JP2978347B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JP2978347B2
JP2978347B2 JP4332921A JP33292192A JP2978347B2 JP 2978347 B2 JP2978347 B2 JP 2978347B2 JP 4332921 A JP4332921 A JP 4332921A JP 33292192 A JP33292192 A JP 33292192A JP 2978347 B2 JP2978347 B2 JP 2978347B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄槽の底部に設けた
洗浄水タンク内の洗浄水を循環させるとともに同洗浄槽
内に収容された食器に噴射して食器を洗浄する食器洗浄
機に係り、特に洗浄水タンク内に残っている以前に使用
した洗浄水を初期排出してから前記食器の洗浄を行うよ
うにした食器洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の食器洗浄機は、例えば実
公平2−20988号公報に示されているように、食器
の洗浄が指示されると、給水、洗浄及び排水の組合せか
らなる洗浄シーケンスの作動に入る前に、排水装置を常
に一定時間だけ作動させて洗浄水タンク内に残っている
洗浄水を初期排出するようにし、以前に使用した洗浄水
が新たな洗浄シーケンスにて利用されないようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来装置
においては、洗浄シーケンスの作動に入る前には排水装
置を常に一定時間作動させるので、以前に使用した洗浄
水が洗浄水タンク内に残っていない場合又は同残ってい
る洗浄水が微量な場合には、この初期排水のための時間
が無駄になって食器の洗浄時間が不必要に長くなるとい
う問題があるとともに、この無駄な初期排水が排水装置
の耐久性上好ましくないという問題がある。本発明は上
記問題に対処するためになされたもので、その目的は、
無駄な初期排水をなくして食器の洗浄時間を短くすると
ともに排水装置の耐久性を良好にした食器洗浄機を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上記請求項1に係る発明の構成上の特徴は、底部に
洗浄水タンクを有するとともに食器を収容する洗浄槽
と、洗浄水タンクに洗浄水を供給する給水装置と、洗浄
水タンク内の洗浄水を循環させるとともに食器に噴射し
て食器を洗浄する洗浄装置と、洗浄水タンク内の洗浄水
を排水する排水装置と、電力供給路に介装された電源ス
イッチと、給水、洗浄及び排水からなる一連の食器洗浄
シーケンスの態様の変更を指示する変更スイッチと、
器の洗浄動作開始を指示するためのスタートスイッチ
と、洗浄水タンク内の洗浄水が所定量以上あることを検
出する検出スイッチと、電源スイッチ、スタートスイッ
チ及び検出スイッチに接続され各スイッチからの信号に
応答して給水装置、洗浄装置及び排水装置を電気的に制
御し食器の洗浄動作を制御する制御回路とを備えた食器
洗浄機において、制御回路を、電源スイッチの投入直後
に検出スイッチによる検出結果に基づいて排水装置を作
動させて洗浄水タンク内の洗浄水を排水させるものであ
って同洗浄水タンク内の洗浄水が所定量以上であるとき
同排水装置を長い期間作動させかつ同洗浄水タンク内の
洗浄水が所定量未満であるとき同排水装置を短い期間作
動させる初期排水制御手段と、電源スイッチの投入後で
あってスタートスイッチの投入前に変更スイッチの操作
に応答して食器洗浄シーケンスの態様を決定するシーケ
ンス態様決定手段と、電源スイッチの投入後のスタート
スイッチの投入に応答して前記決定された食器洗浄シー
ケンスの態様に応じて給水装置、洗浄装置及び排水装置
を制御して同食器洗浄シーケンスを実行するシーケンス
制御手段とにより構成したことにある。
【0005】
【0006】
【発明の作用・効果】上記のように構成した請求項1に
係る発明においては、電源スイッチが投入されると、ま
ずこの電源スイッチの投入に応答して、初期排水制御手
段が排水装置を作動させて洗浄水タンク内の洗浄水を初
期排水させる。この初期排水においては、初期排水制御
手段は検出スイッチによる検出結果に基づいて前記排水
