JP2639766B2 - 貨幣選別装置 - Google Patents

貨幣選別装置

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JP2639766B2
JP2639766B2 JP4074274A JP7427492A JP2639766B2 JP 2639766 B2 JP2639766 B2 JP 2639766B2 JP 4074274 A JP4074274 A JP 4074274A JP 7427492 A JP7427492 A JP 7427492A JP 2639766 B2 JP2639766 B2 JP 2639766B2
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隆 篠崎
弘 立川
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Laurel Bank Machine Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D5/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
    • G07D5/08Testing the magnetic or electric properties
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D3/00Sorting a mixed bulk of coins into denominations
    • G07D3/14Apparatus driven under control of coin-sensing elements

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貨幣選別装置に関する
ものであり、さらに詳細には、効率良く貨幣の選別をお
こなうことのできる貨幣選別装置に関するものである。
【0002】
【先行技術】貨幣の入金機能を有する貨幣処理機におい
ては、入金された貨幣のうちから偽造貨幣を選別すると
ともに、真正な貨幣を金種別に選別する貨幣選別装置が
設けられている。実開昭61−115272号は、硬貨
が搬送される通路に、最小径の硬貨のみが落下し得る径
を有する孔、2番目に径の小さい硬貨は落下するが、3
番目に径の小さい硬貨は落下し得ない径を有する孔、3
番目に径の小さい硬貨は落下するが、4番目に径の小さ
い硬貨は落下し得ない径を有する孔という順に、複数の
孔を設け、径の小さい硬貨から、順次、これらの孔に落
下させて、硬貨を選別する硬貨選別装置を開示してい
る。
【0003】また、特開平2−7186号は、入金され
た紙幣の金種を判別し、その判別結果にしたがって、金
種別に、紙幣を紙幣収納ボックス内に選別して、収納す
る紙幣選別装置を開示している。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た硬貨選別装置においては、硬貨が搬送される通路に設
けた複数の孔から、径の小さい順に、硬貨を落下させ
て、硬貨の選別をおこなうものであるため、金種別に選
別された硬貨を収納する硬貨収納ボックスの位置や大き
さを、任意に設定することは困難であり、その結果、硬
貨処理機に投入された硬貨に、特定の金種の硬貨が多く
含まれている場合には、その金種の硬貨を収納する硬貨
収納ボックスが硬貨を収納しきれなくなり、選別動作を
中断しなければならないことがあり、効率的に、硬貨の
選別ができないという問題があった。
【0005】また、上述した紙幣選別装置においては、
特定の金種の紙幣を収納する紙幣収納ボックスがあらか
じめ定められているため、同様に、紙幣処理機に投入さ
れた紙幣に、特定の金種の紙幣が多く含まれている場合
には、その金種の紙幣を収納する紙幣収納ボックスが紙
幣を収納しきれなくなり、入金動作を中断しなければな
らないことがあり、効率的に、紙幣の選別ができないと
いう問題があった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、貨幣処理機に投入された貨幣
に、特定の金種の貨幣が多く含まれている場合にも、効
率良く、貨幣の選別をおこなうことのできる貨幣選別装
置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【発明の構成】本発明のかかる目的は、貨幣を受け入
れ、1枚づつ、貨幣通路に送り出す貨幣送り出し手段
と、前記貨幣通路に設けられ、該貨幣通路に送り出され
た貨幣を搬送する搬送手段と、前記貨幣通路に設けら
れ、少なくとも貨幣が受入れ可能か否かおよび金種を判
別するのに必要な情報を検出して、検出信号を出力する
貨幣検出手段と、該貨幣検出手段の下流側の前記貨幣通
路に設けられ、それぞれ、金種別の受入れ可能な貨幣を
収納可能で、選別すべき貨幣の金種の数よりも多い数の
複数の貨幣収納手段と、該複数の貨幣収納手段に対応し
て設けられ、貨幣を、対応する前記貨幣収納手段に送り
込む複数の貨幣分配手段と、前記貨幣検出手段から入力
された検出信号にしたがって、前記複数の貨幣分配手段
を選択的に駆動する制御手段と、操作者によって操作さ
れ、前記貨幣収納手段のいずれに、いかなる金種の貨幣
を収納するかについての選別モードを指定可能な選別モ
ード指定手段であって、選別モードが指定されたとき
は、選別モード信号を前記制御手段に出力する選別モー
ド指定手段とを備え、該選別モード指定手段により、第
1自動選別モードが選択されたときは、前記制御手段
が、前記貨幣検出手段からの検出信号に基づき、選別す
べき貨幣と同一金種の貨幣が、前記貨幣収納手段のいず
れかに収納されているか否かを判定し、前記貨幣収納手
段の中にすでに収納している貨幣収納手段があると判定
したときには、対応する前記貨幣分配手段を選択的に駆
動して、前記貨幣を選別すべき貨幣と同一金種の貨幣が
収納されている前記貨幣収納手段に収納させ、選別すべ
き貨幣と同一金種の貨幣を収納している貨幣収納手段が
ないと判定したときは、貨幣が収納されていない貨幣収
納手段に対応する前記貨幣分配手段を選択的に駆動し
て、前記貨幣を貨幣が収納されていない前記貨幣収納手
段に収納させるとともに、前記貨幣収納手段のいずれか
に収納されている貨幣が所定枚数に達したときは、貨幣
が収納されていない貨幣収納手段に対応する前記貨幣分
配手段を選択的に駆動して、収納されている貨幣が所定
枚数に達した前記貨幣収納手段に収納されている金種の
貨幣を、貨幣が収納されていない前記貨幣収納手段に収
納させることによって達成される。
【0008】本発明の好ましい実施態様においては、前
記検出手段が、貨幣が受入れ可能か否か、貨幣の金種お
よび汚損レベルを判別するのに必要な情報を検出して、
検出信号を出力可能に構成され、前記貨幣収納手段が、
選別すべき貨幣の金種の数よりも2つ以上多く設けられ
ており、前記選別モード指定手段により、第2自動選別
モードが選択されたときは、前記制御手段が、前記貨幣
検出手段からの検出信号に基づき、貨幣の汚損レベルが
所定レベル未満か否かを判定し、貨幣が、汚損レベルが
所定レベル以上の汚損貨幣であると判定したときは、前
記複数の複数の貨幣収納手段のうち、特定の貨幣収納手
段に対応する前記貨幣分配手段を選択的に駆動して、前
記汚損レベルが所定レベル以上と判定された貨幣を、前
記特定の貨幣収納手段内に収納し、貨幣が、汚損レベル
が所定レベル未満の貨幣であると判定したときは、選別
すべき貨幣と同一金種の貨幣が、前記貨幣収納手段のい
ずれかに収納されているか否かを判定し、前記貨幣収納
手段の中にすでに収納している貨幣収納手段があると判
定したときには、その貨幣収納手段に対応する前記貨幣
分配手段を選択的に駆動して、前記貨幣を選別すべき貨
幣と同一金種の貨幣が収納されている前記貨幣収納手段
に収納させ、選別すべき貨幣と同一金種の貨幣を収納し
ている貨幣収納手段がないと判定したときには、貨幣が
収納されていない貨幣収納手段に対応する前記貨幣分配
手段を選択的に駆動して、前記貨幣を貨幣が収納されて
いない前記貨幣収納手段に収納させるとともに、前記複
数の貨幣収納手段のうち、前記特定の貨幣収納手段以外
の貨幣収納手段のいずれかに収納されている貨幣が所定
枚数に達したときは、貨幣が収納されていない貨幣収納
手段に対応する前記貨幣分配手段を選択的に駆動して、
収納されている貨幣が所定量に達した前記貨幣収納手段
に収納されている金種の貨幣を、貨幣が収納されていな
い前記貨幣収納手段に収納させるように構成されてい
る。
【0009】本発明の他の好ましい実施態様において
は、さらに、汚損レベルが所定レベル以上の汚損貨幣を
収納する汚損貨幣収納手段を備え、前記検出手段が、貨
幣が受入れ可能か否か、貨幣の金種および汚損レベルを
判別するのに必要な情報を検出して、検出信号を出力可
能でに構成され、前記選別モード指定手段により、第2
自動選別モードが選択されたときは、前記制御手段が、
前記貨幣検出手段からの検出信号に基づき、貨幣の汚損
レベルが所定レベル未満か否かを判定し、貨幣が、汚損
レベルが所定レベル以上の汚損貨幣であると判定したと
きは、該汚損貨幣を、前記汚損貨幣収納手段内に収納さ
せるように構成されている。
【0010】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、さらに、受入れ不能貨幣を収納する受入れ不能
貨幣収納手段と該受入れ不能貨幣収納手段に対応する受
入れ不能貨幣分配手段とを備え、前記制御手段が、前記
貨幣検出手段からの検出信号に基づき、貨幣が受入れ不
能な貨幣であると判定したときは、前記受入れ不能貨幣
分配手段を選択的に駆動して、前記受入れ不能な貨幣
を、前記受入れ不能貨幣収納手段内に収納させるように
構成されている。
【0011】本発明のさらに他の好ましい実施態様にお
いては、前記貨幣が硬貨であり、前記複数の貨幣収納手
段の各々が、前記貨幣通路に開口する硬貨落下孔とこれ
に連通する硬貨収納ボックスを含み、前記複数の貨幣分
配手段の各々が、前記各硬貨落下孔のほぼ中央、かつ、
前記貨幣通路の下方において、前記貨幣通路の表面に平
行で、かつ、前記貨幣通路の方向に対して直行する軸ま
わりに回転可能に支持され、大径部と小径部とを備えた
回転体と該回転体を回転させる回転体駆動手段を含み、
前記制御手段が、前記貨幣分配手段を駆動していないと
きは、前記回転体が、前記大径部の頂部のレベルが、前
記貨幣通路の表面のレベルとほぼ等しくなるように保持
され、前記貨幣分配手段を駆動したときは、前記回転体
駆動手段により、前記回転体が、前記大径部の頂部のレ
ベルが、前記貨幣通路の表面のレベルより低くなるよう
に回転されるように構成されている。ここに、回転体
が、その大径部の頂部のレベルが、貨幣通路の表面のレ
ベルとほぼ等しくなるように保持されるとは、貨幣通路
を搬送されている硬貨が、その回転体に対応する硬貨落
下孔から落下することなく、硬貨落下孔上を通過し得る
ように、回転体の大径部の頂部のレベルが保持されるこ
とを意味し、また、回転体が、その大径部の頂部のレベ
ルが、貨幣通路の表面のレベルより低くなるように回転
されるとは、貨幣通路を搬送されている硬貨が、その回
転体に対応する硬貨落下孔から、回転体の側面に沿っ
て、落下し得るのに十分なレベルにまで、回転体の大径
部の頂部のレベルが低下されるように、回転体が回転さ
れることを意味する。
【0012】
【発明の作用】本発明によれば、選別すべき貨幣の金種
の数よりも多い数の貨幣収納手段が設けられており、自
動選別モードが選択されたときは、貨幣選別手段により
金種が判別された順に、金種毎に、貨幣が、次々に、異
なった貨幣収納手段に収納され、ある金種の貨幣がとく
に多く、その金種の貨幣を収納している貨幣収納手段に
収納された貨幣が所定枚数になり、さらに、貨幣を収納
することができないときは、制御手段は、貨幣が収納さ
れていない貨幣収納手段に対応する貨幣分配手段を選択
的に駆動して、その金種の貨幣を別の貨幣収納手段に収
納するように構成されているから、貨幣処理機に投入さ
れた貨幣の中に、特定の金種の貨幣がとくに多く含まれ
ていた場合でも、貨幣の選別動作を中断することなく、
効率良く、貨幣の選別をおこなうことが可能になる。
【0013】本発明の好ましい実施態様によれば、さら
に、汚損レベルが所定レベル以上であって、回収すべき
貨幣を、自動的に、汚損レベルが低く、再使用可能な貨
幣と選別して、回収することが可能になる。本発明のさ
らに別の好ましい実施態様によれば、偽造貨幣や外国貨
幣などの受入れ不能な貨幣を、自動的に、受入れ可能な
貨幣と選別して、回収することが可能になる。
【0014】
【実施例】以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例
につき、詳細に説明を加える。図1は、本発明の実施例
にかかる硬貨選別装置を含む硬貨入金機の略平面図であ
る。図1において、硬貨入金機は、硬貨入金機に投入さ
れた硬貨Cが供給され、図示しないモータにより矢印A
の方向に回転される回転円板1と、回転円板1の外周に
沿って配置されたガイド壁2を備えている。ガイド壁2
には、開口部3が形成されており、開口部3には、回転
円板1の接線方向に、硬貨通路4が接続されている。回
転円板1に供給された硬貨Cは、回転円板1の遠心力に
より、ガイド壁2の内壁面に沿って、搬送され、硬貨通
路4に送られる。硬貨通路4に送られた硬貨Cは、硬貨
通路4に設けられたエンドレスベルトからなる搬送ベル
ト5と硬貨通路4の上面との間に挟持されて、硬貨通路
4内を下流側に送られる。
【0015】硬貨通路4には、硬貨Cの材質を磁気的に
検出する磁気センサ6と、硬貨Cの径を光学的に検出す
る光学センサ7とが設けられており、磁気センサ6およ
び光学センサ7の検出信号は、後述するCPUに出力さ
れる。CPUは、磁気センサ6および光学センサ7から
入力された検出信号にしたがって、硬貨通路4を搬送さ
れる硬貨Cの真偽、金種および汚損されているか否かを
判定し、判定結果を、記憶手段に記憶させる。
【0016】硬貨通路4の磁気センサ6および光学セン
サ7の下流側には、硬貨Cを検出する硬貨センサ8が設
けられており、さらに、硬貨センサ8の下流側の硬貨通
路4の外側には、図示しないソレノイドにより、鉛直軸
まわりに回動可能な半円筒状のストッパ9が配置されて
いる。ストッパ9は、硬貨Cの搬送がおこなわれている
ときは、図1において、実線で示されるように、その平
面状側面が、硬貨通路4の内壁に連なる位置に位置して
おり、硬貨Cの搬送が停止されるとき、CPUおよび硬
貨センサ8からの信号にしたがって、図1において、破
線で示されるように、ソレノイドによって回動され、そ
の一部が、硬貨通路4内に突出して、硬貨Cを停止させ
るように構成されている。硬貨センサ8は、所定枚数の
硬貨Cが下流側に送られたとき、硬貨Cの搬送を停止す
る場合などに、ストッパ9が回動するタイミングを設定
するためのものである。
【0017】硬貨通路4の下流部には、硬貨通路4に対
してほぼ直角に、硬貨選別通路10が接続されており、
硬貨Cは、硬貨通路4から硬貨選別通路10に送られ
る。硬貨選別通路10には、プーリ11、12に巻回さ
れたエンドレスベルトからなる搬送ベルト13が設けら
れており、この搬送ベルト13は、硬貨Cを、硬貨選別
通路10の上面との間で挟持して、基準ガイド壁14に
沿って、硬貨選別通路10内を搬送するように構成され
ている。図1には示されてはいないが、搬送ベルト13
は、搬送ベルト13を硬貨選別通路10の上面に押しつ
けるための複数の押さえローラを備えている。
【0018】さらに、硬貨選別通路10には、偽貨、外
国硬貨など受入れ不能な硬貨を回収するための受入れ不
能硬貨回収孔20、第1選別孔21、第2選別孔22、
第3選別孔23、第4選別孔24、第5選別孔25及び
硬貨回収孔26が形成されている。これら受入れ不能硬
貨回収孔20、第1選別孔21、第2選別孔22、第3
選別孔23、第4選別孔24および第5選別孔25の硬
貨選別通路10の幅方向の開口長さは、処理すべき最小
径の硬貨Cより小さくなるように形成され、また、硬貨
回収孔26は、処理すべき最大径の硬貨Cが落下するの
に十分な大きさに形成されている。これら受入れ不能硬
貨回収孔20、第1選別孔21、第2選別孔22、第3
選別孔23、第4選別孔24、第5選別孔25および硬
貨回収孔26は、受入れ不能硬貨回収ボックス30、第
1硬貨収納ボックス31、第2硬貨収納ボックス32、
第3硬貨収納ボックス33、第4硬貨収納ボックス3
4、第5硬貨収納ボックス35および硬貨回収ボックス
36に連通している。
【0019】また、硬貨選別通路10の基準ガイド壁1
4内には、半円筒状の受入れ不能硬貨回収手段40、第
1選別手段41、第2選別手段42、第3選別手段4
3、第4選別手段44および第5選別手段45が配置さ
れている。これらの受入れ不能回収手段40、第1選別
手段41、第2選別手段42、第3選別手段43、第4
選別手段44および第5選別手段45は、図示しないソ
レノイドによって回動可能に構成されており、通常は、
図1において、実線で示されるように、その平面状側面
が、硬貨選別通路10の基準ガイド壁14の内面に連な
る位置に位置しており、それぞれ、硬貨Cを、対応する
受入れ不能回収孔20、第1選別孔21、第2選別孔2
2、第3選別孔23、第4選別孔24、第5選別孔25
に送り込む場合に、図1において、破線で示すように、
ソレノイドによって回動され、基準ガイド壁14から硬
貨選別通路10内に突出するように構成されている。
【0020】さらに、受入れ不能硬貨回収手段40、第
1選別手段41、第2選別手段42、第3選別手段4
3、第4選別手段44および第5選別手段45の直上流
側の硬貨選別通路10には、偽貨、外国硬貨などの受入
れ不能な硬貨を検出する受入れ不能硬貨センサ50、特
定の金種の硬貨Cを検出する第1センサ51、第2セン
サ52、第3センサ53、第4センサ54および第5セ
ンサ55が設けられており、第5選別孔25の下流部
で、硬貨回収孔26の上流部には、第6センサ56が設
けられている。
【0021】受入れ不能硬貨回収手段40は、CPU
が、受入れ不能硬貨センサ50が偽貨や外国硬貨など受
入れ不能な硬貨Cを検出したと判定したときに、CPU
および受入れ不能硬貨センサ50からの信号にしたがっ
て、図示しないソレノイドによって回動され、基準ガイ
ド壁14から硬貨選別通路10内に突出することによ
り、硬貨選別通路10内を搬送されてきた受入れ不能な
硬貨Cを、基準ガイド壁14から離れるように、押しや
り、受入れ不能硬貨回収孔20内に落下させるように構
成されている。こうして、受入れ不能硬貨回収孔20を
介して、受入れ不能な硬貨Cは、受入れ不能硬貨回収ボ
ックス30内に、回収される。
【0022】また、第1選別手段41、第2選別手段4
2、第3選別手段43、第4選別手段44および第5選
別手段45は、それぞれ、第1センサ51、第2センサ
52、第3センサ53、第4センサ54および第5セン
サ55が特定の金種の硬貨Cを検出したと、CPUが判
定したときに、CPU及び第1センサ51、第2センサ
52、第3センサ53、第4センサ54、第5センサ5
5から入力された信号にしたがって、図示しないソレノ
イドによって回動され、基準ガイド壁14から硬貨選別
通路10内に突出することにより、硬貨選別通路10内
を搬送されてきた特定の金種の硬貨Cを、それぞれ、対
応する第1選別孔21、第2選別孔22、第3選別孔2
3、第4選別孔24、第5選別孔25内に落下させる。
こうして、第1選別孔21、第2選別孔22、第3選別
孔23、第4選別孔24、第5選別孔25を介して、硬
貨Cは、硬貨収納ボックス31、32、33、34、3
5内に送られ、金種別に選別される。
【0023】硬貨回収孔26は、第1選別孔21、第2
選別孔22、第3選別孔23、第4選別孔24、第5選
別孔25のいずれの中にも、落下しなかった金種の硬貨
Cを回収するものであり、第6センサ56は、硬貨回収
孔26により回収される硬貨Cを検出するものである。
図2は、第1センサ51の直前に、硬貨Cが搬送されて
きた状態を示す略平面図、図3は、硬貨Cが、第1セン
サ51により検出された後、第1選別手段41によっ
て、第1選別孔21に送られる状態を示す略平面図、図
4は、硬貨Cが、第1選別孔21内に落下しつつある状
態を示す略横断面図、図5は、硬貨Cが、第1センサ5
1により検出された後、第1選別孔21上を通過してい
る状態を示す略平面図である。
【0024】図2において、第1選別孔21内に落下さ
せて、選別すべき硬貨Cが、第1センサ51により検出
されていないときは、第1選別手段41は、その平面状
側面が、硬貨選別通路10の基準ガイド壁14の内面に
連なる位置に位置している。図3において、第1センサ
51は、硬貨Cを検出すると、CPUに検出信号を出力
する。CPUは、第1センサ51から検出信号が入力さ
れると、記憶手段からデータを読み出し、検出された硬
貨Cが、第1選別孔21内に落下させて、選別すべき硬
貨Cと判定していたか否かを判定する。その結果、検出
された硬貨Cが、第1選別孔21内に落下させて、選別
すべき硬貨Cと判定していたときは、図示しないソレノ
イドに駆動信号を出力して、第1選別手段41を、図3
において、時計方向に、ほぼ90度、回動させ、基準ガ
イド壁14から硬貨選別通路10内に、突出させる。そ
の結果、図3において、想像線で示されるように、硬貨
Cは、第1選別手段41により、基準ガイド壁14から
離れるように、第1選別孔21に向けて、押しやられ
る。ここに、硬貨Cは、搬送ベルト13により、硬貨選
別通路10の上面に、所定の圧力で、押圧されつつ、搬
送されているので、硬貨Cは、第1選別手段41によっ
て、第1選別孔21に向けて、確実に、送られ、図4に
示されるように、確実に、第1選別孔21内に落下し
て、第1選別孔21に連通する第1硬貨収納ボックス3
1内に、選別される。図4において、15は、搬送ベル
ト13を、硬貨選別通路10の上面に向けて、押圧する
押さえローラである。
【0025】第1センサ51と第1選別手段41との距
離は、第1センサ51が、第1選別孔21内に落下させ
て、選別すべき硬貨Cを検出して、検出信号を、CPU
に出力し、CPUが、この検出信号に基づき、ソレノイ
ドに駆動信号を出力して、第1選別手段41が回動され
ると、硬貨Cが、図3に示すように、確実に、第1選別
孔21内に落下するように、硬貨Cの搬送速度にしたが
って、設定されている。また、第1センサ51は、第1
選別孔21内に落下させて、選別すべき硬貨Cを検出し
ている間、検出信号を、CPUに出力し続けるように構
成されている。
【0026】第1センサ51からの検出信号が、CPU
に入力されなくなってから所定時間が経過すると、すな
わち、第1センサ51が、第1選別孔21内に落下させ
て、選別すべき硬貨Cを検出しなくなってから、所定時
間が経過すると、CPUは、ソレノイドに復帰信号を出
力する。その結果、硬貨Cを、第1選別孔21内に落下
させるために、回動されて、硬貨選別通路10内に突出
していた第1選別手段41は、反時計方向に、ほぼ90
度、回動されて、図2に示す位置に復帰する。
【0027】これに対して、磁気センサ6および光学セ
ンサ7からの検出信号に基づいて、CPUが、第1セン
サ51が検出した硬貨Cが、第1選別孔21内に落下さ
せて、選別すべき硬貨Cではないと判定していたとき
は、CPUは、第1センサ51から検出信号が入力され
ても、ソレノイドに駆動信号を出力せず、その結果、第
1選別手段41は、図5に示されるように、その平面状
側面が、硬貨選別通路10の基準ガイド壁14の内面に
連なる位置に保持され、第1選別孔21は、その硬貨選
別通路10の幅方向の開口長さが、処理すべき最小径の
硬貨Cより小さくなるように形成されているため、その
硬貨Cは、第1選別孔21上を通過し、第2センサ52
に向けて送られる。
【0028】図2ないし図5においては、第1選別手段
41、第1選別孔21および第1センサ51のみを図示
しているが、受入れ不能硬貨回収手段40、第2選別手
段42、第3選別手段43、第4選別手段44、第5選
別手段45、受入れ不能硬貨回収孔20、第2選別孔2
2、第3選別孔23、第4選別孔24、第5選別孔2
5、受入れ不能硬貨センサ50、第2センサ52、第3
センサ53、第4センサ54および第5センサ55も、
これらと同様に構成されている。
【0029】図6は、本発明の実施例に係る硬貨選別装
置のブロックダイアグラムである。図6において、硬貨
選別装置は、制御手段であるCPU60を備えており、
CPU60には、CPU60の制御プログラムおよび基
準データを格納するROM61および種々のデータを記
憶するRAM62がアクセス可能に接続されており、ま
た、磁気センサ6ならびに光学センサ7からの検出信号
および硬貨センサ8、受入れ不能硬貨センサ50、第1
センサ51、第2センサ52、第3センサ53、第4セ
ンサ54、第5センサ55ならびに第6センサ56から
の検出信号が入力可能に構成されている。さらに、第1
硬貨収納ボックス31、第2硬貨収納ボックス32、第
3硬貨収納ボックス33、第4硬貨収納ボックス34及
び第5硬貨収納ボックス35には、それぞれ、収納され
た硬貨Cの枚数Nが、所定枚数Noに達したか否かを判
定する第1硬貨枚数検出手段71、第2硬貨枚数検出手
段72、第3硬貨枚数検出手段73、第4硬貨枚数検出
手段74および第5硬貨枚数検出手段75が設けられて
おり、収納された硬貨Cの枚数Nが所定枚数Noに達す
ると、CPU60に、収納停止信号が出力されるように
構成されている。これら第1硬貨枚数検出手段71、第
2硬貨枚数検出手段72、第3硬貨枚数検出手段73、
第4硬貨枚数検出手段74および第5硬貨枚数検出手段
75としては、たとえば、発光素子と受光素子とからな
る光センサを用いることができる。また、この所定枚数
Noは、それぞれ、各硬貨回収ボックス31、32、3
3、34、35が、それ以上の硬貨Cを収納し得ない最
大枚数Nmax よりわずかに少ない枚数に設定されてい
る。さらに、硬貨入金機の図示しない操作部に設けら
れ、操作者により操作される選別モード選択手段63か
らの選別モード信号が、CPU60に入力されるように
構成されている。この選別モード選択手段63により、
操作者は、どの硬貨収納ボックス31、32、33、3
4、35に、いかなる金種の硬貨Cを収納させるかを指
定することができ、また、第1自動選別モードを選択す
ることによって、硬貨選別装置に、いかなる金種の硬貨
Cを、どの硬貨収納ボックス31、32、33、34、
35に収納させるかを自動的に決定させることができ、
さらに、第2自動選別モードを選択することによって、
硬貨選別装置に、硬貨Cの汚損レベルを判別させ、汚損
レベルが所定未満の硬貨Cについては、いかなる金種の
硬貨Cを、どの硬貨収納ボックス31、32、33、3
4、35に収納させるかを自動的に決定させるととも
に、所定レベル以上に汚損している硬貨Cは、硬貨回収
孔26に連通する第6硬貨収納ボックス36に収納させ
ることが可能なように構成されている。また、CPU6
0には、硬貨入金機の入金動作を開始させるスタートボ
タン64が操作されると、スタートボタン60からスタ
ート信号が入力されるように構成されている。
【0030】これらの入力信号に基づき、CPU60
は、受入れ不能硬貨回収手段40を駆動するソレノイド
80、第1選別手段41を駆動する第1ソレノイド8
1、第2選別手段42を駆動する第2ソレノイド82、
第3選別手段43を駆動する第3ソレノイド83、第4
選別手段44を駆動する第4ソレノイド84および第5
選別手段45を駆動する第5ソレノイド85およびスト
ッパ9を駆動するソレノイド86に、それぞれ、駆動信
号を、回転円板1を回転させるモータ87、搬送ベルト
5を駆動する第1駆動手段88および搬送ベルト13を
駆動する第2駆動手段89に、それぞれ、駆動信号ある
いは駆動停止信号を出力可能に構成されており、さら
に、受入れ不能硬貨回収ボックス30、各硬貨収納ボッ
クス31、32、33、34、35および硬貨回収ボッ
クス36内に収納された硬貨Cの枚数および/または金
額を表示する表示部65に、表示信号を出力し得るよう
に構成されている。
【0031】ここに、CPU60は、磁気センサ6なら
びに光学センサ7からの検出信号に基づき、硬貨Cが受
入れ可能か否か、硬貨Cの汚損レベルが所定レベル未満
か否かおよび硬貨Cの金種を判別して、その判別結果
を、RAM62に記憶させる。CPU60は、この判別
結果に基づいて、硬貨Cを、受入れ不能硬貨回収ボック
ス30、第1硬貨収納ボックス31、第2硬貨収納ボッ
クス32、第3硬貨収納ボックス33、第4硬貨収納ボ
ックス34、第5硬貨収納ボックス35および硬貨回収
ボックス36のいずれに収納させるべきかを判定して、
その判定結果を、RAM62に記憶させ、さらに、硬貨
Cを、いずれのボックスに収納させるべきかを判定する
毎に、収納させるべき硬貨Cの枚数をカウントし、受入
れ不能硬貨回収ボックス30、第1硬貨収納ボックス3
1、第2硬貨収納ボックス32、第3硬貨収納ボックス
33、第4硬貨収納ボックス34、第5硬貨収納ボック
ス35および硬貨回収ボックス36に、それぞれ、何枚
の硬貨Cが収納されているかを、RAM62内に設けら
れたカウンタに記憶させるように構成されている。ま
た、CPU60は、第1硬貨枚数検出手段71、第2硬
貨枚数検出手段72、第3硬貨枚数検出手段73、第4
硬貨枚数検出手段74または第5硬貨枚数検出手段75
から収納停止信号が入力されたときは、第1硬貨収納ボ
ックス31、第2硬貨収納ボックス32、第3硬貨収納
ボックス33、第4硬貨収納ボックス34および第5硬
貨収納ボックス35のいずれが、もはや、硬貨Cを収納
し得ない状態になったかという情報を、RAM62に記
憶させるように構成されている。ここに、受入れ不能硬
貨回収ボックス30および硬貨回収ボックス36には、
収納された硬貨Cの枚数Nが所定枚数Noに達したか否
かを検出する検出手段は設けられていないが、これは、
受入れ不能硬貨回収ボックス30および硬貨回収ボック
ス36の中に収納される硬貨Cの枚数は少なく、第1硬
貨収納ボックス31ないし第5硬貨収納ボックス35の
いずれかに収納された硬貨Cの枚数Nが所定枚数Noに
達する前に、これらに収納された硬貨Cの枚数Nが所定
枚数Noに達することはあり得ないためである。
【0032】図7ないし図10は、選別モード選択手段
63によって、第1自動選別モードが選択された場合
に、以上のように構成された本発明の実施例に係る硬貨
選別装置によって実行される硬貨Cの選別動作を示すフ
ローチャートであり、4種類の金種の硬貨Cを選別する
実施例を示している。図7ないし図10において、操作
者が、スタートボタン64を操作して、硬貨入金機の入
金動作を開始させると、スタート信号が、スタートボタ
ン60からCPU60に入力され、また、操作者が、選
別モード選択手段63によって、第1自動選別モードを
選択すると、第1自動選別モード信号が、選別モード選
択手段63からCPU60に出力される。
【0033】CPU60は、スタート信号を受けると、
モータ87に駆動信号を出力して、回転円板1を回転さ
せるとともに、第1駆動手段88および第2駆動手段8
9に駆動信号を出力して、搬送ベルト5および搬送ベル
ト13を駆動させる。その結果、硬貨入金機に投入さ
れ、回転円板1上に送られた硬貨Cは、回転円板1の回
転により生ずる遠心力によって、ガイド壁2に沿って、
開口部3から、硬貨通路4内に送られる。
【0034】硬貨通路4内に送られた硬貨Cは、搬送ベ
ルト5と硬貨通路4の上面との間に挟持されつつ、搬送
ベルト5によって、硬貨通路4内を下流側に送られ、磁
気センサ6によって、その材質が検出され、光学センサ
7により、その径が検出されて、検出信号が、CPU6
0に出力される。CPU60は、磁気センサ6および光
学センサ7からの検出信号とROM61に記憶されてい
る基準データと比較して、硬貨Cが受入れ可能か否かお
よび硬貨Cの金種を判定し、判定結果を、RAM62に
記憶させる。
【0035】同時に、CPU60は、その硬貨Cが、偽
貨や外国硬貨などの受入れ不能な硬貨Cであると判定し
たときは、その硬貨Cを、受入れ不能硬貨回収ボックス
30に回収させるべきと判定して、RAM62に記憶さ
せ、RAM62内に設けられた受入れ不能硬貨収納ボッ
クス30用のカウンタのカウント値を、1つ、増大させ
る。
【0036】これに対して、その硬貨Cが、受入れ可能
な硬貨Cであると判定したときは、RAM62に記憶さ
れている情報を読み出して、さらに、硬貨収納ボックス
31、32、33、34、35のいずれかに、硬貨Cが
収納されているか否かを判定する。その結果、NOであ
るときは、CPU60は、その金種の硬貨Cを、第1硬
貨収納ボックス31に収納させるべきと判定して、その
判定結果を、RAM62に記憶させ、RAM62内に設
けられた第1硬貨収納ボックス用のカウンタのカウント
値を、1つ、増大させる。
【0037】他方、YESのときは、CPU60は、R
AM62から情報を読み出して、その硬貨Cと同一の金
種を硬貨Cが収納されている硬貨収納ボックスがあるか
否かを判定する。その結果、その硬貨Cと同一の金種の
硬貨Cが収納されている硬貨収納ボックスがあると判定
したときは、CPU60は、どの硬貨収納ボックス3
1、32、33、34、35にその硬貨Cと同一の金種
の硬貨Cが収納されているかを判定する。さらに、CP
U60は、その硬貨Cと同一の金種の硬貨Cを収納して
いるすべての硬貨収納ボックスに対応する硬貨枚数検出
手段から収納停止信号が入力されているか否かを判定す
る。
【0038】その結果、収納停止信号を出力していない
硬貨枚数検出手段があるときは、その硬貨枚数検出手段
に対応する硬貨収納ボックスに収納された硬貨Cの枚数
は、所定枚数Noに達しておらず、その硬貨Cを収納さ
せることが可能であるから、CPU60は、その硬貨C
を、その硬貨収納ボックスに収納させるべきと判定し
て、その判定結果を、RAM62に記憶させるととも
に、その硬貨収納ボックス用のカウンタのカウント値
を、1つ、増大させる。
【0039】これに対して、その硬貨Cと同一の金種の
硬貨Cが収納されているすべての硬貨収納ボックスに対
応する硬貨枚数検出手段から、収納停止信号が入力され
ているときは、その硬貨収納ボックスに、もはや、その
硬貨Cを収納させることはできないから、CPU60
は、さらに、硬貨Cが収納されていない硬貨収納ボック
スがあるか否かを判定する。その結果が、YESのとき
は、CPU60は、硬貨Cが収納されていないと判定し
た硬貨収納ボックスに、その硬貨Cを収納させるべきと
判定し、その判定結果を、RAM62に記憶させ、その
硬貨収納ボックス用のカウンタのカウント値を、1つ、
増大させる。
【0040】これに対して、硬貨Cを収納していない硬
貨収納ボックスがないと判定したときは、CPU60
は、その硬貨Cを、いずれかの硬貨収納ボックス内に、
収納することはできず、選別動作を停止すべきであるか
ら、CPU60は、硬貨センサ8が、その硬貨Cを検出
し、検出信号が入力されたときに、ストッパ9を駆動す
るソレノイド86に、駆動信号を出力して、ストッパ9
により、その硬貨Cが、硬貨選別通路10内に送られる
ことを防止すべきと判定して、その判定結果を、RAM
62に記憶させる。
【0041】これに対して、CPU60が、いずれかの
硬貨収納ボックス内に、硬貨Cが収納されているが、そ
の硬貨Cと同一の金種を硬貨Cが収納されている硬貨収
納ボックスがないと判定したときは、本実施例において
は、受入れ可能な硬貨Cは、まず、第1硬貨収納ボック
ス31に収納されるから、すでに、第1硬貨収納ボック
ス31内には、その硬貨Cとは異なった金種の硬貨Cが
収納されていると判定される。したがって、CPU60
は、RAM62に記憶された情報を読みだし、まず、第
2硬貨収納ボックス32内に、硬貨Cが収納されている
か否かを判定する。
【0042】その結果、硬貨Cが、第2硬貨収納ボック
ス内に収納されていないと判定したときは、CPU60
は、その硬貨Cを、第2硬貨収納ボックス32に収納さ
せるべきと判定し、その判定結果を、RAM62に記憶
させ、第2硬貨収納ボックス32用のカウンタのカウン
ト値を、1つ、増大させる。これに対して、第2硬貨収
納ボックス32内に、硬貨Cが収納されていると判定し
たときは、CPU60は、第3硬貨収納ボックス33内
に、硬貨Cが収納されているか否かを判定し、収納され
ていないと判定したときは、その硬貨Cを、第3硬貨収
納ボックス33に収納させるべきと判定して、その判定
結果を、RAM62に記憶させ、第3硬貨収納ボックス
33用のカウンタのカウント値を、1つ、増大させる。
【0043】これに対して、第3硬貨収納ボックス33
にも、硬貨Cが収納されていると判定したときは、CP
U60は、さらに、第4硬貨収納ボックス34内に、硬
貨Cが収納されているか否かを判定し、収納されていな
いと判定したときは、その硬貨Cを、第4硬貨収納ボッ
クス34に収納させるべきと判定して、その判定結果
を、RAM62に記憶させ、第4硬貨収納ボックス34
用のカウンタのカウント値を、1つ、増大させる。
【0044】これに対して、第4硬貨収納ボックス34
内に、硬貨Cが収納されていると判定したときは、CP
U60は、さらに、第5硬貨収納ボックス34内に、硬
貨Cが収納されているか否かを判定する。その結果、第
5硬貨収納ボックス34内に、硬貨Cが収納されている
と判定したときは、第1硬貨収納ボックス31ないし第
5硬貨収納ボックス35は、いずれも、その硬貨Cと異
なった金種の硬貨Cを収納していると認められるから、
その硬貨Cを、硬貨収納ボックスのいずれにも収納する
ことはできない。したがって、CPU60は、硬貨セン
サ8が、その硬貨Cを検出し、検出信号が入力されたと
きに、ストッパ9を駆動するソレノイド86に、駆動信
号を出力して、ストッパ9により、その硬貨Cが、硬貨
選別通路10内に送られることを防止すべきと判定し
て、その判定結果を、RAM62に記憶させる。
【0045】これに対して、第5硬貨収納ボックス34
内に、硬貨Cが収納されていないと判定したときは、そ
の硬貨を、第5硬貨収納ボックス35内に収納させるこ
とが可能であるから、CPU60は、その硬貨Cを、第
5硬貨収納ボックス35に収納すべきであると判定し、
その判定結果を、RAM62に記憶させ、第5硬貨収納
ボックス35用のカウンタのカウント値を、1つ、増大
させる。
【0046】さらに、硬貨Cは、硬貨通路4内を送ら
れ、硬貨センサ8により検出される。硬貨センサ8か
ら、検出信号が、CPU60に出力されると、CPU6
0は、RAM62に記憶されている情報を読み出して、
ストッパ9を駆動するソレノイド86に、駆動信号を出
力すべきと判定していたときは、ソレノイド86に、駆
動信号を出力して、ストッパ9によって、その硬貨C
が、硬貨選別通路10内に送られることを防止するとと
もに、回転円板1を回転させるモータ87、搬送ベルト
5を駆動する第1駆動手段88および搬送ベルト13を
駆動する第2駆動手段89に、駆動停止信号を出力し
て、回転円板1の回転、搬送ベルト5および搬送ベルト
13の駆動を停止させ、選別動作を停止する。こうし
て、選別動作を停止させたときは、CPU60は、選別
が停止したことを表示部65に表示させるため、表示信
号を、表示部65に出力する。
【0047】他方、ストッパ9を駆動するソレノイド8
6に、駆動信号を出力すべきと判定していなかったとき
は、CPU60は、ソレノイド86に、駆動信号を出力
せず、その結果、硬貨Cは、さらに、硬貨選別通路10
に送られ、搬送ベルト13により、基準ガイド壁14に
沿って、硬貨選別通路10内を搬送される。そして、C
PU60が、その硬貨Cが、受入れ不能であると判定し
ているときは、受入れ不能硬貨センサ50が、硬貨Cを
検出して、検出信号が入力されたときに、CPU60
は、駆動信号をソレノイド80に出力して、受入れ不能
硬貨回収手段40を、図1において、時計方向に、約9
0度、回動させて、基準ガイド壁14から硬貨選別通路
10内に突出させる。
【0048】その結果、硬貨Cは、図2、図3および図
4を引用して、第1センサ51、第1選別手段30、第
1選別孔21について、説明を加えたのと全く同様にし
て、受入れ不能硬貨回収孔20内に導かれ、落下して、
受入れ不能硬貨回収ボックス30内に回収される。CP
U60は、駆動信号をソレノイド80に出力すると同時
に、表示部65に、表示信号を出力して、受入れ不能硬
貨の表示枚数を1枚増大させる。
【0049】これに対して、CPU60が、その硬貨C
が受入れ可能であると判定しているときは、受入れ不能
硬貨センサ50が、硬貨Cを検出して、検出信号が入力
されても、CPU60は、駆動信号を、ソレノイド80
に出力しない。その結果、受入れ不能硬貨回収手段40
は、その平面状側面が、硬貨選別通路10の基準ガイド
壁14の内面に連なる位置に保持され、また、受入れ不
能硬貨回収孔20は、その硬貨選別通路10の幅方向の
開口長さが、処理すべき最小径の硬貨Cより小さくなる
ように形成されているため、図5を引用して、第1選別
手段30、第1選別孔21について、説明を加えたのと
全く同様にして、硬貨Cは、受入れ不能硬貨回収孔20
上を通過して、硬貨選別通路10内を、さらに、第1セ
ンサ51に向けて送られる。
【0050】次いで、第1センサ51が、硬貨Cを検出
して、検出信号が、第1センサ51からCPU60に入
力されると、CPU60は、RAM62に記憶されてい
る情報を読み出して、その硬貨Cを、第1硬貨収納ボッ
クス31に収納させるべきと判定していたか否かを判定
する。その結果、その硬貨Cを、第1硬貨選別ボックス
31に収納させるべきと判定していたときは、CPU6
0は、第1ソレノイド81に駆動信号を出力して、第1
選別手段41を、図1において、時計方向に、約90
度、回動させて、基準ガイド壁14から硬貨選別通路1
0内に突出させる。
【0051】その結果、硬貨Cは、図2、図3及び図4
を引用して、上述したように、第1選別孔21内に導か
れ、落下して、第1硬貨収納ボックス31内に収納され
る。CPU60は、第1ソレノイド81に駆動信号を出
力すると同時に、表示部65に表示信号を出力して、第
1硬貨収納ボックス31内に収納すべきと判定した硬貨
Cの金種の表示枚数を1枚増大させる。
【0052】これに対して、その硬貨Cを、第1硬貨選
別ボックス31に収納させるべきと判定していなかった
ときは、CPU60は、第1センサ51から検出信号が
入力されても、第1ソレノイド81に駆動信号を出力せ
ず、その結果、第1選別手段41は、その平面状側面
が、硬貨選別通路10の基準ガイド壁14の内面に連な
る位置に保持され、また、第1選別孔21は、その硬貨
選別通路10の幅方向の開口長さが、処理すべき最小径
の硬貨Cより小さくなるように形成されているため、そ
の硬貨Cは、図5に示されるように、第1選別孔21上
を通過して、硬貨選別通路10内を、さらに、第2セン
サ52に向けて送られる。
【0053】そして、第2センサ41が、硬貨Cを検出
して、検出信号がCPU60に出力されると、CPU6
0は、RAM62に記憶されている情報を読み出して、
その硬貨Cを、第2選別孔22と連通する第2硬貨収納
ボックス32に収納させるべきと判定していたか否かを
判定する。その結果、その硬貨Cを、第2硬貨選別ボッ
クス32に収納させるべきと判定していたときは、CP
U60は、第2ソレノイド82に駆動信号を出力して、
第2選別手段42を、図1において、時計方向に、約9
0度、回動させて、基準ガイド壁14から硬貨選別通路
10内に突出させる。
【0054】その結果、図2、図3および図4を引用し
て、第1選別手段41、第1選別孔21につき説明を加
えたように、硬貨Cは、第2選別孔22内に導かれ、落
下して、第2硬貨収納ボックス32内に収納される。C
PU60は、第2ソレノイド82に駆動信号を出力する
と同時に、表示部65に表示信号を出力して、第2硬貨
収納ボックス32内に収納すべきと判定した硬貨Cの金
種の表示枚数を1枚増大させる。
【0055】これに対して、その硬貨Cを、第2硬貨選
別ボックス32に収納させるべきと判定していなかった
ときは、CPU60は、第2センサ52から検出信号が
入力されても、第2ソレノイド82に駆動信号を出力せ
ず、その結果、第2選別手段42は、その平面状側面
が、硬貨選別通路10の基準ガイド壁14の内面に連な
る位置に保持され、また、第2選別孔22は、その硬貨
選別通路10の幅方向の開口長さが、処理すべき最小径
の硬貨Cより小さくなるように形成されているため、そ
の硬貨Cは、図5に示されるのと同様に、第2選別孔2
2上を通過して、硬貨選別通路10内を、さらに、第3
センサ53に向けて送られる。
【0056】そして、第3センサ53が、硬貨Cを検出
して、検出信号がCPU60に出力されると、CPU6
0は、RAM62に記憶されている情報を読み出して、
その硬貨Cを、第3選別孔22と連通する第3硬貨収納
ボックス33に収納させるべきと判定していたか否かを
判定する。その結果、その硬貨Cを、第3硬貨選別ボッ
クス33に収納させるべきと判定していたときは、CP
U60は、第3ソレノイド83に駆動信号を出力して、
第3選別手段43を、図1において、時計方向に、約9
0度、回動させて、基準ガイド壁14から硬貨選別通路
10内に突出させる。
【0057】その結果、図2、図3および図4を引用し
て、第1選別手段41、第1選別孔21につき説明を加
えたように、硬貨Cは、第3選別孔23内に導かれ、落
下して、第3硬貨収納ボックス33内に収納される。C
PU60は、第3ソレノイド83に駆動信号を出力する
と同時に、表示部65に表示信号を出力して、第3硬貨
収納ボックス33内に収納すべきと判定した硬貨Cの金
種の表示枚数を1枚増大させる。
【0058】これに対して、その硬貨Cを、第3硬貨選
別ボックス33に収納させるべきと判定していなかった
ときは、CPU60は、第3センサ53から検出信号が
入力されても、第3ソレノイド83に駆動信号を出力せ
ず、その結果、第3選別手段43は、その平面状側面
が、硬貨選別通路10の基準ガイド壁14の内面に連な
る位置に保持され、また、第3選別孔23は、その硬貨
選別通路10の幅方向の開口長さが、処理すべき最小径
の硬貨Cより小さくなるように形成されているため、そ
の硬貨Cは、図5に示されるのと同様に、第3選別孔2
3上を通過して、硬貨選別通路10内を、さらに、第4
センサ54に向けて送られる。
【0059】そして、第4センサ54が、硬貨Cを検出
して、検出信号がCPU60に出力されると、CPU6
0は、RAM62に記憶されている情報を読み出して、
その硬貨Cを、第4選別孔24と連通する第4硬貨収納
ボックス34に収納させるべきと判定していたか否かを
判定する。その結果、その硬貨Cを、第4硬貨選別ボッ
クス34に収納させるべきと判定していたときは、CP
U60は、第4ソレノイド84に駆動信号を出力して、
第4選別手段44を、図1において、時計方向に、約9
0度、回動させて、基準ガイド壁14から硬貨選別通路
10内に突出させる。
【0060】その結果、図2、図3および図4を引用し
て、第1選別手段41、第1選別孔21につき説明を加
えたように、硬貨Cは、第4選別孔24内に導かれ、落
下して、第4硬貨収納ボックス34内に収納される。C
PU60は、第4ソレノイド84に駆動信号を出力する
と同時に、表示部65に表示信号を出力して、第4硬貨
収納ボックス34内に収納すべきと判定した硬貨Cの金
種の表示枚数を1枚増大させる。
【0061】これに対して、その硬貨Cを、第4選別孔
24と連通する第4硬貨選別ボックス34に収納させる
べきと判定していなかったときは、CPU60は、第4
センサ54から検出信号が入力されても、第4ソレノイ
ド84に駆動信号を出力せず、その結果、第4選別手段
44は、その平面状側面が、硬貨選別通路10の基準ガ
イド壁14の内面に連なる位置に保持され、また、第4
選別孔24は、その硬貨選別通路10の幅方向の開口長
さが、処理すべき最小径の硬貨Cより小さくなるように
形成されているため、その硬貨Cは、図5に示されるの
と同様に、第4選別孔24上を通過して、硬貨選別通路
10内を、さらに、第5センサ55に向けて送られる。
【0062】そして、第5センサ55が、硬貨Cを検出
して、検出信号がCPU60に出力されると、CPU6
0は、第5ソレノイド85に駆動信号を出力して、第5
選別手段45を、図1において、時計方向に、約90
度、回動させて、基準ガイド壁14から硬貨選別通路1
0内に突出させる。その結果、図2、図3および図4を
引用して、第1選別手段41、第1選別孔21につき説
明を加えたように、硬貨Cは、第5選別孔25内に導か
れ、落下して、第5硬貨収納ボックス35内に収納され
る。CPU60は、第5ソレノイド85に駆動信号を出
力すると同時に、表示部65に表示信号を出力して、第
5硬貨収納ボックス35内に収納すべきと判定した硬貨
Cの金種の表示枚数を1枚増大させる。
【0063】ここに、第5センサ55が、硬貨Cを検出
したときに、CPU60が、RAM62に記憶された情
報を読み出し、その硬貨Cが、第5硬貨収納ボックス3
5内に収納されるべきと判定していたか否かの判定をお
こなっていないのは、以下の理由によるものである。本
実施例においては、処理すべき硬貨Cの金種は4種類で
あり、受入れ不能な硬貨Cは、受入れ不能硬貨回収ボッ
クス30により回収され、受入れ可能な硬貨Cは、金種
別に、第1硬貨収納ボックス31ないし第4硬貨収納ボ
ックス34内に、それぞれ、収納されており、硬貨C
が、第5センサ55により検出されたということは、そ
の金種の硬貨Cは、第1硬貨収納ボックス31ないし第
4収納ボックス34のいずれかに収納されているが、そ
の硬貨収納ボックス内に収納された硬貨Cの枚数Nが所
定枚数Noに達しているため、その硬貨Cを、その硬貨
収納ボックス内に収納できず、第5硬貨収納ボックス3
5には、硬貨Cが収納されていないか、あるいは、その
硬貨Cと同一の金種の硬貨Cが収納されており、その硬
貨Cを、第5硬貨収納ボックス35に収納するために、
第5センサ55まで送られていたことを意味しているか
らであり、もし、第5センサ55により検出された硬貨
Cが、第5硬貨収納ボックス35に収納することができ
ないものであるとすると、第5硬貨収納ボックス35内
には、その硬貨Cとは異なった金種の硬貨Cが、すでに
収納されており、そのような場合には、CPU60は、
その硬貨Cが、硬貨センサ8により検出された時点で、
ソレノイド80に駆動信号を出力して、ストッパ9を回
動させて、硬貨Cが、硬貨選別通路10内に送られるこ
とを防止するとともに、回転円板1を回転させるモータ
87、搬送ベルト5を駆動する第1駆動手段88および
搬送ベルト13を駆動する第2駆動手段89に、駆動停
止信号を出力して、回転円板1の回転、搬送ベルト5お
よび搬送ベルト13の駆動を停止させ、選別動作を停止
させるから、第5センサ55により検出された硬貨C
は、第5硬貨収納ボックス35内に、必ず、収納される
ことになる。したがって、第5センサ55が、硬貨Cを
検出した場合には、CPU60は、RAM62に記憶さ
れた情報を読み出すことなく、ただちに、第5ソレノイ
ド85に、駆動信号を出力して、第5選別手段45を回
動させ、その硬貨Cを、第5硬貨収納ボックス35内に
収納させる。したがって、本実施例において、第1自動
選別モードが選択されたときは、硬貨回収ボックス36
は使用されないことになる。
【0064】本実施例によれば、硬貨選別装置は、4種
類の金種の硬貨Cを処理すべき場合に、受入れ可能な硬
貨Cを金種別に収納する第1硬貨収納ボックス31ない
し第5硬貨収納ボックス35を備えており、硬貨入金機
に入金された硬貨Cの中に、特定の金種の硬貨Cがとく
に多く含まれているため、その金種の硬貨Cを収納して
いる硬貨収納ボックスに、硬貨Cを収納することが困難
になった場合には、その硬貨Cは、硬貨Cが収納されて
いない硬貨収納ボックス内に自動的に収納されるように
構成されているから、入金された硬貨Cの中に、特定の
金種の硬貨Cがとくに多く含まれているときにも、選別
動作を中断しなければならなくなることが防止され、効
率良く、硬貨Cの選別をおこなうことが可能になる。
【0065】図11ないし図14は、選別モード選択手
段63によって、第2自動選別モードが選択された場合
に、図6の硬貨選別装置によって実行される硬貨Cの選
別動作を示すフローチャートであり、4種類の金種の硬
貨Cを選別する実施例を示している。図11ないし図1
4において、操作者が、スタートボタン64を操作し
て、硬貨入金機の入金動作を開始させると、スタート信
号が、スタートボタン60からCPU60に入力され、
また、操作者が、選別モード選択手段63により、第2
自動選別モードを選択すると、第2自動選別モード信号
が、選別モード選択手段63からCPU60に出力され
る。
【0066】CPU60は、スタート信号を受けると、
モータ87に駆動信号を出力して、回転円板1を回転さ
せるとともに、第1駆動手段88および第2駆動手段8
9に駆動信号を出力して、搬送ベルト5および搬送ベル
ト13を駆動させる。その結果、硬貨入金機に投入さ
れ、回転円板1上に送られた硬貨Cは、回転円板1の回
転により生ずる遠心力によって、ガイド壁2に沿って、
開口部3から、硬貨通路4内に送られる。
【0067】硬貨通路4内に送られた硬貨Cは、搬送ベ
ルト5と硬貨通路4の上面との間に挟持されつつ、搬送
ベルト5によって、硬貨通路4内を下流側に送られ、磁
気センサ6によって、その材質が検出され、光学センサ
7により、その径が検出されて、検出信号が、CPU6
0に出力される。CPU60は、磁気センサ6および光
学センサ7からの検出信号とROM61に記憶されてい
る基準データと比較して、硬貨Cが受入れ可能か否か、
汚損レベルが所定レベル未満か否かおよび硬貨Cの金種
を判定し、判定結果を、RAM62に記憶させる。
【0068】同時に、CPU60は、その硬貨Cが、偽
貨や外国硬貨などの受入れ不能な硬貨Cであると判定し
たときは、その硬貨Cを、受入れ不能硬貨回収ボックス
30に回収させるべきと判定して、RAM62に記憶さ
せ、RAM62内に設けられた受入れ不能硬貨収納ボッ
クス30用のカウンタのカウント値を、1つ、増大させ
るとともに、その硬貨Cの汚損レベルが、所定レベル以
上であると判定したときは、その硬貨Cは汚損硬貨であ
り、硬貨回収ボックス36に回収させるべきと判定し
て、RAM62に記憶させ、硬貨回収ボックス36用の
カウンタのカウント値を、1つ、増大させる。
【0069】これに対して、その硬貨Cが、受入れ可能
で、かつ、その汚損レベルが所定レベル未満であると判
定したときは、RAM62に記憶されている情報を読み
出して、さらに、硬貨収納ボックス31、32、33、
34、35のいずれかに、硬貨Cが収納されているか否
かを判定する。その結果が、NOであるときは、CPU
60は、その金種の硬貨Cを、第1硬貨収納ボックス3
1に収納させるべきと判定して、その判定結果を、RA
M62に記憶させ、RAM62内に設けられた第1硬貨
収納ボックス31用のカウンタのカウント値を、1つ、
増大させる。
【0070】他方、YESのときは、CPU60は、R
AM62から情報を読み出して、その硬貨Cと同一の金
種を硬貨Cが収納されている硬貨収納ボックスがあるか
否かを判定する。その結果、YESのときは、CPU6
0は、どの硬貨収納ボックス31、32、33、34、
35に、その硬貨Cと同一の金種の硬貨Cが収納されて
いるかを判定する。さらに、CPU60は、その硬貨C
と同一の金種の硬貨Cが収納されているすべての硬貨収
納ボックスに対応する硬貨枚数検出手段から収納停止信
号が入力されているか否かを判定する。
【0071】その結果、収納停止信号を出力していない
硬貨枚数検出手段があるときは、その硬貨枚数検出手段
に対応する硬貨収納ボックスに収納された硬貨Cの枚数
Nは、所定枚数Noに達してはおらず、その硬貨Cを収
納させることが可能であるから、CPU60は、その硬
貨Cを、その硬貨収納ボックスに収納させるべきと判定
して、その判定結果を、RAM62に記憶させ、その硬
貨収納ボックス用のカウンタのカウント値を、1つ、増
大させる。
【0072】これに対して、その硬貨Cと同一の金種の
硬貨Cが収納されているすべての硬貨収納ボックスに対
応する硬貨枚数検出手段から、収納停止信号が入力され
ているときは、その硬貨収納ボックスに、もはや、その
硬貨Cを収納させることはできないから、CPU60
は、さらに、硬貨Cが収納されていない硬貨収納ボック
スがあるか否かを判定する。その結果がYESのとき
は、CPU60は、硬貨Cが収納されていないと判定し
た硬貨収納ボックスに、その硬貨Cを収納させるべきと
判定し、その判定結果を、RAM62に記憶させ、その
硬貨収納ボックス用のカウンタのカウント値を、1つ、
増大させる。
【0073】これに対して、硬貨Cを収納していない硬
貨収納ボックスがないと判定したときは、その硬貨C
を、いずれかの硬貨収納ボックス内に収納することはで
きず、選別動作を停止すべきであるから、CPU60
は、硬貨センサ8が、その硬貨Cを検出し、検出信号が
入力されたときに、ストッパ9を駆動するソレノイド8
6に、駆動信号を出力して、ストッパ9により、その硬
貨Cが、硬貨選別通路10内に送られることを防止すべ
きと判定して、その判定結果を、RAM62に記憶させ
る。
【0074】これに対して、CPU60が、いずれかの
硬貨収納ボックス内に、硬貨Cが収納されているが、そ
の硬貨Cと同一の金種を硬貨Cが収納されている硬貨収
納ボックスがないと判定したときは、本実施例において
は、受入れ可能な硬貨Cは、まず、第1硬貨収納ボック
ス31に収納されるから、すでに、第1硬貨収納ボック
ス31内には、その硬貨Cとは異なった金種の硬貨Cが
収納されていると判定される。したがって、CPU60
は、RAM62に記憶された情報を読み出し、まず、第
2硬貨収納ボックス32内に、硬貨Cが収納されている
か否かを判定する。その結果、硬貨Cが、第2硬貨収納
ボックス内に収納されていないと判定したときは、その
硬貨Cを、第2硬貨収納ボックス32に収納させるべき
と判定して、その判定結果を、RAM62に記憶させ、
第2硬貨収納ボックス32用のカウンタのカウント値
を、1つ、増大させる。
【0075】これに対して、第2硬貨収納ボックス32
内に、硬貨Cが収納されていると判定したときは、CP
U60は、第3硬貨収納ボックス33内に、硬貨Cが収
納されているか否かを判定し、収納されていないと判定
したときは、その硬貨Cを、第3硬貨収納ボックス33
に収納させるべきと判定して、その判定結果を、RAM
62に記憶させ、第3硬貨収納ボックス33用のカウン
タのカウント値を、1つ、増大させる。
【0076】これに対して、第3硬貨収納ボックス33
にも、硬貨Cが収納されていると判定したときは、CP
U60は、さらに、第4硬貨収納ボックス34内に、硬
貨Cが収納されているか否かを判定し、収納されていな
いと判定したときは、その硬貨Cを、第4硬貨収納ボッ
クス34に収納させるべきと判定して、その判定結果
を、RAM62に記憶させ、第4硬貨収納ボックス34
用のカウンタのカウント値を、1つ、増大させる。
【0077】これに対して、第4硬貨収納ボックス34
内に、硬貨Cが収納されていると判定したときは、CP
U60は、さらに、第5硬貨収納ボックス34内に、硬
貨Cが収納されているか否かを判定する。その結果、第
5硬貨収納ボックス34内に、硬貨Cが収納されている
と判定したときは、第1硬貨収納ボックス31ないし第
5硬貨収納ボックス35は、いずれも、その硬貨Cと異
なった金種の硬貨Cを収納していると認められるから、
その硬貨Cを、硬貨収納ボックスのいずれにも収納する
ことはできない。したがって、CPU60は、硬貨セン
サ8が、その硬貨Cを検出し、検出信号が入力されたと
きに、ストッパ9を駆動するソレノイド86に、駆動信
号を出力して、ストッパ9により、その硬貨Cが、硬貨
選別通路10内に送られることを防止すべきと判定し
て、その判定結果を、RAM62に記憶させる。
【0078】これに対して、第5硬貨収納ボックス34
内に、硬貨Cが収納されていないと判定したときは、そ
の硬貨を、第5硬貨収納ボックス35内に収納させるこ
とが可能であるから、CPU60は、その硬貨Cを、第
5硬貨収納ボックス35に収納すべきであると判定し、
その判定結果を、RAM62に記憶させ、第5硬貨収納
ボックス35用のカウンタのカウント値を、1つ、増大
させる。
【0079】さらに、硬貨Cは、硬貨通路4内を送ら
れ、硬貨センサ8により検出される。硬貨センサ8か
ら、検出信号が、CPU60に出力されると、CPU6
0は、RAM62に記憶されている情報を読み出して、
ストッパ9を駆動するソレノイド86に、駆動信号を出
力すべきと判定していたときは、ソレノイド86に、駆
動信号を出力して、ストッパ9によって、その硬貨C
が、硬貨選別通路10内に送られることを防止するとと
もに、回転円板1を回転させるモータ87、搬送ベルト
5を駆動する第1駆動手段88および搬送ベルト13を
駆動する第2駆動手段89に、駆動停止信号を出力し
て、回転円板1の回転、搬送ベルト5および搬送ベルト
13の駆動を停止させ、選別動作を停止する。こうし
て、選別動作を停止させたときは、CPU60は、選別
が停止したことを表示部65に表示させるため、表示信
号を、表示部65に出力する。
【0080】他方、ストッパ9を駆動するソレノイド8
6に、駆動信号を出力すべきと判定していなかったとき
は、CPU60は、ソレノイド86に、駆動信号を出力
せず、その結果、硬貨Cは、さらに、硬貨選別通路10
に送られ、搬送ベルト13により、基準ガイド壁14に
沿って、硬貨選別通路10内を搬送される。そして、C
PU60が、その硬貨Cが、受入れ不能であると判定し
ているときは、受入れ不能硬貨センサ50が、硬貨Cを
検出して、検出信号が入力されたときに、前記実施例と
同様に、CPU60は、駆動信号をソレノイド80に出
力して、受入れ不能硬貨回収手段40を、回動させて、
基準ガイド壁14から硬貨選別通路10内に突出させ
る。
【0081】その結果、硬貨Cは、前記実施例と同様
に、受入れ不能硬貨回収孔20内に導かれ、落下して、
図示しない受入れ不能硬貨回収ボックス30内に回収さ
れる。CPU60は、駆動信号をソレノイド80に出力
すると同時に、表示部65に、表示信号を出力して、受
入れ不能硬貨の表示枚数を1枚増大させる。これに対し
て、CPU60が、その硬貨Cが受入れ可能であると判
定しているときは、受入れ不能硬貨センサ50が、硬貨
Cを検出して、検出信号が入力されても、CPU60
は、駆動信号を、ソレノイド80に出力しない。
【0082】その結果、前記実施例と同様に、硬貨C
は、受入れ不能硬貨回収孔20上を通過して、硬貨選別
通路10内を、さらに、第1センサ51に向けて送られ
る。次いで、第1センサ51が、硬貨Cを検出して、検
出信号が、第1センサ51からCPU60に入力される
と、CPU60は、RAM62に記憶されている情報を
読み出して、その硬貨Cを、第1硬貨収納ボックス31
に収納させるべきと判定していたか否かを判定する。
【0083】その結果、その硬貨Cを、第1硬貨選別ボ
ックス31に収納させるべきと判定していたときは、C
PU60は、第1ソレノイド81に駆動信号を出力し
て、第1選別手段41を、回動させて、基準ガイド壁1
4から硬貨選別通路10内に突出させる。その結果、硬
貨Cは、前記実施例と同様に、第1選別孔21内に導か
れ、落下して、第1硬貨収納ボックス31内に収納され
る。CPU60は、第1ソレノイド81に駆動信号を出
力すると同時に、表示部65に表示信号を出力して、第
1硬貨収納ボックス31内に収納すべきと判定した硬貨
Cの金種の表示枚数を1枚増大させる。
【0084】これに対して、その硬貨Cを、第1硬貨選
別ボックス31に収納させるべきと判定していなかった
ときは、CPU60は、第1センサ51から検出信号が
入力されても、第1ソレノイド81に駆動信号を出力せ
ず、その結果、前記実施例と同様に、その硬貨Cは、第
1選別孔21上を通過して、硬貨選別通路10内を、さ
らに、第2センサ52に向けて送られる。
【0085】そして、第2センサ41が、硬貨Cを検出
して、検出信号がCPU60に出力されると、CPU6
0は、RAM62に記憶されている情報を読み出して、
その硬貨Cを、第2硬貨収納ボックス32に収納させる
べきと判定していたか否かを判定する。その結果、その
硬貨Cを、第2硬貨選別ボックス32に収納させるべき
と判定していたときは、CPU60は、第2ソレノイド
82に駆動信号を出力して、第2選別手段42を、回動
させて、基準ガイド壁14から硬貨選別通路10内に突
出させる。
【0086】その結果、前記実施例と同様に、硬貨C
は、第2選別孔22内に導かれ、落下して、図示しない
第2硬貨収納ボックス32内に収納される。CPU60
は、第2ソレノイド82に駆動信号を出力すると同時
に、表示部65に表示信号を出力して、第2硬貨収納ボ
ックス32内に収納すべきと判定した硬貨Cの金種の表
示枚数を1枚増大させる。
【0087】これに対して、その硬貨Cを、第2硬貨選
別ボックス32に収納させるべきと判定していなかった
ときは、CPU60は、第2センサ52から検出信号が
入力されても、第2ソレノイド82に駆動信号を出力せ
ず、その結果、前記実施例と同様に、その硬貨Cは、第
2選別孔22上を通過して、硬貨選別通路10内を、さ
らに、第3センサ53に向けて送られる。
【0088】そして、第3センサ53が、硬貨Cを検出
して、検出信号がCPU60に出力されると、CPU6
0は、RAM62に記憶されている情報を読み出して、
その硬貨Cを、第3選別孔22と連通する第3硬貨収納
ボックス33に収納させるべきと判定していたか否かを
判定する。その結果、その硬貨Cを、第3硬貨選別ボッ
クス33に収納させるべきと判定していたときは、CP
U60は、第3ソレノイド83に駆動信号を出力して、
第3選別手段43を、回動させて、基準ガイド壁14か
ら硬貨選別通路10内に突出させる。
【0089】その結果、前記実施例と同様に、硬貨C
は、第3選別孔23内に導かれ、落下して、第3硬貨収
納ボックス33内に収納される。CPU60は、第3ソ
レノイド83に駆動信号を出力すると同時に、表示部6
5に表示信号を出力して、第3硬貨収納ボックス33内
に収納すべきと判定した硬貨Cの金種の表示枚数を1枚
増大させる。
【0090】これに対して、その硬貨Cを、第3硬貨選
別ボックス33に収納させるべきと判定していなかった
ときは、CPU60は、第3センサ53から検出信号が
入力されても、第3ソレノイド83に駆動信号を出力せ
ず、その結果、前記実施例と同様に、その硬貨Cは、第
3選別孔23上を通過して、硬貨選別通路10内を、さ
らに、第4センサ54に向けて送られる。
【0091】そして、第4センサ54が、硬貨Cを検出
して、検出信号がCPU60に出力されると、CPU6
0は、RAM62に記憶されている情報を読み出して、
その硬貨Cを、第4選別孔24と連通する第4硬貨収納
ボックス34に収納させるべきと判定していたか否かを
判定する。その結果、その硬貨Cを、第4硬貨選別ボッ
クス34に収納させるべきと判定していたときは、CP
U60は、第4ソレノイド84に駆動信号を出力して、
第4選別手段44を、回動させて、基準ガイド壁14か
ら硬貨選別通路10内に突出させる。
【0092】その結果、前記実施例と同様に、硬貨C
は、第4選別孔24内に導かれ、落下して、第4硬貨収
納ボックス34内に収納される。CPU60は、第4ソ
レノイド84に駆動信号を出力すると同時に、表示部6
5に表示信号を出力して、第4硬貨収納ボックス34内
に収納すべきと判定した硬貨Cの金種の表示枚数を1枚
増大させる。
【0093】これに対して、その硬貨Cを、第4硬貨選
別ボックス34に収納させるべきと判定していなかった
ときは、CPU60は、第4センサ54から検出信号が
入力されても、第4ソレノイド84に駆動信号を出力せ
ず、その結果、前記実施例と同様に、その硬貨Cは、前
記実施例と同様に、第4選別孔24上を通過して、硬貨
選別通路10内を、さらに、第5センサ55に向けて送
られる。
【0094】そして、第5センサ55が、硬貨Cを検出
して、検出信号がCPU60に出力されると、CPU6
0は、RAM62に記憶されている情報を読み出して、
その硬貨Cを、第5選別孔25と連通する第5硬貨収納
ボックス35に収納させるべきと判定していたか否かを
判定する。その結果、その硬貨Cを、第5硬貨選別ボッ
クス35に収納させるべきと判定していたときは、CP
U60は、第5ソレノイド85に駆動信号を出力して、
第5選別手段45を、図1において、時計方向に、約9
0度、回動させて、基準ガイド壁14から硬貨選別通路
10内に突出させる。
【0095】その結果、硬貨Cは、第5選別孔25内に
導かれ、落下して、第5硬貨収納ボックス35内に収納
される。CPU60は、第5ソレノイド85に駆動信号
を出力すると同時に、表示部65に表示信号を出力し
て、第5硬貨収納ボックス35内に収納すべきと判定し
た硬貨Cの金種の表示枚数を1枚増大させる。これに対
して、CPU60が、その硬貨Cを、第5硬貨選別ボッ
クス35に収納させるべきと判定していなかったときに
は、CPU60は、第5センサ55から検出信号が入力
されても、第5ソレノイド85に駆動信号を出力せず、
その結果、第5選別手段45は、その平面状側面が、硬
貨選別通路10の基準ガイド壁14の内面に連なる位置
に保持され、また、第5選別孔25は、その硬貨選別通
路10の幅方向の開口長さが、処理すべき最小径の硬貨
Cより小さくなるように形成されているため、その硬貨
Cは、図5に示されるのと同様に、第5選別孔25上を
通過して、硬貨選別通路10内を、さらに、第6センサ
56に向けて送られる。
【0096】こうして、第6センサ56に向けて送られ
た硬貨Cは、第6センサ56により検出された後、硬貨
回収孔26内に落下して、硬貨回収ボックス36内に回
収される。CPU60は、第6センサ56から検出信号
が入力されたときは、表示部65に表示信号を出力し
て、汚損硬貨Cの表示枚数を1枚増大させる。ここに、
第6センサ56に対応して、選別手段が設けられてはお
らず、第6センサ56により検出された硬貨Cは、すべ
て、硬貨回収孔26内に落下して、硬貨回収ボックス3
6により回収されるように構成されているのは、本実施
例においては、処理すべき硬貨Cの金種は4種類であ
り、受入れ不能な硬貨Cは、受入れ不能硬貨回収ボック
ス30により回収され、受入れ可能な硬貨Cは、金種別
に、第1硬貨収納ボックス31ないし第5硬貨収納ボッ
クス35内に、それぞれ、収納されるように、硬貨選別
装置が構成されており、硬貨Cが、第6センサ56によ
り検出されたということは、その硬貨Cは、汚損硬貨C
であって、硬貨回収孔26により回収されるべきもので
あることを意味しているからである。
【0097】本実施例によれば、4種類の金種の硬貨C
を処理すべき場合に、受入れ可能な硬貨Cを金種別に収
納する第1硬貨収納ボックス31ないし第5硬貨収納ボ
ックス35を備えており、入金された硬貨Cの中に、特
定の金種の硬貨Cがとくに多く含まれているため、その
金種の硬貨Cを収納している硬貨収納ボックスに、硬貨
Cを収納することが困難になった場合には、その硬貨C
は、硬貨Cが収納されていない硬貨収納ボックス内に自
動的に収納されるように構成されているから、入金され
た硬貨Cの中に、特定の金種の硬貨Cがとくに多く含ま
れているときにも、選別動作を中断しなければならなく
なることが防止され、効率良く、貨幣の選別をおこなう
ことが可能になる。さらに、汚損硬貨Cを、汚損レベル
の低い硬貨Cから、自動的に選別することが可能にな
る。
【0098】図15は、本発明の別の実施例に係る硬貨
選別装置を含む硬貨入金機の略平面図である。図15に
示された硬貨選別装置は、硬貨選別通路10の構成のみ
を、第6図に示された硬貨選別装置と異にしている。す
なわち、受入れ不能硬貨回収孔20、第1選別孔21、
第2選別孔22、第3選別孔23、第4選別孔24およ
び第5選別孔25は、それぞれ、処理すべき最大径の硬
貨を落下させるのに十分な開口部を有するように形成さ
れており、前記実施例と同様に、それぞれ、受入れ不能
硬貨回収ボックス30、第1硬貨収納ボックス31、第
2硬貨収納ボックス32、第3硬貨収納ボックス33、
第4硬貨収納ボックス34および第5硬貨収納ボックス
35に連通している。受入れ不能硬貨回収孔20、第1
選別孔21、第2選別孔22、第3選別孔23、第4選
別孔24および第5選別孔25の下方には、それぞれ、
受入れ不能硬貨回収ドラム90、第1選別ドラム91、
第2選別ドラム92、第3選別ドラム93、第4選別ド
ラム94および第5選別ドラム95が設けられている。
受入れ不能硬貨回収ドラム90、第1選別ドラム91、
第2選別ドラム92、第3選別ドラム93、第4選別ド
ラム94および第5選別ドラム95の各々は、円筒体
を、その軸に平行な面に沿って、その側部の一部を切り
欠いた形状を有し、硬貨選別通路10の長手方向と垂直
な線と平行な軸まわりに、回収ドラム駆動ソレノイド1
00、第1ドラム駆動ソレノイド101、第2ドラム駆
動ソレノイド102、第3ドラム駆動ソレノイド10
3、第4ドラム駆動ソレノイド104および第5ドラム
駆動ソレノイド105によって、回転可能に配置されて
いる。前記実施例と同様に、受入れ不能硬貨回収孔2
0、第1選別孔21、第2選別孔22、第3選別孔2
3、第4選別孔24および第5選別孔25の直上流側の
硬貨選別通路10には、受入れ不能硬貨センサ50、第
1センサ51、第2センサ52、第3センサ53、第4
センサ54および第5センサ55が設けられており、ま
た、第6センサ56および硬貨回収孔26は、前記実施
例と全く同様の構成を有している。
【0099】図16は、図15に示された硬貨選別装置
のブロックダイアグラムである。図16に示された硬貨
選別装置は、ソレノイド80、第1ソレノイド81、第
2ソレノイド82、第3ソレノイド83、第4ソレノイ
ド84および第5ソレノイド85に代えて、回収ドラム
駆動ソレノイド100、第1ドラム駆動ソレノイド10
1、第2ドラム駆動ソレノイド102、第3ドラム駆動
ソレノイド103、第4ドラム駆動ソレノイド104お
よび第5ドラム駆動ソレノイド105が設けられている
点でのみ、図6に示された硬貨選別装置と異なってお
り、その他は、図6に示された硬貨選別装置と同一であ
る。
【0100】図17、図18および図19は、それぞ
れ、図15のX−X線略断面図であり、図17は、硬貨
Cが、第1選別孔21上を通過する状態を示し、図18
は、硬貨Cが、第1選別孔21内に落下を開始した状態
を示し、図19は、硬貨Cが、第1選別孔21内に落下
しつつある状態を示している。図17に示されるよう
に、第1選別ドラム91は、硬貨Cを、第1選別孔21
上を通過させ、硬貨選別通路10の下流へ送るときは、
その円筒状側面が、硬貨選別通路10の表面とほぼ同じ
レベルに位置するような位置に保持されている。第1選
別ドラム91の上方の搬送ベルト13の上面には、押さ
えローラ15が配置されている。この状態では、図17
において、第1選別孔21の第1選別ドラム91の左側
の開口部および第1選別ドラム91の右側の開口部か
ら、処理すべき最小径の硬貨Cが落下し得ないように、
第1選別孔21の大きさ、第1選別ドラム91の形状、
第1選別孔21との相対的位置関係および搬送ベルト1
3ならびに押さえローラ15の押圧力が設定されてい
る。すなわち、硬貨Cが、第1選別孔21上に達して
も、第1選別ドラム91の円筒状側面によって支持され
るまでは、硬貨Cが、第1選別孔21内に落下すること
がなく、硬貨Cが、硬貨選別通路10の第1選別孔21
の上流側表面により支持されなくなっても、第1選別ド
ラム91の円筒状側面により支持されることによって、
第1選別孔21内に落下することがなく、かつ、硬貨C
が、第1選別ドラム91の円筒状側面により支持されな
くなっても、硬貨選別通路10の第1選別孔21の下流
側表面により支持されるまでは、第1選別孔21内に落
下することがないように、第1選別孔21の大きさ、第
1選別ドラム91の形状、第1選別孔21との相対的位
置関係および搬送ベルト13ならびに押さえローラ15
の押圧力が設定されている。
【0101】第1センサ51が、硬貨Cを検出し、検出
信号を、CPU60に出力すると、CPU60は、RA
M62に記憶された情報を読み出す。その結果、その硬
貨Cが、硬貨収納ボックス31内に収納すべき硬貨Cで
あると判定していたと判定したときは、CPU60は駆
動信号を、第1ドラム駆動ソレノイド101に出力し、
図18に示すように、第1選別ドラム91は、第1ドラ
ム駆動ソレノイド101によって、軸106まわりに、
反時計まわりに、回転される。その結果、第1選別ドラ
ム91の円筒状側面は、硬貨選別通路10の表面より下
方に下がるため、硬貨Cは、第1選別ドラム91の円筒
状側面によって支持されなくなり、第1選別孔21内に
落下を開始する。そして、硬貨Cは、図19に示される
ように、第1選別ドラム91の平面状側面に沿って落下
し、第1選別孔21に連通する第1硬貨収納ボックス3
1内に収納される。
【0102】第1センサ51からの検出信号が、CPU
60に入力されなくなってから所定時間が経過すると、
CPU60は、第1ドラム駆動ソレノイド101に、復
帰信号を出力し、その結果、第1選別ドラム91は、第
1ドラム駆動ソレノイド101により、図19におい
て、軸106まわりに、時計まわりに、回転され、図1
7に示す位置に復帰する。ここに、図19に示すよう
に、硬貨Cが、第1選別ドラム91の平面状側面に沿っ
て、落下するようになり、第1選別ドラム91を、図1
7に示す位置に復帰させても、落下させるべき硬貨C
が、確実に、第1硬貨収納ボックス31に収納されるよ
うなタイミングで、CPU60から、第1ドラム駆動ソ
レノイド101に、復帰信号が出力されるように、所定
時間は設定されている。
【0103】図17、図18および図19には、第1選
別孔21および第1選別ドラム91のみが示されている
が、受入れ不能硬貨回収孔20、第2選別孔22、第3
選別孔23、第4選別孔24および第5選別孔25も、
第1選別孔21と同様の構成を有し、また、受入れ不能
硬貨回収ドラム90、第2選別ドラム92、第3選別ド
ラム93、第4選別ドラム94および第5選別ドラム9
5も、第1選別ドラム91と同様の構成を有し、同様に
動作するように構成されている。
【0104】本実施例に係る硬貨選別装置は、選別モー
ド選択手段63によって、第1自動選別モードが選択さ
れた場合には、CPU60から、ソレノイド80、第1
ソレノイド81、第2ソレノイド82、第3ソレノイド
83、第4ソレノイド84および第5ソレノイド85
に、駆動信号が出力され、その結果、受入れ不能硬貨回
収手段40、第1選別手段41、第2選別手段42、第
3選別手段43、第4選別手段44および第5選別手段
45が回動される代わりに、回収ドラム駆動ソレノイド
100、第1ドラム駆動ソレノイド101、第2ドラム
駆動ソレノイド102、第3ドラム駆動ソレノイド10
3、第4ドラム駆動ソレノイド104および第5ドラム
駆動ソレノイド105に、駆動信号が出力され、受入れ
不能硬貨回収ドラム90、第1選別ドラム91、第2選
別ドラム92、第3選別ドラム93、第4選別ドラム9
4および第5選別ドラム95が回転される点を除き、図
7ないし図10に示されるフローチャートと、同様にし
て、硬貨Cを選別する。
【0105】また、本実施例に係る硬貨選別装置は、選
別モード選択手段63によって、第2自動選別モードが
選択された場合には、CPU60から、ソレノイド8
0、第1ソレノイド81、第2ソレノイド82、第3ソ
レノイド83、第4ソレノイド84および第5ソレノイ
ド85に、駆動信号が出力され、その結果、受入れ不能
硬貨回収手段40、第1選別手段41、第2選別手段4
2、第3選別手段43、第4選別手段44および第5選
別手段45が回動される代わりに、回収ドラム駆動ソレ
ノイド100、第1ドラム駆動ソレノイド101、第2
ドラム駆動ソレノイド102、第3ドラム駆動ソレノイ
ド103、第4ドラム駆動ソレノイド104および第5
ドラム駆動ソレノイド105に、駆動信号が出力され、
受入れ不能硬貨回収ドラム90、第1選別ドラム91、
第2選別ドラム92、第3選別ドラム93、第4選別ド
ラム94および第5選別ドラム95が回転される点の除
き、図10ないし図14に示されるフローチャートと、
同様にして、硬貨Cを選別する。
【0106】図20は、本発明の他の実施例に係る紙幣
選別装置を含む紙幣入金機の略側面図である。図20に
おいて、本実施例に係る紙幣選別装置を含む紙幣入金機
は、投入された紙幣Bを集積する紙幣集積部110と、
紙幣集積部110内に集積された紙幣Bのうち、最下の
紙幣Bの下面に当接し、回転にともなって、最下の紙幣
Bの下面とその表面との間に生成した摩擦力により、紙
幣集積部110から、紙幣Bを、1枚づつ、紙幣通路1
12に繰り出す繰り出しローラ111とを備えている。
【0107】紙幣通路112には、紙幣Bの材質を磁気
的に検出する磁気センサ113および紙幣Bの外形およ
び印刷パターンを光学的に検出する光学センサ114が
設けられており、検出信号は、後述するCPUに出力さ
れるように構成されている。紙幣通路112の下流端に
は、紙幣選別通路115が接続されており、紙幣選別通
路115には、受入れ不能紙幣回収フォーク120、第
1フォーク121、第2フォーク122、第3フォーク
123、第4フォーク124および第5フォーク125
が設けられており、受入れ不能紙幣回収フォーク12
0、第1フォーク121、第2フォーク122、第3フ
ォーク123、第4フォーク124および第5フォーク
125の直上流側には、受入れ不能紙幣センサ130、
第1紙幣センサ131、第2紙幣センサ132、第3紙
幣センサ133、第4紙幣センサ134および第5紙幣
センサ155が配置されている。
【0108】受入れ不能紙幣回収フォーク120、第1
フォーク121、第2フォーク122、第3フォーク1
23、第4フォーク124および第5フォーク125の
下方には、それぞれ、受入れ不能紙幣回収ボックス14
0、第1紙幣収納ボックス141、第2紙幣収納ボック
ス142、第3紙幣収納ボックス143、第4紙幣収納
ボックス144および第5紙幣収納ボックス145が設
けられており、後述するCPUから、図示しない回収フ
ォーク駆動ソレノイド、第1フォーク駆動ソレノイド、
第2フォーク駆動ソレノイド、第3フォーク駆動ソレノ
イド、第4フォーク駆動ソレノイドまたは第5フォーク
駆動ソレノイドに駆動信号が出力されると、受入れ不能
紙幣回収フォーク120、第1フォーク121、第2フ
ォーク122、第3フォーク123、第4フォーク12
4または第5フォーク125が駆動されて、紙幣選別通
路115内を搬送されている紙幣Bが、受入れ不能紙幣
回収ボックス140、第1紙幣収納ボックス141、第
2紙幣収納ボックス142、第3紙幣収納ボックス14
3、第4紙幣収納ボックス144または第5紙幣収納ボ
ックス145内に収納されるように構成されている。
【0109】さらに、第5フォーク125の下流側の紙
幣選別通路115には、第6紙幣センサ136が、ま
た、第6紙幣センサ136の下流側の紙幣選別通路11
5の下方には、紙幣回収ボックス146が設けられてい
る。図21は、図20に示された紙幣選別装置のブロッ
クダイアグラムである。図20および図21に示された
紙幣選別装置は、紙幣Bを選別を選別するように構成さ
れており、図6に示された硬貨選別装置のソレノイド8
0、第1ソレノイド81、第2ソレノイド82、第3ソ
レノイド83、第4ソレノイド84および第5ソレノイ
ド85に対応して、回収フォーク駆動ソレノイド15
0、第1フォーク駆動ソレノイド151、第2フォーク
駆動ソレノイド152、第3フォーク駆動ソレノイド1
53、第4フォーク駆動ソレノイド154および第5フ
ォーク駆動ソレノイド155が設けられ、図6に示され
た硬貨選別装置の受入れ不能回収手段30、第1選別手
段41、第2選別手段42、第3選別手段43、第4選
別手段44および第5選別手段45に対応して、受入れ
不能紙幣回収フォーク120、第1フォーク121、第
2フォーク122、第3フォーク123、第4フォーク
124および第5フォーク125が設けられ、図6に示
された硬貨選別装置の受入れ不能硬貨回収孔20、第1
選別孔21、第2選別孔22、第3選別孔23、第4選
別孔24および第5選別孔25と連通する受入れ不能硬
貨回収ボックス30、第1硬貨収納ボックス31、第2
硬貨収納ボックス32、第3硬貨収納ボックス33、第
4硬貨収納ボックス34、第5硬貨収納ボックス35お
よび硬貨回収ボックス36に対応して、受入れ不能紙幣
回収ボックス140、第1紙幣収納ボックス141、第
2紙幣収納ボックス142、第3紙幣収納ボックス14
3、第4紙幣収納ボックス144、第5紙幣収納ボック
ス145および紙幣回収ボックス146が設けられ、図
6に示された硬貨選別装置の第1硬貨枚数検出手段7
1、第2硬貨枚数検出手段72、第3硬貨枚数検出手段
73、第4硬貨枚数検出手段74および第5硬貨枚数検
出手段75に対応して、第1紙幣収納ボックス141、
第2紙幣収納ボックス142、第3紙幣収納ボックス1
43、第4紙幣収納ボックス144および第5紙幣収納
ボックス145内に収納された紙幣Bの枚数Nが所定枚
数Noに達したときに、CPU60に、収納停止信号を
出力する第1紙幣枚数検出手段161、第2紙幣枚数検
出手段162、第3紙幣枚数検出手段163、第4紙幣
枚数検出手段164および第5紙幣枚数検出手段165
が設けられている。繰り出しローラ111は、モータ1
70によって回転され、モータ170は、紙幣Bを、紙
幣通路112および紙幣選別通路115内を搬送する複
数の搬送ベルト(図示せず)をも、駆動可能に構成され
ている。
【0110】このように構成された紙幣選別装置におい
ては、図6に示された硬貨選別装置において、硬貨Cが
選別されるのと同様にして、紙幣Bが選別される。すな
わち、選別モード選択手段63によって、第1自動選別
モードが選択された場合には、図6に示された硬貨選別
装置において、図7ないし図10に示されるフローチャ
ートにしたがって、硬貨Cが選別されるのと同様に、C
PU60から、回収フォーク駆動ソレノイド150、第
1フォーク駆動ソレノイド151、第2フォーク駆動ソ
レノイド152、第3フォーク駆動ソレノイド153、
第4フォーク駆動ソレノイド154および第5フォーク
駆動ソレノイド155に、選択的に、駆動信号が出力さ
れ、受入れ不能紙幣選別フォーク120、第1フォーク
121、第2フォーク122、第3フォーク123、第
4フォーク124または第5フォーク125が駆動され
て、受入れ不能紙幣回収ボックス140、第1紙幣収納
ボックス141、第2紙幣収納ボックス142、第3紙
幣収納ボックス143、第4紙幣収納ボックス144ま
たは第5紙幣収納ボックス145内に、紙幣Bが選別さ
れて、収納される。
【0111】すなわち、3種類の金種の紙幣Bを選別す
るときには、受入れ不能紙幣回収ボックス140内に
は、偽造紙幣や外国紙幣などの受入れ不能紙幣Bが回収
され、受入れ可能な紙幣Bは、まず、その金種にしたが
って、第1紙幣収納ボックス141、第2紙幣収納ボッ
クス142および第3紙幣収納ボックス143内に収納
され、これらいずれかの紙幣収納ボックスに収納された
紙幣Bの枚数Nが、所定枚数Noに達したときは、ま
ず、第4紙幣収納ボックス144内に、その紙幣収納ボ
ックス内に収納されるべき紙幣Bが収納され、さらに、
第1紙幣収納ボックス141、第2紙幣収納ボックス1
42、第3紙幣収納ボックス143および第4紙幣収納
ボックス144のいずれかに、所定枚数Noの紙幣Bが
収納されたときは、第5紙幣収納ボックス145内に、
その紙幣収納ボックス内に収納されるべき紙幣Bが収納
される。そして、第4紙幣収納ボックス144および第
5紙幣収納ボックス145が、第1紙幣収納ボックス1
41、第2紙幣収納ボックス142および第3紙幣収納
ボックス143に収納できない紙幣Bを収納し得なくな
ったときに、紙幣Bの選別動作が終了する。
【0112】また、本実施例に係る紙幣選別装置におい
ては、選別モード選択手段63によって、第2自動選別
モードが選択された場合には、図6に示された硬貨選別
装置において、図11ないし図14に示されるフローチ
ャートにしたがって、硬貨Cが選別されるのと同様にし
て、CPU60から、回収フォーク駆動ソレノイド15
0、第1フォーク駆動ソレノイド151、第2フォーク
駆動ソレノイド152、第3フォーク駆動ソレノイド1
53、第4フォーク駆動ソレノイド154および第5フ
ォーク駆動ソレノイド155に、選択的に、駆動信号が
出力され、受入れ不能紙幣選別フォーク120、第1フ
ォーク121、第2フォーク122、第3フォーク12
3、第4フォーク124または第5フォーク125が駆
動されて、受入れ不能紙幣回収ボックス140、第1紙
幣収納ボックス141、第2紙幣収納ボックス142、
第3紙幣収納ボックス143、第4紙幣収納ボックス1
44、第5紙幣収納ボックス145または紙幣回収ボッ
クス146内に、紙幣Bが選別されて、収納される。
【0113】すなわち、3種類の金種の紙幣Bを選別す
るときには、受入れ不能紙幣回収ボックス140内に
は、偽造紙幣や外国紙幣などの受入れ不能紙幣Bが回収
され、受入れ可能な紙幣Bのうち、汚損レベルが所定レ
ベル以上の汚損紙幣Bは、紙幣回収ボックス146内に
回収され、受入れ可能な紙幣Bでかつ汚損レベルが所定
レベル未満の紙幣Bは、まず、その金種にしたがって、
第1紙幣収納ボックス141、第2紙幣収納ボックス1
42および第3紙幣収納ボックス143内に収納され、
これらいずれかの紙幣収納ボックスに、所定枚数の紙幣
Bが収納されたときは、まず、第4紙幣収納ボックス1
44内に、その紙幣収納ボックス内に収納されるべき紙
幣Bが収納され、さらに、第1紙幣収納ボックス14
1、第2紙幣収納ボックス142、第3紙幣収納ボック
ス143および第4紙幣収納ボックス144のいずれか
に、所定枚数Noの紙幣Bが収納されたときは、第5紙
幣収納ボックス145内に、その紙幣収納ボックス内に
収納されるべき紙幣Bが収納される。そして、第4紙幣
収納ボックス144および第5紙幣収納ボックス145
が、第1紙幣収納ボックス141、第2紙幣収納ボック
ス142および第3紙幣収納ボックス143に収納でき
ない紙幣Bを収納し得なくなったときに、紙幣Bの選別
動作が終了する。
【0114】本実施例によれば、紙幣入金機に投入され
た紙幣Bに、特定の金種の紙幣Bがとくに多く含まれて
おり、その金種の紙幣Bが、紙幣収納ボックス内に収納
できなくなった場合にも、その金種の紙幣Bは、他の紙
幣収納ボックス内に収納され得るから、選別動作が中断
されることを防止することができ、効率良く、紙幣Bの
選別をおこなうことが可能になる。また、第2自動選別
モードが選択された場合には、自動的に、汚損紙幣Bを
汚損されていない紙幣Bから選別することが可能にな
る。
【0115】本発明は、以上の実施例に限定されること
なく特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の
変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含され
るものであることはいうまでもない。たとえば、図1な
いし図14に示された実施例および図15ないし図19
に示された実施例においては、第1硬貨枚数検出手段7
1、第2硬貨枚数検出手段72、第3硬貨枚数検出手段
73、第4硬貨枚数検出手段74および第5硬貨枚数検
出手段75を設け、これらが、対応する硬貨収納ボック
スに収納された硬貨Cの枚数Nが、所定枚数Noに達し
たときに、収納停止信号を、CPU60に出力するよう
に構成されており、また、図14および図15に示され
た実施例においては、第1紙幣枚数検出手段161、第
2紙幣枚数検出手段162、第3紙幣枚数検出手段16
3、第4紙幣枚数検出手段164および第5紙幣枚数検
出手段165を設け、これらが、対応する紙幣収納ボッ
クス内に収納された紙幣Bの枚数Nが、所定枚数Noに
達したときに、収納停止信号、CPU60に出力するよ
うに構成されているが、磁気センサ6、103および光
学センサ7、104からの検出信号に基づき、CPU6
0に、RAM62に設けられたカウンタに、カウント値
を記憶させ、これを読み出すことにより、第1硬貨収納
ボックス31、第2硬貨収納ボックス32、第3硬貨収
納ボックス33、第4硬貨収納ボックス34または第5
硬貨収納ボックス35内に収納された硬貨Cの枚数N、
あるいは、第1紙幣収納ボックス141、第2紙幣収納
ボックス142、第3紙幣収納ボックス143、第4紙
幣収納ボックス144および第5紙幣収納ボックス14
5内に収納された紙幣Bの枚数Nが所定枚数Noに達し
たか否かを判定するようにしてもよい。逆に、受入れ不
能硬貨回収ボックス30および/または硬貨回収ボック
ス36に、硬貨枚数検出手段を設けても、また、受入れ
不能紙幣回収ボックス140および/または紙幣回収ボ
ックス146に、紙幣枚数検出手段を設けてもよい。
【0116】また、図1ないし図14に示された実施例
においては、硬貨Cが、その上を、それぞれ、通過可能
なように、受入れ不能硬貨回収孔20、第1選別孔2
1、第2選別孔22、第3選別孔23、第4選別孔24
および第5選別孔25の硬貨選別通路10の幅方向の長
さは、処理すべき最小径の硬貨Cより小さくなるように
形成されているが、これらの開口部の大きさを、処理す
べき最大径の硬貨Cを落下させるのに十分な大きさに形
成し、基準ガイド壁14に沿って、硬貨Cが搬送される
ときは、硬貨Cが、受入れ不能硬貨回収孔20、第1選
別孔21、第2選別孔22、第3選別孔23、第4選別
孔24および第5選別孔25内に落下せず、受入れ不能
硬貨回収手段40、第1選別手段41、第2選別手段4
2、第3選別手段43、第4選別手段44または第5選
別手段45が回動されたときは、受入れ不能硬貨回収孔
20、第1選別孔21、第2選別孔22、第3選別孔2
3、第4選別孔24および第5選別孔25内に落下する
ような位置に、受入れ不能硬貨回収孔20、第1選別孔
21、第2選別孔22、第3選別孔23、第4選別孔2
4および第5選別孔25を配置するようにしてもよい。
【0117】さらに、図1ないし図19に示された実施
例においては、受入れ不能硬貨回収孔20および受入れ
不能硬貨回収ボックス30を設け、偽造硬貨、外国硬貨
などの受入れ不能な硬貨を、受入れ不能硬貨回収ボック
ス30に回収しているが、これらを、硬貨選別装置回収
することなく、硬貨入金機外に、ただちに、返却するよ
うにしてもよい。同様に、図20ないし図21に示され
た実施例においては、受入れ不能紙幣選別フォーク12
0および受入れ不能紙幣回収ボックス140を設けて、
偽造紙幣、外国紙幣などの受入れ不能な紙幣を、受入れ
不能紙幣回収ボックス140に回収しているが、これら
を、紙幣選別装置内に内に回収することなく、紙幣入金
機外に、ただちに、返却するようにしてもよい。
【0118】また、図1ないし図14に示された実施例
においては、受入れ不能硬貨回収手段40、第1選別手
段41、第2選別手段42、第3選別手段43、第4選
別手段44および第5選別手段45を、半円筒状に形成
しているが、硬貨Cを、基準ガイド壁14から離れるよ
うに押しやることのできるものであれば、たとえば、ア
ームなど、他の形状に形成することもできる。
【0119】さらに、図15ないし図19に示された実
施例においては、受入れ不能硬貨回収ドラム90、第1
選別ドラム91、第2選別ドラム92、第3選別ドラム
93、第4選別ドラム94および第5選別ドラム95
を、円筒体を、その軸に平行な面に沿って、その側部の
一部を切り欠いて、形成しているが、これらは、対応す
るソレノイドに駆動信号が出力されないときは、硬貨C
が、対応する孔上を通過可能で、対応するソレノイドに
駆動信号が出力されて、回転されたときは、その側面に
沿って、硬貨Cが、対応する孔内に落下可能に構成され
ていれば十分である。したがって、これらを、大径部と
小径部とを備えた回転体により構成し、対応するソレノ
イドに駆動信号が出力されていないときは、大径部の頂
部のレベルが、硬貨選別通路10の表面のレベルとほぼ
等しくなるような位置に保持され、対応するソレノイド
に駆動信号が出力されたときは、回転体が、大径部の頂
部のレベルが、貨幣通路の表面のレベルよりも低くなる
ように回転されるように構成すればよい。
【0120】また、図1ないし図14に示された実施例
においては、受入れ不能硬貨回収孔20、第1選別孔2
1、第2選別孔22、第3選別孔23、第4選別孔24
および第5選別孔25には、それぞれ、対応して、受入
れ不能硬貨回収手段40、第1選別手段41、第2選別
手段42、第3選別手段43、第4選別手段44および
第5選別手段45が設けられているのに対し、硬貨回収
孔26には、選別手段あるいは回収手段が設けられてい
ないが、硬貨回収孔26に対応して、選別手段あるいは
回収手段を設けてもよい。かかる選別手段あるいは回収
手段が、硬貨回収孔26に対応して設けられたときは、
第2自動選別モードが選択されたときに、汚損硬貨C
を、硬貨回収ボックス36に回収することなく、受入れ
不能硬貨回収ボックス30、第1硬貨収納ボックス3
1、第2硬貨収納ボックス32、第3硬貨収納ボックス
33、第4硬貨収納ボックス34または第5硬貨収納ボ
ックス35のいずれかに回収することができるととも
に、汚損されていない硬貨Cで、特定の金種を硬貨C
を、選択的に、硬貨回収ボックス36内に収納すること
が可能になる。さらに、図15ないし図19に示された
実施例においても、受入れ不能硬貨回収孔20、第1選
別孔21、第2選別孔22、第3選別孔23、第4選別
孔24および第5選別孔25には、それぞれ、対応し
て、受入れ不能硬貨回収ドラム90、第1選別ドラム9
1、第2選別ドラム92、第3選別ドラム93、第4選
別ドラム94、第5選別ドラム95が設けられているの
に対し、硬貨回収孔26には、選別ドラムあるいは回収
ドラムが設けられていないが、硬貨回収孔26に対応し
て、選別ドラムあるいは回収ドラムを設けてもよい。か
かる選別ドラムあるいは回収ドラムが、硬貨回収孔26
に対応して設けられたときは、第2自動選別モードが選
択されたときに、汚損硬貨Cを、硬貨回収ボックス36
に回収することなく、受入れ不能硬貨回収ボックス3
0、第1硬貨収納ボックス31、第2硬貨収納ボックス
32、第3硬貨収納ボックス33、第4硬貨収納ボック
ス34または第5硬貨収納ボックス35のいずれかに回
収することができるとともに、汚損されていない硬貨C
で、特定の金種を硬貨Cを、選択的に、硬貨回収ボック
ス36内に収納することが可能になる。同様に、図20
および図21に示された実施例においては、受入れ不能
紙幣回収ボックス140、第1紙幣収納ボックス14
1、第2紙幣収納ボックス142、第3紙幣収納ボック
ス143、第4紙幣収納ボックス144および第5紙幣
収納ボックス145には、それぞれ、対応して、受入れ
不能紙幣選別フォーク120、第1フォーク121、第
2フォーク122、第3フォーク123、第4フォーク
124および第5フォーク125が設けられているのに
対し、紙幣回収ボックス146には、フォークが設けら
れていないが、紙幣回収ボックス146に対応して、こ
のようなフォークを設けてもよい。このようなフォーク
が、紙幣回収ボックス146に対応して設けられたとき
は、第2自動選別モードが選択されたときに、汚損紙幣
Bを、紙幣回収ボックス146に回収することなく、受
入れ不能紙幣回収ボックス140、第1紙幣収納ボック
ス141、第2紙幣収納ボックス142、第3紙幣収納
ボックス143、第4紙幣収納ボックス144または第
5紙幣収納ボックス145のいずれかに回収することが
できるとともに、汚損されていない紙幣Bで、特定の金
種を紙幣Bを、選択的に、紙幣回収ボックス146内に
収納することが可能になる。
【0121】さらに、前記実施例においては、受入れ不
能硬貨回収ボックス30あるいは受入れ不能紙幣回収ボ
ックス140を、硬貨選別通路10あるいは紙幣選別通
路115の最も上流側に設けているが、受入れ不能硬貨
回収ボックス30あるいは受入れ不能紙幣回収ボックス
140の位置は任意に決定することができる。また、図
1ないし図19に示された実施例においては、硬貨C
を、順次、第1硬貨収納ボックス31、第2硬貨収納ボ
ックス32、第3硬貨収納ボックス33、第4硬貨収納
ボックス34、第5硬貨収納ボックス35に収納してい
るが、最初に選別された受入れ可能な硬貨Cを、第1硬
貨収納ボックス31以外の硬貨収納ボックス内に収納す
るようにしてもよい。同様に、図20および図21に示
された実施例において、最初に選別された受入れ可能な
紙幣Bを、第1紙幣収納ボックス141以外の紙幣収納
ボックス内に収納するようにしてもよい。
【0122】また、前記実施例においては、硬貨Cまた
は紙幣Bを回収または収納するボックスを7つ設けてい
るが、ボックスの数は、7つに限定されるわけではな
く、ボックスの数は、選別すべき硬貨Cまたは紙幣Bの
金種の数よりも多ければ十分である。さらに、本発明に
おいて、各手段は、必ずしも物理的手段を意味するもの
ではなく、各手段の機能が、ソフトウエアによって実現
される場合も、本発明は包含し、2以上の手段の機能
が、1つの物理的手段により実現される場合も、また、
1つの手段の機能が、2以上の物理的手段により実現さ
れる場合も、本発明は包含する。
【0123】
【発明の効果】本発明によれば、貨幣処理機に投入され
た貨幣に、特定の金種の貨幣がとくに多く含まれている
場合にも、効率良く、貨幣の選別をおこなうことのでき
る貨幣選別装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例にかかる硬貨選別装置
を含む硬貨入金機の略平面図である。
【図2】図2は、第1センサの直前に、硬貨が搬送され
てきた状態を示す略平面図である。
【図3】図3は、硬貨が、第1センサにより検出された
後、第1選別手段によって、第1選別孔に送られる状態
を示す略平面図である。
【図4】図4は、硬貨が、第1選別孔内に落下しつつあ
る状態を示す略横断面図である。
【図5】図5は、硬貨が、第1センサにより検出された
後、第1選別孔上を通過している状態を示す略平面図で
ある。
【図6】図6は、本発明の実施例に係る硬貨選別装置の
ブロックダイアグラムである。
【図7】図7は、選別モード指定手段によって、第1自
動選別モードが選択された場合に、本発明の実施例に係
る硬貨選別装置によって実行される硬貨Cの選別動作を
示すフローチャートの一部を示す図面である。
【図8】図8は、選別モード指定手段によって、第1自
動選別モードが選択された場合に、本発明の実施例に係
る硬貨選別装置によって実行される硬貨Cの選別動作を
示すフローチャートの一部を示す図面である。
【図9】図9は、選別モード指定手段によって、第1自
動選別モードが選択された場合に、本発明の実施例に係
る硬貨選別装置によって実行される硬貨Cの選別動作を
示すフローチャートの一部を示す図面である。
【図10】図10は、選別モード指定手段によって、第
1自動選別モードが選択された場合に、本発明の実施例
に係る硬貨選別装置によって実行される硬貨Cの選別動
作を示すフローチャートの一部を示す図面である。
【図11】図11は、選別モード指定手段によって、第
2自動選別モードが選択された場合に、本発明の実施例
に係る硬貨選別装置によって実行される硬貨Cの選別動
作を示すフローチャートの一部を示す図面である。
【図12】図12は、選別モード指定手段によって、第
2自動選別モードが選択された場合に、本発明の実施例
に係る硬貨選別装置によって実行される硬貨Cの選別動
作を示すフローチャートの一部を示す図面である。
【図13】図13は、選別モード指定手段によって、第
2自動選別モードが選択された場合に、本発明の実施例
に係る硬貨選別装置によって実行される硬貨Cの選別動
作を示すフローチャートの一部を示す図面である。
【図14】図14は、選別モード指定手段によって、第
2自動選別モードが選択された場合に、本発明の実施例
に係る硬貨選別装置によって実行される硬貨Cの選別動
作を示すフローチャートの一部を示す図面である。
【図15】図15は、本発明の別の実施例に係る硬貨選
別装置を含む硬貨入金機の略平面図である。
【図16】図16は、図15に示された硬貨選別装置の
ブロックダイアグラムである。
【図17】図17は、図15のX−X線略断面図であ
り、硬貨が、第1選別孔上を通過する状態を示す図面で
ある。
【図18】図18は、図15のX−X線略断面図であ
り、硬貨が、第1選別孔内に落下を開始した状態を示す
図面である。
【図19】図19は、図15のX−X線略断面図であ
り、硬貨が、第1選別孔内に落下しつつある状態を示す
図面である。
【図20】図20は、本発明の他の実施例に係る紙幣選
別装置を含む紙幣入金機の略側面図である。
【図21】図21は、図20に示された紙幣選別装置の
ブロックダイアグラムである。
【符号の説明】
1 回転円板 2 ガイド壁 3 開口部 4 硬貨通路 5 搬送ベルト 6 磁気センサ 7 光学センサ 8 硬貨センサ 9 ストッパ 10 硬貨選別通路 11、12 プーリ 13 搬送ベルト 14 基準ガイド壁 15 押さえローラ 20 偽貨回収孔 21 第1選別孔 22 第2選別孔 23 第3選別孔 24 第4選別孔 25 第5選別孔 26 硬貨回収孔 30 受入れ不能硬貨回収ボックス 31 第1硬貨収納ボックス 32 第2硬貨収納ボックス 33 第3硬貨収納ボックス 34 第4硬貨収納ボックス 35 第5硬貨収納ボックス 36 硬貨回収ボックス 40 受入れ不能硬貨回収手段 41 第1選別手段 42 第2選別手段 43 第3選別手段 44 第4選別手段 45 第5選別手段 50 受入れ不能硬貨センサ 51 第1センサ 52 第2センサ 53 第3センサ 54 第4センサ 55 第5センサ 56 第6センサ 60 CPU 61 ROM 62 RAM 63 選別モード選択手段 64 スタートボタン 65 表示部 71 第1硬貨枚数検出手段 72 第2硬貨枚数検出手段 73 第3硬貨枚数検出手段 74 第4硬貨枚数検出手段 75 第5硬貨枚数検出手段 80 ソレノイド 81 第1ソレノイド 82 第2ソレノイド 83 第3ソレノイド 84 第4ソレノイド 85 第5ソレノイド 86 ソレノイド 87 モータ 88 第1駆動手段 89 第2駆動手段 90 受入れ不能硬貨回収ドラム 91 第1選別ドラム 92 第2選別ドラム 93 第3選別ドラム 94 第4選別ドラム 95 第5選別ドラム 100 回収ドラム駆動ソレノイド 101 第1ドラム駆動ソレノイド 102 第2ドラム駆動ソレノイド 103 第3ドラム駆動ソレノイド 104 第4ドラム駆動ソレノイド 105 第5ドラム駆動ソレノイド 106 第1選別ドラムの軸 110 紙幣集積部 111 繰り出しローラ 112 紙幣通路 113 磁気センサ 114 光学センサ 115 紙幣選別通路 120 受入れ不能紙幣選別フォーク 121 第1フォーク 122 第2フォーク 123 第3フォーク 124 第4フォーク 125 第5フォーク 130 受入れ不能紙幣センサ 131 第1紙幣センサ 132 第2紙幣センサ 133 第3紙幣センサ 134 第4紙幣センサ 135 第5紙幣センサ 136 第6紙幣センサ 140 受入れ不能紙幣回収ボックス 141 第1紙幣収納ボックス 142 第2紙幣収納ボックス 143 第3紙幣収納ボックス 144 第4紙幣収納ボックス 145 第5紙幣収納ボックス 146 紙幣回収ボックス 150 回収フォーク駆動ソレノイド 151 第1フォーク駆動ソレノイド 152 第2フォーク駆動ソレノイド 153 第3フォーク駆動ソレノイド 154 第4フォーク駆動ソレノイド 155 第5フォーク駆動ソレノイド 161 第1硬貨枚数検出手段 162 第2硬貨枚数検出手段 163 第3硬貨枚数検出手段 164 第4硬貨枚数検出手段 165 第5硬貨枚数検出手段 170 モータ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貨幣を受け入れ、1枚づつ、貨幣通路に
    送り出す貨幣送り出し手段と、前記貨幣通路に設けら
    れ、該貨幣通路に送り出された貨幣を搬送する搬送手段
    と、前記貨幣通路に設けられ、少なくとも貨幣が受入れ
    可能か否かおよび金種を判別するのに必要な情報を検出
    して、検出信号を出力する貨幣検出手段と、該貨幣検出
    手段の下流側の前記貨幣通路に設けられ、それぞれ、金
    種別の受入れ可能な貨幣を収納可能で、選別すべき貨幣
    の金種の数よりも多い数の複数の貨幣収納手段と、該複
    数の貨幣収納手段に対応して設けられ、貨幣を、対応す
    る前記貨幣収納手段に送り込む複数の貨幣分配手段と、
    前記貨幣検出手段から入力された検出信号にしたがっ
    て、前記複数の貨幣分配手段を選択的に駆動する制御手
    段と、操作者によって操作され、前記貨幣収納手段のい
    ずれに、いかなる金種の貨幣を収納するかについての選
    別モードを指定可能な選別モード指定手段であって、選
    別モードが指定されたときは、選別モード信号を前記制
    御手段に出力する選別モード指定手段とを備え、該選別
    モード指定手段により、第1自動選別モードが選択され
    たときは、前記制御手段が、前記貨幣検出手段からの検
    出信号に基づき、選別すべき貨幣と同一金種の貨幣が、
    前記貨幣収納手段のいずれかに収納されているか否かを
    判定し、前記貨幣収納手段の中にすでに収納している貨
    幣収納手段があると判定したときには、対応する前記貨
    幣分配手段を選択的に駆動して、前記貨幣を選別すべき
    貨幣と同一金種の貨幣が収納されている前記貨幣収納手
    段に収納させ、選別すべき貨幣と同一金種の貨幣を収納
    している貨幣収納手段がないと判定したときは、貨幣が
    収納されていない貨幣収納手段に対応する前記貨幣分配
    手段を選択的に駆動して、前記貨幣を貨幣が収納されて
    いない前記貨幣収納手段に収納させるとともに、前記貨
    幣収納手段のいずれかに収納されている貨幣が所定枚数
    に達したときは、貨幣が収納されていない貨幣収納手段
    に対応する前記貨幣分配手段を選択的に駆動して、収納
    されている貨幣が所定枚数に達した前記貨幣収納手段に
    収納されている金種の貨幣を、貨幣が収納されていない
    前記貨幣収納手段に収納させることを特徴とする貨幣選
    別装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段が、貨幣が受入れ可能か否
    か、貨幣の金種および汚損レベルを判別するのに必要な
    情報を検出して、検出信号を出力可能に構成され、前記
    貨幣収納手段が、選別すべき貨幣の金種の数よりも2つ
    以上多く設けられており、前記選別モード指定手段によ
    り、第2自動選別モードが選択されたときは、前記制御
    手段が、前記貨幣検出手段からの検出信号に基づき、貨
    幣の汚損レベルが所定レベル未満の貨幣か、汚損レベル
    が所定レベル以上の貨幣かを判定し、貨幣が、汚損レベ
    ルが所定レベル以上の貨幣であると判定したときは、前
    記複数の複数の貨幣収納手段のうち、特定の貨幣収納手
    段に対応する前記貨幣分配手段を選択的に駆動して、前
    記汚損レベルが所定レベル以上と判定された貨幣を、前
    記特定の貨幣収納手段内に収納し、貨幣が、汚損レベル
    が所定レベル未満の貨幣であると判定したときは、選別
    すべき貨幣と同一金種の貨幣が、前記貨幣収納手段のい
    ずれかに収納されているか否かを判定し、前記貨幣収納
    手段の中にすでに収納している貨幣収納手段があると判
    定したときには、その貨幣収納手段に対応する前記貨幣
    分配手段を選択的に駆動して、前記貨幣を選別すべき貨
    幣と同一金種の貨幣が収納されている前記貨幣収納手段
    に収納させ、選別すべき貨幣と同一金種の貨幣を収納し
    ている貨幣収納手段がないと判定したときには、貨幣が
    収納されていない貨幣収納手段に対応する前記貨幣分配
    手段を選択的に駆動して、前記貨幣を貨幣が収納されて
    いない前記貨幣収納手段に収納させるとともに、前記複
    数の貨幣収納手段のうち、前記特定の貨幣収納手段以外
    の貨幣収納手段のいずれかに収納されている貨幣が所定
    枚数に達したときは、貨幣が収納されていない貨幣収納
    手段に対応する前記貨幣分配手段を選択的に駆動して、
    収納されている貨幣が所定量に達した前記貨幣収納手段
    に収納されている金種の貨幣を、貨幣が収納されていな
    い前記貨幣収納手段に収納させることを特徴とする請求
    項1に記載の貨幣選別装置。
  3. 【請求項3】 さらに、汚損レベルが所定レベル以上の
    貨幣を収納する汚損貨幣収納手段を備え、前記検出手段
    が、貨幣が受入れ可能か否か、貨幣の金種および汚損レ
    ベルを判別するのに必要な情報を検出して、検出信号を
    出力可能でに構成され、前記選別モード指定手段によ
    り、第2自動選別モードが選択されたときは、前記制御
    手段が、前記貨幣検出手段からの検出信号に基づき、貨
    幣の汚損レベルが所定レベル未満の貨幣か、汚損レベル
    が所定レベル以上の貨幣かを判定し、貨幣が、汚損レベ
    ルが所定レベル以上の貨幣であると判定したときは、該
    貨幣を、前記汚損貨幣収納手段内に収納させることを特
    徴とする請求項1に記載の貨幣選別装置。
  4. 【請求項4】 さらに、受入れ不能貨幣を収納する受入
    れ不能貨幣収納手段と該受入れ不能貨幣収納手段に対応
    する受入れ不能貨幣分配手段とを備え、前記制御手段
    が、前記貨幣検出手段からの検出信号に基づき、貨幣が
    受入れ不能な貨幣であると判定したときは、前記受入れ
    不能貨幣分配手段を選択的に駆動して、前記受入れ不能
    な貨幣を、前記受入れ不能貨幣収納手段内に収納させる
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記
    載の貨幣選別装置。
  5. 【請求項5】 前記貨幣が硬貨であり、前記複数の硬貨
    収納手段の各々が、前記貨幣通路に開口する硬貨落下孔
    とこれに連通する硬貨収納ボックスを含み、前記複数の
    貨幣分配手段の各々が、前記各硬貨落下孔のほぼ中央、
    かつ、前記貨幣通路の下方において、前記貨幣通路の表
    面に平行で、かつ、前記貨幣通路の方向に対して直行す
    る軸まわりに回転可能に支持され、大径部と小径部とを
    備えた回転体と該回転体を回転させる回転体駆動手段を
    含み、前記制御手段が、前記貨幣分配手段を駆動してい
    ないときは、前記回転体が、前記大径部の頂部のレベル
    が、前記貨幣通路の表面のレベルとほぼ等しくなるよう
    に保持され、前記貨幣分配手段を駆動したときは、前記
    回転体駆動手段により、前記回転体が、前記大径部の頂
    部のレベルが、前記貨幣通路の表面のレベルより低くな
    るように回転されるように構成されたことを特徴とする
    請求項1ないし4に記載の貨幣選別装置。
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