JP2966509B2 - 紙葉類区分集積装置 - Google Patents

紙葉類区分集積装置

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JP2966509B2
JP2966509B2 JP2302922A JP30292290A JP2966509B2 JP 2966509 B2 JP2966509 B2 JP 2966509B2 JP 2302922 A JP2302922 A JP 2302922A JP 30292290 A JP30292290 A JP 30292290A JP 2966509 B2 JP2966509 B2 JP 2966509B2
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道宏 仲野
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Toshiba Social Engineering Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba Social Engineering Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、銀行等で使用される紙葉類区分集積装置に
関する。
(従来の技術) 従来、銀行等においては、銀行券や伝票等の紙葉類
を、連続的に一枚づつ分離して取り込み、さらに、種類
別等に区分し集積する紙葉類区分集積装置が用いられて
いる。
このような従来装置において、紙葉類がジャム(紙詰
まり)した場合、解放可能な搬送路を開いてジャムした
紙葉類を取除き、残りの紙葉類を順方向に送って取除い
ていた。
従来におけるジャム状態についてさらに詳述する。
第4図,第5図は紙幣Pのジャム発生及びその解除を
示している。
第4図では上下搬送ベルトB1,B2に挾持されて搬送さ
れる紙幣Pが振分けゲートのゲートフラップGに衝突
し、このゲートフラップGで紙幣Pが二,三枚詰った状
態が示されている。このとき、図示しないセンサにより
ジャム発生が検出される。このジャム検出に応答して搬
送ベルトB1,B2が第5図に示すように逆方向に所定時間
だけ走行するように駆動され、紙幣Pがゲートフラップ
Gから退避した状態でこの紙幣は除去される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来装置において、ジャムし
た紙幣Pを搬送路における搬送方向を逆転させて取り除
こうとすると、紙幣Pが前段のゲートフラップGに当接
してしまい、さらにジャム状態が助長されてしまうとい
う問題があった。
そこで、本発明は、ジャムした紙葉類の搬送方向の如
何を問わず、簡略にジャム処理を行うことが可能な紙葉
類区分集積装置を提供することを目的とするものであ
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、複数種類の紙葉類を取り込み、搬送すると
ともに、この搬送される紙葉類を振り分けて種類毎に区
分集積する紙葉類区分集積装置において、紙葉類を搬送
する搬送ローラを有する搬送手段と、この搬送手段の搬
送ローラと同軸に配置され、前記搬送手段で搬送される
紙葉類を案内する案内部材と、この案内部材の近傍に回
動可能に配置されて、前記搬送手段で搬送される紙葉類
を種類毎に区分集積するための振り分け部材とを有し、
前記案内部材は、前記搬送ローラと略同径の円柱状で、
その外周部には複数の凹溝を形成し、前記振り分け部材
は、前記案内部材の複数の凹溝に対応した複数の突部を
櫛歯状に設けることにより、前記案内部材の凹溝との間
で入れ子構造を形成したことを特徴とするものである。
(作 用) 上述した構成の紙葉類区分集積装置によれば、搬送ロ
ーラと略同径の円柱状の案内部材の外周部に設けた所要
数の凹溝と、振分け部材の櫛歯状に列設した各回動片の
突部とが入れ子構造を形成するので、各回動片を案内部
材側に回動したときには紙葉類の通過領域に障害物は皆
無となりジャムした紙葉類の搬送方向の如何を問わず、
簡略にジャム処理を行うことが可能となる。また、前記
搬送ローラと前記案内部材とを同軸に構成したので、ジ
ャム処理をより確実に行うことができるという効果が得
られる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図に示す紙葉類区分集積装置1は、装填された積
層状態の紙葉類(以下紙幣P)を一枚ずつ次位装置に供
給する紙葉類供給部10と、この紙葉類供給部10から供給
された各種紙幣Pの重ね取りの有無、セロテープ等の貼
付けの有無、金種判別、正偽監査、正損監査等の鑑別を
行う紙葉監査部20と、この紙葉監査部20内を通過した各
種紙幣Pを次位装置に搬送する第1乃至第3の搬送部
(搬送手段)30a,30b,30cからなる搬送路30と、この搬
送路30上を搬送された紙幣Pを前記紙葉監査部20からの
信号に基いて金種別に振分ける複数個の振分け手段とし
ての振分けゲート40と、この振分けゲート40によって振
分けられた紙幣Pを金種別に収納する第1乃至第3の区
分箱50a,50b,50cからなる区分集積体50とから構成され
ている。
前記搬送路30は、前記紙葉監査部20を通過した紙幣P
を上方に導く第1の搬送部30aと、前記各区分箱50a,50
b,50cとリジェクト集積体50rとを段階的に配置した第2
の搬送部30bと、前記第1の搬送部30aと第2の搬送部30
bとを連絡する第3の搬送部30cとから構成されている。
また、前記各区分箱50a,50b,50cは、第2図に示すよ
うに、紙幣Pを集積収納する箱形状の本体51と、この本
体51の開口部を覆うように開閉可能に設けられた蓋体52
とから構成されており、さらに、この蓋体52の突出端部
側には磁気部材52aが取り付けられている。
前記振分けゲート40は、第3図に拡大して示すよう
に、第2の搬送部30bによる紙幣Pの搬送方向と直交す
る方向に配置された軸体44に対し所定の間隔をおいて取
り付けた例えば3個構成で紙幣Pの搬送を行う中高の搬
送ローラ43と、前記軸体44と平行配置の回動軸45に所定
間隔を隔てて取り付けた合計4個の櫛歯状の振分け部材
42と、前記搬送ローラ43と同軸配置でかつ前記各振分け
部材42に各々対峙させた4個の案内部材41と、前記回動
軸45を回転駆動するモータ46とを具備している。
前記各案内部材41は、前記各搬送ローラ43と略同径の
円柱状で、その外周部に前記軸体44と直交する方向の3
個の凹溝41aを形成している。
前記振分け部材42は、前記案内部材41の各凹溝41aに
没入可能な突部42bを有する3個回動片42aを前記凹溝41
aの間隔に対応させて櫛歯状に列設した構成となってい
る。
上記のような紙葉類区分集積装置1において紙幣Pの
搬送中に搬送路30において紙幣Pがジャム状態となるこ
とがある。
この場合には、前記モータ46により前記回動軸45を回
転駆動して、第3図に示すように前記振分け部材42にお
ける回動片42aの突部42bを前記案内部材41の各凹溝41a
に没入させる。これにより、紙幣Pの搬送領域には障害
物が無くなり、かつ、紙幣Pは前記案内部材41の各凹溝
41aと隣り合う円形の外周に沿って案内されて支障なく
通過していく。
この結果、ジャム状態の紙幣P除去処理を速やかに行
うことができる。
尚、紙幣Pのジャムは大体にして振分け手段40の近く
で発生するが、この振分け手段40の近傍に紙幣Pの通過
を検知し、振分け部材42の作動タイミングを取るための
フォトセンサ等で構成される紙幣検知器(紙幣センサ)
を予め設けておき、この紙幣検知器を振分け手段40での
ジャムの検出に利用する。即ち、搬送中の紙幣Pは所定
の時間で紙幣検知器を通過するが振分け手段40に紙幣が
詰り、紙幣検知器の位置で滞留した時には紙幣検知器は
紙幣Pの検知時間が長くなり、これによりジャムの発生
が判断される。
また、別の方法としてシフト制御といわれるジャム検
出がある。これは隣接する2つの紙幣検知器の間を所定
時間で紙幣Pが搬送されていることを確認するものであ
る。
この方法では、紙幣検知器が暗検出のときにジャムを
検出するのではなく、前段の紙幣検知器を通過した紙幣
Pが所定時間内に次の紙幣検知器にまで到着しないこと
を検出してジャム発生を判断する。従って、この場合の
ジャム検出は明検出となる。
本発明は、上述した実施例に限定されるものではな
く、その要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、案内部材の外周
部に設けた所要数の凹溝と、振分け部材の櫛歯状に列設
した各回動片の突部とが入れ子構造を形成するので、ジ
ャムした紙葉類の搬送方向の如何を問わず、簡略にジャ
ム処理を行うことが可能な紙葉類区分集積装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の紙葉類区分集積装置を示す概略断面
図、第2図は同装置の部分拡大図、第3図は同装置の振
分け手段の拡大斜視図、第4図は従来装置における振分
けゲートの位置での紙幣Pのジャム状態を示す説明図、
第5図は従来装置における振分けゲートから紙幣Pを逆
搬送した場合の説明図である。 1……紙葉類区分集積装置、30……搬送路、 40……振分け手段、41……案内部材、 41a……凹溝、42……振分け部材、 42a……回動片、42b……突部、 43……搬送ローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−7186(JP,A) 実開 昭64−6639(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07D 9/00 416 Z

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種類の紙葉類を取り込み、搬送すると
    ともに、この搬送される紙葉類を振り分けて種類毎に区
    分集積する紙葉類区分集積装置において、 紙葉類を搬送する搬送ローラを有する搬送手段と、 この搬送手段の搬送ローラと同軸に配置され、前記搬送
    手段で搬送される紙葉類を案内する案内部材と、 この案内部材の近傍に回動可能に配置されて、前記搬送
    手段で搬送される紙葉類を種類毎に区分集積するための
    振り分け部材とを有し、 前記案内部材は、前記搬送ローラと略同径の円柱状で、
    その外周部には複数の凹溝を形成し、 前記振り分け部材は、前記案内部材の複数の凹溝に対応
    した複数の突部を櫛歯状に設けることにより、前記案内
    部材の凹溝との間で入れ子構造を形成したことを特徴と
    する紙葉類区分集積装置。
  2. 【請求項2】複数種類の紙葉類を取り込み、搬送すると
    ともに、この搬送される紙葉類を振り分けて種類毎に区
    分集積する紙葉類区分集積装置において、 紙葉類を搬送する複数の搬送ローラが並列に配置された
    搬送手段と、 この搬送手段の各搬送ローラと同軸にかつ前記複数の搬
    送ローラ間に配置され、前記搬送手段で搬送される紙葉
    類を案内する複数の案内部材と、 この複数の案内部材の各々の近傍に回動可能に配置され
    て、前記搬送手段で搬送される紙葉類を種類毎に区分集
    積するための複数の振り分け部材とを有し、 前記複数の案内部材の各々は、前記搬送ローラと略同径
    の円柱状で、その外周部には複数の凹溝を形成し、 前記複数の振り分け部材の各々は、前記案内部材の各々
    の複数の凹溝に対応した複数の突部を櫛歯状に設けると
    ともに、前記案内部材との間で入れ子構造を形成したこ
    とを特徴とする紙葉類区分集積装置。
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