JP2976129B2 - カラープロセスカートリッジ - Google Patents

カラープロセスカートリッジ

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JP2976129B2
JP2976129B2 JP2231580A JP23158090A JP2976129B2 JP 2976129 B2 JP2976129 B2 JP 2976129B2 JP 2231580 A JP2231580 A JP 2231580A JP 23158090 A JP23158090 A JP 23158090A JP 2976129 B2 JP2976129 B2 JP 2976129B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機・プリンタ等転写材へ画像形成を行
う電子写真方式の画像形成装置に関する。
〔発明の背景〕
電子写真法を用いてカラー画像を得るには多くの方法
・装置が提案されている。例えば特開昭61−100770号公
報に開示されているように、像形成体たる感光体ドラム
上に原稿像の分解色数に応じた潜像形成と現像を行い、
現像の都度転写ドラム上に転写して転写ドラム上に多色
像を形成したのち、転写材上に転写してカラーコピーを
得る方法がある。この方法による装置は、感光体ドラム
の他に1枚分の画像をその周面上に転写できる大きさを
持った転写ドラムを設ける必要があり、装置は大型でか
つ複雑な構造となることは避けられない。
また、例えば特開昭61−149972号公報に開示されてい
るように、感光体ドラム上に原稿像の分解色数に応じた
潜像形成と現像を行い、現像の都度転写材上に転写して
多色のカラーコピーを得る方法がある。この方法にあっ
ては多色の画像を精度よく重ねることは困難で、良質の
カラーコピーを得ることはできない。
また、感光体ドラム上に原稿像の分解色数に応じた潜
像形成と、カラートナーによる現像を繰り返し、感光体
ドラム上でカラートナー像を重ねたのち転写してカラー
画像を得る方法がある。この多色画像形成の基本プロセ
スは、本出願人による特開昭60−75850号、同60−76766
号、同60−95456号、同60−95458号、同60−158475号公
報等によって開示されている。
このような重ね合わせによってカラー画像を得るよう
にした多色画像形成装置にあっては、感光体ドラムの周
縁に色の異なったカラートナーを収納した複数の現像器
が配置してあり、一般には感光体ドラムを複数回回転さ
せ、感光体ドラム上の潜像を現像してカラー画像を得る
ようにしている。
一方電子写真方式を用いるモノカラー方式のアナログ
複写機や半導体レーザ・LED走査系による複写機・プリ
ンタ等の画像形成装置において、耐用寿命を有する各種
感光体、現像剤キャリア、クリーニング部材や現像剤ト
ナーの消耗時等での補給・交換のために画像形成手段の
一部をカートリッジ化して、これら画像形成手段の要部
を一体化した部材を装置外へ取り出し、メンテナンス或
は交換を行うよう構成されたものが提案されている。ま
た、画像形成手段によって像形成される転写材の搬送路
を開放してジャム処理時に転写材を取り出し易くする様
な構成も種々提案されてきている。
これらの代表的な構成として特公昭58−54392号公報
に開示されている様な、感光体ドラム、現像器、クリー
ナー等を一体的に支持部材に取付け、装置本体より引抜
き可能とし、各ユニットの交換や補修を容易化する提案
がなされており、次いでおれら画像形成手段の主要部を
一体化して使い捨てとしたものが特開昭57−154255号公
報に、また同様の使い捨てカートリッジを用いるもの
で、半導体レーザによるドット露光走査書込みによって
感光体ドラム上に潜像形成を行うプリンタ構成が特開昭
59−147366号公報等にて開示されている。更に、これら
の公報には分割構造の上部筐体を開放して転写材搬送路
を開き、ジャム時の転写材を取り出す構成が開示され、
且つ前記の特開昭57−154255号公報には、2分割の構造
の上部筐体に使い捨てプロセスカートリッジを交換可能
に配設した構成が採られ、カートリッジ交換の作業性
と、ジャム処理の容易性を解決しようとしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように画像形成用の各プロセス資材をカートリッ
ジ化した上でその装置本体に対する着脱操作を容易にす
ることによって、各プロセス資材のメンテナンスと転写
材のジャム処理は著しく簡易化されるものの、一方カー
トリッジの内蔵する各現像器に対する現像剤の補給やク
リーニングによって除去される廃トナーの処置などの付
帯的なプロセス処理に関してはまだ具体的で適切な装置
の提案が見当たらずプロセス資材のカートリッジ化に当
っての一つの課題として残されている。
本発明はこの点を解決して改良した結果、現像剤の補
給装置を極めてコンパクトに内蔵することを可能とした
画像形成装置の提供を目的としたものである。
〔発明の構成〕
上記目的は、像担持体、装置本体に固設され該像担持
体上に潜像を形成するための露光用開口部を有する像露
光手段、該潜像を現像する現像手段、現像されたトナー
像を転写材上に転写する転写手段とを有する画像形成装
置において、少なくとも前記像担持体及びトナーホッパ
又は交換可能なトナーカートリッジを有するプロセスカ
ートリッジを前記画像形成装置本体に対し着脱自在に設
けるとともに、該プロセスカートリッジを画像形成が可
能な第1の位置から、トナー補給可能となる第2の位
置、又はプロセスカートリッジ交換及びジャム処理が可
能となる第3の位置へ移動さすプロセスカートリッジ移
動手段と、該プロセスカートリッジ移動手段にプロセス
カートリッジ交換信号S、トナー補給信号S′又はジャ
ム信号S″を出力する制御手段とを有しており、前記第
1の位置から第2、第3の位置までのプロセスカートリ
ッジの移動方向は、転写部における転写材の搬送方向に
対して略鉛直方向、かつ、該プロセスカートリッジの着
脱方向に対して同一方向であり、前記制御手段からのト
ナー補給信号S′の出力に伴って前記プロセスカートリ
ッジが第1の位置から第2の位置へ移動し、前記制御手
段からのプロセスカートリッジ交換信号S又はジャム信
号S″の出力に伴って前記プロセスカートリッジが第1
の位置から第3の位置へ移動することを特徴とする画像
形成装置によって達成される。
〔実施例〕
本発明の画像形成装置の一実施例を第1図ないし第11
図に示す。
第1図(a)において、1はベルト状像担持体たる可
撓性の感光体ベルトで、該感光体ベルト1は回動ローラ
2および3の間に架設されていて回動ローラ2の駆動に
より時計方向に搬送される。
4は前記感光体ベルト1に内接するよう固定した支持
体すなわちガイド部材であって、前記感光体ベルト1は
回動ローラ3の外側への付勢作用によって緊張状態とさ
れることによりその内周面を前記ガイド部材4に摺擦さ
せる。
従って前記感光体ベルト1の外周面の感光体は搬送中
にも常に前記ガイド部材4の表面に対し一定の関係位置
に保たれ、安定した画像形成面を構成することを可能と
している。
6は帯電手段たるスコロトロン帯電器、7は像露光手
段たるレーザ書込み系ユニット、8ないし11はそれぞれ
特定色の現像剤を収容した複数の現像手段すなわち現像
器であって、これ等の各像形成手段はガイド部材4を背
面にした前記感光体ベルト1の外周面に対向して配設さ
れる。
前記レーザ書込み系ユニット7には図示の光学系のも
のの他に、発光部と収束性光伝送体を一体とした光学系
等も使用される。
前記各現像器8,9,10,11は例えばイエロー,マゼン
タ,シアン,黒色の各現像剤をそれぞれ収容するもので
前記感光体ベルト1と所定の間隙を保つ各現像スリーブ
を備え、感光体ベルト1上の潜像を非接触現像法により
顕像化する機能を有している。この非接触現像は接触現
像と異なり、感光体ベルトの移動を妨げない長所を有す
る。
12は転写器、12Aは除電バー、13はクリーニング部す
なわちクリーニング装置で該クリーニング装置13のブレ
