JP2980364B2 - 浴槽洗浄装置 - Google Patents

浴槽洗浄装置

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JP2980364B2 JP2306432A JP30643290A JP2980364B2 JP 2980364 B2 JP2980364 B2 JP 2980364B2 JP 2306432 A JP2306432 A JP 2306432A JP 30643290 A JP30643290 A JP 30643290A JP 2980364 B2 JP2980364 B2 JP 2980364B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、浴槽を自動的に洗浄する浴槽洗浄方法に関
するものである。
〔従来の技術〕
浴槽を洗浄する装置として、実開昭63−71869号公報
が知られている。この装置は、浴槽の蓋に洗剤を含有さ
せた洗浄液を噴射する洗浄ノズルと、水道等の水を噴射
する水噴射ノズルとを設け、浴槽の洗浄に際しては、洗
浄タンクから洗浄液をポンプで洗浄ノズルに供給し、こ
れを浴槽内に噴射して汚れを落とし、その後に、水の供
給源から水噴射ノズルに水を供給して浴槽内に噴射さ
せ、前記洗浄液によって落とされた浴槽の汚れ成分と洗
浄液とを洗い流し、排水孔から排出させるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、この従来の洗浄方式は、洗浄液を常温の状態
で噴射しているため、洗浄液の化学的洗浄能力が劣り、
浴槽内壁面の洗浄を効果的に行うことができないという
問題があった。また、洗浄ノズルから噴射された洗浄液
は繰り返し使用されず、次に噴射される水とともに排水
孔から流出する方式であるので、洗剤使用の上で無駄が
あった。
本発明者等は試作研究を重ね、これらの問題点を解決
する試作装置を得た。それは、浴槽の底面に戻り管を連
通接続し、この戻り管の先端側にポンプの吸込側を接続
し、ポンプの吐出側には往管を接続し、その往管の先端
側を洗浄ノズルに連通接続して循環管路を形成し、この
循環管路に加熱源を組み込み、洗浄ノズルから噴射した
洗浄液を戻り管から回収し、その回収した洗浄液をポン
プ駆動により洗浄ノズルに導き、加熱源を通るときに熱
せられた洗浄液を浴槽内壁面に循環噴射し、洗浄液の化
学的洗浄力と噴射衝突力により浴槽内壁面の汚れを落と
すものである。
ところで、最近、浴槽への湯張りと追い焚きとが可能
な全自動風呂釜が普及している。このような全自動風呂
釜が装備されている浴槽に前記提案の洗浄装置を組み込
み、制御装置により浴槽の洗浄から湯張りを経て追い焚
きに至る全自動運転を行わせるシステム展開が考えられ
る。このようなシステム展開を図る場合には、浴槽の洗
浄から追い焚きに至る時間を短くし、洗浄を開始してか
ら入浴できるまでの時間を短縮することが望ましい。こ
のような観点から、全自動運転による浴槽洗浄に際して
は洗剤の無駄を省くために洗剤量を少なくし、洗浄時間
を短縮するために洗浄液の噴射時間を短くし、さらには
洗浄液噴射の騒音を小さくするために洗浄液の噴射圧を
やや小さめにして簡易な洗浄動作を行わせることが使用
上便利である。
しかしながら、簡易な洗浄によって浴槽内壁面の汚れ
を落とす場合、特に、泡風呂のように浴槽内壁面の汚れ
が激しい場合には、洗浄を行ってもわずかの汚れが残る
場合があり、このような洗浄残りの汚れが蓄積していく
と、次第に浴槽内壁面の汚れがめだつようになり、この
汚れを入手により落とさなければならなくなる場合が生
じる。しかし、入手による浴槽洗浄は、無理な姿勢を強
いられることから重労働となり、特に、老人や身体障害
者にとっては苦痛の仕事となる。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであ
り、その目的は、全自動運転による簡易な浴槽洗浄を行
って洗浄残りの汚れが次第に蓄積したとしても、これを
人手によらず全自動運転とは別系統の丁寧な洗浄を行っ
て前記洗浄残りの汚れをきれいに落とすことができる浴
槽洗浄装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、次のように構成
されている。すなわち、本発明は、浴槽への水張り又は
湯張りと追い焚きとが可能な風呂釜が備えられている浴
槽洗浄装置であって、この浴槽洗浄装置は、洗剤投入手
段と、ポンプで加圧された投入洗剤を浴槽内壁面に噴射
する洗浄ノズルと、与えられたプログラムに従って浴槽
洗浄動作と水張り又は湯張りの動作と追い焚き動作の制
御を行う制御装置と、この制御装置に接続されているリ
モコンとを備え、このリモコンには洗浄運転から水張り
又は湯張りを経て追い焚きに至る全自動運転を行わせる
全自動ボタンと、洗浄運転のみを行わせる洗浄ボタンと
が設けられ、前記制御装置は前記全自動ボタンの指令に
より簡易な洗浄運転を行わせる簡易洗浄制御機能の手段
と、洗浄ボタンの指令により前記簡易洗浄制御機能より
は洗浄量と洗浄ノズルからの噴射時間と洗浄ノズルの噴
射圧のいずれか1つ以上を増大する方向に変更してより
丁寧な洗浄を行う丁寧洗浄制御機能の手段とを有してい
ることを特徴として構成されている。また、本発明は、
浴槽への水張り又は湯張りと追い焚きとが可能な風呂釜
が備えられている浴槽洗浄装置であって、この浴槽洗浄
装置は、洗剤含有の洗浄液を浴槽内壁面に噴射する洗浄
ノズルと、この洗浄ノズルから浴槽内に噴射された洗浄
液を浴槽の底部側から回収して洗浄ノズルに循環供給す
るポンプ組み込みの洗浄液循環管路と、洗浄液の循環経
路に洗剤を投入する洗剤投入手段と、循環噴射される洗
浄液の加熱手段と、与えられたプログラムに従って浴槽
洗浄動作と水張り又は湯張りの動作と追い焚き動作の制
御を行う制御装置と、この制御装置に接続されているリ
モコンとを備え、このリモコンには洗浄運転から水張り
又は湯張りを経て追い焚きに至る全自動運転を行わせる
全自動ボタンと、洗浄運転のみを行わせる洗浄ボタンと
が設けられ、前記制御装置は前記全自動ボタンの指令に
より簡易な洗浄運転を行わせる簡易洗浄制御機能の手段
と、洗浄ボタンの指令により前記簡易洗浄制御機能より
は洗剤量と洗浄液の噴射時間と洗浄液の噴射圧のいずれ
か1つ以上を増大する方向に変更してより丁寧な洗浄を
行う丁寧洗浄制御機能の手段とを有していることを特徴
として構成されており、また、前記リモコンには洗浄ボ
タンによる洗浄運転に際して洗剤投入手段による洗剤の
投入量を増大する方向に変更できる洗剤量設定部と、洗
浄液の噴射時間を増大する方向に変更できる噴射時間設
定部とが設けられていることも本発明の特徴的な構成と
されている。
〔作用〕
本発明では、リモコンの全自動ボタンがオンされる
と、簡易な洗浄動作、つまり、簡易洗浄制御機能による
簡易な制御方式により浴槽の洗浄が行われる。この洗浄
は、例えば浴槽の底面側に溜められた洗浄液(水又は湯
と洗浄との混合液)がポンプ起動により洗浄液循環管路
を通して洗浄ノズルに導かれ、この洗浄ノズルに至る途
中で加熱手段によって加熱された洗浄液が浴槽内壁面に
循環噴射されることで、浴槽内壁面の汚れは洗浄液の化
学的洗浄力と噴射衝突力とによって落とされる。この洗
浄液の噴射の後、例えば風呂釜側から洗浄液循環管路を
介して洗浄ノズルに水又は湯が供給され、この水又は湯
が洗浄ノズルから浴槽内壁面に噴射されることで、浴槽
内壁面に付着している洗浄液とこの洗浄液により落とさ
れた汚れ成分が浴槽から排出される。そして、この洗浄
動作が完了した後に、湯張り(又は水張り)と追い焚き
とが連続的に行われて風呂が沸き上げられる。
前記全自動運転による簡易な浴槽洗浄によって落とし
切れなかった汚れが蓄積してめだつようになった場合に
は、洗浄ボタンをオンすることにより、より丁寧な洗浄
運転が次のようにして行われる。まず、洗浄ボタンがオ
ンされると、丁寧洗浄制御機能が働き、制御装置は洗剤
投入手段から投入される洗剤量と、洗浄液の噴射時間
(ポンプの回転時間)と、洗浄液の噴射圧(ポンプの単
位時間当りの回転数)のいずれか1つ以上を増大する方
向に変更して、より丁寧な洗浄が行われ、前記簡易な洗
浄動作で落とし切れなかった洗浄残りがきれいに落とさ
れる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図には本発明に係る浴槽洗浄装置の一実施例の洗浄シ
ステムが示される。同図において、蓋14が開閉自在とな
っている浴槽1の底面には排水管16が連通接続されてお
り、この排水管16には電磁弁等の自動排水弁17が介設さ
れている。また、浴槽1の対向側壁には洗浄ノズル18a,
18bが噴射孔を浴槽内壁面に向けて取り付けられてい
る。
本実施例ではこの洗浄ノズル18a,18bは内部に弁機構
を内蔵しており、噴射孔に通じる流路の開閉(弁開閉)
が可能になっている。前記洗浄ノズル18aは分岐往管6a
に接続されており、また、洗浄ノズル18bは分岐往管6b
に接続されている。そして、分岐往管6a,6bが合流され
て一本になった往管6の入口側は加熱手段として機能す
る追い焚き熱交換器10を介してポンプ4の吐出側に接続
されている。ポンプ4の吸込側には戻り管5の出口側が
接続されており、戻り管5の戻り端側は流路切り換え用
の電磁弁等の戻り管開閉弁20,21を設けて第1の戻り分
岐管22と第2の戻り分岐管23に分岐されており、第1の
戻り分岐管22の戻り循環口は浴槽1の底部側、この実施
例では排水管16に接続されている。そして第1の戻り分
岐管22には水位センサとして機能する圧力センサ8が連
通接続され、この圧力センサ8により常時浴槽1内の湯
水の水位を検出することができるようになっている。前
記第2の戻り分岐管23の戻り循環口側は浴槽1の側壁に
連通接続されている。前記第1の戻り分岐管22、戻り管
5、ポンプ4、追い焚き熱交換器10、往管6および分岐
往管6a,6bを経て洗浄ノズル18a,18bに至る管路は洗浄液
循環管路を構成し、第2の戻り分岐管23から同様に戻り
管5、ポンプ4、追い焚き熱交換器10、往管6および分
岐往管6a,6bを経て洗浄ノズル18a,18bに至る管路は追い
焚き循環管路3を構成している。なお、洗浄液循環管路
に浴槽1を加えた閉経路は洗浄液循環経路を構成する。
前記戻り管5には管内を流れる液体の流れを検出する
水流センサ24と、管内を流れる液体の温度を検出する温
度センサ25が設けられており、さらに、戻り管5には洗
剤供給管26が接続されており、この洗剤供給管26は電磁
弁等の洗剤開閉弁27を介して洗剤タンク28に接続されて
おり、この洗剤タンク28には浴槽1の上端濡れ縁に設け
た投入口29から液状の洗剤が入れられている。前記洗剤
供給管26と、洗剤開閉弁27と、洗剤タンク28とは洗剤投
入手段を構成している。そして、この洗剤投入手段と、
前記戻り管開閉弁20,21と、圧力センサ8とは匡体30に
集約されて洗浄ユニット31として組み立てられ、この洗
浄ユニット31は浴室内に設置されている。
前記追い焚き熱交換器10の隣り側には給湯熱交換器12
が配置されており、給湯器11の給水管13にはこの給水管
を通る水の流量を検出する流量センサ39と、この給水の
水の温度を検出する給水温度センサ40とが設けられ、ま
た、給湯熱交換器12の出口側には出湯温度を検出する出
湯温度センサ41が設けられている。前記追い焚き側の、
ポンプ4、追い焚き熱交換器10、水流センサ24および温
度センサ25と、給湯側の、流量センサ39、給水温度セン
サ40、給湯熱交換器12および出湯温度センサ41と、追い
焚き側と給湯側との連通管路を開閉する電磁弁等の注湯
開閉弁15とは匡体42に集約されて浴槽1への水張りおよ
び湯張りが可能な全自動風呂釜43を構成しており、この
全自動風呂釜43はこの実施例では浴室から離れた位置に
設置されている。
前記自動排水弁17と、戻り管開閉弁20,21と、洗剤開
閉弁27と、注湯開閉弁15との管路開閉(弁開閉)制御
と、洗浄ノズル18a,18bの弁開閉と、ポンプ4の運転制
御と、追い焚き熱交換器10および給湯熱交換器12の燃焼
制御(バーナの燃焼制御)は、制御装置44により行われ
ている。この制御装置44にはリモコン45が接続されてお
り、このリモコン45には洗浄運転と湯張り運転と追い焚
き運転を連続的に行わせる全自動ボタン46と、追い焚き
湯温設定部47と、湯張り水位設定部48と、洗浄運転のみ
を行わせる洗浄ボタン32とが設けられている。
前記制御装置44は第2図に示すように、信号入力部50
と、判断・命令部51と、タイマ52と、演算部53と、メモ
リ54とを有している。信号入力部50は、リモコン45から
の信号と、圧力センサ8からの水位検出信号と、水流セ
ンサ24からの水流検出信号と、各温度センサ25,40,41か
らの温度検出信号と、流量センサ39からの流量検出信号
とを受け、これらの信号を判断・命令部51に加える。判
断・命令部51は、前記信号入力部50からの信号を受け、
メモリ54に与えられている全自動運転モードと洗浄運転
モードのうち、ボタン46,32で指定されたモードのプロ
グラムの情報を受けてそのプログラムの進行状態を把握
し、必要に応じ、タイマ52にタイマ動作を指令し、演算
部53には水量等の演算を指令し、適宜各種の弁15,17,2
0,21,27と洗浄ノズル18a,18bに開閉制御信号を出力する
とともに、ポンプ4の運転と、追い焚きおよび給湯の各
熱交換器10,12のバーナ燃焼の制御とを行う。
メモリ54は、浴槽洗浄から風呂の追い焚きに至る全自
動運転のプログラムと、浴槽洗浄専用のプログラムとを
内蔵するとともに、前記水量演算等の演算結果や外部か
ら入れられる入力値(例えば設定値)を記憶する。前記
全自動運転のプログラム中の浴槽洗浄動作のプログラム
はその動作が短時間のうちに終わるように簡易な洗浄運
転となる簡易洗浄制御機能のものとなっており、これに
対し、浴槽洗浄専用のプログラムは、前記簡易な洗浄に
よって落ちなかった汚れを取り除くために、より丁寧に
洗浄動作を行う丁寧洗浄制御機能のものとなっている。
具体的には、丁寧洗浄制御機能は、簡易洗浄制御機能よ
りも、洗剤量と、洗浄液の噴射時間と、洗浄液の噴射圧
とがいずれも大きくなるようにして、取り残された浴槽
内壁面の汚れを完璧に落とすことができるように念入り
な洗浄制御方式となっている。
本実施例は上記のように構成されており、以下、第3
図に示すフローチャートに基づき、先ず、浴槽の洗浄か
ら風呂の追い焚きに至る全自動運転の一例を説明する。
最初に、浴槽1に蓋14をし、追い焚き湯温設定部47で追
い焚きの風呂湯温を設定し、湯張り水位設定部48で湯張
り水位を設定してからリモコン45の全自動ボタン46をオ
ンすると、このオン信号が制御装置44の信号入力部50を
経て判断・命令部51に加えられる。判断・命令部51は全
自動運転モードの指令を受け、ステップ101から148にか
けての簡易洗浄制御機能による簡易な洗浄運転を開始す
る。その運転のうち、まず最初はステップ101から105に
かけて追い焚き循環管路3内を大気に開放する洗剤投入
の準備動作を行う。
すなわち、ステップ101で、圧力センサ8からの水位
検出信号を受け、浴槽1内に湯水があるか否かの判断を
行う。浴槽1内が空のときには、洗剤開閉弁27を開け、
洗剤の投入動作に移る。これに対し、水位が検出され、
浴槽内に湯水があると判断されたときには、洗浄ノズル
18a,18bを開き、同時に戻り管開閉弁21を開け、続いて
自動排水弁17を開けて浴槽1内の湯水の排水を開始す
る。この湯水の排水に伴い、浴槽内に溜まっていた湯水
の水位は徐々に下がり、洗浄ノズル18a,18bの噴射孔よ
りも水位が低下すると、洗浄ノズル18a,18bの噴射孔か
ら空気圧が管路側に作用し、追い焚き循環管路3内に溜
まっている温水は浴槽1の水位の低下に伴い第2の戻り
分岐管23の戻り循環口から浴槽内に入り込む。そして、
浴槽の水位がこの戻り循環口を超えて低下したときに、
第1の戻り分岐管22を除き追い焚き循環管路3内は水抜
きされて全て大気に開放される。
この排水に伴う浴槽水位の低下状態は圧力センサ8に
より時々刻々検出される。そしてステップ104で浴槽1
内が空になったか否かが判断される。圧力センサ8によ
り水位が検出されているときには浴槽1内が空になって
いないものと判断し、圧力センサ8の検出信号が浴槽が
空の圧力である基準圧力を検出したときに浴槽1が空に
なったものと判断しステップ105で自動排水弁17を閉じ
る。前記ステップ101から105の動作で追い焚き循環管路
3内が大気に開放され、追い焚き循環管路3内に洗剤が
入り易い状態となる。この状態で、ステップ106におい
て洗剤開放弁27が開けられ、洗剤タンク28から洗剤が追
い焚き循環管路3内、この実施例では戻り管5内に投入
される。それと同時に、ステップ107で所定のT1時間が
経過したか否かの判断を行う。すなわち、制御装置44は
洗剤開閉弁27に開信号を加えた後、タイマ52を利用して
タイムをカウントし、T1時間が経過しない間は洗剤開閉
弁27を開いたままにしておき、T1時間が経過したときに
洗剤の無駄を省いた必要最小限(例えば20cc)の洗剤が
洗剤タンク28から洗剤供給管26を通って戻り管5内に供
給されたものと判断し、洗剤開閉弁27を閉じる。
次に、ステップ109から148にかけての洗浄動作に移
る。ステップ109では注湯開閉弁15を開け、給湯熱交換
器12のバーナ燃焼を行う。そして、S1℃の湯を追い焚き
循環管路3に落とし込む。この落とし込まれた湯は往管
6を通り洗浄ノズル18a,18bから浴槽1内に供給され
る。その一方で、戻り管5を通る湯は洗剤とともに第2
の戻り分岐管23を通って浴槽内に入り込む。これによ
り、浴槽1内には湯と洗剤とが混合した洗浄液が溜ま
る。ステップ110ではその浴槽に供給された湯の量が所
定のX1になったか否かの判断を行う。すなわち、判断
・命令部51は流量センサ39からの信号を受け、演算部53
に時々刻々供給水量を累積演算させる。その演算水量が
X1に達しない間は注湯開閉弁15を開いた状態に維持し
ておき、演算水量がX1に達したときに注湯開閉弁15を
閉じる。このX1の洗浄水が浴槽1に供給されること
で、浴槽1の底部側にはポンプ4を円滑に運転するのに
必要最小限の洗浄液(湯と洗剤の混合液)が溜められ
る。
前記X1の湯が供給された後、注湯開閉弁15が閉じら
れ、給湯が停止される。次に洗浄ノズル18bと戻り管開
閉弁21が閉じられ、戻り管開閉弁20が開けられる。そし
て、ポンプ4の起動が行われる。このポンプ4の単位時
間当りの回転数N(洗浄液の噴射圧)は汚れを落とすの
に必要最小限の値に設定されている。このポンプ4の起
動により、浴槽1の底部に溜まっている洗浄液は第1の
戻り分岐管22を通ってポンプ4に吸引され、さらにこの
吸引された洗浄液はポンプ4の吐出側から追い焚き熱交
換器10に入り込み、ここで、洗浄液は化学的洗浄能力を
発揮するのに適した温度、本実施例では50〜60℃に加熱
され、この加熱された温水の洗浄液は往管6を通って洗
浄ノズル18aから浴槽内に噴射される。
そして、この噴出された洗浄液は浴槽1の底面側に流
れ落ち、その底面側に流れ落ちた洗浄液は再び第1の戻
り分岐管22からポンプ4に吸引され、同様に追い焚き熱
交換器10を通った後洗浄ノズル18aから浴槽内に噴出さ
れる。この洗浄液の循環噴射中に、洗浄液の温度制御が
ステップ114から117にかけて行われる。
すなわち、制御装置44は温度センサ25から得られる温
度検出信号に基づき、洗浄液の温度がS2℃(例えば60
℃)以下であるか否かの判断をステップ114で行う。洗
浄液の温度がS2℃以下のときには追い焚き熱交換器10の
ガスバーナの燃焼をステップ115で行い、洗浄液を加熱
する。そしてステップ116で洗浄液の温度がS2℃以上で
あるか否かが再度判断され、S2℃よりも低いときには追
い焚き熱交換器10のバーナの燃焼を引き続き行って加熱
し、洗浄液の温度がS2℃以上になったときに熱交換器10
のバーナ燃焼を停止する。
次に、ステップ118で、ポンプ4が起動されてから汚
れを落とすのに必要最小限のT2時間経過したか否かの判
断を行う。T2時間を経過していないときにはステップ11
4から117の動作を繰り返し行い、循環噴射する洗浄液の
温度をS2の温度に制御し続ける。時間がT2間経過したと
きにステップ119でポンプ4を停止し、ステップ120で洗
浄ノズル18aを閉じ、洗浄ノズル18bを開ける。そしてス
テップ121で再びポンプ4を起動する。そうすると、浴
槽1から第1の戻り分岐管22を経て循環される洗浄液は
追い焚き熱交換器10を通り別の洗浄ノズル18bから浴槽
内に噴射されることとなり、この洗浄液の循環噴射が繰
り返し行われるのである。このとき、ステップ122から1
25では前記ステップ114から117の動作と同様に洗浄液の
温度制御が行われ、洗浄液はS3℃(例えば60℃)の温度
に保たれて浴槽1内に噴射される。
ステップ126ではステップ121のポンプ起動時から汚れ
を落とす必要最小限のT3時間が経過したか否かの判断が
前記ステップ118と同様に行われ、T3時間経過したとき
にポンプ4が停止され、次に自動排水弁17が開けられ
る。続いて戻り管開閉弁20が閉じられ、浴槽1内の洗浄
液が排水される。次に、注湯開閉弁15が開けられ、給湯
熱交換器12側からS4℃(例えば60℃)の湯が往管6の管
内を洗いながら洗浄ノズル18bに供給され、洗浄ノズル1
8bからその湯が浴槽内壁面に噴射され、浴槽内壁面に付
着している洗浄液とその洗浄液により落とされた汚れ成
分は浴槽1の底面側に洗い落とされて排出される。ステ
ップ131ではこの湯による洗浄時間がT4時間経過したか
否かが判断され、T4時間が経過したときには注湯開閉弁
15を閉じ洗浄ノズル18bからの湯の噴射を停止する。そ
して、ステップ133で洗浄ノズル18aを開き洗浄ノズル18
bを閉じる。次にステップ134で注湯開閉弁15を開け今度
は給湯熱交換器12側の湯を洗浄ノズル18aに供給し洗浄
ノズル18aから浴槽内壁面に向けて同様に湯を噴射し、
管路を洗いながら浴槽内壁面の洗浄液を落とす。そして
洗浄ノズル18aからの湯の噴射がT5時間経過したときに
ステップ136で注湯開閉弁15を閉じ湯の噴射を停止し、
ステップ137で洗浄ノズル18aを閉じる。
次にステップ138から142にかけて第2の戻り分岐管23
の管路内の洗浄が行われる。すなわち、ステップ138で
戻り管開閉弁21が開けられ、続いて注湯開閉弁15が開け
られる。この結果、給湯熱交換器12側の湯は戻り管5を
通って戻り管開閉弁21から第2の戻り分岐管23に入り、
この第2の戻り分岐管23内の洗浄液を洗いながら浴槽1
内に入り込んで排出される。この第2の戻り分岐管23内
の湯洗浄がT6時間経過したときに注湯開閉弁15を閉じ、
第2の戻り分岐管23の湯洗浄を停止し、戻り開閉弁21を
閉じる。次にステップ143から147にかけて同様に第1の
戻り分岐管22内の湯洗浄が行われる。この湯洗浄は戻り
管開閉弁20を開き給湯熱交換器12側の湯を注湯弁15を開
いて戻り管5から第1の戻り分岐管22を通すことにより
行われる。この第1の戻り分岐管22の湯洗浄が終了した
後、ステップ148で自動排水弁17を閉じる。
次に、ステップ149から152の湯張り動作に移る。ま
ず、ステップ149で洗浄ノズル18a,18bが開けられ、同時
に戻り管開閉弁21が開けられる。次にステップ150で注
湯開閉弁15が開けられ、給湯熱交換器12側から出る湯は
追い焚き循環管路3側に供給され、戻り管5と往管6の
両方を通り洗浄ノズル18a,18bと第2の戻り分岐管23の
戻り循環口から浴槽1内に落とし込まれる。そしてこの
湯張り中の湯の水位は圧力センサ8により検出される。
ステップ151では圧力センサ8からの水位検出信号に基
づき、検出水位がリモコン45の湯張り水位設定部48で設
定された水位になったか否かが判断され、検出水位がそ
の設定水位になったときに注湯開閉弁15を閉じ、湯張り
動作が停止される。
次にステップ153から157にかけて追い焚き動作が行わ
れる。まず、ステップ153でポンプ4が起動され、浴槽
1内の湯張りの湯は第2の戻り分岐管23から戻り管5を
通ってポンプ4に吸引され、この吸引された湯はポンプ
4の吐出側から追い焚き熱交換器10および往管6を通っ
て洗浄ノズル18a,18bから浴槽1内に吐出される。この
湯水の循環が開始された後、ステップ154で、温度セン
サ25で検出される浴槽1内の湯の検出温度とリモコン45
の追い焚き湯温設定部47で設定された温度との比較を行
い、検出温度が設定温度よりも低いときには追い焚き熱
交換器10のバーナ燃焼を開始し循環湯水の追い焚きを行
う。この追い焚き中には常時検出温度と設定温度との比
較が行われ、検出温度が設定温度にならないうちは追い
焚きを継続する。そして検出温度が設定温度になったと
きにステップ156でポンプ4を停止し、追い焚き中の場
合にはさらに追い焚き熱交換器のバーナ燃焼を停止す
る。次にステップ157で洗浄ノズル18a,18bを閉じ、さら
に戻り管開閉弁21を閉じて追い焚き動作を終了し、一定
時間の保温動作が行われる。
上記全自動運転における浴槽洗浄動作では、洗浄液の
浴槽内壁面に向けての噴射は必要最小限の時間に設定さ
れているので、浴槽洗浄動作が短時間のうちに終わり、
これに伴い、全自動ボタン46を押してから風呂が沸き上
がるまでの時間が短くなり、入浴者は全自動ボタン46を
押してから長く待たされることなくきれいに洗浄された
風呂に入ることができる。また、この全自動運転は毎日
のように頻繁に行われるが、この全自動運転で使用する
洗浄の量は必要最小限に設定されているので、洗剤の無
駄がなく、非常に経済的である。さらに、この全自動運
転における浴槽洗浄では、洗浄液の噴射圧、つまり、ポ
ンプの単位時間当りの回転数を必要最小限となるように
低めに設定しており、洗浄液の浴槽内壁面への噴射衝突
音を小さくして騒音の発生を防止することができる。
前記全自動運転における浴槽洗浄によって落とし切れ
なかった汚れがめだつようになってきたときには、洗浄
ボタン32をオン操作することにより、より丁寧な浴槽洗
浄運転が行われる。この浴槽専用の洗浄運転動作は、第
3図のステップ100aからステップ148にかけての動作に
よって行われる。すなわち、洗浄ボタン32がオンされる
と、制御装置44は丁寧洗浄制御機能に基づく動作によっ
て念入りな浴槽洗浄運転を行う。まず、洗浄ボタン32の
オン信号が信号入力部50を経て判断・命令部51に加えら
れることにより、判断・命令部51は丁寧制御機能による
運転動作を行うものと判断し、まずステップ100aではス
テップ107の洗剤開閉弁27を開く時間T1をそれよりも長
いT1′に変更する。この弁開時間の変更により、量の多
い洗剤が追い焚き循環管路(洗浄液循環管路)内に投入
される。これにより、洗浄液に含まれる洗剤の濃度が高
くなって汚れが落ちやすくなり、前記全自動運転におけ
る洗浄残りの汚れもきれいに落とすことができる。この
ステップ100aによる洗剤開閉弁27の弁開時間の変更を行
った後、ステップ100bではステップ118およびステップ1
26におけるポンプ4の運転時間をより長いT2′および
T3′に変更し、かつ、ポンプ4の単位時間当りの回転数
Nをより大きいN′に変更する。前記ポンプ4の運転時
間を長くすることで、洗浄ノズル18a,18bから浴槽内壁
面に噴射される洗浄液の噴射時間が十分に長くなり、浴
槽内壁面の汚れが落ちやすくなる。また、ポンプ4の単
位時間当りの回転数を大きくすることにより、洗浄ノズ
ル18a,18bから噴射される洗浄液の噴射圧が大きくな
り、これに伴い、洗浄液の浴槽内壁面への噴射衝突力が
強くなり、同様に浴槽内壁面の汚れが落ちやすくなる。
このステップ100aおよび100bで洗浄条件を変更した後、
前記全自動運転における浴槽洗浄運転の動作と同様にス
テップ101から148にかけての洗浄運転動作が行われ、ス
テップ148の動作の完了と同時に洗浄ボタン32による丁
寧な洗浄運転動作が終了する。
この洗浄ボタン32による浴槽洗浄の動作では、洗浄液
の噴射時間を長くし、洗剤量も多くし、洗浄液の噴射圧
も高くして行われるので、非常に念入りな洗浄動作とな
り、全自動運転における簡易な洗浄運転で落ちなかった
汚れもきれいに落とすことが可能となる。
なお、本発明は上記実施例に限定されることはなく、
様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記実施例で
は、洗浄ボタン32による浴槽専用の洗浄動作では、洗剤
量と洗浄液の噴射時間と洗浄液の噴射圧とをともに増大
する方向に変更したが、これら洗剤量と噴射時間と噴射
圧のうちの1つあるいは2つを変更するようにしてもよ
い。
さらに、上記実施例では、洗浄液の加熱温度は全自動
運転における洗浄運転時と、洗浄ボタンによる洗浄運転
時とで変更せず、汚れの最も落ちやすい同じ温度(例え
ば60℃)に設定しているが、全自動運転による浴槽洗浄
時には、この加熱温度を多少低めに設定し、洗浄運転中
に幼児等によって誤って浴槽1の蓋14が開けられたとき
に高温の洗浄液が幼児等にふりかかって火傷を負うこと
がないようにして、より安全性を高めた運転を行うよう
にしてもよい。
さらに、上記実施例では洗浄ボタン32がオンされたと
きに変更する洗剤量、洗浄液噴射時間および洗浄液噴射
圧の変更値を固定的に定めているが、例えば、第4図に
示すように、リモコン45に洗剤量を手動設定する洗剤量
設定部33と、洗浄液の噴射時間、つまり、ポンプ4の運
転時間を手動設定する噴射時間設定部34とを設けてお
き、この洗剤量設定部33と噴射時間設定部34を操作して
洗剤の投入量と洗浄液の噴射時間を任意に変更できるよ
うにしてもよい。
さらに本発明における洗浄装置のシステムは第1図に
示すものに限定されることはなく、様々なシステム構成
を採り得るものである。例えば、上記実施例では戻り管
5の戻り側を戻り管開閉弁20,21を設けて第1の戻り分
岐管22と第2の戻り分岐管23とに分岐させているが、こ
れを、分岐せずに戻り管5を直接浴槽1の底部側に連通
接続してもよい。また、上記実施例では浴槽洗浄装置が
全自動風呂釜に組み込まれたシステム構成となってい
て、追い焚き熱交換器10が追い焚き湯水の加熱器と洗浄
液の加熱器を兼用しているが、洗浄システムを風呂釜と
は分離して別個のシステムとして構成することもでき
る。さらに、上記実施例では追い焚き熱交換器10と給湯
熱交換器12をガス燃焼式の加熱器によって構成したが、
この加熱器は、電気ヒータや石油燃焼式の加熱器を用い
て構成することもできる。
〔発明の効果〕
本発明は、全自動運転モードにおける浴槽洗浄に際し
ては、洗剤量や洗浄液の噴射時間や洗浄液の噴射圧を小
さめ(少なめ)にして、簡易な洗浄運転を行うようにし
ているので、全自動ボタンをオン操作してから風呂が沸
き上がるまでの時間が短くなり、入浴者は全自動ボタン
を押してから長く待たされることなくきれいに洗浄され
風呂に気持ち良く入浴することができる。また、洗剤量
も少なめにしてあるので、毎日のように頻繁に洗浄を行
っても洗剤の無駄な消費がなく非常に経済的であるとと
もに、洗浄液の噴射圧も小さめにしてあるので洗浄液の
噴射衝突音による騒音を押さえ、静かな状態で浴槽洗浄
から追い焚きにかけての全自動運転を行うことができ
る。
そして、前記簡易な浴槽洗浄運転によっては落とし切
れなかった汚れがめだつようになった場合には、洗浄ボ
タンをオン操作してより丁寧な専用の洗浄運転を行わせ
ることで、その浴槽内壁面の汚れを入手によることなく
きれいに落とすことが可能となり、浴槽を常に汚れのめ
だたないきれいな状態にしておくことができ、非常に好
都合である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る浴槽洗浄装置の一実施例のシステ
ム図、第2図は同実施例を構成する制御装置の一例を示
す要部構成図、第3図は同実施例の動作を示すフローチ
ャート、第4図はリモコンに洗剤投入量と洗浄液の噴射
時間の手動変更手段を備えた他の実施例を示す説明図で
ある。 1……浴槽、3……追い焚き循環管路、4……ポンプ、
5……戻り管、6……往管、6a,6b……分岐往管、8…
…圧力センサ、10……追い焚き熱交換器、11……給湯
器、12……給湯熱交換器、13……給水管、14……蓋、16
……排水管、17……自動排水弁、18a,18b……洗浄ノズ
ル、20,21……戻り管開閉弁、22……第1の戻り分岐
管、23……第2の戻り分岐管、24……水流センサ、25…
…温度センサ、26……洗剤供給管、27……洗剤開閉弁、
28……洗剤タンク、29……投入口、30……匡体、31……
洗浄ユニット、32……洗浄ボタン、33……洗剤量設定
部、34……噴射時間設定部、39……流量センサ、40……
給水温度センサ、41……出湯温度センサ、42……匡体、
43……全自動風呂釜、44……制御装置、45……リモコ
ン、46……全自動ボタン、47……追い焚き湯温設定部、
48……湯張り水位設定部、50……信号入力部、51……判
断・命令部、52……タイマ、53……演算部、54……メモ
リ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽への水張り又は湯張りと追い焚きとが
    可能な風呂釜が備えられている浴槽洗浄装置であって、
    この浴槽洗浄装置は、洗剤投入手段と、ポンプで加圧さ
    れた投入洗剤を浴槽内壁面に噴射する洗浄ノズルと、与
    えられたプログラムに従って浴槽洗浄動作と水張り又は
    湯張りの動作と追い焚き動作の制御を行う制御装置と、
    この制御装置に接続されているリモコンとを備え、この
    リモコンには洗浄運転から水張り又は湯張りを経て追い
    焚きに至る全自動運転を行わせる全自動ボタンと、洗浄
    運転のみを行わせる洗浄ボタンとが設けられ、前記制御
    装置は前記全自動ボタンの指令により簡易な洗浄運転を
    行わせる簡易洗浄制御機能の手段と、洗浄ボタンの指令
    により前記簡易洗浄制御機能よりは洗剤量と洗浄ノズル
    からの噴射時間と洗浄ノズルの噴射圧のいずれか1つ以
    上を増大する方向に変更してより丁寧な洗浄を行う丁寧
    洗浄制御機能の手段とを有している浴槽洗浄装置。
  2. 【請求項2】浴槽への水張り又は湯張りと追い焚きとが
    可能な風呂釜が備えられている浴槽洗浄装置であって、
    この浴槽洗浄装置は、洗剤含有の洗浄液を浴槽内壁面に
    噴射する洗浄ノズルと、この洗浄ノズルから浴槽内に噴
    射された洗浄液を浴槽の底部側から回収して洗浄ノズル
    に循環供給するポンプ組み込みの洗浄液循環管路と、洗
    浄液の循環経路に洗剤を投入する洗剤投入手段と、循環
    噴射される洗浄液の加熱手段と、与えられたプログラム
    に従って浴槽洗浄動作と水張り又は湯張りの動作と追い
    焚き動作の制御を行う制御装置と、この制御装置に接続
    されているリモコンとを備え、このリモコンには洗浄運
    転から水張り又は湯張りを経て追い焚きに至る全自動運
    転を行わせる全自動ボタンと、洗浄運転のみを行わせる
    洗浄ボタンとが設けられ、前記制御装置は前記全自動ボ
    タンの指令により簡易な洗浄運転を行わせる簡易洗浄制
    御機能の手段と、洗浄ボタンの指令により前記簡易洗浄
    制御機能よりは洗剤量と洗浄液の噴射時間と洗浄液の噴
    射圧のいずれか1つ以上を増大する方向に変更してより
    丁寧な洗浄を行う丁寧洗浄制御機能の手段とを有してい
    る浴槽洗浄装置。
  3. 【請求項3】リモコンには洗浄ボタンによる洗浄運転に
    際して洗剤投入手段による洗剤の投入量を増大する方向
    に変更できる洗剤量設定部と、洗浄液の噴射時間を増大
    する方向に変更できる噴射時間設定部との少なくとも一
    方が設けられている請求項1又は請求項2記載の浴槽洗
    浄装置。
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