JP2959876B2 - サーマルヘッドの構造 - Google Patents

サーマルヘッドの構造

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JP2959876B2 JP16908091A JP16908091A JP2959876B2 JP 2959876 B2 JP2959876 B2 JP 2959876B2 JP 16908091 A JP16908091 A JP 16908091A JP 16908091 A JP16908091 A JP 16908091A JP 2959876 B2 JP2959876 B2 JP 2959876B2
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武 豊澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱記録装置に用いら
れるサーマルヘッドの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の感熱記録装置に用いられる
サーマルヘッドの一例の概略構造を示す斜視図、図5は
図4のAの部分の詳細な構造を示す側面図であり、図に
おいて、1はアルミナ基板で、複数の発熱抵抗体からな
るサーマルヘッドアレイ11,外部からの信号によりサ
ーマルヘッドアレイ11から任意の発熱抵抗体を選択す
る制御回路(図示せず),サーマルヘッドアレイ11の
各発熱抵抗体に外部の電源を供給するための電極(図示
せず),制御回路と外部回路とを接続するための電極
(図示せず)等が配設されている。2は基板ベース、3
は押え金具、4はねじ、5はフレキシブル基板、6はそ
え板、7はシリコンゴムである。
【0003】アルミナ基板1に配設された電極は、押え
金具3により一部が基板ベース2に締め付けられて固定
され、シリコンゴム7を介してアルミナ基板1に圧接さ
れたフレキシブル基板5に配設された電極を介して外部
回路に接続されており、外部回路からフレキシブル基板
5を経て信号が送られてくると、制御回路により信号が
指示する発熱抵抗体がサーマルヘッドアレイ11から選
択され、この発熱抵抗体の接地側導線が接地され、外部
の電源から電流が供給されて、サマルヘッドアレイ11
の所定部分が加熱され、このサーマルヘッドアレイ11
に接触しながら送り出される感熱紙に記録が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記のような従来のサーマルヘッドの構造では、
部品点数や工数が多くかかり、コスト高になる点にあ
る。すなわち、アルミナ基板1と基板ベース2とフレキ
シブル基板5の他に、フレキシブル基板5を基板ベース
2に固定しアルミナ基板1に圧接するのに、押え金具3
とねじ4とシリコンゴム7を用いる必要があり構成部品
点数が多くなる。また、フレキシブル基板5のアルミナ
基板1への完全な圧接を確保するため多数のねじが必要
になり、且つ、1個のねじ4に対し押え金具3,フレキ
シブル基板5,基板ベース2にそれぞれねじ穴を開ける
必要があり、このねじ穴を開けるのに要する工数と、ね
じ締めに要する工数とが必要になり、コストが高くな
る。また、従来の構造では、アルミナ基板1をシリコン
ゴム7で押さえ込む構造のため、接触面が大きく、熱に
よる膨張が生じると自由に動きが取れず、熱反りが発生
する等の問題点があった。
【0005】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたもので、構成部品点数が少なく、加工工数,組立工
数を削減でき、安価に製造できるサーマルヘッドの構造
を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるサーマル
ヘッドの構造は、基板ベースのアルミナ基板を固定する
平板部に一体に、該平板部に固定したアルミナ基板の面
に向かい合い該アルミナ基板の面との間にフレキシブル
基板を挟んで保持できる隙間を有する先端部分を備えた
フレキシブル基板固定部を設け、フレキシブル基板を上
記フレキシブル基板固定部の先端部分と上記平板部に固
定したアルミナ基板の面との間に挟んで保持し、フレキ
シブル基板固定部の表面に沿って曲げて取り付け、アル
ミナ基板の電極に該電極に対応するフレキシブル基板の
電極を、フレキシブル基板の曲げ応力により圧接するこ
とを特徴としている。
【0007】
【作用】上記の構造とすることにより、押え金具とねじ
及びシリコンゴムを不要にでき、構成部品点数を減らせ
ると共に、ねじ穴開けとねじ締めに要する工数を削減で
きる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す側面図で、図におい
て、1,5は図5の同一符号と同一または相当するもの
を示し、20は基板ベースであり、アルミナ基板1を固
定する平板部201と、この平板部201に一体に設け
た先端部分とが、アルミナ基板1の面に向かい合い先端
部分とアルミナ基板1の面との間に、フレキシブル基板
5を挟んで保持できる隙間を有するフレキシブル基板固
定部202とが備えられている。
【0009】そして、基板ベース20の平板部201に
アルミナ基板1が固定され、フレキシブル基板5がフレ
キシブル基板固定部202の先端部分とアルミナ基板1
の面の間に挟まれて保持され、フレキシブル基板固定部
202の表面に沿って曲げられて取り付けられ、アルミ
ナ基板1の電極に、この電極に対応するフレキシブル基
板5の電極がフレキシブル基板5の曲げ応力によって圧
接され、アルミナ基板1の電極がフレキシブル基板5の
電極を介して外部と接続される。
【0010】図2,図3はそれぞれ本発明の他の実施例
を示す側面図で、図において、図1と同一符号は同一ま
たは相当するものを示し、8はゴムシート、9はシリコ
ンゴムである。この図2,図3に示すような構造とする
と、ゴムシート8あるいはシリコンゴム9の弾性によ
り、フレキシブル基板5の電極とアルミナ基板1の電極
との間で、より良好な接触が得られることになる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明のサーマルヘ
ッドの構造は、構成部品点数を減らせると共に、ねじ穴
加工及びねじで押え金具を均一に締め付ける必要がなく
なり、工数削減とコストの低減を図ることができ、フレ
キシブル基板全長にわたって良好な電極の接触が得られ
ると共に、アルミナ基板をはめ込む構造とし動き易くし
ているので、熱膨張による熱反りを防止できる等の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す側面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す側面図である。
【図4】従来のサーマルヘッドの一例の概略構造を示す
斜視図である。
【図5】図4のAの部分の詳細な構造を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 アルミナ基板 5 フレキシブル基板 8 ゴムシート 9 シリコンゴム 20 基板ベース 201 平板部 202 フレキシブル基板固定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−190138(JP,A) 特開 平5−8420(JP,A) 実開 平2−142039(JP,U) 実開 平1−127750(JP,U) 実開 平3−116509(JP,U) 実開 平4−5671(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/345

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発熱抵抗体からなるサーマルヘッ
    ドアレイ、外部からの信号により上記サーマルヘッドア
    レイから任意の発熱抵抗体を選択する制御回路、上記サ
    ーマルヘッドアレイの各発熱抵抗体に外部から電源を供
    給するための電極、上記制御回路と外部回路とを接続す
    るための電極が配設されたアルミナ基板が基板ベースに
    固定され、上記アルミナ基板に配設された電極がフレキ
    シブル基板に配設された電極を介して外部回路と接続さ
    れるサーマルヘッドの構造において、基板ベースがアル
    ミナ基板を固定する平板部と、該平板部に固定したアル
    ミナ基板の面に向かい合い該アルミナ基板の面との間に
    フレキシブル基板を挟んで保持できる隙間を有する先端
    部分を有し上記平板部に一体に設けられたフレキシブル
    基板固定部とを備え、フレキシブル基板が上記フレキシ
    ブル基板固定部の先端部分と上記平板部に固定したアル
    ミナ基板の面の間に挟まれて保持され、上記フレキシブ
    ル基板固定部の表面に沿って曲げられて取り付けられる
    ことにより、上記アルミナ基板の電極に該電極に対応す
    るフレキシブル基板の電極がフレキシブル基板の曲げ応
    力により圧接されることを特徴とするサーマルヘッドの
    構造。
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