JP2956346B2 - 電話装置 - Google Patents
電話装置Info
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- JP2956346B2 JP2956346B2 JP4066759A JP6675992A JP2956346B2 JP 2956346 B2 JP2956346 B2 JP 2956346B2 JP 4066759 A JP4066759 A JP 4066759A JP 6675992 A JP6675992 A JP 6675992A JP 2956346 B2 JP2956346 B2 JP 2956346B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は公衆電話回線、無線回線
等に接続し通話をするための電話装置に関する。
等に接続し通話をするための電話装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の電話装置は通話を行うた
めの送受話器を備えている。即ち図３に示すように、公
衆電話回線１１に接続された電話装置本体１は送受話器
２を有している。この送受話器２はスピーカ３とマイク
ロホン４とを有する。スピーカ３は受話アンプ６を介し
て、マイクロホン４は送話アンプ７を介して、それぞれ
ハイブリッド回路５へ接続されている。ハイブリッド回
路５は公衆電話回線１１に接続されている。この公衆電
話回線１１には、この他に、ダイヤルボタン１２によっ
て操作されるダイヤル送出手段１３、及びスピーカ１５
を備えた着信検出手段１４が接続されている。
めの送受話器を備えている。即ち図３に示すように、公
衆電話回線１１に接続された電話装置本体１は送受話器
２を有している。この送受話器２はスピーカ３とマイク
ロホン４とを有する。スピーカ３は受話アンプ６を介し
て、マイクロホン４は送話アンプ７を介して、それぞれ
ハイブリッド回路５へ接続されている。ハイブリッド回
路５は公衆電話回線１１に接続されている。この公衆電
話回線１１には、この他に、ダイヤルボタン１２によっ
て操作されるダイヤル送出手段１３、及びスピーカ１５
を備えた着信検出手段１４が接続されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電話装置では送受話器２内の送話器としてのマイク
ロホン４、及び受話器としてのスピーカ３の機能が固定
されているため、暗い所で送受話器２を上下逆に持って
しまった場合は通話ができないという問題があった。特
にコードレス電話や無線電話等では、送受話器より電線
が出ていないので、どちらを上にして持てばよいのか、
即ち送話器と受話器の位置関係がわからず、このような
間違いが発生しやすかった。
来の電話装置では送受話器２内の送話器としてのマイク
ロホン４、及び受話器としてのスピーカ３の機能が固定
されているため、暗い所で送受話器２を上下逆に持って
しまった場合は通話ができないという問題があった。特
にコードレス電話や無線電話等では、送受話器より電線
が出ていないので、どちらを上にして持てばよいのか、
即ち送話器と受話器の位置関係がわからず、このような
間違いが発生しやすかった。
【０００４】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、送受話器をどちらを上にしても通話ができ
る優れた電話装置を提供することを目的とするものであ
る。
ものであり、送受話器をどちらを上にしても通話ができ
る優れた電話装置を提供することを目的とするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、送話器あるいは受話器として機能する２つ
のスピーカと、通話開始後の短い一定時間の間に送話器
として機能させた２つのスピーカからの出力信号を比較
し判定する送話検出手段と、出力信号が大きいスピーカ
の方を送話器とし他方のスピーカを受話器として機能さ
せるように通話回路を切り換える切換スイッチとを備え
たものである。
するために、送話器あるいは受話器として機能する２つ
のスピーカと、通話開始後の短い一定時間の間に送話器
として機能させた２つのスピーカからの出力信号を比較
し判定する送話検出手段と、出力信号が大きいスピーカ
の方を送話器とし他方のスピーカを受話器として機能さ
せるように通話回路を切り換える切換スイッチとを備え
たものである。
【０００６】
【作用】したがって本発明によれば、２つのスピーカ
は、通話開始後の短い一定時間の間は通話器として機能
し、送話検出手段によりどちらのスピーカの出力信号が
大きいかを比較し、大きいスピーカの方を送話器として
機能させ、他方の出力の小さな出力のスピーカを受話器
として機能させるように切換スイッチを切り換える。
は、通話開始後の短い一定時間の間は通話器として機能
し、送話検出手段によりどちらのスピーカの出力信号が
大きいかを比較し、大きいスピーカの方を送話器として
機能させ、他方の出力の小さな出力のスピーカを受話器
として機能させるように切換スイッチを切り換える。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の一実施例の構成を示すもので
ある。図１において、１は電話装置本体であり、公衆電
話回線１１及び送受話器２に接続されている。３，４は
送話あるいは受話のどちらにも使えるスピーカであり送
受話器２の中に組み込まれている。これらスピーカ３，
４はスイッチ８，９とともに送話検出手段１０に接続さ
れる。スイッチ８，９は受話アンプ６又は送話アンプ７
に接続されている。受話アンプ６、送話アンプ７は送
話、受話分離のためのハイブリッド回路５へ接続されて
いる。ハイブリッド回路５はダイヤル送出手段１３、着
信検出手段１４と共に公衆電話回線１１に接続されてい
る。ダイヤル送出手段１３はダイヤルボタン１２より操
作される。また着信検出手段１４はスピーカ１５を有
し、着信があった場合に着信を可聴信号により周囲に知
らせる。
ある。図１において、１は電話装置本体であり、公衆電
話回線１１及び送受話器２に接続されている。３，４は
送話あるいは受話のどちらにも使えるスピーカであり送
受話器２の中に組み込まれている。これらスピーカ３，
４はスイッチ８，９とともに送話検出手段１０に接続さ
れる。スイッチ８，９は受話アンプ６又は送話アンプ７
に接続されている。受話アンプ６、送話アンプ７は送
話、受話分離のためのハイブリッド回路５へ接続されて
いる。ハイブリッド回路５はダイヤル送出手段１３、着
信検出手段１４と共に公衆電話回線１１に接続されてい
る。ダイヤル送出手段１３はダイヤルボタン１２より操
作される。また着信検出手段１４はスピーカ１５を有
し、着信があった場合に着信を可聴信号により周囲に知
らせる。
【０００８】なお、一般にスピーカとマイクロホンは構
造が極めてよく似ており、積極的に電気信号を送ればス
ピーカとなり、振動を電気信号として受け取ればマイク
ロホンとなる。
造が極めてよく似ており、積極的に電気信号を送ればス
ピーカとなり、振動を電気信号として受け取ればマイク
ロホンとなる。
【０００９】前記送話検出手段の内部回路を図２に示
す。一方のスピーカ３は一方のオペアンプ２１に接続
し、他方のスピーカ４は他方のオペアンプ２２に接続
し、コンパレータ２３により信号の大きさ即ち音量の大
きさが比較され、どちらが大きいかによって前記スイッ
チ８，９をａ又はｂの方へ切り換える。またタイマー２
４は前記コンパレータ２３による比較判定を、スピーカ
３，４を使った通話開始より一定時間だけ可能とするも
のである。これにより、例えば通話中に誤ってスイッチ
８，９が切り換わってしまうのを防止できる。
す。一方のスピーカ３は一方のオペアンプ２１に接続
し、他方のスピーカ４は他方のオペアンプ２２に接続
し、コンパレータ２３により信号の大きさ即ち音量の大
きさが比較され、どちらが大きいかによって前記スイッ
チ８，９をａ又はｂの方へ切り換える。またタイマー２
４は前記コンパレータ２３による比較判定を、スピーカ
３，４を使った通話開始より一定時間だけ可能とするも
のである。これにより、例えば通話中に誤ってスイッチ
８，９が切り換わってしまうのを防止できる。
【００１０】次に上記実施例の動作について説明する。
上記実施例において、一方のスピーカ４を口の近くに持
って行き音声を入力すると、このスピーカ４の出力信号
の方がスピーカ３の出力信号より大きくなる。送話検出
手段１０はこの２つの入力を比較し、大きい方が送話器
側となるようにスイッチ８，９を各々ａ側に切り換え
る。その結果、スピーカ４は送話器として、スピーカ３
は受話器として動作するので、通話が可能となる。逆に
他方のスピーカ３が口の近くにある場合は、今度はスピ
ーカ３の出力信号の方がスピーカ４よりも大きくなる。
送話検出手段１０はこの２入力を比較し、３が送話側と
なるようスイッチ８，９をｂ側に切り換える。その結
果、スピーカ３が送話器、スピーカ４が受話器となり通
話が可能となる。
上記実施例において、一方のスピーカ４を口の近くに持
って行き音声を入力すると、このスピーカ４の出力信号
の方がスピーカ３の出力信号より大きくなる。送話検出
手段１０はこの２つの入力を比較し、大きい方が送話器
側となるようにスイッチ８，９を各々ａ側に切り換え
る。その結果、スピーカ４は送話器として、スピーカ３
は受話器として動作するので、通話が可能となる。逆に
他方のスピーカ３が口の近くにある場合は、今度はスピ
ーカ３の出力信号の方がスピーカ４よりも大きくなる。
