JP2967316B2 - 再送制御方式 - Google Patents

再送制御方式

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JP2967316B2
JP2967316B2 JP4349995A JP34999592A JP2967316B2 JP 2967316 B2 JP2967316 B2 JP 2967316B2 JP 4349995 A JP4349995 A JP 4349995A JP 34999592 A JP34999592 A JP 34999592A JP 2967316 B2 JP2967316 B2 JP 2967316B2
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Japan
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retransmission
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忠正 後藤
隆久 林
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IDO TSUSHIN SHISUTEMU KAIHATSU KK
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル通信におい
て、伝送内容が誤って送られた場合に、その「誤り」を
伝送内容を再度送信する「再送」によって訂正する再送
制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動無線データ伝送等のディジタ
ル通信においては、マルチパスフェージングなどにより
無線区間伝送路の環境が劣悪になると伝送特性が悪化
し、受信情報に誤りが頻出することになる。このような
伝送特性の悪化を改善する方法の一つとして、情報のフ
レーム単位またはスロット単位で再送要求を出し、その
部分を再度送信する再送要求(ARQ:Auto Request)
方式が用いられている。ARQ方式には、Selective −
Repeat方式、Go−Back−N方式、Stop−and −Wait方
式、あるいは、これらの方式を組み合せた方式などが提
案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のARQ方式は、伝送路の品質が劣化して受信情報に
誤りが多くなると、頻繁に再送が発生し、スループット
が低下する、といった欠点があった。本発明は、上記の
課題を解決するためになされたものであり、頻繁に再送
が発生してもスループットの低下しない再送制御方式を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係る再送制御方式は、複数の情報伝送用ス
ロットを有するフレームにより行うディジタルデータ通
信における再送制御方式であって、前記フレーム中に前
記情報伝送用スロットとは別に予め設けた再送専用スロ
ットを複数スロット設け、かつ前記再送専用スロットを
複数フレームにわたって使用可能とするように構成され
る。
【0005】
【作用】上記構成を有する本発明に係る再送制御方式に
よれば、誤りが生じたスロットの情報を再送するスロッ
トは、情報を伝送するためのスロットとは別に準備して
あり、本来の情報伝送は通常通りに行い、フレーム間ま
たはスロット間で再送専用スロットを共用するので、本
来送るべき情報を一時止めたり、情報スロットの順序を
ずらしていく必要がなく、従来の再送制御方式に比べ伝
送効率が向上する。また、異なる複数の受信局に対し、
異なる伝送内容を一斉に伝送するような場合にも、たと
えいずれかの伝送において再送が発生してもすべての受
信局に対しリアルタイムで伝送を行うことができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて
説明する。本発明の一実施例である再送制御方式による
伝送内容の構成の一例を図1に示す。図1に示すよう
に、伝送内容は、図上1で示す範囲を1フレームとし、
このフレーム1を図上2で示すスロットに時分割多重さ
れて構成されている。スロット2は、図上3で示す情報
伝送用スロットと、図上4で示す再送専用スロットに割
り当てられている。
【0007】次に、図1のさらに具体的な例を図3に示
す。
【0008】図3において、斜線で示した情報伝送用ス
ロット9,10,15,16および17は、受信側において受信
内容をチェックした結果、エラー(誤り)の発生が判明
したスロットを表している。その場合、受信側では、エ
ラーの発生した部分の情報を再送するように送信側に要
求する。
【0009】スロット13,14,21,22および23は、エラ
ーの発生した情報伝送用スロットの情報内容を再送する
再送専用スロットを表している。また、図上、11,12,
18,19および20は、再送する情報伝送用スロットと再送
専用スロットとの対応関係を示している。図1および図
3の例は、再送専用スロットをフレームの末尾に設けた
例を示している。
【0010】次に、本発明の一実施例である再送制御方
式による伝送内容の構成の他の例を図2に示す。図2に
示すように、伝送内容は、図上5で示す範囲を1フレー
ムとし、このフレーム5を図上6で示すスロットに時分
割多重されて構成されている。スロット6は、図上8で
示す情報伝送用スロットと、図上7で示す再送専用スロ
ットに割り当てられている。
【0011】次に、図2のさらに具体的な例を図4に示
す。
【0012】図4において、斜線で示した情報伝送用ス
ロット24,25,30,31および32は、受信側において受信
内容をチェックした結果、エラー(誤り)の発生が判明
したスロットを表している。その場合、受信側では、エ
ラーの発生した部分の情報を再送するように送信側に要
求する。
【0013】スロット28,29,36,37および38は、エラ
ーの発生した情報伝送用スロットの情報内容を再送する
再送専用スロットを表している。また、図上、26,27,
33,34および35は、再送する情報伝送用スロットと再送
専用スロットとの対応関係を示している。図2および図
4の例は、再送専用スロットをフレームの冒頭に設けた
例を示している。
【0014】上記の実施例では、情報伝送用スロットと
しては3スロット、再送専用スロットとしては2スロッ
トとし、1フレームを5スロットで構成している。
【0015】次に、図1および図3に示すようなスロッ
ト構成の場合の再送制御方式の制御内容について、図を
参照しつつ説明する。
【0016】図3に示すように、先行する第1フレーム
41内の情報伝送用スロット9および10の2つのスロット
に誤りが発生した場合には、誤り回復のための再送は、
それぞれ第1フレーム41内の再送専用スロット13および
14によって行う。次に、後続する第2フレーム42内の情
報伝送用スロット15,16および17の3つのスロットに誤
りが発生した場合には、誤り回復のための再送は、それ
ぞれ第2フレーム42内の再送専用スロット21および22、
およびさらに後続の第3フレーム43内の再送専用スロッ
ト23によって行う。
【0017】また、次に、図2および図4に示すような
スロット構成の場合の再送制御方式の制御内容につい
て、図を参照しつつ説明する。
【0018】図4に示すように、先行する第1フレーム
44内の情報伝送用スロット24および25の2つのスロット
に誤りが発生した場合には、誤り回復のための再送は、
それぞれ第2フレーム45内の再送専用スロット28および
29によって行う。次に、後続する第2フレーム45内の情
報伝送用スロット30,31および32の3つのスロットに誤
りが発生した場合には、誤り回復のための再送は、それ
ぞれ第3フレーム46内の再送専用スロット36および37、
およびさらに後続の第4フレーム47内の再送専用スロッ
ト38によって行う。
【0019】上記のように制御することにより、本来の
情報の送信は、各フレーム内の情報伝送用スロットによ
り順序を変更することなく送信され、誤りの発生したス
ロットの情報については、その都度、後続する再送専用
スロットのいずれかにおいて再送することができる。す
なわち、本来の情報伝送を通常通り行いつつ、誤り訂正
データを、後から追いかけて送ることができる。
【0020】上記において、誤りが発生しない場合は、
各再送専用スロットは情報のない状態で送られる。ま
た、頻繁に誤りが発生し、再送すべきスロット情報の数
が多くなると、そのスロット情報は、後続の複数のフレ
ームの再送専用スロットへ順に繰り下げられる。このよ
うに、再送が頻繁になると複数のフレームにわたってそ
の再送専用スロットを共用することになるが、伝送路の
品質劣化が回復すれば再送専用スロットが空くので、再
送すべき情報が無限に繰り下げられる、ということはな
い。このため、1つのフレームの情報伝送用スロットの
数が5つの場合、再送専用スロットを5つ設ける必要は
なく、上記実施例のように、2つ程度で十分制御可能で
あり、無駄がなく各再送専用スロットを有効活用するこ
とができる。勿論、伝送路の特殊性により、特に再送が
頻繁であるような場合には、再送専用スロット数を3と
か4に増やしてもかまわない。
【0021】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではない。上記実施例は、例示であり、本発明の特
許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な
構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなる
ものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0022】例えば、上記実施例においては、再送専用
スロットが各フレームの末尾あるいは冒頭に設定される
例について説明したが、これは、再送専用スロットが各
フレーム内に分散されて配置されてもかまわない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、上記構成を有する
本発明に係る再送制御方式によれば、誤りが生じたスロ
ットの情報を再送するスロットは、情報を伝送するため
のスロットとは別に準備してあり、本来の情報伝送は通
常通りに行い、フレーム間またはスロット間で再送専用
スロットを共用するので、本来送るべき情報を一時止め
たり、情報スロットの順序をずらしていく必要がなく、
従来の再送制御方式に比べ伝送効率が向上する。また、
異なる複数の受信局に対し、異なる伝送内容を一斉に伝
送するような場合にも、たとえいずれかの伝送において
再送が発生してもすべての受信局に対しリアルタイムで
伝送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である再送制御方式における
フレーム構成の一例を示した概念図である。
【図2】本発明の一実施例である再送制御方式における
フレーム構成の他の例を示した概念図である。
【図3】図1に示したフレーム構成をさらに具体的に示
した概念図である。
【図4】図2に示したフレーム構成をさらに具体的に示
した概念図である。
【符号の説明】
1,5 フレーム 2,6 スロット 3,7 情報伝送用スロット 4,8 再送専用スロット 9,10,15,16,17,24,25,30,31,32 誤りスロッ
ト 13,14,21,22,23,28,29,36,37,38 誤りスロッ
トを再送するスロット 11,12,18,19,20,26,27,33,34,35 誤りスロッ
トと再送スロットの対応 41,44 第1フレーム 42,45 第2フレーム 43,46 第3フレーム 47 第4フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−262225(JP,A) 特開 平2−205130(JP,A) 特開 平1−228340(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 1/16 - 1/18 H04J 3/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時分割多重により複数の情報伝送用スロ
    ットを有するフレームを構成し、そのフレームによって
    異なる伝送内容を一斉に伝送するようにしたディジタル
    データ通信における再送制御方式であって、 前記フレーム中に前記情報伝送用スロットとは別に予め
    複数の再送専用スロットを設け、再送要求のあった情報
    伝送用スロットの再送を後続の再送専用スロットで順に
    繰り下げつつ行うとともに、その再送専用スロットを共
    用とし複数フレームにわたって使用可能とした、 ことを特徴とする再送制御方式。
JP4349995A 1992-12-03 1992-12-03 再送制御方式 Expired - Lifetime JP2967316B2 (ja)

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