JP2960553B2 - テープ巻込み装置 - Google Patents

テープ巻込み装置

Info

Publication number
JP2960553B2
JP2960553B2 JP41614890A JP41614890A JP2960553B2 JP 2960553 B2 JP2960553 B2 JP 2960553B2 JP 41614890 A JP41614890 A JP 41614890A JP 41614890 A JP41614890 A JP 41614890A JP 2960553 B2 JP2960553 B2 JP 2960553B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
hub
leader
leader tape
magnetic tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP41614890A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04229474A (ja
Inventor
俊夫 重村
裕 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otari Inc
Original Assignee
Otari Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otari Inc filed Critical Otari Inc
Priority to JP41614890A priority Critical patent/JP2960553B2/ja
Priority to US07/809,305 priority patent/US5332167A/en
Priority to KR1019910023586A priority patent/KR970000990B1/ko
Priority to DE4142747A priority patent/DE4142747A1/de
Priority to GB9127313A priority patent/GB2251235B/en
Publication of JPH04229474A publication Critical patent/JPH04229474A/ja
Priority to HK66395A priority patent/HK66395A/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP2960553B2 publication Critical patent/JP2960553B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハブにリーダーテープ
と磁気テープとを巻回するためのテープ巻込み装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】カセットテープを製造する方法には、長
尺に巻かれた磁気テープをハブに所定量巻込み、その後
カセットケース内に組み込む方法がある。所定量の磁気
テープが巻かれている一対のハブをここではメガネと呼
ぶこととする。このメガネを作成する際、ハブに磁気テ
ープを直接巻込むと磁気テープにダメージを与えるた
め、最内周と最外周にリーダーテープを巻き、磁気テー
プを保護する。このため、メガネ作成には次のような工
程をふむ必要がある。それはまず、クランプ装置によっ
てハブにリーダーテープを係止部材によってクランプ
し、リーダーテープの両端に各々ハブが固定されている
ものを作成する。それを人力又はベルトコンベアー等で
移動して巻込み装置に設置し、リーダーテープを切断
し、その切断端に磁気テープを貼付し、一方のハブに磁
気テープを巻込み、磁気テープを切断した後リーダーテ
ープの残った端に磁気テープを貼付し、排出する。この
ようにして、2つの装置によって各工程を経ていた。ま
たメガネ作成には次のような工程をふむ場合もある。そ
れは、長尺に巻かれている磁気テープに予め一定間隔で
所定長さのリーダーテープが接続されているリールを用
いる。このリールから供給されたテープのリーダーテー
プの部分を切断し、切断したリーダーテープをハブにク
ランプし、クランプされたハブを巻回させることにより
磁気テープとリーダーテープとを巻込み、その後リーダ
ーテープの部分で切断し、その切断端をハブにクランプ
することによりメガネを作成していく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、メガネ
を作成する時には、2つの装置を使用するか、あるいは
予め一定間隔で所定長さのリーダーテープが接続された
長尺の磁気テープを用意し、1つの装置によって作成す
る必要があった。2つの装置を使用した場合、装置から
装置へ生産途中のものを移動する際、人手に頼るかもう
1台別の装置を使用する必要があり、生産に時間を要す
るだけでなく、コストも余分にかかっていた。また、リ
ーダーテープと磁気テープとが交互に巻かれたリールを
使用した場合、このリールを製造する別の装置が必要に
なり生産効率が良くなかった。
【0004】そこで本発明は、リーダーテープと磁気テ
ープとが巻回されたメガネの作成を1つの装置で行える
ようにし、生産時間を短縮し、また生産コストを低減す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、リーダーテープを供給するリーダーテ
ープ供給手段と、ハブを供給するハブ供給手段と、係止
部材を供給する係止部材供給手段と、供給された前記ハ
ブに前記リーダーテープを係止部材によって係止するク
ランプ手段と、前記リーダーテープを切断する第1の切
断手段と、前記リーダーテープを前記ハブに巻回させる
リーダーテープ巻込み手段と、前記リーダーテープ巻込
み手段の巻き取り位置まで前記ハブを移動する設定手段
と、所定の長さのリーダーテープの両端に係止された一
対のハブを移動させる移動手段と、磁気テープを供給す
る磁気テープ供給手段と、前記移動手段によって移動さ
れた一対のハブの一方を保持する保持手段と、前記一対
のハブに係止されたリーダーテープを移動させる移動ロ
ーラーと、前記磁気テープ及び前記リーダーテープを吸
着し保持するシフト手段と、吸着された前記磁気テープ
及び前記リーダーテープを切断する第2の切断手段と、
切断された前記磁気テープと前記リーダーテープとを接
着させる接合手段と、前記磁気テープを前記ハブに巻回
させる磁気テープ巻込み手段と、前記磁気テープと前記
リーダーテープとが巻回された一対のハブを外部へ排出
する排出手段とを備えた構成とした。
【0006】
【作 用】ハブ供給手段から供給されたハブの前方に、
リーダーテープ供給手段はリーダーテープを供給する。
クランプ手段は、係止部材供給手段からクランプ手段に
供給された係止部材を、ハブにリーダーテープと共にク
ランプする。このとき第1の切断手段はリーダーテープ
を切断する。
【0007】設定手段は、リーダーテープ供給手段から
供給されてくるリーダーテープの一端に固定されたハブ
を、リーダーテープ巻込み手段の巻込み位置に移動す
る。リーダーテープ巻込み手段は、リーダーテープ供給
手段から送られてきた所定長さのリーダーテープをハブ
に巻回する。クランプ手段は、新しく供給されてきたハ
ブにリーダーテープを、新しく供給されてきた係止部材
によってクランプする。このとき再度第1の切断手段
は、リーダーテープを切断する。
【0008】このようにして作成したリーダーテープの
両端にハブが固定されたものを、移動手段は、一方のハ
ブを保持手段に、他方のハブを磁気テープ巻込み手段の
巻込み位置に設置する。移動ローラーがシフト手段側に
移動することにより、リーダーテープをシフト手段上に
移動する。シフト手段は移動してきたリーダーテープを
吸着保持する。吸着保持されたリーダーテープは、第2
の切断手段によって切断される。シフト手段がシフト
し、切断されたリーダーテープの巻込み手段側の一端
と、磁気テープ供給手段から供給された磁気テープの一
端とを、接合手段によって接合する。シフト手段の吸着
保持を解除し、磁気テープ巻込み手段がハブを巻回する
ことにより、所定量の磁気テープをハブに巻込んでい
く。このとき保持手段側のリーダーテープはシフト手段
に吸着保持された状態を保つ。
【0009】再度シフト手段が磁気テープを吸着保持
し、第2の切断手段は磁気テープを切断する。切断され
た磁気テープ巻込み手段側の磁気テープの一端と、既に
切断されてシフト手段に吸着保持されているリーダーテ
ープの一端とを、接合手段は接合する。移動ローラーが
シフト手段と反対側に移動し、シフト手段は吸着を解除
する。保持手段はハブの保持を解除する。磁気テープ巻
込み手段によって所定の長さまでリーダーテープを巻込
む。一方のハブに磁気テープが巻回された一対のハブ
を、排出手段によって外部へ排出する。
【0010】
【実施例】以下図面をもとにして、本発明の実施例につ
いて説明する。図1は、本発明の一実施例であるテープ
巻き込み装置の概略図である。図2ないし図7は、シフ
ト手段のテープを保持する部分の説明図である。
【0011】リーダーテープ供給手段1は、図示しない
回転駆動体と回転駆動体の軸に固定されたリール台21と
からなり、リーダーテープRTが長尺に巻かれたリール
22を回転駆動体が回転することにより回転させ、リーダ
ーテープRTを供給する。磁気テープ供給手段2は、図
示しない回転駆動体と回転駆動体の軸に固定されたリー
ル台23とからなり、磁気テープJTが長尺に巻かれたリ
ール24を回転駆動体が回転することにより回転させ、磁
気テープJTを供給する。ハブ供給手段3は、図示しな
いパーツフィーダとハブ通路ブロック及び往復駆動手段
25と往復駆動手段25に固定され先端にハブ19とほぼ同等
の曲線部26aを持った2つのハブ押し出しロッド26,26
とからなる。
【0012】パーツフィーダから押し出されたハブ19
は、ハブ通路ブロックを通り2つのハブ押し出しロッド
26,26の曲線部26aに供給される。ハブ押し出しブロッ
ク26,26が往復駆動手段25によって前進することによ
り、2つのハブ19,19をリーダーテープRTの手前A,
Bの位置に供給する。係止部材供給手段4は、パーツフ
ィーダー27と係止部材通路ブロック28とからなり、2つ
の係止部材20,20を同時にクランプ手段5へ供給する。
【0013】クランプ手段5は、往復駆動手段29と往復
駆動手段29に固定され係止部材20とほぼ同等の幅を成し
たクランプロッド30,30とクランプロッド30とほぼ同等
の幅の溝31aを持ったクランプブロック31,31とからな
る。係止部材供給手段4からクランプブロック31,31の
溝31a,31aに供給された2つの係止部材20,20は、往
復駆動手段29によって押され、クランプロッド30,30が
前進することにより、ハブ供給手段3によって供給さ
れ、A,Bの位置にあるハブ19,19にクランプされる。
クランプは、ハブ19と係止部材20の間にリーダーテープ
RTをはさんだ状態で行われる。
【0014】第1の切断手段6は、往復駆動手段32と刃
33とからなり、往復駆動手段32によって刃33を前進さ
せ、A,Bに位置する2つのハブ19,19の略中央部でリ
ーダーテープRTを切断する。設定手段7は、往復駆動
手段34とハブ19の中心孔より若干小さい直径で回動自在
のシャフト35を持つハブ保持部36とからなり、シャフト
35をハブ19の中心孔に挿入させることによりハブ19を保
持し、リーダーテープ巻込み手段8まで移動設定させ
る。リーダーテープ巻込み手段8は、図示しない回転駆
動体と回転駆動体に固定され全体が円盤状を成し中央に
シャフト35より若干大きい直径の孔をもつリール台37と
からなり、シャフト35をハブ19と共にリール台37の孔に
挿入しリール台37を回転駆動体によって回転させること
により、リーダーテープRTをハブ19に巻込んでいく。
【0015】移動手段9は、間欠動作をする回転駆動体
38とチャック機構により2つのハブ19,19の外周をつか
むハブチャック手段39と回転駆動体38とハブチャック手
段39とを連結する連結ブロック40とからなり、リール台
37上のハブ19とクランプ手段5の前方のB位置のハブ19
とをつかみ、リール台37上のハブ19を保持手段10へ、B
位置のハブ19を磁気テープ巻込み手段15まで移動する。
保持手段10は、ハブ19の中心孔より若干小さい直径で回
転自在に支持されたシャフト41と、シャフト41に固定さ
れた円盤42と、シャフト41を上下に駆動させる図示しな
い往復駆動源とからなり、往復駆動源が駆動することに
より移動手段9から移動されてきたハブ19を保持した
り、保持を解除したりする。移動ローラー11,11は、円
柱形を成し、図示しない往復駆動源に回動自在に支持さ
れている。
【0016】シフト手段12は、図示しない空気吸引手段
と往復駆動源、及び往復駆動源に固定されリーダーテー
プRTと磁気テープJTの幅とほぼ同等の2つの溝43
a,43bを持つ保持ブロック43と、前記溝43a,43bと
同じ幅の1つの溝44aを持つ保持ブロック44とからな
り、空気吸引手段によって空気を吸引することにより磁
気テープJT及びリーダーテープRTを保持ブロック4
3,44上に吸着させ、往復駆動手段によって保持ブロッ
ク43をシフトさせる(図2ないし図7参照)。シフト前
は保持ブロック44の溝44aと保持ブロック43の一方の溝
43aとが一直線に一致し、シフト後は保持ブロック44の
