JP2974104B2 - インテリジェントパワスイッチ用回路 - Google Patents

インテリジェントパワスイッチ用回路

Info

Publication number
JP2974104B2
JP2974104B2 JP5076497A JP7649793A JP2974104B2 JP 2974104 B2 JP2974104 B2 JP 2974104B2 JP 5076497 A JP5076497 A JP 5076497A JP 7649793 A JP7649793 A JP 7649793A JP 2974104 B2 JP2974104 B2 JP 2974104B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
circuit
short
open
output terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5076497A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06289087A (ja
Inventor
信広 今泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Sogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Sogyo KK filed Critical Yazaki Sogyo KK
Priority to JP5076497A priority Critical patent/JP2974104B2/ja
Publication of JPH06289087A publication Critical patent/JPH06289087A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2974104B2 publication Critical patent/JP2974104B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、負荷のショート・オー
プンを検出してステータス信号を出力できる集積化に適
したインテリジェントパワスイッチ用回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回路としてIC化した図
4のブロック図に示すような構成のものが使用されてい
る。同図において、1はスイッチング部として働く出力
電界効果トランジスタ(FET)であり、直流電源が接
続される電源端子T1と負荷などが接続される出力端子
T2との間に接続され、その制御電極にはチャージポン
プ2及びアンプ3を介して制御信号入力端子T3が接続
されている。
【0003】4は出力端子T1の状態を監視して負荷の
ショート状態を検出する負荷ショート検出回路、5は負
荷のオープン状態を検出する負荷オープン検出回路であ
り、その入力が出力FET1の出力に接続され、その出
力がORゲート6を介してステータス(状態)出力端子
T4に接続されている。なお、T5は接地端子である。
【0004】より詳細には、出力FET1は、図5に示
すように、ソースが電源端子T1に、ドレインが出力端
子T2に、そしてゲートがチャージポンプ2にそれぞれ
接続された小電流タイプのFET11 〜1n を並列に例
えば数千個配し、合計で数Aの電流を制御できるように
構成されている。更に、ソースが電源端子Tに、ゲート
がチャージポンプ2に、そしてドレインが抵抗Rsを介
してアースに接続された検知用FET10 が設けられて
いる。例えば、検知用FET10 とFET11〜1n
各々とはカレントミラー回路を構成し、その個数の比率
が1:2000であるとすると、出力2Aの時の検知用
FET10 には1/2000の1mAの電流が流れる。
【0005】そして出力端子T2に接続した負荷がショ
ートのときに5Aの電流が流れるとすると、検知用FE
T10 には2.5mAの電流が流れるようになる。従って
抵抗Rsの両端の電位差を監視することで負荷ショート
を検出することができる。また、出力端子T2の電圧は
負荷が正常のときとオープのときで電源端子T1の電圧
に対する差が変化し、オープンのときには正常時よりも
小さくなる。従って電源端子T1と出力端子T2との電
圧差を監視することで負荷オープンを検出することがで
きる。
【0006】すなわち、負荷ショート検出回路4を構成
するコンパレータ4aの非反転入力端子は、検知用FE
T1 0 のソースと抵抗Rsに接続され、抵抗Rsの他端
が反転入力端子が接続されており、コンパレータ4a
は、図6に示すように、制御信号入力端子T3へのオン
制御信号の入力に応じて、正常時では、抵抗Rsの両端
に発生する電位差が小さくその出力がLレベルになる
が、ショート時は、抵抗Rsの両端に発生する電位差が
大きくその出力は、(c)に示すようにHレベルにな
。なお、図6は、負荷状態が、正常、ショート、オー
プンの各状態における波形を示しており、(a)は、図
4の制御信号入力端子T3の入力信号の波形を示し、
(b)は、図4の出力端子T2の出力波形を示し、
(c)はステータス出力端子T4の出力波形を示してい
る。
【0007】また、負荷のオープンを検出する負荷オー
プン回路5を構成するコンパレータ5aの反転入力端子
と非反転入力端子が電源端子T1と出力端子T2にそれ
ぞれ接続されている。コンパレータ5aは、正常時に電
源端子T1と出力端子T2との間に発生する電位差が大
きくその出力は、図6の(c)に示すように、Lレベ
ルになっているオープン時には出力端子T2が
(b)に示すようにHレベルであり、電源端子T1と出
力端子T2との間に発生する電位差が小さく、コンパレ
ータ5aの出力がHレベルになるように働き、(c)に
示したようにステータス出力端子T4の出力波形がHレ
ベルとなる
【0008】上述したインテリジェントパワスイッチ
(IPS)では、負荷がショートのときとオープンのと
きに、両者を区別することなく同じHレベルのステータ
ス信号を出力するようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したIP
Sを例えば図7(a)に示すように出力端子T2とアー
スとの間に負荷Lと手動スイッチSWを接続したり、
(b)に示すように出力端子T2とアースとの間に制御
ユニットCUと負荷Lを接続して使用した場合のよう
に、手動スイッチSWや制御ユニットCUの状態によっ
ては負荷Lのオープンと同じ状態が生じるときには、シ
ョートのみを検出することが必要になる。
【0010】このショートとオープンを区別して検出す
るには、図8に示すように、IPSの制御信号入力端子
T3、ステータス出力端子T4及び出力端子T2の状態
を、予め定めた制御プログラムに従って動作するマイク
ロコンピュータ(CPU)により監視し、入力端子T3
及びステータス出力端子T4が共にオンで出力端子T2
がオフのとき負荷Lがショートしていることを、入力端
子T3及びステータス出力端子T4が共にオンで出力端
子T2がオンのとき負荷Lがオープンとなっていること
をそれぞれ検出すればよいが、この方法では監視点が多
くなるという問題があった。
【0011】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、負荷のショート及びオープンの異常を直接検出で
きるステータス信号を出力できるようにしたインテリジ
ェントパワスイッチ用回路を提供することを目的として
いる。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明により成されたインテリジェントパワスイッチ用
回路は、直流電源が供給される電源端子と出力端子間に
接続され制御信号入力端子への制御信号の入力に応じ
てオンされて電源電圧を前記出力端子に接続された負荷
に供給するスイッチング手段と、前記負荷がショートし
ているとき前記制御信号が入力されている期間異常信
号を発生する負荷ショート検出回路と、前記負荷がオー
プンしているとき前記制御信号が入力されている期
異常信号を発生する負荷オープン検出回路とを備
、前記負荷ショート検出回路及び前記負荷オープン検
出回路からの異常信号をステータス出力端子から出力す
るようにしたインテリジェントパワスイッチ用回路にお
いて、前記負荷ショート検出回路又は前記負荷オープン
検出回路の出力に、異常信号の立ち下がりを遅延する
立下り遅延回路を設けたことを特徴としている。
【0013】
【作用】上記構成により、負荷ショート検出回路又は負
荷オープン検出回路の出力に、異常信号の立ち下がりを
遅延する立下り遅延回路が設けられているので、立下り
遅延回路が設けられている側の検出回路が出力する異常
信号は、立下り遅延回路が設けられていない検出回路が
出力する異常信号に比べて、その立ち下がりが遅くなる
ので、ステータス出力端子のステータス信号を監視し、
制御信号がなくなった後もステータス出力端子がHレベ
ルになっているかどうかを検出することによって、ショ
ート、オープンのいずれの異常が生じているかを区別し
て判断することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明によるインテリジェントパワスイッ
チ用回路の一実施例を示し、同図において、図4につい
て上述したものと同一の部分には同一符号を付し、詳細
な説明を省略する。本実施例では、負荷ショート検出回
路4の出力とORゲート6との間に立下り遅延回路7を
設けている。この立下り遅延回路7は、負荷がショート
状態にあるとき、負荷ショート検出回路4の出力が入力
端子T3への制御信号がオンに応じてLからHレベルに
立ち上がり、制御信号のオフに応じてHからLレベルに
立ち下がっても、ステータス信号は直ちに立ち下がら
ず、図2(c)に示すように、一定時間Tの間Hレベル
を保った後Lレベルに立ち下げるように働く。
【0015】よって、制御信号入力端子T3がオフにな
った後もステータス信号が一定時間Hレベルを保持して
いることを検出することによって負荷のショート状態
を、オープン状態と区別して検出することができる。因
みに、図2は、負荷状態が、正常、ショート、オープン
の各状態における波形を示しており、(a)は、図1の
制御信号入力端子T3の入力信号の波形を示し、(b)
は、図1の出力端子T2の出力波形を示し、(c)はス
テータス出力端子T4の出力波形を示している。
【0016】上記立下り遅延回路7としては、具体的に
は図3に示すような構成のものが適用でき、負荷ショー
ト検出回路4の出力が抵抗7aを介してNPNスイッチ
ングトランジスタ7bのベースに接続されると共にコン
デンサ7cを介してアースに接続され、かつトランジス
タ7bのベースが抵抗7dを介してアースに接続されて
いる。トランジスタ7bのエミッタがアースに接続さ
れ、コレクタが抵抗7e及び7fを介して直流電源に接
続されている。抵抗7e及び7fの接続点が、エミッタ
が直流電源に、コレクタが抵抗7gを介してアースにそ
れぞれ接続されているPNPスイッチングトランジスタ
7hのベースに接続されている。そしてトランジスタ7
hのコレクタと抵抗7gとの接続点を出力としてORゲ
ート6の一方の入力に接続するようにしている。
【0017】この立下り遅延回路7では、負荷ショート
検出回路4の出力がLからHレベルに立ち上がると、コ
ンデンサ7cが急速充電され、これに応じてスイッチン
グトランジスタ7bがオンして直流電源から抵抗7e及
び7fとトランジスタ7bとを通じてアースに電流が流
れ、これに応じてトランジスタ7hがオンして直流電源
からトランジスタ7h及び抵抗7gを通じて電流が流れ
てトランジスタ7hのコレクタと抵抗7gとの接続点の
電圧がLからHレベルに立ち上がるようになる。そし
て、負荷ショート検出回路4の出力がHからLレベルに
立ち下がると、コンデンサ7cに充電された電荷が抵抗
7a及び7dを通じてアースに放電される。これによっ
てトランジスタ7bはコンデンサ7cの充電電圧が所定
レベルになる一定時間後までオン状態に維持され、これ
に伴ってトランジスタ7hもオン状態に維持された後オ
フするので、図2(c)に示すように、ステータス信号
はその立ち下がりが一定時間遅延される。
【0018】なお、実施例では、立下り遅延回路7を負
荷ショート検出回路4とORゲート6との間に設けてい
るが、この代わりに負荷オープ検出回路5とORゲート
6との間に設けるようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、負
荷のショート及びオープンの異常を直接検出できるステ
ータス信号を出力できるので、ステータス信号を監視
し、制御信号がなくなった後もステータス信号がHレベ
ルになっているかどうかを検出することによって、ショ
ート、オープンのいずれの異常が生じているかを区別し
て判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインテリジェントパワスイッチ用
回路の一実施例を示す図である。
【図2】図1の各部の状態を示すタイミングチャート図
である。
【図3】図2中の立下り遅延回路の具体的回路例を示す
図である。
【図4】従来のインテリジェントパワスイッチ用回路の
一例を示す図である。
【図5】図4の回路の具体的回路例を示す図である。
【図6】図4の各部の状態を示すタイミングチャート図
である。
【図7】従来のインテリジェントパワスイッチの使用例
を示す図である。
【図8】従来のインテリジェントパワスイッチの他の使
用例を示す図である。
【符号の説明】 1 出力FET(スイッチング手段) 4 負荷ショート検出回路 5 負荷オープン検出回路 7 立下り遅延回路 T1 電源端子 T2 出力端子 T3 制御信号入力端子 T4 ステータス出力端子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源が供給される電源端子と出力端
    子間に接続され制御信号入力端子への制御信号の入力
    に応じてオンされて電源電圧を前記出力端子に接続され
    た負荷に供給するスイッチング手段と、 前記負荷がショートしているとき前記制御信号が入力さ
    れている期間異常信号を発生する負荷ショート検出回
    路と、 前記負荷がオープンしているとき、前記制御信号が入力
    されている期間異常信号を発生する負荷オープン検出
    回路とを備え、 前記負荷ショート検出回路及び前記負荷オープン検出回
    路からの異常信号をステータス出力端子から出力するよ
    うにしたインテリジェントパワスイッチ用回路におい
    て、 前記負荷ショート検出回路又は前記負荷オープン検出回
    路の出力に、異常信号の立ち下がりを遅延する立下り
    遅延回路を設けたことを特徴とするインテリジェントパ
    ワスイッチ用回路。
JP5076497A 1993-04-02 1993-04-02 インテリジェントパワスイッチ用回路 Expired - Lifetime JP2974104B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5076497A JP2974104B2 (ja) 1993-04-02 1993-04-02 インテリジェントパワスイッチ用回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5076497A JP2974104B2 (ja) 1993-04-02 1993-04-02 インテリジェントパワスイッチ用回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06289087A JPH06289087A (ja) 1994-10-18
JP2974104B2 true JP2974104B2 (ja) 1999-11-08

Family

ID=13606867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5076497A Expired - Lifetime JP2974104B2 (ja) 1993-04-02 1993-04-02 インテリジェントパワスイッチ用回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2974104B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007139108A1 (ja) * 2006-06-01 2007-12-06 Autonetworks Technologies, Ltd. 電力供給制御装置
JP6029490B2 (ja) * 2013-02-25 2016-11-24 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
JP6330571B2 (ja) * 2014-08-19 2018-05-30 富士電機株式会社 半導体装置
JP2016050893A (ja) 2014-09-01 2016-04-11 セイコーインスツル株式会社 検出回路及び半導体装置
US9772365B2 (en) 2015-01-23 2017-09-26 Sii Semiconductor Corporation Detection circuit
JP2016139390A (ja) 2015-01-23 2016-08-04 エスアイアイ・セミコンダクタ株式会社 検出回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06289087A (ja) 1994-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2999887B2 (ja) Igbtの過電流保護回路及び半導体集積回路装置
US5105182A (en) Direct current power supply device having an alarm provided for power failure under varying load conditions
JP2530717B2 (ja) 電池電圧判別回路
JPH05196677A (ja) 駆動回路の故障検出装置
JP2974104B2 (ja) インテリジェントパワスイッチ用回路
US7116239B2 (en) Current sense components failure detection in a multi-phase power system
JPH11134623A (ja) ヘッドショート検出回路
JP2004247834A (ja) Mosトランジスタによりpwm電圧制御する単相負荷の過電流検出回路
JPH0624347U (ja) 過電流監視回路
US20070050687A1 (en) Watchdog monitoring circuit and method for controlling energization of the load using the watchdog monitoring circuit
US6212051B1 (en) Pulse-width modulator current limiter
JPH06284594A (ja) 充電式電源装置
JP3150013B2 (ja) 負荷オープン検出回路
JP3203521B2 (ja) 負荷の断線検知回路
JP2998530B2 (ja) 電磁石駆動装置
JPH0715343Y2 (ja) 電源装置の出力短絡・開放検知回路
JP3238119B2 (ja) 火災感知器
JP3742548B2 (ja) ヘッドランプ負荷ラインのショート検出装置
JPH0142054Y2 (ja)
JP3125200B2 (ja) 負荷故障診断回路
JPH0614384Y2 (ja) ラッチングリレーの駆動回路
JP2927847B2 (ja) 半導体装置
JPS643080Y2 (ja)
JP2723688B2 (ja) 半導体集積回路の周波数特性測定装置
JPH062113Y2 (ja) 液面リレー

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990727