JP2958829B2 - 密着型イメージセンサ - Google Patents

密着型イメージセンサ

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JP2958829B2 JP3252783A JP25278391A JP2958829B2 JP 2958829 B2 JP2958829 B2 JP 2958829B2 JP 3252783 A JP3252783 A JP 3252783A JP 25278391 A JP25278391 A JP 25278391A JP 2958829 B2 JP2958829 B2 JP 2958829B2
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雅夫 舟田
啓志 藤曲
純二 岡田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の受光素子をライ
ン状に形成した絶縁基板上に、カラーフィルタ等が積層
された透光性基板を配置して成る複数枚のセンサ基板を
連結接続して構成される長尺密着型イメージセンサの最
端部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ等に使用される固体
撮像素子には、例えば、絶縁基板上に複数の個別電極,
光電変換層,共通電極を順次積層して受光素子アレイを
形成する薄膜構造とし、原稿等の画像情報を1対1に投
影して電気信号に変換する密着型イメージセンサが提案
されている。薄膜構造の受光素子アレイの幅は、金属膜
や半導体膜を着膜する着膜装置により制限されるので、
例えば日本工業規格A列0番の原稿を読み取り可能とす
るためには、受光素子アレイが形成された3枚のA3幅
のセンサ基板を連結接続するように配置し、A0幅の長
尺状受光素子アレイを得ている。
【0003】近年、カラーの画像を読み取り可能なイメ
ージセンサの開発にともない、例えば図3に示すよう
に、多数の受光素子10が絶縁基板1上に一列に配列さ
れた受光素子アレイを形成し、赤色,緑色又は青色のフ
ィルタ21を透明基板2上に形成し、フィルタ21が各
受光素子10上に対応するように前記透明基板2を絶縁
基板1上に接着剤11を介して配置した構造のカラーイ
メージセンサが提案されている。受光素子10は、離散
的に形成された金属膜から成る個別電極,半導体膜から
なる光電変換層,透明導電膜から成る帯状の共通電極を
絶縁基板1上に順次積層して構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】長尺状カラーイメージ
センサを得る場合には、上記構造のカラーイメージセン
サの端部を接続側端部受光素子10aから所望の距離
(400dpiの場合、約10μm)の位置で切断し、
図3に示すように、接着剤30によりセンサ支持基板3
上で連結接続されるが、接続部で接着剤30のはみ出し
部31が生じ、接続部に入射した光が前記はみ出し部3
1で乱反射して接続部近傍での受光素子の出力値にバラ
ツキが生じるという問題点があった。また、長尺状カラ
ーイメージセンサを構成する個々のカラーイメージセン
サの端部は、接続側端部受光素子10aから約10μm
(400dpiの場合)の距離で切断されているので、
カラーイメージセンサを構成する両端のセンサ基板の外
側端部受光素子10bは、内側の受光素子10と比較し
て、図3に示すように原稿面側からの入射光A(画像情
報)が少なくなり(受光素子10bに対して右側方向か
らの原稿面反射光による入射光が少ない)、他の受光素
子10との均一性が確保できないという問題点があっ
た。更に、透明基板2の端部から入射した光Bがフレア
光となるので、各受光素子10に出力値のバラツキが生
じるという問題点があった。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、密着型イメージセンサのセンサ基板の端部受光素子
における光学的な不均一を改善し、センサ基板の内側の
受光素子との均一性を図るためのイメージセンサの最端
部の構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するため本発明の密着型イメージセンサは、多数の受
光素子を形成した絶縁基板上に、前記受光素子側にフィ
ルタを積層した透光性基板を配置してセンサ基板を形成
し、該センサ基板の外側端部を、前記受光素子の最端部
から一画素ピッチ以上外側に位置させる。また、受光素
子の外側最端部から一画素ピッチ以上外側のセンサ基板
上に、遮光膜を形成する。
【0008】
【作用】本発明によれば、密着型イメージセンサの外側
端部は、センサ基板に形成された受光素子の最端部から
一画素ピッチ以上外側に位置させるとともに、遮光膜を
形成したので、センサ基板の端部受光素子へのフレア光
の入射を防ぎ、前記端部受光素子と基板内部に位置する
受光素子とにおいて、光学的に均等な構造を得ることが
できる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例について図1を参照しなが
ら説明する。カラーイメージセンサは、離散的に形成さ
れた個別電極,光電変換層,共通電極を積層して構成さ
れる受光素子10をガラスから成る絶縁基板1上に形成
したセンサ基板と、赤色,緑色又は青色のフィルタ21
が形成された透明基板2とを、各フィルタ21が各受光
素子10上に対応するように接着剤30を介在させて配
置して構成されている。従来例を示す図3と構成が同一
の部分は同一符号を付している。
【0010】長尺状カラーイメージセンサを得る場合、
センサ基板の両端部をダイシングブレード(切断刃)
(図示せず)により切断して複数のセンサ基板を連結接
続して形成する。センサ基板の切断に際しては、連結接
続側においては端部受光素子10aから約10μm(4
00dpiの場合)の距離だけ離れた位置で切断し、長
尺イメージセンサの両端に対応するセンサ基板の外側端
については、このセンサ基板端部に形成された受光素子
10bの最端部から一画素ピッチt以上外側で切断す
る。長尺状カラーイメージセンサを構成する各カラーイ
メージセンサは、接着剤30(例えば日本ロックタイト
社製のアクリル系接着剤、トウホウ化成社製のエポキシ
系接着剤)を介してセンサ支持基板3上に塗布された接
着剤3上で連結接続するとともに、透明基板2上にも同
じ接着剤30が塗布され、連結接続された複数のカラー
イメージセンサ全体を覆うように長尺の透明部材4を配
置している。この透明部材4は、透明基板2と同様のガ
ラス板又は透明基板2と屈折率が同じ透明の有機膜で形
成されている。
【0011】透明部材4の両端部には、最端部受光素子
10bより一画素t以上外側の上面に、遮光樹脂膜40
(例えばCKー2000 富士ハント製のカラーモザイ
ク等)が塗布されている。更に、絶縁基板1,透明基板
2及び透明部材4の両端側面にも、同様の遮光樹脂膜4
1が塗布されている。
【0012】上記構造によれば、長尺状カラーイメージ
センサの最端部受光素子10bについては、図1に示す
ように、原稿面側から入射する光Aの範囲がセンサ基板
内部に位置する受光素子10と同じにすることができ、
他の受光素子10に対して光学的に均等な構造とするこ
とができるまた、透明部材4を配置したことにより、連
結接続部分での接着剤30を平坦化させ、接続部近傍で
入射した光の乱反射による受光素子の出力値のバラツキ
を防止でき、原稿画像に忠実な画像信号を得ることがで
きる。更に、遮光樹脂膜40,41の塗布により、カラ
ーイメージセンサの端部から透明基板2や透明部材4へ
の光の入射を防ぎ、この光が全反射によりセンサ基板の
内側に入り込むことによって生じるフレアを防止するこ
とができる。
【0013】図2は本発明の他の実施例を示すもので、
透明基板2上に配置する透明部材4が長尺カラーイメー
ジセンサ幅より長くした例である。本実施例では、長尺
状カラーイメージセンサの最端部受光素子10bより一
画素t以上外側の上面に、遮光樹脂膜40、透明部材4
の両端側面に遮光樹脂膜41a、絶縁基板1及び透明基
板2の両端側面に遮光樹脂膜41bをそれぞれ塗布して
いる。他の構成は図1と同様であるので同一構成部分に
ついては同一符号を付して説明を省略する。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、密着型イメージセンサ
のセンサ基板の外側端部は、該センサ基板端部に形成さ
れた受光素子の最端部から一画素ピッチ以上外側に位置
させたので、前記端部受光素子と基板内部に位置する受
光素子とにおいて、光学的に均等な構造を得ることがで
き、出力値のバラツキを防止して原稿画像に忠実な画像
信号を得ることができる。また、遮光膜を形成したこと
のより、センサ基板の端部受光素子へのフレア光の入射
を防ぐことができ、受光素子の出力値のバラツキを防い
で原稿画像に忠実な画像信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す長尺カラーイメージ
センサの一部断面説明図である。
【図2】 本発明の他の実施例を示す長尺カラーイメー
ジセンサの一部断面説明図である。
【図3】 従来のカラーイメージセンサの連結接続状態
を示す断面説明図である。
【符号の説明】
1…絶縁基板、 2…透明基板、 3…センサ支持基
板、 4…透明部材、10…受光素子、 21…フィル
タ、 30…接着剤、 40,41…遮光樹脂膜、t…
画素ピッチ
フロントページの続き (72)発明者 野田 聡 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社海老名事業所内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/028

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の受光素子を形成した絶縁基板上
    に、前記受光素子側にフィルタを積層した透光性基板を
    配置してセンサ基板を形成し、該センサ基板の外側端部
    を、前記受光素子の最端部から一画素ピッチ以上外側に
    位置させるとともに、受光素子の外側最端部から一画素
    ピッチ以上外側のセンサ基板上に、遮光膜を形成するこ
    とを特徴とする密着型イメージセンサ。
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