ード13Aとトナー搬送ローラ13Bは画像形成中には感光体
ベルト1の表面より離間した位置に保たれ画像転写後の
クリーニング時のみ図示の如く感光体ベルト1の表面に
圧接される。
前記カラー画像形成装置によるカラー画像形成のプロ
セスは次のようにして行われる。
まず本実施例による多色像の形成は、次の像形成シス
テムに従って遂行される。即ちオリジナル画像を撮像素
子が走査するカラー画像データ入力部で得られたデータ
を、画像データ処理部で演算処理して画像データを作成
し、これは一旦画像メモリに格納される。次いで該画像
メモリは、記録時とり出されて記録部である例えば第1
図(a)の実施例で示したカラー画像形成装置へと入力
される。
すなわち前記プリンタとは別体の画像読取装置から出
力される色信号が前記レーザ書込み系ユニット7に入力
されると、レーザ書込み系ユニット7においては半導体
レーザ(図示せず)で発生されたレーザビームは駆動モ
ータ7Aにより回転されるポリゴンミラー7Bにより回転走
査され、fθレンズ7Cを経てミラー7Dおよび7E,7Fによ
り光路を曲げられて、予め帯電手段たる帯電器6によっ
て電荷を付与された感光体ベルト1の周面上に投射され
輝線を形成する。
一方では走査が開始されるとビームがインデックスセ
ンサによって検知され、第1の色信号によるビームの変
調が開始され、変調されたビームが前記感光体ベルト1
の周面上を走査する。従ってレーザビームによる主走査
と感光体ベルト1の搬送による副走査により感光体ベル
ト1の周面上に第1の色に対応する潜像が形成されて行
く。この潜像は現像手段の内イエロー(Y)のトナー
(顕像媒体)の装填された現像器8により現像されて、
ベルト表面にトナー像が形成される。得られたトナー像
はベルト面に保持されたまま感光体ベルト1の周面より
引き離されている清掃手段たるクリーニング装置13の下
を通過し、つぎのコピーサイクルに入る。
すなわち、前記感光体ベルト1は前記帯電器6により
再び帯電され、次いで信号処理部から出力された第2の
色信号が前記書込み系ユニット7に入力され、前述した
第1の色信号の場合と同様にしてベルト表面への書込み
が行われ潜像が形成される。潜像は第2の色としてマゼ
ンタ(M)のトナーを装填した現像器9によって現像さ
れる。
このマゼンタ(M)のトナー像はすでに形成されてい
る前述のイエロー(Y)のトナー像の存在下に形成され
る。
10はシアン(C)のトナーを有する現像器で、信号処
理部で発生される制御信号に基づいてベルト表面にシア
ン(C)のトナー像を形成する。
さらに11は黒色のトナーを有する現像器であって、同
様の処理によりベルト表面に黒色のトナー像を重ね合わ
せて形成する。これ等各現像器8,9,10および11の各スリ
ーブには直流あるいはさらに交流のバイアスが印加さ
れ、顕像手段である2成分現像剤によるジャンピング現
像が行われ、基体が接地された感光体ベルト1には非接
触で現像が行われるようになっている。なお現像として
は、一成分現像剤を用いた非接触現像を用いることもで
きる。
かくして感光体ベルト1の周面上に形成されたカラー
のトナー画像は、転写部において給紙カセット14より給
紙ガイド15を経て送られてきた転写材に転写される。
すなわち、給紙カセット14に収容された転写材は給紙
ローラ16の回転によって最上層の一枚が搬出されてタイ
ミングローラ17を介し感光体ベルト1上の像形成とタイ
ミングを合わせて転写器12へと供給される。
画像の転写・除電を受けた転写材は、前記回動ローラ
2に沿って急に方向転換をする感光体ベルト1より確実
に分離して吸着式の搬送ベルト17Aを介して上方に向か
い、定着ローラ18によって画像を溶着したのち排紙ロー
ラ19を経て上蓋20に形成したトレイ上に排出される。
一方、転写材への転写を終えた感光体ベルト1はさら
に搬送を続けてブレード13Aとトナー搬送ローラ13Bを圧
接状態とした前記クリーニング装置13において残留した
トナーの除去を行いその終了をまって再び前記ブレード
13Aを引き離し、それより少し後にトナー供給ローラ13B
がブレード13Aの先端部に堆積したトナーをならした後
に、トナー供給ローラ13Bを引き離し新たな画像形成の
プロセスに入る。
前記の感光体ベルト1は下側周縁に対向配置した帯電
器6・各現像器と、横方向端部に配設したクリーニング
装置13と共に画像形成のプロセス資材として第1図
(b)に示すような独立したカラープロセスカートリッ
ジ30に組込まれ一体化して装置本体に対し着脱される。
前記カラープロセスカートリッジ30はさらにクリーニ
ング装置13の側部に現像剤補給部30Aを、また前記ガイ
ド部材4と一体に廃トナーカートリッジ30Bを内蔵して
いて、前記現像剤補給部30Aからは各現像器に対するト
ナーの補給を、一方前記廃トナーカートリッジ30Bには
クリーニングによって除去した廃トナーの回収をそれぞ
れ行う機能を備えている。
前記のカラープロセスカートリッジ30は次のようにし
て装置本体に対して挿脱される。
すなわち装置内部には、AA断面を示した第5図にある
ように、固定した一対のガイドレール40に底面の脚部50
Aを係合しスライド可能に支持される架台50が設けられ
ていて、前記カラープロセスカートリッジ30は前記架台
50に載置して装置内に収納される。
前記架台50は装置本体側のモータM1のピニオンP1に噛
合するラック板51を一体としていて、前記モータM1の回
転により第2あるいは第3図に示す如く斜め上方に平行
移動して装置本体の側面より突出し、所定の位置に保持
される。
一方、前記上蓋20は軸20Aを介して装置本体に回動可
能に支持されていて、反時計方向に回動することにより
開蓋して装置本体上部の開口部が開放される。
すなわち、前記上蓋20はその回転基部に装置本体側の
モータM2のピニオンP2に噛合する扇形歯車21を一体とし
ていて、前記モータM2の回転により第2図あるいは第3
図に示す如く反時計方向に回転して所定の角度に保持さ
れる。
前記の架台50の移動および上蓋20の開蓋すなわち前記
モータM1およびM2の回転は、前述したプロセス資材の交
換、点検あるいは補給の周期と転写材の搬送トラブル発
生のタイミングに自動的に開始される。
前記プロセスカートリッジ30は、収容するプロセス資
材の使用頻度を積算するカウンタ機能を備えていて、新
たに装置本体に装着される際、第5図に示すカートリッ
ジ側面の突起部材31が装置本体側に設置したカウンタC
のリセットレバー35を押圧してカウンタCの表示を0に
戻し、以後の使用度数を記録し例えばクリーニング装置
13のブレード13Aの耐久使用回数、ベルト使用寿命回数
等の各々の所定の度数(基準値)に達した時点でカウン
タCから信号Sが出力される。
6万C時点で新プロセスユニットの挿入によりカウン
タCがリセットされる。
この信号により感光体ベルト1、帯電器6、各現像器
およびクリーニング装置13の交換、点検の周期が検知さ
れる。
なお前記突起部材31には本発明者の実公平2−8295号
公報による提案が適用され、それによって同一のカート
リッジ30によるカウンタCの再リセットが防止される。
また前記プロセスカートリッジ30は内部に、前記の各
現像器にトナーを補給する4個のトナー補給ホッパによ
って構成される前述の現像剤補給部30Aと前記クリーニ
ング装置13によって回収されたトナーを収容する廃トナ
ーカートリッジ30Bを内蔵している。
前記の現像剤補給部30Aにはそれぞれイエロー
(Y)、マゼンタ(M),シアン(C)および黒(BK)
の各トナーを充填した4個のトナーカートリッジが取付
けられ、対応する各トナー補給ホッパに対し常時トナー
を落下して補給出来る状態で内蔵されている。
また前記の現像剤補給部30Aには現像剤すなわちトナ
ーの消耗を検知する検知手段としてセンサPが取付られ
ていて、収容するトナーの残量が規定以下に減少すると
電気信号S′が出力して第5図に示すコネクタ32を介し
て装置本体に伝達される。
また前記廃トナーカートリッジ30Bに関してはトナー
回収量を検知するセンサが内蔵されていてトナーの収容
量が規定以上になると前記の電気信号Sが出力され装置
本体に伝達される。
一方転写材の搬送路の要所には、転写材の通過を検出
するフォトセンサS1,S2およびS3等が配設されていて各
搬送上流側に位置するセンサが転写材の通過を検出した
後、所定の秒時を経ても下流側に位置するセンサが転写
材を検出出来ない場合にはジャム検知信号S″(図示せ
ず)が出力されて転写材のジャム発生が検知される。
前述の検知される各信号は装置本体の制御部に入力さ
れ、前記モータM1およびM2の回転を制御する信号として
出力される。
また前記の装置は、その正面すなわち第1図(a)に
おける矢印Bの側面に設けた装置の操作・表示部60に、
第8図に示すような転写材のジャム発生を表示するラン
プL1とプロセス資材の交換を表示するランプL2および現
像剤の補給を表示するランプL3と、さらに前記モータM1
およびM2の逆転方向への駆動をスタートさせるリセット
釦61と正転方向への駆動をスタートさせるエゼクト釦62
を備えている。
前記のジャム検知信号(S″)、プロセス資材の交換
および現像剤補給の検知信号(SおよびS′)が装置本
体の制御部に入力されると、前記ランプL1、ランプL2、
ランプL3がそれぞれ点灯して表示される。
以下、前記の各信号の入力によるモータM1およびM2の
回転制御のプロセスを、第9図の制御部回路と第10図に
示す各フローチャートによって説明する。
先ず前記現像剤補給部30A内のトナーが減少してセン
サPによりトナー補給の時期が検知された場合について
説明する。
第6図は第1図(b)における矢印C方向からのプロ
セスカートリッジ30の平面図を示すもので、前記現像剤
補給部30Aはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)とさらに黒(BK)の各色のトナーをそれぞれ収容
するトナー補給ホッパ308、309、310とさらに311から構
成されている。
前記各トナー補給ホッパは可撓性の搬送スクリューを
内蔵した補給管を介してそれぞれ対応する各現像器に接
続されていて、画像濃度の検知信号に応じたそれぞれの
モータmの回転によりトナーを現像器内に補給するよう
になっている。
トナー補給ホッパーへのトナー補給信号S′が出力さ
れると第10図(a)に示すように先ずランプL3(好まし
くは各色トナーY,M,C,BKに対応したランプ)が点灯して
トナー補給ホッパーに対するトナーカートリッジの交換
が警告され、同時に前記モータM1に正回転の電力を供給
する信号が出力される。
モータM1の正転により前記架台50は第1図(a)に示
す位置から第2図に示す位置に移動し、その上面の遮光
板52が装置本体のフォトセンサS5をONからOFFに切換え
る位置で前記モータM1の回転を停止する。
その結果プロセスカートリッジ30は装置内の画像形成
を可能とする第1位置から現像剤補給用容器すなわちト
ナーカートリッジの交換を可能とする第2位置へと移動
され前記の各トナー補給ホッパとトナーカートリッジを
装置外部に突出させる。
前記の各トナー補給ホッパ308、309、310および311に
対するトナーの補給は、第6図に示すようにイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)および黒(BK)
の各色のトナーを充填する各トナーカートリッジ308C、
309C、310Cおよび311Cをそれぞれ交換する操作によって
自動的に行われる。
第7図によりトナー補給ホッパ308に対するトナーカ
ートリッジ308Cを例として交換の操作について説明す
る。
トナ補給ホッパ308は上面にトナーカートリッジ308C
を係合する案内板3081を固定し、トナー受入口3082を開
口している。
前記トナー受入口3082はガイドレール3083と3084によ
って摺動可能に保持されたシャッタ板3085によって覆わ
れていて、該シャッタ板3085に取付けた引張バネ3086に
よる矢印の反対方向への付勢作用によって常時遮蔽され
た状態とされている。
一方トナーカートリッジ308Cは底面にトナー補給ホッ
