JP2971251B2 - Sfcプログラミング装置 - Google Patents

Sfcプログラミング装置

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JP2971251B2 JP18128692A JP18128692A JP2971251B2 JP 2971251 B2 JP2971251 B2 JP 2971251B2 JP 18128692 A JP18128692 A JP 18128692A JP 18128692 A JP18128692 A JP 18128692A JP 2971251 B2 JP2971251 B2 JP 2971251B2
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Fuji Electric Co Ltd
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Efu Efu Shii Kk
Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SFC命令語体系を用
いてプログラムを作成するSFCプログラミング装置に
関し、さらに詳しくは、複数ページにまたがったプログ
ラムの継続を定義するシンボル及び命令を有して、その
シンボルを記述し、その命令を記憶するSFCプログラ
ミング装置にに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、現場においては、制御すべき
様々な情報例えばベルトコンベアの出口を通過した製品
が所定数量に達した等の物量的情報、或いは裁断機が稼
動中であるときに危険域に移動物を検出した等の論理的
情報等がある。それら様々な情報に応じて所定の出力制
御(シーケンス制御)を行うものとしてプログラマブル
コントローラ(以下、PCと称する)が広く用いられて
いる。
【0003】このPCのプログラミング方法は、従来コ
ンピュータに関してはハードウエア、ソフトウエア共に
疎遠であったユーザにとって、PCがコンピュータであ
ることを意識することなく容易にプログラムを構築でき
るようにするというPC開発当初からの目的に基づい
て、通常は、コンピュータプログラミングとは全く異な
る記述形式を伴う。例えば図5に示すように、一般に
は、PC化以前から現場で用いられていた接点(スイッ
チ)51、52やコイル(リレー)53等のシンボルマ
ークによるリレー回路の展開接続図が用いられる。
【0004】そして、近年では、シーケンシャル・ファ
ンクション・チャート(以下、SFCと称する)という
PC専用のプログラム記述形式が注目されている。この
記述形式は、PCの制御動作を分かり易く図形表示する
ことを可能にしたプログラム言語であり、例えば図6に
示すように、上記リレー回路図がステップ(A、B又は
C)と呼ばれる記述部と、トランジション(T1又はT
2)と呼ばれる記述部とに交互に配置され、リンク61
で連結されながら記述されるものである。ステップA、
B又はCは制御対象となる各工程の入出力群を表し、ト
ランジションT1又はT2は、次に続くステップの選択
条件を表している。
【0005】このSFC記述のステップとトランジショ
ンを構成するリレー回路図形(以下単に、SFC図形と
称する)はSFCプログラミング装置によりプログラム
コードに変換されPCに格納される。その格納されるプ
ログラムコードは、一般にプログラム言語といわれてい
るようなPC内部でそのまま実行できるマシンコードで
はなく、PCが解析しやすいコード(以下、中間コード
と称す)に変換されているだけのものである。
【0006】この中間コードの基本構造は「(F op
1 op2 ・・・ opn)」の形になっている。S
FC図形そのものが作用型(関数型)プログラムである
ことから、これから変換された中間コードの構造もまた
関数型言語である。上記基本構造の「(」は命令の始ま
り、「F」は命令の名称、「)」は命令の終わりであ
る。また、op1、op2等は命令のオペランドであ
り、これらが更に命令となり得るものである。
【0007】図7(a),(b) は、上記PCに格納される中
間コードの一例である。同図(a) に3ページに分割され
て格納されている中間コードS71、S72及びS73
を示し、同図(b) に上記1ページ目の中間コードS71
の2行目のみを示す。同図の「(TRAS」はトランジ
ション命令の始まりを表し、第1オペランド「T1」は
遷移条件を、第2オペランド「(_ A)」は入力ステ
ップ群を、第3オペランド「(_ B)」は出力ステッ
プ群をそれぞれ表し、最後の「)」はトランジション命
令の終りを表す。上記トランジション命令は、第1オペ
ランドの遷移条件がオンであるときは、第2オペランド
の入力ステップがオンで且つ第3オペランドの出力ステ
ップがオフである場合に入力ステップをオフとし出力ス
テップをオンにする。即ちこのとき次に続くステップが
選択される。このように、SFC図形で記述されるプロ
グラムは、トランジション命令によって、次に続くステ
ップの選択/非選択が決定されながら進行する。
【0008】このような中間コードに変換されて用いら
れるSFC記述のプログラムは、PCのユーザ(オペレ
ータ)が、SFCプログラミング装置によりSFC図形
を作成することにより記述・入力される。
【0009】上記のプログラミング装置は、通常、例え
ば図8に示すように、命令記憶部81、ページ切換部8
2、図形変換部83、図形記憶部84、表示変換部8
5、表示部86、入力部87及びページ指定部88から
構成される。図形記憶部84は線データ、図形データ等
からなる各種SFC図形情報を予め記憶しているROM
(Read Only Memory)部と入力情報を記憶するワーク領域
を有している。
【0010】そして、オペレータがプログラムを作成す
る場合、まず、入力部87からSFC図形情報を1ペー
ジ分キー入力する。記憶部84は、そのキー入力により
指示されたSFC図形情報をROM部から読み出して座
標情報等と共にワーク領域に記憶する。表示変換部85
は、記憶部84に記憶された上記SFC図形情報を読み
出してドットイメージの表示形式すなわちSFC図形に
変換する。表示部86は上記表示形式に変換されたSF
C図形をディスプレイ装置等に表示する(図9のZ91
参照)。このようにしてプログラムが記述される。
【0011】上記表示・記述されたSFC図形の図形記
憶部84に記憶された図形情報は、図形変換部83によ
って読み出されて中間コードに変換される。その変換さ
れた中間コードは、ページ切換部82によりページ命令
「PAGE」を付加されて命令記憶部81に格納され
る。このようにして、記述されたプログラムが入力され
る。
【0012】そして、オペレータは、表示部86により
ディスプレイ装置に表示されたSFC図形Z91、Z9
2、Z93等を確認しながらプログラムを1ページ毎に
順次記述するということを繰り返す(図9参照)。記憶
部81には、上記SFC図形Z91、Z92及びZ93
から変換された中間コードS71、S72及び73が、
ページ命令「PAGE」を付加されて順次格納される
(図8及び図7(a) 参照)。
【0013】また、オペレータは、上記中間コードの形
で命令記憶部81に格納されたプログラムを、トレース
等のためにディスプレイ装置に表示させようとする場合
は、ページ指定部88から表示したいプログラムのペー
ジ番号を入力する。ページ切換部82により、その入力
されたページ番号に対応する順位の「PAGE」命令を
有する中間コードが命令記憶部81から読み出される。
つぎに、その読み出された中間コードが図形変換部83
により図形情報に変換され、その図形情報が図形記憶部
84に記憶される。そして、プログラム作成の場合と同
様に、表示変換部85がその図形情報を読み出して表示
形式に変換し、その表示形式に変換されたSFC図形を
表示部86がディスプレイ装置に表示する。表示部86
にはプリンタも接続でき、オペレータは、上記ディスプ
レイ装置に表示されたSFC図形を印刷することも可能
である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、オペ
レータが従来のSFCプログラミング装置で、複数ペー
ジにわたってSFC図形を記述した場合、それから変換
される中間コードによるプログラムでは、ページを構成
する中間コード命令群の先頭にページ命令「PAGE」
が付加されて命令記憶部81に格納される。したがっ
て、オペレータは、一旦入力した上記複数ページにわた
るSFC図形を、確認、変更、修正等のために呼び出し
て、ふたたび表示装置等に表示させる場合、任意のペー
ジを指定して表示させることができる。
【0015】しかしながら、上記従来のSFC図形で
は、例えば図9の2ページ目のSFC図形Z92の最終
出力であるステップFが、3ページ目のSFC図形Z9
3の最初の入力であるステップFになっていて、2ペー
ジ目のSFC図形Z92と3ページ目のSFC図形Z9
3がプログラムとして継続しているにもかかわらず、オ
ペレータが、3ページ目のSFC図形Z93を指定して
表示させ、これを目視しただけでは、その先頭ステップ
が前のページから継続しているシーケンス(SFC図
形)であるか否かの判別が即座にはつかないという欠点
がある。
【0016】このようにプログラムの継続性を即座に識
別できないと、オペレータにとっては複数ページにわた
るSFC図形が理解しがたくなり、プログラムの流れが
分かり易い表示であるという理由で用いられるSFC図
形の利点が著しく損なわれ、そのSFC図形を用いて行
われるプログラムの作成、修正、変更等のプログラミン
グ作業の能率もまた著しく低下するという問題があっ
た。
【0017】このような問題は、ページの先頭ステップ
がその前のページの最終ステップと継続している場合
に、そのページの継続を表す記述図形がSFC図形に存
在せず、また、SFC図形から変換される中間コードに
も、ページの区切りを表すページ命令「PAGE」は存
在してもページの継続を表す命令語が存在しないことに
起因すると考えられる。
【0018】本発明の目的は、ページの先頭ステップが
その前のページの最終ステップと継続している場合にペ
ージの継続性を即座に識別できるようにすることであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、プログラマブ
ルコントーローラ用のプログラムをSFC命令語体系を
用いて作成するSFCプログラミング装置を前提とす
る。
【0020】請求項1記載の発明では(図1(a) のブロ
ック図参照)、図形表示手段1は、複数ページにまたが
るプログラムの継続を定義する継続シンボル図形を表示
する。同手段1は、例えば、継続シンボル図形情報を記
憶するメモリ、その継続シンボル図形情報を指定するた
めのキーボード、そのキー指定に基づいて上記継続シン
ボル図形情報による継続シンボル図形を表示する表示装
置等からなり、例えば、請求項3記載のように、継続す
るページの先頭ステップをプログラムの継続を定義する
継続シンボル図形で表示する。
【0021】変換手段2は、図形表示手段1により表示
された上記継続シンボル図形をプログラムの継続を定義
するプログラム継続定義命令に変換する。同手段2は、
例えば、継続シンボル図形を判別してその判別した継続
シンボル図形をプログラム継続定義命令コードに変換す
るマイクロプロセッサ等からなり、例えば、請求項4記
載のように、上記変換したプログラム継続定義命令をペ
ージの先頭ステップの命令に付加する。
【0022】記憶手段3は、変換手段2により変換され
たプログラム継続定義命令を記憶する。同手段3は、例
えば、RAM(Random Access Memory)等からなる。請求
項2記載の発明では(図1(b) のブロック図参照)、請
求項1記載の発明の図形表示手段1、変換手段2及び記
憶手段3に加えて、逆変換手段4は、記憶手段3に記憶
されたプログラム継続定義命令を読み出して継続シンボ
ル図形に逆変換する。同手段4は、例えば、プログラム
継続定義命令コードを判別してその判別したプログラム
継続定義命令コードを継続シンボル図形に逆変換するマ
イクロプロセッサ等からなる。
【0023】
【作用】記述されたプログラムにページの継続がある場
合には、そのプログラム継続を表す継続シンボル図形が
図形表示手段1により表示され、その継続シンボル図形
が変換手段2によりプログラムの継続を定義するプログ
ラム継続定義命令に変換されてページの先頭ステップの
命令に付加される。そのプログラム継続定義命令が付加
されたページの先頭ステップの命令が記憶手段3により
記憶される。
【0024】上記記憶手段3に記憶されたページの先頭
ステップの命令に付加されたプログラム継続定義命令
は、逆変換手段4により読出され、継続するページの先
頭ステップが継続シンボル図形で表示される。
【0025】これにより、ページの先頭ステップがその
前のページの最終ステップと継続している場合にページ
の継続性を即座に識別できるようにすることができる。
【0026】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて詳細に述べる。本発明では、新たに創製したシン
ボル図形(ページの継続を示す継続ステップ図形)をS
FC記述に付加し、これを中間コードに変換するのは勿
論のこと中間コードからふたたびSFC図形に容易に変
換できるように体系付けたところに大きな特徴がある。
【0027】図2は本発明に係わる実施例のSFCプロ
グラミング装置の構成を示すブロック図である。同図に
おいて、SFCプログラミング装置は、入力部11、図
形記憶部12、表示変換部13、表示部14、図形変換
部15、ページ切換部16、そのページ切換部16に切
り換えるページを指示するページ指定部17、及び命令
記憶部18から構成される。
【0028】入力部11は、プログラミングのための各
種の入力キーを備えており、そのキー入力により従来よ
り用いられている各種のSFC図形データを指定する。
また、入力部11は、継続ステップ図形入力部11aを
別に有しており、その継続ステップ図形入力部11aに
備えられている入力キーにより、ページの継続を示す新
たなシンボル図形である継続ステップ図形を指定する。
そして、入力部11は、入力キーにより指定するSFC
図形情報に表示位置を示す位置情報を付加して図形記憶
部12に通知する。
【0029】図形記憶部12は、線データ、図形データ
等からなる従来より用いられている各種のSFC図形デ
ータを予め記憶しているROM(Read Only Memory)、及
び上記入力部11からの通知に基づいてROMから読み
出されたSFC図形データを上記通知された座標データ
と共に一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)
を有している。また、図形記憶部12は、継続ステップ
図形記憶部12aを別に有している。継続ステップ図形
記憶部12aは、継続ステップ図形データを予め記憶す
るROM部と、上記入力部11の継続ステップ図形入力
部11aのキー入力により指定されて通知される継続ス
テップ図形データを上記ROMから読み出して一時的に
記憶するRAM部とからなる。
【0030】表示変換部13は、従来のSFC図形デー
タを表示形式に変換する表示変換部とは別に継続ステッ
プ図形データを表示形式に変換する継続ステップ表示変
換部13aを有しており、上記図形記憶部12は又はそ
の継続ステップ図形記憶部12aから、従来のSFC図
形データ又は継続ステップ図形データと座標情報を読み
出して、表示形式に変換し、その表示形式に変換した表
示データを表示部14に出力する。
【0031】表示部14は、上記表示変換部13又はそ
の継続ステップ表示変換部13aから入力される表示デ
ータに基づいて従来のSFC図形又は継続ステップ図形
をディスプレイ装置に表示する。
【0032】図形変換部15は、別に継続ステップ図形
変換部15aを有しており、図形変換部15は上記図形
記憶部12に記憶された従来のSFC図形を読み出して
従来の中間コードに変換し、継続ステップ図形変換部1
5aは継続ステップ図形記憶部12aに記憶された継続
ステップ図形を読み出して継続ステップを定義する中間
コードに変換する。
【0033】ページ切換部16は、図形変換部15又は
継続図形変換部15aにより変換された中間コードに、
ページ指定部17からのページ指定に基づいてページ命
令「PAGE」を付加し、そのページ命令「PAGE」
を付加した中間コードを命令記憶部18の上記ページ指
定部17から指定されたページ記憶領域に格納する。
【0034】上記ページ切換部16は、上記命令記憶部
18に記憶された中間コードを読み出して図形変換部1
5又はその継続ステップ図形変換部15aに出力する逆
方向の入出力を行うこともできる。
【0035】すなわち、ページ切換部16は、プログラ
ムのトレース等の際にはページ指定部17からのページ
番号入力により、その入力されたページ番号に対応する
順位の「PAGE」命令を有する中間コードを命令記憶
部18から読み出して図形変換部15又はその継続ステ
ップ図形変換部15aに出力する。
【0036】図形変換部15は従来の中間コードを従来
のSFC図形データに変換して図形記憶部12に記憶さ
せ、継続ステップ図形変換部15aは継続ステップを定
義する中間コードを継続ステップ図形データに変換して
継続ステップ図形記憶部12aに記憶させる。
【0037】表示変換部13又は継続ステップ表示変換
部13aは、プログラム作成時の場合と同様に、図形デ
ータを読み出して表示形式に変換し、表示部14は、そ
の表示形式に変換されたSFC図形をディスプレイ装置
に表示し、あるいは、接続されたプリンタ等により、上
記表示されたSFC図形を印刷する。
【0038】図3(a) に、上記継続ステップ図形を示
し、同図(b) に、その継続ステップ図形から変換される
中間コードの継続ステップ定義命令を示す。同図(a) に
示すように継続ステップ図形は、野球のホームベースと
同形状の五角形をなしており、同図(b) 示すように継続
ステップ定義命令は[CSTEP]で表される。
【0039】図2の記憶部12の継続ステップ図形記憶
部12aのROMには、図3(a) の五角形の継続ステッ
プ図形データが予め記憶されており、継続ステップ図形
記憶部12aは、入力部11の継続ステップ図形入力部
11aのキー入力により、その五角形の継続ステップ図
形データをROMから読み出してRAMに一時的に記憶
する。その一時的にRAMに記憶された五角形の継続ス
テップ図形データが、表示変換部13により読み出され
て、その継続ステップ表示変換部13aにより表示形式
に変換され、さらに表示部14によりディスプレイ装置
に表示される。あるいは、図形変換部15により読み出
されて、その継続ステップ図形変換部15aにより、図
3(b) に示す継続ステップ定義命令[CSTEP]に変
換され、さらに命令記憶部18に記憶される。
【0040】また、継続ステップ図形変換部15aは、
ページ切換部16により上記継続ステップ定義命令[C
STEP]が命令記憶部18から読み出されて図形変換
部15に入力されたとき、その継続ステップ定義命令
[CSTEP]を、五角形の継続ステップ図形データに
逆変換して図形記憶部12の継続ステップ図形記憶部1
2aに出力する。
【0041】上記構成の本実施例の動作を、さらに図4
を用いて説明する。同図は、SFC図形と中間コードに
おけるページ継続を示す継続ステップ図形とその定義命
令の相互変換の流れを説明する図である。
【0042】まず、プログラムを作成する場合は、オペ
レータにより、入力部11からキー入力によりSFC図
形が1ページ分順次指定されて入力されると、入力部1
1は、その1ページ分入力されたSFC図形を、図形記
憶部12、表示変換部13及び表示部14を介してディ
スプレイ装置に表示する(同図のPAGE1(Z21)
参照)。
【0043】この表示に対して、オペレータにより確認
のキー入力がなされると、図形変換部15が、その表示
中のSFC図形に対応する図形データを図形記憶部12
から読み出し、ページ命令[PAGE]を付与して中間
コードに変換する(同図のS21参照)。
【0044】オペレータによりページ指定部17からキ
ー入力により1ページの指定がなされると、ページ切換
部17は、上記図形変換部15により変換された1ペー
ジ分の中間コードを、記憶部18の1ページ記憶領域に
格納する(同図のP21参照)。これにより、従来同様
のSFC図形は従来と同様に中間コードに変換され、ペ
ージ指定に基づいて記憶部18の所定領域に格納され
る。
【0045】このようにして、SFC図形から中間コー
ドへの変換及び記憶の処理がページ毎に、同図のPAG
E1(Z21)、S21、P21、及びPAGE2(Z
22)、S22、P22に示すように順次実行される。
【0046】次に、プログラム(SFC図形)が継続し
ており、ページが切り換えられたSFC図形の先頭ステ
ップが、前のページの末尾ステップに継続している場合
について説明する。
【0047】オペレータは、プログラムを継続しながら
次のページに切り換えるときは、その場合、入力部11
の継続ステップ図形入力部11aからキー入力により図
3(a) に示す五角形の継続ステップ図形を指定すること
ができる。
【0048】そして、オペレータにより、キー入力によ
り五角形の継続ステップ図形が指定されると、継続ステ
ップ図形入力部11aは、継続ステップ図形記憶部12
a、継続ステップ表示変換部13a、及び表示部14を
介してディスプレイ装置に、先頭に五角形の継続ステッ
プ図形を伴ったSFC図形を表示する(同図のPAGE
3(Z23)参照)。
【0049】そして、オペレータにより確認のキー入力
がなされると、図形変換部15は、その表示中のSFC
図形に対応する図形データを図形記憶部12及び継続ス
テップ図形記憶部12aから読み出す。そして、継続ス
テップ図形記憶部12aから読み出した五角形の継続ス
テップ図形データの変換を継続ステップ図形変換部15
aに依頼する。
【0050】継続ステップ図形変換部15aは、上記依
頼により五角形の継続ステップ図形データを継続ステッ
プ定義命令[CSTEP]に変換して図形変換部15に
引き渡す。
【0051】図形変換部15は、図形記憶部12から読
み出した先頭ステップの内容F並びに従来の図形データ
T5、G、T6、及びHを中間コードに変換し、上記継
続ステップ図形変換部15aにより変換された継続ステ
ップ定義命令[CSTEP]を上記中間コードに変換し
たページの先頭命令の入力オペランド「(_ F)」に
付与してトランジション命令「(TRAS T5 (_
[CSTEP]F)(_ G))」を作成する(同図
のS23参照)。
【0052】このようにして図形変換部15により変換
された継続ステップ定義命令[CSTEP]を先頭命令
に付与された1ページ分の中間コードを、ページ切換部
17は、オペレータによりページ指定部17からキー入
力によりページ指定(この例の場合は3ページ)がなさ
れることにより、上述した他のページの場合と同様に、
記憶部18の3ページ記憶領域に格納する(同図のP2
3参照)。これにより、ページの継続(SFC図形の継
続)を示す中間コードが記憶される。
【0053】続いて、上述したように中間コードとして
記憶部18に記憶されたプログラムを、トレース等のた
めに読み出してふたたびSFC図形としてディスプレイ
装置に表示させる場合の動作について、図4を用いて説
明する。
【0054】同図の記憶部18に記憶されている1ペー
ジおよび2ページ目の中間コードは、従来同様の構成の
中間コードである。これらの中間コードは、ページ指定
部17からの指定により、ページ切換部16が記憶部1
8から読み出し、図形変換部15がSFC図形データに
逆変換し、図形記憶部12がそのSFC図形データを一
時的に記憶し、表示変換部13がそのSFC図形データ
を表示形式に変換し、表示部14がその表示形式のSF
C図形データをディスプレイ装置に表示する。
【0055】次に、記憶部18に記憶されている3ペー
ジ目の中間コードのように、継続ステップ定義命令[C
STEP]を先頭命令に付与されている場合について説
明する。
【0056】この場合も、ページ指定部17からの指定
により、ページ切換部16が記憶部18から3ページ目
を読み出す。その中間コードを、図形変換部15はSF
C図形データに逆変換するが、先頭命令の入力オペラン
ドに付与されている継続ステップ定義命令[CSTE
P]を認識すると、その継続ステップ定義命令の逆変換
を継続ステップ図形変換部15aに依頼する。
【0057】継続ステップ図形変換部15aは、上記依
頼により継続ステップ定義命令[CSTEP]を五角形
の継続ステップ図形データに変換して図形変換部15に
引き渡す。
【0058】図形変換部15は、ページ切換部16を介
して読み出した上記中間コード「(TRAS T5
(_ [CSTEP]F)(_ G))」を解析し、先
頭ステップF並びにSFC図形データT5、G、T6、
及びHに変換し、上記継続ステップ図形変換部15aに
より変換された五角形の継続ステップ図形データを上記
SFC図形データに変換したページの先頭ステップ図形
Fとして、図形記憶部12に出力する。
【0059】図形記憶部12は、従来のSFC図形デー
タを従来のSFC図形データ一時記憶領域に記憶し、五
角形の継続ステップ図形データを継続ステップ図形記憶
部12aに記憶する。
【0060】表示変換部13及び継続ステップ表示変換
部13aは、プログラム作成時における場合と同様に、
上記従来のSFC図形データ及び五角形の継続ステップ
図形データを表示形式に変換し、表示部14のディスプ
レイ装置に表示させる(図4のPAGE3(Z23)参
照)。
【0061】なお、上記実施例においては、継続ステッ
プ図形を五角形としているが、五角形に限ることなく、
他の図形と混同しない任意の図形を用いてよい。また、
継続ステップ定義命令を「[CSTEP]」で表してい
るが、他の命令と混同しない任意の表現を用いてよい。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、SFC図形にページの
継続を表す記述図形を用いることができ、また、SFC
図形から変換される中間コードにも、ページの区切りを
表すページ命令のみでなく、ページの継続を表す命令語
も付加することができるので、ページの先頭ステップが
その前のページの最終ステップと継続している場合にペ
ージが継続していることを即座に識別できるようにな
り、したがって、ページが継続していてもSFC図形の
理解が容易となり、プログラムの流れが分かり易くな
り、このため、SFC図形を用いたプログラムの作成、
修正、変更等のプログラミング作業の能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b) は本発明のブロック図である。
【図2】本発明に係わる実施例のSFCプログラミング
装置の構成を示すブロック図である。
【図3】(a) は継続ステップ図形を示す図、(b) は継続
ステップ図形から変換される継続ステップ定義命令を示
す図である。
【図4】本発明のSFC図形と中間コードにおけるペー
ジ継続を示す図形とその定義命令の変換の流れを説明す
る図である。
【図5】リレー回路の展開接続図である。
【図6】SFC記述を説明する図である。
【図7】(a),(b) はPCに格納される従来の中間コード
の一例を示す図である。
【図8】従来のプログラミング装置を説明する図であ
る。
【図9】従来のプログラミング装置のSFC図形とペー
ジ切換の関係を説明する図である。
【符号の説明】
1 図形表示手段 2 変換手段 3 記憶手段 4 逆変換手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−56604(JP,A) 特開 平3−100804(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05B 19/05

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラマブルコントーローラ用のプロ
    グラムを、シーケンシャル・ファンクション・チャート
    (以下、SFCと称する)命令語体系を用いて作成する
    SFCプログラミング装置において、 複数ページにまたがるプログラムの継続を表す継続シン
    ボル図形を表示する図形表示手段(1)と、 該図形表示手段(1)により表示された前記継続シンボ
    ル図形をプログラムの継続を定義するプログラム継続定
    義命令に変換する変換手段(2)と、 該変換手段(2)により変換された前記プログラム継続
    定義命令を記憶する記憶手段(3)と、 を有することを特徴とするSFCプログラミング装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段(3)に記憶されたプログ
    ラム継続定義命令を読み出して前記プログラムの継続を
    定義する継続シンボル図形に逆変換する逆変換手段
    (4)をさらに有することを特徴とする請求項1記載の
    SFCプログラミング装置。
  3. 【請求項3】 前記図形表示手段(1)により表示され
    る前記継続シンボル図形は、ページの先頭ステップを表
    すことを特徴とする請求項1又は2記載のSFCプログ
    ラミング装置。
  4. 【請求項4】 前記変換手段(2)により変換されたプ
    ログラム継続定義命令はページの先頭ステップの命令に
    付加されることを特徴とする請求項1、2又は3記載の
    SFCプログラミング装置。
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