JP2964872B2 - 画像処理を用いた液面位置計測方法 - Google Patents

画像処理を用いた液面位置計測方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タンク等容器の中の液
面の高さを画像処理により自動的に計測する装置に係
り、特に液面の画像による位置認識に関する。
【0002】
【従来の技術】液面の高さ(液位)は、基準の水平面か
ら液体の表面までの距離を測定するもので、従来、この
液位を測定する方法としては、機械工学便覧(改定第6
版;日本機械学会1977;第6編 計測法 第7章
7.6 液位の測定)に記述があるように、変位長さの測
定によるものとして、フックゲージやポイントゲージと
よばれるもので直接に液位を測定するもの、また、液面
にフロートを浮かべて、フロートの変位を機械的に測定
するものがあった。
【0003】また、更に、圧力の測定によるものとして
は、タンクの底面,側面に取り付けたダイアフラムの圧
力による変形を、機械的,電気的に検出するものや、液
体内に細管を挿入して先端から圧縮空気を噴出させ、細
管の背圧を測定するものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の機械的な液
面の検知装置は機械的な故障を避けることができないの
で定期的に人が巡回を行い、計測器が正常であることを
確認する必要があった。そのため、液面を確認する場所
が危険な所や遠い場所ではこのような巡回をなるべく無
くしたいという要求が強く、従来の機械的な検知に代わ
って監視用のカメラからの画像を使って画像処理による
液面の自動計測の要求が強くなってきた。しかし、液面
の位置の計測を画像により行うには、液体の性質により
種々の困難を伴う。即ち、粘度の高い液体では、毛細管
現象により液面付近の壁面に液体が液面より高いところ
まで付着しており、液面の位置をカメラ画像で決定する
ことが困難である。また、透明度の高い液体では、壁面
での液面の境界が不明瞭であり、液面を画像で検知する
ことは困難である。
【0005】本発明の目的は、このような画像による液
面の計測の問題点を解決し、モニタカメラからの画像を
処理することにより液面位置を計測し得る方法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、カメラ
より取り込まれた液体表面付近の画像中の側壁上の状況
と液体表面の状況を画像解析し、前記側壁と前記液体上
面の境界位置を推定することにより画像上での液体の上
表面の位置を求め、この求めた画像上での液体表面位置
を画像座標系から実際の空間座標系に変換し液体表面の
実際の位置を求めるようにしたことにある。
【0007】具体的には、予め壁面に斜めの直線を描画
しておき、カメラにより取り込まれた液体の上方での直
線の像と、直線の液体表面における反射像との画像上の
位置関係に基づいて側壁と液体上面の境界位置を求める
ようにしたものである。
【0008】また、予め壁面に斜めの直線を描画してお
き、カメラにより取り込まれた液体の上方での直線の像
と、液体中、即ち、液面下での直線の屈折像との画像上
の位置関係に基づいて側壁と液体上面の境界位置を求め
るようにしたことにある。
【0009】
【作用】本発明によれば、予め壁面に描画された斜めの
直線を用い、その直線の反射影と液面上方の直線の交点
の座標が画像上で求められ、この交点に基づいて液面の
位置が求められるので、仮りに、液体の透明度が低くと
も表面の反射率がある程度ある場合には、画像処理によ
り液面の位置を求めることが可能となる。
【0010】更にまた、本発明によれば、予め壁面に描
画された斜めの直線を用い、その直線の液面下の像と液
面上方の直線の交点の座標が画像上で求められ、この交
点に基づいて液面の位置が求められるので、透明度の高
い液体の場合においても、画像処理により液面の位置を
求めることが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0012】図1に、一実施例による液面位置計測装置
の全体構成と、計測の原理を模式的に示す。ここでは一
例としてタンク11中の液面23を監視する装置につい
て記載してあるが、液面を監視する目的であれば人工的
な液容器内,自然界に存在する液体の液面等その他のも
のについても同様にして適用されるものとする。カメラ
1は、監視しようとするタンク11の側壁15部分の画
像を取り込み、カメラ画像は、光ケーブル7を経由して
タンク内液面中央監視所12に送信される。タンク内液
面中央監視所12では、光電変換器6で画像を受信し電
気信号に変換して映像切替器8に転送される。映像切替
器8では、監視用モニタ3と画像処理装置2に該画像信
号を分配するようにしてある。監視用モニタ3は、従来
の人によるモニタのための表示装置であり、本発明の特
徴は、画像処理装置を追加したところにある。画像処理
装置2では、本発明特有の画像処理方法にて液面の位置
を自動的に計測を行い結果をデータ出力管理装置4に転
送する。このような構成であるので現地のタンク内の液
面の状況は、機械的計測器をなんら使用することなく、
画像処理装置2により自動的に計測してデータ出力管理
装置4にてデータベース9に記憶したり、プリンタ10
によりハードコピーを出力したり、必要な部署に送信ま
たは提供できる。本発明の最も特徴とするころは画像に
よる液面位置の検知方法であり以下その詳細について説
明する。
【0013】図2は、液面の表面の反射率が良好な場合
の画像処理対象付近の壁面撮像部15の対象物18と液
面上の反射影19が、カメラ1のレンズ16を介して撮
像板17上にどのように取り込まれるかを示す。カメラ
側から見て、対象物18の液面表面での反射影19はカ
メラのレンズ16との幾何学的な関係で、図2のように
作成される。反射影19は、カメラ側からみると対象物
18のちょうど反対側にできた像20と等価に見える。
対象物18と像20は、大きさ形状が同じであり本発明
ではこの特徴を利用する。対象物18の撮像板上の像は
21、像20の撮像板上の像は22であり、像21と像
22は大きさの等しい像であることに注目するべきであ
る。液面監視の際、カメラ画像で液面と側壁の境界13
を直接認識できればよいのであるが一般に困難である。
理由は、種々あるが最も大きな理由は、毛細管現象によ
るものと、液体の透明という特徴によるものである。毛
細管現象により、境界13付近の側壁に沿って液体が上
昇し、液体が上った部分は光を吸収しやすく、黒色に変
色する。このため境界部全体が黒色になり液面の境界が
全く画像上認識できない。また、このような現象が発生
しにくい場合でも液体の透明性が強い場合には、側壁1
5と液面23の境界13は当然であるが、ほとんど画像
上認識できない。図3は、このような液体の表面の高さ
を画像処理で認識可能なように直線(線分)24を壁面
に描画した例である。本例では、液体は透明性が高い場
合で、液面下の直線部分は屈折像26としてカメラ画像
上にとらえることができ透明度が高いので画像処理でき
る良好な画像が得られる。液面上方に見える線分24の
液面表面での反射影25は画像上でとらえられる場合が
あるが、この場合には反射率が悪く画像処理で認識でき
るような良好な像は得られない例を示す。
【0014】図4は、図3とは逆に透明度が悪くその代
りに表面の反射率が良好な場合の例である。この場合に
は液面下の屈折像26は、画像として良好な像が得られ
ないが、液面上方の線分24の液面表面での反射影25
は、良好な像が得られる例である。図3,図4ともに、
液面23と側壁15の境界部13は、毛細管現象等で直
接画像で認識できない例である。図3の場合には像26
を、図4の場合には像25をうまく使用して境界部の位
置を推定できる。図5は、壁面15に傾斜直線24を描
画しておき、屈折像26及び液面23での反射影25を
使って液面の高さ位置を推定する一実施例を示す。27
は、画像座標上の像の大きさを実際の空間座標系におけ
る大きさに変換するためのマーク(スケール上に付して
も良い)を壁面にあらかじめ描画したものである。ここ
では高さY1mmのマーク(上下に長い長方形)を取付け
ておくものとする。このマークの下端または上端の位置
をこの液面を計測する基準スケール28上の特定のメモ
リと一致させておくものとする(本図では下端を8cmの
位置と一致させた)。このように仕組んでおくことによ
り、画像処理により基準との比較が容易にできるので境
界位置13を検知するとすぐ、液面の位置を実際の空間
座標系で算出することができる。図6により画像座標系
と実際の空間座標系との変換係数を求める方法について
説明する。まず、標準長(Y1mm)のマークを含む画像
を取り込む(ブロックA)。次に、標準長のマーク部分
の画像を処理して画像座標中でのその長さy2を計測す
る(ブロックB)。最後に変換係数Kを次式で計算する
(ブロックC)。
【0015】K=Y1/y2 変換係数Kは常時計算する必要はなく、一度計算して記
憶しておけばよく、条件が変わったり、記憶したものが
無くなったときに再計算するものとする。従って、一時
的にマークが部分的または全部が水没するようなことが
あっても問題ないのである。
【0016】次に図3,図7及び図9から透明度が良好
な液体の場合の実施例について説明する。この場合に
は、図3に示すように液面下の直線の屈折像26は、明
瞭であるが、液表面の反射影25は、明瞭でない特徴が
ある。そのため直線24と屈折像26を画像処理して液
表面高さを推定する。液上方の直線24と液下の屈折像
26は、図3のように液の屈折率により曲がった状態を
示す。この特徴を使う。液面位置13を、図7により液
面上の直線24と液面下の屈折直線26の交点として求
める方式について説明する。まず、画像を取り込み(ブ
ロックA)、液面上方の直線(線分)24を求める。求
めた直線を次式にて定義する(ブロックB)。
【0017】y=A1*x+B1 液面下方の屈折直線26を求める。得た直線を次式にて
定義する(ブロックC)。
【0018】y=A2*x+B2 2直線の交点(xp,yp)は、次式から得られる(ブ
ロックD)。
【0019】
【数1】
【0020】更に、標準長のマークの位置(xr,y
r)を画像上で求める(ブロックE)。標準長のマークの
位置(xr,yr)と交点(xp,yp)とのY方向の
差を計算する(ブロックF)。
【0021】H′=yr−yp 距離変換係数Kにより標準長のマークと交点間の実距離
Hを求める(ブロックG)。
【0022】H=K・H′ 標準長のマークの高さ(Ho)は、既知であるから液面
高さは、 液面高さ=Ho−H として計算される(ブロックH)。ここで、図9により
直線24と直線26の交点の画像処理による求め方につ
いて詳細に説明する。図3で、直線24の上端をP3と
し、線分26の下端をP1とする。2直線の交点をP2
とする。交点P2は、2つの直線が得られると容易に求
められる。線分24は、画像処理で求める際は、2つの
ウインドウW3,W4を線分上に設けて、このウインド
ウの中でY軸投影累積ヒストグラムを計算し、ウインド
ウと直線の交点の位置を得る。2つのウインドウの中で
のヒストグラム計算で得た2点を直線で結ぶことにより
精度の良い直線24を得ることができる。直線26につ
いても同様で、直線上に2つのウインドウW1,W2を
作成しウインドウの中でY軸投影累積ヒストグラムを計
算し、ウインドウと直線との2つの交点を得、この2つ
の交点を直線で結ぶことにより直線26を得る。直線2
6と交点P2が、液体の液面の変化により変化するため
4つのウインドウを作成するには、2本の線分の概略を
前もって知る必要がある。以下その処理手順について図
9にて説明する。まず、入力画像の全体に対してY軸投
影累積ヒストグラム34を作成する(ボックスA)。上
記ヒストグラム34は、直線24及び直線26の影響で
P1点とP3のY軸投影部分の変化が大きいのでP1,
P3点の概略のy座標P1y,P3yが容易に得られる
(ボックスB)。次に、入力画像の全体に対してX軸投
影累積ヒストグラム35を作成する(ボックスC)。上
記ヒストグラム35は、直線24及び直線26の影響で
P1点とP3のX軸投影部の変化が大きいのでP1,P
3点の概略のx座標P1x,P3xが得られる(ボック
スD)。点P1,点P3の概略値から点P2の概略値を
以下により得る。直線24は、点P3(P3X,P3
y)を通過し、Y軸に対する角度がi1である。勾配K
24で表示すると K24=tan(90−i1) である。i1は、既知である。
【0023】一方、直線26は点P1(P1X,P1
y)を通過し、Y軸に対して角度i2である。勾配K2
6で表示すると K26=tan(90−i2) である。i2は、液体の屈折率nとi1から決定され
る。
【0024】スネルの法則から液体の屈折率をnとする
と次の関係がある。
【0025】n=sin(i2)/sin(i1) 従って、i1とnは既知であるから、i2も既知であ
る。従って、2つの直線24,26の勾配は既知であ
る。
【0026】従って、直線24は次式で表示できる。
【0027】y−P3y=K24(x−P3x) または、 y−K24*x=P3y−K24*P3x 直線26は、次式で表示できる。
【0028】y−P1y=K26(x−P1x) または、 y−K26*x=P1y−K26*P1x 2直線の交点は、P2点であり次式で示される。
【0029】
【数2】
【0030】上述のP2点の座標(P2x,P2y)は
あくまで概略値であり液面の正確な位置を与えるもので
はない。液面の正確な位置を計測するには、上記、P
1,P2,P3点の概略位置を使って、ウインドウW
1,W2,W3,W4を直線上に作成して、各2組のウ
インドウの中でヒストグラム処理を行いウインドウと直
線の交点を求め2個の交点を直線で結ぶことにより各直
線の表示式を得る。直線24上にウインドウW3とW4
を作成する手順について説明する。線分24の両端P
2,P3点の概略座標が判っているのでその線分の適当
な内分点を計算し、その点に2個のウインドウを作成す
れば良い。例えば、線分P2,P3を4等分して、内分
点を左から順にPn1,Pn2,Pn3と名付けると、
Pn1点にウインドウW3を置き、Pn3点にウインド
ウW4を置くと良い。
【0031】この場合のウインドウの座標は、次のよう
になる。
【0032】ウインドウW3の座標(W3x,W3y) W3x=(3*P2x+P3x)/4 W3y=(3*P2y+P3y)/4 ウインドウW4の座標(W4x,W4y) W4x=(P2x+3*P3x)/4 W4y=(P2y+3*P3y)/4 同様に、直線26上にもウインドウW1,W2を作成す
る必要がある。作成手順は、上述と同様である。この場
合のウインドウの座標は、次のようになる。
【0033】ウインドウW1の座標(W1x,W1y) W1x=(3*P1x+P2x)/4 W1y=(3*P1y+P2y)/4 ウインドウW2の座標(W2x,W2y) W2x=(P1x+3*P2x)/4 W2y=(P1y+3*P2y)/4 このように、2本の直線上に各2個ずつのウインドウを
作成した。この各ウインドウの中でY軸投影累積ヒスト
グラムを作成すると、直線との交点ではヒストグラムの
変化が大きいのでウインドウと直線との交点の位置が得
られる。直線は、この場合太さがあるので、直線の上縁
部と下縁部の両方の位置が得られる。この場合には上縁
部の情報のみを使用し下縁部の情報は捨てる。ウインド
ウW1,W2,W3,W4と直線との交点のY座標をW
1y,W2y,W3y,W4yとする。
【0034】直線24は、(W3x,W3y)と(W4
x,W4y)を結ぶ直線として次式から得られる。
【0035】y=(W4y−W3y)(x−W3x)/
(W4x−W3x)+W3y 直線26は、(W1x,W1y)と(W2x,W2y)
を結ぶ直線として次式から得られる。
【0036】y=(W1y−W2y)(x−W2x)/
(W1x−W2x)+W2y 次に図4,図8及び図10から透明度が悪く表面の反射
率の比較的良い液体の場合について、液面上の直線24
の反射影25を使った実施例について説明する。この場
合には、図4に示すように液面下の直線の屈折像26
は、明瞭でないが、液表面の反射影25は、明瞭である
特徴がある。そのため反射像25を画像処理して液表面
高さを推定する。液上方の直線24と反射像25は、図
4のように液面位置13に対して対称図形である。この
特徴を使う。液面位置13を、液面上の直線24と液面
上の反射像の直線25の交点として求める方法、また
は、X座標の等しい位置での両直線上でのY座標を計算
してその中央値をもって液面位置とする方法がある。い
ずれかの方法を処理の容易さ、精度の良さ等から選択す
れば良い。ここでは、2つの直線の交点を求める方式に
ついて図8にて詳細に記述する。まず、画像を取り込み
(ボックスA)、上側の直線24を求める(ボックス
B)。次に下側の反射像の直線25を求める(ボックス
C)。2直線の交点(xp,yp)を求める(ボックス
D)。更に標準長のマークの位置(xr,yr)を画像上
で求める(ボックスE)。交点(xp,yp)と標準長
のマークの位置(xr,yr)との高さの差を計算(ボ
ックスF)し、距離変換係数Kにて実距離Hを求める
(ボックスG)。標準長のマークの高さ(Ho)は、既
知であるから液面高さは、Ho−Hとして計算される
(ボックスH)。
【0037】ここで、図10により線分24と線分25
の交点の求め方について詳細に説明する。図4で、線分
24の上端をP3′とし、線分25の下端をP4′とす
る。2線分の交点をP2′とする。交点P2′は、2つ
の直線が得られると容易に求められる。線分24を、画
像処理で求める際は、2つのウインドウW3′,W4′を
線分上に設けて、このウインドウの中でY軸投影累積ヒ
ストグラムを計算して得られる。2つのウインドウの中
でのヒストグラム計算で得た2つの点を結ぶことにより
精度の良い直線24を得ることができる。線分25につ
いても同様で、線分25上に2つのウインドウW1′と
W2′を作成し同様にして得られる。交点P2′が、液
体の液面の変化により変化するため4つのウインドウを
作成するには、2本の直線の概略を前もって知る必要が
ある。以下その処理手順について図10にて説明する。
まず、入力画像の全体に対してY軸投影累積ヒストグラ
ム36を作成する(ボックスA)。上記ヒストグラム3
6は、線分24及び線分25の影響でP3′点とP4′
のY軸投影部の変化が大きいのでP3′,P4′点の概
略のy座標P3y′,P4y′が得られる(ボックス
B)。次に、入力画像の全体に対してX軸投影累積ヒス
トグラム37を作成する(ボックスC)。上記ヒストグ
ラム37は、線分24及び線分25の影響でP2′とP
3′のX軸投影部の変化が大きいのでP2′,P3′点
の概略のx座標P2x′,P3x′が得られる(ボック
スD)。P4x′はP3x′に等しい。点P2′のY座
標は、P3′,P4′点のY座標の中間値として得られ
る。
【0038】P2y′=(P3y′+P4y′)/2 上記により、P2′(P2x′,P2y′),P3′(P
3x′,P3y′),P4′(P4x′,P4y′)の
座標概略値の全てを得た。
【0039】線分24,25をより正確に求めるため
に、線分24には、2個のウインドウW3′,W4′作
成する。線分24の両端P2′,P3′が既知であるの
でこれを使って線分24上にウインドウは容易に作成で
きる。線分24を4等分して等分点の一つに、上記ウイ
ンドウを作成するものとすると、この場合のウインドウ
の座標は、次のようになる。
【0040】ウインドウW3′の座標(W3x′,W3
y′) W3x′=(3*P2x′+P3x′)/4 W3y′=(3*P2y′+P3y′)/4 ウインドウW4′の座標(W4x′,W4y′) W4x′=(P2x′+3*P3x′)/4 W4y′=(P2y′+3*P3y′)/4 同様に、線分25上にもウインドウW1′,W2′を作
成する必要がある。作成手順は、上述と同様である。こ
の場合のウインドウの座標は、次のようになる。
【0041】ウインドウW1′の座標(W1x′,W1
y′) W1x′=(3*P2x′+P4x′)/4 W1y′=(3*P2y′+P4y′)/4 ウインドウW2′の座標(W2x′,W2y′) W2x′=(P2x′+3*P4x′)/4 W2y′=(P2y′+3*P4y′)/4 このように、2本の線分上に各2個ずつのウインドウを
作成した。この各ウインドウの中でY軸投影累積ヒスト
グラムを作成すると、線分と交差する部分はヒストグラ
ムの変化が大きいので線分上の位置が得られる。線分
は、この場合太さがあるので、線分の上縁部と下縁部の
位置が得られる。ウインドウW3′,W4′の場合には上
縁部の情報のみを使用し、ウインドウW1′,W2′の
場合には下縁部の情報のみを使用するとよい。ウインド
ウW1′,W2′,W3′,W4′と線分との交点のY
座標をW1y′,W2y′,W3y′,W4y′とす
る。
【0042】線分24は、(W2x′,W2y′)と
(W3x′,W3y′)を結ぶ直線として次式から得ら
れる。
【0043】y=(W3y′−W2y′)(x−W2x′)
/(W3x′−W2x′)+W2y′ 線分26は、(W1x′,W1y′)と(W2x′,W
2y′)を結ぶ直線として次式から得られる。
【0044】y=(W1y′−W2y′)(x−W2x′)
/(W1x′−W2x′)+W2y′ 上記、2直線の交点として液面高さが得られることは、
先に記述した。
【0045】このようにして本発明では、液体特有の性
質である毛細管現象や透明性等による液面の不明確な点
を克服するため側壁に傾斜した直線を付加することによ
りカメラ画像の解析により液体の表面高さを自動的に計
測することを可能とした。
【0046】図11は、液の透明度が良くない場合の液
面を計測する一例を示す。壁面にスケール(メモリと数
字)を置いてあるが、このスケールを画像処理で読める
ところまで読んでその点を液面とする方式である。
【0047】図12は、側壁が毛細管現象で変色し、液
面の境界部分が画像として認識できない場合の発明の一
実施例である。A点が、液面23と側壁15の境界13
にあり、A点からA′点まで毛細管現象で変色している
場合、AA′部分が液表面で反射され反射像AA″を有
するような場合の液面計測である。図13にてこの場合
の画像処理の一例を説明する。まず、画像を取り込み、
点A′,点A″の位置を画像の中で計測する。点A′と
点A″の中点を計算して、A点であり液面である位置を
求める。
【0048】図14は、液中に突起物33が、存在する
場合の一実施例を示す。液は、透明度が良くなく表面の
反射率が良いことが条件である。突起物の液上部33a
部は、液の表面で反射され33bのような像を画像中に
あり、液中の33cの部分の像は、透明度が良くないの
でよく見えない。このような場合の画像処理例を図15
に示す。まず、画像を取り込み33aと33bの部分の
高さyを画像中で計測する。yを実寸法に変換して Y=K*y 突起物の頂上の位置H0が既知とすると液面の位置は、
次式により得られる。
【0049】H=H0−Y/2
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、壁面と液面の境界が毛
細管現象や液体の透明な性質等により不明瞭な場合にで
も、画像処理により液面の高さの決定ができ、取扱の容
易な画像処理による液面の自動計測が可能となる。これ
により現場には監視カメラを設置するだけで自動計測が
可能となり定期的な人の巡視も不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるシステムの全体構成図
である。
【図2】液面上面の反射による液面下方に現れる画像出
現の原理説明図である。
【図3】傾斜直線を利用する方式(液体の透明度が良好
な場合)の説明図である。
【図4】傾斜直線を利用する方式(液体の透明度が悪く
表面の反射率が良好な場合)の説明図である。
【図5】傾斜直線の表面の反射影を利用する方式の説明
図である。
【図6】実物の長さと画像中の長さとの変換係数を求め
るフロー図である。
【図7】液面下の直線の屈折像を利用した液面高さを計
測するフロー図である。
【図8】液面上の直線の反射影を利用した液面の高さを
計測するフロー図である。
【図9】直線及びその交点を求める処理フロー図であ
る。
【図10】直線及びその交点を求める処理フロー図であ
る。
【図11】目盛と文字を読み取り液面の高さを計測する
フロー図である。
【図12】液面と側壁境界部の毛細管現象で濡れて変色
した部分の反射影を利用した液面高さを計測するフロー
図である。
【図13】液濡れ変色面を利用した液面高さの計測フロ
ー図である。
【図14】液表面が鏡面で液中に突起物が存在する場合
の他の実施例の説明図である。
【図15】液表面が鏡面で液中に突起物が存在する場合
の画像処理のフロー図である。
【符号の説明】
1…カメラ、2…画像処理装置、3…監視用モニタT
V、4…データ出力管理装置、5…電光変換器、6…光
電変換器、7…光ケーブル、8…映像切替器、9…デー
タベース、10…プリンタ、11…タンク、12…タン
ク内液面中央監視所、13…壁面と液面の境界、15…
側壁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高藤 政雄 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 堀田 裕友 東京都千代田区三崎町二丁目9番18号 株式会社 日立システムテクノロジー内 (56)参考文献 特開 平3−170029(JP,A) 特開 昭50−87061(JP,A) 実開 昭62−146925(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01F 23/28

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体表面付近の画像を取り込むカメラから
    の映像を処理する画像処理装置における液面位置計測方
    法であって、前記カメラより取り込まれた画像中の側壁
    の状況と液体表面の状況を画像解析し、前記側壁と前記
    液体上面の境界位置を推定して求めた画像上での液体表
    面位置を、画像座標系から実際の空間座標系に変換して
    液体表面の実際の位置を求める液面位置計測方法におい
    て、 予め前記側壁に斜めの直線を描画し、または物体を貼り
    付け画像の中で斜めの直線を得るようにし、液体の上方
    での直線の像と液体中の像との画像上の位置関係に基づ
    いて前記側壁と液体上面の境界位置を推定することを特
    徴とする画像処理を用いた液面位置計測方法。
  2. 【請求項2】液体表面付近の画像を取り込むカメラから
    の映像を処理する画像処理装置における液面位置計測方
    法であって、前記カメラより取り込まれた画像中の側壁
    の状況と液体表面の状況を画像解析し、前記側壁と前記
    液体上面の境界位置を推定して求めた画像上での液体表
    面位置を、画像座標系から実際の空間座標系に変換して
    液体表面の実際の位置を求める液面位置計測方法におい
    て、 予め前記側壁に斜めの直線を描画し、または物体を貼り
    付け画像の中で斜めの直線を得るようにし、前記液体の
    上方での直線の像と、前記液体の上方での直線の液体表
    面における反射像との画像上の位置関係に基づいて前記
    側壁と液体上面の境界位置を推定することを特徴とする
    画像処理を用いた液面位置計測方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、予め前記側壁
    上に標準長のマークを取り付け、当該マークの画像上で
    の長さを画像座標系から実際の空間座標系に変換するこ
    とにより、液体表面の実際の位置を求めることを特徴と
    する画像処理を用いた液面位置計測方法。
  4. 【請求項4】液体表面付近の画像を取り込むカメラから
    の映像を処理する画像処理装置における液面位置計測方
    法であって、前記カメラより取り込まれた画像中の側壁
    の状 況と液体表面の状況を画像解析し、前記側壁と前記
    液体上面の境界位置を推定して求めた画像上での液体表
    面位置を、画像座標系から実際の空間座標系に変換して
    液体表面の実際の位置を求める液面位置計測方法におい
    て、 予め前記側壁にスケール目盛および数字を付しておき、
    前記カメラより取り込んだ画像より前記スケール目盛の
    値を画像解析することにより読み取り、前記スケール目
    盛の値を読み取れなくなった場合に、当該目盛部分が液
    面下になったと判断し、最終のスケール目盛の読み取り
    位置を液体表面の実際の位置とする画像処理を用いた液
    面位置計測方法。
  5. 【請求項5】液体表面付近の画像を取り込むカメラから
    の映像を処理する画像処理装置における液面位置計測方
    法であって、前記カメラより取り込まれた画像中の側壁
    の状況と液体表面の状況を画像解析し、前記側壁と前記
    液体上面の境界位置を推定して求めた画像上での液体表
    面位置を、画像座標系から実際の空間座標系に変換して
    液体表面の実際の位置を求める液面位置計測方法におい
    て、 前記側壁と液体上面の境界位置を画像処理により求める
    際、当該境界部の毛細管現象による変色部とこの変色部
    の液面上での反射像を画像解析し、その変色部の上界線
    と下限界線を求め、当該求めた上界線と下限界線との中
    間位置を液面位置とする画像処理を用いた液面位置計測
    方法。
  6. 【請求項6】液体表面付近の画像を取り込むカメラから
    の映像を処理する画像処理装置における液面位置計測方
    法であって、前記カメラより取り込まれた画像中の側壁
    の状況と液体表面の状況を画像解析し、前記側壁と前記
    液体上面の境界位置を推定して求めた画像上での液体表
    面位置を、画像座標系から実際の空間座標系に変換して
    液体表面の実際の位置を求める液面位置計測方法におい
    て、 液体中に突起物が存在する場合、前記カメラより取り込
    まれた画像中の前記突起物の液体上方の像と突起物の液
    体上方の液体表面における反射像との画像上の位置関係
    に基づいて前記側壁と液体上面の境界位置を推定するこ
    とを特徴とする画像処理を用いた液面位置計測方法。
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