JP2975015B1 - 装飾カーテン - Google Patents

装飾カーテン

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JP2975015B1
JP2975015B1 JP10297996A JP29799698A JP2975015B1 JP 2975015 B1 JP2975015 B1 JP 2975015B1 JP 10297996 A JP10297996 A JP 10297996A JP 29799698 A JP29799698 A JP 29799698A JP 2975015 B1 JP2975015 B1 JP 2975015B1
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    • E06B9/24Screens or other constructions affording protection against light, especially against sunshine; Similar screens for privacy or appearance; Slat blinds
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  • Structural Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 畳み上げた時のカーテン裾部の形状を多様に
変化させることができ、一枚のカーテンで多様なデザイ
ン変化を楽しむことのできる装飾カーテンを提供するこ
と。 【解決手段】 ヘッドレール1に垂設したカーテン地2
を、複数の第一昇降コード(3a、3b、3c)を引き
上げることによって畳み上げ可能なカーテンにおいて、
これら複数の第一昇降コード(3a、3b、3c)のう
ちから選択される一部の第一昇降コード(3a、3b)
の途中に球状の引寄部材(4a、4b)を掛け、この引
寄部材(4a、4b)を第二昇降コード(5a、5b)
で引っ張り移動させることによって、第一昇降コード
(3a、3b)の下端を引き上げてカーテン地2の裾部
を部分的に畳み上げるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装飾カーテン、よ
り詳しくは、畳み上げた時のカーテン裾部の形状を多様
に変化させることができ、いろいろなデザイン変化を楽
しむことのできる畳み上げ式の装飾カーテンに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、カーテンは、日光の調
節、目隠し、防音、防寒などの実用的な役割を果たすば
かりでなく、壁やガラスの無味乾燥な感じを和らげる装
飾機能があり、その色彩や形状等を工夫することによっ
て室内装飾上の大きなポイントとすることができる。
【0003】最近では、住宅等に出窓を設けることが多
くなったこともあり、畳み上げた時に、カーテン裾部に
ふっくらとした丸み形状(バルーン形状)が形成される
所謂バルーンスタイルカーテン等の畳み上げ式カーテン
の人気が高い。
【0004】しかし、従来の畳み上げ式カーテンにおい
ては、畳み上げたときに形成される裾部の形状はあくま
で一定であり、せいぜい裾部全体の高さを変えてデザイ
ンに変化をつけることぐらいしかできず、カーテン裾部
の形状をいろいろ楽しむにはカーテン自体を取り替える
か、或いは二重吊りカーテンを設けるより仕方がないの
が現状であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の畳み
上げ式カーテンに上記の如き難点があったことに鑑みて
為されたもので、畳み上げた時のカーテン裾部の形状を
変化させることができ、一枚のカーテンで多様なデザイ
ン変化を楽しむことのできる装飾カーテンを提供するこ
とを技術的課題とするものである。
【0006】また、本発明の他の技術的課題は、上記課
題に加え、カーテン裾部を引き上げるための昇降コード
の操作を頗る軽快に行なうことができる装飾カーテンを
提供することにある。
【0007】更にまた、本発明の他の技術的課題は、上
記課題に加え、複数のヘッドレール同士が折曲状態に連
結されていても、カーテン裾部を引き上げるための昇降
コードの操作を頗る軽快に行なうことができる装飾カー
テンを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、ヘッドレール1に垂設したカーテン地2
