JP2982666B2 - 局間の端末接続方法とその装置 - Google Patents

局間の端末接続方法とその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交換機の端末接続
に関し、特に複数の交換機でネットワークを構成してい
る場合の端末接続方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の交換機を経由して端末間を
接続する場合は、接続を要求した端末を収容する発信交
換機から、接続したい端末が収容されている着信交換機
までの回線を捕捉して使用し、発信交換機から着信交換
機へ接続要求情報を送出している。
【0003】具体的には、従来の実施例として、図6
(a)に示すように、始めに電話機64と電話機65と
が交換機61、62、63および回線67、68を介し
て接続されていて、その後に電話機64から交換機63
に属する電話機66を呼び出そうとダイヤル操作をした
ときは、回線69と交換機62さらに回線70を経由し
て、ダイヤル情報が交換機63へ送られる。
【0004】そして、交換機63にて、受信したダイヤ
ル情報に対応する電話機66を回線70に接続すること
により、電話機64、65、66が三者通話となる。こ
の場合は4本の回線を使用して接続が行われる。
【0005】また、従来の別の実施例として、図6
(b)に示すように、始めに電話機64と電話機65と
が交換機61、62、63および回線67、68を介し
て接続されていて、その後に電話機64から交換機62
に属する電話機66を呼び出そうとダイヤル操作をした
ときは、回線69を経由して、ダイヤル情報が交換機6
2へ送られる。
【0006】そして、交換機62にて、受信したダイヤ
ル情報に対応する電話機66を回線69に接続すること
により、電話機64、65、66が三者通話となる。こ
の場合は3本の回線を使用して接続が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、従来
の技術においては、交換ネットワークが大きくなるほど
に、回線全話中に遭遇して必要なサービスを必要なとき
に提供できない状況が多く発生する。従ってサービス性
を良くするには多数の回線設備を設置する必要がある。
【0008】その理由は、複数の交換機を経由して端末
間を接続する場合は、接続を要求した端末が収容されて
いる発信交換機から、接続したい端末が収容されている
着信交換機までの回線を捕捉して、発信交換機から着信
交換機へ接続要求情報を送出している。このため経由す
る交換機の数が増えるほどに使用する回線の数も多くな
り、回線全話中に遭遇する確率も大きくなっていくから
である。
【0009】本発明の目的は、複数の交換機を経由した
端末間の接続を行う場合に、必要最小限の回線を使って
接続をする局間の端末接続方法とその装置を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の局間の端末接続
方法は、3以上の交換機を経由して発信端末と着信端末
との間を接続していて、端末間の接続に追加接続させる
べき追加端末が発生したときの接続処理方法において、
隣接する2台の交換機のうちどちらが追加端末に近いか
を識別し得る情報を各交換機の近距離メモリに記憶する
ステップと、近距離メモリに記憶された情報を用いて、
交換機の中で、追加端末に最も近い交換機に追加端末を
接続するように、各交換機間で端末接続を調整するステ
ップを有することを特徴とする。
【0011】
【0012】さらに、本発明の局間の端末接続装置は、
3以上の交換機を経由して発信端末と着信端末との間を
接続していて、端末間の接続に追加接続させるべき追加
端末が発生したときの接続処理装置において、隣接する
2台の交換機のうちどちらが追加端末に近いかを識別し
得る情報を記憶する各交換機の近距離メモリと、近距離
メモリに記憶された情報を用いて、交換機の中で、追加
端末に最も近い交換機に追加端末を接続するように、
交換機間で端末接続を調整する手段を有することを特徴
とする。
【0013】
【0014】また、交換機の近距離メモリは、自交換
機から追加接続する端末を収容する交換機の距離と、自
交換機に隣接する交換機から追加接続する端末を収容す
る交換機の距離のどちらが近距離であるかを固定情報と
して記憶する近距離メモリである。
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】このように既に接続中の端末間
に、他の端末を追加して接続させる場合に、追加端末に
