JP2960148B2 - 横形ロータリコンプレッサ - Google Patents

横形ロータリコンプレッサ

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は横形ロータリコンプレッサに係り、特に吸込
パイプをクランクシャフトと平行に内部のシリンダに取
着するようにした省スペースタイプの横形ロータリコン
プレッサに関する。
(従来の技術) 一般に2シリンダタイプのロータリコンプレッサでは
第5図に示したように各シリンダ50、51に吸込パイプ5
2、53を接続し、各圧縮室54、55に冷媒ガスを送れるよ
うになっている(特開昭63−38691号公報参照)。この
とき、上記吸込パイプ52、53はそれぞれコンプレッサの
クランクシャフト56に直交するようにケーシング57から
突設して上記シリンダ50、51に接続されている。さらに
上記シリンダ50、51には圧縮室54,55と上記吸込パイプ5
2、53とを連通するための貫通孔58、59が穿設されてい
る。
ところで、近年省スペースのためにロータリコンプレ
ッサを横置きしたタイプも開発されている。
このタイプであっても吸込パイプがケーシングから側
方に突出して接合されているとコンプレッサを接地する
際、大きな占有空間を要することになる。
そこで、第6図に示したように横形ロータリコンプレ
ッサの吸込パイプ52をケーシング57の端面に配置し、サ
ブベアリング60を介して両方のシリンダ50、51と仕切板
61とに貫通孔62を貫通させたロータリコンプレッサも提
案されている(実開昭58−57589号公報参照)。この吸
込構造によればケーシングの側方に吸込パイプが突出し
ないので、室外機等をコンパクトにすることができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述の横形ロータリコンプレッサの吸
込構造では2個のシリンダを連通するようにガス通路を
加工しなければならず、また、例えば第6図で符号63,6
4で示すように各シリンダに上記貫通孔と直交しシリン
ダの圧縮室に開口する吸込孔を加工しなければならず、
さらには、この吸込孔をシリンダの外周面側から加工し
た場合には、上記貫通孔より外周側の上記吸込孔を塞ぐ
作業が必要である等、加工作業が煩雑になるという問題
がある。
また、ガス通路を形成するとシリンダの剛性が低下す
るので、締付け時にシリンダが変形し、ローラの滑らか
な回転を妨げるおそれがある。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有す
る問題点を解消し、省スペースを果たせるとともに高い
剛性のシリンダを有する横形ロータリコンプレッサを提
供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は2連のシリンダ
を備え、クランクシャフトが水平になるように横置きし
た横形ロータリコンプレッサにおいて、上記シリンダの
一方に上記クランクシャフトと平行に貫通孔を穿設し、
この貫通孔に吸込みパイプを連結するとともにシリンダ
仕切板に、一端が上記貫通孔に開口し他端が両方のシリ
ンダの圧縮室に開口する長孔を形成し、この長孔を介し
て上記貫通孔とシリンダ内部とを連通させたことを特徴
するものである。
(作 用) 本発明によれば、ロータリコンプレッサ内のシリンダ
の一方にクランクシャフトと平行に貫通孔を穿設し、こ
の貫通孔に吸込パイプの一端を固着するとともにシリン
ダ仕切板に長孔を形成し、この長孔を介して上記貫通孔
とシリンダ内部とを連通させたので、シリンダ内部に複
雑なガス通路を形成することなく、仕切板の長孔を介し
て2個のシリンダにガスを供給することができる。
(実施例) 以下本発明による横形ロータリコンプレッサの一実施
例を第1図乃至第4図を参照して説明する。
第1図において、符号1はケーシングを示しており、
このケーシング1の内部は電動機部2と圧縮機部3とか
ら構成されている。上記電動機部2は上記ケーシング1
の内面に形成された円筒形状のステータ4と、この内側
でステータ4と対向するように回転軸5の周囲に形成さ
れたロータ6とから構成されている。また、上記回転軸
5の一端は上記電動機部2から圧縮機部3に延出し、メ
インベアリング7とサブベアリング8とにより回転自在
に支持されている。このメインベアリング7は上記ケー
シング1の軸方向中心位置に保持されるようにケーシン
グ内面に固着されている。さらにこのメインベアリング
7とサブベアリング8との間の上記回転軸5の一部には
2個のクランク部9、10が形成されている。そしてこの
クランク部9、10の外周の対向位置に2個のシリンダ1
1、12が上記メインベアリン7とサブベアリング8との
間に挟持されるようにして配置されている。また、この
2個のシリンダ11、12の間には仕切板13が介挿されてお
り、上記シリンダ11、12と仕切板13とを貫通ボルト14に
て固定するようになっている。
さらに上記クランク部11、12の外周にはリング状のロ
ーラ15、16が嵌装されている。このローラ15、16は上記
回転軸5の回転に伴い、偏心回転するようになってい
る。
一方、上記シリンダ11、12の一部には平板状の図示し
ないブレードが上記回転軸中心に向かって装着されてお
り、図示しない圧縮バネにより上記回転軸中心方向に付
勢され、先端が上記ローラ表面に当接するようになって
いる。そして上記ローラ15、16の偏心回転によりブレー
ドは往復運動する。このとき、このブレードと上記ロー
ラ15、16とシリンダ11、12とで包囲された閉空間が圧縮
室18を密閉形成するようになっており、この圧縮室18の
体積変化によりガスの圧縮、排出を行える。
さらに上記ブレード摺動部での摩耗防止と上記電動機
の滑らかな回転を保持するためにケーシング内には潤滑
油が貯留されている。この潤滑油は上記ブレードの往復
運動によるポンプ作用によりオイルパイプ19を介して摺
動部に給油できる。このオイルパイプ19の下端部は上記
サブベアリング8の外周に配置されシリンダ12の外面に
固着された取付プレート20に取着されている。
さらにこの取付プレート20のオイルパイプ19の位置の
近傍には回転軸5と平行な方向に貫通孔21が穿設され、
この貫通孔21の延長線上のシリンダ位置にも貫通孔22が
形成されている。そしてこのシリンダ12の貫通孔22の一
端には吸込パイプ23の端部が上記オイルパイプ19の取付
プレート20を貫通して固着されている。
また、上記貫通孔22が対向する仕切板13の下部には第
2図に示したように長孔13aが形成されている。この長
孔13aは上記貫通孔22とその下端13bで連通し、上端部13
cは上記シリンダ11、12の内部の圧縮室18と連通してい
る。したがって、上記吸込パイプ23を介して送られてき
た冷媒ガスをシリンダの12の貫通孔22と上記長孔13とを
経由して両方のシリンダ11、12の圧縮室18に送ることが
できる。また、メインベアリング7とサブベアリング8
には吐出弁24とマフラ25とを備えた圧縮室吐出口26が穿
設されている。
ここで、上記吸込パイプ23及びガス通路の細部構造に
ついて説明する。
第3図(a)は上記吸込パイプ23をシリンダ12に圧入
固定する構造を示しており、テーパ加工された吸込パイ
プ23の先端をテーパ面の形成されたシリンダ内部に圧入
するようになっている。また、同図(b)はシリンダに
拡径穴12aを形成し、この拡径穴12aに吸込パイプ23のパ
イプ端部23aを係止するようにしてシリンダ外面のパイ
プ部をかしめるようにしてシリンダに固着する構造を示
している。このとき、取付けプレートとの間は僅かにあ
けられており、部材間の熱伝導を遮断するようになって
いる。
また、第4図(a)は仕切板と対向するシリンダ表面
にテーパ部11a、12aを設け、ガスが滑らかにシリンダ内
に圧縮室に導入されるように流路抵抗を低減するための
ガス流路構造を示している。この構造によれば、ガスは
長孔内を拡散するようにして流通させることができる。
また、同図(b)は同様の効果をもたらすようにシリン
ダの圧縮室側の隅部を面取りした構造を示している。こ
の面取り11b、12bにより長孔端部で局部的にガス流を拡
散させることができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によればロー
タリコンプレッサ内のシリンダの一方に貫通孔を穿設
し、この貫通孔に吸込パイプの一端を固着するとともに
シリンダ仕切板に長孔を形成し、この長孔を介して上記
貫通孔とシリンダ内部とを連通させたので、簡単な構造
によりガスを2個のシリンダに確実に供給することがで
きる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による横形ロータリコンプレッサの一実
施例を示した縦断面図、第2図は仕切板正面図、第3図
(a),(b)は本発明による吸込パイプの固着状態の
一例を示した一部断面図、第4図は(a),(b)は本
発明によるガス流路構造の一実施例を示した一断面図、
第5図及び第6図は従来のロータリコンプレッサの一例
を示した断面図である。 1……ケーシング、2……電動機部、3……圧縮機部、
4……ステータ、5……回転軸、6……ロータ、7……
メインベアリング、8……サブベアリング、9、10……
クランク部、11、12……シリンダ、13……仕切板、18…
…圧縮室、19……オイルパイプ、20……取付プレート、
21,22……貫通孔、23……吸込パイプ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2連のシリンダを備え、クランクシャフト
    が水平になるように横置きした横形ロータリコンプレッ
    サにおいて、上記シリンダの一方に上記クランクシャフ
    トと平行に貫通孔を穿設し、この貫通孔に吸込みパイプ
    を連結するとともにシリンダ仕切板に、一端が上記貫通
    孔に開口し他端が両方のシリンダの圧縮室に開口する長
    孔を形成し、この長孔を介して上記貫通孔とシリンダ内
    部とを連通させたことを特徴とする横形ロータリコンプ
    レッサ。
JP29430390A 1990-10-31 1990-10-31 横形ロータリコンプレッサ Expired - Fee Related JP2960148B2 (ja)

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