(ST57)機
能画面にエラーを返す(ST58)。
【0022】図10は計算機側の接続情報管理テーブル
11aの管理のフローチャートである。計算機はツール
で起動された機能画面からツールのIPアドレスを含ん
だ初期接続要求を受信後(ST61)、自計算機の接続
情報管理テーブル14a内に受信したIPアドレスを検
索し(ST62)、そのIPアドレスが登録されていれ
ば(ST68)、正常応答をツールに返送し(ST6
6)、無ければ次に接続情報管理テーブル14aの空き
を検索(ST63)し、全てのtoolNO.に空きが
無ければ(ST64)エラーをツールに返し(ST6
7)、空きが有れば接続情報管理テーブル14a内に受
信したIPアドレスを空きエリアに登録し(ST6
5)、ツールに正常応答を返す(ST66)。
【0023】次に図11のフローチャートを用いて、計
算機で発生したメッセージをローカル接続の機能画面上
に表示する動作を説明する。計算機でメッセージが発生
すると(ST71)、自計算機の接続情報管理テーブル
を参照して登録IPアドレスを取得し(ST72)、登
録されているIPアドレスに全てメッセージを送信する
(ST73)。対応IPアドレスを持つツールはメッセ
ージを受信し(ST74)、その後自ツール内のtoo
lNO.管理テーブルを参照しローカル登録されている
toolNO.の機能画面上にメッセージを表示する
(ST75)。
【0024】上記実施例1によれば、計算機とツールを
LANで接続し、ツール上で起動される複数の機能画面
毎にtoolNO.を割り当て、全ての機能画面を区別
できるようなシステム構成とし、ツール内でtoolN
O.管理テーブルを持ちtoolNO.の使用/空きと
ローカル/リモート接続を登録し、計算機側では接続情
報管理テーブルを持ち接続されているツールのIPアド
レスを登録するようにしたので、計算機で発生した計算
機重故障等のメッセージを、同じツール内で実行されて
いる(同じIPアドレスを持つ)各機能画面において、
リモート接続の機能画面にはメッセージは不要として表
示せず、ローカル接続の機能画面のみに表示するといっ
た区別が可能となった。
【0025】実施例2. 図12は本実施例2のtoolNO.管理テーブルの管
理機能のブロック図を示す。実施例1で説明した図6の
ブロックの構成に加え、定周期に自ツールで実行されて
いる各機能画面の正常動作を監視する機能画面監視手段
としての機能画面監視部81を備えている。この機能画
面監視部81の動作を図13のフローチャートを用いて
説明する。機能画面監視部81は定周期に起動し、to
olNO.管理テーブル11aから使用toolNO.
82を取得する(ST91)。取得した各toolN
O.の全てについて(ST92)、正常動作84を問い
合わせる(ST93)。各機能画面はこの問い合わせに
対し、一旦自機能の処理を中断し、正常、エラー発生等
のステータスを含む応答85を返すが、異常終了したと
き等は応答を返せない。機能画面監視部81は応答の有
無を判断し(ST94)、無い場合は機能画面が正常動
作していないと判断し、該toolNO.をクリアする
ようにtoolNO.クリア部45にクリア要求83を
出し(ST95)、それを受けたtoolNO.クリア
部45はtoolNO.クリア要求416を出し該to
olNO.を空き登録する。全てのtoolNO.につ
いて監視終了後(ST96)、定周期タイマカウントア
ップ待ちし(ST97)、その後再び上記監視動作を再
開する。
【0026】上記実施例2によれば、実施例1の構成に
加え、機能画面正常動作監視部を設け各機能画面の動作
を監視するようにしたので、機能画面が正常終了しなか
ったためにtoolNO.管理テーブルの該toolN
O.が使用中のままクリアされずに残り続け、次から起
動された機能画面が該toolNO.を使用できなくな
り、これが繰り返され全てのtoolNO.が使用中の
まま残ると最終的に機能画面が起動できなくなる事を防
止できる。
【0027】実施例3. 図14は本実施例3のtoolNO.管理テーブルの管
理機能のブロック図を示す。図14において、図12に
示す構成要素に対応するものには同一の符号を付し、そ
の説明を省略する。機能画面11cの起動時にユーザか
らの入力オプション103を受け取り、オプションをチ
ェックし異常ならエラー105を機能画面に返し、正常
ならオプション104をALLクリア判定部101に渡
すオプション入力受け付け手段としてのオプション入力
受付部106と、正常オプション104を受け取り、こ
れがALLクリア指示オプションなら、toolNO.