最も近い交換機が接続処理をすることで、回線の使用数
が少なくなり、回線全話中に遭遇する確率が低下する。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0018】図1は本発明による局間の端末接続装置の
一実施例の構成を示すブロック図であり、ある電話機が
3台の交換機を経由して、他の電話機と接続される場合
のネットワークシステムにおける構成例が示されてい
る。
【0019】図1は、関連機器の構成とその接続を示
し、電話機1、2、3、4が各交換機の主スイッチ5、
6、7に収容接続されている。
【0020】各主スイッチはそれぞれ接続されている接
続制御装置8、9、10の制御を受け、電話機と回線の
間、および回線と回線の間の相互接続を行う。
【0021】交換機(A)、(B)、(C)の間は、回
線(A)、(B)と主スイッチ5、6、7を介してそれ
ぞれ接続されるようになっており、各回線は相互通話を
するための通話線(A)、(B)と、交換機間で制御信
号を送受信するための制御線(A)、(B)によってそ
れぞれ構成されている。
【0022】各接続制御装置は、その装置内に記憶され
ているプログラムおよびデータを使用して、電話機から
または制御線を経由して受信するダイヤル情報等によ
り、主スイッチを制御して接続/切断等の交換処理を実
行する。
【0023】近距離メモリ11、12、13、および通
話局メモリ14、15、16は、電話機と回線との接続
を、どこの交換機が行うかを各交換機間で調整するとき
に用いるメモリである。
【0024】この近距離メモリの構成は、図2(a)、
(b)に示されているように、本実施例では、自交換機
の発信処理(一般的には収容する内線電話機または回線
から、ダイヤル情報を受信し、ダイヤル情報にて指示さ
れる被呼電話機を追加電話機として呼び出す処理)にて
呼び出そうとする被呼電話機を収容する交換機を「追加
電話機局」とし、さらに前記の発信処理を要求した自交
換機の内線電話機(または回線)に、既に相互接続され
るている回線を収容する相手交換機を「中継交換機」と
して、自交換機から「追加電話機局」までの距離と、
「中継交換機」から「追加電話機局」までの距離とで、
どちらが近距離であるかを識別する情報を記憶させてお
くものである。
【0025】そして1台の交換機に設ける近距離メモリ
には、ネットワーク内の全交換機を「追加電話機局」と
して記憶させておき、また「中継交換機」としては自交
換機に収容している回線を、同じく収容している相手交
換機のみを記憶させてある。そして、これらに対応する
情報(情報0=自交換機が近距離/情報1=相手交換機
が近距離)が固定情報として記憶されている。
【0026】図2(a)は交換機(A)に設けられた近
距離メモリ11であり、図2(b)は交換機(B)に設
けられた近距離メモリ12である。
【0027】図1で示すように交換機(A)には、相手
交換機として交換機(B)のみが接続されるので、交換
機(A)に設けられた近距離メモリには中継交換機の交
換機(B)と対応する情報だけが記憶されている。ま
た、交換機(B)には、相手交換機として交換機
(A)、(C)が接続されるので、交換機(B)に設け
られた近距離メモリには中継交換機としての交換機
(A)、(C)に対応する情報が記憶されている。
【0028】図2(a)から分かるように、交換機
(A)の近距離メモリは交換機(A)の電話機を追加接
続する場合、交換機(B)に較べて交換機(A)の方が
近距離であるので情報0で示されている。同じく交換機
(B)の電話機を追加接続する場合、交換機(B)に較
べて交換機(A)の方が遠距離であるので情報1で示さ
れている。また、交換機(C)の電話機を追加接続する
場合、交換機(B)に較べて交換機(A)の方が遠距離
であるので情報1で示されている。
【0029】図2(b)から分かるように、交換機
(B)の近距離メモリは交換機(A)の電話機を追加接
続する場合、交換機(A)に較べて交換機(B)の方が
遠距離であるので情報1で示されている。同じく交換機
(B)の電話機を追加接続する場合、交換機(A)に較
べて交換機(B)の方が近距離であるので情報0で示さ
れている。また、交換機(C)の電話機を追加接続する
場合、交換機(A)に較べて交換機(B)の方が近距離
であるので情報0で示されている。同じようにそれぞれ
交換機(C)と較べると図2(b)に示すようになる。
【0030】各交換機がループに接続された場合にも、
上記と同じ様な考えで近距離メモリが得られる。しかし
2方向の接続が可能であるので回線経路の短くなる方向
とするか、または使用する回線の数を少なくする方向と
するかを比較の際に示す近距離メモリとなることが考え
られる。
【0031】交換機(C)の近距離メモリは本実施例の
説明には使用しないので省略するが、構成方法は同じで
ある。
【0032】交換機(A)の通話局メモリ14の構成
は、図2(c)に示されているように、交換機(A)に
収容するすべての電話機(自局電話機)に対応して、相
互接続中の相手電話機の局情報が、随時に登録されるよ
うになっている。
【0033】本実施例では図1にて、電話機1と電話機
2が相互接続されて二者通話しているので、通話局メモ
リの電話機1に対応して、交換機(C)の局番号である
13が登録されている。この局番号の登録は、電話機1
が発信端末である場合は発信時にダイヤル操作した番号
から識別して登録され、また電話機1が着信端末であっ
た場合には、一般的に発信者番号通知とよばれているサ
ービスで、交換機(C)から交換機(A)に送られてく
る情報を識別して登録するものである。
【0034】交換機(B)、(C)の通話局メモリは本
実施例の説明には使用しないので省略するが、構成方法
は同じである。
【0035】次に、本発明の実施例の動作について、図
を参照して詳細に説明する。
【0036】図3〜図5は、本発明の局間の端末接続方
法の一実施例を示すフローチャートであり、図3〜図5
を参照して、本実施例の交換機ネットワークシステムに
おける、追加端末に最も近くに位置する交換機が追加端
末と回線の間を接続をするように、交換機間で調整する
端末接続調整手段の主要動作ステップについて説明す
る。
【0037】なお、近距離メモリの固定情報は交換機の
保守者が保守コンソール等を用いて記憶させるものであ
り、また通話局メモリの情報は交換機が受信したダイヤ
ル情報の局番号をそのまま記憶させるものであるので、
動作としては共に単純であるから、その記憶するための
ステップについての説明は省略する。
【0038】最初に、図1における電話機1が、交換機
(A)、回線(A)の通話線(A)、交換機(B)、回
線(B)の通話線(B)、交換機(C)を経由して電話
機2と通話を行っている。ここで、電話機1が電話機3
を追加電話機として呼びだして三者通話するためにダイ
ヤル操作(局番号13と、電話機3の内線番号をダイヤ
ル)を行うと、交換機(A)の接続制御装置8はこのダ
イヤル情報を受信し、追加電話機と接続すべき電話機1
に対応する通話局メモリから、相互接続中の電話機2の
局情報(局番号=13)を読み出す(ステップ10
1)。
【0039】次に、通話局メモリから読み出した局情報
(局番号=13)と、ダイヤル情報から識別される追加
電話機3を収容する交換機(C)の局番号(局番号=1
3)が一致するか否かを判断する。(ステップ10
2)。
【0040】この場合は一致するので、相手の電話機2
と追加する電話機3の接続要求情報を、制御線(A)を
介して交換機(B)へ送信する。この接続要求情報は交
換機(C)の局番号と、電話機3の内線番号を含んでい
る(ステップ103)。
【0041】次いで、交換機(B)が接続要求情報を受
信すると、接続制御装置9は、接続要求情報に含まれて
いる局番号が自交換機の局番号ではないと判断し、受信
した接続要求情報をそのまま制御線(B)を介して交換
機(C)へ送信する(ステップ104)。
【0042】次に、交換機(C)が接続要求情報を受信
すると、接続制御装置10は、接続要求情報に含まれて
いる局番号が自交換機の局番号であると判断し、相互通
話中の相手である電話機2が使用している回線(B)の
通話線(B)に、追加する電話機3を接続する(ステッ
プ105)。これにより、電話機1、2、3が2本の回
線(A)、(B)を使用して三者通話を行うことができ
る。
【0043】なお、ステップ101、102、103、
104、105、106のフローは、交換機(A)、
(B)、(C)それぞれに同じものが設けられるが、電
話機が収容される交換機の位置が異なっても、動作は同
じなので、ここでは省略する。次に別の接続例として、
図1における電話機1が、交換機(A)、回線(A)の
通話線(A)、交換機(B)、回線(B)の通話線
(B)、交換機(C)を経由して電話機2と通話を行っ
ているときに、電話機1が電話機4を追加電話機として
呼びだして三者通話するためのダイヤル操作(局番号1
2と、電話機4の内線番号をダイヤル)を行った場合の
動作について説明する。
【0044】最初に、交換機(A)の接続制御装置8は
このダイヤル情報を受信し、追加電話機と接続すべき電
話機1に対応する通話局メモリから、相互接続中の電話
機2の局情報(局番号=13)を読み出す(ステップ1
01)。
【0045】次に、通話局メモリから読み出した局情報
(局番号=13)と、ダイヤル情報から識別される追加
電話機4を収容する交換機(B)の局番号(局番号=1
2)が一致するかを判断する。(ステップ102)。
【0046】この場合は一致しないので、接続制御装置
8は追加する電話機4を収容する交換機が、自交換機
(A)か否かを確認する。ここではダイヤル操作により
局番号12を受信しているので、自交換機(A)ではな
いと判断する(ステップ106)。もしも、追加電話機
が交換機(A)に収容されていれば、ステップ107に
て、追加電話機と通話線(A)が接続されることにな
る。
【0047】しかし自交換機ではないので、つぎに近距
離メモリ12から、追加電話機4が収容される交換機
(B)、および相互接続されている隣の中継交換機
(B)とに対応する情報を読み出すと、情報1が読み出
せる(ステップ108)。
【0048】読み出した情報は1(情報1=相手交換機
が近距離)であると判断する(ステップ109)。
【0049】もしも、読みだした情報が0(情報0=自
交換機が近距離)であった場合は、ステップ110に
て、ダイヤル情報に基づいて他の交換機へ発信接続し、
発信で選択し捕捉した新たな回線と電話機1とを接続す
る。このとき、発信接続を行う理由は、追加電話機が他
の交換機に収容されていることが、ステップ106にて
明白なためである。
【0050】しかし、情報は1(情報1=相手交換機が
近距離)なので、接続制御装置8は、電話機4の接続要
求情報を、制御線(A)を介して交換機(B)へ送信す
る。この接続要求情報は交換機(B)の局番号と、電話
機4の内線番号を含んでいる(ステップ111)。
【0051】次に交換機(B)の接続制御装置9が接続
要求情報を受信し、追加電話機4が収容される交換機が
自交換機(B)かを確認し、受信した局番号が12であ
るから自交換機であると判断する(ステップ112)。
【0052】そして、相互接続に使用している回線
(A)の通話線(A)に、追加電話機4を接続する(ス
テップ113)。これにより、電話機1、2、4が2本
の回線(A)、(B)を使用して三者通話を行うことが
できる。
【0053】もしも、ステップ112にて、追加電話機
が収容される交換機が自交換機でなければ、接続制御装
置9は近距離メモリ12を読みだして、処理を判断する
ことになる。
【0054】なお、本実施例では近距離メモリの構成を
図2で、情報0は自交換機が近距離、そして情報1は相
手交換機が近距離と説明したが、距離のかわりに回線を
使用するときに必要な回線使用料金(課金値)によって
情報を定めても良い。このとき回線使用料金が時間帯に
よって変動するネットワークの場合は、時間帯別に複数
の近距離メモリを設けて本発明を実施することもでき
る。
【0055】また、本実施例では交換機相互間の回線を
固定的な専用線として説明したが、どこの相手交換機と
も接続可能な公衆網回線を用いたとしても本発明の実施
に支障はない。
【0056】この場合、最初の二者通話接続を行う際の
被呼者を指定するためのダイヤル情報や発信者番号通知
サービスによる発信者情報にて識別される相手交換機情
報を、公衆網回線ごとにメモリを設けて記憶しておけ
ば、近距離メモリの中継交換機に対応させることができ
る。従って専用線回線を用いた場合と異なり、全ての相
手交換機が、近距離メモリの中継交換機としての記憶対
象となる。
【0057】また近距離メモリの追加電話機局と通話局
メモリの局情報は、二者通話/三者通話の被呼者を指定
するためのダイヤル情報に対応させるのは専用線回線を
用いた場合と同じである。
【0058】このようにして、公衆網回線ごとに簡単な
メモリを設けて相手交換機情報を記憶させれば、公衆網
回線を用いたネットワーク、または公衆網回線と専用線
回線が混在するネットワークでも本発明の実施は可能で
ある。
【0059】さらに、本実施例では近距離メモリと通話
メモリを各交換機に設けるようにしているが、ホスト
コンピュータと交換機を連動させることが可能なシステ
ムにおいては、ホストコンピュータに近距離メモリと通
話局メモリの両方またはどちらか一方を設け、交換機と
ホストコンピュータ間で必要な情報を送受することで本
発明を実施することもできる。
【0060】また、本実施例では理解を容易にするため
に電話機(または回線)と回線の相互接続を直に行って
いるように説明したが、一般的には外線トランク装置等
を用いて回線と接続する場合が多い。さらに、複数の端
末で通話をするときに、専用の三者通話トランクや会議
トランクといった装置を経由する場合もあるが、いずれ
の場合でも近距離メモリと通話局メモリを利用して行う
基本動作は変わらないので、本発明を実施するのに支障
はない。
【0061】さらに、本実施例では二者通話から三者通
話とする場合について説明したが、四者通話以上の場合
であっても本発明の方法とその装置を変形させて使用す
ことができる。
【0062】この場合は自交換機の電話機(または回
線)と既に相互接続されている回線(中継交換機)が2
本以上の可能性があるので、通話局メモリを端末毎に複
数の局情報を記憶できるようにし、記憶された複数の交
換機の中で追加端末を収容している交換機があるか否か
を検索すれば良い。
【0063】また、近距離メモリ中の複数の中継交換機
の対応情報を読みだして、最初に見つかった情報1(相
手交換機が近距離)の中継交換機へ接続要求情報を送信
するだけで良い。
【0064】またさらに、近距離メモリの複数の中継交
換機の中でも、最も追加端末に近距離の中継交換機を選
択したい場合は、対応する情報を0と1だけでなく2以
上にすれば良い。例えば情報0(自交換機が近距離)、
情報1(相手交換機が近距離で1番近距離)、情報2
(相手交換機が近距離で2番近距離)、情報3(相手交
換機が近距離で3番近距離)とし、追加接続に関係する
対応情報がすべて情報0(自交換機が近距離)なら自交
換機が近距離と判断する。そうでない時は、最も数字の
小さい情報を持つ相手交換機へ接続要求情報を送信すれ
ば良い。
【0065】
【発明の効果】第1の効果は、複数の端末を接続すると
きに使用する回線数を少なくすることができるので、回
線が全話中に遭遇する確率が低下することである。これ
により設置する回線数が少なくても円滑にサービスを提
供できるし、回線設備費用を削減することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の局間の端末接続装置の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の局間の端末接続方法の一実施例のメモ
リ構成を示す図である。
【図3】本発明の局間の端末接続方法の一実施例の動作
を示すフローチャートその1である。
【図4】本発明の局間の端末接続方法の一実施例の動作
を示すフローチャートその2である。
【図5】本発明の局間の端末接続方法の一実施例の動作
を示すフローチャートその3である。
【図6】従来の局間の端末接続方法を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1、2、3、4 電話機 5、6、7 主スイッチ 8、9、10 接続制御装置 11、12、13 近距離メモリ 14、15、16 通話局メモリ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3以上の交換機を経由して発信端末と着
    信端末との間を接続していて、前記端末間の接続に追加
    接続させるべき追加端末が発生したときの接続処理方法
    において、隣接する 2台の交換機のうちどちらが追加端末に近いか
    を識別し得る情報を各交換機の近距離メモリに記憶する
    ステップと、前記近距離メモリに記憶された情報を用いて、前記交換
    機の中で、追加端末に最も近い交換機に追加端末を接続
    するように、 各交換機間で端末接続を調整するステップ
    を有することを特徴とする局間の端末接続方法。
  2. 【請求項2】 3以上の交換機を経由して発信端末と着
    信端末との間を接続していて、前記端末間の接続に追加
    接続させるべき追加端末が発生したときの接続処理装置
    において、隣接する 2台の交換機のうちどちらが追加端末に近いか
    を識別し得る情報を記憶する各交換機の近距離メモリ
    と、前記近距離メモリに記憶された情報を用いて、前記交換
    機の中で、追加端末に最も近い交換機に追加端末を接続
    するように、 各交換機間で端末接続を調整する手段を有
    することを特徴とする局間の端末接続装置。
  3. 【請求項3】 前記各交換機の近距離メモリが、 自交換機から追加接続する端末を収容する交換機の距離
    と、自交換機に隣接する交換機から追加接続する端末を
    収容する交換機の距離のどちらが近距離であるかを固定
    情報として記憶する近距離メモリである請求項2記載の
    局間の端末接続装置。
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