送話検出手段１０はこの２入力を比較し、３が送話側と
なるようスイッチ８，９をｂ側に切り換える。その結
果、スピーカ３が送話器、スピーカ４が受話器となり通
話が可能となる。
【００１１】このように上記実施例によれば、送受話器
２内のスピーカ３，４のうち、使用者の口に近い方が送
話器として、他方が受話器として動作するので、送受話
器をどちらを上にしても正しく動作するという利点を有
する。
２内のスピーカ３，４のうち、使用者の口に近い方が送
話器として、他方が受話器として動作するので、送受話
器をどちらを上にしても正しく動作するという利点を有
する。
【００１２】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、送受話器の両端をどちらを上にしても、上になった
方のスピーカが受話器として機能し、下になった方のス
ピーカが送話器として機能するので、便利である。特
に、例えば暗い場所でコードレス電話等に使用されてい
る送受話器を手にした場合に、どちらを上にするかを気
にしなくても通話を行うことが可能となる。
に、送受話器の両端をどちらを上にしても、上になった
方のスピーカが受話器として機能し、下になった方のス
ピーカが送話器として機能するので、便利である。特
に、例えば暗い場所でコードレス電話等に使用されてい
る送受話器を手にした場合に、どちらを上にするかを気
にしなくても通話を行うことが可能となる。
【図１】本発明の一実施例における電話装置の概略ブロ
ック図
ック図
【図２】同装置の送話検出手段の一実施例
【図３】従来の電話装置の概略ブロック図
１ 電話装置本体 ２ 送受話器 ３，４ スピーカ ５ ハイブリッド回路 ６ 受話アンプ ７ 送話アンプ ８，９ スイッチ １０ 送話検出手段 １１ 公衆電話回線 １２ ダイヤルボタン １３ ダイヤル送出手段 １４ 着信検出手段 １５ スピーカ ２１，２２ オペアンプ ２３ コンパレータ ２４ タイマー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04M 1/00
Claims (1)
- 【請求項１】 送話器あるいは受話器として機能する２
つのスピーカと、通話開始後の短い一定時間の間に送話
器として機能させた２つのスピーカからの出力信号を比
較し判定する送話検出手段と、出力信号が大きいスピー
カの方を送話器とし他方のスピーカを受話器として機能
させるように通話回路を切り換える切換スイッチとを備
えた電話装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4066759A JP2956346B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4066759A JP2956346B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 電話装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05276228A JPH05276228A (ja) | 1993-10-22 |
| JP2956346B2 true JP2956346B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=13325136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4066759A Expired - Fee Related JP2956346B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 電話装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2956346B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01268242A (ja) * | 1988-04-19 | 1989-10-25 | Nec Corp | 無線電話機 |
| JPH0422243A (ja) * | 1990-05-17 | 1992-01-27 | Oki Electric Ind Co Ltd | 電話機 |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP4066759A patent/JP2956346B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05276228A (ja) | 1993-10-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |