JP2975737B2 - 静電記録装置のクリーニング装置 - Google Patents

静電記録装置のクリーニング装置

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JP2975737B2
JP2975737B2 JP3246710A JP24671091A JP2975737B2 JP 2975737 B2 JP2975737 B2 JP 2975737B2 JP 3246710 A JP3246710 A JP 3246710A JP 24671091 A JP24671091 A JP 24671091A JP 2975737 B2 JP2975737 B2 JP 2975737B2
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toner
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英 井上
雅彦 浅田
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電子複写機や光プリン
タ等の静電記録装置に備えられるクリーニング装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に複写機あるいは静電プリンタ等と
して使用される静電記録装置においては、いわゆるカー
ルソン画像形成プロセスによる画像の記録が行われてお
り、まず、帯電手段により帯電された感光体ドラム表面
に、露光手段により露光されて静電潜像が形成され、続
いて、この静電潜像に現像手段によりトナーが付着され
て、トナー顕像(可視像)が形成され、このトナー顕像
が転写手段により記録紙にコピー画像として転写・定着
される。この後、上記感光体ドラム表面に残留するトナ
ーや紙粉等の残留物がクリーニング装置により除去され
て、次の新たな潜像形成に備えられる。
【0003】このクリーニング装置としては、従来、例
えばファーブラシを備えたものがあり、この装置は、ク
リーニング部材としてクリーニングブレード、ファーブ
ラシおよびトナーガイド等を備えてなり、これらが感光
体ドラム表面に圧接されて、このドラム表面に付着して
いるトナーや紙粉等の残留物が掻き落とされるようにさ
れている。
【0004】ところで、このようなクリーニング方式に
おいて、上記クリーニング部材は、消耗品として定期的
に新たなものと部品交換される必要がある。また、これ
ら部品交換以外にも、メンテナンス等の目的でクリーニ
ング装置の構成部品の一部を取り外すこともしばしば行
われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造では、構成部品の着脱に際して、トナーガイド
を傷付けてしまう恐れがある。特に、ファーブラシとト
ナーガイド相互の位置関係が、構造上非常に難しい位置
にしか構成できなくなっているため、ファーブラシの着
脱時にはこの傾向がより強い。このようにトナーガイド
が傷付けられたまま複写動作が行われると、コピー画像
上へのトナー落ちや複写機内の汚染を引き起こしてしま
うといった問題がある。
【0006】この点に関して、感光体ドラムやトナーガ
イドを傷付けることなく上記ファーブラシの着脱を行う
ため、例えば、ファーブラシの離接機構等の特別な装置
を設けることも考えられるが、反面、このような構成で
は、クリーニング装置自体が大型化、複雑化し、しかも
高価になってしまうことになる。
【0007】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、簡単な構成で、トナーガイドを傷
付けることなく、構成部品特にファーブラシの着脱を容
易に行うことができる静電記録装置のクリーニング装置
の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のクリーニング装置は、感光体ドラム表面の
残留トナー等を除去するためのファーブラシおよびクリ
ーニングブレードと、これらファーブラシおよびクリー
ニングブレードにより掻き落とされたトナー等を案内す
るトナーガイドとを備えてなり、装置本体に、前記ファ
ーブラシの両端を支持する一対の軸受部材が着脱自在に
装着され、これら両軸受部材に、前記トナーガイドの保
持部材が着脱自在に装着されることを特徴とする。
【0009】前記両軸受部材が係合部を備える同一構造
とされるとともに、前記トナーガイドの保持部材に前記
両係合部に嵌合する一対の係合部が設けられてなり、こ
れら保持部材の係合部が前記両軸受部材の係合部にそれ
ぞれ嵌合されることにより、前記両軸受部材が位置決め
固定される。
【0010】
【作用】本発明のクリーニング装置の組み立てに際して
は、ファーブラシの両端を支持する一対の軸受部材を、
装置本体に位置決めした状態において、これら両軸受部
材の係合部に、トナーガイドの保持部材に設けられた一
対の係合部をそれぞれ嵌合させながら、該保持部材を装
着することにより、上記両軸受部材を固定する。
【0011】逆に、トナーガイドの保持部材を取り外し
て、上記両軸受部材の固定状態を解くことにより、ファ
ーブラシは装置本体から容易に取り外すことができる。
つまり、ファーブラシの着脱は、予めトナーガイドを取
外した状態で行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本発明に係る静電記録装置のクリーニング装置を
図1ないし図3に示し、該クリーニング装置1は具体的
には複写機の感光体ドラム2用のものであって、ファー
ブラシ3、クリーニングブレード4およびトナーガイド
5等を主要部として備えてなる。
【0013】クリーニング装置1は、上記感光体ドラム
2の転写部の後方において該感光体ドラム2と一体化さ
れており、感光体ドラム2が複写機本体の固定位置にお
いて矢符A方向へ回転駆動されるとともに、ファーブラ
シ3がこれと対向する方向(矢符B方向)へ回転駆動さ
れる。
【0014】ファーブラシ3は、感光体ドラム2の表面
2aの残留トナー等を除去するためのもので、特に、感
光体ドラム2の表面2a上のトナーの微粒子化対応や紙
粉対策、あるいはクリーニングブレード4の長寿命化の
補助等の目的で設けられている。該ファーブラシ3は、
その支軸3aの両端部が一対の軸受部材6,6を介して
装置本体7に回転可能に軸支されている。
【0015】上記軸受部材6,6は耐磨耗性に優れた材
質で構成された同一構造とされており、コストの低減化
が図られている。これら両軸受部材6,6は、上記装置
本体7に着脱自在に装着されている。つまり、軸受部材
6の軸受穴の部位6aが背面側へ突出されて位置決め凸
部とされ、この位置決め凸部6aが、上記装置本体7の
位置決め凹部7aに嵌合するようにされている。また、
上記軸受部材6の前面側には、係合凸部6bが前方へ突
出して設けられている。
【0016】クリーニングブレード4は、感光体ドラム
2の表面2aの残留トナー等を掻き落とすためのもの
で、ポリウレタンゴム等の弾性体からなる。該クリーニ
ングブレード4はいわゆるリーディングクリーニングタ
イプのものであって、上記感光体ドラム2に対してカウ
ンタ方向に配置されるとともに、上記ファーブラシ3の
下流側において、取付ブラケット8を介して装置本体7
に固設されている。
【0017】トナーガイド5は、上記ファーブラシ3お
よびクリーニングブレード4により掻き落とされたトナ
ー等を案内するためのもので、略L字形状に折曲された
金属板製の保持部材9に貼着されている。
【0018】該保持部材9は、上記両軸受部材6,6に
着脱自在に装着される構造とされている。つまり、保持
部材9の起立部9aの両端部には、一対の係合凹部1
0,10が設けられ、これらが上記両軸受部材6,6の
係合凸部6b,6bに嵌合するようにされている。
【0019】図示例において、上記保持部材9の係合凹
部10,10は、上部が開口する略U字形状とされてお
り、これらが上記係合凸部6b,6bに対して下側から
嵌合された後、締付ネジ11,11により保持部材9が
軸受部材6,6に締め付けられて、これら両軸受部材
6,6が装置本体7に位置決め固定される。
【0020】すなわち、このクリーニング装置1の組み
立てに際しては、まず、ファーブラシ3の支軸3aの両
端部に軸受部材6,6を挿通させた後、これら両軸受部
材6,6を、装置本体7の位置決め凹部7a,7aに位
置決めして支持させる。続いて、これら両軸受部材6,
6の係合部係合凸部6b,6bに、トナーガイド5の保
持部材9の係合凹部10,10を嵌合させることによ
り、軸受部材6,6の軸方向の位置決めが完了する。最
後に、締付ネジ11,11により、これら軸受部材6,
6と保持部材9を締付固定することにより、組み立てが
完了する。
【0021】しかして、以上のように構成されたクリー
ニング装置1を備えた複写機において、まず、帯電手段
により帯電された感光体ドラム2の表面2aに、露光手
段(静電潜像形成手段)により露光して静電潜像が形成
され、この静電潜像に現像手段によりトナーが付着され
て、トナー顕像(可視像)が形成される。現像後、この
トナー顕像は、転写手段により給紙装置から給送される
転写紙に静電的にコピー画像として転写・定着される。
転写部には、コロナ放電を行う転写チャージャが配設さ
れるとともに、この転写チャージャに隣接して、同じく
コロナ放電を行うチャージャが配設されている。分離さ
れた転写紙は、搬送ベルトへ送られる。
【0022】一方、上記転写動作が終了した後、上記転
写部の後方に配置されたクリーニング装置1により、感
光体ドラム2の表面2aに残留するトナーや紙粉等の残
留物が完全に除去されて、次の新たな潜像形成に備えら
れることとなる。
【0023】ところで、上記クリーニング装置1は、画
像形成プロセスを繰り返すことにより、そのクリーニン
グ部材であるファーブラシ3、クリーニングブレード
4、トナーガイド5は、定期的に新たなものと部品交換
される必要がある。また、これら部品交換以外にも、装
置のメンテナンス等の目的で構成部品の一部を取り外す
必要が生じる。
【0024】この場合、これら構成部品の着脱作業は、
以下のように、予めトナーガイド5を取外した状態で行
うこととなる。
【0025】すなわち、例えば、ファーブラシ3を取り
外すには、まず、2本の締付ネジ11,11を外して、
トナーガイド5の保持部材9を軸受部材6,6から分離
させて、トナーガイド5を取り外す。これと同時に、上
記両軸受部材6,6はその固定状態を解かれるから、こ
れらをファーブラシ3の軸方向へ分離させて、位置決め
凹部7a,7aから外すことにより、ファーブラシ3を
装置本体7から容易に取り外すことができる。ファーブ
ラシ3の取付けも、前述したように、これと全く逆の手
順で容易行うことができる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
クリーニング装置本体に、ファーブラシの両端を支持す
る一対の軸受部材が着脱自在に装着され、これら両軸受
部材に、前記トナーガイドの保持部材が着脱自在に装着
されるから、ファーブラシの着脱作業は、予めトナーガ
イドが取り外された状態で行われる。
【0027】したがって、ファーブラシとトナーガイド
相互の位置関係が非常に複雑であるにもかかわらず、ト
ナーガイドを傷付けることなく、ファーブラシの着脱を
容易に行うことができ、複写時のコピー画像へのトナー
落ちや複写機内汚染も有効に防止することができる。
【0028】しかも、構成部材の着脱に優先順位をつけ
ることにより、着脱作業のマニュアル化も図ることがで
き、作業効率の向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例である複写機のクリーニ
ング装置を示す斜視図である。
【図2】同クリーニング装置からトナーガイドとファー
ブラシを取り外した状態を示す分解斜視図である。
【図3】同クリーニング装置と感光体ドラムとの組立状
態を示す一部断面で示す側面図である。
【符号の説明】
1 クリーニング装置 2 感光体ドラム 2a 感光体ドラム表面 3 ファーブラシ 4 クリーニングブレード 5 トナーガイド 6 軸受部材 6b 係合凸部(係合部) 7 装置本体 7a 位置決め凹部 9 保持部材 10 係合凹部(係合部) 11 締付ネジ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体ドラム表面の残留トナー等を除去
    するためのファーブラシおよびクリーニングブレード
    と、これらファーブラシおよびクリーニングブレードに
    より掻き落とされたトナー等を案内するトナーガイドと
    を備えてなるクリーニング装置であって、装置本体に、
    前記ファーブラシの両端を支持する一対の軸受部材が着
    脱自在に装着され、これら両軸受部材に、前記トナーガ
    イドの保持部材が着脱自在に装着されることを特徴とす
    る静電記録装置のクリーニング装置。
JP3246710A 1991-08-31 1991-08-31 静電記録装置のクリーニング装置 Expired - Lifetime JP2975737B2 (ja)

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