JP2962223B2 - 統合伝送装置 - Google Patents

統合伝送装置

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JP2962223B2
JP2962223B2 JP8066066A JP6606696A JP2962223B2 JP 2962223 B2 JP2962223 B2 JP 2962223B2 JP 8066066 A JP8066066 A JP 8066066A JP 6606696 A JP6606696 A JP 6606696A JP 2962223 B2 JP2962223 B2 JP 2962223B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LAN(ローカル
エリアネットワーク)通信装置と他の通信装置の通信路
を統合するための技術に関し、特にLAN伝送装置と電
話通信装置あるいは他のデータ通信装置からの信号をフ
レーム又は時分割多重化せずに統合して伝送する伝送装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LANの通信路と他の通信系の通
信路とは別々に設置されていた。しかし、近年、LAN
通信路と他の通信系の通信路とを時分割多重によってフ
レーム多重化して1つの伝送路で伝送する技術が使用さ
れるようになった。例えば、時分割によるフレーム多重
によってLANと交換機の通信路を統合する技術がIE
EE802.9に規定されている。
【0003】この規定による多重通信装置で多重化され
る信号は、2B+D+Pのフレーム構成を持ち、LAN
信号はパケットデータに変換された後、Pフレームで伝
送され、交換系通信の為の交換用信号はBフレームで伝
送される。そのため、交換機は、専用の2B+D+P対
応のトランクが必要であり、またLAN通信装置は、2
B+D+Pフレームの通信路とインタフェースするため
のアクセスユニットと呼ばれる特別な装置が必要であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来の多重通信
装置では、LAN通信装置からのLAN信号と交換機か
らの通信信号とを2B+D+Pの専用フレームに多重化
するためのフレーム変換アダプタを必要とし、その専用
フレームを通信先のLAN伝送装置と交換機で同様のフ
レーム変換アダプタで分離してLAN信号と電話通信信
号に戻し、既存のインタフェース端末に分配している。
このため、従来の多重伝送装置は非常に高価で、LAN
通信装置と交換機などの通信装置にそれぞれ専用フレー
ムを使うため保守もしにくく、遅延も多くなるという課
題を持っていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、フレー
ム時分割多重の思想を使わずに、LAN信号と、交換機
からの信号あるいは他のLAN通信装置からの信号とを
そのまま重畳して伝送する伝送装置を提供することにあ
る。
【0006】本発明の統合伝送装置は、第1のLAN通
信装置と第2のLAN通信装置との間のLAN信号と、
第1の信号伝送装置と第2の信号伝送装置との間の通信
信号とを統合して伝送するものである。その統合伝送装
置は、第1のLAN通信装置と第2のLAN通信装置に
第1と第2のトランスを介して接続されLAN信号を伝
送する2対の対線と、フレーム多重しないで第1及び第
2の信号伝送装置からの通信信号とLAN信号を重畳分
離する第1及び第2の重畳分離装置とを有する。第1の
重畳分離装置は、第1のトランスに接続され2対の対線
の各対の端子電圧の半分の電圧が加わる第1の中間レベ
ル点から、2対の対線に第1の通信装置からの通信信号
を重畳し、その第1の中間レベル点から通信信号を分離
する。第2の重畳分離回路は、第2のトランスに接続さ
れ2対の対線の各対の端子電圧の半分の電圧が加わる第
2の中間レベル点から2対の対線に第2の通信装置から
の通信信号を重畳し、その第2の中間レベル点から、通
信信号を分離する。以上の構成において、第1の信号伝
送装置と第2の信号伝送装置は、それぞれ電話通信信号
を伝送する電話信号伝送装置である。
【0007】第1、第2の信号伝送装置からの通信信号
が第1、第2の中間レベル点に供給されたとき、それら
は第1、第2のトランスにそれぞれ互いに逆方向に加わ
るので、第1、第2のLAN通信装置側ではそれら通信
信号が検出されず、同様に、LAN信号は、第1、第2
の中間レベル点から第1、第2の信号伝送装置に分離さ
れない。
【0008】本発明における統合伝送装置において、第
1の重畳分離回路は、LAN信号を伝送する2対の対線
の各対に第1の信号伝送装置からの通信信号を同相成分
として重畳し同相成分の信号から通信信号を分離する。
また第2の重畳分離装置は、LAN信号を伝送する2対
の対線の各対に第2の信号伝送装置からの通信信号を同
相成分として重畳し同相成分の信号から通信信号を分離
する。以上の構成において、第1の信号伝送装置と第2
の信号伝送装置は、それぞれ電話通信信号を伝送する電
話信号伝送装置である。
【0009】第1及び第2の分離重畳回路がトランスの
場合、第1、第2の中間レベル点は、トランスの対線側
の巻線の中点タップである。また第1、第2の中間レベ
ル点は、トランスの中点タップではなく、容量回路やイ
ンダクタンス回路あるいは抵抗によって2対の対線の各
対の端子間に形成された接続点でもよい。
【0010】本発明はまた、第1の信号伝送装置、第2
の信号伝送装置は、第3、第4のLAN通信装置でもよ
い。この場合、第3、第4のLAN通信装置間でやり取
りされるLAN信号は、第1、第2の重畳分離回路の中
間レベル点で第1、第2のLAN通信装置間のLAN信
号に重畳されるので、伝送路の削減に役立つ。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1において、LAN集線装置110は、
第1のLAN通信装置で、IEEE802やANSY−
X3で規定されるLAN信号(ディジタル信号)を通信
する。LAN集線装置110は、第2のLAN通信装置
であるLANデータ端末113を2対の第1の対線1
0,20を介して接続する。第1の対線10,20は、
LAN信号の送信路、受信路で、それぞれの線路インピ
ーダンスは同一である。LAN集線装置110は、LA
Nデータ処理装置(図示せず)からのLAN信号を複数
のLANデータ端末に分配し、あるいは複数のLANデ
ータ端末からのLAN信号を受信し、LANデータ処理
装置の出力する。このように、LAN集線装置110
は、複数のLANデータ端末を接続できるが、ここでは
説明のため、1つのLANデータ端末113のみ接続す
る。
【0013】第1の重畳分離回路であるトランス50と
51は、第1の対線10,20の一端に接続されLAN
集線装置110に収容される。第2の分離重畳回路であ
るトランス60と61は、対線10,20の他端に接続
され、LANデータ端末113に接続される。トランス
50と51は、LAN集線装置110の中に収容される
が、トランス60,61は、LANデータ端末113と
は独立である。
【0014】第1の信号伝送装置である交換機111
は、トランス50,51に第2の対線30とトランス7
0を介して接続される。このとき、交換機111からの
1対の第2の対線30は、トランス50,51において
第1の対線10,20の各対の端子電圧が半分になる第
1の中間レベル点、すなわち本実施例ではトランス5
0,51の対線10,20側の巻線の中点タップに接続
される。これによって、その中点タップにおいて2対の
第1の対線10,20で伝送されるLAN信号に、交換
機111の回線交換データ成分および直流成分からなる
電話通信信号が重畳され、また分離される。
【0015】また、第2の信号伝送装置である電話端末
112は、トランス60,61に第3の対線40を介し
て接続される。このとき、電話端末112からの1対の
第3の対線40は、トランス60,61において対線1
0,20の各対の端子電圧が半分になる第2の中間レベ
ル点、本実施例ではトランス60,61の対線10,2
0側の巻線の中点タップに接続される。これによって、
第2の中間点において第1の対線10,20で伝送され
るLAN信号に、電話端末112の回線交換データ成分
および直流成分からなる電話通信信号が、重畳され、ま
た分離される。
【0016】以上のように、交換機111と電話端末1
12が、LAN信号を伝送する2対の第1の対線10,
20の両端のトランスの中点タップに接続されることに
よって、LAN信号に電話通信信号を重畳され、且つ、
そのトランスの中点タップから電話通信信号が分離され
る。このとき、交換機111及び電話端末112からの
電話通信信号が、2対の第1の対線10,20にLAN
信号に対して同相成分の信号として重畳され、LAN信
号と電話通信信号がフレーム多重化されないで伝送され
る。電話通信信号は、同相成分として対線10,20の
間で伝送されるが、トランス50,51とトランス6
0,61で中点タップから互いに逆方向に流れるので、
各トランスで相殺され、LAN集線装置110とLAN
データ端末113からは、電話通信信号が取り出されな
い。
【0017】なお、LANデータ端末113の代わりに
LAN集線装置を使用し、対線10,20の両端にLA
N集線装置を接続してもよい。また、電話端末112
は、アナログ電話端末でも、ディジタル電話端末でもよ
い。また、電話端末112の代わりに交換機、交換中継
装置等を使用し交換機間で電話通信信号を中継してもよ
い。また、交換機111、電話端末112の代わりにテ
レビ会議装置とその端末装置を使用してもよい。さらに
電話端末112は2ワイヤ電話装置に限定するものでな
く、4ワイヤ電話装置を使用してもよい。この場合、4
ワイヤ電話装置からの送信線は2対の第1の対線10,
20に、またその4ワイヤ電話装置からの受信線は他の
2対の対線にそれぞれトランスの中点タップを経由して
接続される。
【0018】また、図1の統合伝送装置では、LAN集
線装置110内に第1の分離重畳回路であるトランス5
0,51を収容したが、トランス50,51を交換機1
11の近くに設置し、LAN集線装置110からのLA
N信号を同軸ケーブルを介してトランス50,51に供
給してもよい。この場合、同軸ケーブルとトランス5
0,51の対線との間には、同軸ケーブルと2つの対線
を接続するための接続変換装置を必要とする。
【0019】さらに、その接続変換装置を使用すれば、
トランス50,51とトランス60,61とトランス7
0の2対の対線10,20に対向する側の巻線にその接
続変換装置を介して同軸ケーブルを接続し、LAN集線
装置110、交換機111、電話端末112およびLA
Nデータ端末113をその同軸ケーブルに接続してもよ
い。
【0020】図2は本発明の第2の実施の形態を示すブ
ロック図である。図において、LAN集線装置121と
交換機122は図1のLAN集線装置110と交換機1
11と同じ機能を持つ。LAN集線装置121とLAN
データ端末124は、2対の第1の対線10,20によ
って接続される。2つの第1の対線10,20は、それ
ぞれ、トランス125と127の間と、トランス126
と128の間に接続される。トランス125と126
は、LAN集線装置121に収容され、トランス127
と128はLANデータ端末に収容される。
【0021】交換機122と電話端末123は、それぞ
れ対線10,20の両端で対線10,20の各対の端子
電圧が半分になる第1、第2の中間レベル点に各々接続
される。このとき、交換機122からの第2の対線30
は、第1の分離重畳回路である容量回路53,54によ
って形成される第1の中間レベル点に接続し、電話端末
123からの第3の対線40は、第2の分離重畳回路で
あるインダクタンス回路63,64によって形成される
第2の中間レベル点に接続する。これによって、交換機
122の電話通信信号が第1の対線10,20に同相成
分の信号としてLAN信号に重畳されて伝送される。ま
た、電話装置123の電話通信信号も同様に第1の対線
でLAN信号と重畳分離されるとき同相成分の信号とな
る。電話通信信号は、第1、第2の中間レベル点からト
ランス125,126とトランス127,128に逆方
向に分流するので、相殺されてLAN集線装置121と
LANデータ端末124からは、電話通信信号が取り出
されない。
【0022】図2の第2の実施の形態は、トランスの中
点タップを使用できないときに有効である。
【0023】図3は本発明の第3の実施の形態を示すブ
ロック図である。図において、第1の対線10,20に
接続するLAN集線装置151とLANデータ端末15
4は、図1のLAN集線装置110、LANデータ端末
113に対応する。
【0024】第1の重畳分離回路であるトランス155
と156は、第1の対線10,20の一端に接続されL
AN集線装置151に接続される。第2の重畳分離回路
であるトランス157と158は、対線10,20の他
端に接続され、LANデータ端末154に収容される。
【0025】回線交換機152は、音声以外の情報処理
データを交換する機能を有する。回線交換機152から
の第2の対線30は、トランス155と156の対線1
0,20側の巻線の中点タップに接続され、回線交換デ
ータ端末153からの第3の対線40は、トランス15
7と158の対線10,20側の巻線の中点タップに接
続される。
【0026】したがって、2対の第1の対線10,20
で伝送されるLAN信号に、回線交換機152と回線交
換データ端末153との間でやり取りされる回線交換デ
ータが重畳され、またトランス155,156とトラン
ス157,158の中点タップから分離される。これに
よって、多重化しないでLAN信号と回線交換データと
を同じ通信路で伝送する統合伝送装置が実現される。
【0027】図3では、第2の重畳分離回路がLANデ
ータ端末154内に構成されているが、その構成位置は
限定されない。
【0028】図4は本発明の第4の実施の形態を示すブ
ロック図である。図において、LAN集線装置211と
複数のLANデータ端末214の他に、パケット交換機
212とパケット端末213が使用される。
【0029】パケット交換機212は、パケット交換デ
ータを発生し交換するパケット交換部212Aと、第1
の重畳分離回路であるトランス225と226を有す
る。パケット交換部212Aは、トランス225,22
6の対線10,20側の巻線の中点タップに1対の第2
の対線30を介して接続される。
【0030】LAN集線装置211は、トランス22
5,226の対線10,20の反対側の巻線に接続され
る。
【0031】パケット交換データ端末213は、1対の
第3の対線40を介して第2の重畳分離回路であるトラ
ンス227と228の第1の対線10,20側の巻線の
中点タップに接続される。
【0032】LANデータ端末214は、トランス22
7,228の対線10,20の反対側の巻線に接続され
る。
【0033】したがって、各トランス225,226と
トランス227,228においてLAN信号にパケット
交換データ信号が重畳され、分離される。これによっ
て、多重しないでLAN信号とパケット交換データ信号
とを伝送する統合伝送装置が実現される。
【0034】図5は本発明の第5の実施の形態を示すブ
ロック図である。図において、LAN集線装置251と
複数のLANデータ端末254の他に、インターホン親
機252と、インターホン子機253とが使用される。
【0035】インターホン親機252は、インターホン
子機253を制御する。インターホン子機253は、イ
ンターホン機能回路253Aと第2の重畳分離回路であ
るトランス257と258を有する。
【0036】インターホン親機252は、第1の重畳分
離回路であるトランス255,256の対線10,20
側の巻線の中点タップに1対の第2の対線30を介して
接続される。
【0037】LAN集線装置251は、トランス25
5,256の対線10,20の反対側の巻線に接続され
る。
【0038】インターホン機能回路253Aは、1対の
第3の対線40を介して第2の重畳分離回路であるトラ
ンス257と258の第1の対線10,20側の巻線の
中点タップに接続される。
【0039】LANデータ端末254は、トランス25
7,258の対線10,20の反対側の巻線に接続され
る。
【0040】したがって、各トランス255,256と
トランス257,258においてLAN信号にインター
ホン通話信号が重畳され、分離される。
【0041】図6は本発明の第6の実施の形態を示すブ
ロック図である。図において、対線11,21は、図1
から図5の対線10,20とは異なり、送信、受信専用
の通信路ではなく、双方向信号を送信する通信路であ
る。LAN通信装置321とLAN通信装置324とは
対線11によって接続され、LAN通信装置322とL
AN通信装置325とは対線21によって接続される。
対線11,21とLAN通信装置321,322は、第
1の重畳分離回路であるトランス355と356によっ
て接続され、対線11,21とLAN通信装置324,
325は、第2の重畳分離回路であるトランス357と
358によって接続される。
【0042】LAN通信装置323は、トランス35
5,356の対線11,21側の巻線の中点タップに接
続し、LAN通信装置326は、トランス357,35
8の対線11,21側の巻線の中点タップに接続する。
【0043】したがって、対線11は、LAN通信装置
321と324間でやり取りされるLAN信号を伝送
し、対線20は、LAN通信装置322と325間でや
り取りされるLAN信号を伝送し、各トランスの中点タ
ップを介してLAN通信装置323と326との間でや
り取りされるLAN信号が重畳及び分離される。
【0044】第6の実施の形態では、LAN通信装置3
23と326との間でやり取りされるLAN信号の伝送
路を個別に設けなくても済むという利点があり、伝送路
の削減に役立つ。
【0045】LAN通信装置321は、IEEE802
で規定されるLANノード(端末)を接続する集線装置
でも、端末でもよい。また図6において、LAN通信装
置323,326の代わりに交換機や電話端末を接続し
てもよい。
【0046】図1から図5の実施の形態では1つのLA
N集線装置とLANデータ端末が2対の第1の対線1
0,20の両端に接続されていたが、図6の実施の形態
の場合、2つのLAN通信装置321,322と2つの
LAN通信装置324,325が2対の第1の対線1
1,12の両端に接続される。このように本発明は、L
AN通信装置に収容する対線の本数を限定しない。LA
N信号を伝送する対線は、片方向伝送路でも、両方向伝
送路でもよい。また、LAN信号は、1,0の2値信号
でも多値信号でもよい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明の統合伝送装
置は、多重化回路を必要とせず、トランス結合で済むの
で、きわめて経済的である。また、第1及び第2の重畳
分離回路の設置場所が自由にとれるので、LAN通信装
置及びその他の通信装置の配線設計がやり易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の統合伝送装置を示
すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の統合伝送装置を示
すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態の統合伝送装置を示
すブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態の統合伝送装置を示
すブロック図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態の統合伝送装置を示
すブロック図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態の統合伝送装置を示
すブロック図である。
【符号の説明】
10 対線 20 対線 30 第2の対線 40 第3の対線 50 トランス 60 トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 3/56 H04L 11/20 B 9/00 (56)参考文献 特開 平9−64973(JP,A) 特開 平7−147588(JP,A) 特開 平7−79231(JP,A) 特開 平3−296359(JP,A) 特開 平3−280746(JP,A) 特開 平3−263964(JP,A) 特開 平3−96194(JP,A) 特開 平1−279657(JP,A) 特開 昭59−28746(JP,A) IEEE Std 802.9−1994, IEEE Standards for Local and Metropo litan Area Network s:Integrated Servi ces(IS)LAN Interfa ce at the Medium A ccess Control(MAC) and Physical(PHY) Layers NEC技報 Vol.49 No.11 (通巻第333号)1996,小林 靖 他、 「POPUREコアラインシステム」, pages.8−12 日本計装工業会会報 計装工事 Vo l.16 No.1 平成8年6月,小林 佳和 他、「計装担当者の為の入門L AN−4 フロアの進化とLANの工 事」,pages.23−27 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/46 H04L 12/28 H04L 12/64 H04M 11/00 H04M 3/56 JICSTファイル(JOIS) WPI(DIALOG)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のLAN通信装置と第2のLAN通
    信装置との間のLAN信号と、第1の電話信号伝送装置
    と第2の電話信号伝送装置との間の電話通信信号とを統
    合して伝送する統合伝送装置において、 前記第1のLAN通信装置と前記第2のLAN通信装置
    に第1、第2のトランスを介して接続され前記LAN信
    号を伝送する2対の対線と、 前記第1のトランスに接続され前記2対の対線の各対の
    一端での端子電圧の半分の電圧が加わる第1の中間レベ
    ル点から、前記2対の対線に前記第1の電話信号伝送装
    置からの前記電話通信信号を重畳し、前記第1の中間レ
    ベル点から前記電話通信信号を分離する第1の重畳分離
    回路と、 前記第2のトランスに接続され前記2対の対線の各対の
    他端での端子電圧の半分の電圧が加わる第2の中間レベ
    ル点から、前記2対の対線に前記第2の電話信号伝送装
    置からの前記電話通信信号を重畳し、前記第2の中間レ
    ベル点から前記電話通信信号を分離する第2の重畳分離
    回路とを有し、 前記第1及び第2の重畳分離回路の少なくとも一方は、
    前記2対の対線の各対から前記第1または第2の中間レ
    ベル点に容量結合した容量素子を有する ことを特徴とす
    る統合伝送装置。
  2. 【請求項2】 第1のLAN通信装置と第2のLAN通
    信装置との間のLAN信号と、第1の電話信号伝送装置
    と第2の電話信号伝送装置との間の電話通信信号とを統
    合して伝送する統合伝送装置において、 前記第1のLAN通信装置と前記第2のLAN通信装置
    に第1、第2のトランスを介して接続され前記LAN信
    号を伝送する2対の対線と、 前記第1のトランスに接続され前記2対の対線の各対の
    一端での端子電圧の半分の電圧が加わる第1の中間レベ
    ル点から、前記2対の対線に前記第1の電話信号伝送装
    置からの前記電話通信信号を重畳し、前記第1の中間レ
    ベル点から前記電話通信信号を分離する第1の重畳分離
    回路と、 前記第2のトランスに接続され前記2対の対線の各対の
    他端での端子電圧の半分の電圧が加わる第2の中間レベ
    ル点から、前記2対の対線に前記第2の電話信号伝送装
    置からの前記電話通信信号を重畳し、前記第2の中間レ
    ベル点から前記 電話通信信号を分離する第2の重畳分離
    回路とを有し、 前記第1及び第2の重畳分離回路の少なくとも一方は、
    前記2対の対線の各対から前記第1または第2の中間レ
    ベル点にインダクタンス結合したインダクタンスを有す
    ることを特徴とする 統合伝送装置。
  3. 【請求項3】 第1のLAN通信装置と第2のLAN通
    信装置との間のLAN信号と、第1の電話信号伝送装置
    と第2の電話信号伝送装置との間の電話通信信号とを統
    合して伝送する統合伝送装置において、 前記第1のLAN通信装置と前記第2のLAN通信装置
    に第1、第2のトランスを介して接続され前記LAN信
    号を伝送する2対の対線と、 前記第1のトランスに接続され前記2対の対線の各対の
    一端での端子電圧の半分の電圧が加わる第1の中間レベ
    ル点から、前記2対の対線に前記第1の電話信号伝送装
    置からの前記電話通信信号を重畳し、前記第1の中間レ
    ベル点から前記電話通信信号を分離する第1の重畳分離
    回路と、 前記第2のトランスに接続され前記2対の対線の各対の
    他端での端子電圧の半分の電圧が加わる第2の中間レベ
    ル点から、前記2対の対線に前記第2の電話信号伝送装
    置からの前記電話通信信号を重畳し、前記第2の中間レ
    ベル点から前記電話通信信号を分離する第2の重畳分離
    回路とを有し、 前記第1の電話信号伝送装置は、交換機で、前記第2の
    電話信号伝送装置は交換機端末であることを特徴とする
    統合伝送装置。
  4. 【請求項4】 第1のLAN通信装置と第2のLAN通
    信装置との間のLAN信号と、第1の電話信号伝送装置
    と第2の電話信号伝送装置との間の電話通信信号とを統
    合して伝送する伝送装置において、 前記第1のLAN通信装置と前記第2のLAN通信装置
    にトランスを介して接続され前記LAN信号を伝送する
    2対の対線と、 前記2対の対線の各対に前記第1の電話信号伝送装置か
    らの前記電話通信信号を同相成分として重畳し同相成分
    の信号を前記電話通信信号として分離する第1の分離重
    畳回路と、 前記2対の対線の各対に前記第2の電話信号伝送装置か
    らの前記電話通信信号を同相成分として重畳し同相成分
    の信号を前記電話通信信号として分離する第2 の分離重
    畳回路とを有し、 前記第1のLAN通信装置は、前記第1のトランスを介
    して前記2対の対線の一端に接続された2つの個別なL
    AN通信装置を有し、前記第2のLAN通信装置は、前
    記第2のトランスを介して前記2対の対線の他端に接続
    された2つの個別なLAN通信装置を有することを特徴
    とする 統合伝送装置。
  5. 【請求項5】 第1のLAN通信装置と第2のLAN通
    信装置との間のLAN信号と、電話信号送信装置と電話
    信号受信装置との間の電話通信信号とを統合して伝送す
    る統合伝送装置において、 前記第1のLAN通信装置と前記第2のLAN通信装置
    に第1、第2のトランスを介して接続され前記LAN信
    号を伝送する2対の対線と、 前記第1のトランスに接続され前記2対の対線の各対の
    一端での端子電圧の半分の電圧が加わる第1の中間レベ
    ル点から、前記2対の対線に前記電話信号送信装置から
    の前記電話通信信号を重畳する重畳回路と、 前記第2のトランスに接続され前記2対の対線の各対の
    他端での端子電圧の半分の電圧が加わる第2の中間レベ
    ル点から、前記電話通信信号を分離し前記電話信号受信
    装置に向けて出力する分離回路とを有し、 前記第1の電話信号伝送装置は、交換機で、前記第2の
    電話信号伝送装置は交換機端末であることを特徴とする
    統合伝送装置。
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日本計装工業会会報 計装工事 Vol.16 No.1 平成8年6月,小林 佳和 他、「計装担当者の為の入門LAN−4 フロアの進化とLANの工事」,pages.23−27

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