JP2979687B2 - 容量可変型斜板式圧縮機 - Google Patents

容量可変型斜板式圧縮機

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JP2979687B2
JP2979687B2 JP3062093A JP6209391A JP2979687B2 JP 2979687 B2 JP2979687 B2 JP 2979687B2 JP 3062093 A JP3062093 A JP 3062093A JP 6209391 A JP6209391 A JP 6209391A JP 2979687 B2 JP2979687 B2 JP 2979687B2
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max
compressor
cosθ
piston
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一哉 木村
浩明 粥川
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Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両空調装置等に用い
られる容量可変型斜板式圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の容量可変型斜板式圧縮機(以下、
単に圧縮機という。)として、特開昭60−17578
3号公報に開示されたものが知られている。この圧縮機
は、駆動軸に回転支持体が同期回転可能に支持され、回
転支持体との間にヒンジ機構を介しかつ駆動軸との間に
スリーブを介して斜板が同期回転可能かつ傾斜角変位可
能に枢支されている。ヒンジ機構は、回転支持体に貫設
された長孔と、この長孔に係合され斜板から伸びるスイ
ングプレートに固着されたヒンジピンとからなる。ま
た、スリーブは、駆動軸の軸線方向に摺動可能に装備さ
れており、外周面には軸直角方向に突出するスリーブピ
ンにより斜板との間で円筒接触を維持している。斜板に
は揺動運動を往復動に変換する一対のシューを介してピ
ストンが係合されており、各ピストンは各シリンダボア
内に互いに平行にかつ所定間隔をおいて収容されてい
る。そして、シリンダブロックには、クランク室と吸入
室とを連通する連通孔が設けられており、この連通孔は
制御弁によって開閉される。
【0003】この圧縮機では、駆動軸の駆動に伴って所
定の傾斜角で斜板が回転すると、ピストンがシリンダボ
ア内で往復動される。これにより吸入室からシリンダボ
ア内に流体が吸入され、流体は圧縮された後吐出室へ吐
出される。そして、吐出室へ吐出される流体の圧縮容量
は、制御弁によるクランク室内の圧力調整により制御さ
れる。すなわち、制御弁がクランク室の圧力を低下すれ
ば、ピストンに作用する背圧が下がることにより、斜板
の傾斜角が大きくなる。つまり、ヒンジピンが長孔内で
駆動軸から遠い位置へ変動するとともにスリーブが前進
し、斜板が前進しつつスリーブピンとの間で後方に揺動
し、斜板の傾斜角が大きくなる。これにより、ピストン
のストロークが伸長されて圧縮容量は大きくなる。
【0004】逆に、制御弁がクランク室の圧力を高くす
れば、ピストンに作用する背圧が上がることにより、斜
板の傾斜角が小さくなり、ピストンのストロークが縮小
されて圧縮容量は大きくなる。これらの連続容量運転の
際、ピストンが所定のストロークで弁板と接近・離反を
繰り返すが、最もピストンが弁板と接近したときのクリ
アランスをトップクリアランスとする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記圧縮機で
は、斜板の傾斜角が最大でピストンのストロークが最
大、つまり圧縮機が最大容量のときに、ヒンジピンの支
点位置と、ピストンからピストンロッドを介して作用す
る圧縮反力の斜板上の作用点位置とがピストンの軸線上
にあるようになっている。このため、容量を減少すべく
斜板の傾斜角を小さくすると、斜板の作用点位置がピス
トンの軸線よりも上方へ移動するとともに、ヒンジピン
の支点位置がピストンの軸線よりも下方に移動し、ピス
トンの圧縮反力が斜板の傾斜角をさらに縮小するモーメ
ントとして作用することとなる。このため、最大容量か
ら最小容量への容量制御の応答性が過敏になる。逆に最
小容量から最大容量への容量制御の際には、前記モーメ
ントの影響により斜板の傾斜角を増大しにくく、応答性
に欠けることとなる。このため、シリンダブロックと、
スリーブの間に復帰バネが必要な場合もある。
【0006】また、上記圧縮機では、ヒンジ機構におけ
る長孔の不可避の寸法精度誤差により、ピストンのトッ
プクリアランスが変化して圧縮効率の低下を生じ、長孔
とヒンジピンとの間隙が大きければ長孔とヒンジピンと
の衝突・離反により異音を生じる不具合もある。このた
め、本出願人は、先の出願(特願平2−286675)
において、新規な圧縮機を開示した。この圧縮機は、回
転支持体と斜板との間に回転駆動体を設け、この回転駆
動体に斜板を固着し、かつ新規なヒンジ機構を採用した
ものである。このヒンジ機構は、回転支持体から突出す
る支持アームに設けられた取付孔と、この取付孔に揺動
自在に装備されガイド孔が貫設された球体と、斜板と所
定のオフセット角度を維持して回転駆動体と固着されガ
イド孔に往復動可能に遊嵌された案内ピンとからなるも
のである。
【0007】かかる球体、案内ピンをもつヒンジ機構を
採用した圧縮機では、ヒンジ機構における案内ピンの支
点位置と、斜板上の作用点位置とが常にほぼピストンの
軸線上に位置するため、容量を減少させる方向のモーメ
ントが作用せず、容量制御を円滑に行なうことができ
る。また、この圧縮機では、ヒンジ機構における球体の
回動により、不可避の寸法精度誤差が存在したとして
も、トップクリアランスの変化を生じず、案内ピンが衝
突・離反を起こすこともないため、圧縮効率の低下や異
音の不具合を解決することができる。
【0008】しかしながら、上記球体、案内ピンをもつ
ヒンジ機構を採用した圧縮機にあっては、そのヒンジ機
構の構成により、ピストンのトップクリアランスが斜板
の最小傾斜角時から最大傾斜角時まで上方に凸な曲線で
近似できる変化を生じてしまう。このため、案内ピンが
斜板となすオフセット角度の設定如何によっては、例え
ば図6の曲線Aで示すように、最小容量時に最適なトッ
プクリアランスTCを設定したとしても、最大容量時に
は無駄なトップクリアランスTCが生じたり、また曲線
Bで示すように、最大容量時に最適なトップクリアラン
スTCを設定したとしても、最小容量時には無駄なトッ
プクリアランスTCが生じたりし、トップクリアランス
TCの変動幅が広いことから圧縮効率に問題を有する場
合があった。
【0009】本発明は、容量制御を円滑に行なうととも
に、不可避の寸法精度誤差が存在する場合にも圧縮効率
の低下や異音の不具合を解決でき、かつ容量変化に伴う
トップクリアランスの変動幅を極小にすることにより好
適な圧縮効率を確保することを解決すべき課題とするも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明の圧縮機は、上記課題を解決するため、ヒ
ンジ機構として、前記回転支持体から突出する支持アー
ムに設けられた取付孔と、該取付孔に少なくとも前後方
向へ揺動自在に装備されガイド孔が貫設された軸受と、
該斜板と所定のオフセット角度を維持して前記回転駆動
体と固着され該ガイド孔に往復動可能に嵌挿された案内
ピンとからなるものを採用し、該オフセット角度を、該
案内ピンの支点位置、上死点と対応する前記ピストンか
らの圧縮反力の該斜板上の作用点位置及び該斜板の最大
並びに最小傾斜角により、最大及び最小容量時における
該ピストンのトップクリアランスをともに等しく設定す
るという新規な手段を採用している。 (2)斜板とシューとが半径方向への変位を規制された
圧縮機の場合には、前記シリンダブロックの端面をx
軸、前記駆動軸の軸線をy軸、前記支点位置の座標を
(Px ,Py )、前記作用点位置のy座標をh0 、該駆
動軸における該斜板の揺動中心から該作用点位置までの
半径をR、該斜板の最大傾斜角をθmax 、該斜板の最小
傾斜角をθmin とし、 a1 =(Py −h0 −Rsinθmax +Px tanθmax )cosθmax2 =Px cosθmax −(Py −h0 −Rsinθmax )sinθmax1 =(Py −h0 −Rsinθmin +Px tanθmin )cosθmin2 =Px cosθmin −(Py −h0 −Rsinθmin )sinθmin とした場合、前記オフセット角度αは、α=tan-1
{(a1 −b1 )/(a2 −b2 )}を満足し、該駆動
軸における該斜板の揺動中心と該斜板の中心線との交点
から該案内ピンの中心線までの距離lは、 l=(a21 −a12 )/(a2 −b2 )を満足す
る。 (3)斜板とシューとが半径方向への変位を許容された
圧縮機の場合には、前記シリンダブロックの端面をx
軸、前記駆動軸の軸線をy軸、前記支点位置の座標を
(Px ,Py )、前記作用点位置のy座標をh0 、前記
シリンダボアのピッチをBP、該斜板の最大傾斜角をθ
max 、該斜板の最小傾斜角をθmin とし、 a1 =(Py −h0 −BPtanθmax +Px tanθmax )cosθmax2 =Px cosθmax −(Py −h0 −BPtanθmax )sinθmax1 =(Py −h0 −BPtanθmin +Px tanθmin )cosθmin2 =Px cosθmin −(Py −h0 −BPtanθmin )sinθmin とした場合、前記オフセット角度αは、 α=tan-1 {(a1 −b1 )/(a2 −b2 )}を
満足し、該駆動軸における該斜板の揺動中心と該斜板の
中心線との交点から該案内ピンの中心線までの距離l
は、 l=(a21 −a12 )/(a2 −b2 )を満足す
る。
【0011】
【作用】本発明の圧縮機では、斜板の傾斜角変更時に、
ヒンジ機構における案内ピンの支点位置の移動がないた
、容量を減少させる方向のモーメントが斜板に作用
ない。また、この圧縮機では、ヒンジ機構における軸受
回動により、不可避の寸法精度誤差が存在したとして
も、トップクリアランスの変化を生じず、案内ピンが衝
突・離反を起こすこともない。
【0012】さらに、この圧縮機では、軸受、案内ピン
をもつヒンジ機構の採用により、トップクリアランスが
斜板の最小傾斜角時から最大傾斜角時まで上方に凸な曲
線状の変化を生じても、回転駆動体上で案内ピンが斜板
となすオフセット角度の設定によって、最小容量時にお
けるトップクリアランスと最大容量時におけるトップク
リアランスとがともに等しく設定されている。このた
め、図6に前記曲線A、Bとともに本発明の圧縮機にお
ける曲線Eを表せば、曲線Eでは、最小容量時から最大
容量時までのトップクリアランスTCの最上点が曲線
A、Bよりも低下することによりトップクリアランスT
Cの変動幅が極小とされている。
【0013】斜板とシューとが半径方向への変位を規制
された圧縮機の場合及び斜板とシューとが半径方向への
変位を許容された圧縮機の場合には、一定のa1
2 、b 1 、b2 の下で、オフセット角度αと距離lと
を一定条件で満足させれば、最小容量時におけるトップ
クリアランスと最大容量時におけるトップクリアランス
とを適正値で等しくすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例1、2を図
面を参照しつつ説明する。 (実施例1)この圧縮機は、図1に示すように、複数の
シリンダボア1aを有するシリンダブロック1が中央部
に配置されており、その前方端は密閉状のクランク室2
aを形成してフロントハウジング2により閉塞され、そ
の後方端は弁板12を介してリヤハウジング3により閉
塞されている。リヤハウジング3には、シリンダボア1
aと連通する吸入室3a及び吐出室3bが設けられてい
る。そして、シリンダブロック1の中心軸孔には駆動軸
4が挿嵌支承されており、この駆動軸4にはクランク室
2a内に回転支持体5が同期回転可能に支持されてい
る。回転支持体5にはヒンジ機構Kを介して回転駆動体
11が支承されている。
【0015】ヒンジ機構Kでは、回転支持体5から軸方
向後方に突出する支持アーム6に取付孔6aが貫設され
ており、この取付孔6aにはレース8が固着され、レー
ス8には係合する球体9が揺動可能に装備されている。
球体9にはガイド孔9aが貫設されており、このガイド
孔9aには案内ピン10が往復動可能に支持されてい
る。また、回転駆動体11には後述する斜板15と所定
のオフセット角度αで取付孔11aが貫設されており、
この取付孔11aに該案内ピン10が圧入されている。
【0016】回転駆動体11の後方には斜板15が締付
リング16により固着されている。この斜板15は両面
に駆動軸4の軸線を中心とするリング状の支持レール1
5c、15cが形成されており、支持レール15c、1
5cには周方向に軸線をもつ半円柱状の内シュー17、
17が係合されている。こうして斜板15と内シュー1
7、17とは半径方向への変位が規制されている。ま
た、内シュー17、17の外周面には内面が半円柱状に
抉られ外面が半径方向に軸線をもつ半円柱状の外シュー
18、18が係合されている。外シュー18、18の外
周面は、ピストン19の首部に形成された斜板通過溝1
9aにおける互いに対向する円柱状に抉られた側面と係
合されている。こうして、斜板15に内シュー17、1
7及び外シュー18、18を介して係留される複数のピ
ストン19は、各シリンダボア1a内を往復動可能に収
納されている。
【0017】また、回転駆動体11は駆動軸4との間に
スリーブ13が介在されている。このスリーブ13は駆
動軸4の軸線方向にばね20、21を介して摺動可能に
装備されており、外面には軸直角方向にスリーブピン1
4が突設されている。このスリーブピン14が回転駆動
体11の図示しない取付孔に係合されている。こうして
斜板15は、回転支持体5及び回転駆動体11を介して
駆動軸4と同期回転可能になされているとともに、ヒン
ジ機構K及びスリーブ13を介して傾斜角変位可能に枢
支されている。ここで、スリーブピン14は、駆動軸4
上における斜板15の揺動中心を構成する。
【0018】さらに、リヤハウジング3には、クランク
室2aの圧力を調整する制御弁21、21が装備されて
いる。この圧縮機においては、駆動軸4の駆動に伴って
斜板15が回転すると、各ピストン19と外シュー1
8、18を介して係合する内シュー17、17は斜板1
5に対して支持レール15c、15c上を周方向に摺動
し、各ピストン19がシリンダボア1a内で往復動し、
これにより吸入室3aからシリンダボア1a内に冷媒ガ
スが吸入され、冷媒ガスは圧縮された後吐出室3bへ吐
出される。このとき吐出室3bへ吐出される冷媒ガスの
圧縮容量は、制御弁21、21によるクランク室2a内
の圧力調整により制御される。
【0019】すなわち、例えば制御弁21、21がクラ
ンク室2aの圧力を低下させれば、ピストン19に作用
する背圧が下がることにより、斜板15の傾斜角θが大
きくなる。つまり、球体9がレース8と摺動することに
より案内ピン10を前方へ揺動させ、回転駆動体11が
スリーブピン14を中心に右方向に揺動するとともにス
リーブ13がばね21に抗して前進し、案内ピン10が
ガイド孔9a内に入る方向へ摺動し、斜板15の傾斜角
が大きくなる。そして、外シュー18、18は内シュー
17、17に対して周方向で摺動するとともにピストン
19の斜板通過溝19a内で半径が小さくなる方向へ摺
動する。このため、ピストン19のストロークが伸長さ
れて圧縮容量は大きくなる。そして、斜板15の傾斜角
θが最大になれば、圧縮機は最大容量で運転を継続す
る。
【0020】逆に、制御弁21、21がクランク室2a
の圧力が高くすれば、ピストン19に作用する背圧が上
がることにより、斜板15の傾斜角θが小さくなる。つ
まり、球体9がレース8と摺動することにより案内ピン
10を後方へ揺動させ、回転駆動体11がスリーブピン
14を中心に左方向に揺動するとともにスリーブ13が
ばね20に抗して後退し、案内ピン10がガイド孔9a
内から抜ける方向へ摺動し、斜板15の傾斜角が小さく
なる。そして、外シュー18、18は内シュー17、1
7に対して周方向で摺動するとともにピストン19の斜
板通過溝19a内で半径が大きくなる方向へ摺動する。
このため、ピストン19のストロークが短縮されて圧縮
容量は小さくなる。そして、斜板15の傾斜角θが最小
になれば、圧縮機は最小容量で運転を継続する。
【0021】かかる運動中、この圧縮機では、案内ピン
10の支点位置Pはほとんど変動せず、上死点と対応す
るピストン19から圧縮反力を受ける斜板15上の作用
点位置Qと支点位置Pとは常にほぼピストン19の軸線
上に位置する。このため、この圧縮機では、支点が変化
することによるモーメントが作用せず、容量制御を円滑
に行なうことができる。
【0022】また、この圧縮機では、ヒンジ機構Kにお
ける球体9の回動により、不可避の寸法精度誤差が存在
したとしても、トップクリアランスTCの変化を生じ
ず、案内ピン10が衝突・離反を起こすこともないた
め、圧縮効率の低下や異音の不具合を解決することがで
きる。さらに、この圧縮機では、図2に示すように、案
内ピン10が斜板15となすオフセット角度αは、案内
ピン10の支点位置P、作用点位置Q及び斜板15の最
大傾斜角θmax 並びに最小傾斜角θmin により、最大及
び最小容量時におけるトップクリアランスTCとをとも
に適正値にすべく設定されている。
【0023】すなわち、シリンダブロック1の端面をx
軸、駆動軸4の軸線をy軸、支点位置Pの座標を
(Px ,Py )、作用点位置Qのy座標をh0 、スリー
ブピン14の中心から作用点位置Qまでの半径をR、オ
フセット角度をα、斜板15の中心線とスリーブピン1
4の中心との交点から案内ピン10の中心線までの距離
をlとする。このとき、トップクリアランスTCは次式
で表される。
【0024】 TC=Py −h−h0 ……式(1) また、 h=h1 +h2 +h3 ……式(2) ここで、 h1 =Rsinθ h2 =lcosθ h3 =(Px −lsinθ)tan(α−θ) ……式(3) であるから、式(1)に式(2)、(3)を代入して、 TC=Py −h0 −{Rsinθ+lcosθ +(Px −lsinθ)tan(α−θ)} ……式(4) tan(α−θ)=(tanα−tanθ)/(1+tanαtanθ)であ るから、式(4)は以下のように変形できる。
【0025】 (Py −h0 −Rsinθ−TC)(1+tanαtanθ) =lcosθ+lsinθtanα+Px tanα−lsinθtanα −Px tanθ+lsinθtanθ Py −h0 −Rsinθ−TC+Px tanθ ={−Px −(Py −h0 −Rsinθ−TC)tanθ}tanα +l/cosθ (Py −h0 −Rsinθ−TC+Px tanθ)cosθ ={Px cosθ−(Py −h0 −Rsinθ−TC)sinθ}tanα +l ……式(5) ここで、傾斜角θが最大傾斜角θmax から最小傾斜角θ
minまで変化した場合のトップクリアランスTCの変動
幅を最小にするためには、 θ=θmax のときTC=0 θ=θmin のときTC=0 ……式(6) を満足すればよい。よって式(5)に条件として式(6)を代入し、 a1 =a2 tanα+l b1 =b2 tanα+l ……式(7) を得る。但し、ここに a1 =(Py −h0 −Rsinθmax +Px tanθmax )cosθmax 2 =Px cosθmax −(Py −h0 −Rsinθmax )sinθmax 1 =(Py −h0 −Rsinθmin +Px tanθmin )cosθmin 2 =Px cosθmin −(Py −h0 −Rsinθmin )sinθmin ……式(8) よって、 α=tan-1{(a1 −b1 )/(a2 −b2 )} l=(a2 1 −a1 2 )/(a2 −b2 ) ……式(9) となる。
【0026】つまり、式(8)において支点位置P(P
x ,Py)、作用点位置Qの位置h 0 、最大傾斜角θmax
並びに最小傾斜角θmin 及び半径Rを決定すれば、式
(9)により、最適なオフセット角度αと距離lとが設
定される。そして、これらオフセット角度α及び距離l
の下、遊び分のトップクリアランスを考慮すれば、最小
容量時におけるトップクリアランスTCと最大容量時に
おけるトップクリアランスTCとを等しい適正値にする
ことができる。
【0027】例えば、Px =33(mm)、Py =87
(mm)、h0 =54(mm)、θ max =22°、θ
min =3.13°、R=36(mm)とすれば、α=1
6.33°、l=23.63(mm)が得られる。この
ときの傾斜角θ(deg)とトップクリアランスTC
(mm)との関係を示せば、図3のようになる。図3か
らわかるように、この圧縮機では、最小容量時から最大
容量時までのトップクリアランスTCの最上点が低下す
ることによりトップクリアランスTCの変動幅が約0.
285(mm)と極小とされている。
【0028】したがって、この圧縮機では、容量変化に
伴うトップクリアランスTCの変動幅を極小にすること
ができ、好適な圧縮効率を確保することができる。な
お、この圧縮機では、上記手段によりオフセット角度α
及び距離lを設定した場合、中間容量域におけるトップ
クリアランスTCが最大及び最小容量時におけるトップ
クリアランスTCを超えるように支点位置Pを設定する
ことにより、ピストン19と弁板12との干渉が防止さ
れる。 (実施例2)この圧縮機は、図4に示すように、斜板3
1とシュー32、32とが半径方向への変位を許容され
たものである。すなわち、斜板31として平板状のもの
を採用し、シュー32、32として内面が平面のものを
採用し、ピストン33として斜板通過溝33aにシュー
32、32の外面と係合する球面状に抉られた側面をも
つものを採用したものである。他の構成は実施例1のも
のと同一であるため説明を省略する。
【0029】この圧縮機においても、実施例1の圧縮機
と同様に、冷媒ガスの吸入、圧縮、吐出を行なう。但
し、この圧縮機では、駆動軸4の駆動に伴って斜板31
が回転すると、各ピストン33と係合するシュー32、
32が斜板31に対して楕円軌道を描きながら周方向に
摺動する。そして、容量制御の際には、シュー32、3
2は斜板31に対して半径方向に摺動する。
【0030】また、この圧縮機では、図5に示すよう
に、案内ピン10が斜板31となすオフセット角度α
は、案内ピン10の支点位置P、上死点と対応するピス
トン33からの圧縮反力の斜板31上の作用点位置Q及
び斜板31の最大傾斜角θmax 並びに最小傾斜角θmin
により、最大及び最小容量時におけるトップクリアラン
スTCをともに適正値にすべく設定されている。
【0031】すなわち、実施例1と同様に、シリンダブ
ロック1の端面をx軸、駆動軸4の軸線をy軸、支点位
置Pの座標を(Px ,Py )、作用点位置Qのy座標を
0 、スリーブピン14の中心から作用点位置Qまでの
距離となるシリンダボア1aのピッチをBP、オフセッ
ト角度をα、斜板31の中心線とスリーブピン14の中
心との交点から案内ピン10の中心線までの距離をlと
する。このとき、トップクリアランスTCは次式で表さ
れる。
【0032】 TC=Py −h−h0 ……式(11) また、 h=h1 +h2 +h3 ……式(12) ここで、 h1 =BPtanθ h2 =lcosθ h3 =(Px −lsinθ)tan(α−θ) ……式(13) であるから、式(11)に式(12)、(13)を代入して、 TC=Py −h0 −{BPtanθ+lcosθ +(Px −lsinθ)tan(α−θ)}……式(14) tan(α−θ)=(tanα−tanθ)/(1+tanαtanθ)であ るから、式(14)は以下のように変形できる。
【0033】 (Py −h0 −BPtanθ−TC)(1+tanαtanθ) =lcosθ(1+tanαtanθ) +(Px −lsinθ)(tanα−tanθ) (Py −h0 −BPtanθ−TC)(1+tanαtanθ) =lcosθ+lsinθtanα+Px tanα−Px tanθ −lsinθtanα+lsinθtanθ Py −h0 −BPtanθ−TC+Px tanθ ={Px −(Py −h0 −BPtanθ−TC)tanθ}tanα +l/cosθ (Py −h0 −BPtanθ−TC+Px tanθ)cosθ ={Px cosθ−(Py −h0 −BPtanθ −TC)sinθ}tanα+l ……式(15) ここで、傾斜角θが最大傾斜角θmax から最小傾斜角θmin まで変化した場合 のトップクリアランスTCの変動幅を最小にするためには、 θ=θmax のときTC=0 θ=θmin のときTC=0 ……式(16) を満足すればよい。よって式(15)に条件として式(16)を代入し、 a1 =a2 tanα+l b1 =b2 tanα+l ……式(17) を得る。但し、ここに a1 =(Py −h0 −BPtanθmax +Px tanθmax )cosθmax 2 =Px cosθmax −(Py −h0 −BPtanθmax )sinθmax 1 =(Py −h0 −BPtanθmin +Px tanθmin )cosθmin 2 =Px cosθmin −(Py −h0 −BPtanθmin )sinθmin ……式(18) よって、 α=tan-1{(a1 −b1 )/(a2 −b2 )} l=(a2 1 −a1 2 )/(a2 −b2 ) ……式(19) となる。
【0034】つまり、この圧縮機おいても、式(18)
において支点位置P(Px ,Py )、作用点位置Qの位
置h0 、最大傾斜角θmax 並びに最小傾斜角θmin 及び
ボアピッチBPを決定すれば、式(19)により、最適
なオフセット角度αと距離lとが設定される。そして、
これらオフセット角度α及び距離lの下、遊び分のトッ
プクリアランスを考慮すれば、最小容量時におけるトッ
プクリアランスTCと最大容量時におけるトップクリア
ランスTCとをともに等しい適正値にすることができ
る。
【0035】したがって、この圧縮機においても、実施
例1のものと同様の効果を得ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の圧縮機で
は、軸受と案内ピンとをもつヒンジ機構を採用し、最大
及び最小容量時におけるトップクリアランスをともに適
正値にすべく、案内ピンが斜板となすオフセット角度を
設定しているため、容量制御を円滑に行なうとともに、
不可避の寸法精度誤差が存在する場合にも圧縮効率の低
下や異音の不具合を解決でき、かつ容量変化に伴うトッ
プクリアランスの変動幅を極小にすることにより好適な
圧縮効率を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の圧縮機の縦断面図である。
【図2】実施例1の圧縮機における要部模式図である。
【図3】実施例1の圧縮機における斜板の傾斜角とトッ
プクリアランスとの関係を示す曲線図である。
【図4】実施例2の圧縮機の縦断面図である。
【図5】実施例2の圧縮機における要部模式図である。
【図6】先に開示した圧縮機及び本発明の圧縮機におけ
る斜板の傾斜角とトップクリアランスとの関係を示す曲
線図である。
【符号の説明】
1…シリンダブロック 2、3…ハウジング 2
a…クランク室 3a…吸入室 3b…吐出室 1
a…シリンダボア 19、33…ピストン 4…駆動軸 5
…回転支持体 K…ヒンジ機構 6…支持アーム 6
a…取付孔 9…球体 9a…ガイド孔 1
0…案内ピン 13…スリーブ 15、31…斜板 1
1…回転駆動体 17、18、32…シュー θ
…傾斜角 α…オフセット角度 P…支点位置 Q
…作用点位置 θmax …最大傾斜角 θmin …最小傾斜角 TC…トップクリアランス l…斜板の中心線とスリーブの枢軸中心との交点から案
内ピンの中心線までの距離

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランク室、吸入室、吐出室及びこれらと
    接続された複数のシリンダボアがハウジングに区画形成
    されるとともに、該各シリンダボアにはそれぞれピスト
    ンが往復動可能に収容され、該ハウジングに支持された
    駆動軸には該クランク室内に位置する回転支持体が同期
    回転可能に支持され、該回転支持体との間にヒンジ機構
    を介して斜板が同期回転及び傾斜角変位可能に枢支さ
    れ、該斜板と該ピストンとの間には該斜板の揺動運動を
    各該ピストンの往復動に変換するシューが介装され、該
    斜板の傾斜角を制御して圧縮容量を変化するように構成
    した容量可変型斜板式圧縮機であって、 前記ヒンジ機構は、前記回転支持体から突出する支持ア
    ームに設けられた取付孔と、該取付孔に少なくとも前後
    方向へ揺動自在に装備されガイド孔が貫設された軸受
    と、該斜板と所定のオフセット角度を維持して前記回転
    駆動体と固着され該ガイド孔に往復動可能に嵌挿された
    案内ピンとからなり、 該オフセット角度は、該案内ピンの支点位置、上死点と
    対応する前記ピストンからの圧縮反力の該斜板上の作用
    点位置及び該斜板の最大並びに最小傾斜角により決定さ
    れ、最大及び最小傾斜角時における該ピストンのトップ
    クリアランスをともに等しくなるように設定されている
    ことを特徴とする容量可変型斜板式圧縮機。
  2. 【請求項2】前記斜板と前記シューとが半径方向への変
    位を規制された容量可変型斜板式圧縮機であって、 前記シリンダブロックの端面をx軸、前記駆動軸の軸線
    をy軸、前記支点位置の座標を(Px ,Py )、前記作
    用点位置のy座標をh0 、該駆動軸における該斜板の揺
    動中心から該作用点位置までの半径をR、該斜板の最大
    傾斜角をθmax、該斜板の最小傾斜角をθmin とし、 a1 =(Py −h0 −Rsinθmax +Px tanθmax )cosθmax2 =Px cosθmax −(Py −h0 −Rsinθmax )sinθmax1 =(Py −h0 −Rsinθmin +Px tanθmin )cosθmin2 =Px cosθmin −(Py −h0 −Rsinθmin )sinθmin とした場合、前記オフセット角度αは、 α=tan-1 {(a1 −b1 )/(a2 −b2 )}を
    満足し、該駆動軸における該斜板の揺動中心と該斜板の中心線と
    の交点 から該案内ピンの中心線までの距離lは、 l=(a21 −a12 )/(a2 −b2 )を満足す
    ることを特徴とする請求項1記載の容量可変型斜板式圧
    縮機。
  3. 【請求項3】前記斜板と前記シューとが半径方向への変
    位を許容された容量可変型斜板式圧縮機であって、 前記シリンダブロックの端面をx軸、前記駆動軸の軸線
    をy軸、前記支点位置の座標を(Px ,Py )、前記作
    用点位置のy座標をh0 、前記シリンダボアのピッチを
    BP、該斜板の最大傾斜角をθmax 、該斜板の最小傾斜
    角をθmin とし、 a1 =(Py −h0 −BPtanθmax +Px tanθmax )cosθmax2 =Px cosθmax −(Py −h0 −BPtanθmax )sinθmax1 =(Py −h0 −BPtanθmin +Px tanθmin )cosθmin2 =Px cosθmin −(Py −h0 −BPtanθmin )sinθmin とした場合、前記オフセット角度αは、 α=tan-1 {(a1 −b1 )/(a2 −b2 )}を
    満足し、該駆動軸における該斜板の揺動中心と該斜板の中心線と
    の交点 から該案内ピンの中心線までの距離lは、 l=(a21 −a12 )/(a2 −b2 )を満足す
    ることを特徴とする請求項1記載の容量可変型斜板式圧
    縮機。
  4. 【請求項4】前記斜板と前記駆動軸との間にはスリーブ
    が介在され、該スリーブは該駆動軸に対して軸線方向に
    摺動可能に装備されるとともに、該斜板は該スリーブに
    対して揺動可能に枢支されていることを特徴とする請求
    項1から請求項3のいずれか1項記載の容量可変型斜板
    式圧縮機。
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