JP2974447B2 - 音検出装置 - Google Patents

音検出装置

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JP2974447B2
JP2974447B2 JP3107060A JP10706091A JP2974447B2 JP 2974447 B2 JP2974447 B2 JP 2974447B2 JP 3107060 A JP3107060 A JP 3107060A JP 10706091 A JP10706091 A JP 10706091A JP 2974447 B2 JP2974447 B2 JP 2974447B2
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば対象外の音が存
在する計測条件下で対象音の検出を行う音検出装置に関
する。
【0003】
【従来の技術】多数の機器が運転されている状況で、例
えば異常音を発する機器の方向を正しく同定することに
よってこれを特定し、その異常音を収録することを要す
る場合がある。
【0004】そして音源方向の同定を行うには従来、音
響インテンシティ装置が使用されていた。この音響イン
テンシティ装置は、図4の概略構成図に示すように離間
して配置した集音用のマイクロホン1,2と検出部3と
で構成されていて、例えば離間したマイクロホン1,2
の集音面に対し前面側のα方向にある音源4の音源方向
の同定を行う場合は、各マイクロホン1,2で集音した
対象音が検出部3に入力されそれらの音の音圧と粒子速
度とから音響インテンシティを求めることができ、マイ
クロホン1,2の離間方向の射影成分が算出される。そ
して射影成分が最大になるように装置を回転することに
よって、最大になったときのマイクロホン1,2の離間
方向が音源方向として得られる。そして音源4からの対
象音は各マイクロホン1,2が集音した音の出力をその
まま用いることで特定できる。しかしこの装置では、対
象音と共に対象外の音が存在する状況において音源方向
の同定を行うことは容易ではなく、また対象音のみを特
定して捕らえることは出来ない。
【0005】一方、騒音環境下で音源からの対象音を明
確に捕らえることができるものとして適応ノイズ・キャ
ンセラが使用されていた。この適応ノイズ・キャンセラ
は、図5に概略構成を示すように音源4からの対象音s
と共に対象外の音nを集音するマイクロホン5と、音源
4からの対象音sは集音せず対象外の音nのみを集音す
るように配置したマイクロホン6と、各マイクロホン
5,6から入力された信号を処理する適応フィルタ7を
有するモジュール8を備えて構成されている。なおマイ
クロホン5で集音された対象外の音の信号をnp とし、
マイクロホン6で集音された対象外の音の信号をnr
する。
【0006】このように構成されたものにおいては、モ
ジュール8に対象音信号s0 と共に入力された対象外の
音信号np を、対象外の音信号nr を適応フィルタ7に
入力しフィルタ係数hを更新しながら適応同定の動作行
い、対象外の音信号np を推定し消去するように動作す
る。すなわち適応フィルタ7の出力信号をy0 とする
と、モジュール8の出力である誤差信号ε0 は、 ε0 =s0 +np −y0 である。そして、誤差信号ε0 の平均自乗誤差E(ε0
2 )は、 E(ε0 2 )=E(s0 2 )+2E[s0 (np
0 )]+E[(np −y0 2 ] であり、一般にs0 ,np 及びy0 はランダムな信号と
考えられるため互いに無相関と仮定できる。したがっ
て、第2項は繰り返し平均することによって0に収斂
し、最終的に誤差信号εの平均自乗誤差E(ε0 2
は、 E(ε0 2 )=E(s0 2 )+E[(np −y0 2 ] となり、一方、np −y0 =ε0 −s0 であることよ
り、適応フィルタ7でE(ε0 2 )を最小にすると誤差
信号ε0 と対象音信号s0 の差も最小となり、誤差信号
ε0 は対象音信号s0 に近似したものとなる。このよう
にして対象外の音nが除去された対象音sの信号s0
モジュール8の出力として得ることができる。
【0007】しかしこの装置では音源4が明確に判明し
ている場合に、マイクロホン5を音源4に近付けるか指
向方向を音源方向に一致させるかすれば対象音sを得る
ことができるものの、音源4が明確でない場合にはその
音源4の方向にマイクロホン5の指向方向を正しく一致
させることが困難であり、また音源4に近付けたりする
ことも対象が明確でないためにできない。さらに音の到
来方向に対して指向性を上げ、対象音sを捕らえ収録す
る等して対象音をより詳しく分析し、例えば異常音によ
って音源となっている機器の異常内容や異常状況をより
詳しく得ようとしたりする要求に対しては、十分満足で
きるものではなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような対象外の
音が存在する中で対象音を抽出し、その音源方向を同定
することが困難な状況に鑑みて本発明はなされたもの
で、その目的とするところは対象音の抽出及び音源方向
の正しい同定が確実かつ容易に行うことができる音検出
装置を提供することにある。
【0009】[発明の構成]
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の音検出装置は、
対象音と対象外の音とを共に受音する複数の第1の受音
器と、対象外の音のみを受音する第2の受音器と、第1
及び第2の受音器からの信号がそれぞれ入力され適応フ
ィルタで適応同定され、第1の受音器からの信号の中の
対象外の音を推定して消去し対象音の信号を出力する複
数の入力モジュールと、これら入力モジュールの出力信
号を入力して対象音のみの信号を出力しかつ対象音の音
源の方向を同定する出力モジュールとを具備しているこ
とを特徴とするものであり、そして、出力モジュールは
入力された各入力モジュールの出力信号の間の差が最小
となるようにフィルタ係数を変えて適応同定する適応フ
ィルタを備えていることを特徴とし、また、出力モジュ
ールは入力された各入力モジュールの出力信号の間の差
が最小となるようにフィルタ係数を変えて適応同定する
適応フィルタを備えかつこの適応フィルタは入力モジュ
ールの適応フィルタよりも後で収束するものであること
を特徴とし、さらにまた、出力モジュールは予め設定さ
れたフィルタ係数を有するフィルタを備えるように構成
されていることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】上記のように構成された音検出装置は、離間し
て配置した複数の第1の受音器からの信号と、第2の受
音器からの信号とから適応フィルタが設けられた複数の
入力モジュールによって対象外の音信号を推定して消去
し、位相の異なる複数の対象音信号を得、得られた位相
の異なる対象音のみの信号を出力モジュールに入力し、
位相差から音源方向を同定するようにしている。このた
め対象外の音が存在する中からでも容易に対象音を抽出
し、その正しい音源方向の同定を確実かつ容易に行うこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0013】先ず、本発明の第1の実施例を図1を用い
て説明する。図1は概略構成図で、図において11,1
2は互いに離間して設けられた、例えばマイクロホン等
の第1の受音器であり、第1の受音器11,12はその
出力信号がそれぞれ並列に設けられた入力モジュール1
3,14に入力するように接続されている。同じく15
は例えばマイクロホン等の第2の受音器であり、第2の
受音器15はその出力信号が分岐されて入力モジュール
13,14に入力するように接続されている。
【0014】そして入力モジュール13,14にはフィ
ルタ係数がh1 ,h2 の適応フィルタ16,17と演算
部18,19が設けられており、適応フィルタ16,1
7には第2の受音器15の出力信号がそれぞれ入力する
ように接続され、演算部18,19には第1の受音器1
1,12の出力信号と適応フィルタ16,17の出力信
号との差が演算されて出力するように接続されている。
また適応フィルタ16,17は、対応する各演算部1
8,19の出力信号によってフィルタ係数h1 ,h2
更新され、各演算部18,19の出力信号が減少し、最
小値に収束するように適応同定する。
【0015】また、20は出力モジュールで、これには
入力モジュール13,14の演算部18,19の出力信
号が入力するように接続されている。出力モジュール2
0にはフィルタ係数がh3 の適応フィルタ21と演算部
22が設けられていて、適応フィルタ21には入力モジ
ュール13の演算部18の出力信号が入力するように接
続され、演算部22には入力モジュール14の演算部1
9の出力信号と適応フィルタ22の出力信号との差が演
算されて出力するように接続されている。さらに適応フ
ィルタ21は、演算部22の出力信号によってフィルタ
係数h3 が更新され、演算部22の出力信号が減少し、
最小値に収束するように適応同定する。そして出力モジ
ュール20からは、第1の受音器11の受音した信号の
うち不要な信号が除去されたものが、入力モジュール1
3の演算部18の出力信号として出力され、また適応フ
ィルタ21のフィルタ係数h3 から入力モジュール1
3,14の演算部18,19の各出力信号の間の位相差
が得られる。得られた位相差にもとづき第1の受音器1
1,12で受音した信号の到来方向が算出される。な
お、出力モジュール20の適応フィルタ21の収束係数
は、入力モジュール13,14の適応フィルタ16,1
7の収束係数よりも小さく設定されている。
【0016】このように構成された第1の実施例よれ
ば、例えば周囲の騒音源N等から外乱音が発せられてい
る中で、対象とする音源Sからの対象音sを特定して抽
出し、その到来方向を同定しようとする場合、先ず第1
の受音器11,12を対象音sと外乱音の対象外の音n
とを共に受音するように配置し、第2の受音器15を対
象外の音nのみを受音するように配置する。このように
配置することで、各第1の受音器11,12からは対象
音信号s1 , s2 と対象外の音信号n1 , n2 とが加え
合わされた出力信号x1 =s1 +n1 ,x2 =s2 +n
2 が出力されて入力モジュール13,14の演算部1
8,19に入力され、第2受音器15からの対象外の音
信号nが出力されて入力モジュール13,14の適応
フィルタ16,17に入力される。入力された対象外の
音信号nはそれぞれフィルタ係数がh1 ,h2 の適応
フィルタ16,17を介して出力信号y1 ,y2とな
り、演算部18,19で第1の受音器11,12の出力
信号x1 ,x2 より適応フィルタ16,17の出力信号
1 ,y2 を減算して第1の誤差信号ε1 ,ε2 が出力
される。そして第1の誤差信号ε1 ,ε2 によって適応
フィルタ16,17のフィルタ係数h1 ,h2 が更新さ
れ、第1の誤差信号ε1 ,ε2 がそれぞれ最小値となる
ように収束される。
【0017】さらに入力モジュール13,14の出力信
号として出力された第1の誤差信号ε1 ,ε2 は、出力
のモジュール20の適応フィルタ21と演算部22に入
力され、第1の誤差信号ε1 はフィルタ係数がh3 の適
応フィルタ21を介して出力信号y3 となり、演算部2
2では第1の誤差信号ε2 より出力信号y3 を減算して
第2の誤差信号ε3 が出力される。そして第2の誤差信
号ε3 によって適応フィルタ21のフィルタ係数h3
更新され、第2の誤差信号ε3 が零となるように収束さ
れる。なお出力モジュール20の適応フィルタ21の収
束係数は、入力モジュール13,14の適応フィルタ1
6,17の収束係数よりも小さく設定されているため、
適応フィルタ21の収束は適応フィルタ16,17の収
束が終わった後に完了する。これによって適応フィルタ
21のフィルタ係数h3 には、第1の誤差信号ε1 ,ε
2 の間の時間的なずれ、すなわち位相差が抽出され、抽
出した位相差にもとづき対象音sの到来方向が算出さ
れ、また第1の受音器11が受音した対象音信号s1
対象外の音信号n1 の中から対象音信号s1 のみが出力
される。
【0018】このように第1の実施例によれば、雑音等
の対象外の音nが存在する中から対象音sのみを抽出す
ると共に対象音sの到来方向を正しく同定し、音源Sの
特定や対象音sに含まれる、例えば異常の発生箇所や異
常内容等の情報を容易に得ることができる。またこれら
の対象音sの抽出と対象音sの到来方向の同定を、音源
Sに接近せずに遠隔的に容易に行うこともできる。
【0019】次に、本発明の第2の実施例を図2を用い
て説明する。図2は概略構成図であり、第2の実施例は
第1の実施例の出力モジュール20を第1の出力モジュ
ールとし、さらに第2の出力モジュール23を付加する
等の一部変更によって対象音sのS/N比を向上させた
ものである。第2の出力モジュール23にはフィルタ2
4と演算部25が設けられていて、フィルタ24には入
力モジュール13の演算部18の出力信号が入力するよ
うに接続され、演算部25には入力モジュール14の演
算部19の出力信号とフィルタ24の出力信号との和が
演算されて出力するように接続されている。またフィル
タ24には、第1の出力モジュール20の適応フィルタ
21のフィルタ係数h3 が転送器26を介して転送さ
れ、そのフィルタ係数がh3 となっている。そしてフィ
ルタ24において対象音信号s1 が対象音信号s2 と同
相に調相され、第2の出力モジュール23の演算部25
の出力信号として各対象音信号s1 , s2 が加算されて
出力される。同時に第1の出力モジュール20の適応フ
ィルタ21のフィルタ係数h3 から位相差が抽出され、
対象音sの到来方向が算出される。なおフィルタ係数h
3 からの位相差の抽出は第2の出力モジュール23のフ
ィルタ係数h3 が転送されたフィルタ24において行っ
てもよい。
【0020】このように構成された第2の実施例によれ
ば、加算された対象音信号s1 +s2 が得られ、対象音
sはS/N比が向上したものとなり、対象音sの詳しい
分析などにはより好適なものとなるほか、第1の実施例
と同様な作用、効果が得られる。
【0021】なお、上記の第1,第2の実施例において
フィルタ係数h3 のインパルスレスポンスをフーリエ変
換することにより各周波数成分ごとの遅延に相当する位
相差がわかるため、これをもとに第1の出力モジュール
20の適応フィルタ21に所定の数の遅延をつけること
で周波数の異なるそれぞれ無相関の複数の音源の位置を
それぞれ特定することができる。また第1の出力モジュ
ール20の適応フィルタ21のフィルタ係数h3 を予め
一定の遅延に相当する値としておくことにより、方向を
特定して対象音sを収録することもできる。
【0022】次に、本発明の第3の実施例を図3を用い
て説明する。図3は概略構成図であり、第3の実施例は
第1の実施例において入力モジュール13,14の後に
出力モジュールとして、音響インテンシティが求められ
る検出部27を設けるように置き換えて構成されたもの
である。そして検出部27には入力モジュール13,1
4の演算部18,19の出力信号が入力するように接続
されている。演算部18,19の出力信号は、対象外の
音信号n1 , n2が除去された対象音信号s1 ,s2
みのものであって両信号s1 ,s2 の間には位相のずれ
があり、これらの対象音信号s1 ,s2 が検出部27に
入力され位相差にもとずいて第1の受音器11,12が
結んだ方向のインテンシティの射影成分が求まり、射影
成分が最大になるように第1の受音器11,12を図示
しない回転装置で回転することにより対象音sの到来方
向が特定され、対象音のみの信号と共に検出部27から
出力される。
【0023】このように構成された第3の実施例によれ
ば、雑音等の対象外の音nが存在する中から対象音sの
みを抽出すると共に対象音sの到来方向が簡単に特定で
き、音源Sの特定や対象音sに含まれる情報を容易に得
られ、遠隔的に音源Sの状況を分析することを可能にす
る。
【0024】尚、上記の各実施例においては対象音sを
受音する受音器を2個設けて説明したが、さらに3個以
上の第1の受音器や適応フィルタを有するモジュールを
用い、これらを2次元,3次元的に配置してより確度の
高い到来方向の同定を行うようにしてもよく、また第1
及び第2の実施例においては、入力モジュール13,1
4の適応フィルタ16,17での収束を完了した後に、
出力モジュール20の適応フィルタ21での収束を行う
ように収束順序を設定してもよい等、要旨を逸脱しない
範囲内で本発明は適宜変更して実施し得るものである。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、対象外の音信号を推定し消去する複数の適応フィル
タを設け、これらを経て得た位相の異なる対象音のみの
信号から音源方向を同定するように構成したことによ
り、対象外の音が存在する中からでも容易に対象音を抽
出し、その正しい音源方向の同定を確実かつ容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す概略構成図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施例を示す概略構成図であ
る。
【図3】本発明の第3の実施例を示す概略構成図であ
る。
【図4】従来の第1の例を示す概略構成図である。
【図5】従来の第2の例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
11,12…第1の受音器 13,14…入力モジュール 15…第2の受音器 16,17…適応フィルタ 20…出力モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−142479(JP,A) 特開 昭60−252285(JP,A) 特開 昭60−253890(JP,A) 特開 昭61−2087(JP,A) 特開 昭62−69175(JP,A) 特開 昭62−43580(JP,A) 特開 昭63−11882(JP,A) 特開 平2−147978(JP,A) 特開 昭63−292814(JP,A) 特開 平3−115882(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 3/80 - 3/86 G01S 5/18 - 5/30 G01S 7/52 - 7/64 G01S 15/00 - 15/96 G01H 3/08 G01N 29/22

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象音と対象外の音とを共に受音する複
    数の第1の受音器と、対象外の音のみを受音する第2の
    受音器と、前記第1及び第2の受音器からの信号がそれ
    ぞれ入力され適応フィルタで適応同定され、第1の受音
    器からの信号の中の対象外の音を推定して消去し対象音
    の信号を出力する複数の入力モジュールと、これら入力
    モジュールの出力信号を入力して対象音のみの信号を出
    力しかつ対象音の音源の方向を同定する出力モジュール
    とを具備していることを特徴とする音検出装置。
  2. 【請求項2】 出力モジュールは入力された各入力モジ
    ュールの出力信号の間の差が最小となるようにフィルタ
    係数を変えて適応同定する適応フィルタを備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の音検出装置。
  3. 【請求項3】 出力モジュールは入力された各入力モジ
    ュールの出力信号の間の差が最小となるようにフィルタ
    係数を変えて適応同定する適応フィルタを備えかつこの
    適応フィルタは入力モジュールの適応フィルタよりも後
    で収束するものであることを特徴とする請求項1記載の
    音検出装置。
  4. 【請求項4】 出力モジュールは予め設定されたフィル
    タ係数を有するフィルタを備えるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の音検出装置。
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