パ308の前記案内板3081に内接して係合する段部3081Cを
形成し、さらにその中央部にトナー落下口3082Cを開口
している。
前記トナー落下口3082Cはガイドレール3083Cと3084C
によって摺動可能に保持されたシャッタ板3085Cによっ
て覆われていて、該シャッタ板3085Cに取付けた引張バ
ネ3086Cによる矢印方向への付勢作用によって常時遮蔽
された状態を保っている。
トナー補給ホッパ308に対し前記トナーカートリッジ3
08Cを段部3081Cが案内板3081に係合するよう矢印方向か
らスライドして挿入すると、カートリッジ側のバネ掛け
ピン3087Cがホッパ側のシャッタ板3085の立上り部3088
を押圧して該シャッタ板3085を矢印方向に移動し、若干
遅れてカートリッジ側のシャッタ板3085Cの立上り部308
8Cがホッパ側のバネ掛けピン3087に当接してカートリッ
ジの挿入と共に前記シャッタ板3085Cが矢印の反対方向
に移動される。
従って前記の段部3081Cが案内部材3081の奥壁に当接
して係止する迄挿入されると、前記のトナー受入口3082
とトナー落下口3082Cは互に合致した位置において全開
状態となり、トナーカートリッジで308C内のトナーがト
ナー補給ホッパ308内に自動的に流出落下して補給され
る状態となる。
トナーカートリッジ308Cを交換したあと手動によって
リセット釦を押圧することにより前記モータM1に逆回転
の電力が供給されて、プロセスカートリッジ30は第2位
置から第1位置に向けて移動を開始し遮光板52がフォト
センサS4をOFFからONに切換えた位置でモータM1の回転
が停止して再び画像形成を可能とする状態に置かれラン
プL3が消灯される。
またプロセスカートリッジ30あるいは前記のユニット
の第2位置への移動をエゼクト釦の手動による押圧によ
って作動させることも可能である。
さらに前記の各トナーカートリッジをプロセスカート
リッジ30内に内蔵させることなく、第4図に示す如くプ
ロセスカートリッジ30が前記の第2位置に移動した際に
トナーカートリッジを装着してトナーを一時的に各トナ
ー補給ホッパに補給するようにしても良い。
次に前記カウンタCによりプロセス資材の交換の時期
が検知され、また前記フォトセンサS1〜S3により転写材
のジャム発生がそれぞれ検知された場合について説明す
る。
カウンタCによる電気信号SあるいはフォトセンサS1
〜S3による電気信号S″が制御部に入力されると第10図
(b)あるいは第10図(c)に示すように先ずランプL2
あるいはランプL1が点灯してプロセス資材の交換もしく
は転写材のジャム発生が表示され、同時に前記モータM1
およびM2にそれぞれ正回転の電力を供給する信号が出力
される。
前記モータM1の正回転により前記架台50は第1図
(a)に示す位置から第3図に示す位置に移動し、その
上面の遮光板52が装置本体のフォトセンサS6をONからOF
Fに切換える位置で前記モータM1の回転が停止される。
その結果プロセスカートリッジ30は前述した装置内の
画像形成を可能とする第1位置から転写材のジャム処理
および装置からの脱着を可能とする第3位置へと移動さ
れて、架台50より容易に取外せる状態となり、プロセス
資材の交換、点検が能率的に行われる。
一方これに継続もしくは並行して前記モータM2が正回
転し、前記上蓋20が第1図(a)に示す角度から第3図
に示す角度に回転して装置本体の開口部を開放し、扇形
歯車21が装置本体のスイッチMS2を押圧してOFFからONに
切換える角度でモータM2の回転が停止される。
従って前述したプロセスカートリッジ30の移動と相俟
って転写材のジャム処理もまた容易に行うことが出来る
こととなる。
プロセス資材の交換、補給のためプロセスカートリッ
ジ30が架台50より取外された場合には、第10図(b)に
あるように再び架台50上に載置すると、カートリッジ30
底面がスイッチMS3を押圧してOFFからONに切換えること
によりプロセスカートリッジ30の格納検知信号が入力さ
れ、前記モータM1およびM2にそれぞれ逆回転の電力を供
給する信号が出力される。
その結果プロセスカートリッジ30は前記の第3位置か
ら再び当初の第1位置に向けて移動し、遮光板52が装置
本体のフォトセンサS4をOFFからONに切換える位置でモ
ータM1が停止して、各プロセス資材が画像形成を可能と
する状態に保持される。
一方、前記モータM2の逆回転により上蓋20が時計方向
に回転して扇形歯車21をもってスイッチMS1をOFFからON
に切換える角度で停止し、装置本体上部の開口部を閉蓋
してコピー可能の状態とする。
また、転写材のジャム処理のみを行う場合であってプ
ロセスカートリッジ30が架台50に載置されたままである
場合には、第10図(c)にあるように前記操作・表示部
60の備えるリセット釦61を押圧することにより前記スイ
ッチMS3による作用に替わってモータM1およびM2に逆回
転の電力を供給する信号が出力される。
前記のジャム表示のランプL1および交換表示のランプ
L2の各点灯はプロセスカートリッジ30の第1位置への復
帰と上蓋20の閉鎖終了をまって自動的に消灯される。
なお、前述したように消耗・交換操作の際にも操作・
表示部60にエジェクト釦62を特に設けてその押圧によっ
て前記モータM1およびM2をそれぞれ正転させるようにす
ることも可能であり、さらに自動開閉に伴う作業者の安
全性を考慮してプロセスカートリッジ30の取付前後リセ
ット釦61を押圧することによってモータM1およびM2の逆
転を任意のタイミングをもって開始させることもでき
る。
従って、前記ランプL1あるいはL2の点灯を確認したあ
とプロセスカートリッジ30の移動と上蓋20の開閉をボタ
ン操作により行うこととなるので、機構が簡単になりか
つ作業も安全に実施出来ることとなる。
第11図には、本発明の他の実施例をして転写ドラム形
式の画像形成装置を示している。感光体ベルト101とそ
の周縁部に配設されたプロセスカートリッジ部分につい
ては、先の実施例と大略同じであるが、その転写部分に
転写ドラム200を当接するようにしたもので、その転写
ドラム200は感光体ベルト101と同期を保って矢示(反時
計)方向に回転する。転写ドラム200の外周には転写材
を巻付けた状態とし、巻付けた転写材上にトナー画像を
転写し、転写したトナー画像を重ね合わせたのち、転写
ドラム200より分離し、定着後装置上に排出したもので
ある。
転写ドラム200周縁部には転写材を静電的に吸着する
よう設けた帯電器201、転写材を転写ドラム200に機械的
に巻付けるための巻付部材202が設けられていて、巻付
部材202は先端部にローラを有していて、最初に転写ド
ラム200に巻付くときのみ当接する。また転写ドラム200
周面にはグリッパ203が設けられていて、同期して搬送
された転写材の先端部分を保持するよう作用する。204
は転写器で、感光体ベルト101上のトナー画像を転写材
上に静電的に転写する。205は分離除電極で、206は分離
爪である。また207は接離可能としたクリーナで、転写
材分離後の転写ドラム200上の付着トナーを除去するも
のである。
給紙カセット114から排出した転写材は、同期を保ち
ながら帯電器201によって帯電した転写ドラム200へと進
入し、巻付部材202で巻付き、転写材先端がグリッパ203
で保持されて、転写部へと回転し、転写部において転写
器204によって感光体ベルト101上に形成されたイエロー
(Y)トナー像を転写材上に転写する。最初の転写を終
えた転写ドラム200は回転を継続し、2回転目にはマゼ
ンタ(M)トナー像を、3回転目にはシアン(C)トナ
ー像を、4回転目には黒(BK)トナー像を順次重ねるよ
うにして転写する。4色のトナー像の転写が終えたとこ
ろで、転写材は分離除電極205で除電がなされ、分離爪2
06で転写材先端の保持を解除したうえ分離して定着ロー
ラ118へと搬送される。
この実施例の画像形成装置では、転写ドラム200は装
置本体側にあって、移動および取出し可能としたプロセ
スカートリッジ130には含まれない構造となっている。