管理テーブル11aのtoolNO.を全て空きにクリ
アする全画面番号クリア手段としてのALLクリア判定
部101を備えている。
【0028】このALLクリア判定部101の動作を図
15のフローチャートを用いて説明する。機能画面起動
(ST111)後、オプション入力受け付け部106が
起動オプションを得て(ST114)チェックし(ST
115)、オプションが異常ならエラー105を返し
(ST116)、正常ならALLクリアかどうかを判定
し(ST112)、ALLクリアならtoolNO.管
理テーブル11aのtoolNO.を全て空きにクリア
する(ST113)。結果として、toolNO.管理
テーブル11aは1機能画面が起動され初期化された直
後の全て空の状態と同様となる。
【0029】上記実施例3によれば、実施例2において
toolNO.管理テーブルのtoolNO.が全て使
用中で、機能画面監視部、及び各機能画面が不具合を発
生し途中で終了して正常終了しなかった場合、新たに機
能画面が起動できなくなってしまうが、この場合でも機
能画面起動時にユーザからの入力オプションによってt
oolNO.管理テーブルのtoolNO.を全てクリ
アする事で新しく機能画面を起動できるようになる。
【0030】実施例4. 図16は本実施例4の計算機システムの構成を示すブロ
ック図を示す。本実施例4において、計算機、ツールの
接続構成は実施例1と同様であり、計算機14,15側
に計算機toolNO.管理テーブル14b,15bを
備えている。計算機toolNO.管理テーブル14
b,15bの詳細を図17,図18に示す。計算機to
olNO.管理テーブル内には、計算機に接続可能数N
分のtoolNO.設定項目を持ち、各toolNO.
毎に使用、空の設定、IPアドレスの設定、及びローカ
ル、リモートの設定を持つ。図17の計算機toolN
O.管理テーブル14bにおいてはtoolNO.20
がIPアドレスAのツール上で実行されている機能画面
に割り当てられ、この機能画面はローカル接続である事
を示す。他の登録についても同様である。なお、図17
の計算機toolNO.管理テーブルの先頭toolN
O.20と図18の計算機toolNO.管理テーブル
15bの先頭toolNO.30は各計算機毎に割り当
てられた仮の番号であり、例えば計算機14においては
toolNO.20から、計算機14に接続可能な機能
画面数N+20までが割り当てられている。本図の例で
はN<10となる。
【0031】上記toolNO.管理テーブルの管理方
法を図19のフローチャートを用いて説明する。ツール
で起動された(ST141)機能画面は接続する計算機
に対し実行されているツールのIPアドレスを含む初期
接続要求を計算機に送信する(ST142)。初期接続
要求を受信した(ST143)計算機側は、自計算機内
のtoolNO.管理テーブルを検索し(ST14
4)、全てのtoolNO.が使用中なら(ST14
9)ツール側にエラーを返信し(ST148)、空きが
有れば該toolNO.を使用中とし(ST145)、
受け取ったIPアドレスからローカル、リモートを判定
し該toolNO.に登録する(ST146)。登録
後、toolNO.を含む正常終了応答をツールに返送
する(ST147)。
【0032】次に計算機で発生した計算機重故障等のメ
ッセージのツールへの表示方法を、図20のフローチャ
ートを用いて説明する。計算機内でメッセージが発生す
ると(ST151)、計算機内のtoolNO.管理テ
ーブルを参照し、登録されているIPアドレスに対しt
oolNO.をつけてメッセージを送信する(ST15
2)。メッセージを受け取った(ST153)ツール
は、受け取ったtoolNO.を割り当てた機能画面に
対し、該メッセージを表示する(ST154)。
【0033】上記実施例4によれば、toolNO.管
理テーブルを計算機側で持つため、各ツール上にユーザ
ファイルを持つ必要がなくtoolNO.の一元管理が
可能となり、ユーザが各ツール上でユーザファイルを設
定する等の手順を省略し管理が容易となる。また、リモ
ート接続の機能画面に対し基幹バス経由でメッセージを
流す事をしないので、基幹バスの通信トラフィックを減
少できる。
【0034】実施例5. 図21は本実施例5におけるtoolNO.管理レジス
タ周辺の機能ブロック図を示す。本実施例5では実施例
(又は実施例4)のツール上のtoolNO.管理テ
ーブルをハードウェアのレジスタを用いてtoolN
O.管理レジスタ161を実現する。toolNO.管
理レジスタ161においては、1ビット毎にtoolN
O.の割当、空をビットON(割当)、ビットOFF
(空)で設定される。機能画面165が起動されると起
動画面165からtoolNO.管理レジスタビット取
り出し割当て判定部163にtoolNO.取得要求1
67が送られ、これを受けたtoolNO.管理レジス
タビット取り出し割当て判定部163はtoolNO.
管理レジスタ161の1ビット目(toolNO.1)
から順にビットのON/OFFを判定し、いちばん小さ
なOFFのtoolNO.と自ツール割当てtoolN
O.1612を加算したtoolNO.168を機能画
面165に返し、同時にビットON/OFF部162に
該ビットのビットON要求を送る。空きが無い場合はエ
ラー168を機能画面165に返す。ビットON要求1
613を受けたビットON/OFF部162はtool
NO.管理レジスタ161の該toolNO.のビット
をONする。機能画面165は終了するとき、tool
NO.クリア要求169をビットON/OFF部162
に送り、これを受けたビットON/OFF部162はt
oolNO.クリア出力1610によりtoolNO.
管理レジスタ161のtoolNO.を空に登録する。
【0035】次に図21の機能ブロックの動作を図22
のフローチャートを用いて説明する。機能画面が起動さ
れる(ST171)とtoolNO.管理レジスタビッ
トの1ビット目から昇順にビットの空きを検索(ST1
72)し、ビットがOFFのものが有れば(ST17
3)取り出し、空toolNO.と自ツールの割当てt
oolNO.から合成したtoolNO.を機能画面に
返し(ST176)、該toolNO.管理レジスタ1
61のビットをONにする(ST177)。検索の結果
ビットOFFtoolNO.が無い場合(ST17
4)、テーブルFULLエラーを機能画面に返す(ST
175)。
【0036】上記実施例5によれば、toolNO.管
理テーブルをハードウェアのレジスタで実現する事でツ
ール上のtoolNO.管理の為のオーバヘッドを減少
させ、ツール内処理のスループットを大きくする事が可
能となる。
【0037】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、ツー
ルは、複数個起動可能で監視や操作の内容を表示する機
能画面と、同一ツール上の複数の機能画面を区別するた
めに各機能画面に割り当てられた画面番号を管理する画
面番号管理テーブルと、ツール別に機能画面に割り当て
ることができる画面番号が登録されたファイルと、機能
画面の起動時に上記画面番号管理テーブルを生成したり
初期化したりする生成/初期化手段と、上記画面番号管
理テーブルから空きの機能画面の画面番号を検索する検
索手段と、この検索手段からの画面番号登録要求を受け
て上記画面番号管理テーブルの該当画面番号を使用する
ために登録する画面番号登録手段と、機能画面の表示終
了時に機能画面からの画面番号クリア要求を受けて該当
画面番号を空き登録するクリア手段と、起動させる機能
画面が接続された相手先の計算機が上記第2の通信線で
直接接続されていることを示すローカルであるか、ある
いは上記第1の通信線を経由して接続されていることを
示すリモートであるかを上記相手先の計算機のアドレス
と自ツールのアドレスとに基づいて判定し上記画面番号
管理テーブルの該当画面番号の項にローカル又はリモー
トを登録するローカル/リモート判定手段とを備え、上
記計算機は、上記ツールからの初期接続要求時に接続さ
れるツールのアドレスを登録する接続情報管理テーブル
を備え、計算機の故障等のメッセージが発生したときは
該計算機は上記接続情報管理テーブルに登録されてい
ドレスが示すツールに該メッセージを送信し、該ツー
ルは上記画面番号管理テーブルに登録されているローカ
ルに対応する画面番号の機能画面のみに該メッセージを
表示するようにしたので、1台のツールにおける複数の
機能画面の起動によって1台のツールに複数台の計算機
の接続が可能になり、また、複数起動された機能画面別
に複数台の計算機との接続をも可能になり、更に、ある
計算機で発生した故障のメッセージを機能画面別に表
示、非表示するなどの機能画面別の機能を実現できる等
の効果が得られる。
【0038】第2の発明によれば、ツールは機能画面が
正常動作しているか否かを定周期にチェックする機能画
面監視手段を備え、該機能画面監視手段が定周期に各機
能画面をチェックし、その結果、正常動作していない機
能画面があった場合、上記画面番号管理テーブルの該機
能画面に割り当てられた画面番号をクリアするようにし
たので、機能画面が正常終了しなかったために画面番号
管理テーブルの画面番号が使用中のままクリアされずに
残り続け、次から起動された機能画面が該画面番号を使
用できなくなり、これが繰り返されすべての画面番号が
使用中のまま残ると最終的に機能画面が起動できなくな
ることが防止できるという効果が得られる。
【0039】第3の発明によれば、ツールは機能画面の
起動時にユーザの入力するオプションを受け付けチェッ
クするオプション入力受け付け手段と、その受け取った