溝44aと保持ブロック43のもう一方の溝43bとが一直線
に一致するように構成されている。第2の切断手段13
は、図示しない往復駆動手段と往復駆動手段に固定され
た刃45とからなり、往復駆動手段が前進することにより
刃45を保持ブロック43と44との間を通過させ、シフト手
段12に保持された磁気テープJT又はリーダーテープR
Tを切断する。
【0017】接合手段14は、図示しない往復駆動手段と
往復駆動手段に固定され、リーダーテープRTと磁気テ
ープJTとを接合するスプライシングテープ46を所定の
長さに切断し供給するスプライシングテープ供給手段47
とからなり、往復駆動手段が駆動することにより供給さ
れたスプライシングテープ46を保持ブロック43,44上の
リーダーテープRTと磁気テープJTとに貼付する。磁
気テープ巻込み手段15は、図示しない回転駆動体と回転
駆動体に固定され全体が円盤状を成し中央にハブ19の中
心孔より若干小さい直径のシャフト48をもつリール台49
とからなり、リール台49を回転駆動体によって回転させ
ることにより、リーダーテープRT及び磁気テープJT
をシャフト48に挿入されたハブ19に巻込んでいく。
【0018】排出手段16は、間欠動作をする回転駆動体
50と、チャック機構により磁気テープJTが巻回された
ハブ19と何も巻回されていないハブ19との各々の外周を
つかむハブチャック手段51と、回転駆動体50とハブチャ
ック手段51とを連結する連結ブロック52とからなり、ハ
ブチャック手段51によって保持手段10側のハブ19と磁気
テープ巻込み手段15側のハブ19とを保持し、回転駆動体
50が回転しハブチャック手段51の保持を解除することに
より、完成したメガネCを外部へ排出する。
【0019】2つの位置決め手段17,17は、往復駆動手
段53,53とハブ止めブロック54,54とからなる。2つの
位置決め手段17,17は、往復駆動する方向に各々が向か
い合った位置に設置され、2つのハブ止めブロック54,
54によって解放状態と閉鎖状態とが形成される。閉鎖状
態では2つのハブ止めブロック54,54の間をハブ19が通
過出来ない位置に、開放状態では磁気テープ巻込み手段
15によって巻込まれている磁気テープJTにハブ止めブ
ロック54,54が接触しない位置に、2つの位置決め手段
は位置付けられている。
【0020】次に図1から図17をもとに動作について説
明する。図8は完成したメガネの概略図、図9はリーダ
ーテープの両端に固定された一対のハブの概略図、図10
から図17は各部の動作説明図である。
【0021】まず最初に、自動動作に移行するまでの準
備動作について説明する。
【0022】 (1) 手によってリーダーテープRTをリーダーテー
プ供給手段1より引き出し、ガイドローラー55を介し
て、ハブ供給手段3とクランプ手段5との間に保持す
る。 (2) ハブ供給手段3がクランプ手段5の前方A,B
の位置へ2つのハブ19,19を供給する。このときハブ19
の係止部材20をクランプする溝19aは、クランプ手段5
の方を向いている。(図10) (3) 係止部材20,20をクランプ手段5によってハブ
19,19にクランプする直前に、第1の切断手段6によっ
てリーダーテープRTを切断する。 (4) 係止部材供給手段4によって供給された2つの
係止部材20,20を、クランプ手段5によって同時にハブ
19,19にリーダーテープRTと共にクランプする。(図
11) (5) B位置のハブ19を手によって廃棄する。 (6) 手によって磁気テープJTを磁気テープ供給手
段2より引き出し、ガイドローラー55,55及びテンショ
ンローラー56を介して、シフト手段12の保持ブロック4
3,44の溝43a,44a上に設置させ、空気吸引手段によ
って吸着保持させる。(図2) (7) 第2の切断手段13によって保持ブロック43,44
上の磁気テープJTを切断する。 (8) 手によって保持ブロック44上の切断された磁気
テープJTを廃棄する。 (9) 保持ブロック43をシフトさせる。(図3)
【0023】以上が準備動作である。以下に自動動作に
よってメガネCが出来上がるまでの工程を説明する。
【0024】 (1) 設定手段7によってA位置のハブを、リーダー
テープ巻込み手段8のリール台37まで移動設定する。
(図12,図13) (2) 設定手段7のシャフト35をリール台37の孔に挿
入し、リーダーテープ巻込み手段8を回転駆動させ、所
定量のリーダーテープRTを巻込む。 (3) ハブ供給手段3がクランプ手段5の前方へ2つ
のハブ19,19を供給する。このとき2つのハブ19,19と
クランプ手段5との間にリーダーテープRTが位置して
いる。(図10) (4) 係止部材20,20をクランプ手段5によってハブ
19,19にクランプする直前に、第1の切断手段6によっ
てリーダーテープRTを切断する。 (5) 係止部材供給手段4によって供給された2つの
係止部材20,20を、クランプ手段5によって同時にA,
Bに位置するハブ19,19にリーダーテープRTと共にク
ランプする。(図11) (6) 設定手段7がA位置まで移動し、リーダーテー
プRTの両端に固定された一対のハブDを移動手段9に
よって保持し、該移動手段9が180 度回転することによ
り、リーダーテープ巻込み手段8側のハブ19を保持手段
10に、クランプ手段5の前方Bに位置するハブ19を磁気
テープ巻込み手段15に移動する。(図14) (7) 移動ローラー11,11がシフト手段12側に移動す
ることにより、リーダーテープRTをシフト手段12の保
持ブロック43,44上に設置する。(図15) (8) 空気吸引手段によって、リーダーテープRTを
保持ブロック43,44上に吸着保持する。(図4) (9) 第2の切断手段13によって、保持ブロック43,
44上に吸着保持されたリーダーテープRTを切断する。 (10) 保持ブロック43がシフトし、溝43aに保持され
ている磁気テープJTと溝44aに保持されているリーダ
ーテープRTとを、接合手段14によってスプライシング
テープ46aを貼付することにより接合する。(図5) (11) 溝43b以外の吸引を解除し、磁気テープ巻込み
手段15を回転させることにより所定量の磁気テープJT
をハブ19に巻き取る。 (12) 磁気テープ巻込み手段15の回転を停止させ、磁
気テープJTを保持ブロック43,44の溝43a,44aに空
気吸引手段によって吸着させる。(図6) (13) 第2の切断手段13によって、保持ブロック43,
44上の磁気テープJTを切断する。 (14) 保持ブロック43がシフトし、溝43b上に保持さ
れているリーダーテープRTと溝44a上に保持されてい
る磁気テープJTとを接合手段14によって接合する。
(図7) (15) 移動ローラー11,11がシフト手段12と反対側に
移動する。 (16) 位置決め手段17,17が閉鎖状態に駆動する。 (17) 保持手段10がハブ19の保持を解除し、磁気テー
プ巻込み手段15が回転しリーダーテープRTを巻込むこ
とにより、保持手段10上のハブ19を位置決め手段17,17
のハブ止めブロック54,54間の位置まで移動させる。
(図16) (18) 位置決め手段17,17を開放状態とし、完成した
メガネCを排出手段16によって外部へ排出する。(図1
7)
【0025】以上のようにして、最外周及び最内周にリ
ーダーテープが巻回されたメガネを、自動動作によって
生産していく。
【0026】本実施例では位置決め手段を設け、完成し
たメガネを図3の形状にした後排出したが、この後のカ
セットケースにメガネを組み込む工程によっては、位置
決め手段を設けず、保持手段上のハブと磁気テープ巻込
み手段上のハブとを直接排出手段によって排出してもよ
い。このときは保持手段のシャフトの上下動は不要であ
る。
【0027】また、クランプ手段と第1の切断手段とを
別々の往復駆動源にて駆動させたが往復駆動源はクラン
プ手段だけに設け、刃をバネ及びストッパー等によって
クランプ手段に取り付け、係止部材をハブにクランプす
る時点と刃によってリーダーテープを切断する時点との
タイミングを計るように構成することも可能である。
【0028】本発明では、一台の装置上で、磁気テープ
の巻回されたリールと、リーダーテープの巻回されたリ
ールとを各々設置し、所定量の磁気テープとリーダーテ
ープとをハブに巻込んでいく。このため、磁気テープを
巻込む装置と、リーダーテープをハブにクランプする装
置との、2台の装置を使用した場合に比べて、リーダー
テープの両端に固定された一対のハブを、装置から装置
へ移動させることによって生じる時間とコストとを低減
することができる。また、磁気テープに所定長さのリー
ダーテープが接続されたリールを用いて、一台の装置に
よってメガネを生産した場合と比べると、リールを設置
し直すことなく、様々な長さの磁気テープが巻かれたメ
ガネを作成することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のテー
プ巻き込み装置によれば、一台の装置上で、磁気テープ
の巻回されたリールと、リーダーテープの巻回されたリ
ールとを各々設置し、所定量の磁気テープとリーダーテ
ープとをハブに巻込むため、磁気テープを巻込む装置
と、リーダーテープをハブにクランプする装置との、2
台の装置を使用した場合に比べて、リーダーテープの両
端に固定された一対のハブを、装置から装置へ移動させ
ることによって生じる時間とコストとを低減することが
できる。また、磁気テープに所定長さのリーダーテープ
が接続されたリールを用いて、一台の装置によってメガ
ネを生産した場合と比べると、リールを設置し直すこと
なく、様々な長さの磁気テープが巻かれたメガネを作成
することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるテープ巻き込み装置の
概略図である。
【図2】シフト手段のテープを保持する部分の説明図で
ある。
【図3】同じくシフト手段のテープを保持する部分の説
明図である。
【図4】同じくシフト手段のテープを保持する部分の説
明図である。
【図5】同じくシフト手段のテープを保持する部分の説
明図である。
【図6】同じくシフト手段のテープを保持する部分の説
明図である。
【図7】同じくシフト手段のテープを保持する部分の説
明図である。
【図8】完成したメガネの概略図である。
【図9】リーダーテープの両端に固定された一対のハブ
の概略図である。
【図10】動作説明図である。
【図11】同じく動作説明図である。
【図12】同じく動作説明図である。
【図13】同じく動作説明図である。
【図14】同じく動作説明図である。
【図15】同じく動作説明図である。
【図16】同じく動作説明図である。
【図17】同じく動作説明図である。
【符号の説明】
1 リーダーテープ供給手段 2 磁気テープ供給手段 3 ハブ供給手段 4 係止部材供給手段 5 クランプ手段 6 第1の切断手段 7 設定手段 8 リーダーテープ巻込み手段 9 移動手段 10 保持手段 11 移動ローラー 12 シフト手段 13 第2の切断手段 14 接合手段 15 磁気テープ巻込み手段 16 排出手段 17 位置決め手段 19 ハブ 20 係止部材 RT リーダーテープ JT 磁気テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 23/113 503 G11B 23/113 504

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のハブを係止部材によってリーダー
    テープに係止するリーダーテープ係止手段と、前記リー
    ダーテープ係止手段によってリーダーテープを係止した
    一対のハブに磁気テープを巻回する磁気テープ巻込み手
    段と、前記リーダーテープを係止した一対のハブを前記
    リーダーテープ係止手段から前記磁気テープ巻込み手段
    へ移動する移動手段とを備えたことを特徴とするテープ
    巻込み装置。
  2. 【請求項2】 前記リーダーテープ係止手段が、リーダ
    ーテープを供給するリーダーテープ供給手段と、ハブを
    供給するハブ供給手段と、係止部材を供給する係止部材
    供給手段と、供給された前記ハブに前記リーダーテープ
    を前記係止部材によって係止するクランプ手段と、前記
    リーダーテープを切断する第1の切断手段と、前記リー
    ダーテープを前記ハブに巻回させるリーダーテープ巻込
    み手段と、前記リーダーテープ巻込み手段の巻込み位置
    まで前記ハブを移動設定する設定手段とからなる請求項
    1記載のテープ巻込み装置。
  3. 【請求項3】 前記磁気テープ巻込み手段が、磁気テー
    プを供給する磁気テープ供給手段と、前記移動手段によ
    って移動された一対のハブの一方を保持する保持手段
    と、前記一対のハブに係止されたリーダーテープを移動
    させる移動ローラーと、前記磁気テープ及び前記リーダ
    ーテープを吸着し保持するシフト手段と、吸着された前
    記磁気テープ及び前記リーダーテープを切断する第2の
    切断手段と、切断された前記磁気テープと前記リーダー
    テープとを接着させる接合手段と、前記磁気テープを前
    記ハブに巻回させる磁気テープ巻込み手段と、前記磁気
    テープと前記リーダーテープとが巻回された一対のハブ
    を外部へ排出する排出手段とからなる請求項1記載のテ
    ープ巻込み装置。
JP41614890A 1990-12-27 1990-12-27 テープ巻込み装置 Expired - Lifetime JP2960553B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41614890A JP2960553B2 (ja) 1990-12-27 1990-12-27 テープ巻込み装置
US07/809,305 US5332167A (en) 1990-12-27 1991-12-17 Apparatus for automatically cutting and attaching lengths of leader tape to lengths of magnetic tape and winding them onto supply and take up reels
KR1019910023586A KR970000990B1 (ko) 1990-12-27 1991-12-20 테이프 권취장치
DE4142747A DE4142747A1 (de) 1990-12-27 1991-12-22 Vorrichtung zum aufspulen von magnetband
GB9127313A GB2251235B (en) 1990-12-27 1991-12-23 Apparatus for winding magnetic tape
HK66395A HK66395A (en) 1990-12-27 1995-05-04 Apparatus for winding magnetic tape

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41614890A JP2960553B2 (ja) 1990-12-27 1990-12-27 テープ巻込み装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04229474A JPH04229474A (ja) 1992-08-18
JP2960553B2 true JP2960553B2 (ja) 1999-10-06

Family

ID=18524389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP41614890A Expired - Lifetime JP2960553B2 (ja) 1990-12-27 1990-12-27 テープ巻込み装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2960553B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04229474A (ja) 1992-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6045096B2 (ja) テ−プ接合装置
JP2960553B2 (ja) テープ巻込み装置
JP3416803B2 (ja) 巻き取り装置及びその方法
JP2580352Y2 (ja) スプライシング装置
JP3202788B2 (ja) スプライシング装置
JPS58220261A (ja) リ−ダ−テ−プの両端をリ−ルに固着する装置
JPH0454313B2 (ja)
JP3103618B2 (ja) 磁気テープ巻き込み装置
JPH0252341A (ja) フィルム一体型カメラ製造システム
JPH06195934A (ja) テープ巻き込み装置
JP2890265B2 (ja) エンドレス状テープの自動作成装置
JPS6212574A (ja) 粘着テ−プの口取紙片取付装置
JP3158201B2 (ja) スプライシング装置及びスプライシング方法
JP3311769B2 (ja) テープ巻取機
JPS6297188A (ja) テ−プ巻き取り装置
JPS5925801Y2 (ja) 巻線機
JPS62214571A (ja) テ−プ状記録媒体の巻込み装置
JPH04237193A (ja) テーピング電子部品の接続方法およびその装置
JP4583674B2 (ja) テープカートリッジの製造方法及び製造装置
JP2676264B2 (ja) 超小型モータコイルのコイル巻自動装置
JPS58189880A (ja) 磁気テ−プをリ−ルに巻き付ける方法
JPH0528709A (ja) テープ巻き込み装置
JPS58131469U (ja) ビデオテ−プをカセツトのリ−ルに巻き付ける装置
JPS6019589B2 (ja) 接合テ−プ自動繰出装置
JPH0418219A (ja) 粘着テープ巻回装置