従ってプロセスカートリッジ130の挿脱やジャム処理お
よびトナ補給等については前記実施例と同様に行われ
る。
〔発明の効果〕
本発明により、画像形成部のプロセス資材の交換、点
検、現像剤の補給等の作業を適切な周期で実施した上、
さらに転写材のジャム等のトラブルを機を逸することな
く容易かつ速やかに処理することが可能となり、その結
果画像濃度が安定して常に高品質の画像をコピーするこ
との出来る画像形成装置が提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、第2図、第3図、第4図および第11図は
本実施例の画像形成装置の断面構成図、第1図(b)は
本発明のカラープロセスカートリッジの正面図、第5
図、第6図および第7図、第8図は、その要部断面図、
平面図、および要部斜視図、側面図、第9図は制御回路
図、第10図は制御のプロセスを示すフローチャート。 1……感光体ベルト、6……帯電器 7……レーザ書込み系ユニット 8〜11……現像器、12……転写器 13……クリーニング装置 14……給紙カセット、20……上蓋 21……扇形歯車 30,130……プロセスカートリッジ 30A,130A……現像剤補給部 40……ガイドレール、50……架台 51……ラック板、60……操作・表示部 308〜311……トナー補給ホッパ 308C〜311C……トナーカートリッジ L1,L2,L3……(表示用)ランプ S1〜S6……フォトセンサ MS1,MS2,MS3……スイッチ M1,M2……モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 忠義 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ 株式会社内 審査官 下村 輝秋 (56)参考文献 特開 昭63−43171(JP,A) 特開 平1−225969(JP,A) 特開 昭63−178265(JP,A) 特開 平1−147565(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 550 G03G 21/14 G03G 21/20 G03G 13/08 G03G 15/08 - 15/08 507 G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体、装置本体に固設され該像担持体
    上に潜像を形成するための露光用開口部を有する像露光
    手段、該潜像を現像する現像手段、現像されたトナー像
    を転写材上に転写する転写手段とを有する画像形成装置
    において、 少なくとも前記像担持体及びトナーホッパ又は交換可能
    なトナーカートリッジを有するプロセスカートリッジを
    前記画像形成装置本体に対し着脱自在に設けるととも
    に、 該プロセスカートリッジを画像形成が可能な第1の位置
    から、トナー補給可能となる第2の位置、又はプロセス
    カートリッジ交換及びジャム処理が可能となる第3の位
    置へ移動さすプロセスカートリッジ移動手段と、 該プロセスカートリッジ移動手段にプロセスカートリッ
    ジ交換信号S、トナー補給信号S′又はジャム信号S″
    を出力する制御手段とを有しており、 前記第1の位置から第2、第3の位置までのプロセスカ
    ートリッジの移動方向は、転写部における転写材の搬送
    方向に対して略鉛直方向、かつ、該プロセスカートリッ
    ジの着脱方向に対して同一方向であり、 前記制御手段からのトナー補給信号S′の出力に伴って
    前記プロセスカートリッジが第1の位置から第2の位置
    へ移動し、 前記制御手段からのプロセスカートリッジ交換信号S又
    はジャム信号S″の出力に伴って前記プロセスカートリ
    ッジが第1の位置から第3の位置へ移動することを特徴
    とする画像形成装置。
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