オプションにより上記画面番号管理テーブルの画面番号
をすべてクリア登録する全画面番号クリア手段とを備え
たので、画面番号管理テーブルの画面番号がすべて使用
中で、各機能画面等が不具合を発生し途中で終了して正
常終了しなかった場合、新たに機能画面が起動できなく
なってしまうが、この場合でも機能画面起動時にユーザ
からの入力オプションによって画面番号管理テーブルの
画面番号をすべてクリアすることで新しく機能画面を起
動することができるという効果が得られる。
【0040】第4の発明によれば、ツールは複数起動で
きる機能画面と各機能画面に割り当てられた画面番号を
有し、計算機は画面番号と接続されるツールのアドレス
を管理する計算機画面番号管理テーブルを有し、計算機
はツールに表示する計算機故障等のメッセージが発生し
たとき計算機画面番号管理テーブルに登録されているロ
ーカルのアドレスのツールに画面番号を付けてメッセー
ジを送信し、メッセージを受け取った該当アドレスのツ
ールは計算機から指定された画面番号が割り当てられて
いる機能画面にメッセージを表示するものとし、さら
に、画面番号に対応するビットを、画面番号の使用時は
論理1、空きの時は論理0として管理する画面番号管理
テーブルをハードウェアのレジスタで実現した画面番号
管理レジスタと、機能画面からの画面番号取得要求を受
けて上記画面番号管理レジスタから昇順に1ビットずつ
取り出し、取り出したビットから画面番号の使用/空き
を判定して、空きの場合は該画面番号を機能画面に返
し、全画面番号が使用中の時はエラーを返す判定手段
と、この判定手段からのビットON要求を受けて上記画
面番号管理レジスタの該ビットをONにし、機能画面終
了時の画面番号クリア要求を受けて該当画面番号のビッ
トをOFFにするビットON/OFF手段とを備えた
で、画面番号管理テーブルを計算機側で持つため、各ツ
ール上にファイルを持つ必要がなく画面番号の一元管理
が可能となり、ユーザが各ツール上でファイルを設定す
る等の手順を省略し管理が容易となり、また、リモート
接続の機能画面に対し第1の通信線経由でメッセージを
流すことをしないので、第1の通信線の通信トラフィッ
クを減少でき、さらに、画面番号管理テーブルとしては
ハードウェアの画面番号管理レジスタが使用されること
によりツール上の画面番号の管理のためのオーバヘッド
を減少でき、ツール内処理のスループットを大きくする
ことができるという効果が得られる。
【0041】第5の発明によれば、第1の発明におい
て、画面番号に対応するビットを、画面番号の使用時は
論理1、空きの時は論理0として管理する画面番号管理
テーブルをハードウェアのレジスタで実現した画面番号
管理レジスタと、機能画面からの画面番号取得要求を受
けて上記画面番号管理レジスタから昇順に1ビットずつ
取り出し、取り出したビットから画面番号の使用/空き
を判定して、空きの場合は該画面番号を機能画面に返
し、全画面番号が使用中の時はエラーを返す判定手段
と、この判定手段からのビットON要求を受けて上記画
面番号管理レジスタの該ビットをONにし、機能画面終
了時の画面番号クリア要求を受けて該当画面番号のビッ
トをOFFにするビットON/OFF手段とを備えたの
で、第1の発明において、画面番号管理テーブルとして
はハードウェアの画面番号管理レジスタが使用されるこ
とによりツール上の画面番号の管理のためのオーバヘッ
ドを減少でき、ツール内処理のスループットを大きくす
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1に係る計算機システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】 図1中のtoolNO.管理テーブル11a
の内容を示す図である。
【図3】 図1中のtoolNO.管理テーブル13a
の内容を示す図である。
【図4】 図1中のユーザファイル11bの内容を示す
図である。
【図5】 図1中のユーザファイル13bの内容を示す
図である。
【図6】 実施例1におけるtoolNO.管理テーブ
ルの管理方法を示すフローチャートである。
【図7】 実施例1におけるtoolNO.管理テーブ
ルの周辺を示すブロック図である。
【図8】 図1中の接続情報管理テーブル14aの内容
を示す図である。
【図9】 図1中の接続情報管理テーブル15aの内容
を示す図である。
【図10】 実施例1における接続情報管理テーブルの
管理方法を示すフローチャートである。
【図11】 実施例1における計算機のメッセージ表示
方法を示すフローチャートである。
【図12】 この発明の実施例2におけるtoolN
O.管理テーブルの周辺を示すブロック図である。
