JP2971924B2 - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

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JP2971924B2
JP2971924B2 JP2220888A JP22088890A JP2971924B2 JP 2971924 B2 JP2971924 B2 JP 2971924B2 JP 2220888 A JP2220888 A JP 2220888A JP 22088890 A JP22088890 A JP 22088890A JP 2971924 B2 JP2971924 B2 JP 2971924B2
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camera body
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宏之 高橋
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/091Digital circuits
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    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
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    • G03B7/097Digital circuits for control of both exposure time and aperture

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、撮影レンズとカメラボディとの間でレンズ
データ等の授受を行なうカメラシステムに関する。
「従来技術およびその問題点」 近年のAF(自動焦点)一眼レフカメラの撮影レンズ
(交換レンズ)には、その撮影レンズ固有のレンズデー
タをメモリしたメモリ手段(通常はROM)が搭載されて
いる。
一方カメラボディには、上記ROMにメモリされたレン
ズデータを通信により読出して、そのレンズデータおよ
び被写体輝度に基づいて所定のアルゴリズムにより露出
因子(絞り値およびシャッタ速度等)を算出してこれら
に基づいて露出制御を行ない、また焦点調節制御等を行
なうマイクロコンピュータが搭載されている。
レンズデータとしては、例えば、開放絞りのアペック
ス値Avmin(開放Fナンバー)、最小絞りのアペックス
値Avmax(最大Fナンバー)、焦点距離f、あるいは最
良描写絞りデータなどがある。最良描写絞りデータに
は、解像度が最も優れた絞り値、MTF(Modulation Tran
sfer Function)評価が優れた絞り値、口径食が無くな
る絞り値、絞り羽根で形成される開口部の形状がほぼ円
形になる絞り値などがある。
さらに近時、従来はカメラボディで実行していた撮影
レンズに関する、データ演算および制御等の一部を撮影
レンズに搭載した制御手段で行なわせるものが開発され
ている。例えば、マイコン(CPU)を撮影レンズに搭載
して、カメラボディ内のマイコンと連係させて撮影に必
要な絞りデータ、焦点距離等の演算処理、あるいは焦点
調節、ズーミング等の制御処理を行なわせている。これ
らの演算結果データ、あるいは制御命令等は、マイコン
間で間欠的に実行される通信により授受される。
この撮影レンズのマイコンは、通常カメラボディから
電力供給を受けて動作する。
しかし、撮影レンズのマイコンは、カメラボディの電
源がオンされているときには、撮影動作を行なっている
といないとにかかわらず、上記演算、通信などの処理が
間欠的に実行されていた。そのため、無駄な電力を消費
していた。
また、撮影レンズのマイコンの電源を完全に落として
しまうと、再起動させたときに、すべての動作を最初か
ら実行しなければならないので、通信に時間がかかるな
ど、処理が遅くなるという問題があった。
「発明の目的」 本発明は、上記問題意識に基づいてなされたもので、
制御手段が搭載された撮影レンズを備えたカメラシステ
ムにおいて、撮影操作がなされていないときには撮影レ
ンズの制御手段の制御、演算動作等、不要な動作を停止
させて省電力化を図ることを目的とする。
「発明の概要」 この目的を達成する本発明は、カメラボディと、該カ
メラボディに着脱自在な撮影レンズとからなるカメラシ
ステムであって、上記カメラボディは、該カメラシステ
ム全体の制御を実行する制御手段を備え、上記撮影レン
ズは、該撮影レンズの撮影動作に関する制御を実行する
とともに、該レンズ固有の初期値データおよび撮影レン
ズの状態により変化する可変のレンズデータを上記カメ
ラボディの制御手段に通信する制御手段とを備え、上記
撮影レンズの制御手段は、上記カメラボディの制御手段
が所定の状態に移行したときに上記初期値データをカメ
ラボディの制御手段に通信してスリープ状態に移行し、
スリープ状態に移行したときは、上記カメラボディの制
御手段からの割込み信号によって起動し、上記カメラボ
ディの制御手段からの要求に応じて対応する可変のレン
ズデータをカメラボディの制御手段に通信し、その後カ
メラボディの制御手段から第一の特性信号を受信したと
きにスリープ状態に移行すること、に特徴を有する。
上記構成によれば、撮影に関する処理をしないときに
は、カメラボディ(制御手段)からの第一の特定信号を
出力させることにより、撮影レンズの制御手段をスリー
プ状態に移行できるので、無駄な電力消費が防げる。
また、撮影レンズから入力するレンズデータのなかに
は、その撮影レンズ固有の初期値データと、焦点距離、
撮影距離などの距離データに応じて変化するデータがあ
る。そこで、初期値データは1回のみ通信し、その後の
通信では可変のデータのみを通信することにより省電
力、通信時間の短縮を図ることが可能となり、さらに通
信をしていない間は撮影レンズの制御手段をスリープさ
せることで、より省電力化を図ることができる。
なお、スリープ状態とは、例えば、何らマイクロプロ
グラムを走らせない状態をいう。そしてこのスリープ状
態においてカメラボディの制御手段から第二の特定信号
が出力されたとき、または撮影レンズにおいて何らかの
操作がなされたときに撮影レンズの制御手段は起動し、
所定のマイクロプログラムを走らせる。
「発明の実施例」 以下、図示実施例に基づいて本発明を説明する。第1
図は、本発明のカメラシステムの実施例の主要構成を示
すブロックである。このカメラシステムは、カメラボデ
ィ1にズームレンズ2が装着された一眼レフカメラであ
る。
カメラボディ1は、制御手段としてメインCPU10およ
び表示用CPU11とを備えている。メインCPU10は、カメラ
システム全体を統括的に制御するとともに、撮影に必要
な各種のデータを、所定の演算式に基づいて演算処理す
る機能を備えている。表示用CPU11は、スイッチ部材に
よる情報を入力する機能、ズームレンズ(撮影レンズ)
2との間で情報の授受を行なうインタフェースとしての
機能および撮影情報に関する表示を制御する機能を有す
る。
表示用CPU11には、各種の撮影情報を表示するLCDパネ
ル12、フィルムのパトローネの表面に設けられたDXコー
ドの中から、少なくともフィルムのISO感度情報を読み
込むDXコード入力回路13が接続されている。また、メイ
ンCPU10には、ズームレンズ2を介して入射する光束を
受光して、その強度に応じたアナログ信号を出力する受
光素子14が、A/D回路15を介して接続されている。
さらにメインCPU10には、入力された各種の撮影情報
に基づいてシャッターおよび絞り等(図示せず)を駆動
制御する露出制御回路16、オートフォーカス用CCD測距
センサ17が出力する焦点情報を受けてズームレンズ2の
合焦状態を検出するCCD処理回路18、ズームレンズ2の
フォーカシングを行なうAFモータ19を駆動するAFモータ
制御回路20、およびAFモータ19の回転量(回転角または
回転数)をパルス数として検出するAFパルサー21が接続
されている。なお、CCD測距センサ17は、ズームレンズ
2を通って入射した被写体光束を受けて、所定の焦点情
報信号(デフォーカス信号)を出力する。
AFモータ19は、カメラボディ側マウントBMから突出可
能に設けられたカプラ19aと、レンズ側マウントLMに設
けられたカプラ31aとの接続を介して、ズームレンズ2
に駆動力を伝達する。
バッテリー22は、カメラボディ1内の各電子回路等に
電源を供給するほか、ズームレンズ2内のモータおよび
電子回路等に対しても電力を供給する。
また、ズームレンズ2は、レンズ制御手段としてのレ
ンズのCPU30と、焦点調節用カム環の回転によりフォー
カシングレンズ群を光軸方向に相対移動させてフォーカ
シングを行なうフォーカス機構31と、ズーム環(図示せ
ず)を回動させて、少なくとも2組の変倍レンズ群を光
軸方向に相対移動させてズーミングを行なうズーム機構
32とを備えている。
フォーカス機構31にはカプラ31aが接続されている。
カプラ31aとカプラ19aとは、ズームレンズ2がカメラボ
ディ2に装着されたときに連結し、AFモータ19の回転駆
動力をフォーカス機構31に伝達する。フォーカス機構31
は、この駆動力により焦点調節用カム環(図示せず)を
回動させて合焦動作を行なう。
また、図示しない係合解除手段によりカプラ31a、19a
の係合を解除することにより、撮影者が手動により焦点
調節操作リングを回動操作して焦点調節を行なう、いわ
ゆるマニュアルフォーカスも可能である。
ズーム機構32は、パワーズーム(PZ)モータ駆動部33
により制御されるPZモータ34によって駆動される。PZモ
ータ駆動部33の動作は、オートパワーズームモードにお
いては、レンズCPU30またはズームスイッチSW PZ2(第
3図参照)により制御され、マニュアルパワーズームモ
ードにおいては、撮影者により手動操作されるズーム操
作コード板38の出力により制御される。なお、オートパ
ワーズームモードとマニュアルパワーズームモードとの
切換えは、ズームスイッチSW PZ1の操作を受けたレンズ
CPU30により行なわれる。
レンズCPU30には、情報入力手段として、PZモータ34
の駆動量をパルス数で検出するPZパルサー35と、フォー
カス機構31により駆動された焦点調節用カム環(焦点レ
ンズ群)の位置情報(被写体距離情報)を読取る距離コ
ード板A36と、ズーム機構32により駆動されたズーム用
カム環(変倍レンズ群)の位置情報(焦点距離情報)を
読取るズームコード板37と、ズーム操作スイッチSW PZ
1、2の操作によるパワーズームの方向およびズームス
ピードに関する情報を入力するズーム操作コード板38が
接続されている。
なお、ズームレンズが単焦点マクロレンズのときには
フォーカシングレンズの移動距離が長くなるので、距離
コード板A36に代えて、より情報量の多いズームコード
板37が撮影距離データ入力手段として利用される。
さらにレンズCPU30には、このズームレンズ2がズー
ムレンズ、単焦点レンズ、単焦点マクロレンズであるか
どうかなどズームの種別を識別するレンズ判別コード板
39と、テレ端時におけるKVALUEに関するデータを入力
するKVALUE入力部材40が接続されている。なお「KVAL
UE」とは、本実施例では、ズームレンズ2により結像さ
れる像面を単位長さ移動させるために必要なAFパルサー
21のパルス数をいうが、これに限定されるものではな
い。
また、距離コード板A36およびその他のコード板は、
図示しないが、通常は、カム環等に固定されたコード板
と、固定環等に取付けられた、コード板の各コードにそ
れぞれ独立して摺接する複数の接片を備えたブラシとに
よって構成されている。そして、ブラシの各接片が接触
するコード(ハイ/ローレベル)の組み合わせによっ
て、カム環等の位置を複数ビットの情報として得る構成
が一般的である。
さらに、レンズCPU30のデータ入出力端子には、入出
力手段としてのレンズインタフェース41が接続されてい
る。レンズCPU30と表示用CPU11とは、このレンズインタ
フェース41を介してデータの授受を行なう。このインタ
フェース41には、マクロ時にマクロ情報を出力するマク
ロコード部材42が接続されている。
[カメラボディの回路] 第2図には、カメラボディ1の電気系の主要構成をブ
ロックで示してある。
表示用CPU11のVDD1端子には、バッテリー22の電圧
が、レギュレータ23により変圧され、スーパーキャパシ
タ24によるバックアップを受けて供給されている。表示
用CPU11は、このVDD1端子に入力された定電圧により常
時動作している。
表示用CPU11のP1端子には、メインCPU10の電源をON/O
FF制御するDC/DCコンバータ25が接続され、P2端子に
は、シャッターボタン(図示せず)の半押しでオンする
測光スイッチSWSが接続され、P3端子には、シャッター
ボタンの全押しでオンするレリーズスイッチSWRが接続
され、P4端子には、カメラを撮影状態にする場合にオン
されるロックスイッチSWLが接続されている。
DC/DCコンバータ25は、ロックスイッチSWLがオンした
状態で測光スイッチSWSあるいはレリーズスイッチSWRが
オンされたとき、およびズームレンズ2からレンズデー
タを入力する際に表示用CPU11からの指令によって作動
し、メインCPU10のVDD1端子に基準定電圧を供給してメ
インCPU10を起動させる。
さらに表示用CPU11のP5端子にはモードスイッチSWMが
接続され、P6端子にはドライブスイッチSW DRが接続さ
れ、P7端子には露出補正スイッチSW XVが接続され、P
8、P9端子にはそれぞれ、アップスイッチSW UP、ダウン
スイッチSW DNが接続されている。
表示用CPU11は、P5〜P9端子のレベルを入力してこれ
らのスイッチSWのON/OFF状態を知り、それぞれの状態に
応じた動作をする。例えば、モードスイッチSWMの操作
に応じてプログラム露出モード、オート露出モードまた
はマニュアル露出モード等の各露出モードを択一的に選
択可能とし、またドライブスイッチSW DRの操作に応じ
ていわゆるシングル(単写)モード、連写モードなどの
ドライブモードを択一的に選択可能な状態にする。そし
て、これらの露出モード、またはドライブモードが選択
可能な状態において、スイッチSW UPまたはSW DNの操作
に応じて選択モードを循環して変更する。
また、表示用CPU11は、露出補正スイッチSW XVがオン
されとときには露出値の変更を可能な状態とし、この状
態におけるスイッチSW UPまたはSW DNの操作に応じて露
出補正値を変更する。
表示用CPU11の表示制御用PSEG端子群は、バスを介し
て表示用LCD12に接続されている。表示用CPU11は、ロッ
クスイッチSWLがオンされたときに、撮影に関する所定
のデータを表示用LCD12に表示させる。
表示用CPU11の7個のP10〜P16端子はそれぞれ、ボデ
ィ側マウントBMに設けられたボディ側Fmin1接点、Fmin2
接点、Fmin3接点、Fmax1接点、Fmax2接点、A/M接点およ
びCont接点に接続され、P18端子はスイッチ回路26に接
続されている。
また、ボディ側Fmin1、2、3接点は、ズームレンズ
2との間でデータ通信を行なう通信接点としての機能も
有する。つまり、ボディ側Fmin1接点はシリアルクロッ
クを入出力する▲▼接点、ボディ側Fmin2接点は
データの授受を行なうDATA接点、ボディ側Fmin3接点は
リセット信号を出力するRES接点としての機能を有す
る。また、P10、P11およびP12端子は、表示用CPU11の内
部で常時プルアップされている。
スイッチ回路26の出力は、VBATT端子に接続されてい
る。このスイッチ回路26は、バッテリー22とVBATT端子
とを継続するスイッチとして機能し、P18端子のレベル
に応じてスイッチング動作をする。Gnd端子は、バッテ
リー22のGnd端子側に接続されている。
表示用CPU11とメインCPU10とは、シリアルクロックSC
K端子、シリアルインIN端子、シリアルアウトSO端子を
介してデータ通信を行なうが、この通信では、例えば、
コマンドコードを用いてデータ転送を行なう。
メインCPU10のPA接点群は、測光用のA/D回路15に接続
され、PB接点群は露出制御回路16に、PC接点群はCCD処
理回路18に、PD接点群はAFモータ制御回路20に、PE接点
群はAFパルサー21に、PF接点群はDXコード入力回路13に
それぞれ接続されている。
メインCPU10のP20端子は、フォーカシングモードを、
AFモータ19の駆動により行なうオートフォーカスモード
と、ユーザーの手動駆動によるマニュアルフォーカスモ
ードとの間で切換える第1AFスイッチSW AF1に接続され
ている。P21端子には、シャッターレリーズのモード
を、合焦優先モードとレリーズ優先モードとの間で切換
える第2AFスイッチSW AF2が接続されている。
これらの第1、第2AFスイッチSW AF1、SW AF2は機械
的に連動する構成であり、例えば、第1AFスイッチSW AF
1によりマニュアルフォーカスモードが設定されると、
第2AFスイッチSW AF2がレリーズ優先モードに切換わ
る。つまり、一方がオンすると他方がオフする構成であ
る。
[ズームレンズの回路] 次に、ズームレンズ2に搭載された電気系の構成につ
いて、第3図を参照して説明する。
ズームレンズ2のレンズ側マウントLMには、カメラボ
ディ1に装着されたときにボディ側マウントBMに設けら
れた対応する接点と電気的に接続するレンズ側接点群と
して、VBATT接点、CONT接点、RES(Fmin3)接点、▲
▼(Fmin1)接点、DATA(Fmin2)接点、Gnd接点、
レンズ側Fmax1接点、レンズ側Fmax2接点およびA/M接点
が設けられている。図示の都合でボディ側接点群と順番
を代えて示してあるが、これらのレンズ側接点群の各接
点は、同一符号を付したボディ側接点群の各接点とそれ
ぞれ電気的に接続される。
レンズ側VBATT接点はPZモータ駆動部33に接続されて
いて、PZモータ駆動部33のスイッチング動作により、カ
メラボディ1のバッテリ22の電力が、VBATT接点を介し
てPZモータ34に直接供給される。
レンズ側Fmax1、Fmax2接点は、従来の旧AEレンズに設
けられているものと同様に2ビットの最小絞りのFナン
バー(数値としては最大値)情報をカメラボディに伝達
する固定情報伝達部としても機能する。つまり、レンズ
側Fmax1、Fmax2接点は、スイッチSWmax1、SWmax2を介し
て接地されていて、一対のスイッチSWmax1、SWmax2のON
/OFFの組み合わせにより変わるレベルの組み合わせによ
り、最大Fナンバー情報を形成する。
レンズ側A/M接点は、絞りのオート/マニュアル情報
をカメラボディ1に供給する機能を有し、切換えスイッ
チSW A/Mを介して接地されている。切換えスイッチSW A
/Mは、ズームレンズ2の絞りリング(図示せず)の回転
に連動していて、絞りリングがオート位置またはマニュ
アル位置にあるときにオンまたはオフする。
レンズ側Fmin1、2、3接点は、旧AEレンズに設けら
れているものと同様に、3ビットの開放Fナンバー情報
をカメラボディ2に伝達する固定情報伝達部としての機
能と、カメラボディ1との間で通信を行なう通信接点と
しても機能する。
このように固定情報伝達および通信機能を共用させる
ために、レンズ側Fmin1、2、3接点にPNPトランジスタ
Tr1、2、3が接続されている。各トランジスタTrのエ
ミッタはレンズ側Fmin1、2、3接点に接続され、ベー
スは、ヒューズ部H1〜H3を介して接点CONTに断続可能に
形成され、コレクタは、接地されている。なお、ヒュー
ズ部は、エミッタとレンズ側Fmin接点との間に設ける構
成としてもよい。
レンズ側Fmin1、2、3接点から開放Fナンバー情報
を得るためには、CONT接点の電位がGndレベルに落され
る。すると、ヒューズが接続されているトランジスタTr
がオンし、オンしたトランジスタTrのエミッタはGNDレ
ベルに、オンしないトランジスタTrのエミッタは“H"レ
ベルになる。つまり、ヒューズ部H1〜H3の断続によりト
ランジスタTr1、2、3がオフまたはオンしてエミッタ
レベルが変わり、3ビットの開放Fナンバー情報がレン
ズ側Fmin1、2、3接点に出力される。
レンズインタフェース41のCONT端子は、レンズ側CONT
接点に接続され、RES端子はレンズ側Fmin3接点に、▲
▼端子はレンズ側Fmin1接点に、DATA端子はレンズ
側Fmin2接点に、Gnd端子はレンズ側Gnd接点に接続され
ている。
レンズ側CONT接点は、トランジスタTrのベースおよび
レンズインタフェース41のCONT端子に接続されている。
このCONT端子による電源供給のスイッチングは、RES端
子(レンズ側Fmin3)を介して行なわれる。つまり、開
放Fナンバーに関するデータが表示用CPU11に読取ら
れ、CONT端子が“H"レベルに、RES端子が“L"レベルに
なったときに、レンズCPU30に基準定電圧が供給され
る。
レンズインタフェース41のVDDB端子は、コンデンサC2
を介してレンズCPU30のVDD端子に接続され、カメラボデ
ィ1のCONT端子から供給された定電圧をレンズCPU30に
供給している。
レンズインタフェース41のDIS1〜DIS3端子には、初期
値データ形成手段の一つを構成する距離コード板A36が
接続されている。距離コード板A36は、フォーカス機構3
1によって駆動された焦点調節用カム環の位置に応じた
被写体距離に関する距離情報信号を3ビット信号として
DIS1〜DIS3端子に出力する。
MACRO端子には、マクロコード部42が接続されてい
る。このマクロコード部42は、ズーム操作環が操作され
てズームレンズ2がマクロに切換えられたときに、これ
を検知してオンするマクロスイッチとしての機能を有す
る。ズーム操作環の操作によりマクロに切換わるときに
は、マクロコード部42を、ズームコード板37のコードの
一部として形成することもできる。
また、レンズインタフェース41の入出力端子群は、レ
ンズCPU30の入出力端子群と接続されている。レンズイ
ンタフェース41のリセット▲▼端子は、レンズ
CPU30のリセット▲▼端子に接続され、クロ
ックCLK端子はシリアルクロック▲▼端子に、シ
リアルインSIS端子はシリアルアウトSO端子に、シリア
ウトSOS端子はシリアルインSI端子に、▲▼端子はP
43端子に、▲▼端子はP40端子に、φIN端子はPCL
端子に、▲▼端子はPOO端子にそれぞれ接
続されている。また、レンズインタフェース41のCRES端
子は、ディレイコンデンサC1を介して接地されている。
レンズCPU30の制御端子にはPZモータ駆動部33が接続
されていて、レンズCPU30は、PZモータ駆動部33を介し
てPZモータ34の回転を制御している。
さらにレンズCPU30には、PZパルサー35およびレンズ
判別コード39が接続されている。
レンズCPU30のP30〜P33、P62およびP63端子のおのお
のには、ズームコード板37の各コードが接続されてい
る。レンズCPU30は、これらのP30〜P33、P62およびP63
端子のレベルを入力し、その組み合わせに応じて焦点距
離データ、あるいは単焦点マクロレンズのときには撮影
距離データを得る。
なお、レンズCPU30のP21〜P29端子には、オートフォ
ーカススイッチSW AF3や、パワーズームスイッチSW PZ
1、PZ2などのスイッチが接続され、P24〜P29端子には、
ズーム操作コード板38が接続されている。
さらにこのズームレンズ2は、クロック出力手段とし
てクロックパルス発生回路43を備えている。レンズCPU3
0は、このクロックパルス発生回路43が出力するクロッ
クパルスに同期して動作する。
第4図には、レンズインタフェース41のリセット回路
を、第5図には、同リセット回路のタイムチャートを示
してある。
旧通信開始時には、表示用CPU11によりRES端子が“H"
レベルに立ち上げられてレンズインタフェース41にリセ
ットがかかり、 が“L"レベルに立ち下がってレンズCPU30にリセットが
かかる。
旧通信が終了すると、STOP端子が“H"レベルに立ち上
がる。STOP端子は、レンズインタフェース41内のストッ
プ回路(図示せず)により、旧通信が終了したときに
“H"レベルに立ち上げられる。
旧通信が終了した状態では、RES端子が“L"レベル、S
TOP端子が“H"レベル、▲▼端子が“H"レベル
に保持され、この状態で新通信が行なわれる。
また、上記新通信状態でDATA端子が“L"レベルに立ち
下げられると、▲▼端子が“L"レベルに落ち
て、レンズCPU30のみにリセットがかかる。
[ボディレンズ間の通信] 次に、カメラボディ1、ズームレンズ2間の通信動作
について説明する。表示用CPU11は、CONT端子を“L"レ
ベルに落として開放Fナンバー、最小Fナンバー情報を
読み込んだ後に、CONT端子を“H"レベルに立ち上げ、さ
らにRES端子(Fmin3端子)を“H"レベルに立ち上げてレ
ンズインタフェース41およびレンズCPU30にリセットを
かける。そして表示用CPU11は、初期値データ入力状態
に移行する。
一方レンズCPU30は、ズームコード板37から読み込ん
だ初期値データ、あるいは演算した初期値データをレン
ズインタフェース41内のシフトレジスタに、カメラボデ
ィ1側から出力されるクロックとは非同期にセット(ロ
ード)する。
このシフトレジスタにセットされた初期値データは、
カメラボディ1のクロックに同期してDATA端子から順次
出力される。以上の旧通信は、レンズインタフェース41
内でハード的に実行され、本実施例では19バイト分のデ
ータがカメラボディ1に送られる。
旧通信が終了すると、レンズインタフェース41の▲
▼端子が“L"レベルに立ち下がり、これが旧
通信終了信号となって、レンズCPU30は、カメラボディ
1からの新通信開始データ待ち状態に移行する。
レンズCPU30は、カメラボディ1から新通信開始デー
タを受け取ると、DATA端子(Fmin2接点)が“H"レベル
であることを確認して、DATA端子を“L"レベルに立ち下
げた後に立ち上げることにより、カメラボディ1に新通
信が可能であることを伝え、通信する新通信を開始す
る。
そして新通信では、カメラボディ1から出力される命
令コードにより、ズームレンズ2からカメラボディ1
に、あるいはカメラボディ1からズームレンズ2にデー
タが転送される。
この新通信は、ズームレンズ2(クロックパルス発生
回路43)から出力されるクロックに同期して実行され
る。例えば、レンズCPU30は、SCK端子からクロックを出
力をし、カメラボディ1が出力するデータをDATA端子か
ら入力する。
データがデータ読出しコマンドであれば、レンズCPU3
0は、受信アクノリッジ信号を出力した後に、コマンド
で指定されたデータをDATA端子から出力する。そしてレ
ンズCPU30は、所定のデータ出力が終了すると、DATA端
子を一旦“L"レベルに落してから“H"レベルに立ち上げ
て、カメラボディ1側にデータ出力の終了を伝える。
データがスリープコマンドであれば、レンズCPU30は
スリープ状態に移行する。スリープ状態でDATA端子が
“L"レベルに立ち下げられると、▲▼端子が
“L"レベルに落ちてレンズCPU30のみにリセットがかか
り、レンズCPU30のみがスタートして新通信から開始す
る。なお、ズームスイッチSW PZ1、PZ2が操作されたと
きもレンズCPU30は起動する。
次に、本カメラシステムの主要動作について、フロー
チャートを参照してより詳細に説明する。
[表示用CPUのタイマールーチン] 表示用CPU11のメイン動作(タイマールーチン)につ
いて、第6図に示した動作フローチャートを参照して説
明する。なおこの動作は、表示用CPU11の内部ROMに格納
されたプログラムに基づいて、表示用CPU11により実行
される。
表示用CPU11は、先ずロックスイッチSWLのON/OFFをチ
ェックし、オフのときにはスイッチによる割込みを禁止
して、ロックフラグFLOCKの状態からレンズ収納が完了
しているかどうかをチェックする(S11〜S14)。ロック
スイッチSWLがオフのときは撮影しないときであり、こ
の場合は、撮影レンズの全長をできるだけ短くした方
が、収納および持ち運びに便利である。
そこで、このカメラシステムでは、ロックスイッチSW
Lがオフされた時点で、オートフォーカス機構31および
オートパワーズーム機構32により、撮影レンズ2を最も
コンパクトな状態に自動的に収納する。
しかし、ロックスイッチSWLのオフがレンズ収納を意
図したものでない場合がある。例えば、焦点距離および
ピントをそのままにした状態で待機していたい場合等に
は、省電力のためにロックスイッチSWLをオフすること
がある。このときにレンズが自動収納してしまうと、撮
影するときに再度焦点距離およびピントを調整しなおさ
なければならず、面倒である。
そこで、このカメラシステムでは、ロックスイッチSW
Lがオンからオフに切換えられたときにその時の焦点距
離およびピントを記憶して収納動作を行なう。そして、
再度ロックスイッチSWLがオンされたときに、収納前の
レンズ状態に自動的に復帰する構成としてある。このよ
うに構成すれば、ロックスイッチSWLのオフが収納を意
図する場合であってもしない場合であっても、いずれに
しても不都合が無くなる。
このカメラシステムでは、オートフォーカス機構31に
関する収納および復帰動作はメインCPU10が制御し、パ
ワーズーム機構32に関する収納および復帰動作はレンズ
CPU30が制御する。但し、メインCPU10とレンズCPU30と
にはロックスイッチSWLがオンされたときにのみ電源が
供給され、ロックスイッチSWLがオフされているときに
は電源が落されているため、収納、復帰のデータは、常
時動作している表示用CPU11が管理する。
ステップS15〜S18はレンズ収納処理である。ズーミン
グはレンズCPU30が管理するので、収納動作に関するコ
マンドコード90HをレンズCPU30に対して送出するととも
に、ズームコード板37から収納前の焦点距離データを入
力する。オートフォーカス機構31はカメラボディ1側で
制御するので、ステップS17のAF収納サブルーチンにお
いてメインCPU10により処理する。
AF収納が終了すると、ロックフラグFLOCKを降ろす
(S18)。なお、撮影レンズ2が収納されていた場合に
は、ロックフラグFLOCKが「0」なので、上記ステップ
S15〜S18をスキップする。
ステップS19では、P16端子(CONT端子)を“L"レベル
に落してレンズCPU30の電源を落し、さらにLCD12の電源
をオフした後(S20)、タイマー処理により、125msの周
期で間欠的にこのタイマールーチンを実行する(S21〜S
23)。つまり、ロックスイッチSWLがオフの間は、ステ
ップS11〜S23の処理を間欠的に繰り返す。
ロックスイッチSWLがオンされていた場合には、表示
用CPU11は、ロックフラグFLOCKの状態をチェックす
る。ロックスイッチSWLがオンされて最初に通るときに
は降りているので、メインCPU10にAF復帰処理を実行さ
せて撮影レンズのピントを収納前と同じ状態に復帰させ
る(S12、S24、S25)。
次に、レンズデータ入力サブルーチンをコールして、
いかなるレンズが装着されているかを判断するととも
に、必要であれば、レンズCPU30にズーム機構31の復帰
動作を行なわせる(S26)。
データ入力処理が終了すると、測光スイッチSWSおよ
びレリーズスイッチSWRによる割込みを許可してレリー
ズ可能状態とする(S27)。
そして、モードスイッチSWM、ドライブスイッチSW D
R、露出補正スイッチSW XVおよびアップ、ダウンスイッ
チSW UP、DNが操作されたときには、その操作に応じた
モード等の変更処理と、選択されたモードの表示処理を
行なう(S28〜S35)。
モードスイッチSWM等のいずれもが操作されていない
ときには、上記125msタイマー処理に入る(S29、S31、S
33、S21)。
[レンズデータの入力処理] 次に、ステップS26におけるカメラボディ1とズーム
レンズ2との間でのデータ入力処理(通信動作)につい
て説明する。
先ず、カメラボディ1側の動作について、第7A図およ
び第7B図に示した動作フローチャートに基づいて説明す
る。この処理は、表示用CPU11により実行される。
先ず、レンズ判別用の4個のレンズ種別のフラグFA
E、FCPU、FLROM、FNOを(「0」にセットする(S4
0)。ここで、フラグFAEは、レンズROMを備えない従来
の旧AEレンズであることを識別し、フラグFCPUは、レ
ンズCPUを備えた新CPUレンズ、例えば第1図、第3図等
に示したレンズCPU30を備えた本実施例のズームレンズ
2であることを識別する。フラグFLROMは、レンズROM
を備えた従来のAEレンズであることを識別し、フラグF
NOは、レンズが装着されていないこと、または撮影レン
ズがNG(故障等)の場合を識別するフラグである。
次に、ロックフラグFLOCKが立っているかどうかをチ
ェックする(S41)。ロックスイッチSWLがオンされて最
初にこのステップを通るときには、このフラグは降りて
いるのでステップS42に進むが、2回目以降かつレンズC
PUを備えたレンズのときには立っているのでステップS4
9にジャンプする。
ステップS42では、ズームレンズ2との間でシリアル
通信に使用するP10〜P12端子を入力モードに設定し、次
にP16端子(Cont接点)のレベルを入力してチェックす
る(S43、S44)。
装着された撮影レンズにCONT接点が設けられていない
場合には、ボディ側CONT接点がレンズ側マウント面に接
触してGNDレベルになるので、レンズROMをもたない旧AE
レンズであることが分かる。
旧AEレンズのときには、P10〜P15端子のレベルを入力
して、開放Fナンバー、最大Fナンバーに関するデータ
および絞りA/M切換えデータを読み込み、旧AEレンズフ
ラグFAEを立ててリターンする(S45、S46)。
Cont接点が“H"レベルのときには、撮影レンズが装着
されていないか、レンズデータを有する撮影レンズが装
着されている場合である。そこで、P16端子を“L"レベ
ルに下げて撮影レンズへの電源を落し、P10〜P15端子の
レベルを入力する(S48)。
第3図に示すように、レンズ側Fmin1〜Fmin3接点にト
ランジスタTrが接続されているときには、オンするトラ
ンジスタTrとオンしないトランジスタTrの組み合わせに
より変わる、レンズ側Fmin1〜Fmin3接点レベルの組み合
わせにより開放Fナンバーが分かる。さらに、スイッチ
SWFmax1、SWFmax2のON/OFFにより変わるレンズ側Fmax
1、Fmax2接点レベルの組み合わせにより最大Fナンバー
が分かり、絞りA/M接点のレベルにより、絞りがオート
かマニュアルかが分かる。
ここで、P10〜P14端子がすべて“H"レベルであるかど
うかをチェックし、すべて“H"レベルであれば、レンズ
が装着されていないと判断し、ノーレンズフラグFNOを
立ててリターンする(S48−2、S52)。
P10〜P14端子のうち、1個でも“L"レベルのものがあ
れば、P16端子を“H"レベルにしてレンズ側へ給電し、
レンズCPU、レンズROMを作動可能状態としてからP10〜P
14端子のレベルを入力する(S49、S50)。
そして、いずれかのP10〜P12端子が“L"レベルであれ
ば、撮影レンズ(レンズROMまたはレンズCPU)が故障し
ていると考えられるのでノーレンズフラグFNOを立てて
リターンする(S51、S52)。
P10〜P12端子がすべて“H"レベルであれば、P13、P14
端子レベルが双方ともに“H"レベルであるかどうかをチ
ェックし、双方ともに“H"レベルのときには、撮影レン
ズが装着されていないと判断して、ノーレンズフラグF
NOを立ててリターンする(S53、S52)。
P13、P14端子の少なくとも一方“L"レベルであれば、
新通信が可能な新CPUレンズ(ズームレンズ2)なの
で、P12端子のレベルを“L"レベルに落し、P10、P11端
子をシリアル通信モードにセットしてステップS56に進
む(S53〜S55)。
ステップS56では、ロックフラグFLOCKが立っている
かどうかをチェックする。このフラグは、ロックスイッ
チSWLがオンされて最初に通るときには降りているので
ステップS57に進んで旧通信を実行するが、2回目以降
のときには立っているのでステップS66にスキップして
旧通信等を行なわない。
ステップS57では、旧通信により16バイトのレンズデ
ータおよび3バイトのリアコンバータデータを入力す
る。
旧通信によるデータ入力が終了すると、その入力した
データの一部からレンズCPUを備えた新レンズ(ズーム
レンズ2)がどうかを判断し、新レンズでなければレン
ズROMを備えた従来のAEレンズなので、フラグFLROMを
立ててリターンする(S57−2、S57−3)。
一方、新レンズであれば、新旧切換え信号をDATA端子
に出力し、レンズ側からアクノリッジ信号を受けてレン
ズ側にクロック要求信号を出力してレンズCPU30にクロ
ックを出力させる(S58〜S60)。
次に、レンズ復帰命令コード91Hを送出してレンズCPU
30にパワーズーム機構復帰動作を行なわせ、レンズCPU3
0からアクノリッジ信号が出力させるのを待つ(S61、S6
2)。
アクノリッジ信号を受けたら、収納前焦点距離データ
を送出してレンズCPU30のパワーズーム処理を行なわせ
る(S63)。そして、この処理の終了を、レンズCPU30か
らアクノリッジ信号が出力されることで知り、ロックフ
ラグFLOCKを立ててステップS66に進む(S64、S65)。
ステップS66では、クロック要求信号を送出してレン
ズCPU30からクロックを出力させる。そして、そのクロ
ックに同期させて命令コード60Hを送出し、レンズCPU30
からアクノリッジ信号が送出されるのを待つ(S67、S6
8)。命令コード60Hは、レンズ側のスイッチ設定デー
タ、パワーホールド要求信号等を含むレンズ情報を読出
すためのコードである。
アクノリッジ信号を受けると、その後にレンズCPU30
から送出されるレンズ情報を受信する(S69)。そして
レンズ情報の受信終了を表示用CPU11は、レンズCPU30が
出力する送信終了アクノリッジ信号を受信することによ
り知る(S70)。
送信終了アクノリッジ信号を受信したら、パワーホー
ルドの要求があるかどうかをチェックする(S71)。要
求があれば、レンズCPU30にクロックの送出を要求し、P
18端子を“H"レベルにしてレンズCPU30からアクノリッ
ジ信号が出力されるのを待つ(S72〜S74)。
アクノリッジ信号を受けたら、パワーホールドオンコ
ード92Hを送出してステップS81に進む(S75)。
一方、ステップS71でパワーホールドの要求がなかっ
たときにはクロックの送出を要求し、レンズCPU30から
出力されるクロックに同期させてパワーホールドオフコ
ード93Hを送出してから、レンズCPU30から受信アクノリ
ッジ信号が出力されるのを待つ(S76〜S78)。
受信アクノリッジ信号を受けたら、所定時間待ってか
らP18端子を“L"レベルに落としてPZモータ34への給電
を断ち、ステップS81に進む(S80)。
ステップS81ではレンズCPU30にクロックを要求し、そ
のクロックに同期させてレンズ情報2を要求するコード
61Hを送出し、受信アクノリッジ信号が出力されるのを
待つ(S82、S83)。受信アクノリッジ信号を受信した
ら、次に送られてくるレンズ情報2を受信し、送信終了
のアクノリッジ信号を受信するまで待つ(S84、S85)。
送信終了アクノリッジ信号を受信したらクロックを要
求し、レンズCPU30から出力されるクロックに同期させ
て、すべてのデータを要求するコード33Hを送出し、受
信アクノリッジ信号が送られてくるのを待つ(S86〜S8
8)。
受信アクノリッジ信号を受信したら、その後に送信さ
れる16バイト分のデータを入力し、送信終了アクノリッ
ジ信号を受信するまで待つ(S89、S90)。
送信終了アクノリッジ信号を受信したら、パワーホー
ルド要求があるかどうかをチェックし、要求があれば新
CPUレンズフラグFCPUを立ててリターンする(S91、S9
5)。
要求がなければ、クロックを要求し、所定のコードを
送信し、受信アクノリッジ信号を受信するのを待って、
新CPUレンズフラグFCPUを立てる(S92〜S95)。
さらに表示用CPU11は、レンズCPU30にクロックを要求
し、レンズCPU30のクロックに同期させてスリープコー
ド(C1H)送信してリターンする(S96、S97)。つまり
表示用CPU11は、レンズCPU30との通信が終了する毎に、
レンズCPU30をスリープさせる。
また、2回目以降のデータ入力処理では、ステップS6
5においてロックフラグFLOCKを立てているので、旧AE
レンズかどうか等のチェック(S42〜S48−2)、旧通
信、収納前焦点距離送出処理(S57〜S65)は行なわな
い。この処理により、125msタイマー処理における通信
時間が短縮され、消費電力も減る。
[レンズCPUのメインルーチン] 次に、レンズCPU30のメイン動作について、第8図に
示したフローチャートを参照して説明する。
レンズCPU30は、表示用CPU11によりCont接点を介して
電力供給を受け、Cont接点が“H"レベルになった後に、
RES端子が“L"レベルに変わってリセットが解除される
ことによって起動する。
起動したレンズCPU30は、先ず、すべての割込みを禁
止した後にイニシャライズを行なう(S100、S101)。
イニシャライズ終了後、レンズインタフェース41から
旧通信終了信号が出力されているかどうか が“L"レベルかどうか)をチェックし、旧通信終了信号
が出力されていればストップフラグFSTOPを立てて、レ
ンズCPU割込み処理に入る(S102、103)。
旧通信終了信号が出力されていなければ、旧通信中な
ので、各スイッチの状態を入力してRAMにメモリし、所
定の演算を順に実行する(S104、S105)。この間に、カ
メラボディ1からのクロックにより初期値データがハー
ド的に、レンズインタフェース41内のシフトレジスタに
並列ロードされ、順にシフトされてDATA端子からシリア
ルに出力される。
レンズCPU30は、所定の演算が終了する毎に、演算結
果(演算データ)をレンズインタフェース41に出力す
る。レンズインタフェース41に出力された演算データ
は、初期値データの後からシフトレジスタにハード的に
ロードされて、順番にDATA端子から表示用CPU11に転送
される。
所定の演算データの出力を終えると、旧通信完了信号
が出力されるのを待つ(ステップS107)。この間に、レ
ンズインタフェース41に転送された演算データが表示用
CPU11に転送され、さらに、リアコンバータが装着され
ているときには、リアコンバータから3バイト分のデー
タが表示用CPU11に転送される。
初期値データとして、3バイトの初期値データ、13バ
イトの演算データおよび3バイトのリアコンバータデー
タの計19バイト分のデータ転送が終了すると、インタフ
ェース41が旧通終了信号を出力する(▲▼
端子を“L"レベルに落す)。
レンズCPU30は、この旧通信完了信号を受けた後に表
示用CPU11から新旧切換え信号を入力すると、アクノリ
ッジ信号を出力して新通信体制に移行する(S108、S10
9)。
新通信では、先ずP23〜P29端子レベルおよびズームコ
ードを入力し(S110)、各スイッチ状態等を内部RAMに
メモリする(S111)。
次に、パワーズームスイッチSW PZ1をチェックして、
パワーズームモードか、マニュアルズームモードかを判
断する。このスイッチがオフしていればマニュアルズー
ムモードなので、ステップS113においてパワーホールド
要求ビットを「0」にセットしてPZモータ34への給電を
断ってからステップS116に進む。
パワーズームスイッチSW PZ1がオンしていればパワー
ズームモードなので、P21〜P29端子のレベルを入力して
ズーミングに関するスイッチ状態をチェックする(S11
4)。すべてのP21〜P29端子が“H"レベルのときには、
パワーズームに関する操作が何もされていないので、パ
ワーホールド要求ビットを「0」にリセットしてステッ
プS116に進む。
P21〜P29端子のいずれかの端子が“L"レベルのときに
は、その端子に接続されたパワーズームに関するスイッ
チが操作されているので、パワーホールド要求ビットを
「1」にセットしてPZモータ34への給電を可能にしてか
らステップS116に進む(S115)。
ステップS116では、像倍率一定フラグFCONSTを一旦
降ろしてステップS117に進む。この像倍率一定フラグF
CONSTは、像倍率一定モードが設定されているか否かを
識別するフラグである。なお、本実施例における像倍率
一定モードとは、ある焦点距離fで被写体距離Dの被写
体に合焦させたときに、合焦被写体距離がΔD変化して
も、D/f=(D+ΔD)/f′の関係が維持されるように
制御パワーズーミングするモードである。
ステップS117において、パワーズームスイッチSW PZ2
がオンしているかどうかをチェックし、オンしていれば
像倍率一定フラグFCONSTを立ててステップS119に進
み、オフしていれば像倍率一定フラグFCONSTを立てな
いでステップS119に進む。
ステップS119においてシリアル割込みを許可し、ステ
ップS120〜S122において、125msで間欠的にステップS11
0〜S122のルーチンを実行するタイマー処理をセットし
て、ストップする。このタイマー処理のセットによりレ
ンズCPU30は、125ms間隔でステップS110〜S122の処理を
実行する。
[レンズCPUの割込処理] 第9A図〜第9C図は、カメラボディ1の表示用CPU11か
らシリアル通信の割込みがあったときの新通信処理動作
に関するフローチャートである。表示用CPU11がDATA端
子を“L"レベルに落すと、レンズCPU30にリセットがか
かり、この新通信に入る。
レンズCPU30は、先ず、10msタイマーおよび125msタイ
マーによるタイマー割込みと、シリアル割込みを禁止す
る(S130、S131)。なお、10msタイマー割込み処理と
は、シリアル割込みが許可された際に、10ms間隔でパワ
ーズームの制御を継続するパワーズーム制御処理であ
る。
次に、レンズCPU30からクロックを出力する▲
▼出力モードに切換えて、シリアルクロックを▲
▼端子に出力する(S132)。このズームレンズ2から出
力するクロックに同期して、カメラボディ1との間で通
信を行なう。
ステップS133において、表示用CPU11からの命令コー
ドを入力する。そして、入力した命令コードの2/4コー
ドか正しいかどうかをチェックする(S134)。ここで2/
4コードとは、命令コードの最初の4ビットのことであ
り、この4ビットは、必ず2ビットが“H"レベル、2ビ
ットが“L"レベルとなるように設定されている。
この条件に該当していない場合には、命令コードの入
力エラーとして何も処理を実行せずに、ステップS167に
ジャンプする。そして、カメラボディ1側からクロック
入力する▲▼入力モードに切換え、10msタイマー
割込み、125msタイマー割込みおよびシリアル割込みを
許可し、さらにストップフラグFSTOPが降りているとち
にはそのままリターンし、立っている場合は降ろして、
第8図のレンズCPUメインルーチンのステップS120にリ
ターンする(S168〜S171)。
2/4コードが適正な場合には、ステップS135におい
て、命令コードがデータ要求信号であるかどうかを判断
する。データ要求信号であれば受信アクノリッジ信号を
出力し、要求されたデータを演算し、またはコード板、
スイッチ等のデータを入力して内部RAMにメモリする(S
136〜S138)。
そして、このメモリしたデータを、▲▼クロッ
クに同期させてシリアルに出力し、出力が終了したら出
力終了アクノリッジ信号を出力してデータ転送を終了
し、ステップS167に進む(S138−2、S139、S140)。
また、最初の4ビットコードがデータ要求信号でなか
った場合には、コード90H〜93Hのいずれであるか、スリ
ープコードまたはテストコードであるかをチェックする
(S141、S147、S152、S157、S160、S165)。
コード90H(レンズ収納)と判断したときには、先ず
受信アクノリッジ信号を表示用CPU11に送信して表示用C
PU11に受信準備をさせ、その後ズームコード板37から現
焦点距離情報を入力して表示用CPU11に送信し、送信終
了後、送信終了アクノリッジ信号を送信してレンズ収納
駆動処理を行なってからステップS167に進む(S142〜S1
45)。
コード91H(レンズ復帰)と判断したときには、先ず
受信アクノリッジ信号を表示用CPU11に送信し、表示用C
PU11から収納前焦点距離情報を入力し、入力終了後に受
信アクノリッジ信号を送信してデータの受信を終了する
(S148〜S150)。そして、受信した収納前焦点距離デー
タに基づいてPZモータ34を駆動して焦点レンズを収納前
焦点距離に移動してからステップS167に進む(S151)。
コード92H(パワーホールドオン)と判断したときに
は、表示用CPU11に対して受信アクノリッジ信号を出力
してからパワーホールド要求ビット(PHbit)を「1」
にセットし、10msタイマーをスタートさせて10msタイマ
ー割込みを許可してからステップS167に進む(S152〜S1
56)。
コード93H(パワーホールドオフ)と判断したときに
は、アクノリッジ信号を送信してからパワーホールドビ
ットを「0」にセットし、ステップS167に進む(S157〜
S159)。
以上のいずれのコードでもなかったときには、スリー
プコードC1Hかどうかをチェックし、スリープコードC1H
であれば受信アクノリッジ信号を出力し、▲▼入
力モードに切換え、▲▼端子を“L"レベルに立ち下
げてストップし、スリープする(S160〜S164)。なお、
スリープとは、何らプログラムの走らせない状態であ
る。
スリープしたレンズCPU30は、表示用CPU11またはズー
ムスイッチSW AP3、PZ1、PZ2等によって起動される。つ
まり、例えば、表示用CPU11から▲▼端子にクロ
ックが入力され、DATA端子が“L"レベルに立ち下げられ
るとリセットされ、さらにDATA端子にデータが入力され
ると、レンズCPU30は、▲▼出力モードに切換え
て、LCPU割込み処理ルーチン等を走らせ、ズームスイッ
チSW PZ1、PZ2がオンされると、パワーズームモータ34
を起動してパワーズーミング制御を行なう。
スリープコードC1Hでないときは、テストコードFXHか
どうかをチェックする(S165)。テストコードFXHであ
れば、ステップS166に進んでテスト動作を行なってから
ステップS167に進み、テストコードFXHでなければステ
ップS166をスキップしてステップS167に進む。このテス
トモードは、通常の撮影時に使用されるものではなく、
レンズの組立時、あるいはその後の調整等において、撮
影レンズをカメラボディにマウントしない状態で所定の
データ通信を可能として所定のテストを行なうためのモ
ードである。
ステップS167に進むと、前述の通り、▲▼入力
モードに切換え、シリアル割込みを許可し、さらに10m
s、125msタイマー割込みを許可し、さらにストップフラ
グFSTOPが立っていればストップフラグFSTOPを降ろし
てから第8図のレンズCPUメインルーチンのステップS12
0に戻り、ストップフラグFSTOPが立っていなければそ
のままリターンする(S168〜S171)。
以上の通り本実施例では、カメラボディ1のロックス
イッチSWLがオンされた状態で、測光スイッチSWSがオン
されていないときには、表示用CPU11(カメラボディ
1)とレンズCPU30(ズームレンズ2)との間で、先ず
旧通信および新通信を1回実行する。そして新通信終了
時に、表示用CPU11がレンズCPU30にスリープコードを送
出し、レンズCPU30をスリープさせる。これにより、消
費電力が減少する。
その後表示用CPU11は、タイマー処理により間欠的に
起動し、スリープ中のレンズCPU30を起動させて、新通
信のみによりレンズデータ入力し、データ入力後に再び
レンズCPU30をスリープさせる、という処理を繰り返
す。
つまり、一度旧通信を実行すると、その後は間欠的に
新通信のみを実行し、かつ新通信終了時にレンズCPU30
をスリープさせるので、通信時間が短くなり、かつ消費
電力も少なくなる。
「発明の効果」 以上の通り本発明のカメラシステムは、撮影レンズの
制御手段からレンズデータを入力した後にその制御手段
をスリープさせるので、消費電力が少なくなる。
さらに本発明のカメラシステムは、撮影レンズ固有の
初期レンズデータと、焦点距離などの距離データの変化
により変わるレンズデータとを別個の通信段階で送受
し、一度初期レンズデータの群の通信を終了すると、そ
の後の通信では可変のレンズデータ群のみの送受を行な
うので通信時間が短縮され、かつ通信と通信の間は撮影
レンズの制御手段をスリープさせるので、消費電力が少
なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用したカメラシステムの概要を示
すブロック図、 第2図は、同カメラシステムのカメラボディ側の主要回
路構成を示すブロック図、 第3図は、同カメラシステムの撮影レンズ側の主要回路
構成を示すブロック図、 第4図は、同撮影レンズ側のリセット回路を示す回路
図、 第5図は、同リセット回路のタイムチャート、 第6図は、カメラボディの表示用CPUのタイマールーチ
ンに関するフローチャート、 第7A図および第7B図は、カメラボディ側の通信動作に関
するフローチャート、 第8図は、レンズCPUのメイン動作に関するフローチャ
ート、 第9A図、第9B図および第9C図は、撮影レンズ側の通信動
作に関するフローチャートである。 1……カメラボディ、2……ズームレンズ、10……メイ
ンCPU、11……表示用CPU、30…レンズCPU、41……レン
ズインタフェース
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03B 13/36 G03B 3/00 A 17/14 (56)参考文献 特開 平2−135430(JP,A) 特開 平2−113229(JP,A) 特開 昭62−115141(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 7/00 - 7/28

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラボディと、該カメラボディに着脱自
    在な撮影レンズとからなるカメラシステムであって、 上記カメラボディは、該カメラシステム全体の制御を実
    行する制御手段を備え、 上記撮影レンズは、該撮影レンズの撮影動作に関する制
    御を実行するとともに、該レンズ固有の初期値データお
    よび撮影レンズの状態により変化する可変のレンズデー
    タを上記カメラボディの制御手段に通信する制御手段と
    を備え、 上記撮影レンズの制御手段は、上記カメラボディの制御
    手段が所定の状態に移行したときに上記初期値データを
    カメラボディの制御手段に通信し、カメラボディの制御
    手段から第一の特定信号を受信してスリープ状態に移行
    し、 スリープ状態に移行したときは、上記カメラボディの制
    御手段からの割込み信号によって起動し、上記カメラボ
    ディの制御手段からの要求に応じて対応する可変のレン
    ズデータをカメラボディの制御手段に通信し、その後カ
    メラボディの制御手段から第一の特定信号を受信したと
    きにスリープ状態に移行すること、を特徴とするカメラ
    システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のカメラシステムにおいて、
    上記可変のレンズデータは、撮影レンズの焦点距離また
    は撮影距離により変化するデータであって、上記撮影レ
    ンズは上記焦点距離または撮影距離を検出する距離検出
    手段を備え、上記撮影レンズの制御手段は、上記初期値
    データを上記カメラボディの制御手段に送信してスリー
    プ状態に移行したときは、定期的に起動して上記距離検
    出手段の検出結果に基づいて上記可変データを更新する
    ことを特徴とするカメラシステム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のカメラシステムに
    おいて、上記カメラボディの制御手段は、上記可変のレ
    ンズデータを受信する毎に上記第一の特定信号を上記撮
    影レンズの制御手段に通信することを特徴とするカメラ
    システム。
  4. 【請求項4】カメラボディと、該カメラボディに着脱自
    在な撮影レンズとからなるカメラシステムであって、 上記カメラボディは、カメラの撮影動作全般を制御する
    制御手段を備え、 上記撮影レンズは、該撮影レンズ固有の初期値データお
    よび焦点距離または撮影距離により変化する可変のレン
    ズデータをメモリしたメモリ手段と、上記焦点距離また
    は撮影距離を検出する距離検出手段と、上記初期値デー
    タおよび可変のレンズデータを、上記カメラボディの制
    御手段の制御に基づいて該カメラボディの制御手段に通
    信を介して送る制御手段とを備え、 上記撮影レンズの制御手段は、上記カメラボディの制御
    手段が第一の特定信号を送信したときにスリープ状態に
    移行すること、を特徴とするカメラシステム。
  5. 【請求項5】請求項4記載のカメラシステムにおいて、
    上記通信は間欠的に実行され、上記カメラボディの制御
    手段は、上記撮影レンズの制御手段に初期値データを送
    信させた後の通信では、上記可変のレンズデータのみを
    送信させ、かつ上記可変のレンズデータを受信する毎に
    上記第一の特定信号を出力して上記撮影レンズの制御手
    段をスリープ状態に移行させることを特徴とするカメラ
    システム。
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