JP2957880B2 - 回転検出装置 - Google Patents

回転検出装置

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JP2957880B2 JP2042294A JP2042294A JP2957880B2 JP 2957880 B2 JP2957880 B2 JP 2957880B2 JP 2042294 A JP2042294 A JP 2042294A JP 2042294 A JP2042294 A JP 2042294A JP 2957880 B2 JP2957880 B2 JP 2957880B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクに記録されて
いる信号の読み取り動作を行うピックアップの移動動作
を制御する回転検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学式ピックアップを用いてディスクに
記録されている信号の読み取り動作を行う光学式ディス
クプレーヤーが普及しているが、斯かるピックアップは
ディスクの径方向へ電動機の駆動力によって移動される
ように構成されている。斯かるピックアップを駆動する
装置としては、種々あるが例えば、実公平4−2448
6号公報に記載されている技術、即ち平歯車を電動機に
より回転駆動される歯車に噛合わせることによってピッ
クアップを直線的に駆動する技術が多く採用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】光学式ディスクプレー
ヤーは、ディスクに記録されている位置指標情報を用い
ることにより所望するデータ等が記録されている位置を
検出して再生動作を行う動作、即ちサーチと呼ばれる動
作を行うことができるように構成されている。
【0004】斯かるサーチ動作は、現在位置の絶対時間
と目標位置の絶対時間とから目標位置までのトラック数
を計算し、そのトラック数に対応させて光学式ピックア
ップを移動させることによって行われるが、光学式ピッ
クアップの移動動作は、ピックアップより得られる信号
を利用して横切られる信号トラックの数をカウントする
ことによってその移動量を制御するように構成されてい
る。
【0005】信号トラックの数をカウントすることによ
ってピックアップの移動量を制御する方法では、ディス
クより得られる信号に基づいて制御動作を行う必要があ
るため、サーチ速度を早くすることができないという問
題がある。
【0006】本発明は、斯かるサーチ速度を早くするこ
とができる回転検出装置を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の回転検出装置
は、電動機の回転軸に圧入固着されているとともにマグ
ネットが設けられている回転円板と、前記電動機の前記
回転円板に対向する面に取付固定されているとともに表
面に絶縁層を介してパターンが形成され、且つ磁性体よ
り成る配線基板と、該配線基板上に設けられているとと
もに前記回転円板に設けられているマグネットによる磁
気変化を検出するホール素子とより構成されている。
【0008】
【作用】本発明は、電動機の回転軸に圧入固着されてい
る回転円板に設けられているマグネットの磁気変化を検
出するホール素子を磁性体より成る配線基板に設けるこ
とによって検出動作を効率良く行うようにしたものであ
る。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の回転検出装置を示す要部の
側断面図、図2は配線基板の平面図、図3は配線基板を
示す要部の側断面図、図4は本発明の一実施例を示す要
部の平面図である。
【0010】図1において、1は電動機であり、軸受2
A、2Bによって回転可能に支持されている回転軸3を
備えている。4は前記回転軸3に圧入固着されている回
転円板であり、プラスチックマグネットにて成形されて
いるとともに歯車5が一体的に形成され、且つ図4に示
すようにS極とN極とが交互に着磁されている。6は前
記回転軸3に圧入されているワッシャーであり、前記回
転円板4を固着するために使用される接着剤が下方へた
れないようにする作用を成すものである。
【0011】7は前記電動機1の前記回転円板4に対向
する面1Aにネジ8によって取付固定されているととも
に磁性体より成る配線基板であり、図2に示したように
中心部に前記電動機1に設けられている軸受2と嵌合す
る位置決め孔9が形成されている。10及び11は前記
配線基板7に形成されている取付孔であり、前述したネ
ジ8の嵌入により該配線基板7を電動機1に固定するた
めに設けられている。
【0012】前記配線基板7は、図3に示すように磁性
体、例えば鉄にて形成されている基部7A、該基部7A
の表面に形成されている絶縁層7B及び該絶縁層7Bの
表面に形成されているパターン7Cとより構成されてい
る。12及び13は前記配線基板7に形成されているパ
ターン7Cに半田付けされる第1及び第2のホール素子
であり、前記回転円板4に形成されているマグネットに
対向する位置に配置されている。
【0013】前記第1ホール素子12及び第2ホール素
子13は、前記配線基板7に形成されている位置決め孔
9の中心部からの距離、即ち電動機1の回転軸3からの
距離が互いに同一になる位置に配置されている。このよ
うに配置することにより、第1ホール素子12及び第2
ホール素子13は、前記回転円板4の回転に伴う磁気変
化を同一のレベルで検出することができる。
【0014】前記回転円板4の回転に伴う磁気変化を第
1ホール素子12及び第2ホール素子13にて検出し、
該第1ホール素子12及び第2ホール素子13より得ら
れる信号を加算及び又は減算処理することによって正確
な検出出力を得ることができる。
【0015】また、第1ホール素子12及び第2ホール
素子13が設けられる配線基板7を磁性体にて構成した
ので、磁気回路の閉回路を形成することができ、その結
果、もれ磁束が少なくなるので回転円板4の回転に伴っ
て得られる磁気変化の検出動作を効率良く、正確に行う
ことができる。
【0016】図4は本発明の回転検出装置をピックアッ
プの駆動装置に組込んだ場合の実施例である。同図にお
いて、14は固定基板(図示せず)に取付固定されてい
る円柱状のガイドシャフト、15はピックアップ16が
固定されているピックアップ支持部材であり、前記ガイ
ドシャフト14によってディスクの径方向への移動を可
能に支持されているとともに平歯車17が前記ガイドシ
ャフト14と平行に直線状に形成されている。
【0017】18は固定基板に軸19によって回転可能
に取付けられている伝達歯車であり、前記回転円板14
に形成されている歯車5と噛合う大径歯車18Aと前記
平歯車17と噛合う小径歯車18Bが一体的に成形され
ている。
【0018】斯かる構成において、電動機1に駆動電流
が供給されると回転軸3が回転を開始するため、該回転
軸3に圧入固着されている回転円板4が回転駆動され
る。前記回転円板4が回転すると、該回転円板4に形成
されている歯車5が回転するため、その回転力が伝達歯
車18を構成する大径歯車18A及び小径歯車18Bを
介してピックアップ支持部材15の平歯車17に伝達さ
れる。
【0019】斯かる動作が行われて、電動機1の回転力
がピックアップ支持部材15に伝達されるので、該ピッ
クアップ支持部材15はガイドシャフト14の軸方向に
摺動変位する。このようにしてピックアップ支持部材1
5がガイドシャフト14に案内されながら移動するた
め、該ピックアップ支持部材15に固定されているピッ
クアップ16がデイスクの径方向へ移動せしめられる。
従って、ターンテーブル(図示せず)により回転駆動さ
れるディスクに記録されている信号がピックアップ16
によって読み取られる。
【0020】前述した動作によって、電動機1の回転力
によるピックアップ16の移動動作は行われるが、斯か
る動作が行われているとき、回転円板4の回転に伴う磁
気変化が第1ホール素子12及び第2ホール素子13に
よって検出される。そして、斯かる回転円板4の回転量
とピックアップ支持部材15、即ちピックアップ16の
移動量とは比例関係にあるため、前記回転円板4の回転
量を検出制御することによってピックアップ16の移動
量を決定することができる。
【0021】前記回転円板4の回転量は、前記第1ホー
ル素子12及び第2ホール素子13より得られる検出信
号に基づいて検出することができるため、ディスクプレ
ーヤーにおいて、サーチ動作を行う場合には、目標位置
までのトラック数を計算し、そのトラック数に対応した
量だけピックアップ16を移動させるべく回転円板4の
回転量を設定すれば良い。即ち、斯かる動作を行うとピ
ックアップ16が目標位置の近傍に移動せしめられる
が、斯かる移動動作はディスクに記録されている信号を
利用していないのでピックアップ16の移動動作を迅速
に行うことができ、その結果、サーチ速度を早くするこ
とができる。
【0022】尚、本実施例においては、回転円板4をプ
ラスチックマグネットにて成形したが、回転円板4の下
面にリング状のマグネットを接着させ、該回転円板4と
共に該マグネットを回転させるように構成することもで
きる。また、本実施例では、2つのホール素子を設けた
場合について説明したが、その数は限定されるものでは
ない。
【0023】
【発明の効果】本発明の回転検出装置は、電動機の回転
軸に圧入固着されている回転円板に設けられているマグ
ネットの磁気変化を検出するホール素子を磁性体より成
る配線基板に設けるようにしたのでマグネットより出力
される磁気力を有効に利用することができる。従って、
ホール素子の検出出力を大きくすることができるので検
出動作を正確に行うことができる。
【0024】また、回転円板をプラスチックマグネット
にて形成したので、マグネットを別に設ける場合に比較
して、安価になるとともに薄形化することができる。そ
して、回転円板に駆動力を取り出す歯車を形成したの
で、歯車を別に設ける場合に比較して構成が簡単にな
り、装置の薄形化に対して、本発明は非常に大きな効果
を奏するものである。
【0025】また、本発明は、回転円板の駆動力によっ
てピックアップの移動動作を行うとともに該回転円板の
回転量によりピックアップの移動位置を制御するように
したので、サーチ動作を速やかに行うことができるとい
う利点を有している。
【0026】更に、本発明は配線基板に電動機の軸受と
嵌合する位置決め孔を形成して、該配線基板の位置決め
を行うようにしたので、回転円板のマグネットの位置と
ホール素子との位置関係を正確に設定することができ、
特に複数のホール素子を使用する場合には、全てのホー
ル素子とマグネットとの関係を一致させる必要があるの
で、本発明は非常に大きな効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転検出装置を示す要部の側断面図で
ある。
【図2】本発明を構成する配線基板の平面図である。
【図3】本発明を構成する配線基板を示す要部の側断面
図である。
【図4】本発明の一実施例を示す要部の平面図である。
【符号の説明】
1 電動機 3 回転軸 4 回転円板 5 歯車 7 配線基板 9 位置決め孔 12 第1ホール素子 13 第2ホール素子 14 ガイドシャフト 15 ピックアップ支持部材 16 ピックアップ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機の回転軸に圧入固着されていると
    ともにマグネットが設けられている回転円板と、前記電
    動機の前記回転円板に対向する面に取付固定されている
    とともに表面に絶縁層を介してパターンが形成され、且
    つ磁性体より成る配線基板と、該配線基板上に設けられ
    ているとともに前記回転円板に設けられているマグネッ
    トによる磁気変化を検出するホール素子とより成る回転
    検出装置。
  2. 【請求項2】 配線基板に電動機の軸受と嵌合する位置
    決め孔を形成したことを特徴とする請求項1に記載の回
    転検出装置。
  3. 【請求項3】 回転円板をプラスチックマグネットにて
    形成したことを特徴とする請求項1に記載の回転検出装
    置。
  4. 【請求項4】 回転円板に駆動力を取り出す歯車を形成
    したことを特徴とする請求項3に記載の回転検出装置。
  5. 【請求項5】 回転円板の駆動力によりピックアップの
    移動動作を行うようにしたことを特徴とする請求項4に
    記載の回転検出装置。
  6. 【請求項6】 ホール素子より得られる信号に基づいて
    ピックアップの移動位置を制御するようにしたことを特
    徴とする請求項5に記載の回転検出装置。
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