JP2956337B2 - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置

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JP2956337B2
JP2956337B2 JP997292A JP997292A JP2956337B2 JP 2956337 B2 JP2956337 B2 JP 2956337B2 JP 997292 A JP997292 A JP 997292A JP 997292 A JP997292 A JP 997292A JP 2956337 B2 JP2956337 B2 JP 2956337B2
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高電圧が印加された
集塵エレメントにより空気中の塵埃を除去する電気集塵
方式の空気清浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電気集塵装置は、送風機から
の通気流中の塵埃を除去する電気集塵エレメントと、こ
の電気集塵エレメントに集塵のための高電圧を印加する
高電圧印加装置とを備え、高電圧印加装置の接触子を、
電気集塵エレメントの端子板に接触させることにより、
両者間を電気的に接続している。
【0003】また、通常、電気集塵装置の装置本体から
電気集塵エレメントを引き出して、電気集塵エレメント
に集められた塵埃の処理等のメンテナンスを行うように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記通気流
は、装置本体内で電気集塵エレメントを側路するバイパ
スエアーが存在し、このバイパスエアーが、上記高電圧
印加装置の接触子やこれを保持する碍子部分に当てられ
ることにより、当該接触子及び碍子が汚れるという問題
があった。
【0005】また、このように、接触子及び碍子が汚れ
ると、火災の原因となる沿面放電が発生しやすくなると
問題があった。そこで、この発明は、接触子及び碍
子の汚れやこれに起因した沿面放電を防止することがで
きる空気清浄装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る空気清浄装置は、通気流中の塵埃を
捕捉する電気集塵エレメント、この電気集塵エレメント
に電圧を供給する接触子及びこれを保持する碍子並びに
電気集塵エレメントを収納するエレメント収納枠と、こ
のエレメント収納枠が収納され、当該エレメント収納枠
を出し入れするために開閉する蓋を有するケーシング
と、エレメント収納枠内に設けられ、接触子及び碍子の
少なくとも通気流方向上流側を覆うセット位置とエレメ
ント収納枠からの電気集塵エレメントの出し入れを許容
する退避位置との間を移動自在なカバーと、上記蓋の開
閉動作に連動してカバーを上記セット位置と退避位置と
に移動させるカバー操作部とを具備したことを特徴とす
るものである。
【0007】
【作用】上記請求項1に係る発明の構成によれば、エレ
メント収納枠内に設けられたカバーによって、接触子及
び碍子の少なくとも通気流方向上流側を覆うことによ
り、エレメント内を側路してエレメント収納枠内を通過
するバイパスエアーが、接触子及び碍子に当てられるこ
とを防止することができる。したがって、接触子及び碍
子の汚れを防止することができる。
【0008】また、カバー操作部が、エレメント収納枠
の出し入れのための蓋の開閉動作に連動して、カバー
を、接触子及び碍子の少なくとも通気流方向上流側を覆
うセット位置とエレメント収納枠からの電気集塵エレメ
ントの出し入れを許容する退避位置とに移動させるの
で、蓋の開閉に伴って、自動的に、カバーを所要の位置
に移動させることができる。したがって、カバーのセッ
ト忘れがない。また、エレメント収納枠からの電気集塵
エレメントの出し入れの際にカバーを退避させる作業が
不要である。
【0009】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図2は、この発明の一実施例の空気清浄装置の
概略構成図である。同図を参照して、この電気集塵装置
は、天井Cに取り付けられたケーシング1と、ファン7
よりの通気流F中の塵埃を捕捉する電気集塵エレメント
2を収納し、ケーシング1の下面の出入口から出入りさ
せることのできるエレメント収納枠3と、上記ケーシン
グ1の下面に回動自在に設けられ、上記出入口を開閉す
る蓋5とを備えている。この電気集塵装置において、電
気集塵エレメント2へのメンテナンスを行う場合は、蓋
5を開放し、エレメント収納枠3を下降させてケーシン
グ1外へ引き出した後、エレメント収納枠3から電気集
塵エレメント2を水平方向に引き出すようにしている。
【0010】図2のエレメント収納枠3をA方向から見
た図1を参照して、電気集塵エレメント2は、箱体内
に、複数のイオン化電極線21及び対向電極板(図示せ
ず)を交互に配置しており、箱体の側板に形成した孔2
0bから、空気を取り入れるようになっている。エレメ
ント収納枠3内には、一対の端面板2aを有する上記電
気集塵エレメント2と、上記端面板2aに接触して電気
集塵エレメント2に電圧を供給する接触子4aと、この
接触子4aをエレメント収納枠3に保持する保持する碍
子4bと、接触子4a及び碍子4bの通気流方向上流側
を覆うセット位置(図1において二点鎖線で示す)と端
面板2aとの干渉を回避してエレメント収納枠3からの
電気集塵エレメント2の出し入れを許容する退避位置
(図1において破線で示す)との間を移動自在な板状の
カバー6とが収納されている。
【0011】また、カバー6には、エレメント収納枠3
の下面を貫通して閉塞状態の蓋5に当接する棒体からな
るカバー操作部7が取り付けられている。このカバー操
作部7は、蓋5の閉塞状態でカバー6をセット位置に押
し上げ、蓋5の開放状態でカバー6の自重による退避位
置への下降を許容する。なお、8は、電気集塵エレメン
ト2の端面に当接して、電気集塵エレメント2のエレメ
ント収納枠3からの不要な脱落を防止する回動ストッパ
である。
【0012】この実施例によれば、エレメント収納枠3
内に設けられたカバー6によって、接触子4a及び碍子
4bの通気流方向上流側を覆うことにより、電気集塵エ
レメント2内を側路してエレメント収納枠3内を通過す
るバイパスエアーが、接触子4a及び碍子4bに当てら
れることを防止することができる。したがって、接触子
4a及び碍子4bの汚れを防止することができる。ま
た、上記汚れの防止により火災の原因となる沿面放電の
発生を防止することができる。
【0013】また、エレメント収納枠3の出し入れのた
めの蓋5の開閉に伴って、カバー操作部7によって、自
動的に、カバー6を所要の位置に移動させることができ
るので、カバー6のセット忘れがなく、しかも、エレメ
ント収納枠3からの電気集塵エレメント2の出し入れの
際にカバー6を退避させる作業が不要であって電気集塵
エレメント2に対するメンテナンスの作業性が良い。
【0014】図3及び図4は、他の実施例を示してい
る。これらの図を参照して、この実施例が図1の実施例
と異なるのは、図1の実施例では、カバー6が、そのセ
ット位置と退避位置との間を上下動により移動するよう
にしたのに対して、この実施例では、カバー6が、鉛直
な回転軸7aの回りの回動により、セット位置と退避位
置との間を移動するようにしたことである。この実施例
において、カバー操作部7は、エレメント収納枠3に回
動自在に支持された上記回転軸7aと、一端部を回転軸
7aに取り付けると共に他端部をエレメント収納枠3に
取り付け、カバー6を上記退避位置に付勢するねじりコ
イルばね7bと、ケーシング1に取り付けられ、エレメ
ント収納枠3のケーシング1内への収納時にカバー6に
当接することによりねじりコイルばね7bに抗してカバ
ー6をセット位置へ回動させるテーパ状部材7cとによ
り構成されている。この実施例によれば、図1の実施例
と同様の作用効果を奏する。
【0015】なお、上記実施例において、カバー6が、
接触子4a及び碍子4bの通気流方向上流側以外の部
分、例えば接触子4aや碍子4bの下方をも覆うもので
あっても良く、その他、この発明の要旨を変更しない範
囲で種々の設計変更を施すことができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明に係る空気清浄装置
によれば、カバーによって、接触子及び碍子にバイパス
エアーが当てられることを防止することができるので、
接触子及び碍子の汚れを防止することができると共に、
火災の原因となる沿面放電の発生を防止することができ
る。また、カバー操作部によって、エレメント収納枠の
出し入れのための蓋の開閉に伴って、自動的に、カバー
を所要の位置に移動させることができるので、カバーの
セット忘れがなく、しかも、エレメント収納枠からの電
気集塵エレメントの出し入れの際にカバーを退避させる
作業が不要であって電気集塵エレメントに対するメンテ
ナンスの作業性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る空気清浄装置のエレメ
ント収納枠の部分断面側面図である。
【図2】空気清浄装置の全体を示す概略図である。
【図3】他の実施例に係る空気清浄装置の横断面図であ
る。
【図4】そのカバーの動作を示す、カバー及びカバー操
作部の概略斜視図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 電気集塵エレメント 3 エレメント収納枠 4a 接触子 4b 碍子 5 蓋 6 カバー 7 カバー操作部 F 通気流

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通気流(F) 中の塵埃を捕捉する電気集塵エ
    レメント(2) 、この電気集塵エレメント(2) に電圧を供
    給する接触子(4a)及びこれを保持する碍子(4b)並びに電
    気集塵エレメント(2) を収納するエレメント収納枠(3)
    と、 このエレメント収納枠(3) が収納され、当該エレメント
    収納枠(3) を出し入れするために開閉する蓋(5) を有す
    るケーシング(1) と、 エレメント収納枠(3) 内に設けられ、接触子(4a)及び碍
    子(4b)の少なくとも通気流方向上流側を覆うセット位置
    とエレメント収納枠(3) からの電気集塵エレメント(2)
    の出し入れを許容する退避位置との間を移動自在なカバ
    ー(6) と、 上記蓋(5) の開閉動作に連動してカバー(6) を上記セッ
    ト位置と退避位置とに移動させるカバー操作部(7) とを
    具備したことを特徴とする空気清浄装置。
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