JP2978218B2 - 運転定数自動変更機能付き組合せ秤 - Google Patents

運転定数自動変更機能付き組合せ秤

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JP2978218B2
JP2978218B2 JP2229063A JP22906390A JP2978218B2 JP 2978218 B2 JP2978218 B2 JP 2978218B2 JP 2229063 A JP2229063 A JP 2229063A JP 22906390 A JP22906390 A JP 22906390A JP 2978218 B2 JP2978218 B2 JP 2978218B2
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聖二 山野
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、組合せに参加する物品を収容する計量ホッ
パを含む部屋数(有効ホッパ数)を算出し、この有効ホ
ッパ数又は平均有効ホッパ数に対応する所定の運転定数
に基づいて作動するようにした運転定数自動変更機能付
き組合せ秤に関する。
(従来の技術) 従来の組合せ秤には、第8図に示す分散フィーダ1及
び分散フィーダ1上に物品を供給するクロスヘッドフィ
ーダ2を備えるものがある。分散フィーダ1の周囲には
放射状に複数台(P台)のリニアフィーダ3−1、3−
2‥‥が設けられており、振動器4−1‥‥が振動した
とき、分散フィーダ1から供給された物品をその先端側
に搬送する。そして、リニアフィーダ3−1‥‥の先端
にはフィードホッパ5−1‥‥が設けられており、物品
を保持することができる。これらフィードホッパ5−1
‥‥の下方には、それぞれ計量ホッパ6−1‥‥が設け
られ、これらが空のとき、フィードホッパ5−1‥‥の
ゲート7−1‥‥が開かれて、物品が供給される。これ
ら計量ホッパ6−1‥‥には、それぞれ重量検出器8−
1‥‥が設けられ、計量ホッパ6−1‥‥に供給された
物品の重量値を所定の安定時間経過後に検出する。これ
ら計量ホッパ6−1‥‥の内側の下方にはそれぞれメモ
リーホッパ9−1‥‥が設けられ、これらが空のとき、
計量ホッパ6−1‥‥の図の内側のゲート11−1‥‥が
開かれて、物品が供給される。そして、それら計量ホッ
パ6−1‥‥及びメモリーホッパ9−1‥‥内の物品の
重量値に対して組合せ演算等が行われ(この演算は演算
部等で行われるが、詳細な説明を省略する。)、どの計
量ホッパ及びメモリホッパから物品を排出するか選択さ
れ、例えば計量ホッパ6−1が選択されると、その計量
ホッパ6−1の図の外側のゲート10−1が開かれて、物
品が計量ホッパ6−1の下側の分割シュート12と逆円錐
台状の集合シュート13を経て、下方の包装機14等に供給
される。また、或るメモリーホッパ9−1が選択される
と、メモリーホッパ9−1のゲート14−1が開かれて、
物品が下方の分割シュート12と集合シュート13とを経て
包装機14に供給される。
なお、組合え演算に参加する物品を収容する計量ホッ
パ及びメモリーホッパの合計数(有効ホッパ数)が或る
一定以上である場合は、予め設定した台数(有効ホッパ
数上限値)のホッパに収容されている物品の重量値に対
して組合せ演算が行われる。そして、フィードホッパの
ゲートが開き始めてから重量検出器が物品の重量値を検
出し始めるまでの安定時間、フィードホッパのゲートが
開く開時間、計量ホッパのゲートが開く開時間及びメモ
リーホッパのゲートが開く開時間等の運転定数は作業者
により予め設定される。
(発明が解決しようとする課題) 従来の組合せ秤には、或る一定以上の運転速度(組合
せ演算により物品の選択する単位時間当りの回数)の状
態で、組合せ演算により選択した物品の合計重量が或る
一定以上の確立で許容範囲内に入るようにし、その結果
合計重量が許容範囲内でないときにする再組合せの回数
を或る一定以下の確立に収めることが課題としてある。
つまり、組合せ秤を使用して、選択した物品の合計重量
が適量であるものを単位時間当たりにできるだけ多く計
量しようとする場合、組合せ秤自体の機械的条件、各計
量ホッパ等に供給される物品の重量及び計量する物品の
性状等に応じて最適な上記従来例に記載の有効ホッパ数
上限値、安定時間、フィードホッパのゲート開時間、計
量ホッパのゲート開時間及びメモリーホッパのゲート開
時間等の運転定数を作業者が選択し、設定する必要があ
る。例えば、有効ホッパ数上限値を高くすると、組合せ
演算に参加する有効ホッパ数が多くなるので計量精度を
上げることができる。しかし、或る一定の値以上高くす
ると、計量精度はそれ以上良くならないし、逆に演算時
間が長くかかり、計量速度の低下の原因となる。その為
に、計量ホッパの数等に合わせて適切な上限値を設定す
る必要がある。
しかし、これらの運転定数は、作業者の経験と勘とに
より選択されて設定されるので、最適な運転定数を設定
して組合せ秤を運転させることは困難なことである。ま
た、当初、作業者が最適運転定数に近い運転定数を設定
できたとしても、フィードホッパに供給される物品重量
のばらつき等により運転中の最適運転定数が変化するこ
とがあり、このような場合、例えば作業者が逐次計量さ
れた物品の合計重量を測定することによりその計量精度
の変化を観測すると共に再組合せ回数及び運転速度を測
定し、これらに応じて運転定数を最適なものに設定し直
すことが考えられるが、これは作業者に大きな負担をか
け、完全を期することは困難なことである。従って、こ
のようなやり方では上記課題を解決することができな
い。
本発明の目的は、上記課題を解決する運転定数自動変
更機能付き組合せ秤を提供しようとするものである。
(発明の概要) この発明の運転定数自動変更機能付き組合せ秤は、計
量ホッパが物品の重量を計量し、組合せ演算手段が計量
ホッパにより計量された物品の重量に基づいて合計重量
が所望の重量に等しかこれに近い物品の組合せを選択す
る。組合せ演算手段が組合せを選択するごとに、平均値
算出手段が計量済み物品を収容する部屋数(以下「有効
ホッパ数」という。)を算出し、この算出した回数が予
め定めた回数となったときこの回数分の平均有効ホッパ
数を算出する。このように有効ホッパ数を算出するの
は、有効ホッパ数と計量精度に係わる運転定数とが密接
な関係があるからである。つまり、運転条件が変化し
て、計量精度を良好にする最適運転定数が当初と変った
場合は、有効ホッパ数を算出することにより、この新た
な最適運転定数を知ることができるからである。なお、
有効ホッパ数の平均値を算出するのは、各有効ホッパ数
のうち特異なものをならして、運転定数を有効に設定又
は変更する為である。そして、算出した平均有効ホッパ
数に対応する所定の上記運転定数を記憶手段から選択
し、自動的に設定又は変更することにより、組合せ秤を
所定の計量精度及び計量能力で作動させることができ
る。
また、有効ホッパ数の平均値を算出せずに、算出して
得られた1つのデータである有効ホッパ数に対応する所
定の運転条件を、記憶手段に記憶されている種々の運転
定数から選択し、この選択した運転定数に従って組合せ
秤を作動させることができる。
(実施例) この実施例は、メモリー式自動組合せ秤に、本発明を
実施したもので、分散フィーダ1、リニアフィーダ3−
1‥‥、フィードホッパ5−1‥‥、計量ホッパ6−1
‥‥、メモリーホッパ9−1‥‥、分割シュート12及び
集合シュート13を備えており、これらの構成は第8図に
示すものと同等である。よって、その詳細な説明を省略
し、同等部分は同一の図面符号を使用し以下説明する。
この実施例は第4図に示すように計量ユニットAを有し
ている。同図には示していないが、計量ユニットAは実
際には複数組設けられている。計量ユニットAは、ロー
ドセルのような重量検出器8−1を備えた計量ホッパ6
−1、フィードホッパ5−1及びメモリーホッパ9−1
を有している。重量検出器8−1の計量信号は増幅器
(図示せず)で増幅された後に、マルチプレクサ(図示
せず)を介して制御ユニットBのA/D変換器15に供給さ
れ、ここでディジタル信号に変換されて、演算制御部16
に供給される。演算制御部16は、所定の起動信号が設定
表示部17から入力されると、各計量ホッパ6−1‥‥に
供給された物品のディジタル計量信号を順次入力し、こ
れらに基づいて組合せ演算を行い、排出すべき物品を決
定する。なお、計量ホッパ6−1‥‥で計量された物品
は、従来例で説明したようにメモリーホッパ9−1‥‥
が空のとき、このメモリーホッパ9−1‥‥に供給され
て収容される。そして、これらフィードホッパ5−1‥
‥、メモリーホッパ9−1‥‥及び計量ホッパ6−1‥
‥内の物品を排出又は供給する際に夫々のゲートを開閉
するときは、計量ユニットAのゲート駆動装置18を駆動
回路19により駆動させて行われる。また、振動制御回路
20によりリニアフィーダ3−1‥‥を駆動させる。更に
演算制御部16に、記憶部21とタイマ22が接続されてい
る。記憶部21は、RAM、ROMを有し、後述するフローチャ
ートに対応するプログラム及び計量精度に拘る種々の運
転定数が書き込まれている。この運転定数は、第6図
(a)、(b)に示すように組合せに参加させる有効ホ
ッパ数の上限値(有効ホッパ数が上限値以上ある場合、
この上限値の台数の有効ホッパに収容されている物品を
組合せに参加させる。)、安定時間(計量信号が安定す
るまでの時間であって、この時間が経過した後に計量ホ
ッパが物品を計量する)、そしてフィードホッパ5−1
‥‥、計量ホッパ6−1‥‥及びメモリーホッパ9−1
‥‥の夫々のゲート開時間からなっている。これら運転
定数は、平均有効ホッパ数Aの取り得る夫々異なる範囲
(A<n、n≦A<n+1、n+1≦A<n+2、n+
2≦A、ただし、nはしきい値であり、所定の定数であ
る。)ごとに対応させて決定されている。
そして、タイマ22はそれぞれ設定時限に比例する設定
値からクロックパルスをカウントダンウンする複数台の
カウンタからなり、カウント値が0になったとき、設定
時限となるものである。
また、演算制御部16は、平均値算出手段と、運転定数
設定手段とを備えている。平均値算出手段は、組合せが
選択されるごとに計量済み物品を収容する計量ホッパ及
びメモリホッパの合計数(有効ホッパ数)を算出して、
第7図に示すように記憶部21に記憶する。そして、有効
ホッパ数を算出した回数が予め定めた回数Nとなったと
き、そのN回分の平均有効ホッパ数Aを算出する。運転
定数算出手段は、算出して得られた平均有効ホッパ数が
含まれている上記範囲に対応する運転定数を記憶部21に
記憶されている各運転定数から選択し、この選択した運
転定数に基づいてこの組せ秤を作動させる。
この制御の概略を第3図に示すタイミングチャートに
従って説明する。ただし、同図に示す各サイクルの組合
せ演算スタート時間t1、t3、t5は、この組合せ秤の運転
速度により決定されているものであり、運転速度が一定
している場合、運転定数設定手段が各運転定数を自動的
に変更しても、その周期は変更されない。そして、計量
ホッパー6−1とメモリーホッパ9−1、‥‥、計量ホ
ッパ6−pとメモリーホッパ9−pは夫々第8図に示す
ように上下に対に設けられている。また、実線で描かれ
ている時間帯は対応するホッパ内に物品を収容している
ことを示す。今、t1時点では全ての計量ホッパ6−1乃
至6−p及びメモリーホッパ9−1乃至9−pに計量済
みの物品が収容されている。
次に、組合せ演算が実行されて、例えば計量ホッパ6
−1、6−p、メモリーホッパ9−2、9−pが選択さ
れ、物品を包装機41側に排出する為に各ゲートが開く。
そして、所定の開時間が経過すると各ゲートが閉じ、計
量ホッパ6−1、6−pには夫々対応するフィードホッ
パ5−1、5−pから物品が供給され、フィードホッパ
5−1、5−pにはリニアフィーダ3−1、3−pから
物品が供給される。そして、メモリーホッパ9−2は空
になっているので計量ホッパ6−2の物品が供給され、
空になった計量ホッパ6−2にはフィードホッパ5−2
から物品が供給される。また、計量ホッパ6−pは物品
が供給されてから安定時間が経過して物品の計量が終了
した時に、空であるメモリーホッパ9−pに物品を供給
する。
なお、計量ホッパは、フィードホッパから物品が供給
され始めてから所定の安定時間経過後に供給された物品
を供給する。
そして、次のサイクル組合せ演算スタート時間t3
は、計量ホッパ6−1、メモリーホッパ9−1、9−
2、9−pに夫々収容されている計量された物品重量及
び図には示していないが他の計量ホッパ等に収容されて
いる物品の各重量に基づいて組合せ演算が行われる。そ
して、この組合せ演算で選択された物品が排出されて、
以下上記と同様の動作が行われる。
ただし、組合せ演算の結果、選択される合計重量は、
合計重量が存在する第5図に示すA領域、B領域、C領
域、D領域、E領域によって優先順位が定められてお
り、優先順位はA、B、C、D(E)の順である。つま
り、A、B、Cの領域に複数の合計重量が存在している
場合、A領域に存在する合計重量のなかから目標重量に
最も近い重量を選択するということである。なお、A、
B、Cは適量範囲、Dは過量範囲、Eは軽量範囲であ
る。そして、合計重量を選択するごとに平均値算出手段
が平均有効ホッパ数を算出し、運転定数設定手段がこの
算出された平均有効ホッパ数に対応する運転定数を設定
して、組合せ秤を作動させる。
次に、メモリー式自動組合せ秤の運転定数の変更手順
を第1図のフローチャートに従って説明する。まず、作
業者が設定表示部17を操作して、運転定数である組合せ
参加有効ホッパ数の上限値、安定時間、そしてフィード
ホッパ、計量ホッパ及びメモリーホッパの各ゲート開時
間を設定する(ステップ100)。この各運転定数は、例
えば第2図のステップに示されているm、a2、b2、c2
d2とすることができる。次に、第3図に示す組合せ演算
スタート時間t1になるまでリニアフィーダの駆動、フィ
ードホッパのゲート開閉駆動、計量及び計量ホッパのゲ
ート開閉駆動を行う(ステップ102)。そして、組合せ
演算スタート時間t1になると(ステップ104)、組合せ
演算終了フラグがONであるか否かを判断し(ステップ10
6)、前回の組合せで選択された物品が排出されて組合
せ演算終了フラグがOFFであるとき、計量された物品を
収容する計量ホッパ及びメモリーホッパの合計数(有効
ホッパ数)及びこれら収容した物品の夫々の重量を記憶
部21に記憶しする(ステップ108)。そして、これら計
量済みの物品の重量に基づいて、第5図の優先順位の規
定に適合し、かつ目標重量に最も近い合計重量を選択す
る(ステップ110)。このように組合せ演算をする前に
組合せ演算終了フラグがOFFであるかを判断するのは、
組合せにより選択された物品が排出されないうちに次の
組合せ選択が行われることを防止する為であり、何等か
の理由で包装機14の受入が遅れている場合に必要であ
る。従って、組合せ選択された物品が排出されて、組合
せ演算終了フラグがOFFになるまでステップ102〜106又
はステップ102、104、126を繰り返す。次に、組合せ演
算により選択した合計重量が第5図に示すA乃至D領域
のうちどの領域に存在するかを判断する(ステップ11
2、116、118)。合計重量が下限重量未満のE領域(計
量範囲)にあると判断すると、再投入の指令を発し(ス
テップ114)、ステップ102に戻る。合計重量がA又はB
領域(適量範囲)にあると判断すると、組合せ演算完了
フラグをONにする(ステップ120)。また、合計重量が
C領域にあり適量範囲の多い目であると判断すると、劣
組合せ回数のカウンタ値Pを1加算して(ステップ12
2)、ステップ120に進む。そして、合計重量がD領域
(過量範囲)にあると判断すると、選択に参加した物品
を過量物品として排出して(ステップ124)、ステップ1
02に戻る。
なお、合計重量がステップ112で計量(E領域)と判
断された場合及びステップ118で過量(D領域)と判断
された場合は、次の組合せ演算スタート時間(例えば
t3)が来るまでステップ102、104、126を実行して物品
を計量し、時間t2が来たとき上記と同様に組合せ演算を
実行する。また、合計重量がステップ116、118で適量
(A、B、C領域)であると判断された場合は、ステッ
プ120又は122を実行してステップ134に進み、有効ホッ
パ数をN回算出したか否かを判断し(ステップ134)、
N回に至っておれば、N回分の有効ホッパ数の平均値A
を算出をし(ステップ136)、この平均値Aに基づいて
運転定数を記憶部21から選択して設定する(ステップ13
8)。この時、有効ホッパ数の算出回数N及び劣組合せ
の回数Pの各カウント値を0にリセットする。そして、
ステップ102に戻し、この時は組合せ演算時間が経過し
ているからステップ104はNOであり、組合せ完了フラグ
がONであるからステップ126はYESである。つまり、包装
機14から排出信号を受信するまで物品を供給、計量し、
排出信号を受信すれば(ステップ128)、選択した物品
を包装機14へ排出して(ステップ130)、組合せ演算完
了フラグをOFFにする(ステップ132)。そして、再びス
テップ102に戻り、物品を計量して組合せ演算を実行す
る。なお、ステップ134で有効ホッパ数を算出した回数
がN回に至っておらず、NOであると、ステップ102に戻
り、上記と同様のステップを実行する。
次に、ステップ138の運転定数設定手順を第2図のフ
ローチャートで詳細に説明する。まず、P/N≧αか否か
を判断する(ステップ200)。ここで、Pは劣組合せ回
数であり、有効ホッパ数をN回算出するまでにカウント
された劣組合せ回数(選択された合計重量がC領域にあ
った回数)である。αはしきい値である。そして、P/N
≧αであり劣組合せ回数が比較的多いと判断すると、平
均有効ホッパ数AがA<n、n≦A<n+1、n+1≦
A<n+2及びこれ以外の範囲(n+2≦A)のうちい
ずれの範囲に属するかを判断する(ステップ202、204、
206)。A<nである場合は第6図(b)に示すように
組合せ参加有効ホッパ数の上限値をlに設定し、(ステ
ップ208)これ以外の運転定数は変更しない。同様に、
n≦A<n+1、n+1≦A<n+2又はn+2≦Aで
ある場合は、上限値を夫々l+1、l+2又はl+3に
設定する(ステップ210、212、214)。そして、有効ホ
ッパ数のデータ数N及び劣組合せの回数Pの各カウント
値を0にリセットする。
また、ステップ200で、P/N<αであり劣組合せ回数が
比較的少ないと判断すると、平均有効ホッパ数AがA<
n、n≦A<n+1、n+1≦A<n+2及びこれ以外
の範囲(n+2≦A)のうちいずれの範囲に属するかを
判断する(ステップ218、220、222)。A<nである場
合は、第6図(a)に示すように組合せ参加有効ホッパ
数の上限値をm、安定時間をa1、そしてフィードホッ
パ、計量ホッパ及びメモリーホッパの夫々の開時間を
b1、c1、d1に設定する(ステップ224)。同様に、n≦
A<n+1、n+1≦A<n+2又はn+2≦Aである
場合は、各運転定数を第6図(a)に示す値に設定す
る。そして、有効ホッパ数のデータ数N及び劣組合せの
回数Pの各カウント値を0にリセットする(ステップ21
6)。
ただし、n<m、n<lの関係がある。これは組合せ
参加有効ホッパ数の上限値を平均有効ホッパ数よりも大
きくする為である。そして、n、l、mの値は組せ秤の
計量ホッパ及びメモリーホッパの数に基づいて決定され
る。
上記実施例では、平均有効ホッパ数の属する領域に応
じて、組合せ参加有効ホッパ数の上限値のみを変更した
り(ステップ202〜214)、この上限値、安定時間、各ホ
ッパの開時間を全て変更したが(ステップ218〜230)、
ステップ202〜214において上限値の換わりに計量精度に
係わる拘る他の運転定数を変更することができるし、ま
た、ステップ218〜230において上記運転定数の換わりに
例えば安定時間のみを変更することができる。
そして、ステップ136、138において平均有効ホッパ数
を算出してこの平均有効ホッパ数が属する領域に対応す
る運転定数を設定又は変更したが、平均有効ホッパ数を
算出せずにN回目に算出した有効ホッパ数が属する領域
に対応する運転定数を設定又は変更することができる。
上記実施例では、メモリーホッパを有する組合せ秤に
適用したが、メモリーホッパを有していない組合せ秤に
も適用することができる。
(発明の効果) 本発明は、組合せ秤の稼働前に設定した計量精度に拘
る運転定数が稼働中における最適運転定数と相違してい
たり、組合せ秤の稼働中に各計量ホッパに供給される物
品重量又は物品の性状等の運転条件が変化して、計量精
度に係わる最適運転定数が変化した場合、現在設定され
ている運転定数を最適な運転定数に自動的に変更するこ
とができるので、常に予めねらいとする良好な計量精度
で物品を計量することができる効果がある。そして、運
転定数を自動的に変更することができるので、作業者に
労力の負担をかけることがなく、確実に精度の良い計量
を行うことができる。また、精度の良い計量を行うこと
ができるので、再組合せをする回数が少なくすることが
でき、これによって、組合せ重量が許容範囲内である物
品を排出する単位時間当りの回数の向上及び組合せ演算
の所定回数当りの組合せ重量が許容範囲内である物品を
排出する回数の向上(歩留りの向上)を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による一実施例の運転定数自動変更機
能付き組合せ秤の動作を示すフローチャート、第2図は
同実施例の運転定数を所定値に設定又は変更するフロー
チャート、第3図は同実施例の運転定数自動変更機能付
き組合せ秤の動作を示すタイムチャート、第4図は同実
施例の運転定数自動変更機能付き組合せ秤のブロック
図、第5図は同実施例の組合せ演算結果判定領域を示す
図、第6図(a)、(b)は同実施例の運転定数を示す
図、第7図は同実施例の有効ホッパ数を記憶する記憶部
を示す図、第8図は同実施例及び従来例の組合せ秤の外
観図である。 6−1〜6−P……計量ホッパ、16……演算制御部、17
……設定表示部、21……記憶部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−22028(JP,A) 特開 昭62−42020(JP,A) 特開 昭62−103524(JP,A) 特開 平1−113621(JP,A) 特開 昭61−278717(JP,A) 特開 昭63−171324(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ物品が供給されこの供給された物
    品を計量する複数の計量ホッパと、この計量ホッパによ
    り計量された物品の重量に基づいて合計重量が所望の重
    量に等しイかこれに近い物品の組合せを選択する組合せ
    演算手段と、上記組合せを選択するごとに上記計量済み
    物品を収容する上記計量ホッパを含む部屋の合計数(以
    下「有効ホッパ数」という。)を算出しこの有効ホッパ
    数の算出した回数が予め定めた回数となったときこの回
    数分の平均有効ホッパ数を算出する平均値算出手段と、
    上記平均有効ホッパ数の取り得るそれぞれ異なる範囲ご
    とに対応しており今回算出された上記平均有効ホッパ数
    に応じてこの組合せ秤の計量精度に係わる次回以降の上
    記有効ホッパ数を変更させるための運転定数を記憶する
    記憶手段と、上記算出された平均有効ホッパ数に基づい
    てこの平均有効ホッパ数が含まれている上記範囲に対応
    する上記運転定数を上記記憶手段に記憶されている上記
    各運転定数から選択しこの選択した運転定数に基づいて
    この組合せ秤を作動させる運転定数設定手段を具備する
    運転定数自動変更機能付き組合せ秤。
  2. 【請求項2】それぞれ物品が供給されこの供給された物
    品を計量する複数の計量ホッパと、この計量ホッパによ
    り計量された物品の重量に基づいて合計重量が所望の重
    量に等しいかこれに近い物品の組合せを選択する組合せ
    演算手段と、上記計量済み物品を収容する上記計量ホッ
    パを含む部屋の合計数(以下「有効ホッパ数」とい
    う。)を算出する有効ホッパ数算出手段と、上記有効ホ
    ッパ数の取り得るそれぞれ異なる範囲ごとに対応してお
    り今回算出された有効ホッパ数に応じてこの組合せ秤の
    計量精度に係わる次回以降の上記有効ホッパ数を変更さ
    せるための運転定数を記憶する記憶手段と、上記算出さ
    れた有効ホッパ数に基づいてこの有効ホッパ数が含まれ
    ている上記範囲に対応する上記運転定数を上記記憶手段
    に記憶されている上記各運転定数から選択しこの選択し
    た運転定数に基づいてこの組合せ秤を作動させる運転定
    数設定手段を具備する運転定数自動変更機能付き組合せ
    秤。
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