【図13】 実施例2におけるtoolNO.管理テー
ブルの管理方法を示すフローチャートである。
【図14】 この発明の実施例3におけるtoolN
O.管理テーブルの周辺を示すブロック図である。
【図15】 実施例3におけるtoolNO.管理テー
ブルの管理方法を示すフローチャートである。
【図16】 この発明の実施例4における計算機システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図17】 図16中の計算機toolNO.管理テー
ブル14bの内容を示す図である。
【図18】 図16中の計算機toolNO.管理テー
ブル15bの内容を示す図である。
【図19】 実施例4におけるtoolNO.管理テー
ブルの管理方法を示すフローチャートである。
【図20】 実施例4における計算機のメッセージ表示
方法を示すフローチャートである。
【図21】 この発明の実施例5におけるtoolN
O.管理レジスタの周辺を示すブロック図である。
【図22】 実施例5におけるtoolNO.管理レジ
スタの管理方法を示すフローチャートである。
【図23】 従来の計算機システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図24】 従来システムにおける初期化通信の手順を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
11,12,13 ツール、11a,13a tool
NO.管理テーブル(画面番号管理テーブル)、11
b,13b ユーザファイル(ファイル)、11c,1
1d,12a,13c 機能画面、14,15 計算
機、14a,15a 接続情報管理テーブル、14b,
15b 計算機toolNO.管理テーブル(計算機画
面番号管理テーブル)、16 基幹バス(第1の通信
線)、17 LAN(第2の通信線)、41 生成/初
期化部(生成/初期化手段、42 リモート/ローカル
判定部(ローカル/リモート判定手段)、43tool
NO.検索部(検索手段)、44 toolNO.登録
部(画面番号登録手段)、45 toolNO.クリア
部(クリア手段)、81 機能画面監視部(機能画面監
視手段)、101 ALLクリア判定部(全画面番号ク
リア手段)、106 オプション入力受付部(オプショ
ン入力受付手段)、161 toolNO.管理レジス
タ(画面番号管理レジスタ)、162 ビットON/O
FF部(ビットON/OFF手段)、163 tool
NO.管理レジスタビット取出し割当て判定部(判定手
段)。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 11/22 - 11/34 G06F 15/16 - 15/177

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のデータ処理を行なう計算機と、こ
    の計算機で発生した故障等のメッセージ表示や計算機パ
    ラメータの変更等の保守管理を行う保守管理装置として
    のツールとをそれぞれ複数台備え、上記複数台の計算機
    間は第1の通信線で接続され、当該計算機と当該ツール
    間は第2の通信線で接続され、計算機間の通信および計
    算機とツール間の通信を行なう計算機システムにおい
    て、上記ツールは、複数個起動可能で監視や操作の内容
    を表示する機能画面と、同一ツール上の複数の機能画面
    を区別するために各機能画面に割り当てられた画面番号
    を管理する画面番号管理テーブルと、ツール別に機能画
    面に割り当てることができる画面番号が登録されたファ
    イルと、機能画面の起動時に上記画面番号管理テーブル
    を生成したり初期化したりする生成/初期化手段と、上
    記画面番号管理テーブルから空きの機能画面の画面番号
    を検索する検索手段と、この検索手段からの画面番号登
    録要求を受けて上記画面番号管理テーブルの該当画面番
    号を使用するために登録する画面番号登録手段と、機能
    画面の表示終了時に機能画面からの画面番号クリア要求
    を受けて該当画面番号を空き登録するクリア手段と、起
    動させる機能画面が接続された相手先の計算機が上記第
    2の通信線で直接接続されていることを示すローカルで
    あるか、あるいは上記第1の通信線を経由して接続され
    ていることを示すリモートであるかを上記相手先の計算
    のアドレスと自ツールのアドレスとに基づいて判定し
    上記画面番号管理テーブルの該当画面番号の項にローカ
    ル又はリモートを登録するローカル/リモート判定手段
    とを備え、上記計算機は、上記ツールからの初期接続要
    求時に接続されるツールのアドレスを登録する接続情報
    管理テーブルを備え、計算機の故障等のメッセージが発
    生したときは該計算機は上記接続情報管理テーブルに登
    録されているアドレスが示すツールに該メッセージを送
    信し、該ツールは上記画面番号管理テーブルに登録され
    ているローカルに対応する画面番号の機能画面のみに該
    メッセージを表示するようにしたことを特徴とする計算
    機システム。
  2. 【請求項2】 ツールは、機能画面が正常動作している
    か否かを定周期にチェックする機能画面監視手段を備
    え、該機能画面監視手段が定周期に各機能画面をチェッ
    クし、その結果、正常動作していない機能画面があった
    場合、上記画面番号管理テーブルの該機能画面に割り当
    てられた画面番号をクリアすることを特徴とする請求項
    第1項記載の計算機システム。
  3. 【請求項3】 ツールは、機能画面の起動時にユーザの
    入力するオプションを受け付けチェックするオプション
    入力受け付け手段と、その受け取ったオプションにより
    上記画面番号管理テーブルの画面番号をすべてクリア登
    録する全画面番号クリア手段とを備えたことを特徴とす
    る請求項第2項記載の計算機システム。
  4. 【請求項4】 所定のデータ処理を行なう計算機と、こ
    の計算機で発生した故障等のメッセージ表示や計算機パ
    ラメータの変更等の保守管理を行なう保守管理装置とし
    てのツールとをそれぞれ複数台備え、上記複数台の計算
    機間は第1の通信線で接続され、当該計算機と当該ツー
    ル間は第2の通信線で接続され、計算機間の通信および
    計算機とツール間の通信を行なう計算機システムにおい
    て、ツールは複数起動できる機能画面と、各機能画面
    に割り当てられた画面番号を有し、計算機側は画面番
    号と接続されるツールのアドレスを管理する計算機画面
    番号管理テーブルを有し、計算機は、ツールに表示する
    計算機故障等のメッセージが発生したとき計算機画面番
    号管理テーブルに登録されているローカルのアドレスの
    ツールに画面番号を付けてメッセージを送信し、メッセ
    ージを受け取った該当アドレスのツールは計算機から
    指定された画面番号が割り当てられている機能画面にメ
    ッセージを表示する計算機システムであって、上記画面
    番号に対応するビットを、画面番号の使用時は論理1、
    空きの時は論理0として管理する画面番号管理テーブル
    をハードウェアのレジスタで実現した画面番号管理レジ
    スタと、機能画面からの画面番号取得要求を受けて上記
    画面番号管理レジスタから昇順に1ビットずつ取り出
    し、取り出したビットから画面番号の使用/空きを判定
    して、空きの場合は該画面番号を機能画面に返し、全画
    面番号が使用中の時はエラーを返す判定手段と、この判
    定手段からのビットON要求を受けて上記画面番号管理
    レジスタの該ビットをONにし、機能画面終了時の画面
    番号クリア要求を受けて該当画面番号のビットをOFF
    にするビットON/OFF手段とを備えたことを特徴と
    する計算機システム。
  5. 【請求項5】 画面番号に対応するビットを、画面番号
    の使用時は論理1、空きの時は論理0として管理する画
    面番号管理テーブルをハードウェアのレジスタで実現し
    た画面番号管理レジスタと、機能画面からの画面番号取
    得要求を受けて上記画面番号管理レジスタから昇順に1
    ビットずつ取り出し、取り出したビットから画面番号の
    使用/空きを判定して、空きの場合は該画面番号を機能
    画面に返し、全画面番号が使用中の時はエラーを返す判
    定手段と、この判定手段からのビットON要求を受けて
    上記画面番号管理レジスタの該ビットをONにし、機能
    画面終了時の画面番号クリア要求を受けて該当画面番号
    のビットをOFFにするビットON/OFF手段とを備
    えたことを特徴とする請求項第1項記載の計算機システ
    ム。