を、各下端が当該カーテン地2の下部の所定位置に固定
された複数の第一昇降コード(3a、3b、3c)を引
き上げることによって、畳み上げ可能なカーテンであっ
て、前記ヘッドレール1の溝内において前記複数の第一
昇降コード(3a、3b、3c)のうちから選択される
一部の第一昇降コード(3a、3b)の途中にそれぞれ
掛けられて、当該第一昇降コード(3a、3b)を滑ら
せながら引き寄せるべき複数の引寄部材(4a、4b)
と;この引寄部材(4a、4b)を引っ張って移動させ
ることにより前記第一昇降コード(3a、3b)の下端
を引き上げてカーテン地2の裾部を部分的に畳み上げる
第二昇降コード(5a、5b)と;前記ヘッドレール1
の所定位置に設けられ、前記引寄部材(4a、4b)に
より引き寄せられた第一昇降コード(3a、3b)を当
該所定位置に支える支え部材6と;を包含し、前記引寄
部材(4a、4b)には、前記第一昇降コード(3a、
3b)及び第二昇降コード(5a、5b)をそれぞれ掛
けるべき一対のローラ42・42が軸設されており、且つ、
当該引寄部材(4a、4b)の全体形状が略球状に形成
されているという技術的手段を採用した。
【0009】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、ヘッドレール1に垂設したカーテン地2を、各下端
が当該カーテン地2の下部の所定位置に固定された複数
の第一昇降コード(3a、3b、3c)を引き上げるこ
とによって、畳み上げ可能なカーテンであって、前記ヘ
ッドレール1の溝内において前記複数の第一昇降コード
(3a、3b、3c)のうちから選択される一部の第一
昇降コード(3a、3b)の途中にそれぞれ掛けられ
て、当該第一昇降コード(3a、3b)を滑らせながら
引き寄せるべき複数の引寄部材(4a、4b)と;この
引寄部材(4a、4b)を引っ張って移動させることに
より前記第一昇降コード(3a、3b)の下端を引き上
げてカーテン地2の裾部を部分的に畳み上げる第二昇降
コード(5a、5b)と;前記ヘッドレール1の所定位
置に設けられ、前記引寄部材(4a、4b)により引き
寄せられた第一昇降コード(3a、3b)を当該所定位
置に支える支え部材6と;を包含し、この支え部材6に
は、前記第一昇降コード(3a、3b)を掛けるべきロ
ーラ64が軸設されており、且つ、当該支え部材6が前記
ヘッドレール1の下方に配設されているという技術的手
段を採用した。
【0010】更にまた、本発明は上記課題を解決するた
めに、ヘッドレール1に垂設したカーテン地2を、各下
端が当該カーテン地2の下部の所定位置に固定された複
数の第一昇降コード(3a、3b、3c)を引き上げる
ことによって、畳み上げ可能なカーテンであって、前記
ヘッドレール1の溝内において前記複数の第一昇降コー
ド(3a、3b、3c)のうちから選択される一部の第
一昇降コード(3a、3b)の途中にそれぞれ掛けられ
て、当該第一昇降コード(3a、3b)を滑らせながら
引き寄せるべき複数の引寄部材(4a、4b)と;この
引寄部材(4a、4b)を引っ張って移動させることに
より前記第一昇降コード(3a、3b)の下端を引き上
げてカーテン地2の裾部を部分的に畳み上げる第二昇降
コード(5a、5b)と;前記ヘッドレール1の所定位
置に設けられ、前記引寄部材(4a、4b)により引き
寄せられた第一昇降コード(3a、3b)を当該所定位
置に支える支え部材6と;複数のヘッドレール1・1同
士を折り曲げ可能に連結するコーナージョイント7と;
を包含し、当該コーナージョイント7が、各ヘッドレー
ル1の連結側の端部に固定可能な一対の取付部材71・71
と、これら一対の取付部材71・71をそれぞれ軸支する一
対のヒンジ手段76・76を具備した連結部材75とから構成
されており、これら一対のヒンジ手段76・76により複数
のヘッドレール1・1同士を二段階で折り曲げ可能に連
結するという技術的手段を採用した。
【0011】更にまた、本発明は上記課題を解決するた
めに必要に応じて上記手段に加え、コーナージョイント
7の一対のヒンジ手段76・76の各枢軸に複数のローラ77
・77…が重なり合って互いに独立的に回転可能に軸設さ
れているという技術的手段を採用した。
【0012】更にまた、本発明は上記課題を解決するた
めに必要に応じて上記手段に加え、コーナージョイント
7の一対のヒンジ手段76・76に各々設けられたストッパ
78・78により各ヒンジ手段76・76の回動角度が所定角度
に規制されているという技術的手段を採用した。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて詳しく説明する。なお、図1は本実施
形態の装飾カーテンの構成を概略的に示した概略裏面
図、図2は同カーテンを全体的に畳み上げた状態を示し
た概略裏面図、図3は同カーテンを部分的に畳み上げた
状態を示した概略裏面図、図4は図3の部分畳み上げ状
態から更にカーテンを全体的に畳み上げた状態を示した
概略裏面図、図5は同カーテンの引寄部材(4a・4
b)の全体斜視図、図6は同カーテンの引寄部材(4a
・4b)の断面図、図7は同カーテンの支え部材6の分
解状態の斜視図、図8は同カーテンの支え部材6の取付
状態の側面図、図9は同カーテンのコーナージョイント
7の分解状態の斜視図、図10は同カーテンのコーナージ
ョイント7のヒンジ手段76の部分拡大斜視図、図11は同
カーテンのコーナージョイント7のレール連結状態の斜
視図である。
【0014】図中、符号1で指示するものは、断面形状
が大略下向きコ字状のアルミ材製のヘッドレール(図7
参照)であり、このヘッドレール1の溝内には、後述す
る昇降コードを支えるための支えローラ31・31…が配設
されており、また、ヘッドレール1の外側の前面部に
は、図示しない面ファスナを介してカーテン地2が着脱
自在に垂設されている。本実施形態のカーテン地2は、
レース生地で形成されており、その上部には図示しない
3本プリーツが取られており、更にカーテン下部にはフ
リル帯20が縫着されている。
【0015】図1中、符号3a、3b、3cで指示する
ものは、このカーテン地2を裾部分から順に畳み上げる
ための計5本の第一昇降コードである。これら第一昇降
コード3a、3b、3cの各下端は、図示しない止着具
を介してカーテン地2の下部に固定されている一方、他
端側は、前記ヘッドレール1内の支えローラ31・31…お
よび後述する引寄部材4a、4bにより方向が変えら
れ、端部に第一持手32が取り付けられている。
【0016】しかして、図2に示すように、第一持手32
を距離Lだけ引き下げれば、計5本の全ての第一昇降コ
ード3a、3b、3cの下端部が、一斉に距離Lだけ引
き上げられることになり、その結果、カーテン地2の裾
部全体に一様なバルーン形状が形成されるのである。
【0017】なお、図面には、ヘッドレール1内におけ
る合計5本の第一昇降コード3a、3b、3c同士の輻
輳を避けるために、支えローラ31・31…の位置を上下に
ずらして図示しており、これに応じてヘッドレール1の
高さも誇張してあるが、実際には、支えローラ31・31…
は略水平線上に配列されており、ヘッドレール1の高さ
も約30mm程度に形成されている。その他の図面について
も同様である。また、図1中、符号33で指示するものは
瓢箪形のウェイトであり、符号8で指示するものは、手
で引いた第一昇降コード3a、3b、3cを所望位置で
係止するための従来公知のコードストッパである。
【0018】図1中、符号4a、4bで指示するもの
は、ヘッドレール1の溝内において、前記計5本の第一
昇降コード(3a、3b、3c)のうちから選んだ内側
3本の第一昇降コード3b・3a・3bの途中にそれぞ
れ掛けられた引寄部材であり、各引寄部材4a、4b
は、後述する第二昇降コード5a、5bによって、自身
が横方向へ引っ張られて移動して第一昇降コード3a、
3bを滑らせながら引き寄せる。
【0019】即ち、本実施形態の引寄部材4a、4b
は、図5及び図6に示すように、全体形状が略球状に形
成されていると共に、軸41・41で各々回転可能な一対の
ローラ42・42が軸設されており、これら一対のローラ42
・42のうちの一方のローラ42に第一昇降コード3a、3
bが掛けられいて、各引寄部材4a、4bがこれら第一
昇降コード3a、3bを動滑車のように自由に滑らせな
がら引き寄せる。なお、図6に示すように、これら一対
のローラ42・42の間にはローラ対向部分に凹曲面43a・
43aを備えた隔壁43が設けられおり、カーテン組立作業
時に各コードを通し易くなっている。また、各ローラ42
の周面にはローレットが形成されていると共に、周面中
央が若干、環状にくびれてコード溝42aが形成されてお
り、コードの偏倚による誤逸を防ぐようになっている。
【0020】図3に示すように、これら合計3つの引寄
部材4b、4a、4bのうちの両側2つの引寄部材4b
・4bは、第二昇降コード5b・5bによって動滑車的
に横方向へ引っ張られて移動する。即ち、各第二昇降コ
ード5bは、その一端が前記ヘッドレール1の溝内の支
点50に固定されており、その途中が引寄部材4bの他方
のローラ42に移動可能に掛けられて、他端側は前記ヘッ
ドレール1の溝内の支えローラ51により方向が変えられ
て、端部に第二持手52が取り付けられている。この構成
によって、第二持手52を引き下げたとき、第二昇降コー
ド5b・5bはそれ自身が引寄部材4bのローラ42で自
由に滑りながら、動滑車のように働いて引寄部材4bを
横方向へ引っ張るのである。
【0021】他方、計3つの引寄部材4b、4a、4b
のうちの中央部の引寄部材4aは、第二昇降コード5a
によって、直接的に横方向へ引っ張られて移動する。即
ち、この第二昇降コード5aは、その一端が引寄部材4
aの他方のローラ42に固定されており、他端側は前記支
えローラ51により方向が変えられて、端部に前記第二持
手52が取り付けられている。この構成によって第二持手
52を引き下げたとき、この第二昇降コード5aは直接的
に引寄部材4aを横方向へ引っ張るのである。
【0022】このように、本実施形態の引寄部材4a、
4bは、全体形状が略球状に形成されているので、ヘッ
ドレール1の溝内におけるスムーズな横移動が可能であ
ると共に、一対のローラ42・42が軸設されているので、
第一昇降コード3a、3bの動滑車的な引き寄せ運動や
第二昇降コード5bによる動滑車的な引張り横移動も抵
抗少なく軽快に行なうことが可能なのである。なお、図
面には、ヘッドレール1内における第二昇降コード5b
・5a・5bの輻輳を避けるために、引寄部材4b・4
a・4bの位置を上下にずらして図示しているが、実際
にはこれら引寄部材4b・4a・4bはヘッドレール1
の溝内で並んで横移動する。
【0023】図1中、符号6で指示するものは前記ヘッ
ドレール1の所定位置に設けられた支え部材であり、各
支え部材6は、引寄部材4a、4bによって引き寄せら
れた第一昇降コード3a、3bを当該所定位置で支え、
その方向を転換する。
【0024】即ち、本実施形態の支え部材6は、図7及
び図8に示すように、前記ヘッドレール1の溝縁の内側
に鍔部62・62を引っ掛けて当該ヘッドレール1の下方に
係止される第一取付部材61と、この第一取付部材61をネ
ジ67及び座金68によって固定する第二取付部材66とから
構成されており、この第一取付部材61に軸63で回転可能
なローラ64が軸設されている。このローラ64によって前
記引寄部材4a、4bにより引き寄せられた第一昇降コ
ード3a、3bを当該支え部材6の配設位置で支えるの
である(図3及び図8参照)。
【0025】このように、本実施形態では支え部材6を
ヘッドレール1の溝外の下方に配設しているので、ヘッ
ドレール1の溝内を横移動する引寄部材4a、4bがこ
の支え部材6に引っ掛かることもなく、また、この引寄
部材4a、4bの移動空間を確保するためにヘッドレー
ル1を大径化する必要もないのである。なお、図8中符
号65で指示するものは第一取付部材61に軸設されたガイ
ドピンである。また、ローラ64の周面にはローレットが
形成されていると共に、周面中央が若干環状にくびれて
コード溝64aが形成されており、コードの偏倚による誤
逸を防ぐようになっている。
【0026】これらの構成によって、図3に示すよう
に、第二持手52を距離Tだけ引き下げれば、第二昇降コ
ード5aの方は、引寄部材4aを直接的に横方向へ距離
Tだけ引っ張ることになり、この引寄部材4aによって
動滑車的に引き寄せられた中央の第一昇降コード3aの
下端部が距離2Tだけ引き上げられることになる。同じ
く、この第二持手52の距離T分の引き下げ操作によっ
て、第二昇降コード5b・5bの方は、引寄部材4b・
4bを動滑車的に横方向へ距離1/2Tだけ引っ張るこ
とになり、各引寄部材4bによって動滑車的に引き寄せ
られた第一昇降コード3b・3bの下端部が距離Tだけ
引き上げられることになる。この結果、中央の第一昇降
コード3aがその両側の第一昇降コード3b・3bのほ
ぼ2倍の距離だけ引き上げられ、大略山型の裾部形状が
形成されることになり、前掲した図2とは異なるカーテ
ン裾部のデザイン変化を楽しむことができるのである。
【0027】このように、本実施形態の装飾カーテンに
あっては、複数の第一昇降コード(3a、3b、3c)
のうちから選んだ一部の第一昇降コード(3a、3b)
を引寄部材(4a、4b)で引き寄せることによって、
カーテン地2の裾部を部分的に畳み上げることを可能に
しているわけであるが、上述したように、各引寄部材4
a、4bは、第一昇降コード3a、3bを動滑車的に滑
らせながら引き寄せるように構成されている。したがっ
て、第二持手52を引いたとき、引寄部材4a、4bによ
って、ヘッドレール1内の水平状態にある第一昇降コー
ド3a、3bまでもが引っ張られる結果、他方の第一持
手32が持ち上がってしまったり、内側の3本の第一昇降
コード3a、3bと最外側の第一昇降コード3cとの間
に弛みが生じて昇降機構に搦み付いたりすることもない
のである。
【0028】また、このように各引寄部材4a、4b
が、第一昇降コード3a、3bを動滑車的に引き寄せる
ように構成されているので、図4に示すように、第二持
手52を距離Tだけ引いてカーテン裾部を大略山形に部分
的に畳上げた状態(図3参照)から、さらに第一持手32
を距離Lだけ引いてカーテン裾部を全体的に距離Lだけ
畳み上げることが自由にできる。このように、本実施形
態の装飾カーテンにあっては、第一持手32の操作による
カーテン裾部の全体昇降と、第二持手52の操作によるカ
ーテン裾部の部分昇降とを互いに独立的に行うことがで
きるので、畳み上げたときのカーテン裾部の形状を多様
に変化させることができ、一枚のカーテンで多様なデザ
イン変化を楽しむことが可能なのである。
【0029】また、本実施形態の装飾カーテンにおいて
は、第一昇降コード3a、3bを動滑車的に引き寄せる
引寄部材4a、4bの横方向への引張り移動を、一端を
支点50に固定した第二昇降コード5bにより動滑車的に
行なうと共に、一端を直接に引寄部材4aに固定した第
二昇降コード5aにより直接的に行なっているので、こ
れら第二昇降コード5a、5bの他端部に共通に取り付
けた第二持手52を単に引き下げるだけで、中央の引寄部
材4aとその両側の引寄部材4bとの引張り移動距離を
自動的に異ならしめることが可能となり、この第二持手
52の引き下げ距離に応じて、中央の第一昇降コード3a
と両側の第一昇降コード3bの各下端の引上げ量を変化
させて、多様なカーテン裾部の形状変化を実現すること
ができるのである。
【0030】最後に、図9〜図11を参照しながら、複数
のヘッドレール1・1同士を折り曲げ可能に連結するコ
ーナージョイント7について説明する。このコーナージ
ョイント7は出窓等におけるヘッドレールのコーナー部
分に適用されるものであり、各ヘッドレール1の端部に
固定可能な一対の取付部材71・71と、これら一対の取付
部材71・71を各々軸支する連結部材75とから構成されて
いる。
【0031】各取付部材71は、図9に示すように、各ヘ
ッドレール1の連結側の端部のレール溝内へ挿嵌可能
で、しかも、前記引寄部材4a・4bがその内側空間を
移動可能な角筒形状に形成されており、ネジ72により固
定部材73を介して各ヘッドレール1に固定される(図11
参照)。符号74で指示するものは、引寄部材4a・4b
を各ヘッドレール1の溝内から当該取付部材71の角筒内
へスムーズに移動させるためのガイドである。
【0032】連結部材75もまた、内側空間を前記引寄部
材4a・4bが移動可能な角筒形状に形成されており、
その角部分には一対のヒンジ手段76・76が設けられてい
る。この連結部材75の一対のヒンジ手段76・76によって
上記一対の取付部材71・71が各々回転可能に軸支連結さ
れるのである。
【0033】そして、図10に示すように、連結部材75の
各ヒンジ手段76には回動角度を最大45度に規制するた
めのストッパ78・78が設けられていると共に、各ヒンジ
手段76の枢軸には計8個のローラ77・77…が重なり合っ
て互いに独立的に回転可能に軸設されている。また、各
ローラ77の周面にはローレットが形成されていると共
に、周面中央が若干、環状にくびれてコード溝77aが形
成されており、コードの偏倚による誤逸を防ぐようにな
っている。
【0034】このように、本実施形態のコーナージョイ
ント7においては、複数のヘッドレール1・1同士を折
曲角度が最大45度の二箇所のヒンジ手段76・76で折り
曲げるようにしているので、従来のコーナージョイント
のようにヘッドレール同士を一箇所のヒンジ手段で90
度折り曲げる場合に比較して、カーテン畳み上げ時の当
該折曲部分における各昇降コードの抵抗を軽減すること
が可能となり、昇降コードの操作を頗る軽快に行なうこ
とができるのである。
【0035】しかも、本実施形態のコーナージョイント
7においては、折曲部分の各ヒンジ手段76・76に複数の
ローラ77・77…が互いに独立的に回転可能に軸設されて
いるので、例えば第二持手52の操作によるカーテン裾部
の部分昇降動作時のように、停止している昇降コードと
移動している昇降コードとが同時に当該折曲部分に掛か
った場合にも、各昇降コードの軽快な操作が可能になる
のである。
【0036】
【発明の効果】以上、実施形態をもって説明したとお
り、本発明に係る装飾カーテンにあっては、複数の第一
昇降コードのうちから選択される一部の第一昇降コード
を引寄部材で動滑車的に滑らせながら引き寄せることに
よって、カーテン地の裾部を部分的に畳み上げることを
可能にしているので、カーテン裾部の全体昇降と部分昇
降とを互いに独立的に行なうことが可能となり、畳み上
げ時のカーテン裾部の形状を多様に変化させることがで
き、一枚のカーテンで多様なデザイン変化を楽しむこと
ができる。
【0037】また、本発明の装飾カーテンにあっては、
引寄部材の全体形状を略球状に形成しているので、ヘッ
ドレールの溝内におけるスムーズな移動が可能であると
共に各昇降コードを掛けるための一対のローラを軸設し
ているので、カーテン裾部を引き上げるための昇降コー
ドの操作を頗る軽快に行なうことができる。
【0038】また、本発明の装飾カーテンにあっては、
引寄部材により引き寄せられた第一昇降コードを支える
べき支え部材をヘッドレールの下方に配設しているの
で、ヘッドレールの溝内を移動する引寄部材がこの支え
部材に引っ掛かることもなく、また、この引寄部材の移
動空間を確保するためにヘッドレールを大径化する必要
もないのである。
【0039】更にまた、本発明の装飾カーテンにあって
は、二箇所で折曲可能なコーナージョイントで複数のヘ
ッドレール同士を連結しており、更に必要に応じて、当
該折曲部分に、互いに独立的に回転可能な複数のローラ
を軸設しているので、カーテン畳み上げ時の当該折曲部
分における各昇降コードの抵抗を格段に軽減することが
でき、各昇降コードの軽快な操作が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の装飾カーテンの構成を概略的に示
した概略裏面図である。
【図2】同カーテンを全体的に畳み上げた状態を示した
概略裏面図である。
【図3】同カーテンを部分的に畳み上げた状態を示した
概略裏面図である。
【図4】図3の部分畳み上げ状態から更にカーテンを全
体的に畳み上げた状態を示した概略裏面図である。
【図5】同カーテンの引寄部材(4a・4b)の全体斜
視図である。
【図6】同カーテンの引寄部材(4a・4b)の断面図
である。
【図7】同カーテンの支え部材6の分解状態の斜視図で
ある。
【図8】同カーテンの支え部材6の取付状態の側面図で
ある。
【図9】同カーテンのコーナージョイント7の分解状態
の斜視図である。
【図10】同カーテンのコーナージョイント7のヒンジ
手段76の部分拡大斜視図である。
【図11】同カーテンのコーナージョイント7のレール
連結状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 ヘッドレール 2 カーテン地 3a、3b、3c 第一昇降コード 4a、4b 引寄部材 42 (引寄部材の)ローラ 5a、5b 第二昇降コード 6 支え部材 64 (支え部材の)ローラ 7 コーナージョイント 71 取付部材 75 連結部材 76 ヒンジ手段 77 (ヒンジ手段の)ローラ 78 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47H 1/00 - 23/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドレール1に垂設したカーテン地2
    を、各下端が当該カーテン地2の下部の所定位置に固定
    された複数の第一昇降コード(3a、3b、3c)を引
    き上げることによって、畳み上げ可能なカーテンであっ
    て、 前記ヘッドレール1の溝内において前記複数の第一昇降
    コード(3a、3b、3c)のうちから選択される一部
    の第一昇降コード(3a、3b)の途中にそれぞれ掛け
    られて、当該第一昇降コード(3a、3b)を滑らせな
    がら引き寄せるべき複数の引寄部材(4a、4b)と;
    この引寄部材(4a、4b)を引っ張って移動させるこ
    とにより前記第一昇降コード(3a、3b)の下端を引
    き上げてカーテン地2の裾部を部分的に畳み上げる第二
    昇降コード(5a、5b)と;前記ヘッドレール1の所
    定位置に設けられ、前記引寄部材(4a、4b)により
    引き寄せられた第一昇降コード(3a、3b)を当該所
    定位置に支える支え部材6と;を包含し、 前記引寄部材(4a、4b)には、前記第一昇降コード
    (3a、3b)及び第二昇降コード(5a、5b)をそ
    れぞれ掛けるべき一対のローラ42・42が軸設されてお
    り、且つ、当該引寄部材(4a、4b)の全体形状が略
    球状に形成されていることを特徴とした装飾カーテン。
  2. 【請求項2】 ヘッドレール1に垂設したカーテン地2
    を、各下端が当該カーテン地2の下部の所定位置に固定
    された複数の第一昇降コード(3a、3b、3c)を引
    き上げることによって、畳み上げ可能なカーテンであっ
    て、 前記ヘッドレール1の溝内において前記複数の第一昇降
    コード(3a、3b、3c)のうちから選択される一部
    の第一昇降コード(3a、3b)の途中にそれぞれ掛け
    られて、当該第一昇降コード(3a、3b)を滑らせな
    がら引き寄せるべき複数の引寄部材(4a、4b)と;
    この引寄部材(4a、4b)を引っ張って移動させるこ
    とにより前記第一昇降コード(3a、3b)の下端を引
    き上げてカーテン地2の裾部を部分的に畳み上げる第二
    昇降コード(5a、5b)と;前記ヘッドレール1の所
    定位置に設けられ、前記引寄部材(4a、4b)により
    引き寄せられた第一昇降コード(3a、3b)を当該所
    定位置に支える支え部材6と;を包含し、 この支え部材6には、前記第一昇降コード(3a、3
    b)を掛けるべきローラ64が軸設されており、且つ、当
    該支え部材6が前記ヘッドレール1の下方に配設されて
    いることを特徴とした装飾カーテン。
  3. 【請求項3】 ヘッドレール1に垂設したカーテン地2
    を、各下端が当該カーテン地2の下部の所定位置に固定
    された複数の第一昇降コード(3a、3b、3c)を引
    き上げることによって、畳み上げ可能なカーテンであっ
    て、 前記ヘッドレール1の溝内において前記複数の第一昇降
    コード(3a、3b、3c)のうちから選択される一部
    の第一昇降コード(3a、3b)の途中にそれぞれ掛け
    られて、当該第一昇降コード(3a、3b)を滑らせな
    がら引き寄せるべき複数の引寄部材(4a、4b)と;
    この引寄部材(4a、4b)を引っ張って移動させるこ
    とにより前記第一昇降コード(3a、3b)の下端を引
    き上げてカーテン地2の裾部を部分的に畳み上げる第二
    昇降コード(5a、5b)と;前記ヘッドレール1の所
    定位置に設けられ、前記引寄部材(4a、4b)により
    引き寄せられた第一昇降コード(3a、3b)を当該所
    定位置に支える支え部材6と;複数のヘッドレール1・
    1同士を折り曲げ可能に連結するコーナージョイント7
    と;を包含し、 当該コーナージョイント7が、各ヘッドレール1の連結
    側の端部に固定可能な一対の取付部材71・71と、これら
    一対の取付部材71・71をそれぞれ軸支する一対のヒンジ
    手段76・76を具備した連結部材75とから構成されてお
    り、これら一対のヒンジ手段76・76により複数のヘッド
    レール1・1同士を二段階で折り曲げ可能に連結するこ
    とを特徴とした装飾カーテン。
  4. 【請求項4】 コーナージョイント7の一対のヒンジ手
    段76・76の各枢軸に複数のローラ77・77…が重なり合っ
    て互いに独立的に回転可能に軸設されていることを特徴
    とした請求項3記載の装飾カーテン。
  5. 【請求項5】 コーナージョイント7の一対のヒンジ手
    段76・76に各々設けられたストッパ78・78により各ヒン
    ジ手段76・76の回動角度が所定角度に規制されているこ
    とを特徴とした請求項3または請求項4記載の装飾カー
    テン。
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