装置の作動時間を制御して、洗浄水タンク内の洗浄水が
所定量以上であるときには同排水装置を長い期間作動さ
せ、かつ洗浄水タンク内の洗浄水が所定量未満であると
きには排水装置を短い期間作動させる。これにより、以
前に使用した洗浄水が洗浄水タンク内に残っていない場
合又は残っている洗浄水が微量な場合には、この初期排
水のための時間が短くなる。したがって、排水装置の無
駄な作動を避けることができ、食器の洗浄時間を短縮で
きるとともに、同装置の耐久性を良好にできる。
【0007】次に、変更スイッチが操作されると、この
操作に応答して、シーケンス態様決定手段が、給水、洗
浄及び排水からなる一連の食器洗浄シーケンスの態様を
決定する。そして、スタートスイッチが投入されると、
スタートスイッチの投入に応答して、シーケンス制御手
段が、前記決定された食器洗浄シーケンスの態様に応じ
て給水装置、洗浄装置及び排水装置を制御して給水、洗
浄及び排水からなる一連の食器洗浄シーケンスを実行さ
せる。この場合、前記排水装置による初期排水と、食器
洗浄シーケンスの態様の変更とを並行して同時に行い得
るので、前記初期排水及び食器洗浄シーケンスの態様の
変更が効率よく行われて、食器の洗浄に必要な合計時間
を短縮できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1は同実施例に係る食器洗浄機の全体を概略
的に示している。この食器洗浄機は、箱状のハウジング
10内に収容された洗浄槽20を備えている。洗浄槽2
0は、その中央部にドア21を介して出し入れされる食
器22を載せるラック23を収容するとともに、その上
面及び下面にて一対の洗浄ノズル24,25が支持され
ている。洗浄ノズル24,25は、循環ポンプ26の作
動により、洗浄槽20の底部に形成した洗浄水タンク2
7から循環パイプ28を介して循環供給される洗浄水を
回転しながら食器22に向けて噴射する。洗浄槽20の
背壁20aには給水パイプ31がその出口部にて接続さ
れていて、同給水パイプ31は外部給水源から高温の洗
浄水を給水弁32を介して洗浄水タンク27に供給す
る。
【0009】循環パイプ28からは排水パイプ33及び
サブタンク用パイプ34が分岐している。排水パイプ3
3には排水ポンプ35が介装されており、同ポンプ35
はその作動により洗浄水タンク27内の洗浄水を排水パ
イプ33を介して機外へ排出する。サブタンク用パイプ
34の先端はサブタンク36に連通していて、同タンク
36内にはフロートスイッチ37が収容されている。フ
ロートスイッチ37は洗浄水タンク27内の洗浄水の水
面が洗浄等に必要な高さを示す基準レベルに達したこと
を検出するもので、同水面の高さが基準レベルより高け
ればオンし、かつ同水面の高さが基準レベルより低けれ
ばオフするものである。
【0010】次に、上記のように構成した食器洗浄機を
電気的に制御するための電気制御装置について図面を用
いて説明すると、図2は同装置をブロック図により示し
ている。この電気制御装置は制御回路40を備え、同回
路40には入力母線L1,L2を介して電力が供給される
ようになっている。入力母線L1には120ボルトの交
流が付与されるとともに、入力母線L2は接地されてい
る。入力母線L1,L2間には電源スイッチ41及びリレ
ースイッチ42のコイルX1 が直列に接続されている。
電源スイッチ41は手動操作によりオンオフされる可動
接点41aと、一端にて制御回路40に接続されかつ他
端にて可動接点41aとコイルX1 との接続点に接続さ
れて励磁により可動接点41aをオフするコイル41b
とを備えている。リレースイッチ42のコイルX1 は、
励磁により、制御回路40に両端を接続した常開接点X
11をオンするものである。
【0011】入力母線L1 と制御回路40の出力側との
間には排水ポンプ35の電動モータ35aが接続され、
電源スイッチ41の可動接点41a及びリレースイッチ
42のコイルX1 の接続点と制御回路40の出力側との
間には、循環ポンプ26の電動モータ26a、給水弁3
2の電磁ソレノイド32a及び表示器43が接続されて
いる。また、制御回路40の入力側には、前述したフロ
ートスイッチ37の他に、スタートスイッチ44及びコ
ース変更スイッチ45が接続されている。制御回路40
はCPU、ROM、RAM、タイマ、I/Oなどからな
るマイクロコンピュータで構成され、図3のメインプロ
グラム(図5〜8のサブプログラムを含む)を繰り返し
実行するとともに、図4の「スイッチ検出プログラム」
を所定時間毎に割り込み実行する。
【0012】次に、上記のように構成した実施例の動作
について説明する。制御回路40に入力母線L1,L2
介して電力が供給されると、同回路40は図3のステッ
プ100にて「メインプログラム」の実行を開始し、ス
テップ102にて当該洗浄機の洗浄動作前の状態と洗浄
動作後の状態を区別するためのフラグFLG を「0」に初
期設定するとともに、洗浄における標準、強力及びすす
ぎの各コースを表す洗浄コース番号Mを「0」に初期設
定した後、ステップ104〜134からなる循環処理を
繰り返し実行する。また、この入力母線L1,L2への電
力の供給により電動モータ35aが作動可能となる。
【0013】この循環処理においては、ステップ104
にてリレースイッチ42の常開接点X11の状態により電
源スイッチ41がオンされているか否かを判定する。電
源スイッチ41がオンされるまで、制御回路40はステ
ップ104にて「NO」と判定し続けて同ステップ10
4の判定処理を実行し続ける。使用者が洗浄槽21内に
食器22を載置したラック23を収容するとともに洗剤
を入れた後、電源スイッチ41の可動接点41aをオン
すると、電磁ソレノイド32a、電動モータ26a及び
表示器43が作動可能になるとともに、リレースイッチ
42のコイルX1 が励磁されて常開接点X11がオンす
る。これにより、制御回路40はステップ104にて
「YES」と判定してプログラムをステップ106に進
める。
【0014】ステップ106においてはフロートスイッ
チ37がオンしているか否かを判定する。洗浄水タンク
27内に以前に使用した洗浄水が多く残っていてフロー
トスイッチ37がオンしていれば、ステップ106にて
「YES」と判定して、ステップ108にて第1タイマ
1 の計測時間値を排水に必要な30秒に設定する。ま
た、以前に使用した洗浄水が洗浄水タンク内に残ってい
ない又は同残っている洗浄水が微量であってフロートス
イッチ37がオフしていれば、ステップ106にて「N
O」と判定して、ステップ110にて第1タイマT1
計測時間値を前記よりも短い15秒に設定する。なお、
この第1タイマT1 及びその他のタイマは図示しないプ
ログラム処理により時間経過を計測するものである。次
に、ステップ112にて第1タイマT1 の時間計測を開
始させ、ステップ114にて電動モータ35aを作動さ
せることにより排水ポンプ35をオンする。これによ
り、洗浄水タンク27内の洗浄水は排水パイプ33を介
して外部へ排水される。前記ステップ114の処理後、
ステップ116にて第1タイマT1 が前記設定した時間
(30秒又は15秒)の計測を終了したか否かを判定す
る。第1タイマT1 が前記設定時間の計測を終了してい
なければ、ステップ116にて「NO」と判定してステ
ップ114,116からなる循環処理を繰り返し実行し
続ける。そして、この循環処理中、第2タイマT1 が前
記設定時間の計測を終了すると、ステップ116にて
「YES」と判定して、ステップ118にて電動モータ
35aの作動を停止させることにより排水ポンプ35を
オフする。これにより、洗浄タンク27内の以前に使用
された洗浄水は外部へ排出される。
【0015】次に、ステップ120にてフラグFLG が”
1”であるか否かを判定する。この場合、フラグFLG が
前記ステップ102(又は後述するステップ134)の
処理によって”0”に設定されたままに保たれていれ
ば、ステップ120の処理を繰り返し実行し続ける。一
方、このような「メインプログラム」の実行中、制御回
路40は所定時間毎に「スイッチ検出プログラム」を割
り込み実行する。この「スイッチ検出プログラム」は図
4に詳細に示されており、制御回路40はその実行をス
テップ200にて開始し、ステップ202にてフラグFL
G が”1”であるか否かを判定する。前記のように、フ
ラグFLG が”0”であれば、ステップ202にて「N
O」と判定して、ステップ204〜210の処理によっ
てコース変更スイッチ45のオン操作毎に洗浄コース番
号Mを順次「0」〜「2」のいずれかに変更するととも
に、ステップ212の処理によって洗浄コース番号Mに
基づいて洗浄コース名を表示器43に表示させる。この
洗浄コース名の表示においては、洗浄コース番号Mが
「1」であれば、標準コースを表す文字又は数字が表示
器43にて表示される。洗浄コース番号Mが「2」であ
れば、強力コースを表す文字又は数字が表示器43にて
表示される。洗浄コース番号Mが「0」であれば、すす
ぎコースを表す文字又は数字が表示器43にて表示され
る。
【0016】次に、ステップ214にてスタートスイッ
チ44がオン操作されたか否かを判定する。スタートス
イッチ44がオン操作されなければ、ステップ214に
て「NO」と判定してプログラムをステップ218に進
め、同ステップ218にて「スイッチ検出プログラム」
を終了する。このようにスタートスイッチ44がオン操
作されるまでは、フラグFLG は”0”に保たれるので、
コース変更スイッチ45のオン操作に応答して、前記
「スイッチ検出プログラム」のステップ204〜212
の処理により洗浄コース番号Mが変更される。一方、ス
タートスイッチ44がオン操作されると、前記ステップ
214にて「YES」と判定してプログラムをステップ
216に進める。ステップ216においてはフラグFLG
を”1”に設定し、ステップ218にて「スイッチ検出
プログラム」を終了する。このようにして、フラグFLG
が”1”に変更されると、「スイッチ検出プログラム」
のスイッチ202にて「YES」と判定され、ステップ
204〜216からなる処理が実行されなくなるので、
洗浄コース番号Mの変更は不能となる。
【0017】また、このフラグFLG の”1”への変更に
より、制御回路40は前記「メインプログラム」(図
3)のステップ120にて「YES」と判定してプログ
ラムをステップ122,124に進める。ステップ12
2,124においては洗浄コース番号Mが「1」である
か、「2」であるか、又は「0」であるかを判定する。
洗浄コース番号Mが「1」であれば、ステップ122に
て「YES」と判定してプログラムをステップ126に
進め、同ステップ126にて「標準コースルーチン」を
実行する。「標準コースルーチン」は図5(A)に詳細に
示されているように、制御回路40はその実行をステッ
プ300にて開始し、ステップ301にて「給湯ルーチ
ン」を実行する。この「給湯ルーチン」は図6のステッ
プ400にて開始され、ステップ402〜406の処理
により、フロートスイッチ37がオンするまで電磁ソレ
ノイド32aを励磁することにより給水弁32をオンし
て、フロートスイッチ37がオンすると電磁ソレノイド
32aの励磁を解除することにより給水弁32をオフす
る。これにより、給水パイプ31を介して高温の清浄な
洗浄水が基準レベルに達するまで洗浄水タンク27内に
流れ込む。そして、ステップ408にてこの「給湯ルー
チン」が終了される。
【0018】この「給湯ルーチン」の実行後、制御回路
40は図5(A)のステップ302にて第2タイマT2
計測時間値を3分に設定して、ステップ303にて「洗
浄ルーチン」を実行する。この「洗浄ルーチン」は図7
のステップ410にて開始され、ステップ412にて第
2タイマT2 の時間計測を開始させ、ステップ414〜
418の処理により、第2タイマT2 が3分の時間計測
を終了するまで、電動モータ26aを作動させることに
より循環ポンプ26をオンし続け、第2タイマT2 が3
分の時間計測を終了すると、電動モータ26aの作動を
停止させることにより循環ポンプ26をオフする。これ
により、洗剤を含んだ洗浄水による3分間の食器洗浄が
終了する。そして、ステップ420にてこの「洗浄ルー
チン」が終了される。
【0019】この「洗浄ルーチン」の実行後、制御回路
40は図5(A)のステップ304にて第3タイマT3
計測時間値を排水に必要な30秒に設定して、ステップ
305にて「排水ルーチン」を実行する。この「排水ル
ーチン」は図8のステップ430にて開始され、ステッ
プ432にて第3タイマT3 の時間計測を開始させ、ス
テップ434〜438の処理により、第3タイマT3
30秒の時間計測を終了するまで、電動モータ35aを
作動させることにより排水ポンプ35をオンし、第3タ
イマT3 が30秒の時間計測を終了すると、電動モータ
35aの作動を停止させることにより排水ポンプ35を
オフする。これにより、洗浄水タンク27内の洗浄水は
排水パイプ33を介して外部へ排水される。そして、ス
テップ440にてこの「排水ルーチン」が終了される。
【0020】次に、制御回路40は図5(A)のステップ
306にて前記ステップ301と同様な「給湯ルーチ
ン」を実行する。これにより、洗浄タンク27内には高
温の清浄な洗浄水がふたたび供給される。このステップ
306の「給湯ルーチン」の実行後、制御回路40はス
テップ307にて第2タイマT2 の計測時間値を30秒
に設定して、ステップ308にて前記同様の「洗浄ルー
チン」を実行する。これにより、洗浄水タンク27内の
清浄な洗浄水が循環パイプ28を介して洗浄ノズル2
4,25に30秒間圧送され、洗浄ノズル24,25が
回転しながら同洗浄水を食器22に噴射するので、食器
22が30秒間すすぎ洗いされる。その後、制御回路4
0は、前記ステップ304,305と同様なステップ3
09,310の処理により、前記すすぎ洗いに利用され
た洗浄水を30秒間で外部へ排出する。このステップ3
10の「排水ルーチン」の実行後、制御回路40はステ
ップ311〜315にて前記ステップ306〜310と
同様な処理を実行するので、食器22は30秒間ふたた
びすすぎ洗いされて、ステップ316にて「標準コース
ルーチン」の実行を終了する。その結果、この標準コー
スにおいては、食器22は洗剤の入った洗浄水で3分間
洗浄された後、30秒間ずつ2回に渡ってすすぎ洗いさ
れる。
【0021】また、前記ステップ204〜210(図
4)の処理によって洗浄コース番号Mが「2」に設定さ
れていれば、ステップ124にて「YES」と判定して
プログラムをステップ128に進め、同ステップ128
にて「強力コースルーチン」を実行する。この「強力コ
ースルーチン」は図5(B)に詳細に示すようにステップ
320〜336からなり、前記「標準コースルーチン」
と比べて、ステップ322にて第2タイマT2の計測時
間値を10分に設定する点で相違するのみである。これ
により、この強力コースにおいては、食器22は洗剤の
入った洗浄水で10分間洗浄された後、30秒間ずつ2
回に渡ってすすぎ洗いされる。
【0022】さらに、前記ステップ204〜210(図
4)の処理によって洗浄コース番号Mが「0」に設定さ
れていれば、ステップ122,124にて共に「NO」
と判定してプログラムをステップ130に進め、同ステ
ップ130にて「すすぎコースルーチン」を実行する。
この「すすぎコースルーチン」は、図5(C)に詳細に示
すように、前記「標準コースルーチン」のステップ30
6〜315と同様なステップ341〜350からなる。
これにより、このすすぎコースにおいては、食器22は
30秒間ずつ2回に渡ってすすぎ洗いされるのみであ
る。
【0023】前記のような図3のステップ126〜13
0の「標準コースルーチン」、「強力コースルーチン」
又は「すすぎコースルーチン」の終了後、制御回路40
はステップ132にてオートオフ処理を実行する。この
オートオフ処理においては、電源スイッチ41の電磁ソ
レノイド41bを励磁して、可動接点41aをオフさせ
る。これにより、排水ポンプ35の電動モータ35aを
除く、給水弁32の電磁ソレノイド32a、循環ポンプ
26の電動モータ26a及び表示器43が入力母線L1
から切り離される。次に、ステップ134にてフラグFL
G を”0”に変更して、プログラムをステップ104に
戻す。したがって、電源スイッチ41をふたたびオン操
作するまで、ステップ104の判定処理を繰り返し実行
して、同スイッチ41の投入待ち状態を続ける。そし
て、電源スイッチ41がオン操作されると、上記ステッ
プ106〜118の処理を実行した後、ステップ120
の循環処理によるスタートスイッチ44の投入待ち状態
になる。そして、この場合には、フラグFLG は前記ステ
ップ134の処理により”0”に戻されているので、ふ
たたび洗浄コース番号Mを変更可能となる。
【0024】上記作動説明のように、上記実施例によれ
ば、電源スイッチ41の投入直後に排水ポンプ35が作
動されて洗浄水タンク27内の洗浄水が初期排水され、
その後、スタートスイッチ44の投入に応答して「標準
コース」、「強力コース」及び「すすぎコース」のいず
れかの一連の洗浄シーケンス動作が実行される。この初
期排水においては、洗浄水タンク27内に洗浄水が多く
残っていてフロートスイッチ37がオンしていれば、排
水ポンプ35は30秒間作動され、洗浄水タンク27内
に洗浄水が多く残っていなくてフロートスイッチ37が
オフしていれば、排水ポンプ35は15秒間作動され
る。したがって、以前に使用した洗浄水が洗浄水タンク
27内に残っていない場合又は同残っている洗浄水が微
量な場合には、この初期排水のための時間が短くなり、
排水ポンプ35の無駄な作動を避けることができ、食器
22の全体の洗浄時間を短縮できるとともに、同ポンプ
35の耐久性を良好にできる。また、前記初期排水中に
は、フラグFLG が”0”に設定されており、コース変更
スイッチ45のオン操作により、「標準コース」、「強
力コース」及び「すすぎコース」のいずれかの選択が可
能であるので、各コースの変更のための時間を節約で
き、食器22の洗浄に必要な合計時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る食器洗浄機を概略的
に示す縦断側面図である。
【図2】 同食器洗浄機のための電気制御装置のブロッ
ク図である。
【図3】 図2の制御回路により繰り返し実行される
「メインプログラム」のフローチャートである。
【図4】 同制御回路により割り込み実行される「スイ
ッチ検出プログラム」のフローチャートである。
【図5】 (A)は図3の「標準コースルーチン」の詳細
を示すフローチャートであり、(B)は図3の「強力コー
スルーチン」の詳細を示すフローチャートであり、(C)
は図3の「すすぎコースルーチン」の詳細を示すフロー
チャートである。
【図6】 図5(A)(B)(C)の「給湯ルーチン」の詳細
を示すフローチャートである。
【図7】 図5(A)(B)(C)の「洗浄ルーチン」の詳細
を示すフローチャートである。
【図8】 図5(A)(B)(C)の「排水ルーチン」の詳細
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
20…洗浄漕、21…ドア、22…食器、24,25…
洗浄ノズル、26…循環ポンプ、26a…電動モータ、
27…洗浄水タンク、32…給水弁、32a…電磁ソレ
ノイド、35…排水ポンプ、35a…電動モータ、36
…サブタンク、37…フロートスイッチ、40…制御回
路(マイクロコンピュータ)、41…電源スイッチ、4
4…スタートスイッチ、45…コース変更スイッチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に洗浄水タンクを有するとともに食
    器を収容する洗浄槽と、前記洗浄水タンクに洗浄水を供
    給する給水装置と、前記洗浄水タンク内の洗浄水を循環
    させるとともに食器に噴射して食器を洗浄する洗浄装置
    と、前記洗浄水タンク内の洗浄水を排水する排水装置
    と、電力供給路に介装された電源スイッチと、給水、洗
    浄及び排水からなる一連の食器洗浄シーケンスの態様の
    変更を指示する変更スイッチと、食器の洗浄動作開始を
    指示するためのスタートスイッチと、前記洗浄水タンク
    内の洗浄水が所定量以上あることを検出する検出スイッ
    チと、前記電源スイッチ、スタートスイッチ及び検出ス
    イッチに接続され各スイッチからの信号に応答して前記
    給水装置、洗浄装置及び排水装置を電気的に制御し食器
    の洗浄動作を制御する制御回路とを備えた食器洗浄機に
    おいて、前記制御回路を、 前記電源スイッチの投入直後に前記検出スイッチによる
    検出結果に基づいて前記排水装置を作動させて前記洗浄
    水タンク内の洗浄水を排水させるものであって同洗浄水
    タンク内の洗浄水が所定量以上であるとき同排水装置を
    長い期間作動させかつ同洗浄水タンク内の洗浄水が所定
    量未満であるとき同排水装置を短い期間作動させる初期
    排水制御手段と、前記電源スイッチの投入後であって前記スタートスイッ
    チの投入前に前記変更スイッチの操作に応答して前記食
    器洗浄シーケンスの態様を決定するシーケンス態様決定
    手段と、 前記電源スイッチの投入後の前記スタートスイッチの投
    入に応答して前記決定された食器洗浄シーケンスの態様
    に応じて前記給水装置、洗浄装置及び排水装置を制御し
    て同食器洗浄シーケンスを実行するシーケンス制御手段
    とにより構成したことを特徴とする食器洗浄機。
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