JP6096412A 1994-05-10 1994-05-10 計算機システム Expired - Fee Related JP2983837B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6096412A JP2983837B2 (ja) 1994-05-10 1994-05-10 計算機システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6096412A JP2983837B2 (ja) 1994-05-10 1994-05-10 計算機システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07302210A JPH07302210A (ja) 1995-11-14
JP2983837B2 true JP2983837B2 (ja) 1999-11-29

Family

ID=14164262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6096412A Expired - Fee Related JP2983837B2 (ja) 1994-05-10 1994-05-10 計算機システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2983837B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9544679B2 (en) 2014-12-08 2017-01-10 Harman International Industries, Inc. Adjusting speakers using facial recognition

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07302210A (ja) 1995-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5632016A (en) System for reformatting a response packet with speed code from a source packet using DMA engine to retrieve count field and address from source packet
CN100382069C (zh) 在逻辑分区之间共享网络i/o适配器的装置与方法
JP2002204281A (ja) 入出力装置に対するウェブ・インターフェース
JP2983837B2 (ja) 計算機システム
JP4592242B2 (ja) サーバ/クライアントシステム
CN1277224C (zh) 嵌入式***中主从式多处理器的引导方法
JPH11149443A (ja) パーソナル・コンピュータとコンピュータ・ワークステーションとを相互接続するシステム
US20090135840A1 (en) Method for adjusting mss or packets sent to a bridge device positioned between virtual and physical lans
KR100581606B1 (ko) 인터페이스를구비한통신시스템및데이터교환인터페이스
US6173319B1 (en) Using a systems network architecture logical unit activation request unit as a dynamic configuration definition in a gateway
EP1102444A2 (en) Dynamic configuration definition in an SNA gateway
CN105763661A (zh) 一种网络协议ip地址的获取方法及通信设备
JPH11316733A (ja) データ処理装置
JP2002251373A (ja) ネットワークシステム及びネットワーク端末
JPH10224372A (ja) 遠隔保守診断方式
JP2002204243A (ja) 車両用多重通信装置
JP3033710B2 (ja) Macアドレス変更装置
JPH1196106A (ja) デバイスドライバ装置
KR100289188B1 (ko) 브랜치프로세서의단말기기제어방법및장치
JPH10112739A (ja) モデム装置
JP3259671B2 (ja) 情報通信処理装置
JP2002259324A (ja) データ処理装置
JP2001148752A (ja) ファクシミリ装置及びそのプログラム書換方法
JP2003323416A (ja) マイクロコンピュータ、バス制御装置およびバス制御方法
JPH10207829A (ja) バスコントローラ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees