JP2966058B2 - ラミネート装置 - Google Patents

ラミネート装置

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JP2966058B2
JP2966058B2 JP2200365A JP20036590A JP2966058B2 JP 2966058 B2 JP2966058 B2 JP 2966058B2 JP 2200365 A JP2200365 A JP 2200365A JP 20036590 A JP20036590 A JP 20036590A JP 2966058 B2 JP2966058 B2 JP 2966058B2
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信也 遠藤
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、ラミネート対象物を熱反応性の上下のラミ
ネートフィルムの間には挟み込んで加圧・加熱すること
により、ラミネート対象物をラミネートフィルムにより
密閉してラミネート処理するラミネート装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、シート状のラミネート対象物の表裏をラミネー
トフィルムにより包み込んで密閉してラミネート処理す
ることにより、ラミネート対象物の見栄え及び保存性を
よくするラミネート装置が知られている。
第10図は従来のラミネート装置の一例を示している。
同図において、装置本体100内には熱反応性の上側ラ
ミネートフィルム102aを巻回してなる上側ラミネートフ
ィルムロール101a及び下側ラミネートフィルム102bを巻
回してなる下側ラミネートフィルムロール101bがそれぞ
れ配設されている。各ラミネートフィルムロール101a,1
01bから剥離されたラミネートフィルム102a,102bは、互
いに圧接している加圧・加熱ローラ103a,103bにそれぞ
れ巻回されて重ね合わされた状態になってプルローラ10
5a,105bによりテンションが与えられている。上記加圧
・加熱ローラ103a,103bの内部には、同ローラをそれぞ
れ加熱するための加熱ヒータ106a,106bがそれぞれ収納
されている。
加圧・加熱ローラ対103の上流側に設けられた給紙台1
09からは、ラミネート対象物110がセットされて上下ラ
ミネートフィルム102a,102bの合流部である加熱ヒータ1
06a,106bのニップ部へ挿入される。ラミネート対象物11
0は、上下ラミネートフィルム102a,102bにより包み込ま
れたようにして加圧・加熱ローラ対103により加圧・加
熱されて挟着され、プルローラ対105により機外に搬送
される。ラミネートフィルム102a,102b及びラミネート
対象物110の後端は、プルローラ対105の下流側に設けら
れたカッタユニット111により裁断される。
装置本体100の上部には、操作部113が配設されてお
り、この操作部113はラミネートフィルム102a及び102b
及びプルローラ対105の搬送スピード及び加圧・加熱ロ
ーラ対103の外周温度をそれぞれマニュアルでセットす
るスイッチ115,116が配設されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した従来のラミネート装置におい
ては、ラミネートフィルムロール101a,101bのフィルム
の残量が少なくなった時、あるいはラミネートフィルム
102a,102bを厚みの異なるもので使用するために、ラミ
ネートフィルム102a,102bを交換する際には、作業者が
ラミネートフィルムロール101a,101bに芯金を差し込
み、このラミネートフィルムロール101a,101bを装置に
装着しなければならなかった。
さらに、フィルムロール101a,101bを装着後に、ラミ
ネートフィルム102a,102bを剥離してテンションローラ
や加圧・加熱ローラ対(ラミネートローラ)103に巻き
つけたり張り回すという作業を、作業者が装置本体内に
手を差し込んで行なわなければならず、このためラミネ
ートフィルム101a,101bの装着時の作業性が悪いと共に
熟練を要していたので、フィルムロール交換時のロスタ
イムが大きくなるという問題があった。
そこで、本発明は、ラミネートフィルムロールを少な
くとも一方及びこれに係わる機能部材を、フレームに一
体的に設けてユニット化し、このラミネートフィルムロ
ールユニットを装置に着脱自在にして、ラミネートフィ
ルムロールの交換作業の向上を図ったラミネート装置を
提供することを目的とするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、ラ
ミネート対象物を挟着して包み込む、熱反応性の上側及
び下側のラミネートフィルムを加圧・加熱して、前記ラ
ミネート対象物を密閉処理する加圧・加熱手段を有する
ラミネート装置において、前記ラミネート装置本体に対
して別体のフレームと、ラミネートフィルムを巻き付け
てなるラミネートフィルムロールを前記フレームに保持
する保持手段と、前記フレームに設けられた前記ラミネ
ートフィルムロールから引き出したラミネートフィルム
を前記加圧・加熱手段に対してガイドするガイド手段
と、前記フレームを前記ラミネート装置本体に対して位
置決めする係止手段とを一体としたラミネートフィルム
ロールユニットを有し、該ラミネートフィルムロールユ
ニットを前記ラミネート装置本体に着脱自在にしたこと
を特徴とする。
(ホ)作用 以上構成に基づき、ラミネートフィルムロールの交換
又は補充時には、ラミネートフィルムロールユニットを
ラミネート装置本体から取り外し、その状態で、ラミネ
ートフィルムロールのフレームに対する装着、このラミ
ネートフィルムロールから剥離されたラミネートフィル
ムのガイド手段に対する張り回し、を行う。以上の装着
及び張り回しが完了した後、ラミネートフィルムロール
ユニットをラミネート装置本体に装着することでラミネ
ートフィルムロールの交換又は補充が完了する。
(ヘ)実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図において、装置本体1は第2図に示
すように下部本体R3と、この下部本体R3に支軸2により
回動自在の取りつけられた上部ラミネート部R1と、支軸
3により下部本体R3に枢支された給紙部R2とからなって
いる。
ラミネート部R1には、ラミネートフィルム6aをロール
状に巻きつけたラミネートフィルムロール5aが配設され
ており、このラミネートフィルムロール5aから剥離され
たラミネートフィルム6aはテンションローラ7a、プレヒ
ートローラ9a及び加圧・加熱ローラ10aに巻回されてい
る。また、下部本体R3にはラミネートフィルム6bをロー
ル状に巻きつけたラミネートフィルムロール5bが配設さ
れており、このラミネートフィルムロール5aから剥離さ
れたラミネートフィルム6bは、テンションローラ7b,7
c、プレヒートローラ9b及び上記加圧・加熱ローラ10aに
圧接している加圧・加熱ローラ10bに巻回されている。
上記テンションローラ7a,7cは、ラミネートフィルム6
a,6bがプレヒートローラ9a,9bに一定長さで接触すると
共に、プレヒートローラ9a,9bと加圧・加熱ローラ10a,1
0b間におけるラミネートフィルム6a,6bのたるみや、こ
れによるラミネートフィルム6a,6b同志が接着するのを
防止しているフィルム保持用のローラである。また、上
記ラミネートフィルムロール5b、テンションローラ7b,7
c等により、ラミネートフィルムロール5b部を装置本体
1に着脱自在のラミネートフィルムロールユニットXが
構成されている。
上記プレヒートローラ9a,9bの中心部には、同ローラ
を加熱するプレヒータ12a,12bが、また加圧・加熱ロー
ラ10a,10bの中心部には同ローラを加熱するラミネート
ヒータ13a,13b等がそれぞれ収納されている。上記プレ
ヒートローラ9a,9bの表面温度は第6図に示すプレヒー
トローラ温度センサ55により、また加圧・加熱ローラ対
10の表面温度は、加圧・加熱ローラ温度センサ56により
それぞれ検知されている。
加圧・加熱ローラ対10の下流側には、互いに圧接して
いる上側ローラ15a,下側15bからなるプルローラ対15が
配設されていて、加圧・加熱ローラ対10において合流し
たラミネートフィルム6a,6b及び後述するラミネート対
象物を矢印16方向へ引っ張っている。プルローラ対15の
下流側には、カッタユニット17及び排出ローラ19が順次
配設されている。上記カッタユニット17は、カッタ17a
とダイ17bとからなっていて、ラミネートフィルム6a,6b
及びラミネート対象物の後端を裁断するものである。
加圧・加熱ローラ対10の上流側には、ラミネート対象
物20がセットされる給紙台21と、この給紙台21と共に給
紙経路22を形成する上部ガイド板23が配設されている。
給紙経路22の挿入口22aには、給紙台21に対して接離自
在にピックアップローラ25と、挿入されるラミネート対
象物20の先端を規制するシャッタ部材26が配設されてい
る。また、ピックアップローラ25とシャッタ部材26間に
は、挿入されたラミネート対象物20の給紙を検知する給
紙センサ27が配設されている。
次に、ラミネートフィルム6a,6bの引きだし方向(矢
印16方向)に加えられた負荷について第3図を用いて説
明する。
第3図(a)において、ラミネートフィルム6aの芯金
30aに巻回されていてラミネートフィルムロール5aを構
成している。この芯金30aが回動自在に装着されている
ロールシャフト31aは、ラミネート装置の側板32に螺合
されたテンション調整ナット33を介して支持されてい
る。上記芯金30aとテンション調整ナット33との間には
テンションばね35が介在されていて、テンション調整ナ
ット33の閉め込み具合によって、ラミネートフィルムロ
ール5aのシート引きだし方向への負荷が調整できるよう
になっている。
ここで、ラミネートフィルムロール5aは、第1の厚み
のラミネートフィルム6aからなっている。第3図(b)
に示すラミネートフィルムロール5bは、第2の厚みのラ
ミネートフィルム6bからなっていて芯金30bに巻回され
ている。そして、上記芯金30aはストレート状に形成さ
れているが、芯金30bの一端部にはフランジ部30cが形成
されている。上記側板32の芯金近傍には、芯金識別スイ
ッチ36が構成されており、この芯金識別スイッチ36がOF
Fのときには第1の芯金30aの装着が識別され、またONの
ときには第2の芯金30bの装着が識別される。
次に、ラミネート装置へのラミネートフィルムロール
ユニットXの装着について第2図(a)(b)(c)及
び第4図により説明する。
前述のラミネートフィルムロール5bは、枠体(フレー
ム)内に装着されている。ラミネートフィルム6bは、ラ
ミネートフィルムロール5bの剥離部5cから剥離され、テ
ンションローラ7a,7cを介してラミネートフィルムロー
ルユニットXの上方に導かれている。
上記のような状態でラミネートフィルムロールユニッ
トXは第2図(a)(b)(c)に示すように、上側の
ラミネート部R1とラミネート部R2をそれぞれ開いた状態
で、上方から下部本体R3内に挿入される。第2図(b)
に示すように、ラミネートフィルムロールユニットXの
テンションローラ7bを、下部本体R3内のレール41に沿わ
せて進入させることによりラミネートフィルムロールユ
ニットXは下部本体R3内に挿入される。
この時、ラミネートフィルムロールユニットXの下部
本体R3内での位置決め手段として、第2図(b)に示す
ようにレール41の挿入端部を設けてある軸受41aに、ラ
ミネートフィルムロールユニットXに設けられた位置決
め軸37aを嵌合させている。
第2図(b)において、下部本体R3内には、支軸57a
により位置決めレバー57が軸支されており、この位置決
めレバー57はこれと一体の操作レバー59により回動され
る。第2図(b)に示すようにラミネートフィルムロー
ルユニットXを下部本体R3内にセットした状態で、操作
レバー59を矢印方向に回動させることにより、位置決め
レバー57が同方向に回動してラミネートフィルムロール
ユニットXの底部を押し上げ、第2図(c)に示すよう
にプレヒートローラ9b、加圧・加熱ローラ10bに引き出
されているラミネートフィルム6bが容易に巻きつけ・張
り回されてラミネートフィルム6bの装填は完了する。
次にラミネート装置の駆動系について第5図により説
明する。
同図において、メインモータ42は、不図示の取りつけ
部材を介して側板32に固着されており、この出力軸には
モータギヤ43及びクロック円板45がそれぞれ固着されて
いる。プルローラ対15の上側ローラ15aの軸端にはプル
ローラギヤ46が固着されていて上記モータギヤ43に噛合
している。上記クロック円板45は、複数のスリット(図
示略)を有しており、このクロック円板45の近傍には、
上記スリットを検知する透過型の光センサからなるクロ
ックセンサ47が設けられている。
次に、本発明に係わるラミネート対象物20をラミネー
ト処理する場合の動作について説明する。
ラミネート対象物20は、給紙台21(第1図参照)に載
置され挿入口22aに差し込まれて先端がシャッタ部材26
に突き当てられる。ラミネート対象物20が、給紙センサ
27により検知されると、シャッタソレノイド49(第6図
参照)がONして、シャッタ部材26が給紙台21上から退避
する。これとともにピックアップソレノイド50がONし、
ピックアップローラ25を下降させて、ラミネート対象物
20を一定の圧力で加圧する。
その後、ピックアップモータ51がONしピックアップロ
ーラ25が回転を始める。ラミネート対象物20は、ピック
アップローラ25の回転により搬送され、予め設定された
時間が経過するとメインモータ42がONしてプルローラ対
15が回転を始める。ラミネートフィルム6a,6bは、上記
プルローラ対15により引っ張れら、加圧・加熱ローラ対
10及びプレヒートローラ9a,9bが従動回転する。接着さ
れていないラミネートフィルム6a,6bは、予め余熱され
ているプレヒートローラ9a,9bにより第1の温度に加熱
され、続いてプルローラ対15により常に一定の温度にコ
ントロールされた第2の温度に加熱される。
ラミネート対象物20は、ピックアップローラ25により
加圧・加熱ローラ対10のニップ部に送り込まれ、加熱さ
れた上下のラミネートフィルム6a,6bの間に挟まれてた
状態で加圧・加熱ローラ対10により加圧・加熱されてラ
ミネート処理される。ピックアップローラ25は、予め設
定された時間だけ加圧回転した後、ピックアップソレノ
イド50が作動して給紙台21上から退避し、さらにピック
アップモータ51のOFFにより回転を停止する。
給紙センサ27がラミネート対象物20の後端を検知する
と、クロックセンサ47によりクロック円板45がスリット
数をカウントを始める。給紙センサ27からカッタユニッ
ト17迄の距離が計測された後にメインモータ42がOFFし
て、ラミネート処理後のラミネート対象物20の移送が停
止される。これと同時に、カッタモータ52がONしカッタ
17aによってラミネート対象物20を密閉していて連続し
ているラミネートフィルム6a,6bの後端が裁断され、完
成したラミネートシートは排出ローラ19により機外の不
図示の排出トレイ上に排出される。
以上の一連のラミネート処理動作を繰り返すことによ
り、ラミネート対象物20が次々にラミネート処理されて
行く。
次に、ラミネート装置の制御及び動作を第6図のブロ
ック図により説明する。
同図において、制御動作はROM、RAM等を内蔵した周知
のワンチップマイクロコンピュータ(以下MCOMという)
60を中心に構成されており、このMCOM60での入力ポート
P0〜P4には、それぞれ前述した給紙台21上にピックアッ
プローラ25の有無を検知する給紙センサ27、プレヒート
ローラ9a,9bの表面温度を測定するサーミスタで構成さ
れたプレヒートローラ温度センサ55、プルローラ対15の
表面温度を測定する加圧・加熱ローラ温度センサ56、ラ
ミネートフィルム6a,6bの芯金30a,30bを識別してラミネ
ートフィルム6a,6bの厚みを識別する芯金識別スイッチ3
6、メインモータ42の回転量及びプルローラ対15の周面
の移動量をカウントするクロックセンサ47等の各信号が
入力される。
また、出力ポートF0〜F7には、シャッタ部材26のON/O
FF動作、ピックアップローラ25を退避位置からラミネー
ト対象物20上に一定圧力により加圧させるピックアップ
ソレノイド50のON/OFF動作、ピックアップローラ25を回
転させるピックアップモータ51のON/OFF動作、ラミネー
トフィルム6a,6bを加熱させるラミネートヒータ13a,13b
のON/OFF動作、加圧・加熱ローラ対10の表面温度を一定
に保つためのプレヒータ12a,12bのON/OFF動作、ラミネ
ート処理後のラミネートシートを連続したラミネートフ
ィルム6a,6bから裁断を行なうカッタモータ52のON/OFF
動作、オペレータにラミネート対象物20(原稿)受付を
知らせてラミネート動作に入ることを知らせる原稿検知
表示53等の各出力信号が出力される。
前記入力信号の読み込み、あるいは負荷のON/OFF動作
及び各々の設定値へのコントロールは、MCOM60内のROM
に格納されたプログラムに従って実行される。
次に、プレヒートローラ9a,9b及びプルローラ対15の
ローラ表面温度のコントロールについて、第7図のフロ
ーチャートを用いて説明する。
同図において、メインスイッチSWをONすると(S20
1)、加圧・加熱ローラ対(ラミネートローラ)10の表
面温度を加圧・加熱ローラ温度センサ56により検出し、
この温度を予め設定された温度と比較する(S202)。検
出温度が、設定された温度よりも低い場合には、ラミネ
ートヒータ13a,13bをONし(S203)、所定の温度に達し
た所で上記ヒータ13a,13bがOFFする。
次に、プレヒートローラ9a,9bの表面温度をプレヒー
トローラ温度センサ55により検出し、予め設定された温
度と比較する(S204)。この設定温度は、芯金識別スイ
ッチ36からの情報に基づいてフィルム厚に応じて設定す
る。検出温度が設定温度に達していない場合は、プレヒ
ータ12a,12bをONし(S205)、表面温度が所定の温度に
達した所で上記プレヒータ12a,12bがOFFする。以上でプ
レヒートローラ9a,9b及びプルローラ対15の温度調整を
終了する。
次に、給紙台21の給紙経路22内にラミネート対象物
(原稿)20があるか否かを給紙センサ27の情報により調
べる。ラミネート対象物20がない場合には、再度温度調
整が行なわれる。ラミネート対象物20がある場合には、
プルローラ対(ラミネートローラ)15の温度制御のみを
行なう(S207,S208)。
給紙センサ27の情報によりラミネート対象物20の後端
を捕らえてラミネートが終了が否が判断される(S20
9)。ラミネート対象物20が存在すれば、加圧・加熱ロ
ーラ対(ラミネートローラ)10の温度制御を行ない(S2
07,208)、存在しなければ、再度加圧・加熱ローラ対10
及びプレヒートローラ9a,9bの温度調整が行なわれる(S
202,S204)。
前記実施例は、下側のラミネートフィルムロール5bを
ユニット化した場合について述べたが、本発明の第2の
実施例として上側のラミネートフィルムロール5aをユニ
ット構成にした場合について説明する。
ここで、上側のラミネートフィルムロールユニットを
符号Yで示す。このラミネートフィルムロールユニット
Yは、枠体(フレーム)71と、これに装着されているロ
ールシャフト31、ラミネートフィルムロール5aが巻回さ
れていて上記ロールシャフト31に回転自在に取りつけら
れた芯金30a及びラミネートフィルムロール5aから剥離
されたラミネートフィルム6aにテンションを与えるテン
ションローラ7a等を備えている。ラミネートフィルムロ
ール5aから剥離されたラミネートフィルム6aは、第9図
に示すようにテンションローラ7aを介して枠体71の下側
に設けられた断熱材73の下方に導かれている。
この状態で、ラミネートフィルムロールユニットY
は、第8図に示すように下部本体R3内に装着される。ラ
ミネートフィルムロールユニットYは、枠体71に設けた
位置決め軸72を、ラミネート部R2内の不図示の軸受に嵌
合させることにより所定の位置に位置決めされる。この
ようにしてラミネートフィルムロールユニットYを構成
することにより、下部本体R3から取り外された枠体71に
対するラミネートフィルムロール5aの交換が容易に行な
われ、またラミネートフィルムロール5aから剥離された
ラミネートフィルム6aは、予めテンションローラ7aに巻
きつけ・張り回して引き出しておくことができる。これ
により、下部本体R3に対するラミネートフィルムロール
5aの交換が、ラミネートフィルムロールユニットYを取
り外した状態で行なえるので、ラミネートフィルムロー
ル5aの交換作業が短時間内に容易に行なうことができ
る。
(ト)発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、ラミネートフ
ィルムロールを、ラミネート装置本体と別体のフレーム
に保持するようにし、更にフィルムの張り回しをこのフ
レームにおいて行えるようにして、これをラミネートフ
ィルムロールユニットとしてラミネート装置本体に着脱
自在にしので、ラミネートフィルムロールの交換作業及
びフィルムの張り回し作業が従来に比べて格段に容易と
なり、熟練者でなくとも短時間でこれを行えるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例が適用されているラミネート
装置の縦断側面図、第2図(a)は同じくラミネートフ
ィルム装着時の上側ラミネート部及び給紙部をそれぞれ
開放した状態の縦断側面部、第2図(b),(c)は同
じく作用図、第3図(a),(b)はラミネートフィル
ムロール部の要部を示す断面正面図、第4図はラミネー
トフィルムロールユニットの縦断側面図、第5図はラミ
ネート装置の駆動系を示す展開図、第6図は本発明のラ
ミネート装置を制御するブロック図、第7図はプレヒー
タ及びラミネートヒータの温度制御を説明するためのフ
ローチャート、第8図は本発明の第2の実施例を示すラ
ミネート装置の縦断側面図、第9図は上側のラミネート
フィルムロールユニットの縦断側面図、第10図は従来の
ラミネート装置の一例を示す縦断側面図である。 1……装置本体、R1……ラミネート部、R2……ラミネー
ト部、R3……下部本体、X,Y……ラミネートフィルムロ
ールユニット、5a,5b……ラミネートフィルムロール、5
c……剥離部、6a,6b……ラミネートフィルム、9a,9b…
…プレヒートローラ、10……加圧・加熱ローラ対(ラミ
ネートローラ)、15……プルローラ対、17……カッタユ
ニット、20……ラミネート対象物(原稿)、31……ロー
ルシャフト(保持手段)、33……テンション調整ナット
(保持手段)、37……枠体(フレーム)、37a……位置
決め軸(係止手段)、41……レール(ガイド部材)、41
a……軸受(係止手段)、72……位置決め軸(係止手
段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 信也 茨城県水海道市坂手町5540―11 第一精 機工業株式会社内 (72)発明者 多川 洋一 茨城県水海道市坂手町5540―11 第一精 機工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−94925(JP,U) 実公 昭62−37715(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B32B 31/10 B29C 63/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラミネート対象物を挟着して包み込む、熱
    反応性の上側及び下側のラミネートフィルムを加圧・加
    熱して、前記ラミネート対象物を密閉処理する加圧・加
    熱手段を有するラミネート装置において、 前記ラミネート装置本体に対して別体のフレームと、ラ
    ミネートフィルムを巻き付けてなるラミネートフィルム
    ロールを前記フレームに保持する保持手段と、前記フレ
    ームに設けられ前記ラミネートフィルムロールから引き
    出したラミネートフィルムを前記加圧・加熱手段に対し
    てガイドするガイド手段と、前記フレームを前記ラミネ
    ート装置本体に対して位置決めする係止手段とを一体と
    したラミネートフィルムロールユニットを有し、 該ラミネートフィルムロールユニットを前記ラミネート
    装置本体に着脱自在にしたことを特徴とするラミネート
    装置。
JP2200365A 1990-07-27 1990-07-27 ラミネート装置 Expired - Lifetime JP2966058B2 (ja)

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