JP2958659B2 - 自走歩行式車輌用運転装置 - Google Patents

自走歩行式車輌用運転装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば床面洗浄機とが床面演艶出機、或は
床面清掃機のように、モータ又はエンジンによって走行
する車体を運転手が歩行しながら運転操作する形式の車
輌(以下単に自走歩行式車輌と云う)に用いて好適な運
転装置に関する。
〔従来の技術〕 走行用としてグリップ式アクセル(スロットルグリッ
プ)を使用し、ブレーキ用としてレバー式(握手式)ブ
レーキ装置を使用した自走歩行式車輌を運転する場合
は、運転手が歩行しながら車輌の運転操作とブレーキ操
作の全てを手で行わなくてはならないから、運転が複雑
化して咄嗟のハンドル操作とかブレーキ操作に問い合わ
ない場合があり、殊に、女性のような非力の者にとって
は、益々操縦が難しくなる問題があった。
そこで本出願人は、先の特願昭63−80036号(特開平
1−249531号公報)と実願昭63−43077号(実開平1−1
45873号公報)の各出願によって、走行中にスロットル
グリップを強く握り続ける必要がなく、軽く手を置く程
度で走行状態を維持できると共に、停止時にはハンドル
パイプを前後いずれかの方向に倒すだけでブレーキを掛
けることができる構成にして、運転操作を極めて簡単に
行うことができるように工夫した自走歩行式車輌用の運
転装置とブレーキ装置を提案した。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記の出願によって提案された自走歩行式車
輌の場合も、急ブレーキを掛ける場合は、スロットルグ
リップを握っていた手を離し、この手でブレーキ用パイ
プを回動する必要があるため、この切換操作に時間が掛
って瞬間的な停止は殆ど不可能であって、咄嗟の場に急
停車できない危険性があると共に、上記の各出願には省
略されて認められないが、通常の自走歩行式車輌には上
記スロットルグリップとブレーキ用ハンドルパイプに加
えて、車輪を逆転して車体を後退させる後退用のハンド
ルが設けられ、上記の各ハンドル操作に加えてこの後退
用ハンドルの操作と、後進時のブレーキ操作が加わるた
め、運転操作が益々複雑化して、安全性に影響を及ぼす
問題があった。
従って本発明の技術的課題は、自走歩行式車輛の前進
とそのブレーキ操作、並びに、後進とそのブレーキ操作
を、夫々1本のハンドルで極めて簡単に、且つ、的確に
行うことができるようにした運転装置を提供することで
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の技術的課題を解決するために本発明で講じた手
段は以下の如くである。
車体の後部に設けた操作用ハンドルと後退用ハンドル
を運転手が歩行しながら夫々回動操作することにより、
モータ又はエンジンによって伝動回転される車輪の回転
方向を正転又は逆転して、車体を前進又は後進するよう
に構成した自走歩行式車輌に於いて、 (1)上記の操作用ハンドルと後退用ハンドルの夫々
に、各ハンドルを常時回動前の始動位置に引戻すバネの
牽引作用を付与すること。
(2)上記車輪用の回転軸にバネの力で常時車輪の回転
にブレーキを加えるブレーキ装置を取付け、このブレー
キ装置のブレーキ解除用ワイヤの先端部を、上記操作用
ハンドルと後退用ハンドルに連結して、これ等各ハンド
ルを回動操作した時に、上記の解除用ワイヤを牽引して
ブレーキを解除できるように構成すること。
(3)ブレーキ解除用ワイヤの先端部を牽引用チェーン
の中間部に連結し、このチェーンの両端部を操作用ハン
ドルと後退用ハンドルに夫々連結して、各ハンドルを回
動操作するとブレーキ解除用ワイヤが牽引されてブレー
キ装置のブレーキが解除されるように構成すること。
〔作用〕
上記の手段は以下の如く作用する。
上記(1)の要素は、運転操作用の操作用ハンドルを
運転手が回動すると、車輪が正回転して車輛を前進さ
せ、この操作用ハンドルから手を離すと、バネの牽引力
によって操作用ハンドルが始動位置に引戻されて、車輪
の正回転、即ち、車輌の前進を停止することができ、ま
た、後退用ハンドルを運転手が回動した場合には、車輪
が逆回転させて車輛が後進し、この後退用ハンドルから
手を離すと、バネの牽引力で後退用ハンドルが始動位置
に引戻されて、車輪の逆回転、即ち、車輌の後進を停止
することを可能にする。
上記(2)要素は、操作用ハンドル又は後退用ハンド
ルを回動操作すると、ブレーキ解除用ワイヤが牽引され
てブレーキ装置のブレーキを解除するため、車輌の前進
又は後進を支障無く行わせることができると共に、上記
操作用並びに後退用の各ハンドルから手を離して、車輪
の正逆回転を止めた場合には、上記ブレーキ解除用ワイ
ヤに対する牽引力が解かれてブレーキ装置のブレーキが
直ちに掛るから、車輌の前進又は後進を瞬間的に停止さ
せて、運転時の安全性を高めることを可能にする。
上記(3)の要素は、1本のブレーキ解除用ワイヤ
を、牽引用チェーンによって操作用ハンドルと後退用ハ
ンドルの夫々に連結して、各ハンドルの回動操作を牽引
用チェーンを介してブレーキ装置側に伝えて、ブレーキ
の解除を速やかに、且つ、正確に行うことを可能にす
る。
以上の如くであるから、上記の手段によって上述した
技術的課題を解決して、前記従来の技術の問題点を解消
することができる。
〔実施例〕
以下に、上述した本発明に係る自走歩行式車輌用運転
装置の好適な実施例を添付した図面と共に詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例である床面清掃機の全体構
成を示したものであって、図中、1は車体、2は走行用
車輪、3はメインブラシ、4はサイドブラシ、Mはこれ
等車輪2とブラシ3,4、並びに、後述するバキュームフ
ァンを回転するためのモータ又はエンジンで、このモー
タ又はエンジンMが床面清掃機の駆動源となる。
1aは車台で、3aはこの車台1aの底面側に取付けた仕切
フレーム、3bは上記メインブラシ3の前面側を覆うよう
に上記車台1aの底面部に取付けたガイド板、5は上記メ
インブラシ3の後部車台1aの部分に取外し自在に装着し
たダストホッパで、上記メインブラシ3の回転によって
床面とか路面上から掃き上げられたゴミは、上記のガイ
ド板3bに案内されて穴5aよりダストホッパ5側に送り込
まれ、ここで比較的粗大なゴミがダストホッパ5内にそ
のまま溜め込まれると共に、比重の軽いダストは、後述
するバキュームファンの吸引作用を受けて、矢印の如く
上面の穴7aよりダストホッパ5の上面側に設けた集塵室
7のフイルタ室7b側に吸込まれる仕組に成っている。
また、6は上記車体1の後車輪、8は上記のフイルタ
室7a内に取付けた成形フイルタ、8Vはフイルタ除塵用の
バイブルモータで、このモータ8Vの回転によって振動を
受ける成形フイルタ8は、捕集したダストを上記のダス
トホッパ5に払い落して除塵される。
更に、9は上記集塵室7の清浄室で、10はこの清浄室
9に連設した排気ダクト、11は排気ダクト10の先端に取
付けたバキュームファンを示す。
次に、12と16は上記車体1の後部に取付けた操作用ハ
ンドルと後退用ハンドルであって、14はこれ等のハンド
ル12,16を車体1側に上下回動自在に取付けた取付軸を
示す。
この取付軸14は、第1図乃至第5図に示すように、各
ハンドル12と16に取付けた支持板13,13並びに15,15を挿
通して、車体1側に設けたブラケット1b側に固定され、
以って、各ハンドル12,16を上下回動自在に支持してい
る。
また、20は車体1の内側下側部分に取付けた固定フレ
ームで、17は上記の操作用ハンドル12を常時第1図と第
2図並びに第4図に示した始動位置(停止位置)に起立
保持させるために、上記操作用ハンドル12の支持板13と
固定フレーム20との間に張設した牽引バネを示す。
更に、第1図乃至第5図に置いて、18は上端部を上記
操作用ハンドル12の支持板13に連結した前進用のコント
ロールワイヤで、このワイヤ18の下端側18は上記の固定
フレーム20を挿通し、更に、第6図に示すように車体1
内に設けた支持フレーム30を挿通して、その下端部18b
を軸32に回動自在に取付けた略三角形状を成す前進用回
動板31の頂点部分に連結し、操作用ハンドル12を第3図
又は第6図に示す如く手前に回動して倒すと、コントロ
ールワイヤ18が第6図矢印の方向に牽引されて、回動板
31を軸32を中心に図面上反時計回転方向に回動する仕組
に成っている。
第6図に於いて、31aは上記回動板31の一端部に取付
けたアイドラプーリで、31bは回動板31の他端と支持フ
レーム30との間に張設した復帰回動用のスプリングを示
す。
また、第6図と第7図に於いて、MRは前述したモータ
又はエンジンMによって常時図面上時計回転方向に駆動
回転される回転軸に取付けた駆動ローラであって、GR,G
Rはその上下に設けたガイドプーリ、35aは車体1内に架
設した運動回転軸35に取付けた連動プーリを示す。
更に、38は上記の連動回転軸35に取付けた駆動スプロ
ケッ35bと、前述した走行用車輪2の取付軸2aに取付け
た連動スプロケット34の間に掛渡した駆動チェーンであ
って、連動プーリ35aが第6図の矢印方向(反時計回転
方向)に回転すると、走行用車輪2が駆動チェーン38に
よって同一方向に連動回転されて、車体1を図面上左方
向へ前進させる一方、連動プーリ35aが第7図の矢印方
向(時計回転方向)に回転すると、走行車輪2が同じく
駆動チェーン38によって時計回転方向に連動回転され
て、車体1を図面上右方向へ後進させる仕組に成ってい
る。
同じく第6図と第7図に於いて、36は一端側を上記の
連動プーリ35aに掛渡し、他端側を夫々上下のガイドプ
ーリGR,GRに掛渡した後、その中間部を上記駆動ローラM
Rの左側周面に掛渡した前進用ベルトであって、エンド
レス状に形成したこの前進用ベルト36の全長は、第7図
に示すように途中に緩み36aが生じるように少し長めに
形成されていて、前記コントロールワイヤ18の牽引によ
って回動板31が回動し、アイドラプーリ31aが第6図の
如く前進用ベルト36を押圧すると、上記の緩み36aがな
くなってベルト全体が伸張するため、駆動ローラMRの回
転を連動プーリ35aに伝達して、走行用車輪2を前進回
転することができる。
一方、第1図乃至第7図に於いて、22は上端部を上記
後退用ハンドル16の支持板15に連結した後進用のコント
ロールワイヤであって、このワイヤ22の下端側22aは上
述した固定フレーム20と支持フレーム30を挿通して、そ
の下端部22bを、第7図に詳記した如く前記の軸32に回
動自在に取付けた略三角形状を成す後退用回動板33の頂
点部分に連結している。従って、上記の後退用ハンドル
16を第4図並びに第7図の如く前方に押し上げ回動する
と、上記のコントロールワイヤ22がこの後退用回動板33
を第7図の如く軸32を中心に反時計回転方向に回動する
仕組に成っている。
また、第6図と第7図に於いて、33aは上記後退用回
動板33の一端に取付けたアイドラプーリ、33bはこの回
動板33の他端と上記支持フレーム30の間に張設した引戻
し用のスプリング、37は両端側を上記の駆動ローラMRの
右側周面と連動プーリ35aの間に掛渡した後退用ベルト
であって、エンドレス状に形成したこの後退用ベルト37
の全長は、第6図に示すように途中に緩み37aが生じる
ように少し長目に形成されていて、上記コントロールワ
イヤ22の牽引によって回動板がスプリング33bの牽引力
に抗して回動し、アイドラプーリ33aが第7図の如く後
退用ベルト37を押圧してこれを伸張すると、駆動ローラ
MRの回転を連動プーリ35aに伝達して、走行用車輪2を
後進回転できる仕組に成っている。
次に、第1図乃至第5図に於いて、19aと19bはその上
端を上記操作用ハンドル12の支持板13と、後退用ハンド
ル16の支持板5に夫々連結したブレーキ用チェーンであ
って、これ等両チェーン19a,19bを連結した連結金具19
にブレーキ解除用ワイヤ21が連結され、このワイヤ21の
下端側21aは前述した固定フレーム20を挿通して第8図
に示したブレーキ装置に連結されている。
第8図に於いて、40は前述した連動回転軸35に装備し
たブレーキ装置であって、このブレーキ装置40はブレー
キアーム41を図面上右方向に押圧回動すると、回転軸35
への締付けを解いてブレーキを解除する一方、上記の押
圧回動を解いてブレーキアーム41を自己の弾発力で図面
上左方向に回動させると、回転軸35を締付けてブレーキ
を掛ける仕組に成っている。
また、第8図に於いて、43は車台1aに取付けた固定枠
42の支持部42cに下端部を回動自在に軸支44したブレー
キ制御板で、45はこのブレーキ制御板43と固定枠42の一
方の脚片42bとの間に張設して、ブレーキ制御板43を常
時左方向に牽引するスプリングを示し、更に、42aは上
記ブレーキ解除用ワイヤ21の下端側21aを挿通支持する
上記固定枠42の他方の脚片であって、このブレーキ解除
用ワイヤ21の下端側先端部21bは上記のブレーキ制御板4
3に連結されている。
以上の構成から成るブレーキ装置は、ブレーキ制御板
43がスプリング45に牽引されて常時第8図の仮想線で示
した位置に回動されているから、ブレーキアーム41が左
側に回動してブレーキが掛った状態に成っているが、上
記操作用ハンドル12又は後退用ハンドル16の回動によっ
てブレーキ解除用ワイヤ21が第8図矢印方向に牽引され
ると、ブレーキ制御板43がスプリング45の牽引力に抗し
て図面上右方向に回動し、その押圧辺43aがブレーキア
ーム41のローラ41Rを押して右方向に押圧回動するた
め、連結回転軸35に対する締付けが解かれてブレーキが
解除される仕組に成っている。
尚、第2図乃至第5図に於いて、13Pは操作用ハンド
ル12の一方の支持板13に突設したストッパで、このスト
ッパ13Pは後退用ハンドル16の一方の支持板15に穿設し
た長孔15T内に嵌込まれていて、第3図の如く操作用ハ
ンドル12を手前に倒して車体1を前進させている時は、
長孔15Tの上端にストッパ13Pを係合させて、後退用ハン
ドル16を前方に押上げ回動、即ち、後退回動できないよ
うに構成すると共い、第4図の如く後退用ハンドル16を
前方に押上げて車体1を後進させている時は、同じく長
孔15Tの上端のストッパ13Pを係合させて、操作用ハンド
ル12を手前に押倒回動、即ち、前進回動できないように
構成している。
本発明は以上述べた如き構成であるから、モータ又は
エンジンMを駆動して駆動ローラMRを回転しても、第1
図並びに第2図に示すように操作用ハンドル12が牽引バ
ネ17に牽引されて起立保持され、また後退用ハンドル16
を手前に倒された状態に位置している時は、各アイドラ
プーリ31a,33aが前進用と後退用のいずれかのベルト36,
37も伸張しないから、走行用車輪2は回転せず停止状態
を維持する一方、ブレーキ装置40の制御板43はスプリン
グ45に引かれて制動位置に回動されているため、ブレー
キアーム41が第8図に於いて左方向に回動されて連動回
転軸35を締付け、ブレーキを掛けて走行用車輪2の回転
を制止する。
一方、第3図の如く操作用ハンドル12を手前に倒した
時は、前進用のコントロールワイヤ18とブレーキ解除用
ワイヤ21が上方に引かれるから、第6図の如くアイドラ
プーリ31aを前進用ベルト37に押し当てて伸張し、走行
用車輪2を前進回転させると共に、ブレーキ装置40の制
御板43が第8図の如く右方向に回動してブレーキアーム
41を押動し、回転軸35に対するブレーキを解除するた
め、車体1を前進走行させることができ、更に、第1図
に示した床面清掃機の場合は、この前進に従ってメイン
ブラシ3とサイドブラシ4が回転し、バキュームファン
11も吸引運転されるため、床面又は路面上のゴミをホッ
パ5内に掃込み、且つ、舞い上がったダストを成形フイ
ルタ8に捕集することができる。
また、第4図の如く後退用ハンドル16を前部上方に押
上げ回動した時は、後退用コントロールワイヤ22が牽引
されてアイドラプーリ33aが第7図の如く後退用ベルト3
7を伸張するから、走行用車輪2が後進回転し、これと
共にブレーキワイヤ21も牽引されてブレーキ装置40のブ
レーキ状態も解除されるため、車体1を後進させること
ができる。
更に、手前に引き倒し操作用ハンドル12から手を離す
と、直ちに牽引バネ17の牽引力で操作用ハンドル12が始
動位置、即ち、第1図と第2図に示した停止位置に復帰
回動するから、前進用ベルト36の伸張が解かれて走行用
車輪2の前進回転が停止され、これと同時にブレーキ装
置40がブレーキを掛けるから、車体1の前進を自動的
に、而も、瞬間的に停止させることができる。
また、前方に押上げて回動していて後退用ハンドル16
から手を離した場合も、ハンドルの自重と、回動板33を
復帰回動させる引戻し用スプリング33bから後退用コン
トロールワイヤ22に及ぶ牽引作用によって、直ちに後退
用ハンドル16が元に始動位置に復帰回動するため、車体
1の後退が停止されてブレーキが自動的に掛る仕組に成
っている。
〔効果〕
本発明に係る自走歩行式車輌用運転装置は以上述べた
如くであるから、車体の前進と後退を夫々専用のハンド
ルを回動するだけで的確に行うことかでき、又、これ等
前進と後退をブレーキを掛けて停止させる時は、上記回
動した各専用ハンドルから手を離すだけで、直ちに走行
用車輪の回転を止め、車体の走行を瞬間的に停止するこ
とができるため、咄嗟の場合の運転操作が簡単、且つ、
確実で、優れた安全性を発揮できると共に、車体が停止
している時は必ずブレーキが自動的に掛っているため、
ブレーキの掛け忘れによる事故発生の心配もなく、誰に
でも手軽に運転できる利点を発揮できるものであって、
図示した床面清掃機とから床面艶出機、或は、床面清浄
機と云った各種の自走歩行式敷車輌に用いて洵に好適な
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自走歩行式車輌用運転装置を実施
した床面清掃機の一例を示した全体構成図、第2図と第
3図と第4図は停止時と前進時と後進時の各ハンドル部
の操作状態を説明した斜視図で、第5図はその一部断面
正面図、第6図と第7図は前進時と後進時に於ける各部
の作動状態を説明した構成図で、第8図はブレーキ装置
の斜視図である。 1は車体、2は走行用車輪、Mはモータ又はエンジン、
9a,9bはブレーキ用チェーン、12は操作用ハンドル、16
は後退用ハンドル、17は牽引バネ、18は前進用のコント
ロールワイヤ、22はブレーキ解除用ワイヤ、22は後退用
のコントロールワイヤ、31bと33bは引戻し用スプリン
グ、40はブレーキ装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−35928(JP,U) 実開 昭61−30538(JP,U) 実開 昭52−96825(JP,U) 実開 昭60−24627(JP,U) 実開 平2−148859(JP,U) 実開 平2−102865(JP,U) 実開 昭59−133363(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60K 41/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の後部に設けた操作用ハンドルと後退
    用ハンドルを運転手を歩行しながら夫々回動操作するこ
    とにより、モータ又はエンジンによって伝動回転される
    車輪の回転方向を正転又は逆転して、車体を前進又は後
    進するように構成した自走歩行式車輌に於いて、 上記の操作用ハンドルと後退用ハンドルの夫々に、各ハ
    ンドルを常時回動前の始動位置に引戻すバネの牽引作用
    を付与する一方、上記車輪用の回転軸にバネの力で常時
    車輪の回転にブレーキを加えるブレーキ装置を取付け、
    このブレーキ装置のブレーキ解除用ワイヤの先端部を、
    上記操作用ハンドルと後退用ハンドルに連結して、これ
    等各ハンドルを回転操作した時に、上記の解除用ワイヤ
    を牽引してブレーキを解除できるように構成したことを
    特徴とする自走走行式車輌用運転装置。
  2. 【請求項2】ブレーキ解除用ワイヤの先端部を牽引用チ
    ェーンの中間部に連結し、このチェーンの両端部を操作
    用ハンドルと後退用ハンドルに夫々連結して、各ハンド
    ルを回動操作するとブレーキ解除用ワイヤが牽引されて
    ブレーキ装置のブレーキが解除されるように構成したこ
    とを特徴とする請求項(1)記載の自走歩行式車輌用運
    転装置。
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