JP2969747B2 - 現像器の動力伝達機構 - Google Patents
現像器の動力伝達機構Info
- Publication number
- JP2969747B2 JP2969747B2 JP2071639A JP7163990A JP2969747B2 JP 2969747 B2 JP2969747 B2 JP 2969747B2 JP 2071639 A JP2071639 A JP 2071639A JP 7163990 A JP7163990 A JP 7163990A JP 2969747 B2 JP2969747 B2 JP 2969747B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coupling
- stopper
- rotor
- passive element
- flange portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 現像器ユニットと駆動源とを連結するカップリングに
関し、 駆動源を駆動するだけで自動的にストッパを解除して
カップリングをセットできるようにした操作性の良い動
力伝達機構の提供を目的とする。
関し、 駆動源を駆動するだけで自動的にストッパを解除して
カップリングをセットできるようにした操作性の良い動
力伝達機構の提供を目的とする。
回転駆動軸の一端に連結され、かつバネで軸方向に付
勢されたカップリング回転子に対向して、現像器ユニッ
トを構成する回転機構部の軸の一端に設けた回転カップ
リング受動子を離脱可能に結合せしめた構成において、
カップリング回転子の受動子に対する結合部の後部に、
当該カップリング回転子を前記カップリング受動子から
離脱する位置において、外方から挿入される回転型のス
トッパにより掛止されるフランジ部を一体的に有し、さ
らに該フランジ部の内方には前記カップリング回転子を
回転させたときに回転子と一体的に回転し、かつ前記ス
トッパの端面に当接して当該ストッパをフランジ部より
外方にけり出すロック解除部を設けて構成する。
勢されたカップリング回転子に対向して、現像器ユニッ
トを構成する回転機構部の軸の一端に設けた回転カップ
リング受動子を離脱可能に結合せしめた構成において、
カップリング回転子の受動子に対する結合部の後部に、
当該カップリング回転子を前記カップリング受動子から
離脱する位置において、外方から挿入される回転型のス
トッパにより掛止されるフランジ部を一体的に有し、さ
らに該フランジ部の内方には前記カップリング回転子を
回転させたときに回転子と一体的に回転し、かつ前記ス
トッパの端面に当接して当該ストッパをフランジ部より
外方にけり出すロック解除部を設けて構成する。
本発明は、電子写真方式のプリンタに用いられる現像
器ユニットの回転機構部と駆動源とを連結するカップリ
ングの改良に関し、特にカップリングの開放時の退避機
構に関する。
器ユニットの回転機構部と駆動源とを連結するカップリ
ングの改良に関し、特にカップリングの開放時の退避機
構に関する。
一般にプリンタ装置における現像器ユニットは、各種
回転機構部の軸方向にスライドして、駆動源のモータと
共にプリンタ装置本体より引き出されるようになってい
る。引き出された現像器ユニットはさらに軸と直角の方
向に取り外せるよう離脱可能な動力伝達機構によって駆
動源に連結されている。
回転機構部の軸方向にスライドして、駆動源のモータと
共にプリンタ装置本体より引き出されるようになってい
る。引き出された現像器ユニットはさらに軸と直角の方
向に取り外せるよう離脱可能な動力伝達機構によって駆
動源に連結されている。
この動力伝達機構は、カップリング回転子とカップリ
ング受動子から成り、通常駆動側のカップリング回転子
が軸方向に可動可能に取り付けられている。軸とカップ
リング回転子は回転動力を伝えるように、軸に開けられ
た長穴にピンを通して、このピンをカップリング回転子
に固定して軸と連結されている。カップリング回転子
は、現像器をセットしてから外れることがないようにバ
ネで押さえられている。そこで、カップリング回転子を
退避してもバネの力でカップリングが嵌合してしまうた
め、退避した位置でカップリング回転子を保持するスト
ッパが必要となる。
ング受動子から成り、通常駆動側のカップリング回転子
が軸方向に可動可能に取り付けられている。軸とカップ
リング回転子は回転動力を伝えるように、軸に開けられ
た長穴にピンを通して、このピンをカップリング回転子
に固定して軸と連結されている。カップリング回転子
は、現像器をセットしてから外れることがないようにバ
ネで押さえられている。そこで、カップリング回転子を
退避してもバネの力でカップリングが嵌合してしまうた
め、退避した位置でカップリング回転子を保持するスト
ッパが必要となる。
カップリング回転子の後部にはフランジ部が設けてあ
り、このフランジ部にストッパを掛止さしてカップリン
グ回転子を退避位置で固定している。ストッパはバネで
退避位置へ戻るようになっており、フランジ部と掛止し
ていないときはバネによって退避位置で固定される。
り、このフランジ部にストッパを掛止さしてカップリン
グ回転子を退避位置で固定している。ストッパはバネで
退避位置へ戻るようになっており、フランジ部と掛止し
ていないときはバネによって退避位置で固定される。
かくして現像器ユニットをプリンタ装置の所定位置に
セットしたときにはストッパを外してカップリング回転
子と受動子を結合させなければならないが、カップリン
グをセットし忘れることがあり、ストッパを外し忘れる
と、現像器が駆動しなくなる。
セットしたときにはストッパを外してカップリング回転
子と受動子を結合させなければならないが、カップリン
グをセットし忘れることがあり、ストッパを外し忘れる
と、現像器が駆動しなくなる。
本発明は、上述の問題に鑑み、駆動源を駆動するだけ
で自動的にストッパを解除してカップリングをセットで
きるようにした操作性の良い動力伝達機構の提供を目的
とする。
で自動的にストッパを解除してカップリングをセットで
きるようにした操作性の良い動力伝達機構の提供を目的
とする。
本発明は、上述の問題を解決するために、回転駆動軸
の一端に連結され、かつバネで軸方向に付勢されたカッ
プリング回転子に対向して、現像器ユニットを構成する
回転機構部の軸の一端に設けた回転カップリング受動子
を離脱可能に結合せしめた構成において、カップリング
回転子の受動子に対する結合部の後部に、当該カップリ
ング回転子を前記カップリング受動子から離脱する位置
において、外方から挿入される回転型のストッパにより
掛止されるフランジ部を一体的に有し、さらに該フラン
ジ部の内方には前記カップリング回転子を回転させたと
きに回転子と一体的に回転し、かつ前記ストッパの端面
に当接して当該ストッパをフランジ部より外方にけり出
すロック解除部を設けて構成する。
の一端に連結され、かつバネで軸方向に付勢されたカッ
プリング回転子に対向して、現像器ユニットを構成する
回転機構部の軸の一端に設けた回転カップリング受動子
を離脱可能に結合せしめた構成において、カップリング
回転子の受動子に対する結合部の後部に、当該カップリ
ング回転子を前記カップリング受動子から離脱する位置
において、外方から挿入される回転型のストッパにより
掛止されるフランジ部を一体的に有し、さらに該フラン
ジ部の内方には前記カップリング回転子を回転させたと
きに回転子と一体的に回転し、かつ前記ストッパの端面
に当接して当該ストッパをフランジ部より外方にけり出
すロック解除部を設けて構成する。
駆動源のモータを回転することによりロック解除部材
がカップリング回転子と共に回転する。この結果ロック
解除部材がその回転軌道上でストッパに当たりストッパ
が外方にけり出されると共にバネの力で外れ、カップリ
ング回転子がバネの力でカップリング受動子へと押しや
られて嵌合する。
がカップリング回転子と共に回転する。この結果ロック
解除部材がその回転軌道上でストッパに当たりストッパ
が外方にけり出されると共にバネの力で外れ、カップリ
ング回転子がバネの力でカップリング受動子へと押しや
られて嵌合する。
第１図および第２図は本発明による現像器用動力伝達
機構の一実施例を示す要部断面図で第１図が結合離脱状
態、第２図が結合状態を示している。両図の関連におい
て、カップリング回転子１は軸２の長穴2aにピン11を通
してカップリング回転子１の後端よりピン止めネジ12で
固定して軸２に取り付けられている。カップリング回転
子１はカップリング受動子６と嵌合するための突起とし
て２個のベアリング13が取り付けてあり、反対の面には
ストッパ３で掛止するためのフランジ部1aが設けてあ
り、フランジ部1aには貫通穴1bが開けられており、スト
ッパ３を外すためのロック解除ネジ14が取り付けられて
いる。カップリング回転子１は圧縮バネ15により常に図
面右方向へ付勢されており、カップリング受動子６と嵌
合するように働く。
機構の一実施例を示す要部断面図で第１図が結合離脱状
態、第２図が結合状態を示している。両図の関連におい
て、カップリング回転子１は軸２の長穴2aにピン11を通
してカップリング回転子１の後端よりピン止めネジ12で
固定して軸２に取り付けられている。カップリング回転
子１はカップリング受動子６と嵌合するための突起とし
て２個のベアリング13が取り付けてあり、反対の面には
ストッパ３で掛止するためのフランジ部1aが設けてあ
り、フランジ部1aには貫通穴1bが開けられており、スト
ッパ３を外すためのロック解除ネジ14が取り付けられて
いる。カップリング回転子１は圧縮バネ15により常に図
面右方向へ付勢されており、カップリング受動子６と嵌
合するように働く。
軸２は２個のベアリング４を介して支持されており、
他端にはプーリ５が固定されており、プーリ５は図示し
ない駆動源とベルトで連結されている。
他端にはプーリ５が固定されており、プーリ５は図示し
ない駆動源とベルトで連結されている。
ストッパ３は固定台32と連結軸33で回転可能に支持さ
れている。ねじりバネ31は連結軸33を通してストッパ３
の切り欠き3aに引っ掛けられて、常にストッパ３を退避
させるように働く。
れている。ねじりバネ31は連結軸33を通してストッパ３
の切り欠き3aに引っ掛けられて、常にストッパ３を退避
させるように働く。
カップリング受動子６は現像器ユニットの攪拌軸７に
固定されており、攪拌軸７にはプーリ８が固定されてお
り図示しないマグネットローラなどへ回転駆動力を伝え
る。
固定されており、攪拌軸７にはプーリ８が固定されてお
り図示しないマグネットローラなどへ回転駆動力を伝え
る。
現像器の保守や修理などで現像器ユニットを取り外す
ときは、現像器ユニットと駆動源を分離しなければなら
ない。第２図はカップリングの要部側面断面図で、カッ
プリング回転子１を図面左方向へスライドさして、スト
ッパ３を右方向回転さして掛止部3bをフランジ部1aに引
っ掛けると、カップリング回転子１とストッパ３を止め
ることができる。
ときは、現像器ユニットと駆動源を分離しなければなら
ない。第２図はカップリングの要部側面断面図で、カッ
プリング回転子１を図面左方向へスライドさして、スト
ッパ３を右方向回転さして掛止部3bをフランジ部1aに引
っ掛けると、カップリング回転子１とストッパ３を止め
ることができる。
第１図はストッパ３とカップリング回転子１のフラン
ジ部1aとの関係を示した平面図で、カップリング回転子
１が回転すると、フランジ部1aに固定したロック解除ネ
ジ14がストッパ３へと移動していきストッパ３に当たっ
てストッパ３が少し退避する。ストッパ３が少し退避し
ただけでも掛止部3bとフランジ部1aとの接触面積が極僅
かになり、ストッパ３がねじりバネ31の力により退避さ
せられて、カップリング回転子１のロックが解除され
る。解除されたカップリング回転子１は圧縮バネ15の力
で図面右方向へ押されて、カップリング受動子６と嵌合
する。
ジ部1aとの関係を示した平面図で、カップリング回転子
１が回転すると、フランジ部1aに固定したロック解除ネ
ジ14がストッパ３へと移動していきストッパ３に当たっ
てストッパ３が少し退避する。ストッパ３が少し退避し
ただけでも掛止部3bとフランジ部1aとの接触面積が極僅
かになり、ストッパ３がねじりバネ31の力により退避さ
せられて、カップリング回転子１のロックが解除され
る。解除されたカップリング回転子１は圧縮バネ15の力
で図面右方向へ押されて、カップリング受動子６と嵌合
する。
なお、本発明ではロック解除部として新たにロック解
除ネジ14を設けたがカップリング回転子の構造によりピ
ン11を延長してロック解除部としてもよい。
除ネジ14を設けたがカップリング回転子の構造によりピ
ン11を延長してロック解除部としてもよい。
本発明によると、現像器ユニットをセットするときに
カップリングをセットする必要がなくなり、作業性の向
上が図れる。
カップリングをセットする必要がなくなり、作業性の向
上が図れる。
第１図は本発明による現像器用動力伝達機構の結合離脱
途上の状態を示す要部断面図、 第２図は本発明による現像器用動力伝達機構の結合状態
を示す要部断面図、 図において、 １はカップリング回転子、 ３はストッパ、 14はロック解除ネジを示す。
途上の状態を示す要部断面図、 第２図は本発明による現像器用動力伝達機構の結合状態
を示す要部断面図、 図において、 １はカップリング回転子、 ３はストッパ、 14はロック解除ネジを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F16D 3/04 F16D 11/04 F16D 23/12
Claims (1)
- 【請求項１】回転駆動軸の一端に連結され、かつバネで
軸方向に付勢されたカップリング回転子に対向して、現
像器ユニットを構成する回転機構部の軸の一端に設けた
回転カップリング受動子を離脱可能に結合せしめた構成
において、 前記カップリング回転子は受動子に対する結合部の後部
に、当該カップリング回転子を前記カップリング受動子
から離脱する位置において、外方から挿入される回転型
のストッパにより掛止されるフランジ部を一体的に有
し、さらに該フランジ部の内方には前記カップリング回
転子を回転させたときに回転子と一体的に回転し、かつ
前記ストッパの端面に当接して当該ストッパをフランジ
部より外方にけり出すロック解除部を設けたことを特徴
とする現像器の動力伝達機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2071639A JP2969747B2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 現像器の動力伝達機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2071639A JP2969747B2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 現像器の動力伝達機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03272321A JPH03272321A (ja) | 1991-12-04 |
| JP2969747B2 true JP2969747B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=13466416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2071639A Expired - Fee Related JP2969747B2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 現像器の動力伝達機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2969747B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5018472B2 (ja) * | 2007-12-28 | 2012-09-05 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
| JP7484353B2 (ja) | 2020-04-03 | 2024-05-16 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 駆動伝達機構およびそれを備えた画像形成装置 |
-
1990
- 1990-03-19 JP JP2071639A patent/JP2969747B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03272321A (ja) | 1991-12-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070827 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827 Year of fee payment: 9 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |