JP2980533B2 - 予混合式ガスバーナ - Google Patents

予混合式ガスバーナ

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JP2980533B2
JP2980533B2 JP7062128A JP6212895A JP2980533B2 JP 2980533 B2 JP2980533 B2 JP 2980533B2 JP 7062128 A JP7062128 A JP 7062128A JP 6212895 A JP6212895 A JP 6212895A JP 2980533 B2 JP2980533 B2 JP 2980533B2
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  • Gas Burners (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は予混合式ガスバーナに関
するものであり、特に予混合式ガスバーナのパイロット
バーナ不着火を防止するためのものである。
【0002】
【従来の技術】バーナの着火は、まずスパークロッドに
て火花を発生させてパイロットバーナを着火し、パイロ
ットバーナの火炎を利用してメーンバーナの着火が行わ
れるものであり、パイロットバーナの設置方法として
は、メーンバーナと独立して設ける場合の他に、実開4
−57022に記載のように、ウインドボックス内にパ
イロットガスノズル、パイロットガスノズルに近接して
フレームロッドおよびスパークロッドを設け、メーンバ
ーナの一部分をパイロットバーナ部としておき、パイロ
ットバーナ部に着火を行い、パイロットバーナ部に設け
たフレームロッドにて火炎中を流れる電流を検出して火
炎の有無を検出する予混合式ガスバーナが提案されてい
る。
【0003】しかし、パイロットバーナに着火を行う
際、正常な着火が行われず不着火を発生することがあ
り、また、パイロット火炎とフレームロッドの電極の位
置がずれていると火炎が検出されず、異常と判断される
こともあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、予混合式ガスバーナのパイロットバーナへ
の不着火を防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】バーナのウインドボック
ス内に予混合ガスを導入し、ウインドボックス先端に設
けた燃焼プレートの下流で燃焼を行う予混合式ガスバー
ナであって、ウインドボックス内の壁面近くにパイロッ
トガスノズル、パイロットガスノズルに近接する位置に
フレームロッドおよびスパークロッドを設け、メーンバ
ーナの一部分をパイロットバーナ部とした予混合式ガス
バーナにおいて、パイロットガスノズルのガス噴射方向
を、フレームロッドおよびスパークロッド方向へ集中さ
せることによって、パイロットバーナへの着火と火炎の
検出を確実に行う。また、パイロットバーナ部へ空気が
多く送られないようにしたり、ウインドボックス内へ送
り込む燃焼用空気量を低下させる手段を設けておき、パ
イロットバーナ着火時には送風量を低下させる制御を行
うことにより、着火性を向上させる。
【0006】
【作用】従来のパイロットガスノズルはガス噴射口が放
射状に設けられており、燃料ガスはパイロットバーナ部
全体に広がるため、スパークロッド付近のガス量が不足
して着火できなかったり、火炎位置がフレームロッド部
分とずれていたために火炎が検出されない場合があった
が、パイロットガスノズルより噴射する燃料ガスをフレ
ームロッドおよびスパークロッド方向へ集中することに
よって、スパークロッド付近の燃料ガス比率が高まるた
め着火性が良くなり、着火後はフレームロッド部分で燃
焼するため火炎の有無を確実に検出できる。また、パイ
ロットガスノズル付近へ送られる空気量を減少すると、
相対的に燃料ガス比率が高まり、着火性が向上される。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を説明する。予混合バーナ
の元側には送風機1から送られる燃焼用空気と、メーン
ガス供給配管2から送られる燃料ガスを混合する混合室
3が設けられており、混合室3はバーナのウインドボッ
クス4に接続されている。ウインドボックス4内の混合
室3との接続部近くには、混合室3から送られてきた予
混合ガスをウインドボックス4内に拡散するためのじゃ
ま板5、さらに下流にパンチングメタルからなる整流板
6、バーナの先端には多数の孔が開けられた燃焼プレー
ト7をそれぞれ設ける。
【0008】整流板6と燃焼プレート7の間で、ウイン
ドボックス壁面8近くにパイロットガスノズル9、整流
板6と燃焼プレート7の間でパイロットガスノズル9を
囲むように仕切り板10を設けてパイロットバーナ部を
形成し、パイロットバーナ部の燃焼プレート7より下流
側に火花を発生させるスパークロッド11、パイロット
バーナ部の燃焼プレート7より下流側で火炎の検出を行
うフレームロッド12を設ける。
【0009】バーナの燃焼制御は制御装置14にて行わ
れ、制御装置14は送風機1、メーンガス供給配管2中
に設けられているメーン電磁弁15、パイロットガスノ
ズルへ燃料ガスを供給するパイロットガス供給配管16
中に設けられているパイロット電磁弁17、スパークロ
ッド11、フレームロッド12にそれぞれ接続されてい
る。
【0010】パイロットバーナ部への着火を行う場合、
制御装置14は送風機1を稼働することによって混合室
3へ燃焼用空気を送り込むが、メーン電磁弁15は開か
ず燃料ガスの供給は行われないために燃焼用空気のみが
ウインドボックス4内へ送り込まれる。ウインドボック
ス4内へ入った燃焼用空気は、じゃま板5に当たりウイ
ンドボックス4内に拡散され、整流板6に開けられた孔
を通過し、燃焼用空気の一部は仕切り板10で囲まれた
パイロットバーナ部へ入る。パイロットガスノズル9の
ガス噴射口13はスパークロッド11方向とフレームロ
ッド12方向に向けられており、燃料ガスは燃焼用空気
と混合されて燃焼プレート7の孔を通過する。燃料ガス
はスパークロッド11へ向けて噴射されているため、ス
パークロッド11付近の予混合ガスはガス濃度が高くな
っており、スパークロッド11にて火花を発することで
容易にパイロット火炎が形成される。また、燃料ガスは
フレームロッド12へ向けても噴射されているためフレ
ームロッド12付近で火炎が燃焼し、フレームロッド1
2は確実に火炎を検出できる。メーンバーナの燃焼はメ
ーンガス供給管2より燃料ガスを供給することで行わ
れ、燃料ガスは混合室3内で燃焼用空気と混合されて予
混合ガスとしてウインドボックス4へ入り、燃焼プレー
ト7より先の全面で燃焼が行われる。
【0011】図2は整流板6の孔の径、図3は整流板6
の孔の密度を変更した場合のA−A断面図であり、図4
はじゃま板5の形状を変更した場合のB−B断面図であ
る。整流板6の仕切り板10で囲まれたパイロットバー
ナ部へ燃焼用空気を導入する孔を、他の部分の径より小
型化、または他の部分の密度より減少させると、パイロ
ットバーナ部へ導入される燃焼用空気量は減少する。ま
た、じゃま板5をパイロットバーナ部側へ広くすること
によってもパイロットバーナ部へ導入される空気量は減
少する。パイロットバーナ部の空気量を減少することで
ガス濃度を高くし、不着火を防止する。
【0012】また、着火時に空気供給量を減少させるこ
とでも不着火を防ぐことができる。送風機1を駆動する
モータを電圧変化により回転数の変更が可能な直流モー
タとし、制御装置14内に送風機1のモータへ供給され
る電圧を低下する回路を設けておき、スパークロッド1
1より火花を発してパイロットバーナへの着火を行う際
に、送風機1へ供給される電圧を低下することで送風機
1から送られる空気量を低下し、パイロットバーナ部の
ガス比率を高くした状態で着火することで不着火を防止
する。着火後は送風機1へ供給される電圧を通常に戻
し、メーンバーナを燃焼する場合は通常の空気量を供給
する。
【0013】
【発明の効果】本発明を実施することによって、パイロ
ットバーナの不着火を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の一部断面図
【図2】 図1のA−A断面図
【図3】 他の実施例でのA−A断面図
【図4】 図1のB−B断面図
【図5】 一実施例での概要を示した斜視図
【符号の説明】
1 送風機 2 メーンガス供給配管 3 混合室 4 ウインドボックス 5 じゃま板 6 整流板 7 燃焼プレート 8 ウインドボックス壁面 9 パイロットガスノズル 10 仕切り板 11 スパークロッド 12 フレームロッド 13 ガス噴射口 14 制御装置 15 メーン電磁弁 16 パイロットガス供給配管 17 パイロット電磁弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23D 14/14 - 14/18 F23N 1/02 F23N 3/08 F23Q 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナのウインドボックス内に燃焼用空
    気と燃料ガスを導入し、燃焼用空気流れ方向下流側のウ
    インドボックス先端に設けた燃焼プレートの下流で燃焼
    を行う予混合式ガスバーナであって、ウインドボックス
    内の壁面近くにパイロットガスノズルを設け、パイロッ
    トガスノズルを囲むように仕切り板を設けることでメー
    ンバーナの一部分をパイロットバーナ部とし、パイロッ
    トバーナ部の燃焼プレート下流側に火花を発生させるス
    パークロッドとパイロットバーナ部の燃焼プレート下流
    側で火炎の検出を行うフレームロッドを、それぞれパイ
    ロットバーナ部内に燃焼用空気流れ方向と平行となるよ
    うに設けた予混合式ガスバーナにおいて、パイロットガ
    スノズルからのガス噴射方向がフレームロッドおよびス
    パークロッドのそれぞれの方向となるように、パイロッ
    トガスノズルのガス噴射口を設けたことを特徴とする予
    混合式ガスバーナ。
  2. 【請求項2】 バーナのウインドボックス内に燃焼用空
    気と燃料ガスを導入し、燃焼用空気流れ方向下流側のウ
    インドボックス先端に設けた燃焼プレートの下流で燃焼
    を行う予混合式ガスバーナであって、ウインドボックス
    内の壁面近くにパイロットガスノズルを設け、パイロッ
    トガスノズルを囲むように仕切り板を設けることでメー
    ンバーナの一部分をパイロットバーナ部とし、パイロッ
    トバーナ部の燃焼プレート下流側に火花を発生させるス
    パークロッドとパイロットバーナ部の燃焼プレート下流
    側で火炎の検出を行うフレームロッドを設けた予混合式
    ガスバーナにおいて、ウインドボックス内に燃焼用空気
    流れ方向に対して垂直なじゃま板を設け、該じゃま板は
    ウインドボックス中心部からパイロットバーナ部側へ広
    くすることによってパイロットバーナ部へ送られる空気
    量を減少させる形状としたことを特徴とする予混合式ガ
    スバーナ。
  3. 【請求項3】 バーナのウインドボックス内に燃焼用空
    気と燃料ガスを導入し、燃焼用空気流れ方向下流側のウ
    インドボックス先端に設けた燃焼プレートの下流で燃焼
    を行う予混合式ガスバーナであって、ウインドボックス
    内の壁面近くにパイロットガスノズルを設け、パイロッ
    トガスノズルを囲むように仕切り板を設けることでメー
    ンバーナの一部分をパイロットバーナ部とし、パイロッ
    トバーナ部の燃焼プレート下流側に火花を発生させるス
    パークロッドとパイロットバーナ部の燃焼プレート下流
    側で火炎の検出を行うフレームロッドを設けた予混合式
    ガスバーナにおいて、ウインドボックス内に燃焼用空気
    流れ方向に対して垂直な面に燃焼用空気を通す多数の孔
    を開けた整流板を設け、該整流板は、パイロットバーナ
    部の手前にあたる部分の孔を、他の部分の孔の径よりも
    小型化したり、他の部分の密度よりも減少させることに
    より、パイロットバーナ部へ送られる空気量を減少させ
    る形状としたことを特徴とする予混合式ガスバーナ。
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JP5687550B2 (ja) * 2011-04-21 2015-03-18 株式会社ヒートマシンサービス 表面改質用火炎噴射装置及び該火炎噴射装置を用いた表面改質方法
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JP5310898B1 (ja) * 2012-04-02 2013-10-09 システム環境株式会社 メタルニットバーナ

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