JP2956593B2 - トランザクションファイル処理方式 - Google Patents
トランザクションファイル処理方式Info
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- JP2956593B2 JP2956593B2 JP8170526A JP17052696A JP2956593B2 JP 2956593 B2 JP2956593 B2 JP 2956593B2 JP 8170526 A JP8170526 A JP 8170526A JP 17052696 A JP17052696 A JP 17052696A JP 2956593 B2 JP2956593 B2 JP 2956593B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タに格納されたマスタファイルを、端末装置におけるト
ランザクションファイルにより、更新を行うトランザク
ションファイル処理方式に関する。
タに格納されたマスタファイルを、端末装置におけるト
ランザクションファイルにより、更新を行うトランザク
ションファイル処理方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータのマスタファ
イルを、端末装置が作成したトランザクションファイル
を用いて更新を行うトランザクションファイル処理方式
においては、トランザクションファイルには順呼び出し
ファイルが使われ、端末装置内でトランザクションファ
イルの更新や変更等が行われた場合には、これら更新や
変更等が全て記録されたトランザクションファイルがホ
ストコンピュータに送られている。
イルを、端末装置が作成したトランザクションファイル
を用いて更新を行うトランザクションファイル処理方式
においては、トランザクションファイルには順呼び出し
ファイルが使われ、端末装置内でトランザクションファ
イルの更新や変更等が行われた場合には、これら更新や
変更等が全て記録されたトランザクションファイルがホ
ストコンピュータに送られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した通り、従来の
トランザクションファイル処理方式では、順呼び出しフ
ァイルが使われているので、端末装置内でトランザクシ
ョンファイルの更新や変更等が行われた場合には、同一
キーのレコードが複数件存在する場合があり、必要以上
にデータが多くなる場合がある。
トランザクションファイル処理方式では、順呼び出しフ
ァイルが使われているので、端末装置内でトランザクシ
ョンファイルの更新や変更等が行われた場合には、同一
キーのレコードが複数件存在する場合があり、必要以上
にデータが多くなる場合がある。
【０００４】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、トランザクションファイル処理方式において、
同一のキーを持つレコードが入力された時に更新区分を
メンテナンスして不必要なレコードを削減することによ
り、データ量を削減することを目的とする。
であり、トランザクションファイル処理方式において、
同一のキーを持つレコードが入力された時に更新区分を
メンテナンスして不必要なレコードを削減することによ
り、データ量を削減することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ホストコンピュータのマスタファイル
を、端末装置が作成したトランザクションファイルを用
いて更新を行うトランザクションファイル処理方式であ
って、前記トランザクションファイルは、各レコードに
ついて、キー、更新区分、及びデータ内容をそれぞれ格
納し、前記トランザクションファイルの更新を行う場合
には、入力されたレコードと同一キーを有するレコード
が前記トランザクションファイルに存在するか否かをチ
ェックし、前記チェック結果と、前記入力されたレコー
ド及び前記トランザクションファイルの更新区分とに基
づき、前記トランザクションファイルの更新区分の設定
を変更して、前記トランザクションファイルの更新を行
うトランザクションファイル処理方式において、前記端
末装置が前記ホストコンピュータのマスタファイルと同
一内容のローカルマスタファイルを備え、前記更新区分
として、登録、修正、及び削除を含み、前記入力された
レコードの更新区分が登録の場合に、入力されたレコー
ドと同一キーを有するレコードが、前記ローカルマスタ
ファイルに存在せず、且つ前記トランザクションファイ
ルに存在する場合には、前記トランザクションファイル
の更新区分を修正に変更して、更新し、前記入力された
レコードの更新区分が修正の場合に、入力されたレコー
ドと同一キーを有するレコードが、前記ローカルマスタ
ファイル及び前記トランザクションファイルに存在し、
且つ該レコードの更新区分が登録である場合には、前記
トランザクションファイルの更新区分を登録に変更し、
前記入力されたレコードの更新区分が削除の場合に、入
力されたレコードと同一キーを有するレコードが、前記
ローカルマスタファイル及び前記トランザクションファ
イルに存在し、且つこれらの更新区分が登録である場合
には、該レコードを削除する。
め、本発明は、ホストコンピュータのマスタファイル
を、端末装置が作成したトランザクションファイルを用
いて更新を行うトランザクションファイル処理方式であ
って、前記トランザクションファイルは、各レコードに
ついて、キー、更新区分、及びデータ内容をそれぞれ格
納し、前記トランザクションファイルの更新を行う場合
には、入力されたレコードと同一キーを有するレコード
が前記トランザクションファイルに存在するか否かをチ
ェックし、前記チェック結果と、前記入力されたレコー
ド及び前記トランザクションファイルの更新区分とに基
づき、前記トランザクションファイルの更新区分の設定
を変更して、前記トランザクションファイルの更新を行
うトランザクションファイル処理方式において、前記端
末装置が前記ホストコンピュータのマスタファイルと同
一内容のローカルマスタファイルを備え、前記更新区分
として、登録、修正、及び削除を含み、前記入力された
レコードの更新区分が登録の場合に、入力されたレコー
ドと同一キーを有するレコードが、前記ローカルマスタ
ファイルに存在せず、且つ前記トランザクションファイ
ルに存在する場合には、前記トランザクションファイル
の更新区分を修正に変更して、更新し、前記入力された
レコードの更新区分が修正の場合に、入力されたレコー
ドと同一キーを有するレコードが、前記ローカルマスタ
ファイル及び前記トランザクションファイルに存在し、
且つ該レコードの更新区分が登録である場合には、前記
トランザクションファイルの更新区分を登録に変更し、
前記入力されたレコードの更新区分が削除の場合に、入
力されたレコードと同一キーを有するレコードが、前記
ローカルマスタファイル及び前記トランザクションファ
イルに存在し、且つこれらの更新区分が登録である場合
には、該レコードを削除する。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下に説明
する。本発明の実施の形態において、端末装置（図１の
１）でファイルの更新を行う際には、ホストコンピュー
タ（図１の８）に格納されたマスタファイルと同一内容
のローカルマスタファイル（図１の６）を更新し、それ
に伴いトランザクションファイル（図１の５）を作成す
る。
する。本発明の実施の形態において、端末装置（図１の
１）でファイルの更新を行う際には、ホストコンピュー
タ（図１の８）に格納されたマスタファイルと同一内容
のローカルマスタファイル（図１の６）を更新し、それ
に伴いトランザクションファイル（図１の５）を作成す
る。
【０００７】トランザクションファイル（図１の５）に
は、各レコードについて、キー、更新区分、及びデータ
内容をそれぞれ格納する領域が設けられている。更新区
分には、例えば「登録」、「修正」、及び「削除」があ
る。
は、各レコードについて、キー、更新区分、及びデータ
内容をそれぞれ格納する領域が設けられている。更新区
分には、例えば「登録」、「修正」、及び「削除」があ
る。
【０００８】ローカルマスタファイル又はトランザクシ
ョンファイルにすでに存在するレコードと同一のキーを
持つレコードが入力され、更新を行う場合には、入力さ
れたレコードの更新区分と、トランザクションファイル
の更新区分と、に応じてトランザクションファイルの更
新区分が新たに定められ、新たに入力されたレコードの
データ内容がトランザクションファイルに格納される。
ョンファイルにすでに存在するレコードと同一のキーを
持つレコードが入力され、更新を行う場合には、入力さ
れたレコードの更新区分と、トランザクションファイル
の更新区分と、に応じてトランザクションファイルの更
新区分が新たに定められ、新たに入力されたレコードの
データ内容がトランザクションファイルに格納される。
【０００９】ホストコンピュータに格納されたマスタフ
ァイルを更新する際には、このトランザクションファイ
ルをホストコンピュータに転送し、端末装置のトランザ
クションファイルは消去される。
ァイルを更新する際には、このトランザクションファイ
ルをホストコンピュータに転送し、端末装置のトランザ
クションファイルは消去される。
【００１０】本発明の実施の形態においては、トランザ
クションファイルの更新区分をメンテナンス（保守、管
理）することにより、トランザクションファイルをホス
トコンピュータ（図１の８）のマスタファイルへ転送す
るまでの間にトランザクションファイルの更新が行われ
た場合であっても、不必要なデータがトランザクション
ファイルに設けられることがないため、ホストコンピュ
ータへ転送する情報量の低減が図られる。
クションファイルの更新区分をメンテナンス（保守、管
理）することにより、トランザクションファイルをホス
トコンピュータ（図１の８）のマスタファイルへ転送す
るまでの間にトランザクションファイルの更新が行われ
た場合であっても、不必要なデータがトランザクション
ファイルに設けられることがないため、ホストコンピュ
ータへ転送する情報量の低減が図られる。
【００１１】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１は、本発明の実施例の構成を説明する
ための図である。
て説明する。図１は、本発明の実施例の構成を説明する
ための図である。
【００１２】図１を参照して、本発明の実施例は、端末
装置１と、端末装置１と通信回線７を介して接続される
ホストコンピュータ８と、から構成されている。端末装
置１は、ディスプレイ２及びキーボード３が接続される
と共にトランザクションファイル５及びローカルマスタ
ファイル６が接続されるレコード更新部４を有する。
装置１と、端末装置１と通信回線７を介して接続される
ホストコンピュータ８と、から構成されている。端末装
置１は、ディスプレイ２及びキーボード３が接続される
と共にトランザクションファイル５及びローカルマスタ
ファイル６が接続されるレコード更新部４を有する。
【００１３】レコード更新部４は、キーボード３から入
力された更新用レコードを読出し、この更新用レコード
の更新区分を、「登録」、「修正」、及び「削除」にそ
れぞれ選別し、それぞれに応じた処理を実行する。
力された更新用レコードを読出し、この更新用レコード
の更新区分を、「登録」、「修正」、及び「削除」にそ
れぞれ選別し、それぞれに応じた処理を実行する。
【００１４】図２に、本実施例において、入力された更
新用レコードの更新区分が「登録」の場合のトランザク
ションファイル５の更新処理の流れを説明するためのフ
ローチャートを示す。図２を参照して、キーボード３か
ら入力された更新用レコードの更新区分が「登録」の場
合には、入力されたレコードがローカルマスタファイル
６に存在するか否かをチェックし（ステップＳ１１）、
存在しない場合には、入力されたレコードがトランザク
ションファイル５に存在するか否かをチェックする（ス
テップＳ１２）。
新用レコードの更新区分が「登録」の場合のトランザク
ションファイル５の更新処理の流れを説明するためのフ
ローチャートを示す。図２を参照して、キーボード３か
ら入力された更新用レコードの更新区分が「登録」の場
合には、入力されたレコードがローカルマスタファイル
６に存在するか否かをチェックし（ステップＳ１１）、
存在しない場合には、入力されたレコードがトランザク
ションファイル５に存在するか否かをチェックする（ス
テップＳ１２）。
【００１５】ステップＳ１２の処理において、入力され
たレコードがトランザクションファイル５に存在する場
合（例えば、レコードの削除処理が行われた後である
が、未だトランザクションファイル５の転送処理が行わ
れていない状態であるため、ホストコンピュータ８のマ
スタファイルにはこのレコードが存在している場合）に
は、更新区分に「修正」をセットし（ステップＳ１
３）、存在しない場合には、更新区分に「登録」をセッ
トする（ステップＳ１４）。
たレコードがトランザクションファイル５に存在する場
合（例えば、レコードの削除処理が行われた後である
が、未だトランザクションファイル５の転送処理が行わ
れていない状態であるため、ホストコンピュータ８のマ
スタファイルにはこのレコードが存在している場合）に
は、更新区分に「修正」をセットし（ステップＳ１
３）、存在しない場合には、更新区分に「登録」をセッ
トする（ステップＳ１４）。
【００１６】次に、ローカルマスタファイル６及びトラ
ンザクションファイル５をそれぞれ更新し、同一キーの
レコードが存在している場合にはこのレコードに上書き
する（ステップＳ１５）。なお、ステップＳ１１のチェ
ックにおいて、入力されたレコードがローカルマスタフ
ァイル６にすでに存在する場合、すなわち既に登録がな
されている場合には、処理を中止し、ディスプレイ２に
エラーメッセージが表示される。
ンザクションファイル５をそれぞれ更新し、同一キーの
レコードが存在している場合にはこのレコードに上書き
する（ステップＳ１５）。なお、ステップＳ１１のチェ
ックにおいて、入力されたレコードがローカルマスタフ
ァイル６にすでに存在する場合、すなわち既に登録がな
されている場合には、処理を中止し、ディスプレイ２に
エラーメッセージが表示される。
【００１７】図３に、本実施例において、入力された更
新用レコードの更新区分が「修正」の場合のトランザク
ションファイル５の更新処理の流れを説明するためのフ
ローチャートを示す。図３を参照して、キーボード３か
ら入力された更新用レコードの更新区分が「修正」の場
合には、入力されたレコードがローカルマスタファイル
６に存在するか否かをチェックし（ステップＳ２１）、
存在する場合には、入力されたレコードがトランザクシ
ョンファイル５に存在するかチェックする（ステップＳ
２２）。
新用レコードの更新区分が「修正」の場合のトランザク
ションファイル５の更新処理の流れを説明するためのフ
ローチャートを示す。図３を参照して、キーボード３か
ら入力された更新用レコードの更新区分が「修正」の場
合には、入力されたレコードがローカルマスタファイル
６に存在するか否かをチェックし（ステップＳ２１）、
存在する場合には、入力されたレコードがトランザクシ
ョンファイル５に存在するかチェックする（ステップＳ
２２）。
【００１８】ステップＳ２２の処理において、入力され
たレコードがトランザクションファイル５に存在しない
場合には、更新区分に「修正」をセットし（ステップＳ
２５）、存在する場合には、トランザクションファイル
５のレコードの更新区分が「登録」であるか否かをチェ
ックする（ステップＳ２３）。ステップＳ２３の処理に
おいて、更新区分が「登録」の場合、すなわちこのレコ
ードの登録処理が行われたが、未だトランザクションフ
ァイル５の転送処理が行われていない場合には、更新区
分に「登録」をセットし（ステップＳ２４）、更新区分
が「登録」でない場合、すなわちホストコンピュータ８
のマスタファイルへの登録がすでに済んでいる場合に
は、更新区分に「修正」をセットする（ステップＳ２
５）。
たレコードがトランザクションファイル５に存在しない
場合には、更新区分に「修正」をセットし（ステップＳ
２５）、存在する場合には、トランザクションファイル
５のレコードの更新区分が「登録」であるか否かをチェ
ックする（ステップＳ２３）。ステップＳ２３の処理に
おいて、更新区分が「登録」の場合、すなわちこのレコ
ードの登録処理が行われたが、未だトランザクションフ
ァイル５の転送処理が行われていない場合には、更新区
分に「登録」をセットし（ステップＳ２４）、更新区分
が「登録」でない場合、すなわちホストコンピュータ８
のマスタファイルへの登録がすでに済んでいる場合に
は、更新区分に「修正」をセットする（ステップＳ２
５）。
【００１９】次に、更新区分がセットされたレコードに
より、ローカルマスタファイル６及びトランザクション
ファイル５をそれぞれ更新し、同一キーのレコードが存
在している場合にはこのレコードに上書きする（ステッ
プＳ２６）。なお、ステップＳ２１のチェックにおいて
入力されたレコードがローカルマスタファイル６に存在
しない場合、すなわち該当する修正対象のレコードが存
在しない場合には、処理を中止し、ディスプレイ２にエ
ラーメッセージが表示される。
より、ローカルマスタファイル６及びトランザクション
ファイル５をそれぞれ更新し、同一キーのレコードが存
在している場合にはこのレコードに上書きする（ステッ
プＳ２６）。なお、ステップＳ２１のチェックにおいて
入力されたレコードがローカルマスタファイル６に存在
しない場合、すなわち該当する修正対象のレコードが存
在しない場合には、処理を中止し、ディスプレイ２にエ
ラーメッセージが表示される。
【００２０】図４に、本実施例において、入力された更
新用レコードの更新区分が「削除」の場合のトランザク
ションファイル５の更新処理の流れを説明するためのフ
ローチャートを示す。図４を参照して、キーボード３か
ら入力された更新用レコードの更新区分が「削除」の場
合には、入力されたレコードがローカルマスタファイル
６に存在するか否かをチェックし（ステップＳ３１）、
存在する場合には、入力されたレコードがトランザクシ
ョンファイル５に存在するかチェックする（ステップＳ
３２）。
新用レコードの更新区分が「削除」の場合のトランザク
ションファイル５の更新処理の流れを説明するためのフ
ローチャートを示す。図４を参照して、キーボード３か
ら入力された更新用レコードの更新区分が「削除」の場
合には、入力されたレコードがローカルマスタファイル
６に存在するか否かをチェックし（ステップＳ３１）、
存在する場合には、入力されたレコードがトランザクシ
ョンファイル５に存在するかチェックする（ステップＳ
３２）。
【００２１】ステップＳ３２の処理において、入力され
たレコードがトランザクションファイル５に存在しない
場合には、更新区分に「削除」をセットし（ステップＳ
３５）、トランザクションファイル５を更新（入力され
たレコードのデータ及び／又はキーをセット）する（ス
テップＳ３６）。一方、ステップＳ３２の処理におい
て、入力されたレコードがトランザクションファイル５
に存在する場合には、トランザクションファイル５のレ
コードの更新区分が「登録」であるか否かをチェックし
（ステップＳ３３）、「登録」である場合、すなわち端
末装置１における登録処理は行われたがホストコンピュ
ータ８へのトランザクションファイル５の転送処理が未
だ行われていない場合には、トランザクションファイル
５のレコードを削除し（ステップＳ３４）、「登録」で
ない場合、すなわちホストコンピュータ８のマスタファ
イルへの登録がすでに済んでいる場合には、更新区分に
「削除」をセットし（ステップＳ３５）、トランザクシ
ョンファイル５に入力されたレコードのデータ及び／又
はキーをセット（同一キーのレコードが存在している場
合にはこのレコードに上書き）する（ステップＳ３
６）。
たレコードがトランザクションファイル５に存在しない
場合には、更新区分に「削除」をセットし（ステップＳ
３５）、トランザクションファイル５を更新（入力され
たレコードのデータ及び／又はキーをセット）する（ス
テップＳ３６）。一方、ステップＳ３２の処理におい
て、入力されたレコードがトランザクションファイル５
に存在する場合には、トランザクションファイル５のレ
コードの更新区分が「登録」であるか否かをチェックし
（ステップＳ３３）、「登録」である場合、すなわち端
末装置１における登録処理は行われたがホストコンピュ
ータ８へのトランザクションファイル５の転送処理が未
だ行われていない場合には、トランザクションファイル
５のレコードを削除し（ステップＳ３４）、「登録」で
ない場合、すなわちホストコンピュータ８のマスタファ
イルへの登録がすでに済んでいる場合には、更新区分に
「削除」をセットし（ステップＳ３５）、トランザクシ
ョンファイル５に入力されたレコードのデータ及び／又
はキーをセット（同一キーのレコードが存在している場
合にはこのレコードに上書き）する（ステップＳ３
６）。
【００２２】次に、ローカルマスタファイル６のレコー
ドを削除する（ステップＳ３７）。なお、ステップＳ３
１のチェックにおいて入力されたレコードがローカルマ
スタファイル６に存在しない場合、すなわち該当する削
除対象のレコードが存在しない場合には、処理を中止
し、ディスプレイ２にエラーメッセージが表示される。
ドを削除する（ステップＳ３７）。なお、ステップＳ３
１のチェックにおいて入力されたレコードがローカルマ
スタファイル６に存在しない場合、すなわち該当する削
除対象のレコードが存在しない場合には、処理を中止
し、ディスプレイ２にエラーメッセージが表示される。
【００２３】このようにして、レコード更新部４は、キ
ーボード３から入力されたレコードを処理し、トランザ
クションファイル５を生成する。ホストコンピュータ８
に格納されたマスタファイルの更新は、このトランザク
ションファイル５を通信回線７を介してホストコンピュ
ータ８に転送することによって行われる。
ーボード３から入力されたレコードを処理し、トランザ
クションファイル５を生成する。ホストコンピュータ８
に格納されたマスタファイルの更新は、このトランザク
ションファイル５を通信回線７を介してホストコンピュ
ータ８に転送することによって行われる。
【００２４】なお、本実施例においては、更新用レコー
ドは、キーボード３から入力される構成としたが、本発
明はかかる構成に限定されるものではなく、他のファイ
ル装置等から入力される構成としてもよいことは勿論で
ある。
ドは、キーボード３から入力される構成としたが、本発
明はかかる構成に限定されるものではなく、他のファイ
ル装置等から入力される構成としてもよいことは勿論で
ある。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のトランザ
クションファイル処理方式は、トランザクションファイ
ルの更新区分をメンテナンスすることにより、トランザ
クションファイルの情報に無駄な部分がなくなり、ホス
トコンピュータへの転送時間を短縮することができ、ホ
ストコンピュータと端末間に通信回線を介している場合
には、通信コストの低減を図ることができる。
クションファイル処理方式は、トランザクションファイ
ルの更新区分をメンテナンスすることにより、トランザ
クションファイルの情報に無駄な部分がなくなり、ホス
トコンピュータへの転送時間を短縮することができ、ホ
ストコンピュータと端末間に通信回線を介している場合
には、通信コストの低減を図ることができる。
【図１】本発明の実施例の構成を説明するための図であ
る。
る。
【図２】本発明の実施例において、更新区分が「登録」
の場合の動作を説明するためのフローチャートである。
の場合の動作を説明するためのフローチャートである。
【図３】本発明の実施例において、更新区分が「修正」
の場合の動作を説明するためのフローチャートである。
の場合の動作を説明するためのフローチャートである。
【図４】本発明の実施例において、更新区分が「削除」
の場合の動作を説明するためのフローチャートである。
の場合の動作を説明するためのフローチャートである。
１ 端末装置 ２ ディスプレイ ３ キーボード ４ レコード更新部 ５ トランザクションファイル ６ ローカルマスタファイル ７ 通信回線 ８ ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G06F 12/00 G06F 15/16 G06F 15/00 G06F 3/06
Claims (1)
- 【請求項１】ホストコンピュータのマスタファイルを、
端末装置が作成したトランザクションファイルを用いて
更新を行うトランザクションファイル処理方式であっ
て、 前記トランザクションファイルは、各レコードについ
て、キー、更新区分、及びデータ内容をそれぞれ格納
し、 前記トランザクションファイルの更新を行う場合には、
入力されたレコードと同一キーを有するレコードが前記
トランザクションファイルに存在するか否かをチェック
し、 前記チェック結果と、前記入力されたレコード及び前記
トランザクションファイルの更新区分とに基づき、前記
トランザクションファイルの更新区分の設定を変更し
て、前記トランザクションファイルの更新を行うトラン
ザクションファイル処理方式において、前記端末装置が前記ホストコンピュータのマスタファイ
ルと同一内容のローカルマスタファイルを備え 、前記更新区分として、登録、修正、及び削除を含み 、前記入力されたレコードの更新区分が登録の場合に、入
力されたレコードと同一キーを有するレコードが、前記
ローカルマスタファイルに存在せず、且つ前記トランザ
クションファイルに存在する場合には、前記トランザク
ションファイルの更新区分を修正に変更して、更新し 、前記入力されたレコードの更新区分が修正の場合に、入
力されたレコードと同一キーを有するレコードが、前記
ローカルマスタファイル及び前記トランザクションファ
イルに存在し、且つ該レコードの更新区分が登録である
場合には、前記トランザクションファイルの更新区分を
登録に変更し 、前記入力されたレコードの更新区分が削除の場合に、入
力されたレコードと同一キーを有するレコードが、前記
ローカルマスタファイル及び前記トランザクションファ
イルに存在し、且つこれらの更新区分が登録である場合
には、該レコードを削除する 、 ことを特徴とするトランザクションファイル処理方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8170526A JP2956593B2 (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | トランザクションファイル処理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8170526A JP2956593B2 (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | トランザクションファイル処理方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09330258A JPH09330258A (ja) | 1997-12-22 |
| JP2956593B2 true JP2956593B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=15906577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8170526A Expired - Fee Related JP2956593B2 (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | トランザクションファイル処理方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2956593B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006031564A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マスターファイル更新装置 |
| JP5585062B2 (ja) * | 2009-12-04 | 2014-09-10 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、データ管理サーバおよびデータ同期システム |
-
1996
- 1996-06-10 JP JP8170526A patent/JP2956593B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09330258A (ja) | 1997-12-22 |
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