JP2976119B2 - 光装飾用壁体 - Google Patents

光装飾用壁体

Info

Publication number
JP2976119B2
JP2976119B2 JP1315953A JP31595389A JP2976119B2 JP 2976119 B2 JP2976119 B2 JP 2976119B2 JP 1315953 A JP1315953 A JP 1315953A JP 31595389 A JP31595389 A JP 31595389A JP 2976119 B2 JP2976119 B2 JP 2976119B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
plate
wall
light decoration
decoration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1315953A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03176200A (ja
Inventor
一男 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP1315953A priority Critical patent/JP2976119B2/ja
Publication of JPH03176200A publication Critical patent/JPH03176200A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2976119B2 publication Critical patent/JP2976119B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、容器本体または蓋体等を構成する壁の一部
に、光による装飾を施す光装飾用壁体の構造に関するも
のである。
〔従来の技術〕
光装飾を目的として、自発光性のない蛍光塗料を配合
した光を導き易い透明合成樹脂材料で成形された光装飾
用製品が、装飾用置物、表示装置、パネル等、種々の製
品として利用されている。
上記した従来の光装飾用製品は、細長棒状に成形し、
先端面の点状の発光を利用するもの、表面に彫込彫刻を
施し、この彫込彫刻の彫込面、すなわち凹部の周面の発
光を利用するもの、光が照射される表面とは反対側の裏
面に不透明な印刷を施し、この印刷面での乱反射による
発光を利用するもの等の発光形態を利用して構成してい
る。
この発光形態の内、先端面の発光および彫込面の発光
を利用する形態は、端面の発光を利用したものであり、
光を照射される表面の面積と、発光する端面の面積との
面積比に濃縮された明るさで端面が輝くので、輝きによ
る高い光装飾効果を得ることができるものとなってい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、従来の光装飾用製品は、その端面を直接
発光させて光装飾効果を得ているので、得られる光装飾
形態は、光装飾用製品の形状に従ったものとなり、また
光装飾が発揮される範囲は、この光装飾用製品の範囲内
に限定されていた。
このため、複雑な線形の光装飾形態を得たい場合に
は、光装飾用製品そのものの形状が複雑となり、光装飾
用製品の製造が面倒となると云う問題があった。
また、光装飾効果を発揮する部分が、広い範囲に拡が
っている場合には、光装飾用製品そのものの大きさを、
この光装飾効果を発揮する範囲と等しい大きさに成形す
る必要があるので、一つの光装飾用製品を得るのに高価
な材料を多量に消費すると云う問題がある。
さらに、光装飾用製品そのものの端面の発光により得
られる光装飾であるので、例え凹凸があったとしても、
発揮される光装飾は平面的なものとなり、立体的で深み
のある光装飾効果を得ることはできないと云う問題があ
る。
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点
を解消すべき創案されたもので、光装飾用製品を光源と
し、この光装飾用製品から照射された光により光装飾を
現出することを技術的課題とし、もって光装飾用製品の
形状および大きさに制限されることなしに立体感に富ん
だ光装飾を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成する本発明の手段は、 一方面に、凹部側面がこの一方向に対して垂直となった
凹部を陥没設し、この凹部の凹部側面に垂直方向から対
向する外周面領域に傾斜面を形成した透明材料製の壁本
体を有すること、 蛍光塗料を配合した透明合成樹脂材料により、壁本体の
凹部内に密に嵌め込まれる板状に成形されたプレートを
有すること、 にある。
壁本体に形成された傾斜面は、装飾用光の光源である
プレートからの光を反射して、光装飾を具体的に現出す
る部分となるが、プレートを設けた側、すなわち壁本体
の一方面側に光装飾を現出する場合には、この傾斜面
を、壁本体の他方面に連続し、かつこの他方面に対して
鈍角に形成し、反対に壁本体の他方面側に光装飾を現出
する場合には、この傾斜面を、壁本体の一方面に連続
し、かつこの一方面に対して鈍角に形成する。
装飾用光の光源として作用するプレートの周面は、屈
曲線の無い、円滑な連続面とすると良く、また壁本体の
所望色の有色透明とするのが良い。
〔作用〕
プレートは、その凹部側面を、壁本体の一方面に対し
て垂直にした凹部内に密に嵌め込まれているので、この
プレートの表面に照射され、ほぼこの表面に沿って伝播
した光は、プレートの周面でほとんど発光することなし
に、そのまま壁本体内を伝播し、凹部側面に垂直方向か
ら対向して位置すべく形成された壁本体の傾斜面で反射
されて壁本体の一方面側または他方面側に照射される。
傾斜面が壁本体の一方面に連続して形成されている場
合には、プレートからの光は、この傾斜面で反射されて
他方面側、すなわちプレートを嵌め込み固定した一方面
とは反対側に照射され、この他方面側から帯状に発光帯
として観察され、反対に傾斜面が壁本体の他方面に連続
して形成されている場合には、プレートからの光は、こ
の傾斜面で反射されて一方面側、すなわちプレートを嵌
め込み固定した側に照射され、この一方面側から帯状に
発光帯として観察される。
外部光が照射されるプレートは、装飾用光の発光源と
なり、この装飾用光をその周面から放射するので、プレ
ートの平面形状を円形とか隋円形等のように、周面が屈
曲線のない、円滑に連続した面である形状とすることに
より、プレートからの装飾用光をプレートの周囲全域に
ほぼ均等に放射させることができ、これによりプレート
の周囲全域に発光帯を現出させることができる。
壁本体の有色透明とすることにより、プレートの色に
限定されることなしに、現出される発光帯の色を設定す
ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明す
る。
第1および第2図は、本発明の基本的な構成を示すも
ので、プレート8は、平円板状に成形され、その周面10
は表面9に対して垂直となっている。
このプレート8を組付ける透明合成樹脂により肉厚板
状に成形された壁本体1は、その一方面2にプレート8
が密に嵌め込み組付けされる凹部4が陥没設されてお
り、凹部4の凹部側面5に垂直方向から対向する領域、
すなわち一方面2に沿った方向から対向する領域に、一
方面2に連続した一方の傾斜面6aと、他方面3に連続し
た他方の傾斜面6bとを設けて構成されている。
凹部4の底面には、印刷等により装飾11が施されてお
り、透明なプレート8を介して一方面2側から観察され
るようになっている。
壁本体1の凹部4内にプレート8を密に嵌め込み組付
けした状態で、プレート8に照射された外部光は、この
プレート8内を表面9に沿って周面10側に伝播し、この
周面10から壁本体1内に装飾用光として放射される。
プレート8から壁本体1内に放射された装飾用光は、
壁本体1の一方面2に沿って伝播し、一方の傾斜面6aお
よび他方の傾斜面6bで反射される。
一方の傾斜面6aで反射された装飾用光は、壁本体1の
他方面3側に発光帯12として反射されて外部に照射さ
れ、また他方の傾斜面6bで反射された装飾用光は、壁本
体1の一方面2側に発光帯12として反射されて外部に照
射される。
第3図図示実施例は、壁本体1の一方面2側に光装飾
である発光帯12を出現させるべく構成した例を示すもの
で、壁本体1の他方面3側に傾斜面6bを有する錐台凸部
7を形成し、この錐台凸部7を設けた壁本体1部分の一
方面2側に、平面形状が円形となった凹部4を形成し、
この凹部4に平円板形状のプレート8を密に嵌め込み組
付けした構成となっている。
この第3図図示実施例においては、発光帯12は一方面
2側に放射され、その一方面2での現出形態は、プレー
ト8と装飾11とを囲む形態となる。
第4図図示実施例は、壁本体1の他方面3側に光装飾
である発光帯12を出現させるべく構成した例を示すもの
で、壁本体1の一方面2側に傾斜面6aを有する錐台凸部
7を形成し、この錐台凸部7の頂面に平面形状が円形で
ある凹部4を形成し、この凹部4に平円板形状のプレー
ト8を密に嵌め込み組付けした構成となっている。
この第4図図示実施例においては、発光帯12は他方面
3側に放射され、その他方面3での現出形態は、壁本体
1を透して観察される装飾11を囲む形態となり、プレー
ト8の存在は隠されることになる。
上記実施例では、プレート8として平円板形状のもの
について説明したが、プレート8として平四角板形状を
使用しても良く、この場合には、現出される発光帯12が
断続したものとなる。また、具体的な適用対称物として
は、コンパクト容器の蓋体、キャップ、表示板、ケース
等がある。
〔発明の効果〕
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示
す効果を奏する。
現出される光装飾形態は、壁本体に形成された傾斜面
の形態により設定することができ、プレートである光装
飾用製品の形状は単純なもので良いので、光装飾用製品
の製造が簡単となり、変化に富んだ光装飾形態を現出さ
せることができる。
光装飾効果が現出される範囲の大きさが、光装飾用製
品の大きさに制限されることがないので、小さい光装飾
用製品により広範囲な光装飾を実現することができ、ま
たこれにより高価な光装飾用製品の大きさを小さくする
ことができて、光装飾用製品に対する材料費を軽減でき
る。
現出される光装飾は、透明体である壁本体内を透過し
てきた発光帯により得られるものであるので、現出され
る光装飾が立体的で深味のあるものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の基本的な構成を示す実施例の組立形
態を示す分解縦断面図である。 第2図は、第1図に示した実施例の全体縦断面図であ
る。 第3図は、光装飾を壁本体の一方面側に現出させるべく
構成した実施例を示す縦断部分斜視図である。 第4図は、光装飾を壁本体の他方面側に現出させるべく
構成した実施例を示す縦断部分斜視図てある。 符号の説明 1;壁本体、2;一方面、3;他方面、4;凹部、5;凹部側面、
6、6a、6b;傾斜面、7;錐台凸部、8;プレート、9;表
面、10;周面、11;装飾、12;発光帯。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方面(2)に、凹部側面(5)が前記一
    方面(2)に対して垂直となった凹部(4)を陥没設
    し、前記凹部側面(5)に垂直方向から対向する外周面
    領域に傾斜面(6)を形成した透明材料製の壁本体
    (1)と、蛍光塗料を配合した透明合成樹脂材料によ
    り、前記凹部(4)内に密に嵌め込まれる板状に成形さ
    れたプレート(8)と、から成る光装飾用壁体。
  2. 【請求項2】傾斜面(6)を、壁本体(1)の一方面
    (2)に連続して、かつ該一方面(2)に対して鈍角に
    形成した請求項1に記載の光装飾用壁体。
  3. 【請求項3】傾斜面(6)を、壁本体(1)の他方面
    (3)に連続して、かつ該他方面(3)に対して鈍角に
    形成した請求項1に記載の光装飾用壁体。
  4. 【請求項4】プレート(8)の周面(10)を、屈曲線の
    無い、円滑な連続面とした請求項1または2または3に
    記載の光装飾用壁体。
  5. 【請求項5】壁本体(1)を有色透明とした請求項1ま
    たは2または3に記載の光装飾用壁体。
JP1315953A 1989-12-05 1989-12-05 光装飾用壁体 Expired - Fee Related JP2976119B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1315953A JP2976119B2 (ja) 1989-12-05 1989-12-05 光装飾用壁体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1315953A JP2976119B2 (ja) 1989-12-05 1989-12-05 光装飾用壁体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03176200A JPH03176200A (ja) 1991-07-31
JP2976119B2 true JP2976119B2 (ja) 1999-11-10

Family

ID=18071586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1315953A Expired - Fee Related JP2976119B2 (ja) 1989-12-05 1989-12-05 光装飾用壁体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2976119B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03176200A (ja) 1991-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010161420A (ja) 発光体
JP4743927B2 (ja) 発光体
JP2976119B2 (ja) 光装飾用壁体
JPH0549515U (ja) 光表示装置
US4698735A (en) Decorator lamp
JPH05238325A (ja) 発光装飾品
JP2006044330A (ja) 発光装置
JP2005301157A (ja) 面状発光体
JPH0684486U (ja) 面発光体
JP2005149848A (ja) 発光ダイオードを用いた照明装置
JP2001000223A (ja) 団 扇
JPH032390U (ja)
KR200369599Y1 (ko) 조명부를 갖는 패
WO2024048475A1 (ja) 発光玩具
JP2006044329A (ja) 発光装置
JPH0566680U (ja) 発光装飾品
JPH059767Y2 (ja)
JPH03176199A (ja) 光装飾用壁体
JPS6319195Y2 (ja)
JPH0384890U (ja)
JP2563344B2 (ja) 発光装置
JPS63161324U (ja)
WO1986001917A1 (en) Illuminator for timepieces
JPH027523U (ja)
JPS6360487A (ja) 車両用発光装飾品

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees